JPH0539689A - 引戸の錠装置 - Google Patents

引戸の錠装置

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JPH0539689A
JPH0539689A JP22219791A JP22219791A JPH0539689A JP H0539689 A JPH0539689 A JP H0539689A JP 22219791 A JP22219791 A JP 22219791A JP 22219791 A JP22219791 A JP 22219791A JP H0539689 A JPH0539689 A JP H0539689A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sliding
rod
sliding door
hole
engaging
Prior art date
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Pending
Application number
JP22219791A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Hirota
理 廣田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
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Publication of JPH0539689A publication Critical patent/JPH0539689A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 室内の意匠を損ねることなく、しかも、鍵を
持たずに施錠ができる錠装置を低コストで実現する。 【構成】 引戸3に向かって突出する係合杆7を木枠1
の戸当面に設け、係合杆7が挿入される穴15を引戸3
の縦框13に形成し、係合杆7の一側面を欠切する凹部
9を係合杆7に複数個形成する。上下方向にそれぞれが
摺動自在な複数の摺動杆17を引戸3の穴15の後方に
設け、凹部9と嵌合する矩形孔と、係合杆7が挿脱自在
な貫通孔とを摺動杆17の側面に貫通し、貫通孔21と
一定の位置関係を有する目印23aを摺動杆17の室外
側、及び室内側の面に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鍵が不要な引戸の錠装
置に関し、特に、子供室等に用いて好適なものである。
【0002】
【背景技術】錠には確実な施錠が要求される場合や、あ
る程度のプライバシーが確保されれば十分な場合等があ
る。前者としては玄関の錠が挙げられ、後者としては、
例えば子供室等の錠が挙げられる。子供室等に錠が必要
か否かは種々の意見があるとして、いずれにしてもコス
トの高いものは不要である。
【0003】また、子供室等、個々の部屋では、施錠に
おいて鍵が必要とされることは、日常生活上極めて煩雑
であり、鍵を使用せずに施錠が行える錠が要求される。
このようなものとしては、市販の暗唱番号式の錠もある
が、錠掛け金具が必要となるとともに、室内での使用は
意匠的にも適当ではない。
【0004】そのため、コストも高くならず、鍵をもた
ずに施錠ができ、しかも、室内における意匠も損ねるこ
とのない錠装置の案出が望まれていた。
【0005】
【発明の目的】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、低コストであるとともに、鍵を持たずに施錠がで
き、しかも、意匠を損ねることのない引戸の錠装置を提
供し、もって、建具機能の向上を図ることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る引戸の錠装置の構成は、木枠の引戸当接
面に引戸に向かって水平方向に突出される係合杆と、該
係合杆の一側面に該係合杆の長手方向に複数個形成され
前記一側面を含み上面から下面に亘って欠切される凹部
と、前記引戸の縦框に形成され前記係合杆が挿入される
穴と、該穴の後方に前記係合杆の突出方向で複数個並設
され上下方向にそれぞれが摺動自在な摺動杆と、該摺動
杆の並設方向に直交する側面を貫通し該摺動杆の上下端
側に亘って延び前記凹部と嵌合することで該摺動杆を上
下方向に摺動可能にする矩形孔と、前記摺動杆の前記側
面を該矩形孔と重複状態で貫通し前記係合杆が挿脱自在
な貫通孔と、前記摺動杆の室外側、及び室内側の面に設
けられ該貫通孔と一定の位置関係を有する目印とからな
