JPH0539826Y2 - - Google Patents

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JPH0539826Y2
JPH0539826Y2 JP13028788U JP13028788U JPH0539826Y2 JP H0539826 Y2 JPH0539826 Y2 JP H0539826Y2 JP 13028788 U JP13028788 U JP 13028788U JP 13028788 U JP13028788 U JP 13028788U JP H0539826 Y2 JPH0539826 Y2 JP H0539826Y2
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【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、電子部品の非接触型ハンダ付け装置
に係り、熱線ランプ等を利用して電子部品をハン
ダ付けする際のハンダ付け不良を改善し得る電子
部品の非接触型ハンダ付け装置に関する。
「従来の技術」 従来の電子部品の非接触型ハンダ付け装置は、
プリント基板のパツド上にハンダを供給した後、
電子部品、例えばフラツトパツクICをプリント
基板の実装位置に目測で位置決めして載置し、熱
線ランプからの熱線、その他レーザ等をハンダ付
けすべき箇所に照射して局所加熱によりハンダ付
けするようになつている。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、上記従来の非接触型ハンダ付け
装置は、ハンダ付けをする時に、電子部品のリー
ド部を加熱する際、プリント基板をも加熱するた
めに、第5図に示す如く、プリント基板19が熱
ストレスを受けて変形する時がある。プリント基
板19が変形すると、電子部品20のリード部2
0aの何れかの箇所がプリント基板19のパツド
19aから浮き上がつてハンダ付け不良が発生す
る。
特に、電子部品20は、リード部20aが二方
向若しくは四方向に突出させてあるために、熱線
ランプ等で各リード部を均等に加熱しないと、プ
リント基板19に大きな熱ストレスが加わつて変
形する度合が高まり、上記のハンダ付け不良が発
生する。
一方、従来よりこれを解消すべく特開昭62−
37992号の如き装置が提案されている。この装置
は、ハンダ付けをする時に、フラツトパツクIC
を上部から押圧して、該フラツトパツクICの全
リード線がプリント基板のパツドに密着する状態
を維持しながらハンダ付けできるようにしたもの
で、これによりプリント基板がハンダ付け時の熱
ストレスを受けて変形し、このため電子部品のリ
ード部が浮き上がつてハンダ付け不良を招くとい
つたことを防止しようとしたものであるが、以下
の欠点を有している。プリント基板の多少の変形
に対しては、フラツトパツクICを上部から押圧
することにより、電子部品のリード部がプリント
基板のパツドより浮上することを防いでハンダ付
け不良を防止することはできるが、変形の度合が
大きい場合は全リード部をプリント基板のパツド
に押圧することはできず、ハンダ付け不良の発生
を防止することが難しかつた。一方、熱線ランプ
を利用した電子部品の非接触型ハンダ付け装置
は、上記押圧部材を基準にして、二方向又は四方
向に突出する電子部品のリード部を加熱する方式
がとられていることから、押圧部材をフラツトパ
ツクICの中心と一致させないと、リード部に均
等に熱線を照射することができず、熱線の照射量
のアンバランスからプリント基板が大きく変形
し、これによりハンダ付け不良を招くが、上記押
圧部材をフラツトパツクICの中心に正確に位置
合せするのに、作業員が目測に頼つて行つていた
ので、非能率的で作業性が悪いといつた問題があ
つた。
そこで、本考案は、上記事情に鑑み、プリント
基板上に載置した電子部品を熱源に対して正確に
位置決めできて、しかも電子部品のリード部がプ
リント基板の反りなどによりそのパツドから浮き
上がつて、ハンダ付け不良を招くといつたことが
ない電子部品の非接触型ハンダ付け装置を提供す
ることを目的とする。
「課題を解決するための手段並びに作用」 本考案は、上記目的を達成するために、プリン
ト基板が載置された位置決め治具プレートの位置
決め用孔に昇降部材をベースプレート上から突出
動作させて嵌入させ、これによりベースプレート
に対して位置決め治具プレートと共にプリント基
板を位置決めし、かつ該昇降部材がプリント基板
の下面を押圧すると共に押さえ部材が電子部品を
プリント基板に向けて押さえ、この状態でベース
プレートに設けたハンダ付け用熱源で電子部品の
リード部を加熱してハンダ付けし、一方上記昇降
