JPH0540341A - ポリイミドパターン化方法 - Google Patents
ポリイミドパターン化方法Info
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- JPH0540341A JPH0540341A JP22123391A JP22123391A JPH0540341A JP H0540341 A JPH0540341 A JP H0540341A JP 22123391 A JP22123391 A JP 22123391A JP 22123391 A JP22123391 A JP 22123391A JP H0540341 A JPH0540341 A JP H0540341A
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- Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 一般式
【化1】
(式中のXは芳香族テトラカルボン酸のカルボキシル基
を除いた化学構造、Yは芳香族ジアミンのアミノ基を除
いた化学構造、Rは末端エチレン結合をもつ不飽和化合
物残基)で表わされる繰り返し単位をもつ感光性ポリイ
ミド前駆体と光重合開始剤を含む感光層を有する基材に
像形成露光及び現像処理を施したのち、130〜250
℃での熱処理、無水酢酸とピリジンとの混合液による処
理及び250〜500℃での熱処理を順次行うことによ
りポリイミドパターンを形成する。 【効果】 イミド環化のための熱処理温度を低くするこ
とができるため、パターンの残留応力を小さくすること
ができ、また低い熱処理温度においてもすぐれた機械特
性をもつパターンが得られる。
を除いた化学構造、Yは芳香族ジアミンのアミノ基を除
いた化学構造、Rは末端エチレン結合をもつ不飽和化合
物残基)で表わされる繰り返し単位をもつ感光性ポリイ
ミド前駆体と光重合開始剤を含む感光層を有する基材に
像形成露光及び現像処理を施したのち、130〜250
℃での熱処理、無水酢酸とピリジンとの混合液による処
理及び250〜500℃での熱処理を順次行うことによ
りポリイミドパターンを形成する。 【効果】 イミド環化のための熱処理温度を低くするこ
とができるため、パターンの残留応力を小さくすること
ができ、また低い熱処理温度においてもすぐれた機械特
性をもつパターンが得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置、多層配線
基板などの電子材料の製造に好適な、ポリイミド前駆体
を利用した新規なポリイミドパターン化方法に関するも
のである。
基板などの電子材料の製造に好適な、ポリイミド前駆体
を利用した新規なポリイミドパターン化方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ICやLSIのような電子部品の製造に
用いるフォトレジストとしては、キノンジアジド化合
物、ケイ皮酸ビニル、アクロイル化合物、シンナミリデ
ン化合物などの感光性成分を含有する感光性樹脂組成物
が広く用いられているが、最近、機械的強度、耐熱性、
熱安定性、加工性などの物性がすぐれていることから感
光性ポリイミドを感光性成分としたフォトレジストが注
目を浴びるようになってきた。
用いるフォトレジストとしては、キノンジアジド化合
物、ケイ皮酸ビニル、アクロイル化合物、シンナミリデ
ン化合物などの感光性成分を含有する感光性樹脂組成物
が広く用いられているが、最近、機械的強度、耐熱性、
熱安定性、加工性などの物性がすぐれていることから感
光性ポリイミドを感光性成分としたフォトレジストが注
目を浴びるようになってきた。
【0003】この感光性ポリイミドは、一般に感光性を
もつポリイミドの前駆体を光重合又は光架橋させ、現像
処理して未露光部を除去し、パターンを形成したのち、
熱処理によりイミド環化させるもので、上記の前駆体と
しては、ポリアミック酸にエステル結合やイオン結合に
よって感光基を結合した化学構造を有している。
もつポリイミドの前駆体を光重合又は光架橋させ、現像
処理して未露光部を除去し、パターンを形成したのち、
熱処理によりイミド環化させるもので、上記の前駆体と
しては、ポリアミック酸にエステル結合やイオン結合に
よって感光基を結合した化学構造を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この感
光性ポリイミドは、感光基を揮散させる必要上、イミド
環化に至る熱処理温度が、通常の非感光性ポリイミドに
比べ高くなる傾向がある。したがって、これをアルミニ
ウム配線や化合物半導体材料のように熱処理温度に制限
のある分野のフォトレジストとして用いる場合には、不
適当であるし、また、多層配線板の層間絶縁膜として使
用する場合には、構成体内に生じる熱ひずみを低減させ
る上からも熱処理温度が低い方がよいため、感光性ポリ
イミドの熱処理温度を低くする方法が要望されていた。
光性ポリイミドは、感光基を揮散させる必要上、イミド
環化に至る熱処理温度が、通常の非感光性ポリイミドに
比べ高くなる傾向がある。したがって、これをアルミニ
ウム配線や化合物半導体材料のように熱処理温度に制限
のある分野のフォトレジストとして用いる場合には、不
適当であるし、また、多層配線板の層間絶縁膜として使
用する場合には、構成体内に生じる熱ひずみを低減させ
る上からも熱処理温度が低い方がよいため、感光性ポリ
イミドの熱処理温度を低くする方法が要望されていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、感光性ポ
リイミドの熱処理温度を低下させることについて種々検
討した結果、特定の化学構造を有する感光性ポリイミド
前駆体を用い、先ず比較的低い温度で予備熱処理後、無
水酢酸とピリジンとの混合液に浸せき処理し、次いでさ
らに比較的高い温度で熱処理することにより、その目的
を達成しうることを見出し、この知見に基づいて本発明
をなすに至った。
リイミドの熱処理温度を低下させることについて種々検
討した結果、特定の化学構造を有する感光性ポリイミド
前駆体を用い、先ず比較的低い温度で予備熱処理後、無
水酢酸とピリジンとの混合液に浸せき処理し、次いでさ
らに比較的高い温度で熱処理することにより、その目的
を達成しうることを見出し、この知見に基づいて本発明
をなすに至った。
【0006】すなわち、本発明は、一般式
【化2】 (式中のXは芳香族性テトラカルボン酸のカルボキシル
基を除いた化学構造を、またYは芳香族性ジアミンのア
ミノ基を除いた化学構造をそれぞれ示すものであり、R
は末端エチレン結合をもつ不飽和化合物残基であって、
Xにおける2個の−CO−R基は、アミド基幹鎖を形成
するカルボニル基に対しオルト位置に結合している)で
表わされる繰り返し単位をもつ感光性ポリイミド前駆体
と光重合開始剤を必須成分として含有する感光性樹脂組
成物からなる感光層を有する基材に像形成露光を施し、
次いで現像したのち、130〜250℃の範囲で熱処理
後、無水酢酸とピリジンの混合液で浸せき処理し、次い
でさらに250〜500℃の範囲の温度で熱処理して、
前記ポリイミド前駆体のイミド環化を行うことを特徴と
するポリイミドパターン化方法を提供するものである。
基を除いた化学構造を、またYは芳香族性ジアミンのア
ミノ基を除いた化学構造をそれぞれ示すものであり、R
は末端エチレン結合をもつ不飽和化合物残基であって、
Xにおける2個の−CO−R基は、アミド基幹鎖を形成
するカルボニル基に対しオルト位置に結合している)で
表わされる繰り返し単位をもつ感光性ポリイミド前駆体
と光重合開始剤を必須成分として含有する感光性樹脂組
成物からなる感光層を有する基材に像形成露光を施し、
次いで現像したのち、130〜250℃の範囲で熱処理
後、無水酢酸とピリジンの混合液で浸せき処理し、次い
でさらに250〜500℃の範囲の温度で熱処理して、
前記ポリイミド前駆体のイミド環化を行うことを特徴と
するポリイミドパターン化方法を提供するものである。
【0007】前記一般式(I)中のXは、芳香族性テト
ラカルボン酸から4個のカルボキシル基を除いた化学構
造を示すものであるが、ここで芳香族性テトラカルボン
酸とは、芳香族性基すなわち、完全不飽和化された炭素
環又は複素環にカルボキシル基が直接結合した化学構造
をもつ化合物を意味する。
ラカルボン酸から4個のカルボキシル基を除いた化学構
造を示すものであるが、ここで芳香族性テトラカルボン
酸とは、芳香族性基すなわち、完全不飽和化された炭素
環又は複素環にカルボキシル基が直接結合した化学構造
をもつ化合物を意味する。
【0008】このような芳香族性テトラカルボン酸の例
としては以下に示すグループに属するものを挙げること
ができる。 (1)単環状又は縮合環状の芳香族環1個から構成され
たもの。例えばピロメリット酸、1,2,7,8‐ナフ
タレンテトラカルボン酸、1,2,8,9‐アントラセ
ンテトラカルボン酸、2,3,5,6‐ピリジンテトラ
カルボン酸、2,3,6,7‐キノリンテトラカルボン
酸など。
としては以下に示すグループに属するものを挙げること
ができる。 (1)単環状又は縮合環状の芳香族環1個から構成され
たもの。例えばピロメリット酸、1,2,7,8‐ナフ
タレンテトラカルボン酸、1,2,8,9‐アントラセ
ンテトラカルボン酸、2,3,5,6‐ピリジンテトラ
