JPH053940B2 - - Google Patents
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- JPH053940B2 JPH053940B2 JP61111672A JP11167286A JPH053940B2 JP H053940 B2 JPH053940 B2 JP H053940B2 JP 61111672 A JP61111672 A JP 61111672A JP 11167286 A JP11167286 A JP 11167286A JP H053940 B2 JPH053940 B2 JP H053940B2
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L27/00—Modulated-carrier systems
- H04L27/18—Phase-modulated carrier systems, i.e. using phase-shift keying
- H04L27/20—Modulator circuits; Transmitter circuits
- H04L27/2032—Modulator circuits; Transmitter circuits for discrete phase modulation, e.g. in which the phase of the carrier is modulated in a nominally instantaneous manner
- H04L27/2053—Modulator circuits; Transmitter circuits for discrete phase modulation, e.g. in which the phase of the carrier is modulated in a nominally instantaneous manner using more than one carrier, e.g. carriers with different phases
- H04L27/206—Modulator circuits; Transmitter circuits for discrete phase modulation, e.g. in which the phase of the carrier is modulated in a nominally instantaneous manner using more than one carrier, e.g. carriers with different phases using a pair of orthogonal carriers, e.g. quadrature carriers
- H04L27/2067—Modulator circuits; Transmitter circuits for discrete phase modulation, e.g. in which the phase of the carrier is modulated in a nominally instantaneous manner using more than one carrier, e.g. carriers with different phases using a pair of orthogonal carriers, e.g. quadrature carriers with more than two phase states
- H04L27/2085—Modulator circuits; Transmitter circuits for discrete phase modulation, e.g. in which the phase of the carrier is modulated in a nominally instantaneous manner using more than one carrier, e.g. carriers with different phases using a pair of orthogonal carriers, e.g. quadrature carriers with more than two phase states with more than one phase shift per symbol period
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L27/00—Modulated-carrier systems
- H04L27/18—Phase-modulated carrier systems, i.e. using phase-shift keying
- H04L27/22—Demodulator circuits; Receiver circuits
- H04L27/233—Demodulator circuits; Receiver circuits using non-coherent demodulation
- H04L27/2331—Demodulator circuits; Receiver circuits using non-coherent demodulation wherein the received signal is demodulated using one or more delayed versions of itself
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
この発明は、多重波干渉に強いデイジタル通信
方式に関するもので、例えば移動無線通信に適用
するのに好都合な通信方式に関する。 〔従来の技術〕 第5図は、デイジタルの2値情報信号に対応し
て搬送波の位相をタイムスロツトの前半のT/2
の期間に+Δθ/2、後半T/2の期間にさらに
Δθ/2シフトさせる、いわゆるΔθ/2DSK
(Double Phase Shift Keying)信号を示す。 第6図は、このDSK信号から元の2値情報信
