JPH0540713A - データ担体保護具 - Google Patents

データ担体保護具

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Publication number
JPH0540713A
JPH0540713A JP3197622A JP19762291A JPH0540713A JP H0540713 A JPH0540713 A JP H0540713A JP 3197622 A JP3197622 A JP 3197622A JP 19762291 A JP19762291 A JP 19762291A JP H0540713 A JPH0540713 A JP H0540713A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
data carrier
unit
protector
card
Prior art date
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Pending
Application number
JP3197622A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Yoshii
昌弘 吉井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3197622A priority Critical patent/JPH0540713A/ja
Publication of JPH0540713A publication Critical patent/JPH0540713A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ担体の保護具に関し、データ担体保護
具よりデータ担体を取り出すことなく外部機器とのデー
タの授受を可能にしたデータ担体保護具を提供すること
を目的とする。 【構成】 ICカード10を挿入する挿入口12と、こ
の挿入口12から挿入されたICカード10を収納する
収納部13からなり、収納部13にはICカード10の
データの読み取り及び書き込みを行うための接点部6が
あり、この接点部6で読み取ったデータを電磁波に変調
する変調部4と、この変調部4で変調されたデータを空
中へ放射するアンテナ部1と、このアンテナ部1によっ
て受信された電磁波を復調する復調部3と、この復調部
3で復調された符号化データをICカード10に書き込
む接点部6とを備えているので、電磁波を利用し非接触
的にデータの授受を行うことができる。したがって、デ
ータ担体をデータ担体保護具より取り出すことなくデー
タの授受が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ担体を外力によ
る破壊から保護するデータ担体保護具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】以下、従来のデータ担体保護具について
説明を行う。
【0003】従来は図6に示すようにデータ担体101
をデータ担体保護具102に挿入することにより保護を
していた。そして、データ担体101の端子部を含む電
気回路部(図示せず)を覆い、データ担体101を外力
による破壊より保護していた。これに類する技術とし
て、たとえば実開昭62−17926号公報がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成では、利用者がデータ担体101を使用
する場合、外部機器の接点部とデータ担体101の端子
部を接触させるために外部機器の挿入口よりデータ担体
101を挿入させる必要がある。このために、その都度
データ担体保護具102よりデータ担体101を取り出
して外部機器に挿入するという煩わしさがあった。
【0005】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
であり、利用者がデータ担体を利用する場合において、
データ担体保護具よりデータ担体を取り出すことなく外
部機器とのデータの授受を可能にしたデータ担体の保護
具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のデータ担体保護具は、データ担体の挿入口
と、この挿入口から挿入されたデータ担体を収納すると
ともに、前記データ担体のデータの読み取り及び書き込
みを行うための接点部を有する収納部と、前記接点部で
読み取ったデータを電磁波に変調する変調部と、この変
調部で変調されたデータを空中へ放射するアンテナ部
と、このアンテナ部によって受信された電磁波を復調す
る復調部を備え、前記復調部で復調されたデータを前記
接点部を介してデータ担体に書き込む構成としたもので
ある。
【0007】
【作用】この構成により、本発明のデータ担体保護具
は、収納部に設けられた接点部を介してデータ担体とデ
ータの授受を行い、このデータを電磁波を用いて直接外
部機器と通信することができるので、データ担体をデー
タ担体保護具より取り出すことなくデータの授受が可能
となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0009】図2は本発明のデータ担体保護具(以下、
