JPH053948Y2 - - Google Patents

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JPH053948Y2
JPH053948Y2 JP1985055536U JP5553685U JPH053948Y2 JP H053948 Y2 JPH053948 Y2 JP H053948Y2 JP 1985055536 U JP1985055536 U JP 1985055536U JP 5553685 U JP5553685 U JP 5553685U JP H053948 Y2 JPH053948 Y2 JP H053948Y2
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01GWEIGHING
    • G01G19/00Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups
    • G01G19/387Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups for combinatorial weighing, i.e. selecting a combination of articles whose total weight or number is closest to a desired value
    • G01G19/393Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups for combinatorial weighing, i.e. selecting a combination of articles whose total weight or number is closest to a desired value using two or more weighing units
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01GWEIGHING
    • G01G13/00Weighing apparatus with automatic feed or discharge for weighing-out batches of material
    • G01G13/16Means for automatically discharging weigh receptacles under control of the weighing mechanism

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  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Supply Of Fluid Materials To The Packaging Location (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 開示技術は、スーパーマーケツト等で取り扱わ
れる多品種、大量のパツケージ商品等の商品の設
定重量の計量を行う組合せ計量装置の構造の技術
分野に属する。
而して、この考案は、装置フレームに円形状に
周設された設定ヘツド数の計量ホツパが各々該フ
レームに設けられたロードセル等の重量計量装置
に支持され、更に、各ヘツドの計量ホツパに対し
てプールホツパが上設されて各ヘツドのプールホ
ツパは装置中央上部に設けられた分散テーブルの
周囲に設けられた放射トラフ等の分散供給装置に
接続して配設され、而して、上記各計量ホツパは
装置中央下部に設けられた集合装置に接続されて
次段へのパツケージ工程等に連係されている組合
せ計量装置に関する考案であり、特に、各ヘツド
の計量ホツパの下部から装置中央に設けられた集
合装置の集合ホツパに対し、スクリユウコンベヤ
等の集合コンベヤが接続されて同期的に駆動装置
により作動させられるようにした低機高の組合せ
計量装置に係る考案である。
〈従来の技術〉 周知の如く、スーパーマーケツト等の流通市場