カルボン酸、2,3,6,7‐キノリンテトラカルボン
酸など。
【0009】(2)一般式
【化3】 (式中のX1は−CH2−,−CO−,−SO2−,−
O−,−S−又は−C(CF3)2−であり、aは0又
は1である)で表わされるもの。例えば3,3′,4,
4′‐ジフェニルテトラカルボン酸、3,3′,4,
4′‐ジフェニルエーテルテトラカルボン酸、3,
3′,4,4′‐ベンゾフェノンテトラカルボン酸、
3,4,3′,4′‐ジフェニルメタンテトラカルボン
酸、3,3′,4,4′‐ジフェニルスルホキシドテト
ラカルボン酸など。
O−,−S−又は−C(CF3)2−であり、aは0又
は1である)で表わされるもの。例えば3,3′,4,
4′‐ジフェニルテトラカルボン酸、3,3′,4,
4′‐ジフェニルエーテルテトラカルボン酸、3,
3′,4,4′‐ベンゾフェノンテトラカルボン酸、
3,4,3′,4′‐ジフェニルメタンテトラカルボン
酸、3,3′,4,4′‐ジフェニルスルホキシドテト
ラカルボン酸など。
【0010】次に、前記一般式(I)中のYは、芳香族
性ジアミンから2個のアミノ基を除いた化学構造を示す
ものであるが、ここで芳香族性ジアミンとは、芳香族性
基すなわち完全不飽和化された炭素環又は複素環にアミ
ノ基が直接結合した化学構造をもつ化合物を意味する。
性ジアミンから2個のアミノ基を除いた化学構造を示す
ものであるが、ここで芳香族性ジアミンとは、芳香族性
基すなわち完全不飽和化された炭素環又は複素環にアミ
ノ基が直接結合した化学構造をもつ化合物を意味する。
【0011】このような芳香族性ジアミンの例としては
以下に示すグループに属するものを挙げることができ
る。 (1)単環状又は縮合環状の芳香族環1個から構成され
たもの。例えば1,4‐フェニレンジアミン、2,7‐
ナフタレンジアミン、3,5‐ジアミノピリジン、5,
8‐ジアミノキノリンなど。
以下に示すグループに属するものを挙げることができ
る。 (1)単環状又は縮合環状の芳香族環1個から構成され
たもの。例えば1,4‐フェニレンジアミン、2,7‐
ナフタレンジアミン、3,5‐ジアミノピリジン、5,
8‐ジアミノキノリンなど。
【0012】(2)一般式
【化4】 (式中のY1は−CH2−,−CO−,−SO2−,−
O−,−S−又は−C(CF3)2−であり、bは0又
は1である)で表わされるもの。例えば3,4′又は
4,4′‐ジアミノジフェニル、3,4′又は4,4′
‐ジアミノジフェニルエーテル、4,4′‐ジアミノジ
フェニルスルホキシド、4,4′‐ジアミノベンゾフェ
ノン、4,4′‐ジアミノジフェニルメタン、4,4′
‐ジアミノジフェニルスルフィドなど。
O−,−S−又は−C(CF3)2−であり、bは0又
は1である)で表わされるもの。例えば3,4′又は
4,4′‐ジアミノジフェニル、3,4′又は4,4′
‐ジアミノジフェニルエーテル、4,4′‐ジアミノジ
フェニルスルホキシド、4,4′‐ジアミノベンゾフェ
ノン、4,4′‐ジアミノジフェニルメタン、4,4′
‐ジアミノジフェニルスルフィドなど。
【0013】(3)一般式
【化5】 (式中のY1及びbは前記と同じ意味をもつ)例えば
4,4′‐ビス(3又は4‐アミノフェノキシ)ジフェ
ニルスルホキシド、4,4′‐ビス(3又は4‐アミノ
フェノキシ)ジフェニルメタン、4,4′‐ビス(3又
は4‐アミノフェノキシ)ジフェニルエーテル、4,
4′‐ビス(3又は4‐アミノフェノキシ)ジフェニル
スルフィドなど。
4,4′‐ビス(3又は4‐アミノフェノキシ)ジフェ
ニルスルホキシド、4,4′‐ビス(3又は4‐アミノ
フェノキシ)ジフェニルメタン、4,4′‐ビス(3又
は4‐アミノフェノキシ)ジフェニルエーテル、4,
4′‐ビス(3又は4‐アミノフェノキシ)ジフェニル
スルフィドなど。
【0014】(4)一般式
【化6】 (式中のY1及びbは前記と同じ意味をもち、Zは−S
−,−O−又は−NH−である)例えばビス〔2‐(4
‐アミノフェニル)‐ベンゾチアゾリル〕オキシド、ビ
ス〔2‐(4‐アミノフェニル)‐ベンズイミダゾリ
ル〕スルホキシド、ビス〔2‐(4‐アミノフェニル)
‐ベンズオキサゾリル〕など。
−,−O−又は−NH−である)例えばビス〔2‐(4
‐アミノフェニル)‐ベンゾチアゾリル〕オキシド、ビ
ス〔2‐(4‐アミノフェニル)‐ベンズイミダゾリ
ル〕スルホキシド、ビス〔2‐(4‐アミノフェニル)
‐ベンズオキサゾリル〕など。
【0015】(5)その他 1,3又は1,4‐ビス(4‐アミノフェノキシ)ベン
ゼン、1,4‐ジ‐(4‐アミノベンゾイルオキシ)ブ
タン、式
ゼン、1,4‐ジ‐(4‐アミノベンゾイルオキシ)ブ
タン、式
【化7】 で表わされるジアミンなど。これらの芳香族性テトラカ
ルボン酸及び芳香族性ジアミン中における芳香族性環
は、さらに炭素数1〜6のアルキル基で置換されていて
もよい。
ルボン酸及び芳香族性ジアミン中における芳香族性環
は、さらに炭素数1〜6のアルキル基で置換されていて
もよい。
【0016】次に、一般式(I)中のRは末端エチレン
結合をもつ不飽和化合物残基であるが、このようなもの
としては、以下のグループに属する基を挙げることがで
きる 。(1)一般式
結合をもつ不飽和化合物残基であるが、このようなもの
としては、以下のグループに属する基を挙げることがで
きる 。(1)一般式
【化8】 (式中のR1は酸素原子又は窒素原子で中断されていて
もよい炭化水素基、R2は水素原子又はメチル基、dは
0又は1である)で表わされる残基。例えばアリルオキ
シ基、2‐アクリロイルオキシエチルオキシ基、2‐メ
タクリロイルオキシプロピルオキシ基など。
もよい炭化水素基、R2は水素原子又はメチル基、dは
0又は1である)で表わされる残基。例えばアリルオキ
シ基、2‐アクリロイルオキシエチルオキシ基、2‐メ
タクリロイルオキシプロピルオキシ基など。
【0017】(2)一般式
【化9】 (式中のR1,R2及びdは前記と同じ意味をもつ)で表
わされる残基。例えば2‐アクリロイルオキシエチルア
ミノ基、2‐メタクリロイルオキシエチルアミノ基、2
‐アクリロイルオキシプロピルアミノ基など。
わされる残基。例えば2‐アクリロイルオキシエチルア
ミノ基、2‐メタクリロイルオキシエチルアミノ基、2
‐アクリロイルオキシプロピルアミノ基など。
【0018】(3)一般式
【化10】 (式中のR1,R2及びdは前記と同じ意味をもつ)で表
わされる残基。例えば2‐ヒドロキシ‐3‐メタクリロ
イルオキシプロピルオキシ基、2‐ヒドロキシ‐3‐ア
クリロイルオキシプロピルオキシ基、2‐ヒドロキシ‐
4‐ペンテニルオキシ基など。
わされる残基。例えば2‐ヒドロキシ‐3‐メタクリロ
イルオキシプロピルオキシ基、2‐ヒドロキシ‐3‐ア
クリロイルオキシプロピルオキシ基、2‐ヒドロキシ‐
4‐ペンテニルオキシ基など。
【0019】(4)一般式
【化11】 (式中のR1,R2及びdは前記と同じ意味をもち、
R3,R4及びR5はそれぞれ水素原子又は炭素数1〜4
のアルキル基である)で表わされる残基。例えば2‐ア
クリロイルオキシエチル・ジメチルアンモニウム基、2
‐メタクリロイルオキシプロピル・トリメチルアンモニ
ウム基など。
R3,R4及びR5はそれぞれ水素原子又は炭素数1〜4
のアルキル基である)で表わされる残基。例えば2‐ア
クリロイルオキシエチル・ジメチルアンモニウム基、2
‐メタクリロイルオキシプロピル・トリメチルアンモニ
ウム基など。
【0020】前記一般式(I)で表わされる繰り返し単
位をもつ感光性イミド前駆体は、例えば以下の方法によ
って製造することができる。 (1)Rが一般式(VI)で表わされる基の場合 前記一般式(II)で表わされるテトラカルボン酸のジ
無水物と、一般式
位をもつ感光性イミド前駆体は、例えば以下の方法によ
って製造することができる。 (1)Rが一般式(VI)で表わされる基の場合 前記一般式(II)で表わされるテトラカルボン酸のジ
無水物と、一般式
【化12】 (式中のR1,R2及びdは前記と同じ意味をもつ)で表
わされるアルコールとを、不活性溶媒中で反応させ、次
いで、縮合剤例えば塩化チオニル又はジシクロヘキシル
カルボジイミドなどの存在下で、前記一般式(III)
で表わされるジアミンと重縮合させることにより感光性
ポリイミド前駆体を得る。次にこのようにして得た反応
混合物から縮合剤を除去し、さらにイオン交換処理して
不純物を除いたのち、これを水又はアルコール中に注加
して前駆体を析出させる。析出物をろ別し、乾燥後、所
要の溶媒に溶かし、必要な添加剤を加えて感光性組成物
を調製する。
わされるアルコールとを、不活性溶媒中で反応させ、次
いで、縮合剤例えば塩化チオニル又はジシクロヘキシル
カルボジイミドなどの存在下で、前記一般式(III)
で表わされるジアミンと重縮合させることにより感光性
ポリイミド前駆体を得る。次にこのようにして得た反応
混合物から縮合剤を除去し、さらにイオン交換処理して
不純物を除いたのち、これを水又はアルコール中に注加
して前駆体を析出させる。析出物をろ別し、乾燥後、所
要の溶媒に溶かし、必要な添加剤を加えて感光性組成物
を調製する。
【0021】(2)Rが一般式(VII)で表わされる
基の場合 前記一般式(II)で表わされるテトラカルボン酸のジ
無水物と、前記一般式(III)で表わされるジアミン
とを不活性溶媒中で重縮合させてポリアミック酸を製造
し、次いで、これに一般式
基の場合 前記一般式(II)で表わされるテトラカルボン酸のジ