号を復調するT/2遅延回路を示す。図におい
て、1は入力端子、2は乗算回路、3aはT/2
遅延回路(T:1タイムスロツトの長さ)、4は
低域通過フイルタ(以下、LPFという)、5は出
力端子である。 次に動作について説明する。 (Δθ/2DSK信号は、2値情報信号のシンボル
“1”に対しては搬送波の位相を初めのT/2の
期間は+Δθ/2、あとのT/2の期間はさらに
+Δθ/2シフトさせる。2値情報信号のシンボ
ル“0”に対しては、搬送波の位相を初めのT/
2の期間は−Δθ/2、あとのT/2の期間はさ
らに−Δθ/2シフトさせる。 このような搬送波の位相シフトは次のようにし
て得られる。すなわち直交する2つの信号、I信
号及びQ信号を用意し、2値情報信号がシンボル
“1”の場合はタイムスロツトの前半ではまずI
信号として直前のQ信号を反転させたものを用
い、Q信号としては直前のI信号を用いる。後半
も同様である。シンボル“0”の場合はタイムス
ロツトの前半ではI信号として直前のQ信号を用
い、Q信号としては直前のI信号を反転したもの
を用いる。後半でも同様でありI信号とQ信号を
合成して出力することにより所望信号が得られ
る。 次に、移動無線で問題となる多重波受信の動作
について説明する。伝播路長のちがう2つのルー
トを経て到着した同一内容の(Δθ/2)DSK信
号であるD波及びU波の到着時間差がτ(但τ<
T/2)とすると、その関係は第7図に示すよう
になる。 このような関係にあるD波とU波の合成波を第
6図のT/2遅延検波回路で復調すると、復調出
力etは次式のようになる。 区間aでは 区間b,dでは 区間cでは ここで、 ρ:U波のD波に対する相対振幅比 φ:D波とU波の搬送波の位相差 シンボル1に対するこれらの関係を図に表わす
と第8図のようになる。 この図からわかるように、(Δθ/2)DSK信号
は区間b,dの復調出力と区間cの復調出力が、
D波とU波の搬送波の位相差φの変化に対し相補
的な関係になつており、一方が低くなると他方が
高くなつている。 すなわち、単純なBPSK(Binary PhaseShift
Keying)信号ではD波とU波の位相差φがπに
近づくと復調出力が小さくなり符号誤りを生ずる
ところが出てくるのに対し、(Δθ/2)DSK信号
ではD波とU波の位相差φが変化しても復調信号
が完全に落ち、こんでしまうということがない。
この結果、符号誤りの発生が大幅に改善されるこ
とになる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 (Δθ/2)DSK信号は以上のように構成され
ているので普通のBPSK信号に比べれば、符号誤
り率の点で大幅な改善が得られるが、1/2タイ
ムスロツト毎の位相シフト量Δθ/2は振幅係数
(cosΔθ/2)と共に相補特性(区間b,dと区
間cの出力信号の関係)にも関係しているため、
振幅係数と相補特性を共に最良にするように
Δθ/2を選ぶわけにはいかない、という問題が
あつた。 この発明は上記のような問題を解決するために
なされたもので、振幅係数の選定と相補特性の設
定を独立してなし得るようにした信号をもつデイ
ジタル通信方式を提供することを目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 この発明に係るデイジタル通信方式はデイジタ
ル情報の1つのシンボルに対応した1タイムスロ
ツトを前半と後半の区間にわけ、それぞれの区間
における搬送波の位相を次のようにシフトさせる
ことを特徴とした(θ,ψ)DSK信号を用いる
ものである。 Γ 振幅係数に係る諸元θは、シンボルに対応し
て定める。 例えば・2値情報シンボル1,0に対し、θ
=(π,0) ・4値情報シンボル11,01,00,10に対しθ
=(0,π/2,π,3/2π) Γ 1タイムスロツトの前半と後半の位相差ψ
は、シンボルの如何にかかわらず一定値ψo(例
えば、πrad又は−πrad)又はシンボルに対応
して定めるψi(例えばシンボル1に対し+π、
シンボル0に対し−π)とする。 〔作用〕 以上のようにすることにより、θは振幅係数の
みに関係し、またψは相補特性にのみ関係する信
号となるので、それぞれの値(θ,ψ)を独立し
て符号誤り率が最小となるよう最適値に選定した
デイジタル通信方式用の信号を形成できる。 〔実施例〕 以下、この発明の一実施例について説明する。
第1図は、この発明に係るデイジタル通信方式に
使用する(θ・ψ)DSK信号の説明図である。 この図にはデイジタル情報信号として、2値情
報信号“1”,“0”,“1”に対応する(θ・ψ)
DSK信号を図示している。この例では、シンボ
ル“1”に対してθi=+θ、シンボル“0”に対
しθi=−θまたは1タイムスロツト内での位相シ
フト量はシンボルの如何にかかわらず一定値ψと
している。 第2図は(θ・ψ)DSK信号を復調するT遅
延検波回路を示す。1は入力端子、2は乗算回
路、3bはT遅延回路(T:1タイムスロツトの
長さ)、4はLPF、5は出力端子である。 次に動作を説明する。 伝播路長のちがう2つのルートを経て到着する
同一内容の(θ・ψ)DSK信号、D波及びU波
の到着時間差がτとすると、その関係は第3図に
示すようになる。図からわかるようにD波とU波
の間には区間b,dでは同相関係、区間cでは位
相差ψの関係に対応している。区間aは先行シン
ボルとの関係に左右される不確定区間である。 このような関係にあるD波とU波の合成波が第
2図のT遅延検波回路で復調されると、復調出力
e(t)は次式のようになる。 区間aでは 2e(t)=cosθ・{1+ρ2+2ρcos(φ+
ψ−θ)} cosθ・(1−ρ2) −cosθ.{1+ρ2−2ρcos(φ+ψ+θ)} −cosθ(1−ρ2) シンボル1→1 シンボル0→1 シンボル0→0 シンボル1→0 区間b,dでは 2e(t)=cosθ.(1+ρ22ρcosφ) −cosθ.(1+ρ22ρcosφ) シンボル1 シンボル0 区間cでは 2e(t)=cosθ.{1+ρ22ρcosφ−ψ)