単に保護具と称する。)にICカード(データ担体の一
例として用いた。)を装着した状態を示す外観図であ
る。図3は本発明の保護具を使用したときのシステムの
構成図である。図2及び図3において、10はICカー
ドであり、このICカード10は保護具11の挿入口1
2より挿入されて収納部13に収納される。
【0010】また、14はICカード10に設けられた
端子部であり、15は端子部14と接続されたICカー
ド10の電気回路部である。16は外部機器であり、保
護具11とデータの授受を行うものである。図1は保護
具11内の収納部13に埋設された電気回路部のブロッ
ク図である。図1において、1は電磁波の送信及び受信
を行うアンテナ部であり、このアンテナ部1は、復調部
3の入力と、変調部4の出力と、切換部5の一方の入力
と電源回路部2の入力に接続されている。そして、復調
部3の出力は切換部5の他方の入力に接続されている。
また、切換部5の出力は変調部4の入力に接続されてい
る。切換部5の入出力共通線は接点部6のデータ入出力
端子6aに接続されている。
【0011】また、電源回路部2の出力は、接点部6の
電源端子6bに接続されるとともに、リセット信号発生
回路部7を介して接点部6のリセット端子6cに接続さ
れる。さらに、電源回路部2の出力はクロック信号発生
回路部8を介して接点部6のクロック端子6dに接続さ
れるとともに、保護具11の電気回路部全体にも電源を
供給している。6eはグランド端子であり、各部のグラ
ンドと接続している。また、変調部4とアンテナ部1と
の間に、変調されたデータを空中へ放射するための電力
増幅部(図示せず)が挿入されている。
【0012】以上のように構成された保護具について以
下にその動作を説明する。図2で示すように保護具11
は少なくともICカード10の端子部14を含む電気回
路部15を覆う形状で、ICカード10を挿入する挿入
口12と、この挿入口12から挿入されたICカード1
0を収納する収納部13からなり、ICカード10を保
護するために十分な強度を持った材料で形成されてい
る。また、保護具11は図3のごとくICカード10を
挿入した状態で使用する。
【0013】図1及び図3において電源供給について説
明すると以下のようになる。まず、ICカード10を挿
入した保護具11は、外部機器16より発せられる電磁
波エネルギーをアンテナ部1で受信すると、この電磁波
エネルギーは電源回路部2に導かれ、ここでICカード
に必要な直流電源に変換される。この直流電源は、クロ
ック信号発生回路部8に供給されて、クロック信号が端
子6dを介してICカード10に供給される。また、こ
の直流電源はリセット信号発生回路部7に供給され、こ
の出力信号が端子6cを介してICカード10をリセッ
トし、ある定められた遅延時間後リセットが解除される
ようになっており、このリセット信号の働きによりIC
カード10は活性化される。
【0014】次に、データの授受について説明を行う。
外部機器16から放射された電磁波信号は、アンテナ部
1によって受信され、この信号は伝送路の切換部5を受
信状態に切り換える。すなわち、図5に示すように、保
護具11は送信要求信号51を受信するとこの送信要求
信号51によって切換部5を受信可能状態に切り換えら
れる。次にコマンド信号52を受信する。このコマンド
信号52は復調部3で復調された後、切換部5を介して
端子6aからICカード10に伝送される。その後、受
信要求信号53を受信するとこの受信要求信号53で切
換部5を送信可能状態に切り換える。
【0015】次に、ICカード10はこのコマンド信号
52の処理を終えた後レスポンスを出力する。このレス
ポンスは保護具11の端子6aと切換部5を介して変調
部4に入力され、この変調部4で変調されてレスポンス
信号54となってアンテナ部1より出力される。
【0016】以降この動作がくり返されて、外部機器1
6とICカード10の通信が行われる。
【0017】以上のように本実施例によれば、ICカー
ド10と外部機器16とのデータの送受信は電磁波を利
用して行われるため、非接触的に行うことが可能とな
る。したがって、ICカード10を保護具11に挿入し
たまま使用することができる。また、外力からICカー
ド10を保護する働きも合わせてもっている。さらに、
電源も電磁波エネルギーより得ているので電池が不要と
なる。
【0018】ここで本実施例においてはICカードを用
いて説明したが、データ担体としては例えばコイン形状
をしたデータ担体等の半導体メモリを用いたものでもよ
い。アンテナ部も一つのアンテナ部を用いて説明した
が、それぞれの機能ごとにわけてもよい。
【0019】次に、ICカード10を保護具11に挿入
した場合の構造について説明する。図4に、保護具11
にICカード10を収納した状態における要部断面図を
示す。図4に示すように、ICカード10を収納部13
へ挿入した位置において、ICカード10の端子部14
と、これに対応する収納部13の位置に凹部17を設
け、この凹部17に接点部6を埋設している。そして、
この凹部17の裏面側にはアンテナ部1と電気回路部を
実装した基板18が装着してある。したがって、この凹
部構造接点部16を埋設することによりICカード10
の薄型化を実現している。
【0020】ドアロック端末などのようなICカード1
0の提示を必要としない用途には、ICカード10を本
発明の保護具11に挿入し、ポケットなどに入れたまま
