JPH0540820Y2 - - Google Patents

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JPH0540820Y2
JPH0540820Y2 JP1987108819U JP10881987U JPH0540820Y2 JP H0540820 Y2 JPH0540820 Y2 JP H0540820Y2 JP 1987108819 U JP1987108819 U JP 1987108819U JP 10881987 U JP10881987 U JP 10881987U JP H0540820 Y2 JPH0540820 Y2 JP H0540820Y2
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container
solid
mesh
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cosmetics
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は固形化粧料を保持させたメツシユ体製
の支持体を有する固形化粧料用容器に関する。
[従来の技術] 従来、固形化粧料用容器に於いて、固形化粧料
を収納する収納体として皿状の中皿が一般的であ
つた。固形化粧料は、一旦加熱して流動性をもた
せて、中皿に充填し、冷却して成型されるのが一
般的であつた。また、粉体を主体とする固形化粧
料に於いては、溶媒を加えてスラリー状にして流
動性をもたせて、中皿に充填し、溶媒を除去して
成型されることもあつた。収納体として皿状の中
皿のほか、表裏面が夫々開放された枠体の内部の
複数箇所に仕切板を設けて区画し、前記仕切板に
よつて区画された内部に複数個の格子を設けた収
納体も知られている(実開昭61−23906号公報)。
[考案が解決しようとする問題点] 薄型の固形化粧料用容器を設計する場合、自ず
と固形化粧料も薄型に成型される必要がある。し
かしながら、薄型の皿状の中皿に固形化粧料を充
填する場合、その充填精度ならびに充填方法に技
術を要するものであつた。また薄型の皿状の中皿
に充填された固形化粧料は、中皿が薄型であるが
ゆえに中皿への保持が不十分となる場合もあつ
た。このように従来の薄型の固形化粧料用容器に
於いてはこの点の改善が切望されていた。また、
表裏面が夫々開放された枠体の内部に複数個の格
子を設けた収納体も提案されているが、収納体の
厚みが、充填される固形化粧料の厚みよりさらに
厚くなつてしまう構造のため、薄型の固形化粧料
用容器には適していないものであつた。
[問題点を解決する為の手段] 本考案者らは係る点に鑑み、上記欠点を解消し
た薄型の固形化粧料用容器を得んとして鋭意検討
の結果、本考案を案出するに至つた。
すなわち本考案は、固形化粧料を保持させたテ
イラーフルイの呼びで20〜180メツシユであるメ
ツシユ体製の支持体を有することを特徴とする固
形化粧料用容器である。
本考案に使用するメツシユ体製の支持体の材質
としては、保持する固形化粧料もしくは場合によ
つて使用する溶媒等に悪影響を及ぼさないもので
あればその如何を問わず使用でき、例えば、ステ
ンレス・アルミニウム等の金属、ポリエチレン・
ポリプロピレン等の合成樹脂が好ましく利用でき
る。
またメツシユ体製の支持体は、その材質、メツ
シユ体の孔径、織り方、目開き等のそれぞれが適
宜選択され、剛体もしくは柔軟体として作製され
る。メツシユ体の目開きについては、テイラーフ
ルイの呼びによれば、20〜180メツシユの範囲内
のものが利用でき、30〜100メツシユの範囲内の
ものが特に好ましく利用できる。該範囲内であれ
ば、メツシユ体製の支持体として作成した場合に
固形化粧料の保持に優れている。
メツシユ体製の支持体は、平面体として、円
形、四角形等種々の形状として利用するのが一般
的であるが、短冊状として利用したり、円筒状と
しても利用できる。
また本考案でいう固形化粧料とは、ひとつには
流動性を示さない固形・ペースト状の油性化粧料
であつて、例えば口紅・フアンデーシヨン・アイ
シヤドウ・ほほ紅等のメーキヤツプ化粧料、リツ
プクリーム・アイスクリーム等の基礎化粧料であ
り、さらには、粉体を主体とする固形化粧料であ
つて、溶媒を加えてスラリー状となし、その後溶
媒を除去して固形化粧料とするものである。
固形化粧料のメツシユ体製の支持体への保持に
ついては、固形化粧料を加熱もしくは溶媒を加
え、またはそれらを同時に行ない、流動性を付与
し、それを通常の手段(塗布、浸漬、散布等)に
て付着させた後成型するものである。固形化粧料
はメツシユ体製の支持体に両面もしくは片面に付
着して保持される。
[作用] 本考案は以上の如く構成したので、固形化粧料
は、テイラーフルイの呼びで20〜180メツシユで
あるメツシユ体製の支持体に強固に保持されて容
器に収納される。従つて、固形化粧料は薄型にも
容易に成型可能であり、また、容器は容易に薄型
にも設計することができる。
[実施例] 以下本考案の構造をその実施例を示す図面に基
づいて説明する。
第1図に於いて、1は油性フアンデーシヨンで
ある固形化粧料2を表裏二面に保持したステンレ
ス製40メツシユのメツシユ体からなる支持体であ
る。該支持体1は枠体3内に収納され、さらに内
枠体4により挾持され、前記枠体3に固定され
る。また枠体3の一側壁後方には孔5が刻設され
ている。
6は前端面だけを開口させた四角形状の外容器
であつて、前記枠体3を収容するものである。該
外容器6一側壁には前後方向に長孔7が穿設され
ている。8は連結腕9を有する操作釦であつて、
連結腕9は前記外容器6の長孔7を介して前記枠
体4の孔5に固定される。なお10は長孔7の末
端近くに形成された係止突起であつて、枠体3の
外容器6内収容時に於いて、操作釦8の連結腕9
に軽く係止して枠体3の外容器6からの不意の突
出を防止している。
このようにスライド式の容器に形成した場合、
薄型の容器として容易に設計可能であり、携帯に
便利であり、また両面使用可能で便利である。
第2図は他の実施例である。1はパウダーフア
ンデーシヨンである粉体を主体とする固形化粧料
