JPH0539817Y2 - - Google Patents

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JPH0539817Y2
JPH0539817Y2 JP1989058368U JP5836889U JPH0539817Y2 JP H0539817 Y2 JPH0539817 Y2 JP H0539817Y2 JP 1989058368 U JP1989058368 U JP 1989058368U JP 5836889 U JP5836889 U JP 5836889U JP H0539817 Y2 JPH0539817 Y2 JP H0539817Y2
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mold
product
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attached
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は金型鋳造装置の改良に関する。
(従来の技術) 従来、金型鋳造装置の一つとして、垂直割金型
を開閉可能にして支持する金型支持手段と、溶湯
を貯留する保持炉と、該保持炉の溶湯内に浸漬さ
れた射出ポンプと、金型支持手段に取付けた金型
と射出ポンプとを連通接続する射出ノズルと、を
備えて成るものがある。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上記のように構成された金型鋳造装
置の金型支持手段では、製品押出し機構が付設さ
れていて、鋳造品は、金型が開かれると、まず可
動金型側に付着して可動金型と一緒に移動し、金
型が十分に開かれた時点で可動金型の製品押出し
機構により横方向へ押し出される。
この押し出された鋳造品は、従来は製品把持機
構をアームの先端に装着して成る製品取出し手段
を開かれた金型間に入出させる方法によつて取り
出されている。そのため、製品取出し手段は、構
造が極めて複雑で高価なものになる上に、重量の
ある鋳造品を片持ち支持の状態で保持することに
なるため、非常に強固で大規模な構造になるなど
の問題があつた。
加えて、鋳造品を製品受け上に直接落すことも
考えられるが、鋳造品を高所から落下させ損傷さ
せることとなるため、この方式は実行されていな
いのが現状である。
本考案は上記の問題を解消するためになされた
ものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案の金型鋳造装
置においては、金型支持手段における可動金型を
取付ける可動ダイベースを下向きまたは上向きに
略90度駆動回動可能に構成したものである。
(作用) 上記のように構成された金型鋳造装置の金型支
持手段は、金型キヤビテイへの注湯終了後金型を
開くと、製品は可動金型側に付着して可動金型と
一緒に移動する。金型が完全に開いた後、可動金
型を可動ダイベースをもつて上向きまたは下向き
に略90度回動させ、可動金型を上向きに回動した
場合は、製品を可動金型から製品押出し機構によ
り押し上げた後、適宜の手段により吊り上げる。
他方、可動金型を下向きに回動した場合は、適宜
の製品受けを可動金型の直下方位置で鋳造品に接
触させる位置まで上昇させた後、鋳造品を製品押
出し機構により製品受け上に押し出すこととな
る。
(実施例) 実施例について図面を参照して説明する。
第1図に示すように、基台1上の左側には、垂
直割金型を開閉可能にして支持する金型支持手段
2がフレーム3を介して設置されており、該金型
支持手段2は、固定金型4を取り付ける固定ダイ
ベース5と、該固定ダイベース5と対向するとと
もに所要の間隔をおいてフレーム3上に固設され
た固定フレーム6と、固定ダイベース5と固定フ
レーム6との四隅間に架設されたタイバー7,7
と、該タイバー7,7に左右に摺動可能に装架さ
れた可動フレーム8と、上下に対向するタイバー
7,7間に左右に摺動可能の装架されかつ固定フ
レーム6側一端が可動フレーム8に固着された一
対の板状体9,9(第2図参照)と、該板状体
9,9間に垂直面内で回動可能に軸着装架された
可動金型10取付け用可動ダイベース11と、前
記固定フレーム6に貫装されかつそのピストンロ
ツドの先端が可動フレーム8に固着された横向き
のシリンダ12と、で構成されている。そして、
前記固定金型4には、合わされていた可動金型1
0が分離された時に鋳造品を押し出す押出し機構
(図示せず)が内装されている。また、固定ダイ
ベース5には後述の射出ノズル23を通すための
貫通孔5aが形成されている。前記可動ダイベー
ス11は、図示しない駆動装置により垂直状態か
ら下向きに略90度駆動回動可能に構成されてお
り。さらにその背面側に、可動金型10に付着し
た製品を押し出す押出し機構13が装着されてい
る。そして、該押出し機構13は、可動ダイベー
ス11に固設されたフレーム14と、該フレーム
14に貫装された横向きのシリンダ15と、該シ
リンダ15のピストンロツドの先端に取付けられ
た複数の押出しピン16とで構成されている。ま
た、前記基台1上の右側には、上端部を開口した
箱状の溶湯保持炉17が設置され、該保持炉17
には、射出ポンプ18がフレーム19を介して装
着されており、射出ポンプ18は、下端部を閉鎖
しかつ上部に吸込口を下部に吐出口をそれぞれ有
する円筒体20と、該円筒体20内に上下摺動可
能に嵌合されたプランジヤ21と、前記フレーム
19の上部に下向きに装着されかつそのピストン
ロツドの下端がプランジヤ21に固着されたシリ
ンダ22と、前記円筒体20の吐出口と連通して
配設された〓形状の射出ノズル23とで構成され
ている。そして、射出ノズル23の先端は前記固
定金型4の注湯口に当接されている。
24は開かれた可動金型10の直下方位置に配
設されて製品を受け取る製品受け手段で、第1図
において前後方向に指向するつば付ローラコンベ
ヤ25と、該つば付ローラコンベヤ25上に載せ
られた製品載置板26と、該製品載置板26を押
し上げる押上げシリンダ27と、で構成されてお
り、前記ローラコンベヤ25の後端にはつば付ロ
ーラコンベヤ28が隣接されている。
次にこのように構成された装置の作用について