ることを特徴とする。
【0007】
【作用】縦框の穴に係合杆が挿入され、引戸が閉め切ら
れた状態で摺動杆が上下方向に摺動され、係合杆の凹部
に摺動杆の矩形孔が嵌合し、嵌合状態にある係合杆と摺
動杆とが係合し、引戸の開閉方向の移動が規制され、引
戸が施錠される。摺動杆が上下方向に摺動され、摺動杆
の貫通孔が係合杆と一致して一直線状に配置され、凹部
と矩形孔との嵌合状態が解除され、係合杆が全ての摺動
杆に対して挿脱自在となり、引戸が開閉方向に移動自在
となって、引戸の施錠が解除される。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る引戸の錠装置の好適な一
実施例を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明
に係る引戸の錠装置の木枠と引戸とを表す斜視図、図2
は係合杆と摺動杆を表す斜視図、図3は室内側に露出し
た摺動杆を表す斜視図、図4は引戸面における摺動杆の
配設状態を表す正面図を示す。
【0009】図1に示すように、木枠(縦枠)1の引戸
3が当接する面には縦溝5が形成され、縦溝5には角柱
状の係合杆7が一端を回動自在に取り付けられている。
係合杆7は一端を軸に回動されることで、引戸3方向に
水平に突出し、また、回動されることで縦溝5内に収納
されるようになっている。水平に突出された状態の係合
杆7には一側面を含み上面から下面に亘って欠切された
凹部9が形成され、凹部9は係合杆7の長手方向に複数
個設けられている。つまり、係合杆7の一側面側は、先
端に向かって凹部9と凸部11とが交互に形成された状
態となっているのである。
【0010】一方、引戸3の木枠1に当接する側の縦框
13には水平に突出された係合杆7が挿入される穴15
が形成され、引戸3は水平に突出された係合杆7を穴1
5に嵌入することで閉め切られるようになっている。引
戸3の穴15後方には上下方向に摺動自在となった角柱
状の摺動杆17が、係合杆7の突出方向に複数個並設さ
れている。図2に示すように、それぞれの摺動杆17の
側面(並設方向に直交する面)には並設方向、つまり、
係合杆7の突出方向で、上下端側に亘って延びる矩形孔
19が貫通されている。また、それぞれの摺動杆17側
面の上下方向に異なった位置には係合杆7が貫通される
貫通孔21が矩形孔19と重複して穿設されている。つ
まり、摺動杆17が鉛直方向に摺動され、貫通孔21が
一直線状に一致したとき、初めて全ての摺動杆17に亘
って係合杆7が貫通されるようになっているのである。
また、摺動杆17は、貫通孔21が係合杆7の凹部9と
一致した状態(引戸3が閉め切られるとこの状態とな
る)で、上下方向に摺動自在となっている。つまり、摺
動杆17の矩形孔19には上下方向で凹部9が嵌合する
ようになっているのである。したがって、貫通孔21に
凹部9が一致した状態(引戸3が閉め切られた状態)
で、摺動杆17が上下方向に摺動されると、摺動杆17
の矩形孔19と係合杆7の凹部9とが嵌合し、引戸3は
開閉方向の移動が規制されるのである。すなわち、並設
される複数の摺動杆17のうち、全ての貫通孔21が係
合杆7と一致されなければ、引戸3の規制は解除されな
いのである。
【0011】摺動杆17の室外側の面には目印である突
起23aが突設され、突起23aと貫通孔21との位置
関係はそれぞれの摺動杆17同士で異なったものとなっ
ている。すなわち、貫通孔21が一直線状に一致したと
き、室外側の突起23aは不規則な配設模様を呈するよ
うになっている。したがって、この配設模様となるよう
に突起23aを配置させたとき、貫通孔21は一直線状
に一致するのである。なお、摺動杆17は並設順序を任
意に変えられ、配設模様が変更できるようになってい
る。図4に示すように、摺動杆17群は引手25上部の
適所に設けられることで、模様を有した一種の入れ子と
なり、室内における意匠性を損ねることがない。
【0012】また、図3に示すように、摺動杆17の室
内側の面には目印である突起23bが突設され、突起2
3bと貫通孔21との位置関係はそれぞれの摺動杆17
同士で同一のものとなっている。したがって、突起23
bを一直線状に一致させたとき、貫通孔21もまた一直
線状に一致するのである。つまり、室内側からは容易に
引戸3の規制が解除できるようになっているのである。
【0013】係合杆7、摺動杆17を主な部材に本実施
例に係る引戸の錠装置31が構成されている。
【0014】このように構成される引戸の錠装置31に
おいて、室内側から施錠が行われる際、突起23bが不
規則に配置されると、貫通孔21が一直線状にならず、
矩形孔19と凹部9とが嵌合し、引戸3は開閉方向の移