} −cosθ・{1+ρ2+2ρcos(φ−ψ)} シンボル1 シンボル0 ここで、 ρ=U波のD波に対する相対振幅比 φ=D波とU波の搬送波の位相差 この関係をシンボル1について図に表わすと、
第4図のようになる。 この図からわかるように、(θ,ψ)DSK信号
は区間b,dの復調出力と区間cの復調出力がD
波とU波の搬送波位相差φの変化に対し相補的な
関係にある点で(Δθ/2)DSK信号と共通する
が、θは出力信号の振幅にのみ関係し、ψは区間
b,dと区間cにおける出力信号の振幅変化の相
補関係にのみ関係するので、お互に他に影響を与
えることなく最良点に選定できる点で改善されて
いる。 このようにθとψの両者を独立に設定できるの
で、出力信号の振幅を大きくし、かて相補特性も
最高の所に設定できる効果がある。 具体例として、2値情報シンボル1,0に対応
して(orad,πrad),ψ=πとすると、振幅は2
つのシンボル,0に対し+1,−1となつて最も
大きくなり、b,d区間とc区間の振幅変化は一
方が最少の時、他方が最大となつて相補性は最も
よくなる。 第9図は(θ・ψ)DSK信号の発
生回路の一例を示す。11は搬送波発生回路、1
2は位相シフターで、第1の位相シフター(以
下、PS−1という。)121と第2の位相シフタ
ー(以下、PS−2という。)122とより構成し
ている。13はアツプダウンカウント動作するカ
ウンターで端子P10に供給されるシンボルに応じ
アツプカウント又はダウンカウントしPS−1,
121のタツプを制御して位相シフト量をプラス
側又はマイナス側に制御する。PS−2,122
は1タイムスロツトの前半の信号を与える端子
P21と後半の信号を与えるP22をもち、搬送波に対
しタイムスロツトの前半で与えていた位相に対し
後半ではψだけの位相差を与える。 第10図はその動作説明図である。 第10図Aは1タイムスロツト毎に端子P10に
送り込れてくる2値情報信号、第10図Bは、シ
ンボル“1”に対応して(+θ,ψ)のシフト
を、シンボル“0”に対応して(−θ,ψ)のシ
フトをする(θ・ψ)DSK信号を示す。これら
の信号は次のようにして生成される。すなわちカ
ウンタ13は、端子P10に入力される2値情報信
号のシンボルが“1”のときカウントアツプし、
“0”のときカウントダウンし、そのカウント値
に相当するデータを第1の位相シフタ121に印
加する。具体的には例えばカウント値が1のとき
はPS−1,121の位相シフト量はθ,2のと
きは2θ,…nのときはnθ,(=2π),(n+1)の
ときは元へ戻つてθとなるようカウント13のタ
ツプに対応してPS−1,121の位相シフト量
のタツプを設定しておく(但しθ=2π/n)。 次にPS−2,122の位相シフトの制御は端
子P21と端子P22の間でψの位相差がつくように設
定し、タイムスロツトの前半に端子P21を、後半
に端子P22を制御してタイムスロツトの前半と後
半にψの位相差を与える。PS−2,122次の
タイムスロツトの前半では端子P21により制御さ
れ、元に戻る。このように動作するので、シンボ
ル“1”が入る毎ににカウンタ13はカウントア
ツプしてき隣接タイムスロツトの位相がθずつ進
んでいく。またタイムスロツトの前半から後半に
入るとPS−2によつて位相がψ進む。又、シン
ボル“0”が入る毎にカウンタ13はカウントダ
ウンし、位相がθずつ遅れてゆくがタイムスロツ
トの前半から後半に入るとψずつ進む。 第11図は2値情報シンボル1,0に対応する
(θ,ψ)をシンボル1に対して(θ,ψ)=(0°,
180°)、シンボル0対して(θ,ψ)=(180°,
180°)とした場合の(θ,ψ)DSK信号の発生回
路の一例を示す。また第12図はこの場合の2値
情報信号(第12図A)と対応する搬送波の位相
を示す。 12は位相シフタであり、搬送波発生回路11
からの信号の位相を2つの入力端子1231,1
232の1方から他方へ駆動信号が移ると180°位
相が変化する180°PS123と、セツト・リセツ
トフリツプフロツプ124と2組のスイツチa1,
a2,b1,b2をもつ切替回路125を備えている。 次に動作を説明する。第12図Aは2値情報信
号を示し、第12図Bはこの場合の(θ,ψ)
DSK信号の位相変化を示す。 入力端子P10に2値情報信号に係る2値情報シ
ンボル“1”が印加されると、切替回路125の
スイツチa1,a2が接となり、入力端子P21に印加
されるタイムスロツトの前半であることを示す信
号によつてFF124がセツトされQ端子に出力
が出る。これは180°PS123を駆動し、相対位
相を0°に設定する。タイムスロツトの後半に入る
と入力端子P22に入力されるタイムスロツトの後
半であることを示す信号によつてFF124がリ
セツトされ端子に出力が出る。これは180°PS
123を駆動し、相対位相を180°に設定する。 次に、入力端子P10に2値情報シンボル“0”
が印加されると切替回路125のスイツチb1,b2
が接となり、入力端子P21に印加されるタイムス
ロツトの前半であることを示す信号によつてFF
124がリセツトされ端子に出力が出る。これ
は180°PS123を駆動し、相対位相を180°に設定
する。タイムスロツトの後半に入ると入力端子
P22に入力されるタイムスロツトの後半であるこ
とを示す信号によつてFF124がセツトされQ
端子に出力が出る。これは180°PS128を駆動
し相対位相を0°に設定する。 第18図は、4値情報信号対応の(θ,ψ)
DSK信号の発生回路の例を示す。 第14図と同一符号を付したものは同一又は相
当部分を示す。 PS−1,121はタツプの選択によつて相対
位相を4つの位相(0°,90°,180°,270°)に切替
え得る構成のものである。カウンタ13は入力信
号を4ビツト構成のリングカウンタ132と4値
情報シンボル11,01,00,10で構成され
る4値情報信号の各々のタイムスロツト毎の情報
を10進数に変換する4値情報変換回路131より
構成している。 次に動作を説明する。端子P10から入力される
4値情報信号を第14図Aに示す。4値情報信号
の各タイムスロツトにおける情報を10進数に変換
した値を第14図Bに示す。この各タイムスロツ
トにおける4値情報信号をリングカウンタで読取