説明する。あらかじめ溶湯を保持炉17に貯留す
る。該溶湯の一部は射出ポンプ18の円筒体20
内に吸い込まれる。次いで、可動ダイベース11
を介して可動金型10を垂直にした状態で、シリ
ンダ12を伸長作動して可動フレーム8等を介し
て可動金型10を第1図において右方へ移動さ
せ、可動金型10を固定金型4に合わせてキヤビ
テイを画成し、続いて、シリンダ22を伸長作動
して円筒体20内の溶湯をプランジヤ21により
押し出し射出ノズル23を介して金型4,10キ
ヤビテイ内に加圧注入する。溶湯の注入完了後、
シリンダ22の収縮作動によりプランジヤ21を
再び上昇させるとともに、溶湯を円筒体20内に
吸い込む。次いで、シリンダ12の収縮作動によ
り可動フレーム8等を介して可動金型10等を左
方へ移動させると、鋳造品Wは固定金型4から押
し出されて可動金型10側に付着した後、可動金
型10と一緒に左方へ移動されて、第1図で示す
状態になる。次いで、図示しない駆動装置を駆動
して、可動ダイベース11等を時計方向に90度回
動して、第3図に示すように可動金型10を下向
きにし、続いて、シリンダ27を伸長作動して製
品載置板26を上昇させて可動金型10の鋳造品
Wに接触させる。次いで、シリンダ15を伸長作
動して可動金型10に付着している鋳造品Wを押
出しピン16を介して押し出し製品載置板26上
に押し出す。この場合、シリンダ15の伸長作動
による鋳造品Wの押し下げによつて製品載置板2
6は、シリンダ27の出力に押しかつて一時的に
押し下げられる。鋳造品Wの押出し完了後、シリ
ンダ15の収縮作動により押出ピン16を復帰さ
せ、かつシリンダ27を収縮作動して鋳造品Wの
載つた製品載置板26をつば付きローラコンベヤ
25上に再び載せる。次いで、図示しない駆動装
置を逆駆動して可動ダイベース11等を復帰さ
せ、かつつば付ローラコンベヤ25上の鋳造品W
の載つた製品載置板26をつば付ローラコンベヤ
28上に適宜送り出し、続いて、製品載置板26
上の鋳造品Wを取り除いて製品載置板26をつば
付ローラコンベヤ25上に戻し、一サイクルを終
了する。
なお、金型支持手段2を若干傾斜させて設置す
るようにしてもよい。
(考案の効果) 以上の説明からも明らかなように本考案は、金
型支持手段における可動ダイベースを下向きまた
は上向きに90度駆動回動可能に構成して鋳造品を
可動金型から下方または上方へ押し出すようにし
たから、従来のこの種の装置のように片持ち支持
構造の製品取出し手段によらず、慣用的な製品取
出し手段により鋳造品を可動金型から容易かつ確
実に取り出すことができるなどの優れた実用的効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は金型
が開かれた状態を示す一部切欠断面正面図、第2
図は第1図の一部切欠断面側面図、第3図は開か
れた可動金型を下向きに回動させた状態を示す一
部切欠断面正面図である。 2……金型支持手段、4……固定金型、8……
可動金型、11……可動ダイベース、17……溶
湯保持炉、18……射出ポンプ、23……射出ノ
ズル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 垂直割金型を開閉可能にして支持する金型支持
    手段と、該金型支持手段の固定金型側に隣接して
    配設された溶湯貯留用保持炉と、該保持炉の溶湯
    内に浸漬された射出ポンプと、前記金型支持手段
    に取り付けた金型と前記射出ポンプとを連通接続
    する射出ノズルと、を備えた金型鋳造装置におい
    て、 前記金型支持手段2における可動金型10を取
    り付ける可動ダイベース11を、下向きに略90度
    駆動回転可能に構成し、さらに、該可動ダイベー
    ス11の背面側に、前記可動金型10に付着した
    製品を押し出す押出し機構13を装着し、前記可
    動金型10の開き端における下向き回転の直下方
    位置に製品を受け取る製品受け手段24を配設
    し、該製品受け手段24を、つば付きローラコン
    ベヤ25と、該ローラコンベヤ25上に載せられ
    た製品載置板26と、該製品載置板26を押し上
    げる押上げシリンダ24とで構成したことを特徴
    する金型鋳造装置。
JP1989058368U 1989-05-19 1989-05-19 Expired - Lifetime JPH0539817Y2 (ja)

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JP1989058368U JPH0539817Y2 (ja) 1989-05-19 1989-05-19

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JPH02148764U JPH02148764U (ja) 1990-12-18
JPH0539817Y2 true JPH0539817Y2 (ja) 1993-10-08

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ID=31583913

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JP1989058368U Expired - Lifetime JPH0539817Y2 (ja) 1989-05-19 1989-05-19

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58145317A (ja) * 1982-02-20 1983-08-30 Honda Motor Co Ltd 型すり合わせ装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58145317A (ja) * 1982-02-20 1983-08-30 Honda Motor Co Ltd 型すり合わせ装置

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JPH02148764U (ja) 1990-12-18

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