無水物と、前記一般式(III)で表わされるジアミン
とを不活性溶媒中で重縮合させてポリアミック酸を製造
し、次いで、これに一般式
【化13】 (式中のR1,R2及びdは前記と同じ意味をもつ)で表
わされるイソシアネートを反応させ、感光性ポリイミド
前駆体溶液を調製する。次にこの溶液を前記と同様にし
て精製し、必要な添加剤を加えて感光性組成物とする。
わされるイソシアネートを反応させ、感光性ポリイミド
前駆体溶液を調製する。次にこの溶液を前記と同様にし
て精製し、必要な添加剤を加えて感光性組成物とする。
【0022】(3)Rが一般式(VIII)で表わされ
る基の場合 前記一般式(II)で表わされるテトラカルボン酸のジ
無水物と、前記一般式(III)で表わされるジアミン
とを不活性溶媒中で重縮合させてポリアミック酸を製造
し、次いでこれに一般式
る基の場合 前記一般式(II)で表わされるテトラカルボン酸のジ
無水物と、前記一般式(III)で表わされるジアミン
とを不活性溶媒中で重縮合させてポリアミック酸を製造
し、次いでこれに一般式
【化14】 (式中のR1,R2及びdは前記と同じ意味をもつ)で表
わされるエポキシ化合物を反応させ、感光性ポリイミド
前駆体溶液を調製する。次にこの溶液を前記と同様にし
て精製し、必要な添加剤を加えて感光性組成物とする。
わされるエポキシ化合物を反応させ、感光性ポリイミド
前駆体溶液を調製する。次にこの溶液を前記と同様にし
て精製し、必要な添加剤を加えて感光性組成物とする。
【0023】(4)Rが一般式(IX)で表わされる基
の場合 前記一般式(II)で表わされるテトラカルボン酸のジ
無水物と、前記一般式(III)で表わされるジアミン
とを不活性溶媒中で重縮合させてポリアミック酸を製造
し、次いでこれに一般式(IX)で表わされる第四化合
物残基をもつ塩を反応させ、感光性ポリイミド前駆体溶
液を調製する。
の場合 前記一般式(II)で表わされるテトラカルボン酸のジ
無水物と、前記一般式(III)で表わされるジアミン
とを不活性溶媒中で重縮合させてポリアミック酸を製造
し、次いでこれに一般式(IX)で表わされる第四化合
物残基をもつ塩を反応させ、感光性ポリイミド前駆体溶
液を調製する。
【0024】次に、この溶液を前記と同様にして精製
し、必要な添加剤を加えて感光性組成物とする。本発明
方法に使用する感光性組成物の光重合開始剤としては、
例えばベンゾフェノン、o‐ベンゾイル安息香酸メチ
ル、4‐ベンゾイル‐4′‐メチルジフェニルケトン、
ジベンジルケトン、フルオレノンなどのベンゾフェノン
誘導体、2,2′‐ジエトキシアセトフェノン、2‐ヒ
ドロキシ‐2‐メチルプロピオフェノンなどのアセトフ
ェノン誘導体、1‐ヒドロキシシクロヘキシルフェニル
ケトン、チオキサントン、2‐メチルチオキサントン、
2‐イソプロピルチオキサントン、ジエチルチオキサン
トンなどのチオキサントン誘導体、ベンジル、ベンジル
ジメチルケタール、ベンジル‐β‐メトキシエチルアセ
タールなどのベンジル誘導体、ベンゾイン、ベンゾイン
メチルエーテルなどのベンゾイン誘導体、2,6‐ジ
(4′‐ジアジドベンザル)‐4‐メチルシクロヘキサ
ノン、2,6′‐ジ(4′‐ジアジドベンザル)シクロ
ヘキサノンなどのアジド類、1‐フェニル‐1,2‐ブ
タンジオン‐2‐(o‐メトキシカルボニル)オキシ
ム、1‐フェニル‐プロパンジオン‐2‐(o‐メトキ
シカルボニル)オキシム、1‐フェニル‐プロパンジオ
ン‐2‐(エトキシカルボニル)オキシム、1‐フェニ
ル‐プロパンジオン‐2‐(o‐ベンゾイル)オキシ
ム、1,3‐ジフェニル‐プロパントリオン‐2‐(o
‐エトキシカルボニル)オキシム、1‐フェニル‐3‐
エトキシ‐プロパントリオン‐2‐(o‐ベンゾイル)
オキシムなどのオキシム類が用いられるが、光感度の点
でオキシム類が好ましい。これらの光重合開始剤の添加
量は前記の前駆体ポリマー100重量部に対し、1〜1
5重量部が好ましい。
し、必要な添加剤を加えて感光性組成物とする。本発明
方法に使用する感光性組成物の光重合開始剤としては、
例えばベンゾフェノン、o‐ベンゾイル安息香酸メチ
ル、4‐ベンゾイル‐4′‐メチルジフェニルケトン、
ジベンジルケトン、フルオレノンなどのベンゾフェノン
誘導体、2,2′‐ジエトキシアセトフェノン、2‐ヒ
ドロキシ‐2‐メチルプロピオフェノンなどのアセトフ
ェノン誘導体、1‐ヒドロキシシクロヘキシルフェニル
ケトン、チオキサントン、2‐メチルチオキサントン、
2‐イソプロピルチオキサントン、ジエチルチオキサン
トンなどのチオキサントン誘導体、ベンジル、ベンジル
ジメチルケタール、ベンジル‐β‐メトキシエチルアセ
タールなどのベンジル誘導体、ベンゾイン、ベンゾイン
メチルエーテルなどのベンゾイン誘導体、2,6‐ジ
(4′‐ジアジドベンザル)‐4‐メチルシクロヘキサ
ノン、2,6′‐ジ(4′‐ジアジドベンザル)シクロ
ヘキサノンなどのアジド類、1‐フェニル‐1,2‐ブ
タンジオン‐2‐(o‐メトキシカルボニル)オキシ
ム、1‐フェニル‐プロパンジオン‐2‐(o‐メトキ
シカルボニル)オキシム、1‐フェニル‐プロパンジオ
ン‐2‐(エトキシカルボニル)オキシム、1‐フェニ
ル‐プロパンジオン‐2‐(o‐ベンゾイル)オキシ
ム、1,3‐ジフェニル‐プロパントリオン‐2‐(o
‐エトキシカルボニル)オキシム、1‐フェニル‐3‐
エトキシ‐プロパントリオン‐2‐(o‐ベンゾイル)
オキシムなどのオキシム類が用いられるが、光感度の点
でオキシム類が好ましい。これらの光重合開始剤の添加
量は前記の前駆体ポリマー100重量部に対し、1〜1
5重量部が好ましい。
【0025】本発明に使用する感光性組成物には、光感
度向上のために反応性炭素‐炭素二重結合を有する化合
物を加えることもできる。このような化合物としては、
例えば1,6‐ヘキサンジオールジアクリレート、ネオ
ペンチルグリコールジアクリレート、エチレングリコー
ルジアクリレート、付加モル数2〜20のポリエチレン
グリコールジアクリレート、ペンタエリスリトールジア
クリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレー
ト、テトラメチロールメタンテトラアクリレート、メチ
レンビスアクリルアミド、N‐メチロールアクリルアミ
ド及び上記のアクリレート又は、相当するメタクリレー
ト、メタクリルアミドなどがある。これらの化合物は、
前駆体ポリマー100重量部当り、1〜30重量部の範
囲で添加するのが好ましい。
度向上のために反応性炭素‐炭素二重結合を有する化合
物を加えることもできる。このような化合物としては、
例えば1,6‐ヘキサンジオールジアクリレート、ネオ
ペンチルグリコールジアクリレート、エチレングリコー
ルジアクリレート、付加モル数2〜20のポリエチレン
グリコールジアクリレート、ペンタエリスリトールジア
クリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレー
ト、テトラメチロールメタンテトラアクリレート、メチ
レンビスアクリルアミド、N‐メチロールアクリルアミ
ド及び上記のアクリレート又は、相当するメタクリレー
ト、メタクリルアミドなどがある。これらの化合物は、
前駆体ポリマー100重量部当り、1〜30重量部の範
囲で添加するのが好ましい。
【0026】次に、本発明方法に使用する感光性組成物
には、光感度向上のための増感剤を添加することができ
る。このような増感剤としては、例えばミヒラーズケト
ン、4,4′‐ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノ
ン、2,5‐ビス(4′‐ジエチルアミノベンザル)シ
クロペンタノン、2,6‐ビス(4′‐ジエチルアミノ
ベンザル)シクロヘキサノン、2,6‐ビス(4′‐ジ
メチルアミノベンザル)‐4‐メチルシクロヘキサノ
ン、2,6‐ビス(4′‐ジエチルアミノベンザル)‐
4‐メチルシクロヘキサノン、4,4′‐ビス(ジメチ
ルアミノ)カルコン、4,4′‐ビス(ジエチルアミ
ノ)カルコン、p‐ジメチルアミノシンナミリデンイン
ダノン、p‐ジメチルアミノベンジリデンインダノン、
2‐(p‐ジメチルアミノフェニルビフェニレン)‐ベ
ンゾチアゾール、2‐(p‐ジメチルアミノフェニルビ
ニレン)ベンゾチアゾール、2‐(p‐ジメチルアミノ
フェニルビニレン)イソナフトチアゾール、1,3‐ビ
ス(4′‐ジメチルアミノベンザル)アセトン、1,3
‐ビス(4′‐ジエチルアミノベンザル)アセトン、
3,3′‐カルボニル‐ビス(7‐ジエチルアミノクマ
リン)、3‐アセチル‐7‐ジメチルアミノクマリン、
3‐エトキシカルボニル‐7‐ジメチルアミノクマリ
ン、3‐ベンジロキシカルボニル‐7‐ジメチルアミノ
クマリン、3‐メトキシカルボニル‐7‐ジエチルアミ
ノクマリン、3‐エトキシカルボニル‐7‐ジエチルア
ミノクマリン、N‐フェニル‐N′‐エチルエタノール
アミン、N‐フェニルジエタノールアミン、N‐p‐ト
リルジエタノールアミン、N‐フェニルエタノールアミ
ン、4‐モルホリノベンゾフェノン、ジメチルアミノ安
息香酸イソアミル、ジエチルアミノ安息香酸イソアミ
ル、2‐メルカプトベンズイミダゾール、1‐フェニル
‐5‐メルカプト‐1H‐テトラゾール、2‐メルカプ
トベンゾチアゾールなどが挙げられる。これらは、単独
で、又は、2ないし5種類の組合せで用いられ、その添
加量は前記の前駆体ポリマー100重量部に対し、0.