に於ては様々な種類の商品が大量に出回つてお
り、当然のことながら、取引きに際し、例えば、
パツケージ商品等では設定量目通りの重量が計測
されてラベル表示等されるようにされている。
而して、該種多品種、大量商品の重量計測は、
当然のことながら、全自動的に、しかも、正確に
行われねばならず、これに対処するに、確率と統
計の理論、及び、近時、高度に発達したマイクロ
コンピユータの演算機能等を組合せた所謂組合せ
計量装置が各種開発されて流通市場に広く採用さ
れるようになつてきている。
而して、該種組合せ計量装置のパイオニアであ
る出願人の多くの先願発明考案に示されているよ
うな組合せ計量装置においては、当該商品の設定
重量に沿うところの量目計測については、中央上
部より商品を供給し、装置に於いて円周に配列し
た設定ヘツド数の各ヘツドに分散供給し、計量組
合せを行つて計量に与かつたヘツドの計量ホツパ
の蓋体を開放して計量済みの商品を排出し、再び
中央に集めて集合装置により次段のパツケージ工
程等に供するような集約型の装置が最もコンパク
トで、且つ、作業性も良く、保守点検整備等がし
易いために用いられているが、商品の装置内での
流過工程は中央部からの投入、周囲への分散、周
囲での組合せ計量、中央部での集合次段工程への
排出という円形形状での拡散と集合を反復するプ
ロセスを辿るようにされている。
而して、商品の組合せ計量装置に対する流過工
程は水平方向へは、上述の如く、集中、分散、集
合を反復するプロセスを辿るようにされているも
のの、上下方向に於てはその重量を利用しての各
機構部への滑落を用いるようにされている。
したがつて、組合せ計量装置内の商品にとつて
みると、滑落を利用しながら集中、分散、集合を
反復するために、各流過機構部での相対摩擦現象
が商品ごとにかなり相違する。
而して、このような在来態様の組合せ計量装置
1を第5図によつて略説すると、装置の上部フレ
ーム2に上設された分散供給装置3の分散テーブ
ル4が装置中央に対し上部から供給される商品を
立体振動により周辺に可及的均一に分散し、組合
せ計量装置1に対し上述の如く円形配列された各
ヘツド5の放射トラフ6に供給し、該各放射トラ
フ6はその放射方向電磁振動により各々対応する
プールホツパ7に商品を供給し、更に、該プール
ホツパ7からその下段に設けられて流量計量装置
のロードセル8等に支持された計量ホツパ9に投
入され、図示しないマイクロコンピユータへの計
測重量信号を送信して上述の如く、確率と統計に
基づいた演算により設定重量かそれに可及的に近
いプラス最少オーバー量の重量の組合せの選択演
算を行い、該選択に与かる各計量ホツパ9の蓋体
10を装置フレームの中央寄りに設けられた駆動
部11からのリンク機構を介して開放し、装置下
段に設けられた集合シユート12からタイミング
ホツパ13を介して次段の図示しないパツケージ
工程等へ供給するようにし、マイクロコンピユー
タの制御信号により図示しない制御装置を介して
組合せに与かつた計量ホツパ9に連動して上設の
対応するプールホツパ7の蓋体を開閉して放射ト
ラフ6からの商品を投入されていたプールホツパ
7内の商品を計量ホツパ9に供給するプロセスを
辿るようにされている。
したがつて、前述した如く、当該組合せ計量装
置1では、上部に分散供給装置3の中央に供給さ
れて最下段のタイミングホツパ13から次段工程
へと排出される商品の流過工程は分散テーブル4
で円周方向へ各ヘツド5に対し拡散され、各計量
ホツパ9にて円周方向で組合せ計量され、集合シ
ユート12で中央寄りに集合されて排出される水
平方向に集中、分散、集合を辿り、上下方向では
重力による滑落作用を受けるようにされている。
したがつて、各機構部を流過する商品は水平方
向での拡散集合と上から下方向の滑落を受けるよ
うにされている。
ところで、図示する様に、組合せ計量装置1の
円周方向に設けられた各ヘツド5には放射トラフ
6やプールホツパ7、及び、その下段側の計量ホ
ツパ9が設けられて中央には駆動部11が、又、
各プールホツパ7、計量ホツパ9には蓋体10に
対するリンク機構等があり、その他検出装置や電
磁駆動部等があるために、各ヘツド5の装置中央