つた数値を第14図Cに示す。この値に対応する
PS−1,121のタツプが駆動されてPS−1,
121の位相設定が行われる。この位相設定値を
第14図Dに示す。 PS−2,122は第11図の場合と同様に端
子P21にはタイムスロツトの前半を示す信号、端
子P22にはタイムスロツトの後半を示す信号を印
加し前半と後半の位相差をψに設定している。 このようにして作つた(θ,ψ)DSK信号を、
1ビツト先行する信号との位相差によつて信号の
内容を特定する第15図に示すT遅延検波器に加
えると端子P10に印加した4値情報信号を再生す
ることができる。 第15図において、第2図と同一符号のものは
同一又は相当部分を示す。3cは0°位相調整器、
3dは90°位相調整器、3eは補正位相調整器で
ある。2aはICH乗算回路、2bはQCH乗算回路で
ある。以下動作を説明する。入力端子1からの信
号は、そのまゝICH乗算回路2a及びQCH乗算回路
2bの一方の端子に導びかれる。またこれと並列
にT遅延回路3bで1タイムスロツト遅延を与
え、さらに3個の位相調整器3c,3d,3eを
経て、ICH乗算回路2a及びQCH乗算回路2b乗算
回路2aの他方の入力端子に導かれる。なお、こ
こで3個の位相調整器3c,3d,3eは、入力
端子1から、ICHの乗算回路2aの2つの入力端
子までの位相差が(360°×n+45°)、乗算回路2
bの2つの入力端子までの位相差が(360°×n−
45°)に設定する。 そのようにすると、位相関係として第16図に
示す関係にある4値情報シンボル11,01,00,10
の入力信号は1タイムスロツトT前の先行シンボ
ルの位相を基準波とする位相検波と同様に考えら
れるからICH出力5aとQCH出力5bと4値情報シ
ンボルの関係は次のようになり、端子1に入力さ
れる信号によつて表わされれ4値情報信号を読取
ることができる。
方式に関するもので、例えば移動無線通信に適用
するのに好都合な通信方式に関する。 〔従来の技術〕 第5図は、デイジタルの2値情報信号に対応し
て搬送波の位相をタイムスロツトの前半のT/2
の期間に+Δθ/2、後半T/2の期間にさらに
Δθ/2シフトさせる、いわゆるΔθ/2DSK
(Double Phase Shift Keying)信号を示す。 第6図は、このDSK信号から元の2値情報信
号を復調するT/2遅延回路を示す。図におい
て、1は入力端子、2は乗算回路、3aはT/2
遅延回路(T:1タイムスロツトの長さ)、4は
低域通過フイルタ(以下、LPFという)、5は出
力端子である。 次に動作について説明する。 (Δθ/2DSK信号は、2値情報信号のシンボル
“1”に対しては搬送波の位相を初めのT/2の
期間は+Δθ/2、あとのT/2の期間はさらに
+Δθ/2シフトさせる。2値情報信号のシンボ
ル“0”に対しては、搬送波の位相を初めのT/
2の期間は−Δθ/2、あとのT/2の期間はさ
らに−Δθ/2シフトさせる。 このような搬送波の位相シフトは次のようにし
て得られる。すなわち直交する2つの信号、I信
号及びQ信号を用意し、2値情報信号がシンボル
“1”の場合はタイムスロツトの前半ではまずI
信号として直前のQ信号を反転させたものを用
い、Q信号としては直前のI信号を用いる。後半
も同様である。シンボル“0”の場合はタイムス
ロツトの前半ではI信号として直前のQ信号を用
い、Q信号としては直前のI信号を反転したもの
を用いる。後半でも同様でありI信号とQ信号を
合成して出力することにより所望信号が得られ
る。 次に、移動無線で問題となる多重波受信の動作
について説明する。伝播路長のちがう2つのルー
トを経て到着した同一内容の(Δθ/2)DSK信
号であるD波及びU波の到着時間差がτ(但τ<
T/2)とすると、その関係は第7図に示すよう
になる。 このような関係にあるD波とU波の合成波を第
6図のT/2遅延検波回路で復調すると、復調出
力etは次式のようになる。 区間aでは 区間b,dでは 区間cでは ここで、 ρ:U波のD波に対する相対振幅比 φ:D波とU波の搬送波の位相差 シンボル1に対するこれらの関係を図に表わす
と第8図のようになる。 この図からわかるように、(Δθ/2)DSK信号
は区間b,dの復調出力と区間cの復調出力が、
D波とU波の搬送波の位相差φの変化に対し相補
的な関係になつており、一方が低くなると他方が
高くなつている。 すなわち、単純なBPSK(Binary PhaseShift
Keying)信号ではD波とU波の位相差φがπに
近づくと復調出力が小さくなり符号誤りを生ずる
ところが出てくるのに対し、(Δθ/2)DSK信号
ではD波とU波の位相差φが変化しても復調信号
が完全に落ち、こんでしまうということがない。
この結果、符号誤りの発生が大幅に改善されるこ
とになる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 (Δθ/2)DSK信号は以上のように構成され
ているので普通のBPSK信号に比べれば、符号誤
り率の点で大幅な改善が得られるが、1/2タイ
ムスロツト毎の位相シフト量Δθ/2は振幅係数
(cosΔθ/2)と共に相補特性(区間b,dと区
間cの出力信号の関係)にも関係しているため、
振幅係数と相補特性を共に最良にするように
Δθ/2を選ぶわけにはいかない、という問題が
あつた。 この発明は上記のような問題を解決するために
なされたもので、振幅係数の選定と相補特性の設
定を独立してなし得るようにした信号をもつデイ
ジタル通信方式を提供することを目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 この発明に係るデイジタル通信方式はデイジタ
ル情報の1つのシンボルに対応した1タイムスロ
ツトを前半と後半の区間にわけ、それぞれの区間
における搬送波の位相を次のようにシフトさせる
ことを特徴とした(θ,ψ)DSK信号を用いる
ものである。 Γ 振幅係数に係る諸元θは、シンボルに対応し
て定める。 例えば・2値情報シンボル1,0に対し、θ
=(π,0) ・4値情報シンボル11,01,00,10に対しθ
=(0,π/2,π,3/2π) Γ 1タイムスロツトの前半と後半の位相差ψ