1〜15重量部が好ましい。
には、光感度向上のための増感剤を添加することができ
る。このような増感剤としては、例えばミヒラーズケト
ン、4,4′‐ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノ
ン、2,5‐ビス(4′‐ジエチルアミノベンザル)シ
クロペンタノン、2,6‐ビス(4′‐ジエチルアミノ
ベンザル)シクロヘキサノン、2,6‐ビス(4′‐ジ
メチルアミノベンザル)‐4‐メチルシクロヘキサノ
ン、2,6‐ビス(4′‐ジエチルアミノベンザル)‐
4‐メチルシクロヘキサノン、4,4′‐ビス(ジメチ
ルアミノ)カルコン、4,4′‐ビス(ジエチルアミ
ノ)カルコン、p‐ジメチルアミノシンナミリデンイン
ダノン、p‐ジメチルアミノベンジリデンインダノン、
2‐(p‐ジメチルアミノフェニルビフェニレン)‐ベ
ンゾチアゾール、2‐(p‐ジメチルアミノフェニルビ
ニレン)ベンゾチアゾール、2‐(p‐ジメチルアミノ
フェニルビニレン)イソナフトチアゾール、1,3‐ビ
ス(4′‐ジメチルアミノベンザル)アセトン、1,3
‐ビス(4′‐ジエチルアミノベンザル)アセトン、
3,3′‐カルボニル‐ビス(7‐ジエチルアミノクマ
リン)、3‐アセチル‐7‐ジメチルアミノクマリン、
3‐エトキシカルボニル‐7‐ジメチルアミノクマリ
ン、3‐ベンジロキシカルボニル‐7‐ジメチルアミノ
クマリン、3‐メトキシカルボニル‐7‐ジエチルアミ
ノクマリン、3‐エトキシカルボニル‐7‐ジエチルア
ミノクマリン、N‐フェニル‐N′‐エチルエタノール
アミン、N‐フェニルジエタノールアミン、N‐p‐ト
リルジエタノールアミン、N‐フェニルエタノールアミ
ン、4‐モルホリノベンゾフェノン、ジメチルアミノ安
息香酸イソアミル、ジエチルアミノ安息香酸イソアミ
ル、2‐メルカプトベンズイミダゾール、1‐フェニル
‐5‐メルカプト‐1H‐テトラゾール、2‐メルカプ
トベンゾチアゾールなどが挙げられる。これらは、単独
で、又は、2ないし5種類の組合せで用いられ、その添
加量は前記の前駆体ポリマー100重量部に対し、0.
1〜15重量部が好ましい。
【0027】また、本発明方法に使用する感光性組成物
には、基材との接着性向上のため接着助剤を添加するこ
ともできる。この接着助剤としては、例えばγ‐アミノ
プロピルジメトキシシラン、N‐(β‐アミノエチル)
‐γ‐アミノプロピルメチルジメトキシシラン、γ‐グ
リシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ‐メル
カプトプロピルメチルジメトキシシラン、3‐メタクリ
ロキシプロピルジメトキシメチルシラン、3‐メタクリ
ロキシプロピルトリメトキシシラン、ジメトキシメチル
‐3‐ピペリジノプロピルシラン、ジエトキシ‐3‐グ
リシドキシプロピルメチルシラン、N‐(3‐ジエトキ
シメチルシリルプロピル)スクシンイミド、N‐〔3‐
(トリエトキシシリル)プロピル〕フタルアミド酸、ベ
ンゾフェノン‐3,3′‐ビス〔N‐(3‐トリエトキ
シシリル)プロピルアミド〕‐4,4′‐ジカルボン
酸、ベンゼン‐1,4‐ビス〔N‐(3‐トリエトキシ
シリル)プロピルアミド〕‐2,5‐ジカルボン酸など
が用いられる。これらの接着助剤の添加量は前記の前駆
体ポリマー100重量部に対し、0.5〜10重量部の
範囲が好ましい。
には、基材との接着性向上のため接着助剤を添加するこ
ともできる。この接着助剤としては、例えばγ‐アミノ
プロピルジメトキシシラン、N‐(β‐アミノエチル)
‐γ‐アミノプロピルメチルジメトキシシラン、γ‐グ
リシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ‐メル
カプトプロピルメチルジメトキシシラン、3‐メタクリ
ロキシプロピルジメトキシメチルシラン、3‐メタクリ
ロキシプロピルトリメトキシシラン、ジメトキシメチル
‐3‐ピペリジノプロピルシラン、ジエトキシ‐3‐グ
リシドキシプロピルメチルシラン、N‐(3‐ジエトキ
シメチルシリルプロピル)スクシンイミド、N‐〔3‐
(トリエトキシシリル)プロピル〕フタルアミド酸、ベ
ンゾフェノン‐3,3′‐ビス〔N‐(3‐トリエトキ
シシリル)プロピルアミド〕‐4,4′‐ジカルボン
酸、ベンゼン‐1,4‐ビス〔N‐(3‐トリエトキシ
シリル)プロピルアミド〕‐2,5‐ジカルボン酸など
が用いられる。これらの接着助剤の添加量は前記の前駆
体ポリマー100重量部に対し、0.5〜10重量部の
範囲が好ましい。
【0028】また、本発明方法に使用する感光性組成物
には、保存時の組成物溶液の粘度や光感度の安定性を向
上させるために熱重合禁止剤を添加することができる。
この熱重合禁止剤としては、例えばヒドロキノン、N‐
ニトロソジフェニルアミン、p‐tert‐ブチルカテ
コール、フェノチアジン、N‐フェニルナフチルアミ
ン、エチレンジアミン四酢酸、1,2‐シクロヘキサン
ジアミン四酢酸、グリコールエーテルジアミン四酢酸、
2,6‐ジ‐tert‐ブチル‐p‐メチルフェノー
ル、5‐ニトロソ‐8‐ヒドロキシキノリン、1‐ニト
ロソ‐2‐ナフトール、2‐ニトロソ‐1‐ナフトー
ル、2‐ニトロソ‐5‐(N‐エチル‐N‐スルフォプ
ロピルアミノ)フェノール、N‐ニトロソ‐N‐フェニ
ルヒドロキシルアミンアンモニウム塩、N‐ニトロソ‐
N(1‐ナフチル)ヒドロキシルアミンアンモニウム
塩、ビス(4‐ヒドロキシ‐3,5‐ジ‐tert‐ブ
チルフェニル)メタン、テトラ〔(4‐ヒドロキシ‐
3,5‐ジ‐tert‐ブチルフェニル)プロピオニロ
キシメチル〕メタンなどが用いられる。その添加量は前
記の前駆体ポリマー100重量部に対し、0.005〜
5重量部の範囲が好ましい。
には、保存時の組成物溶液の粘度や光感度の安定性を向
上させるために熱重合禁止剤を添加することができる。
この熱重合禁止剤としては、例えばヒドロキノン、N‐
ニトロソジフェニルアミン、p‐tert‐ブチルカテ
コール、フェノチアジン、N‐フェニルナフチルアミ
ン、エチレンジアミン四酢酸、1,2‐シクロヘキサン
ジアミン四酢酸、グリコールエーテルジアミン四酢酸、
2,6‐ジ‐tert‐ブチル‐p‐メチルフェノー
ル、5‐ニトロソ‐8‐ヒドロキシキノリン、1‐ニト
ロソ‐2‐ナフトール、2‐ニトロソ‐1‐ナフトー
ル、2‐ニトロソ‐5‐(N‐エチル‐N‐スルフォプ
ロピルアミノ)フェノール、N‐ニトロソ‐N‐フェニ
ルヒドロキシルアミンアンモニウム塩、N‐ニトロソ‐
N(1‐ナフチル)ヒドロキシルアミンアンモニウム
塩、ビス(4‐ヒドロキシ‐3,5‐ジ‐tert‐ブ
チルフェニル)メタン、テトラ〔(4‐ヒドロキシ‐
3,5‐ジ‐tert‐ブチルフェニル)プロピオニロ
キシメチル〕メタンなどが用いられる。その添加量は前
記の前駆体ポリマー100重量部に対し、0.005〜
5重量部の範囲が好ましい。
【0029】本発明方法で使用する感光性組成物におけ
る溶媒としては、溶解性の点で極性溶媒が好ましく、例
えばN,N′‐ジメチルホルムアミド、N‐メチルピロ
リドン、N‐アセチル‐2‐ピロリドン、N,N′‐ジ
メチルアセトアミド、ジエチレングリコールジメチルエ
ーテル、シクロペンタノン、γ‐ブチロラクトン、α‐
アセチル‐γ‐ブチロラクトンなどが用いられ、これら
は単独又は2種以上の組合せで用いることができる。
る溶媒としては、溶解性の点で極性溶媒が好ましく、例
えばN,N′‐ジメチルホルムアミド、N‐メチルピロ
リドン、N‐アセチル‐2‐ピロリドン、N,N′‐ジ
メチルアセトアミド、ジエチレングリコールジメチルエ
ーテル、シクロペンタノン、γ‐ブチロラクトン、α‐
アセチル‐γ‐ブチロラクトンなどが用いられ、これら
は単独又は2種以上の組合せで用いることができる。
【0030】本発明方法において、感光性組成物を基材
上に塗布する方法としては、例えば、スピンコーター、