2を表裏二面に保持したステンレス製60メツシユ
のメツシユ体からなる支持体である。該支持体1
は枠体3内に収納され、さらに内枠体4により挾
持され、前記枠体3に固定される。
前記枠体3は上下に上蓋体11ならびに下蓋体
12がそれぞれ開閉自在に螺着されている。な
お、13,13はそれぞれ上蓋体11、下蓋体1
2に設けられたフツクであつて、枠体3の前端部
にそれぞれ設けられた係止部14(一方は図示せ
ず)に閉蓋時係止する。
このように両面開閉コンパクト容器に形成した
場合、両面使用可能で便利であり、また表裏で化
粧料の色を別にすることも可能である。また支持
体1の固形化粧料2の保持性が良好なので、薄型
の容器としても容易に設計できる。
第3図はさらに他の実施例である。1は口紅で
ある固形化粧料2を表裏二面に保持したナイロン
製60メツシユのメツシユ体からなる支持体であ
る。該支持体1は扇状の枠体3内に収納され、さ
らに内枠体4により挾持され、前記枠体3に固定
される。
11は枠体3とほぼ同形状の上蓋体であり、1
2も同様に下蓋体であつて、上蓋体11、枠体
3、下蓋体12はそれぞれ扇状の基部にて枢軸1
5にて軸着されている。なお16は枠体3の手前
側面に設けた突出部であつて、容器からの枠体3
の取り出しを容易にするものである。
このようにルーペ式容器に形成した場合、簡便
な操作で使用可能であり、便利である。また固形
化粧料2の支持体1への保持を片面のみにすれ
ば、容器をさらに薄型に形成できる。さらに、異
なつた色の口紅をそれぞれ収納した数個の枠体3
を重ねて上蓋体11、下蓋体12と共に軸着させ
る構成としてもよい。
第4図はさらに他の実施例である。1は油性フ
アンデーシヨンである固形化粧料2を片面のみに
保持したナイロン製40メツシユのメツシユ体から
なる支持体である。
17は収容部であつて、蓋体18とともに塩化
ビニル製の合成樹脂シートから一体成型される。
前記支持体1は、固形化粧料2を保持していない
面に接着剤を使用して、収容部17に貼着され
る。なお、支持体1を収容部17に貼着後、固形
化粧料2を保持させる様に構成してもかまわな
い。
19は切欠係止部であつて、収容部17と蓋体
18の前端縁にそれぞれ形設されており、収容部
17を蓋体18にて封止可能としている。
このように試供用コンパクト容器に形成した場
合、少量の油性フアンデーシヨンを簡便に容器に
収容することができ、経済性に特に優れている。
第5〜6図はさらに他の実施例である。1,1
は口紅である固形化粧料2,2を片面のみに保持
したナイロン製80メツシユのメツシユ体からなる
支持体である。22はボール紙等の厚紙からなる
下本体であつて、上本体20と連なつている。該
上本体20には窓孔21,21が設けられてい
る。支持体1,1は、保持する個形化粧料2,2
を上側に、また窓孔21,21より露見させて、
下本体22と上本体20の間に封着される。
23は透明合成樹脂フイルムで形成した前後端
面を開口させた四角形状のカバー体であつて、前
記上本体20と下本体22からなる本体を収容す
る。なお24は、カバー体23より本体を取り出
し容易にすべく、カバー体23の前後端部の上下
に形設された切欠部である。
このように簡易スライド式容器に形成した場
合、非常にコンパクトでスリムな容器として提供
でき、携帯性に富むばかりではなく、使用性、経
済性にも優れた容器である。
[考案の効果] 以上詳述せる如く、本考案は固形化粧料を保持
させた、テイラーフルイの呼びで20〜180メツシ
ユであるメツシユ体製の支持体を有する固形化粧
料用容器であるので、固形化粧料をメツシユ体製
の支持体に簡易にかつ確実に保持できるので固形
化粧料用容器として特に有利な容器である。さら
に、薄型の固形化粧料用容器として、容易に固形
化粧料が充填可能であり、かつ固形化粧料の保持
性も高い。また、固形化粧料が容易に薄型化でき
る構造であるので、薄型の容器としての設計も非
常に容易であるという利点も有する。
また、シンプルな構造でありながらも、従来の
容器に比して、容易に薄型の容器として設計でき
るので、携帯性、使用性に優れた便利な固形化粧
料用容器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解一部切欠
斜視図、第2図は本考案の他の実施例を示す開蓋
時に於ける一部切欠斜視図、第3図は本考案のさ
らに他の実施例を示す開蓋時に於ける一部切欠斜
視図、第4図はさらに他の実施例を示す開蓋時に
於ける一部切欠斜視図、第5図はさらに他の実施
例を示す半開蓋時に於ける斜視図、第6図は同分
解一部切欠斜視図である。 1……支持体、2……固形化粧料。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固形化粧料2を保持させた、テイラーフルイの
    呼びで20〜180メツシユであるメツシユ体製の支
    持体1を有することを特徴とする固形化粧料用容
    器。
JP1987108819U 1987-07-15 1987-07-15 Expired - Lifetime JPH0540820Y2 (ja)

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JP1987108819U JPH0540820Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15

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JP1987108819U JPH0540820Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15

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JPS6414317U JPS6414317U (ja) 1989-01-25
JPH0540820Y2 true JPH0540820Y2 (ja) 1993-10-15

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