に対する配列の直径方向距離は機構的に縮めるに
制約があり、したがつて、装置全体の直径がかな
り大きくならざるを得ず、これに対し上述の如
く、上下方向の滑落を装置各機構部との商品の相
対摩擦によるブレーキより大きな滑落速度を与え
るためには、各機構部に大きな傾斜角度を必要と
し、特に、各計量ホツパ9から排出される組合せ
計量に与かつた商品のタイミングホツパ13、乃
至、次段へのパツケージ工程への集合のための集
合シユート12の傾斜角度を設定角度に保つため
には将に図示する様に、該集合シユート12が極
めて大サイズにならざるを得ない設計となつてい
た。
〈考案が解決しようとする課題〉 そのため、該第5図に示す様に、機構部は装置
上方に集中するにもかかわらず、下部の集合シユ
ート12が大サイズであるために重心が高くな
り、フレームで下部のパツケージ装置等の上に立
設する組合せ計量装置1が極めて不安定である難
点があり、しかも、下部集合シユート12が大サ
イズにならざるを得ないことから、保守点検整備
にも極めて煩瑣性が伴うという不具合があつた。
更に、組合せ計量装置1の高速処理を行う要望
が強いにもかかわらず、これを支配するスピード
は商品の上下方向の滑落によるために、許される
限りの滑落速度に対処するべく、各プールホツパ
7、計量ホツパ9の蓋体10の開閉タイミングに
ついてぎりぎりのところまでサイクルを短くする
ことにより、集合シユート12の下部に於て、各
サイクル間で相前後して近接する商品ごとのサイ
クル別の入り混り現象が生ずるという欠点があ
り、更には、タイミングホツパ13の近くに於
て、商品相互が衝突し合い、例えば、バターピー
ナツツ等はその単位粒の形状が破壊され、商品価
値を下落させるという不利点があつた。
これに対し、集合シユート12にストツパやシ
ヤツタ等を設けて滑落スピードを削減する等の手
段もとられ得るが、これは逆に組合せ計量装置1
の高速性を阻害するというマイナス点に結び付
き、又、重心を低くするべく、集合シユート12
の傾斜角度を甘くすると、商品の集合シユート1
2での滑落がスムースに行われなかつたりする不
都合さに結び付いていた。
〈考案の目的〉 この考案の目的は上述従来技術に基づく水平方
向に商品の集中、分散、集合の流れを辿らざるを
得ない組合せ計量装置の高さ方向での滑落の問題
点を解決すべき技術的課題とし、円形配列の各ヘ
ツドに於ける集中、分散、集合を前提としながら
も、装置全体の機高を低くし、重心をも下げ、し
かも、組合せ計量機能を何ら損うことなく、製
造、設置は勿論のこと、保守点検整備等のメンテ
ナンスもし易く、低コストで製造運転が出来るよ
うにし、流通産業における計量技術利用分野に益
する優れた組合せ計量装置を提供せんとするもの
である。
〈課題を解決するための手段・作用〉 上述目的に沿い先述実用新案登録請求の範囲を
要旨とするこの考案の構成は、前述課題を解決す
るために、ヘツドを円形配列の組合せ計量装置に
おいて、装置上部の分散供給装置の中央に投下さ
れた商品が上部では放射方向に、即ち、各ヘツド
に対して可及的に均一に分散供給され、各ヘツド
ではプールホツパから計量ホツパに供給され、該
計量ホツパにて重量計量装置によりその投入重量
を計測されて計測信号は在来態様同様にマイクロ
コンピユータに入力されて設定重量に一致、又
は、可及的にプラス最少オーバー量に近接する重
量の各ヘツドの組合せが演算され、組合せに与か
つた計量ホツパの蓋体は開放されて各ヘツドの計
量ホツパから排出された商品は該計量ホツパの下
部から装置中央側に求心的に設けられたスクリユ
ウコンベヤ等の集合コンベヤにより集合ホツパに
集合され、而して、全ての組合せ計量装置に与つ
た各ヘツドごとの集合コンベヤが同期的に作動す
ることにより、各組合せ計量タイミングごとの商
品が相互に充分に離隔されて中央に重力によつて
滑落することなく確実に集合され、中央の集合ホ
ツパに集合されて次段へのパツケージ工程等へ移
送され、したがつて、装置全体の機構は充分に低
くなり、重心も下げられ、製造時の据付け組合せ
は勿論のこと、運転中の保守点検整備等のメンテ
ナンスもし易く、商品の滑落工程は著しく短縮さ
れるために、組合せ計量処置の高速化が果される