バーコーター、ブレードコーター、カーテンコーター、
スクリーン印刷器などで塗布する方法、スプレーコータ
ーで噴霧塗布する方法などを用いることができる。塗膜
の乾燥方法としては、風乾、オーブン又はホットプレー
トによる加熱乾燥、真空乾燥などの方法が用いられる。
上に塗布する方法としては、例えば、スピンコーター、
バーコーター、ブレードコーター、カーテンコーター、
スクリーン印刷器などで塗布する方法、スプレーコータ
ーで噴霧塗布する方法などを用いることができる。塗膜
の乾燥方法としては、風乾、オーブン又はホットプレー
トによる加熱乾燥、真空乾燥などの方法が用いられる。
【0031】こうして得られた塗膜は、フォトマスクを
通して、又はステッパーの投影露光装置により、X線、
紫外線により露光される。これらのうち取り扱い性の点
で紫外線が好ましく、その光源しとては、高圧水銀灯、
超高圧水銀灯などが用いられ、照度の点で後者が好まし
い。
通して、又はステッパーの投影露光装置により、X線、
紫外線により露光される。これらのうち取り扱い性の点
で紫外線が好ましく、その光源しとては、高圧水銀灯、
超高圧水銀灯などが用いられ、照度の点で後者が好まし
い。
【0032】現像に使用される現像液としては、前記の
重合体に対する良溶媒と貧溶媒の組合せが好ましく、こ
の良溶媒としては、N‐メチルピロリドン、N‐アセチ
ル‐2‐ピロリドン、N,N′‐ジメチルアセトアミ
ド、シクロペンタノン、シクロヘキサノン、γ‐ブチロ
ラクトン、α‐アセチル‐γ‐ブチロラクトンなどが、
また、貧溶媒としてはトルエン、キシレン、メタノー
ル、エタノール、イソプロピルアルコール及び水などが
用いられる。全溶媒に対する貧溶媒の割合は1〜50%
(容量/容量)であり、各溶媒を数種類組み合わせて用
いることもできる。
重合体に対する良溶媒と貧溶媒の組合せが好ましく、こ
の良溶媒としては、N‐メチルピロリドン、N‐アセチ
ル‐2‐ピロリドン、N,N′‐ジメチルアセトアミ
ド、シクロペンタノン、シクロヘキサノン、γ‐ブチロ
ラクトン、α‐アセチル‐γ‐ブチロラクトンなどが、
また、貧溶媒としてはトルエン、キシレン、メタノー
ル、エタノール、イソプロピルアルコール及び水などが
用いられる。全溶媒に対する貧溶媒の割合は1〜50%
(容量/容量)であり、各溶媒を数種類組み合わせて用
いることもできる。
【0033】現像方法は、従来フォトレジストの現像に
用いられている方法、例えば回転スプレー法、パドル
法、超音波処理を伴う浸せき法などの中から任意に選ぶ
ことができる。
用いられている方法、例えば回転スプレー法、パドル
法、超音波処理を伴う浸せき法などの中から任意に選ぶ
ことができる。
【0034】本発明方法においては、このようにして得
られたパターンを先ずホットプレートなどを用い、13
0〜250℃の比較的低い温度範囲で予備熱処理する。
この際の処理時間は5〜60分程度である。次いでこの
ように予備熱処理したものを、無水酢酸とピリジンとの
混合液に浸せきする。この混合液の無水酢酸とピリジン
との混合比は容量比で5/95ないし95/5の範囲で
ある。また、この浸せき条件としては、温度10〜60
℃、処理時間1〜100時間の範囲内で選ばれる。この
ようにして浸せき処理したのち、パターンを取り出し、
水洗、乾燥後さらに250〜500℃、好ましくは40
0℃以下の比較的高い温度で熱処理する。この際の熱処
理は、イナートオーブン、キュア炉、赤外線炉、コンベ
ア炉、ホットプレートなどを用いて行われる。
られたパターンを先ずホットプレートなどを用い、13
0〜250℃の比較的低い温度範囲で予備熱処理する。
この際の処理時間は5〜60分程度である。次いでこの
ように予備熱処理したものを、無水酢酸とピリジンとの
混合液に浸せきする。この混合液の無水酢酸とピリジン
との混合比は容量比で5/95ないし95/5の範囲で
ある。また、この浸せき条件としては、温度10〜60
℃、処理時間1〜100時間の範囲内で選ばれる。この
ようにして浸せき処理したのち、パターンを取り出し、
水洗、乾燥後さらに250〜500℃、好ましくは40
0℃以下の比較的高い温度で熱処理する。この際の熱処
理は、イナートオーブン、キュア炉、赤外線炉、コンベ
ア炉、ホットプレートなどを用いて行われる。
【0035】
【発明の効果】本発明のポリイミドパターンの形成方法
は、従来の先行技術と比べ多くの利点を有している。す
なわち、本発明の方法によると、熱処理温度を低下させ
ることができ、これにより半導体保護膜や多層配線構造
絶縁膜等の用途分野で使用可能な範囲が拡大し、また、
熱処理時の温度変化がより少なくなるため、熱処理後に
基材と該ポリイミド材料との熱膨張係数の相違により発
生する残留応力を低下させることができる。さらに、低
めの熱処理温度でも十分な機械特性を得ることができ、
この機械特性を評価して膜物性の尺度とすることができ
る。
は、従来の先行技術と比べ多くの利点を有している。す
なわち、本発明の方法によると、熱処理温度を低下させ
ることができ、これにより半導体保護膜や多層配線構造
絶縁膜等の用途分野で使用可能な範囲が拡大し、また、
熱処理時の温度変化がより少なくなるため、熱処理後に
基材と該ポリイミド材料との熱膨張係数の相違により発
生する残留応力を低下させることができる。さらに、低
めの熱処理温度でも十分な機械特性を得ることができ、
この機械特性を評価して膜物性の尺度とすることができ
る。
【0036】
【実施例】次に参考例、実施例、比較例により本発明を
さらに詳細に説明する。 参考例1 500ml容のセパラブルフラスコに、3,3′,4,
4′‐ベンゾフェノンテトラカルボン酸無水物16.1
g及びピロメリット酸無水物10.9g、2‐ヒドロキ
シエチルメタクリレート27.0g及びγ‐ブチロラク
トン100mlを装入し、氷冷下、かきまぜながらピリ
ジン17.0gを加えた。室温で16時間かきまぜた
後、ジシクロヘキシルカルボジイミド41.2gを含む
γ‐ブチロラクトン40mlの溶液を氷冷下、30分間
で加え、続いて4,4′‐ジアミノジフェニルエーテル
19.0gを60分間で加えた。氷冷下、3時間撹拌し
た後、エタノール5mlを加えて、さらに1時間かきま
ぜ、沈殿をろ過した反応液を10lのエタノールに加
え、生成した沈殿をろ過した後、真空乾燥した。このポ
リマーをP‐1とする。P‐1のN‐メチルピロリドン
中、30℃、1g/dlでの固有粘度は0.17であっ
た。
さらに詳細に説明する。 参考例1 500ml容のセパラブルフラスコに、3,3′,4,
4′‐ベンゾフェノンテトラカルボン酸無水物16.1
g及びピロメリット酸無水物10.9g、2‐ヒドロキ
シエチルメタクリレート27.0g及びγ‐ブチロラク
トン100mlを装入し、氷冷下、かきまぜながらピリ
ジン17.0gを加えた。室温で16時間かきまぜた
後、ジシクロヘキシルカルボジイミド41.2gを含む
γ‐ブチロラクトン40mlの溶液を氷冷下、30分間
で加え、続いて4,4′‐ジアミノジフェニルエーテル
19.0gを60分間で加えた。氷冷下、3時間撹拌し
た後、エタノール5mlを加えて、さらに1時間かきま
ぜ、沈殿をろ過した反応液を10lのエタノールに加
え、生成した沈殿をろ過した後、真空乾燥した。このポ
リマーをP‐1とする。P‐1のN‐メチルピロリドン
中、30℃、1g/dlでの固有粘度は0.17であっ
た。
【0037】参考例2 500ml容のセパラブルフラスコに、ピロメリット酸
無水物21.8g、2‐ヒドロキシエチルメタクリレー
ト27.0g及びγ‐ブチロラクトン100mlを入
れ、氷冷下、かきまぜながらピリジン17.0gを加え
た。室温で16時間かきまぜたのち、ジシクロヘキシル
カルボジイミド41.2gを含むγ‐ブチロラクトン4
0mlの溶液を氷冷下、30分間で加え、続いて式
無水物21.8g、2‐ヒドロキシエチルメタクリレー