は、シンボルの如何にかかわらず一定値ψo(例
えば、πrad又は−πrad)又はシンボルに対応
して定めるψi(例えばシンボル1に対し+π、
シンボル0に対し−π)とする。 〔作用〕 以上のようにすることにより、θは振幅係数の
みに関係し、またψは相補特性にのみ関係する信
号となるので、それぞれの値(θ,ψ)を独立し
て符号誤り率が最小となるよう最適値に選定した
デイジタル通信方式用の信号を形成できる。 〔実施例〕 以下、この発明の一実施例について説明する。
第1図は、この発明に係るデイジタル通信方式に
使用する(θ・ψ)DSK信号の説明図である。 この図にはデイジタル情報信号として、2値情
報信号“1”,“0”,“1”に対応する(θ・ψ)
DSK信号を図示している。この例では、シンボ
ル“1”に対してθi=+θ、シンボル“0”に対
しθi=−θまたは1タイムスロツト内での位相シ
フト量はシンボルの如何にかかわらず一定値ψと
している。 第2図は(θ・ψ)DSK信号を復調するT遅
延検波回路を示す。1は入力端子、2は乗算回
路、3bはT遅延回路(T:1タイムスロツトの
長さ)、4はLPF、5は出力端子である。 次に動作を説明する。 伝播路長のちがう2つのルートを経て到着する
同一内容の(θ・ψ)DSK信号、D波及びU波
の到着時間差がτとすると、その関係は第3図に
示すようになる。図からわかるようにD波とU波
の間には区間b,dでは同相関係、区間cでは位
相差ψの関係に対応している。区間aは先行シン
ボルとの関係に左右される不確定区間である。 このような関係にあるD波とU波の合成波が第
2図のT遅延検波回路で復調されると、復調出力
e(t)は次式のようになる。 区間aでは 2e(t)=cosθ・{1+ρ2+2ρcos(φ+
ψ−θ)} cosθ・(1−ρ2) −cosθ.{1+ρ2−2ρcos(φ+ψ+θ)} −cosθ(1−ρ2) シンボル1→1 シンボル0→1 シンボル0→0 シンボル1→0 区間b,dでは 2e(t)=cosθ.(1+ρ22ρcosφ) −cosθ.(1+ρ22ρcosφ) シンボル1 シンボル0 区間cでは 2e(t)=cosθ.{1+ρ22ρcosφ−ψ)
} −cosθ・{1+ρ2+2ρcos(φ−ψ)} シンボル1 シンボル0 ここで、 ρ=U波のD波に対する相対振幅比 φ=D波とU波の搬送波の位相差 この関係をシンボル1について図に表わすと、
第4図のようになる。 この図からわかるように、(θ,ψ)DSK信号
は区間b,dの復調出力と区間cの復調出力がD
波とU波の搬送波位相差φの変化に対し相補的な
関係にある点で(Δθ/2)DSK信号と共通する
が、θは出力信号の振幅にのみ関係し、ψは区間
b,dと区間cにおける出力信号の振幅変化の相
補関係にのみ関係するので、お互に他に影響を与
えることなく最良点に選定できる点で改善されて
いる。 このようにθとψの両者を独立に設定できるの
で、出力信号の振幅を大きくし、かて相補特性も
最高の所に設定できる効果がある。 具体例として、2値情報シンボル1,0に対応
して(orad,πrad),ψ=πとすると、振幅は2
つのシンボル,0に対し+1,−1となつて最も
大きくなり、b,d区間とc区間の振幅変化は一
方が最少の時、他方が最大となつて相補性は最も
よくなる。 第9図は(θ・ψ)DSK信号の発
生回路の一例を示す。11は搬送波発生回路、1
2は位相シフターで、第1の位相シフター(以
下、PS−1という。)121と第2の位相シフタ
ー(以下、PS−2という。)122とより構成し
ている。13はアツプダウンカウント動作するカ
ウンターで端子P10に供給されるシンボルに応じ
アツプカウント又はダウンカウントしPS−1,
121のタツプを制御して位相シフト量をプラス
側又はマイナス側に制御する。PS−2,122
は1タイムスロツトの前半の信号を与える端子
P21と後半の信号を与えるP22をもち、搬送波に対
しタイムスロツトの前半で与えていた位相に対し
後半ではψだけの位相差を与える。 第10図はその動作説明図である。 第10図Aは1タイムスロツト毎に端子P10に
送り込れてくる2値情報信号、第10図Bは、シ
ンボル“1”に対応して(+θ,ψ)のシフト
を、シンボル“0”に対応して(−θ,ψ)のシ
フトをする(θ・ψ)DSK信号を示す。これら
の信号は次のようにして生成される。すなわちカ
ウンタ13は、端子P10に入力される2値情報信
号のシンボルが“1”のときカウントアツプし、
“0”のときカウントダウンし、そのカウント値
に相当するデータを第1の位相シフタ121に印
加する。具体的には例えばカウント値が1のとき
はPS−1,121の位相シフト量はθ,2のと
きは2θ,…nのときはnθ,(=2π),(n+1)の
ときは元へ戻つてθとなるようカウント13のタ
ツプに対応してPS−1,121の位相シフト量
のタツプを設定しておく(但しθ=2π/n)。 次にPS−2,122の位相シフトの制御は端
子P21と端子P22の間でψの位相差がつくように設
定し、タイムスロツトの前半に端子P21を、後半
に端子P22を制御してタイムスロツトの前半と後
半にψの位相差を与える。PS−2,122次の
タイムスロツトの前半では端子P21により制御さ
れ、元に戻る。このように動作するので、シンボ
ル“1”が入る毎ににカウンタ13はカウントア
ツプしてき隣接タイムスロツトの位相がθずつ進
んでいく。またタイムスロツトの前半から後半に
入るとPS−2によつて位相がψ進む。又、シン
ボル“0”が入る毎にカウンタ13はカウントダ
ウンし、位相がθずつ遅れてゆくがタイムスロツ
トの前半から後半に入るとψずつ進む。 第11図は2値情報シンボル1,0に対応する
(θ,ψ)をシンボル1に対して(θ,ψ)=(0°,
180°)、シンボル0対して(θ,ψ)=(180°,
180°)とした場合の(θ,ψ)DSK信号の発生回
路の一例を示す。また第12図はこの場合の2値
情報信号(第12図A)と対応する搬送波の位相
を示す。 12は位相シフタであり、搬送波発生回路11
からの信号の位相を2つの入力端子1231,1
232の1方から他方へ駆動信号が移ると180°位