使用することができる。また、銀行業務のようなICカ
ード10の提示を必要とする業務にはICカード10を
保護具11より取り出して、従来のように、接触させて
使用することができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明のデータ担体保護具
は、データ担体を挿入する挿入口と、この挿入口から挿
入されたデータ担体を収納するとともに、前記データ担
体のデータの読み取り及び書き込みを行うための接点部
を有する収納部と、前記接点部で読み取ったデータを電
磁波に変調する変調部と、この変調部で変調されたデー
タを空中へ放射するアンテナ部と、このアンテナ部によ
って受信された電磁波を復調する復調部とを備え、前記
復調部で復調されたデータを前記接点部を介してデータ
担体に書き込む構成としたのでデータ担体をデータ担体
保護具に挿入したままで、電磁波を利用し非接触的にデ
ータの授受を行うことができる。従って、データ担体保
護具にデータ担体を装着したまま使用することができ、
使用の都度、データ担体を取り外さなくてもよいという
効果がある。また、外力よりデータ担体を保護すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるデータ担体保護具の
ブロック図
【図2】本発明のデータ担体保護具にデータ担体を装着
した平面図
【図3】本発明の一実施例におけるシステム構成図
【図4】本発明の一実施例におけるデータ担体保護具に
データ担体を挿入したときの断面図
【図5】本発明の一実施例におけるデータ授受のタイミ
ングチャート
【図6】従来のデータ担体保護具にデータ担体を挿入し
たときの平面図
【符号の説明】
1 アンテナ部 2 電源回路部 3 復調部 4 変調部 5 切換部 6 接点部 7 リセット信号発生回路部 8 クロック信号発生回路部 10 ICカード 11 保護具 12 挿入口 13 収納部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ担体を挿入する挿入口と、この挿入
    口から挿入されたデータ担体を収納するとともに、前記
    データ担体のデータの読み取り及び書き込みを行うため
    の接点部を有する収納部と、前記接点部で読み取ったデ
    ータを電磁波に変調する変調部と、この変調部で変調さ
    れたデータを空中へ放射するアンテナ部と、このアンテ
    ナ部によって受信された電磁波を復調する復調部とを備
    え、前記復調部で復調されたデータを前記接点部を介し
    て前記データ担体に書き込む構成としたデータ担体保護
    具。
  2. 【請求項2】アンテナ部で受信した電磁波エネルギーを
    電気エネルギーに変換する電源回路部を有する請求項1
    記載のデータ担体保護具。
  3. 【請求項3】データ担体を収納部へ挿入した時に、前記
    データ担体の端子部に対応する収納部の位置に凹部を設
    け、この凹部に接点部を埋設した請求項1あるいは請求
    項2のデータ担体保護具。
  4. 【請求項4】データ担体とのデータの授受は1本の伝送
    路を介して行われ、接点部並びに変調部及び復調部との
    間には、接点部に接続される信号経路を変調部または変
    調部に切り換える伝送路切換部を設け、この切換部は、
    アンテナ部より受信された特定の電磁波の信号で制御さ
    れる請求項1記載のデータ担体保護具。
JP3197622A 1991-08-07 1991-08-07 データ担体保護具 Pending JPH0540713A (ja)

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JP3197622A JPH0540713A (ja) 1991-08-07 1991-08-07 データ担体保護具

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JP3197622A JPH0540713A (ja) 1991-08-07 1991-08-07 データ担体保護具

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JPH0540713A true JPH0540713A (ja) 1993-02-19

Family

ID=16377545

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3197622A Pending JPH0540713A (ja) 1991-08-07 1991-08-07 データ担体保護具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100452808B1 (ko) * 2001-05-14 2004-10-14 알프스 덴키 가부시키가이샤 카드를 구비한 정보기기

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100452808B1 (ko) * 2001-05-14 2004-10-14 알프스 덴키 가부시키가이샤 카드를 구비한 정보기기

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