ト27.0g及びγ‐ブチロラクトン100mlを入
れ、氷冷下、かきまぜながらピリジン17.0gを加え
た。室温で16時間かきまぜたのち、ジシクロヘキシル
カルボジイミド41.2gを含むγ‐ブチロラクトン4
0mlの溶液を氷冷下、30分間で加え、続いて式
【化15】 の構造をもつジアミン39.0gを60分間で加えた。
次いで氷冷下、3時間かきまぜたのち、エタノール5m
lを加えて、さらに1時間かきまぜ、沈殿をろ過した反
応液を10lのエタノールに加え、生成した沈殿をろ過
したのち、真空乾燥した。このポリマーをP‐2とす
る。P‐2のN‐メチルピロリドン中、30℃、1g/
dlでの固有粘度は0.34であった。
次いで氷冷下、3時間かきまぜたのち、エタノール5m
lを加えて、さらに1時間かきまぜ、沈殿をろ過した反
応液を10lのエタノールに加え、生成した沈殿をろ過
したのち、真空乾燥した。このポリマーをP‐2とす
る。P‐2のN‐メチルピロリドン中、30℃、1g/
dlでの固有粘度は0.34であった。
【0038】参考例3 1l容のセパラブルフラスコに、3,3′,4,4′‐
ベンゾフェノンテトラカルボン酸無水物64.4g及び
N,N′‐ジメチルアセトアミド(以下DMAcとい
う)462mlを入れ、かきまぜながらジアミノメシチ
レン28.0gを含むDMAc100mlを加え、室温
で16時間かきまぜたのち氷冷下、2‐イソシアネート
エチルメタクリレート31gを加え、3時間かきまぜ
た。このポリマーをP‐3とする。P‐3のN‐メチル
ピロリドン中、30℃、1g/dlでの固有粘度は0.
24であった。
ベンゾフェノンテトラカルボン酸無水物64.4g及び
N,N′‐ジメチルアセトアミド(以下DMAcとい
う)462mlを入れ、かきまぜながらジアミノメシチ
レン28.0gを含むDMAc100mlを加え、室温
で16時間かきまぜたのち氷冷下、2‐イソシアネート
エチルメタクリレート31gを加え、3時間かきまぜ
た。このポリマーをP‐3とする。P‐3のN‐メチル
ピロリドン中、30℃、1g/dlでの固有粘度は0.
24であった。
【0039】参考例4 4,4′‐ジアミノジフェニルエーテル110gを、N
‐メチルピロリドン770gに溶解し、ピロメリット酸
無水物120gを加え、6時間反応させた。この溶液5
0gに、ジエチルアミノエチルメタクリレート2.5g
を50gのN‐メチルピロリドンに溶解した溶液を加え
た。このポリマー溶液をP‐4とする。P‐4のN‐メ
チルピロリドン中、30℃、1g/dlでの固有粘度は
0.32であった。
‐メチルピロリドン770gに溶解し、ピロメリット酸
無水物120gを加え、6時間反応させた。この溶液5
0gに、ジエチルアミノエチルメタクリレート2.5g
を50gのN‐メチルピロリドンに溶解した溶液を加え
た。このポリマー溶液をP‐4とする。P‐4のN‐メ
チルピロリドン中、30℃、1g/dlでの固有粘度は
0.32であった。
【0040】参考例5 4,4′‐ジアミノ‐3,3′,5,5′‐テトラエチ
ルジアミノメタン86.2gを、N‐メチルピロリドン
400mlに溶解し、3,3′,4,4′‐ビフェニル
テトラカルボン酸ジカルボン酸無水物88.2gを加
え、室温で12時間かきまぜた。次に、グリシジルメタ
クリレート85.3gを加え、70℃で36時間かきま
ぜた。このポリマー溶液をP‐5とする。P‐5のN‐
メチルピロリドン中、30℃、1g/dlでの固有粘度
は0.28であった。次に実施例を示すが、例中の各成
分に対する略号は、以下のものを意味する。
ルジアミノメタン86.2gを、N‐メチルピロリドン
400mlに溶解し、3,3′,4,4′‐ビフェニル
テトラカルボン酸ジカルボン酸無水物88.2gを加
え、室温で12時間かきまぜた。次に、グリシジルメタ
クリレート85.3gを加え、70℃で36時間かきま
ぜた。このポリマー溶液をP‐5とする。P‐5のN‐
メチルピロリドン中、30℃、1g/dlでの固有粘度
は0.28であった。次に実施例を示すが、例中の各成
分に対する略号は、以下のものを意味する。
【0041】 (1)重合開始剤 略 号 化合物 I‐1 ベンゾフェノン I‐2 ベンジル I‐3 2‐イソプロピルチオキサントン I‐4 1,3‐ジフェニルプロパントリオン‐2‐(o‐エトキ シカルボニルオキシム) I‐5 1‐フェニル‐3‐エトキシプロパントリオン‐2‐(o ‐ ベンゾイル)オキシム
【0042】 (2)反応性炭素‐炭素二重結合を有する化合物 略 号 化合物 M‐1 テトラエチレングリコールジアクリレート M‐2 ペンタエリスリトールジアクリレート M‐3 メチレンビスアクリルアミド M‐4 N‐メチロールアクリルアミド M‐5 トリメチロールプロパントリアクリレート
【0043】 (3)増感剤 略 号 化合物 S‐1 3‐アセチル‐7‐ジメチルアミノクマリン S‐2 3‐エトキシカルボニル‐7‐ジメチルアミノクマリン S‐3 3‐ベンジロキシカルボニル‐7‐ジメチルアミノクマリ ン S‐4 3‐メトキシカルボニル‐7‐ジエチルアミノクマリン S‐5 3‐エトキシカルボニル‐7‐ジエチルアミノクマリン S‐6 N‐フェニル‐N′‐エチルエタノールアミン S‐7 N‐フェニルジエタノールアミン S‐8 N‐p‐トリルジエタノールアミン S‐9 N‐フェニルエタノールアミン S‐10 4‐モルホリノベンゾフェノン S‐11 2‐メルカプトベンズイミダゾール S‐12 1‐フェニル‐5‐メルカプト‐1H‐テトラゾール S‐13 2‐メルカプトベンゾチアゾール
【0044】 (4)接着助剤 略 号 化合物 A‐1 γ‐グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン A‐2 3‐メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン A‐3 3‐メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン A‐4 N‐〔3‐(トリエトキシシリル)プロピル〕フタルアミ ド酸 A‐5 ベンゾフェノン‐3,3′‐ビス〔N‐(3‐トリエトキ シシリル)プロピルアミド〕‐4,4′‐ジカルボン酸
【0045】 (5)熱重合禁止剤 略 号 化合物 Z‐1 N‐ニトロソジフェニルアミン Z‐2 ビス(4‐ヒドロキシ‐3,5‐tert‐ブチル‐フェ ニル)メタン Z‐3 2,6‐ジ‐tert‐ブチル‐p‐メチルフェノール Z‐4 2‐ニトロソ‐1‐ナフトール Z‐5 N‐ニトロソ‐N‐フェニルヒドロキシルアミンアンモニ ウム塩
【0046】実施例1 (P‐1)50g、(I‐1)2g、(M‐1)6g、
(S‐1)0.2g、(S‐6)1g、(S‐11)
1.5g、(A‐1)1g、(Z‐1)0.05gをN
‐メチルピロリドン100gに溶解して組成物ワニスと
した。このワニスを3″シリコンウエハー上にスピン塗
布・乾燥して20ミクロン厚の塗膜を得た。この塗膜に
フォトマスクを通して、PLA501F露光機(キャノ
ン製)により、300mJ/mm2のエネルギーで露光
した。このウエハーをγ‐ブチロラクトン/キシレン
〔50/50(vol/vol%)〕の現像液によりス
プレー現像後、キシレンによりリンスしたところシャー
プなパターンが得られた。このウエハーをイナートオー
ブンを用いて、窒素雰囲気下、140℃1時間処理後、
無水酢酸/ピリジン〔50/50(vol/vol
%)〕の処理液に23℃で48時間浸せきした後、水洗
・乾燥した。さらにイナートオーブンを用いて、窒素雰
囲気下、300℃1時間熱処理して、ポリイミドのパタ
ーンを得た。また、フォトマスクを使用せず、現像しな
いで上記と同じ処理をしたウエハーの反りより求めた残
留応力は、3.7kg/mm2であり、フィルムをウエ
ハーより剥離して膜物性を測定したところ、引張強度1
7kg/mm2、伸度24%と実用上問題ない値を示し