ようにした技術的手段を講じたものである。
〈実施例〉 次に、この考案の1実施例を第1〜4図の図面
に基づいて説明すれば以下の通りである。尚、第
5図と同一態様部分は同一符号を用いて説明する
ものとする。
1′はこの考案の要旨を成す組合せ計量装置で
あり、その機能、及び、上部の基本的構造は、第
5図に示す在来態様の組合せ計量装置1と実質的
に同じであり、その上部フレーム2に上設された
分散供給装置3の分散テーブル4は上下方向、及
び、周方向に振動する電磁振動装置14を介して
該上部フレーム2に設けられており、その周縁に
は該組合せ計量装置1′に対し、在来態様同様に
円形配列された各ヘツド5の放射トラフ6が臨ま
されており、各該放射トラフ6の先端からは下方
に向けて該上部フレーム2に設けられたプールホ
ツパ7、計量ホツパ9が上下段に接続して配列さ
れており、該計量ホツパ9は駆動部11に設けら
れて周方向に配設された重量計量装置としてのロ
ードセル8に架設され、その蓋体10は該駆動部
11の開閉機構によりリンクを介して開閉自在に
されている。
尚、該各ロードセル8は計量ホツパ9の投入商
品の重量を検出してその検出信号を図示しないマ
イクロコンピユータに入力して設定重量に対し、
可及的に等しいか、プラス最少オーバー量の重量
になる比較演算をするようにされている。
而して、上述構成は在来態様と変りはないが、
この考案においては組合せ計量装置1′の下側に
集合装置12′が各ヘツドごとに放射状に設けら
れており、この考案においてはスクリユウコンベ
ヤ12′が各ヘツドごとに径方向に設けられ、そ
の断面円形のケーシング16の外端部にはガイド
ホツパ17が設けられて各ヘツドの計量ホツパ9
の下部に臨まされており、又、その内端は図示し
ない次段のパツケージ装置に接続するシユート1
8の上部に形成されたコーン状の集合ホツパ19
に開口して接続されており、その長手方向に同心
状に支持された回転軸20には所定ピツチのスク
リユウ21が一体的に形成され、その内端に設け
られたベベルギヤ22は装置の中央上部に前記上
部フレーム2に設けられた駆動装置としてのモー
タ23の出力軸の下端に一体的に設けられたサン
ギヤ24に噛合している。
したがつて、各スクリユウコンベヤ12′は、
第2図に示す様に、平面的には周方向等間隔で放
射状に形成され、例えば、図示実施例においては
8ヘツドのスクリユウコンベヤ12′,12′……
が配列されいることになる。
そして、組合せに与つたヘツドの各スクリユウ
コンベヤ12′はそのベベルギヤ22、サンギヤ
24を介して単一のモータ23により同期的に同
速度で回転させられるようにされているために、
各スクリユウコンベヤ12′のスクリユウ21の
各ピツチ間のスペースもまた全ての各スクリユウ
コンベヤ12′で同期的に外側から内側に送り込
まれるようにされており、したがつて、第3図に
示す様に、各スクリユウ21のピツチ間には計量
されて組合せに与かつて計量ホツパ9から排出さ
れる商品25,25……のみが相互に離隔され、
組合せによつては相隣る位相や数ピツチ離れた位
相で正確に集合ホツパ19に送り込まれ、しか
も、相隣つていても相互に混合されることはな
い。
そのため、各スクリユウコンベヤ12′が中央
の集合ホツパ19に排出する商品25は当該組合
せ計量に与かつた計量ホツパ9,9……から排出
された商品に限られることになる。
上述構成において、組合せ計量装置1′を稼動
状態にし、全ての機構部はプログラムに従つて動
作状態にあり、そこで、上部の立体的に振動する
分散供給装置3の分散テーブル4上に図示しない
バターピーナツツ等の商品を可及的に連続して投
下供給すると、該分散テーブル4により各商品は
可及的に平均した量で周囲の各放射トラフ6に供
給され、上部フレーム2に同じく電磁振動装置を
介して設置された各放射トラフ6の先端から対応
する各プールホツパ7に商品が投入され、従来態
様同様に、駆動部11によつてリンク機構を介し
て開閉する蓋体を経て各商品は下段の各ヘツド5
の計量ホツパ9に投入供給され、該計量ホツパ9
に於いては投入された商品の重量をロードセル8
が計測してその計測信号を前述の如く、マイクロ