相が変化する180°PS123と、セツト・リセツ
トフリツプフロツプ124と2組のスイツチa1,
a2,b1,b2をもつ切替回路125を備えている。 次に動作を説明する。第12図Aは2値情報信
号を示し、第12図Bはこの場合の(θ,ψ)
DSK信号の位相変化を示す。 入力端子P10に2値情報信号に係る2値情報シ
ンボル“1”が印加されると、切替回路125の
スイツチa1,a2が接となり、入力端子P21に印加
されるタイムスロツトの前半であることを示す信
号によつてFF124がセツトされQ端子に出力
が出る。これは180°PS123を駆動し、相対位
相を0°に設定する。タイムスロツトの後半に入る
と入力端子P22に入力されるタイムスロツトの後
半であることを示す信号によつてFF124がリ
セツトされ端子に出力が出る。これは180°PS
123を駆動し、相対位相を180°に設定する。 次に、入力端子P10に2値情報シンボル“0”
が印加されると切替回路125のスイツチb1,b2
が接となり、入力端子P21に印加されるタイムス
ロツトの前半であることを示す信号によつてFF
124がリセツトされ端子に出力が出る。これ
は180°PS123を駆動し、相対位相を180°に設定
する。タイムスロツトの後半に入ると入力端子
P22に入力されるタイムスロツトの後半であるこ
とを示す信号によつてFF124がセツトされQ
端子に出力が出る。これは180°PS128を駆動
し相対位相を0°に設定する。 第18図は、4値情報信号対応の(θ,ψ)
DSK信号の発生回路の例を示す。 第14図と同一符号を付したものは同一又は相
当部分を示す。 PS−1,121はタツプの選択によつて相対
位相を4つの位相(0°,90°,180°,270°)に切替
え得る構成のものである。カウンタ13は入力信
号を4ビツト構成のリングカウンタ132と4値
情報シンボル11,01,00,10で構成され
る4値情報信号の各々のタイムスロツト毎の情報
を10進数に変換する4値情報変換回路131より
構成している。 次に動作を説明する。端子P10から入力される
4値情報信号を第14図Aに示す。4値情報信号
の各タイムスロツトにおける情報を10進数に変換
した値を第14図Bに示す。この各タイムスロツ
トにおける4値情報信号をリングカウンタで読取
つた数値を第14図Cに示す。この値に対応する
PS−1,121のタツプが駆動されてPS−1,
121の位相設定が行われる。この位相設定値を
第14図Dに示す。 PS−2,122は第11図の場合と同様に端
子P21にはタイムスロツトの前半を示す信号、端
子P22にはタイムスロツトの後半を示す信号を印
加し前半と後半の位相差をψに設定している。 このようにして作つた(θ,ψ)DSK信号を、
1ビツト先行する信号との位相差によつて信号の
内容を特定する第15図に示すT遅延検波器に加
えると端子P10に印加した4値情報信号を再生す
ることができる。 第15図において、第2図と同一符号のものは
同一又は相当部分を示す。3cは0°位相調整器、
3dは90°位相調整器、3eは補正位相調整器で
ある。2aはICH乗算回路、2bはQCH乗算回路で
ある。以下動作を説明する。入力端子1からの信
号は、そのまゝICH乗算回路2a及びQCH乗算回路
2bの一方の端子に導びかれる。またこれと並列
にT遅延回路3bで1タイムスロツト遅延を与
え、さらに3個の位相調整器3c,3d,3eを
経て、ICH乗算回路2a及びQCH乗算回路2b乗算
回路2aの他方の入力端子に導かれる。なお、こ
こで3個の位相調整器3c,3d,3eは、入力
端子1から、ICHの乗算回路2aの2つの入力端
子までの位相差が(360°×n+45°)、乗算回路2
bの2つの入力端子までの位相差が(360°×n−
45°)に設定する。 そのようにすると、位相関係として第16図に
示す関係にある4値情報シンボル11,01,00,10
の入力信号は1タイムスロツトT前の先行シンボ
ルの位相を基準波とする位相検波と同様に考えら
れるからICH出力5aとQCH出力5bと4値情報シ
ンボルの関係は次のようになり、端子1に入力さ
れる信号によつて表わされれ4値情報信号を読取
ることができる。
以上のように、この発明によるデイジタル通信
方式はデイジタル情報に対応して搬送波信号の位
相を変化させるものにおいて、この位相変化をタ
イムスロツトの前半と後半にわけて行うようにす
ると共に、タイムスロツト内の位相変化量ψと符
号間の位相変化量θを独立に設定するようにした
ので、D波とU波の位相差ψの変化に対し、復調
信号の振幅特性に左右されることなく任意の相補
特性が得られる効果をもつ。
方式はデイジタル情報に対応して搬送波信号の位
相を変化させるものにおいて、この位相変化をタ
イムスロツトの前半と後半にわけて行うようにす
ると共に、タイムスロツト内の位相変化量ψと符
号間の位相変化量θを独立に設定するようにした
ので、D波とU波の位相差ψの変化に対し、復調
信号の振幅特性に左右されることなく任意の相補
特性が得られる効果をもつ。
第1図は、(θ,ψ)DSK信号の説明図、第2
図はT遅延検波回路を示す図、第3図は、D波と
U波の関係を示す図、第4図は区間b,dと区間
cの復調出力を示す図、第5図は、Δθ/2DSK信
号の説明図、第6図はT/2遅延検波回路を示す
図、第7図は、D波とU波の関係を示す図、第8
図はΔθ/2DSK信号における区間b,dと区間c
の復調出力を示す図、第9図は、(θ・ψ)DSK
信号を発生する回路の一例、第10図は、その説
明図、第11図は、(θ・ψ)DSK信号を発生す
る回路の他の一例、第12図はその説明図、第1
3図は(θ・ψ)DSK信号を発生する回路の他
の一例、第14図はその説明図、第15図は4値
情報シンボル対応のT遅延検波器の構成の一例、
第16図はその動作説明図である。 11……搬送波発生回路、12……移相回路、
121……第1の移相回路、122……第2の移
相回路、128……180°移相回路、124……フ
リツプフロツプ、125……切替回路。なお、図
において同一符号は同一又は相当部分を示す。
図はT遅延検波回路を示す図、第3図は、D波と