部材の冷却装置からエアーを噴出して電子部品が
実装されるべきプリント基板の箇所を冷却するよ
うにしたものである。
「実施例」 以下に、本考案に係る電子部品の非接触型ハン
ダ付け装置の一実施例を図面に基づき説明する。
第1図及び第2図において、11はベースプレー
トである。第1図に示す如く、ベースプレート1
1には、支柱12によりハンダ付け用熱源として
の熱線ランプ13,14を据え付けるようになつ
ている。つまり、第2図に示す如く支柱12に昇
降動用エアーシリンダ15を支持させ、該昇降動
用エアーシリンダ15のピストンロツド15aに
取付け板16を介在させてランプ調整用エアーシ
リンダ17,18を設けておき、該ランプ調整用
エアーシリンダ17,18のピストンロツド17
a,18aに上記熱線ランプ13,14を照射角
の調節が可能に軸支させたものである。昇降動用
エアーシリンダ15のピストンロツド15aに
は、プリント基板19上の電子部品20を押圧す
る押さえ部材21を付設する。押さえ部材21は
ベースプレート11の中央部上方に位置するよう
に配設する。ベースプレート11の中央部には、
第2図乃至第4図に示す如く、昇降部材22を配
設する。昇降部材22は、第4図に示す如く、ベ
ースプレート11の下面にL型金具23をビス止
めさせておき、該L型金具23にガイドロツド
(ピストンロツド兼用)24により上下動できる
ように駆動用エアーシリンダ25を設ける。駆動
用エアーシリンダ25にはコンプレツサからサー
ビスバルブ26及びエアーホース27,28を介
してエアーが供給されるようになつている。駆動
用エアーシリンダ25にはT字形のバツクアツプ
治具29をビス止めする。バツクアツプ治具29
の上面には、周縁がテーパ状のヘツド部材30を
ビス止めし、かつバツクアツプ治具29の下面か
らヘツド部材30の上面に貫通するエアー噴出孔
31を有し、コンプレツサからエアーホース32
を介して供給されるエアーがエアー噴出孔31か
ら噴出できるようになつている。ヘツド部材30
の上面には凹部30aを有し、エアー噴出孔31
からのエアーが凹部30aを経て、ヘツド部材3
0及びバツクアツプ治具29に設けた吐出孔36
から外部に放出されるようになつている。バツク
アツプ治具29は、駆動用エアーシリンダ25の
動作で、ベースプレート11の中央部に穿設した
嵌入孔33内に嵌入できるようになつている。ベ
ースプレート11上には位置決め治具プレート3
4を縦方向及び横方向に移動自在に載置する。位
置決め治具プレート34の縦方向及び横方向の移
動は、作業員自身の手による手動で行う他に、モ
ータを利用した電動形式でも可能である。位置決
め治具プレート34には、周知のものと同様に第
1図に示す如き複数本の位置決ピン37が立設さ
せてあつて、該位置決めピン37にプリント基板
19の位置決め孔38を嵌入させて、位置決め治
具プレート34の所定位置にプリント基板19が
載置されるようになつている。位置決め治具プレ
ート34には、プリント基板19の電子部品20
が実装される位置と対応する箇所に、ヘツド部材
30が嵌入する位置決め用孔35を穿設する。各
位置決め用孔35は、孔縁がヘツド部材30の周
縁と合致する逆テーパ状に形成させてある。位置
決め治具プレート34上には、上記サービスバル
ブ26を動作させるための昇降用ハンドスイツチ
39を付設する。
尚、第2図においては、熱線ランプ13,14
を左右に2個配設して、電子部品20の左右側の
2箇所のリード部20aを同時にハンダ付けする
ようにしたが、電子部品によつては、4方向の周
囲にリード部を有するものにあつては、4個の熱
線ランプを同一構成により配設させて、4箇所の
リード部を同時にハンダ付けさせることもでき
る。
次に、上記構成の電子部品の非接触型ハンダ付
け装置の動作を説明する。まずプリント基板19
を位置決め治具プレート34上に載置するが、プ
リント基板19の位置決め孔38に位置決め治具
プレート34の位置決めピン37を差し込んで、
所定の位置に載置されるように位置決めする。プ
リント基板19のパツド19a上には所定のフラ
ツトパツクIC等の電子部品20を供給し載置す
る。次いで、電子部品20が載置されたプリント
基板19のパツド19aの箇所をベースプレート
11の略中央に位置するように、位置決め治具プ
レート34を縦方向乃至横方向に移動させる。プ
リント基板19上のハンダ付けすべき電子部品2
0がベースプレート11の略中央に位置させた
後、昇降用ハンドスイツチ39を操作してサービ
スバルブ26を動作させれば、コンプレツサから
サービスバルブ26及びエアーホース27,28
を経て駆動用エアーシリンダ25にエアーが供給
されて、該駆動用エアーシリンダ25が動作をす
る。駆動用エアーシリンダ25が動作をすると、