た。
(S‐1)0.2g、(S‐6)1g、(S‐11)
1.5g、(A‐1)1g、(Z‐1)0.05gをN
‐メチルピロリドン100gに溶解して組成物ワニスと
した。このワニスを3″シリコンウエハー上にスピン塗
布・乾燥して20ミクロン厚の塗膜を得た。この塗膜に
フォトマスクを通して、PLA501F露光機(キャノ
ン製)により、300mJ/mm2のエネルギーで露光
した。このウエハーをγ‐ブチロラクトン/キシレン
〔50/50(vol/vol%)〕の現像液によりス
プレー現像後、キシレンによりリンスしたところシャー
プなパターンが得られた。このウエハーをイナートオー
ブンを用いて、窒素雰囲気下、140℃1時間処理後、
無水酢酸/ピリジン〔50/50(vol/vol
%)〕の処理液に23℃で48時間浸せきした後、水洗
・乾燥した。さらにイナートオーブンを用いて、窒素雰
囲気下、300℃1時間熱処理して、ポリイミドのパタ
ーンを得た。また、フォトマスクを使用せず、現像しな
いで上記と同じ処理をしたウエハーの反りより求めた残
留応力は、3.7kg/mm2であり、フィルムをウエ
ハーより剥離して膜物性を測定したところ、引張強度1
7kg/mm2、伸度24%と実用上問題ない値を示し
た。
【0047】実施例2 (P‐2)50g、(I‐2)3g、(M‐2)5g、
(S‐7)0.5g、(S‐12)1g、(A‐2)
1.5g、(Z‐2)1gをN‐メチルピロリドン10
0gに溶解して組成物ワニスとした。このワニスを3″
シリコンウエハー上にスピン塗布・乾燥して20ミクロ
ン厚の塗膜を得た。この塗膜に縮小投影ステッバー露光
機NSR‐1505G2A(ニコン製)により、レチク
ルを通して、g線(436nm)光源で500mJ/m
m2のエネルギーで露光した。このウエハーをN‐メチ
ルピロリドン/キシレン/水〔48/46/6(vol
/vol%)〕の現像液によりパドル現像後、イソプロ
ピルアルコールによりリンスしたところシャープなパタ
ーンが得られた。このウェハーをホットプレートで20
0℃、10分ベーキング後、無水酢酸/ピリジン〔40
/60(Vol/vol%)〕の処理液に40℃で24
時間浸せきしたのち、水洗・乾燥した。さらにキュア炉
により窒素雰囲気下、350℃1時間熱処理して、ポリ
イミドのパターンを得た。またレチクルを使用せず、現
像しないで上記と同じ処理をしたウエハーの反りより求
めた残留応力は、1.6kg/mm2であり、フィルム
をウエハーより剥離して膜物性を測定したところ、引張
強度20kg/mm2、伸度13%と実用上問題ない値
を示した。
(S‐7)0.5g、(S‐12)1g、(A‐2)
1.5g、(Z‐2)1gをN‐メチルピロリドン10
0gに溶解して組成物ワニスとした。このワニスを3″
シリコンウエハー上にスピン塗布・乾燥して20ミクロ
ン厚の塗膜を得た。この塗膜に縮小投影ステッバー露光
機NSR‐1505G2A(ニコン製)により、レチク
ルを通して、g線(436nm)光源で500mJ/m
m2のエネルギーで露光した。このウエハーをN‐メチ
ルピロリドン/キシレン/水〔48/46/6(vol
/vol%)〕の現像液によりパドル現像後、イソプロ
ピルアルコールによりリンスしたところシャープなパタ
ーンが得られた。このウェハーをホットプレートで20
0℃、10分ベーキング後、無水酢酸/ピリジン〔40
/60(Vol/vol%)〕の処理液に40℃で24
時間浸せきしたのち、水洗・乾燥した。さらにキュア炉
により窒素雰囲気下、350℃1時間熱処理して、ポリ
イミドのパターンを得た。またレチクルを使用せず、現
像しないで上記と同じ処理をしたウエハーの反りより求
めた残留応力は、1.6kg/mm2であり、フィルム
をウエハーより剥離して膜物性を測定したところ、引張
強度20kg/mm2、伸度13%と実用上問題ない値
を示した。
【0048】実施例3 (P‐3)55.6gに、(I‐3)0.2g、(M‐
3)0.8g、(S‐2)0.05g、(S‐8)0.
3g、(S‐13)0.15g、(A‐3)0.1g、
(Z‐3)0.01gを溶解して組成物ワニスとした。
このワニスを3″シリコンウエハー上にスピン塗布・乾
燥して10ミクロン厚の塗膜を得た。この塗膜にフォト
マスクを通して、PLA501F露光機(キャノン製)
により600mJ/mm2のエネルギーで露光した。こ
のウエハーをN,N′‐ジメチルアセトアミド/エタノ
ール〔80/20(vol/vol%)〕の現像液によ
りスプレー現像後、イソプロピルアルコールによりリン
スしたところシャープなパターンが得られた。このウエ
ハーをイナートオーブンを用いて、窒素雰囲気下140
℃1時間熱処理後、無水酢酸/ピリジン〔60/40
(vol/vol%)〕の処理液に23℃で72時間浸
せきしたのち、水洗・乾燥した。さらにイナートオーブ
ンを用いて、窒素雰囲気下300℃1時間熱処理して、
ポリイミドのパターンを得た。またフォトマスクを使用
せず、現像しないで上記と同じ処理をしたウエハーの反
りより求めた残留応力は、3.6kg/mm2であり、
フィルムをウエハーより剥離して膜物性を測定したとこ
ろ、引張強度15kg/mm2、伸度23%と実用上問
題ない値を示した。
3)0.8g、(S‐2)0.05g、(S‐8)0.
3g、(S‐13)0.15g、(A‐3)0.1g、
(Z‐3)0.01gを溶解して組成物ワニスとした。
このワニスを3″シリコンウエハー上にスピン塗布・乾
燥して10ミクロン厚の塗膜を得た。この塗膜にフォト
マスクを通して、PLA501F露光機(キャノン製)
により600mJ/mm2のエネルギーで露光した。こ
のウエハーをN,N′‐ジメチルアセトアミド/エタノ
ール〔80/20(vol/vol%)〕の現像液によ
りスプレー現像後、イソプロピルアルコールによりリン
スしたところシャープなパターンが得られた。このウエ
ハーをイナートオーブンを用いて、窒素雰囲気下140
℃1時間熱処理後、無水酢酸/ピリジン〔60/40
(vol/vol%)〕の処理液に23℃で72時間浸
せきしたのち、水洗・乾燥した。さらにイナートオーブ
ンを用いて、窒素雰囲気下300℃1時間熱処理して、
ポリイミドのパターンを得た。またフォトマスクを使用
せず、現像しないで上記と同じ処理をしたウエハーの反
りより求めた残留応力は、3.6kg/mm2であり、
フィルムをウエハーより剥離して膜物性を測定したとこ
ろ、引張強度15kg/mm2、伸度23%と実用上問
題ない値を示した。
【0049】実施例4 (P‐4)71.4gに、(I‐4)0.6g、(M‐
4)0.8g、(S‐3)0.05g、(S‐9)0.
2g、(S‐11)0.1g、(A‐4)0.1g、
(Z‐4)0.01gを溶解して組成物ワニスとした。
このワニスを3″シリコンウエハー上にスピン塗布・乾
燥して10ミクロン厚の塗膜を得た。この塗膜にフォト
マスクを通して、PLA501F露光機(キャノン製)
により400mJ/mm2のエネルギーで露光した。こ
のウエハーをN,N′‐ジメチルアセトアミド/エタノ
ール〔80/20(vol/vol%)〕の現像液によ
りスプレー現像後、イソプロピルアルコールによりリン
スしたところシャープなパターンが得られた。このウエ
ハーをイナートオーブンを用いて、窒素雰囲気下、14
0℃1時間熱処理後、無水酢酸/ピリジン〔30/70
(vol/vol%)〕の処理液に35℃で18時間浸
せきしたのち、水洗・乾燥した。さらにイナートオーブ
ンを用いて窒素雰囲気下300℃1時間熱処理して、ポ
リイミドのパターンを得た。またフォトマスクを使用せ
ず、現像しないで上記と同じ処理をしたウエハーの反り
より求めた残留応力は、3.3kg/mm2であり、フ
ィルムをウエハーより剥離して膜物性を測定したとこ
ろ、引張強度14kg/mm2、伸度21%と実用上問
題ない値を示した。
4)0.8g、(S‐3)0.05g、(S‐9)0.