U波の関係を示す図、第4図は区間b,dと区間
cの復調出力を示す図、第5図は、Δθ/2DSK信
号の説明図、第6図はT/2遅延検波回路を示す
図、第7図は、D波とU波の関係を示す図、第8
図はΔθ/2DSK信号における区間b,dと区間c
の復調出力を示す図、第9図は、(θ・ψ)DSK
信号を発生する回路の一例、第10図は、その説
明図、第11図は、(θ・ψ)DSK信号を発生す
る回路の他の一例、第12図はその説明図、第1
3図は(θ・ψ)DSK信号を発生する回路の他
の一例、第14図はその説明図、第15図は4値
情報シンボル対応のT遅延検波器の構成の一例、
第16図はその動作説明図である。 11……搬送波発生回路、12……移相回路、
121……第1の移相回路、122……第2の移
相回路、128……180°移相回路、124……フ
リツプフロツプ、125……切替回路。なお、図
において同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 搬送波の位相を1タイムスロツト毎にデイジ
タル情報のシンボルに応じて変化させるデイジタ
ル通信装置において、隣接するタイムスロツトの
搬送波の位相をデイジタル情報のシンボルに対応
して所定の位相シフト量だけプラス側及びマイナ
ス側にシフトさせる第1のシフターと、1タイム
スロツトの前半期間の位相に対して後半期間の位
相を一定量だけシフトさせる第2のシフターとを
備えたことを特徴とするデイジタル通信装置。 2 デイジタル情報のシンボルに対応してカウン
トアツプ又はカウントダウンするカウンタを具備
し、このカウンタにより上記第1のシフターのタ
ツプを制御することを特徴とする特許請求の範囲
第1項に記載のデイジタル通信装置。 3 搬送波の位相を1タイムスロツト毎にデイジ
タル情報のシンボルに応じて変化させるデイジタ
ル通信装置において、1タイムスロツトの前半期
間ではシンボル1及び0に応じてそれぞれセツト
又はリセツトし、1タイムスロツトの後半期間で
はシンボル1及び0に応じてそれぞれリセツト及
びセツトするフリツプフロツプと、このフリツプ
フロツプのセツト及びリセツトの信号に対応して
位相をそれぞれ0°及び180°に設定する位相シフタ
ーとを備えたことを特徴とするデイジタル通信装
置。 4 搬送波の位相を1タイムスロツト毎にデイジ
タル情報のシンボルに応じて変化するデイジタル
通信装置において、多値情報信号のタイムスロツ
ト毎の情報を10進数に変換する多値情報変換器
と、各タイムスロツトにおける多値情報を読取る
カウンタと、このカウタにより読取つた値に対応
して位相の設定を行なう第1の位相シフターと、
1タイムスロツトの前半期間の位相に対して後半
期間の位相を一定量だけシフトさせる第2のシフ
ターとを備えたことを特徴とするデイジタル通信
装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61111672A JPS63238748A (ja) | 1986-05-13 | 1986-05-13 | ディジタル通信装置 |
US07/046,787 US4807252A (en) | 1986-05-13 | 1987-05-07 | Digital communication system |
CA000536723A CA1268521A (en) | 1986-05-13 | 1987-05-08 | Digital communication system |
DE8787304175T DE3769841D1 (de) | 1986-05-13 | 1987-05-11 | Digitales kommunikationssystem. |
EP87304175A EP0246055B1 (en) | 1986-05-13 | 1987-05-11 | Digital communication system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61111672A JPS63238748A (ja) | 1986-05-13 | 1986-05-13 | ディジタル通信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63238748A JPS63238748A (ja) | 1988-10-04 |
JPH053940B2 true JPH053940B2 (ja) | 1993-01-18 |
Family
ID=14567256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61111672A Granted JPS63238748A (ja) | 1986-05-13 | 1986-05-13 | ディジタル通信装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4807252A (ja) |
EP (1) | EP0246055B1 (ja) |
JP (1) | JPS63238748A (ja) |
CA (1) | CA1268521A (ja) |
DE (1) | DE3769841D1 (ja) |
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WO2014136668A1 (ja) * | 2013-03-05 | 2014-09-12 | ダイキン工業株式会社 | アクリロニトリルブタジエンゴム組成物、アクリロニトリルブタジエンゴム成形品及びその製造方法 |
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US5666084A (en) * | 1995-12-01 | 1997-09-09 | Motorola, Inc. | Multi-level demodulator and VCO circuit |
US8428175B2 (en) | 2007-03-09 | 2013-04-23 | Qualcomm Incorporated | Quadrature modulation rotating training sequence |
