JPH0539452U - 電気掃除機の排気瀘過装置 - Google Patents

電気掃除機の排気瀘過装置

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JPH0539452U
JPH0539452U JP10065691U JP10065691U JPH0539452U JP H0539452 U JPH0539452 U JP H0539452U JP 10065691 U JP10065691 U JP 10065691U JP 10065691 U JP10065691 U JP 10065691U JP H0539452 U JPH0539452 U JP H0539452U
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JP
Japan
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vacuum cleaner
exhaust
water
introduction pipe
filter
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Pending
Application number
JP10065691U
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English (en)
Inventor
テル 鈴木
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テル 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気掃除機からの排気を貯溜水の中に排出さ
せ、水中で瀘過するか、または排気を貯溜水の水面に吹
き付け、貯溜水面を波立たせ水飛沫を発生させ、水面付
近で瀘過する装置とすることにより、またはこの装置の
付いた電気掃除機とすることによって、電気掃除機に内
蔵された幾つかのフィルタだけでは完全に捕捉すること
が出来ない極く微細な塵やゴミ臭を、十分瀘過しクリー
ンな状態にして排出する。 【構成】 水を貯溜するタンクに導入パイプを取り付
け、該導入パイプの先端部分が貯溜水位の下に位置する
かまたは導入パイプの先端部分が貯溜水面に対向するよ
うに設定し、該導入パイプの他端部に電気掃除機の排気
口に通気可能に取り付ける任意の接続部を設け、前記タ
ンクの後方部分に排出口を設けて電気掃除機の排気瀘過
装置とする。また本排気瀘過装置付きの電気掃除機とし
て成る、電気掃除機の排気瀘過装置とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電気掃除機の排気口より排気される悪臭及び微細塵を瀘過してから 排出するための、電気掃除機の排気瀘過装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電気掃除機では、内蔵されたモータ駆動のファンによって電気掃除機内 に吸引口から排気口に向けた空気流を作り出し、吸引口より吸入したゴミの混ざ った空気流をファンの前段に設けたフィルタを通過させ、フィルタでゴミだけを 捕捉し、瀘過された空気のみを前記ファン部分を通過させて排気口へと導く動作 を行っている。尚、一般的にはファンの直前及び排気口の直前にもフィルタを設 けて、ファン部分にゴミが入り込まないような、また排気口より微細な塵が室内 に排出されないような工夫が為されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前記ファンの前段に設けたフィルタや、その他のフィルタではゴミ臭 や極く微細な塵までも捕捉することは殆ど不可能であり、排気口より排出される 空気は完全にクリーンではあり得ない。このため鼻にアレルギーを持つ人などで は電気掃除機の使用中、使用後に鼻の具合が悪く成るなどの障害を生じている。 また特に前記ゴミ臭は強烈であり、普通の人でも気分が悪く成り、吐き気を催す ことなどの問題が度々起こっている。
【0004】 しかし、電気掃除機に内蔵された幾つかのフィルタだけではこれらのゴミ臭や 極く微細な塵を完全に捕捉することは到底出来ないものであるため、当考案者は 各種実験の結果、電気掃除機の排気をもう一度瀘過すること、特に水を使用して 瀘過することが最も大事なことである、との知見を得た。