2g、(S‐11)0.1g、(A‐4)0.1g、
(Z‐4)0.01gを溶解して組成物ワニスとした。
このワニスを3″シリコンウエハー上にスピン塗布・乾
燥して10ミクロン厚の塗膜を得た。この塗膜にフォト
マスクを通して、PLA501F露光機(キャノン製)
により400mJ/mm2のエネルギーで露光した。こ
のウエハーをN,N′‐ジメチルアセトアミド/エタノ
ール〔80/20(vol/vol%)〕の現像液によ
りスプレー現像後、イソプロピルアルコールによりリン
スしたところシャープなパターンが得られた。このウエ
ハーをイナートオーブンを用いて、窒素雰囲気下、14
0℃1時間熱処理後、無水酢酸/ピリジン〔30/70
(vol/vol%)〕の処理液に35℃で18時間浸
せきしたのち、水洗・乾燥した。さらにイナートオーブ
ンを用いて窒素雰囲気下300℃1時間熱処理して、ポ
リイミドのパターンを得た。またフォトマスクを使用せ
ず、現像しないで上記と同じ処理をしたウエハーの反り
より求めた残留応力は、3.3kg/mm2であり、フ
ィルムをウエハーより剥離して膜物性を測定したとこ
ろ、引張強度14kg/mm2、伸度21%と実用上問
題ない値を示した。
【0050】実施例5 (P‐5)21.7gに、(I‐5)0.4g、(M‐
5)0.6g、(S‐4)0.03g、(S‐10)
0.15g、(S‐12)0.2g、(A‐5)0.3
g、(Z‐5)0.005g及びN‐メチルピロリドン
7.3g加え溶解して組成物ワニスとした。このワニス
を3″シリコンウエハー上にスピン塗布・乾燥して20
ミクロン厚の塗膜を得た。この塗膜に縮小投影ステッバ
ー露光機NSR‐1505G2A(ニコン製)により、
レチクルを通して、g線(436nm)光源で600m
J/mm2のエネルギーで露光した。このウエハーをシ
クロヘキサノン/キシレン/イソプロピルアルコール
〔70/20/10(vol/vol%)〕の現像液に
よりスプレー現像後、イソプロピルアルコールによりリ
ンスしたところシャープなパターンが得られた。このウ
エハーをホットプレートで200℃、10分ベーキング
後、無水酢酸/ピリジン〔50/50(vol/vol
%)〕の処理液に23℃で64時間浸せきしたのち、水
洗・乾燥した。さらにキュア炉により窒素雰囲気下25
0℃1時間熱処理してポリイミドのパーンを得た。また
レチクルを使用せず、現像しないで上記と同じ処理をし
たウエハーの反りより求めた残留応力は、3.4kg/
mm2であり、フィルムをウエハーより剥離して膜物性
を測定したところ、引張強度13kg/mm2、伸度1
9%と実用上問題ない値を示した。
5)0.6g、(S‐4)0.03g、(S‐10)
0.15g、(S‐12)0.2g、(A‐5)0.3
g、(Z‐5)0.005g及びN‐メチルピロリドン
7.3g加え溶解して組成物ワニスとした。このワニス
を3″シリコンウエハー上にスピン塗布・乾燥して20
ミクロン厚の塗膜を得た。この塗膜に縮小投影ステッバ
ー露光機NSR‐1505G2A(ニコン製)により、
レチクルを通して、g線(436nm)光源で600m
J/mm2のエネルギーで露光した。このウエハーをシ
クロヘキサノン/キシレン/イソプロピルアルコール
〔70/20/10(vol/vol%)〕の現像液に
よりスプレー現像後、イソプロピルアルコールによりリ
ンスしたところシャープなパターンが得られた。このウ
エハーをホットプレートで200℃、10分ベーキング
後、無水酢酸/ピリジン〔50/50(vol/vol
%)〕の処理液に23℃で64時間浸せきしたのち、水
洗・乾燥した。さらにキュア炉により窒素雰囲気下25
0℃1時間熱処理してポリイミドのパーンを得た。また
レチクルを使用せず、現像しないで上記と同じ処理をし
たウエハーの反りより求めた残留応力は、3.4kg/
mm2であり、フィルムをウエハーより剥離して膜物性
を測定したところ、引張強度13kg/mm2、伸度1
9%と実用上問題ない値を示した。
【0051】比較例1 ポリマー(P‐1)を用いて、実施例1と同じ組成物
で、無水酢酸/ピリジン処理をしない以外、実施例1と
同じ処理をしたフィルムをウエハーより剥離して膜物性
を測定したところ、膜物性は引張強度12kg/m
m2、伸度16%を示した。
で、無水酢酸/ピリジン処理をしない以外、実施例1と
同じ処理をしたフィルムをウエハーより剥離して膜物性
を測定したところ、膜物性は引張強度12kg/m
m2、伸度16%を示した。
【0052】比較例2 ポリマー(P‐2)を用いて、実施例2と同じ組成物
で、無水酢酸/ピリジン処理をしない以外、実施例2と
同じ処理をしたフィルムをウエハーより剥離して膜物性
を測定したところ、膜物性は引張強度8kg/mm2、
伸度5%と実用に耐えない値を示した。
で、無水酢酸/ピリジン処理をしない以外、実施例2と
同じ処理をしたフィルムをウエハーより剥離して膜物性
を測定したところ、膜物性は引張強度8kg/mm2、
伸度5%と実用に耐えない値を示した。
【0053】比較例3 ポリマー(P‐1)を用いて、実施例1と同じ組成物
で、無水酢酸/ピリジン処理をしない以外、実施例1と
同じ処理をしたウエハーの反りより求めた残留応力は、
4.2kg/mm2であり、フィルムをウエハーより剥
離して膜物性を測定したところ、膜物性は引張強度22
kg/mm2、伸度26%を示した。
で、無水酢酸/ピリジン処理をしない以外、実施例1と
同じ処理をしたウエハーの反りより求めた残留応力は、
4.2kg/mm2であり、フィルムをウエハーより剥
離して膜物性を測定したところ、膜物性は引張強度22
kg/mm2、伸度26%を示した。
【0054】比較例4 ポリマー(P‐2)を用いて、実施例2と同じ組成物
で、無水酢酸/ピリジン処理をしない以外、実施例2と
同じ処理をしたウエハーの反りより求めた残留応力は、
2.2kg/mm2であり、フィルムをウエハーより剥
離して膜物性を測定したところ、膜物性は引張強度27
kg/mm2、伸度10%を示した。
で、無水酢酸/ピリジン処理をしない以外、実施例2と
同じ処理をしたウエハーの反りより求めた残留応力は、
2.2kg/mm2であり、フィルムをウエハーより剥
離して膜物性を測定したところ、膜物性は引張強度27
kg/mm2、伸度10%を示した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/027 H05K 3/00 F 6921−4E
Claims (1)
- 【請求項1】 一般式 【化1】 (式中のXは芳香族性テトラカルボン酸のカルボキシル
基を除いた化学構造を、またYは芳香族性ジアミンのア
ミノ基を除いた化学構造をそれぞれ示すものであり、R
は末端エチレン結合をもつ不飽和化合物残基であって、
Xにおける2個の−CO−R基は、アミド基幹鎖を形成
するカルボニル基に対しオルト位置に結合している)で
表わされる繰り返し単位をもつ感光性ポリイミド前駆体
と光重合開始剤を必須成分として含有する感光性樹脂組
成物からなる感光層を有する基材に像形成露光を施し、
次いで現像したのち、130〜250℃の範囲で熱処理
後、無水酢酸とピリジンの混合液で浸せき処理し、次い
でさらに250〜500℃の範囲の温度で熱処理して、
前記ポリイミド前駆体のイミド環化を行うことを特徴と
するポリイミドパターン化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22123391A JPH0540341A (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | ポリイミドパターン化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22123391A JPH0540341A (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | ポリイミドパターン化方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0540341A true JPH0540341A (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=16763556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22123391A Withdrawn JPH0540341A (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | ポリイミドパターン化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0540341A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014181334A (ja) * | 2013-03-21 | 2014-09-29 | Fuji Xerox Co Ltd | ポリイミド前駆体、ポリイミド前駆体組成物、ポリイミド成形体の製造方法、及び、画像形成装置 |
-
1991
- 1991-08-07 JP JP22123391A patent/JPH0540341A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014181334A (ja) * | 2013-03-21 | 2014-09-29 | Fuji Xerox Co Ltd | ポリイミド前駆体、ポリイミド前駆体組成物、ポリイミド成形体の製造方法、及び、画像形成装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981112 |