コンピユータに送信し、該マイクロコンピユータ
は設定重量に等しいか、プラス最少オーバー量に
なる量の計量ホツパ9,9……の組合せを短時間
に演算して制御装置を介し、駆動部11により蓋
体10を開放して当該計量ホツパ9内の商品25
をスクリユウコンベヤ12′のガイドホツパ17
に投入する。
併せて、開放された計量ホツパ9の上部のプー
ルホツパ7の蓋体が開放されてその内部の商品が
対応する空になつた計量ホツパ9に投入されるプ
ロセスは在来態様同様である。
而して、各組合せ計量に与かつた計量ホツパ9
からの商品はスクリユウコンベヤ12′の外端の
ガイドホツパ17よりケーシング16内に供給さ
れ、スクリユウ21により中央の集合ホツパ19
に送給されていくが、この場合、該スクリユウ2
1の各ピツチ間に組合せに与かつた商品25が在
り、その前側へも後側へも混入することはなく、
又、その前回以前において組合せ計量に与からな
かつたタイミングではスクリユウ21のピツチ間
に空の部分があることになり、したがつて、同様
に入り混り現象を生じないことになる。
而して、円形状に放射方向へ配列された各スク
リユウコンベヤ12′の内部スクリユウ21内の
選択に与かつた商品25は各々回転するスクリユ
ウ21,21……により同期的に中央の集合ホツ
パ19内へ放出され、シユート18を介して次段
の図示しないパツケージ装置へと供給されてい
く。
この間、該集合ホツパ19に排出され選択に与
かつた商品25は、当該選択に与かつたスクリユ
ウコンベヤ12′,12′のみが作動されるために
は、当然のことながら、空の部分のピツチ間のも
のは排出されず、正確に組合せ計量が行われた商
品25,25のみが排出されていくことになる。
尚、この間、各スクリユウコンベヤ12′のス
クリユウ21の回転軸20の内端はケーシング1
6に適宜シールを介して軸支されているために、
各商品の破片や調味料等がベアリング部に侵入す
る虞れはない。
又、この間、各組合せ選択に与かつた商品25
はスクリユウ21のピツチにてその前後とは離隔
されてシール状態で内側へ搬送されていくため
に、従来の如く重力による滑落作用はなく、又、
商品相互間の衝突等はないために商品の破損等が
生ぜず、商品価値を下落させるような虞れは全く
ない。
尚、図示実施例においては、各スクリユウコン
ベヤ12′は水平状態にセツトされているが、外
側から中央に向け後述する如く、昇り勾配、乃
至、下り勾配等にして商品にとつて最適状態で送
給するようにすることが出来る。
尚、この考案の実施態様は上述実施例に限るも
のでないことは勿論であり、例えば、集合コンベ
ヤについてはスクリユウコンベヤに代えてウオー
キングビームコンベヤやラツク付のベルトコンベ
ヤにしたり、又、設計変更的には水平セツト状態
でも良いが、上述した如く、外側から内側に向け
て昇り勾配、或は、下り勾配にしても良く、商品
にとつて最適集合姿勢、或は、機高を可及的に低
くするような設計は自由に取り得るものであり、
又、各集合コンベヤの内部には商品に対するテフ
ロン(商標名)ライニング等を施すことは設計変
更の範囲内であり、場合によつては集合コンベヤ
に振動装置を設けるようにしたり、或は、傾斜角
度を自在に揺動的に変化させたりする等種々の態
様が採用可能である。
〈考案の効果〉 以上、この考案によれば、基本的に、統計と確
率の理論に基づき、又、極めて高速演算が出来る
マイクロコンピユータを利用した組合せ計量装置
において、各計量部の計量ホツパの下部から装置
中央にかけて放射状姿勢にして集合コンベヤを設
けたことにより、機高が確実に低くされ、その限
り、装置重心が大きく低くされ、装置が安定化
し、稼動に際し不要な振動が生じて計測に外乱条
件を与えなくて済むという優れた効果が奏され、
製造時における据付けや組付けもし易くなるばか
りでなく、稼動中の保守点検整備交換等のメンテ
ナンスも極めてやり易くなるという優れた効果が
奏され、イニシヤルコストは勿論のこと、メンテ
ナンスコストも低く出来るという優れた効果が奏
される。
又、装置内各機構部を流過する商品の流れが集
中分散集合を辿るにしても、上下方向の滑落部分
が少くとも装置下側では省かれ、したがつて、計
量後は速やかに次段へ搬送される商品の重力によ