【0005】 本考案は、このような知見に基づき、電気掃除機の簡易な排気瀘過装置の提供 を課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案は、水を貯溜するタンクに導入パイプを取り付け、該導入パイプ の先端部分が貯溜水位の下に位置するかまたは導入パイプの先端部分が貯溜水面 に対向するように設定し、当該導入パイプの他端部に電気掃除機の排気口に通気 可能に取り付ける任意の接続部を設け、前記タンクの後方部分に排出口を設けて 電気掃除機の排気瀘過装置とした。尚、電気掃除機の排気口に前記導入パイプの 他端部を固定して電気掃除機と一体化し、排気瀘過装置付きの電気掃除機とする ことも可能である。
【0007】
【作用】
導入パイプの先端部分が貯溜水位の下に位置する場合、電気掃除機の排気口か らの排気は導入パイプを通って水を貯溜するタンクに導かれ、導入パイプの先端 部分から貯溜水の中に排出され、水中で瀘過される。また導入パイプの先端部分 が貯溜水面に対向している場合、排気は導入パイプの先端部分から貯溜水の水面 に吹き付けられ、貯溜水面を波立たせ飛沫を発生させ、水面付近で瀘過されるこ とに成る。尚、タンクの水は瀘過物で汚れるので時々交換するようにする。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を説明する。但し、本考案はこの実施例のみに限定され ないものである。
【0009】 図1は本考案の第1実施例を表わす部分断面図であり、また図2は同実施例の 使用状態説明図であるが、掃除機9の吸気パイプ92よりも太い寸法の屈曲自在 なベローズ8の先端部分に、掃除機9の排気部90に設けられた排気口の周縁部 に嵌め合わせ通気可能に取り付けるゴム製キャップ81が設けられ、ベローズ8 の後端部分に嵌入パイプ80が取り付けられ、一方水タンク4は断面U字形状に 成型されたもので中央部のくびれ部分から前段が導入パイプ2を形成し、後段が 排出パイプ20を形成してその先端部分が上向きに開口され、嵌入パイプ80が 導入パイプ2に着脱自在に嵌め込まれている。水タンク4の中央部のくびれ部分 は水没するように設計され、ここから前段の導入パイプ2の水面付近が導入口3 であり、ここから後段の排出パイプ20の水面付近が排出口30と成っている。 また前記水タンク4の前後下部にはリブが設けられ、前後2本の車軸70により 4個の車輪7が回転自在に取り付けられている。本実施例はこのように形成され た電気掃除機の排気瀘過装置である。尚符号1は本排気瀘過装置の全体を指して おり、符号5は水タンク4内に貯溜された水であり、この水5は前記の上向きに 形成された排出パイプ20より出し入れする。また符号91は掃除機9の首振り パイプを、符号93は掃除機9の車輪を示す。
【0010】 本実施例を使用するには、掃除機9の排気部90に設けられた排気口の周縁部 に、本実施例のゴム製キャップ81を被せるようにして嵌め合わせるのである。 当該ゴム製キャップ81は弾力性を有するために、排気口の周縁部をきつく締め 付けることが出来る。また水タンク4内には前記上向きに形成された排出パイプ 20より水を注入する。
【0011】 本来であれば掃除機9の排気部90から直接室内に排出される微細な塵やゴミ 臭なども、導入パイプ2の導入口3から水5の中に送り込まれ十分に瀘過された 後、排出口30から排出パイプ20を経て室内に排気される。水タンク4の中央 部のくびれ部分が水没するように設計されているため、掃除機9の排気は必ず水 5の中をくぐるのであり、このため十分クリーンな状態で室内に排気される訳で ある。本実施例はその車輪7によって電気掃除機本体の移動に追いて来るように 成っている。
【0012】 尚、排出パイプ20は上向きのため、水タンク4内の水5が外に溢れるような 心配は無いが、万全を期して排出パイプ20の出口に布フィルター等を取り付け ることも好ましい。また水タンク4に充填する水5には殺菌剤、消臭剤、芳香剤 等を混入することも好ましい。
【0013】 次に、図3は本考案の第2実施例を示す部分切欠斜視図であるが、底部が膨出 した形状のパイプにより構成される水タンク40の前端部に、先端下部に導入口 31を開口した導入パイプ21を、導入口31が水タンク40の貯溜水5の水面 に対向するように挿着し、水タンク40の後端部に、先端部分に布フィルタ6を 取り付けた排出パイプ22を挿着し、前記布フィルタ6より連続する布製の舌片 部60を水タンク40の貯溜水5中に垂らして成る、排気瀘過装置10である。 前記導入パイプ21の前端部分は、第1実施例同様掃除機9の排気部90に接続 される。尚、符号32は排出パイプ22の手前に位置する排出口である。