バツクアツプ治具29が上昇してヘツド部材30
が位置決め治具プレート34の位置決め用孔35
に嵌入する。該位置決め用孔35は、ハンダ付け
すべき電子部品20の直下に位置させてある。従
つてヘツド部材30が位置決め用孔35内に嵌入
すると、ヘツド部材30の周縁のテーパと位置決
め用孔35の孔縁のテーパとが互いに係合し、こ
れにより位置決め治具プレート34が微動して、
位置決め治具プレート34、つまりプリント基板
19が正確に位置決めされ、上記ハンダ付けすべ
き電子部品20がベースプレート11の中央に位
置する。次いで、昇降動用エアーシリンダ15を
動作させて、押さえ部材21で電子部品20を押
圧させると、上記熱線ランプ13,14は、同時
に下降して、電子部品20のリード部20の箇所
に焦点が合うように位置決めされる。熱線ランプ
13,14は、ランプ調整用エアーシリンダ1
7,18を動作させ、又該ランプ調整用エアーシ
リンダ17,18の各ピストンロツド17a,1
8aに対する軸支部を傾動させて、これにより昇
降動用エアーシリンダ15が下動した位置で、電
子部品20のリード部20aに焦点が合うように
予め調整しておく。又、プリント基板19のパツ
ド19aには予めハンダ盛りなどによつてハンダ
を供給しておき、一方電子部品20のリード部2
0aもハンダメツキなどの処理をしておく。そし
て、上記押さえ部材21で電子部品20をプリン
ト基板19に対して押さえ付けると共に、ヘツド
部材30でプリント基板19を下面から押さえた
状態で、熱線ランプ13,14を点灯させて、電
子部品20のリード部20aをプリント基板19
のパツド19aにハンダ付けをする。この時、昇
降部材22のエアー噴出孔31からハンダ付けさ
れるプリント基板19の箇所に向けてエアーを噴
出させて、該箇所を冷却して、ハンダ付け時の熱
ストレスによる反りの発生を防止する。一方、押
さえ部材21とバツクアツプ治具29のヘツド部
材30とで、プリント基板19に対して電子部品
20を押さえ付けてハンダ付けをするので、プリ
ント基板19が多少反り返つても電子部品20の
リード部20aがプリント基板19のパツド19
aより浮き上がつてハンダ付け不良が発生するこ
とも防止し得る。以後、上記動作は電子部品20
のリード部20aをプリント基板19のパツド1
9aにハンダ付けをする度毎に繰り返す。
「考案の効果」 以上の如く、本考案に係る電子部品の非接触型
ハンダ付け装置によれば、ハンダ付けのための熱
源に対して、電子部品が供給されて載置されるべ
きプリント基板を正確に位置決めできて、かつプ
リント基板に対して電子部品を押さえながらハン
ダ付けをすると共に、ハンダ付けをするプリント
基板の箇所を冷却するので、該プリント基板に加
わる熱ストレスも小さいために反りの発生もな
く、極めて良好なハンダ付けが得られ、又位置合
せが簡単で作業性も良好で使用上頗る便利であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る電子部品の非接触型ハ
ンダ付け装置の斜視図、第2図は第1図の非接触
型ハンダ付け装置の要部断面図、第3図は第1図
の非接触型ハンダ付け装置の要部分解斜視図、第
4図は昇降部材の分解斜視図、第5図は、従来の
プリント基板の反りによるハンダ付け不良の状態
を示す説明図である。 1……ベースプレート、13,14……熱線ラ
ンプ、15……昇降動用エアーシリンダ、17,
18……ランプ調整用エアーシリンダ、19……
プリント基板、20……電子部品、22……昇降
部材、29……バツクアツプ治具、30……ヘツ
ド部材、31……エアー噴出孔、34……位置決
め治具プレート、35……位置決め用孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハンダ付け時に、プリント基板のパツドに対し
    て電子部品を押圧する押え部材を備えた電子部品
    の非接触型ハンダ付け装置において、上記プリン
    ト基板と、該プリント基板を受けるベースプレー
    トとの間に、プリント基板上に配列される電子部
    品と同一配列の位置決め用孔を有し、かつ縦及び
    横の各方向に移動可能な位置決め治具プレートを
    配設し、ハンダ付け用熱源が一体に立設されたベ
    ースプレートには、位置決め治具プレートの位置
    決め用孔に位置決めが可能に嵌入すると共にプリ
    ント基板を下方から押さえるための昇降部材を付
    設し、該昇降部材にはプリント基板に向けてエア
    ーを噴出する冷却装置を設けてなることを特徴と
    する電子部品の非接触型ハンダ付け装置。
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