動が規制される。室内側から解錠する際、突起23bが
一直線状に配置され、貫通孔21もまた一直線状にな
り、凹部9と貫通孔21とが一致することで係合杆7と
摺動杆17との係合が解除され、引戸3が開閉自在とな
る。引戸3の開放時には係合杆7が回動されて縦溝5内
に収納され、係合杆7が木枠1から突出状態とならな
い。室外側から施錠が行われる際、係合杆7が木枠1か
ら突出されるとともに、縦框13の穴15に嵌入され、
突起23aが所定の配設模様と異なる配設模様となるよ
うに位置変えされ、矩形孔19と凹部9とが嵌合し、引
戸3は開閉方向の移動が規制される。室外側から解錠す
る際、再び突起23aが所定の配設模様に配置され、凹
部9と貫通孔21とが一致し、係合杆7と摺動杆17と
の係合が解除され、引戸3が開閉自在となる。
【0015】なお、本実施例では摺動杆17に形成され
る目印を突起23a、23bとしたが、目印は突起に限
られるものではなく、例えば、引戸3全体に付された絵
模様などであってもよい。
【0016】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る引戸の錠装置によれば、凹部が形成された係合杆を木
枠の引戸当接面に突設し、上下方向に摺動されることで
凹部を介して係合杆に係合、及び係合解除自在な摺動杆
を引戸に複数個並設したので、引戸が閉め切られた状態
で摺動杆を上下方向に摺動すると、係合杆と摺動杆とが
係合し、引戸が施錠できるとともに、摺動杆を上下方向
に摺動し、摺動杆の貫通孔を係合杆と一致させて一直線
状に配置することで、係合杆が全ての摺動杆に対して挿
脱自在となり、引戸の施錠を解除することができる。こ
の結果、室内の意匠を損ねることなく、しかも、鍵を持
たずに施錠ができる錠装置を低コストで実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る引戸の錠装置の木枠と引戸とを表
す斜視図である。
【図2】係合杆と摺動杆を表す斜視図である。
【図3】室内側に露出した摺動杆を表す斜視図である。
【図4】引戸面における摺動杆の配設状態を表す正面図
である。
【符号の説明】
1 木枠 3 引戸 7 係合杆 9 凹部 13 縦框 15 穴 17 摺動杆 19 矩形孔 21 貫通孔 23a、23b 突起(目印) 31 引戸の錠装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木枠の引戸当接面に引戸に向かって水平
    方向に突出される係合杆と、 該係合杆の一側面に該係合杆の長手方向に複数個形成さ
    れ前記一側面を含み上面から下面に亘って欠切される凹
    部と、 前記引戸の縦框に形成され前記係合杆が挿入される穴
    と、 該穴の後方に前記係合杆の突出方向で複数個並設され上
    下方向にそれぞれが摺動自在な摺動杆と、 該摺動杆の並設方向に直交する側面を貫通し該摺動杆の
    上下端側に亘って延び前記凹部と嵌合することで該摺動
    杆を上下方向に摺動可能にする矩形孔と、 前記摺動杆の前記側面を該矩形孔と重複状態で貫通し前
    記係合杆が挿脱自在な貫通孔と、 前記摺動杆の室外側、及び室内側の面に設けられ該貫通
    孔と一定の位置関係を有する目印とからなることを特徴
    とする引戸の錠装置。
JP22219791A 1991-08-06 1991-08-06 引戸の錠装置 Pending JPH0539689A (ja)

Priority Applications (1)

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JP22219791A JPH0539689A (ja) 1991-08-06 1991-08-06 引戸の錠装置

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JP22219791A JPH0539689A (ja) 1991-08-06 1991-08-06 引戸の錠装置

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JPH0539689A true JPH0539689A (ja) 1993-02-19

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JP22219791A Pending JPH0539689A (ja) 1991-08-06 1991-08-06 引戸の錠装置

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