US8290083B2 (en) | 2007-03-09 | 2012-10-16 | Qualcomm Incorporated | Quadrature imbalance mitigation using unbiased training sequences |
US8064550B2 (en) | 2007-03-09 | 2011-11-22 | Qualcomm, Incorporated | Quadrature imbalance estimation using unbiased training sequences |
RU2451413C2 (ru) * | 2007-03-09 | 2012-05-20 | Квэлкомм Инкорпорейтед | Поворотная обучающая последовательность квадратурной модуляции |
EP3580815A4 (en) * | 2017-02-10 | 2021-06-02 | Ctwists, LLC | DEVICE AND METHOD FOR GENERATING AND DETECTING A TRANSMISSION SHAFT AND DEVICE AND METHOD FOR SENDING AND RECEIVING DIGITAL INFORMATION |
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JPS62209950A (ja) * | 1986-03-11 | 1987-09-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | デジタル信号伝送方法 |
JPS62214743A (ja) * | 1986-03-14 | 1987-09-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | デジタル信号伝送方法 |
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US3100890A (en) * | 1960-10-11 | 1963-08-13 | Bell Telephone Labor Inc | Data transmission |
US4130802A (en) * | 1976-01-15 | 1978-12-19 | Rca Corporation | Unidirectional phase shift keyed communication system |
FR2469063B1 (fr) * | 1979-10-31 | 1987-10-23 | Brossard Pierre | Modulations binaires a deplacement de phase et modulateurs |
US4726038A (en) * | 1985-01-22 | 1988-02-16 | Fumio Ikegami | Digital communication system |
-
1986
- 1986-05-13 JP JP61111672A patent/JPS63238748A/ja active Granted
-
1987
- 1987-05-07 US US07/046,787 patent/US4807252A/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-05-08 CA CA000536723A patent/CA1268521A/en not_active Expired - Fee Related
- 1987-05-11 EP EP87304175A patent/EP0246055B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-05-11 DE DE8787304175T patent/DE3769841D1/de not_active Expired - Fee Related
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JPS62209950A (ja) * | 1986-03-11 | 1987-09-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | デジタル信号伝送方法 |
JPS62214743A (ja) * | 1986-03-14 | 1987-09-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | デジタル信号伝送方法 |
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EP2966122A4 (en) * | 2013-03-05 | 2016-10-19 | Daikin Ind Ltd | ACRYLNITRILE BUTADIENE RUBBER COMPOSITION, ARTICLES MADE FROM ACRYLNITRILE BUTADIEN RUBBER, AND METHOD FOR THE PRODUCTION THEREOF |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63238748A (ja) | 1988-10-04 |
DE3769841D1 (de) | 1991-06-13 |
US4807252A (en) | 1989-02-21 |
EP0246055B1 (en) | 1991-05-08 |
EP0246055A3 (en) | 1988-03-23 |
EP0246055A2 (en) | 1987-11-19 |
CA1268521A (en) | 1990-05-01 |
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