【0014】 本実施例では、掃除機9の排気部90から出される排気は、導入パイプ21を 通って水を貯溜するタンクに導かれるが、導入パイプ21の先端下部に開口され た導入口31が貯溜水5面に対向しているため、排気は導入パイプ21の先端部 分から貯溜水5の水面に吹き付けられ、貯溜水面を波立たせて水飛沫を発生させ 水面付近で瀘過されることに成る。この後排気は排出口32を通って、水タンク 40の水5を舌片部60から吸い上げて湿潤している布フィルタ6を通過するた め、ここで十二分に瀘過されて排出パイプ22から排気されることに成る。前記 水タンク40の底部は略半球状であるために、掃除機9の前後左右の動きに連れ て床面を滑動する。
【0015】 尚、水タンク40の水5を交換するには、導入パイプ21を外して導入パイプ 21側から行うか、排出パイプ22を外して排出パイプ22側から行えば良い。
【0016】 さて、本考案は上述した実施例に限定されないから、全体形状は任意であり、 各パイプの種類も任意であり、接続部の構成も任意であり、螺子込式、差し込み 式などとしてもよく、本排気瀘過装置の排出口部分にモータ駆動の排気ファンを 取り付けて、パイプ内の汚れた空気を強制的に吸引排気するように構成すること なども好ましい。また掃除機一体型のものでは、排気部90を形成する位置など は任意である。尚、本考案は小型の携帯用の掃除機にも適用可能である。
【0017】
【考案の効果】
以上、本考案では、電気掃除機の排気口より微細な塵や鼻をつく悪臭が室内に 排出されるのを防止するため、水を貯溜するタンクに導入パイプを取り付け、該 導入パイプの先端部分が貯溜水位の下に位置するかまたは導入パイプの先端部分 が貯溜水面に対向するように設定し、該導入パイプの他端部に電気掃除機の排気 口に通気可能に取り付ける任意の接続部を設け、前記タンクの後方部分に排出口 を設けて電気掃除機の排気瀘過装置とした。また電気掃除機の排気口に前記導入 パイプの他端部を固定して電気掃除機と一体化し、電気掃除機の排気瀘過装置と した。これにより、電気掃除機に内蔵されたフィルタだけでは完全に捕捉するこ とが出来ない極く微細な塵やゴミ臭も、排気瀘過装置の水によって十分に瀘過さ れるので、室内の空気はクリーンな状態を保ち、鼻にアレルギーを持つ人などで も安心して清掃作業が行え、強烈なゴミ臭による不快感、更には吐き気を催すな どのような問題が完全に解決された。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の部分断面図である。
【図2】同実施例の使用状態説明図である。
【図3】第2実施例の部分切欠斜視図である。
【符号の説明】
1 排気装置 10 排気装置 2 導入パイプ 20 排出パイプ 21 導入パイプ 22 排出パイプ 3 導入口 30 排出口 31 導入口 32 排出口 4 水タンク 40 水タンク 5 水 6 布フィルタ 60 舌片部 7 車輪 70 車軸 8 ベローズ 80 嵌入パイプ 81 キャップ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水を貯溜するタンクに導入パイプを取り
    付け、該導入パイプの先端部分が貯溜水位の下に位置す
    るかまたは導入パイプの先端部分が貯溜水面に対向する
    ように設定し、当該導入パイプの他端部に電気掃除機の
    排気口に通気可能に取り付ける任意の接続部を設け、前
    記タンクの後方部分に排出口を設けて成る電気掃除機の
    排気瀘過装置。
  2. 【請求項2】 電気掃除機の排気口に導入パイプの他端
    部を固定一体化して排気瀘過装置付きの電気掃除機とし
    て成る、実用新案登録請求の範囲第1項記載の電気掃除
    機の室外排気装置。
JP10065691U 1991-11-11 1991-11-11 電気掃除機の排気瀘過装置 Pending JPH0539452U (ja)

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JP10065691U JPH0539452U (ja) 1991-11-11 1991-11-11 電気掃除機の排気瀘過装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021186304A (ja) * 2020-06-01 2021-12-13 神田 謹造 環境消毒装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021186304A (ja) * 2020-06-01 2021-12-13 神田 謹造 環境消毒装置

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