る滑落部分が大きく削減され、そのため、商品相
互の衝突がなく、商品の損傷等による商品価値下
落を防止出来るという効果も奏される。
又、滑落を利用せず、スクリユウコンベヤ等の
コンベヤに選ばれた商品がその前後の商品と確実
に離隔されるために混合せず、パツケージ商品の
量目が確実に正確を期すことが出来るという優れ
た効果が奏され、しかも、各選択に与かつた商品
相互は離隔されるために、重力による滑落等とは
無関係に高速化が可能となり、組合せ計量装置の
能率向上に大いに役立つという効果が奏される。
又、集合コンベヤのリードピツチを中心側ほど
小さくしたり、リード半径を小さくすると、商品
の圧縮排出が可能となり、次段のパツケージにも
プラスするという効果があり、設計によつてはこ
のリードピツチの変化によつてスタツガーダンプ
も可能となる効果もある。
更に、上述の如く、機高が小さくなり、重心が
低くなり、更には、装置のコンパクト化が図れる
ことにより、ロードセル等の重量計量装置が小型
化されても外乱信号を拾うことなく、計量精度が
向上するという効果があり、装置の高速化と相俟
つてコンパクトながら精度が良くなるという装置
の優れた機能をより更に促進させることが出来る
という効果が奏される。
又、商品の計量組合せ後の滑落による次段への
移送がなくなるために、商品が異なつても種類間
の商品を計量するに際し従来の如く集合シユート
による摩擦を考えて装置を商品ごとに設置したり
せずに済み、或は、全ての商品に弾力的に使用が
出来ないという不自由さがなくなり、いかなる商
品に対しても自在に適用出来るという柔軟性が向
上する汎用性の点においても優れた効果が奏され
る。
又、設計によつては集合コンベヤの中央部に直
ちにパツケージ装置等を直結型にすることによ
り、集合コンベヤのスクリユウのピツチ等の柔軟
な設計により商品のパツケージへの圧縮重填等も
可能となり、この考案を基本として柔軟な装置の
発明、考案が多く開発される利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図はこの考案の1実施例の説明図であ
り、第1図は全体概略部分半断面図、第2図は集
合コンベヤの配列平面図、第3図は集合コンベヤ
の要部断面模式図、第4図は全体概略側面図、第
5図は従来態様に基づく組合せ計量装置の第4図
対応側面図である。 8……重量計量装置、9……計量ホツパ、5…
…ヘツド、3……分散供給装置、12′……集合
装置、1′……組合せ計量装置、12……集合ホ
ツパ、12′……集合コンベヤ、23……駆動装
置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 重量計量装置に支持された計量ホツパとその
    上設プールホツパより成るヘツドが上部分散供
    給装置に対し該プールホツパを接続して設定数
    周設され而して各ヘツドの計量ホツパが次段へ
    の集合装置に接続されている組合せ計量装置に
    おいて、該各ヘツドの計量ホツパの下部に基部
    を臨ませ、装置の中央に設けられた集合ホツパ
    に先端を臨ませた集合コンベヤが駆動装置に連
    係されて該集合シユートより放射状に配設され
    ていることを特徴とする組合せ計量装置。 (2) 上記集合コンベヤがスクリユウコンベヤにさ
    れていることを特徴とする上記実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の組合せ計量装置。
JP1985055536U 1985-04-16 1985-04-16 Expired - Lifetime JPH053948Y2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60005553A JPS61165558A (ja) 1985-04-16 1985-01-15 車両用冷房冷凍装置
JP1985055536U JPH053948Y2 (ja) 1985-04-16 1985-04-16
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