JPH0539164U - 回転電機の口出装置 - Google Patents

回転電機の口出装置

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JPH0539164U
JPH0539164U JP8334091U JP8334091U JPH0539164U JP H0539164 U JPH0539164 U JP H0539164U JP 8334091 U JP8334091 U JP 8334091U JP 8334091 U JP8334091 U JP 8334091U JP H0539164 U JPH0539164 U JP H0539164U
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JP
Japan
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rotation detector
power supply
signal
electric machine
rotating electric
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JP8334091U
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Inventor
裕一 梅木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転検出器カバーの大形化を招来することな
く、電源線から信号線へ漏洩磁束ノイズが乗りにくくで
きるようにする。 【構成】 回転電機本体に、回転検出器22を収容する
回転検出器カバー23を付設し、回転電機本体に接続し
た電源用リード線24及び電源用ケーブル25の電源線
と、回転検出器22に接続した信号用リード線28及び
信号用ケーブル29の信号線とを、回転検出器カバー2
3の隣接した位置から導出させたものにあって、その回
転検出器カバー23内の上記電源線と信号線との間に、
磁気遮蔽板32を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、回転検出器を有する回転電機の電源線と信号線とを導出する回転電 機の口出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、回転電機の口出装置においては、図5及び図6に示すものが供され ている。このものでは、回転電機本体1に、回転検出器2を収容する回転検出器 カバー3が付設されており、この回転検出器カバー3内に、回転電機本体1から 電源用リード線4が引き込まれ、これに接続具5で接続された電源用ケーブル6 が、回転検出器カバー3の上面部からブッシュ7を介して導出されている。又、 回転検出器2から引き出された信号用リード線8には、信号用ケーブル9がシー ルド線(図示せず)を取除かれて接続具10により接続され、この信号用ケーブ ル9が、同じく回転検出器カバー3の上面部、すなわち、上記電源用ケーブル6 の導出部分と隣接する位置からブッシュ11を介して導出されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる構成のものにあっては、信号用リード線8から信号用ケ ーブル9のシールド線が取除かれた部分にかけて、電源用ケーブル6及び電源用 リード線4から漏洩磁束ノイズが乗りやすく、回転検出器2からの検出信号がそ のノイズを含むことになるため、安定した検出特性が得られない。
【0004】 これの対策として、従来、図7に示すように、電源用ケーブル6と信号用ケー ブル9とを、回転検出器カバー12の上面部と下面部という相反する位置から導 出するようにしたものも供されている。
【0005】 このものでは、電源用ケーブル6及び電源用リード線4と、信号用ケーブル9 及び信号用リード線8とが大きく離間することになるため、その電源用ケーブル 6及び電源用リード線4から信号用ケーブル9及び信号用リード線8に漏洩磁束 ノイズが乗りにくくなり、回転検出器2からの検出信号について、安定した特性 が得られるようになる。
【0006】 しかしながら、この場合、回転検出器カバー12は、その内部の上部と下部と に、それぞれ電源用ケーブル6と電源用リード線4並びに信号用ケーブル9と信 号用リード線8の接続配線スペースが必要で、前述の回転検出器カバー3より上 下に長いものとなり、大形化してしまう。
【0007】 本考案は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従ってその目的は、回転検 出器カバーの大形化を招来することなく、電源線から信号線へ漏洩磁束ノイズを 乗りにくくできる優れた回転電機の口出装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の回転電機の口出装置においては、回転電 機本体に、回転検出器を収容する回転検出器カバーを付設し、回転電機本体に接 続した電源線と、回転検出器に接続した信号線とを、回転検出器カバーの隣接し た位置から導出させたものにあって、その回転検出器カバー内の電源線と信号線 との間に、磁気遮蔽板を設けたところに特徴を有する。
【0009】
【作用】
上記手段によれば、電源線からの漏洩磁束ノイズは、そのほとんどが磁気遮蔽 板によって遮蔽され、信号線に乗りにくくされる。このため、その電源線と信号 線とを離して導出する必要がなくなる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例につき、図1ないし図3を参照して説明する。
【0011】 まず図2には回転電機本体21を示しており、これに、回転検出器22を収容 する回転検出器カバー23を付設している。回転検出器カバー23内には、回転 電機本体21から電源線の一方である電源用リード線24を引き込んでおり、こ れに、電源線の他方である電源用ケーブル25を図1に示すように接続具26で 接続し、この電源用ケーブル25を、回転検出器カバー23の上面部からブッシ ュ27を介して導出している。
【0012】 又、回転検出器22から引き出した信号線の一方である信号用リード線28に は、信号線の他方である信号用ケーブル29を、シールド線(図示せず)を取除 いて接続具30により接続し、この信号用ケーブル29を、上記回転検出器カバ ー23の上面部、すなわち、電源用ケーブル26の導出部分と隣接する位置から ブッシュ31を介して導出している。
【0013】 しかして、回転検出器22内の、上記信号用ケーブル29及び信号用リード線 28と、回転検出器22並びに電源用ケーブル25及び電源用リード線24との 間には、詳細には図3に示す形状の磁気遮蔽板32を、図1に示す取付部33に ねじ34止めして設けている。
【0014】 上記構成によれば、電源用ケーブル25及び電源用リード線24からの漏洩磁 束ノイズは、そのほとんどが磁気遮蔽板32によって遮蔽され、信号用ケーブル 29及び信号用リード線28には乗りにくくなる。このため、電源用ケーブル2 5と信号用ケーブル29とを離して導出する必要がなくなり、それらを回転検出 器カバー23の隣接した位置から所望に導出できる。よって、回転検出器カバー 23は大形化することなくコンパクトなままで良く、それでいて、上記磁気遮蔽 板32による漏洩磁束ノイズの遮蔽効果により、上記回転検出器22からの検出 信号について安定した特性を得ることができる。
【0015】 以上に対して、図4は本考案の異なる実施例を示したもので、前述の磁気遮蔽 板32に代わる磁気遮蔽板35を回転検出器カバー23に一体成形して設けたも のを示しており、このようにすることによって、上述同様の作用効果が得られる 上に、磁気遮蔽板35の取付けの面倒をも省き得、製造性を良くすることができ る。 このほか、本考案は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるものでは なく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
【0016】
【考案の効果】
以上の記述で明らかなように、本考案の回転電機の口出装置は、回転電機本体 に、回転検出器を収容する回転検出器カバーを付設し、回転電機本体に接続した 電源線と、回転検出器に接続した信号線とを、回転検出器カバーの隣接した位置 から導出させたものにあって、その回転検出器カバー内の電源線と信号線との間 に、磁気遮蔽板を設けたことを特徴とするものであり、それによって、回転検出 器カバーの大形化を招来することなく、電源線から信号線へ漏洩磁束ノイズを乗 りにくくでき、回転検出器からの検出信号について安定した特性を得ることがで きるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す回転検出器カバー部分
の縦断正面図
【図2】同部分を破断した全体の側面図
【図3】磁気遮蔽板単体の拡大斜視図
【図4】本考案の異なる実施例を示す図1相当図
【図5】従来例を示す図2半部相当図
【図6】図1相当図
【図7】異なる従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
21は回転電機本体、22は回転検出器、23は回転検
出器カバー、24は電源用リード線(電源線)、25は
電源用ケーブル(電源線)、28は信号用リード線(信
号線)、29は信号用ケーブル(信号線)、32,35
は磁気遮蔽板を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転電機本体に、回転検出器を収容する
    回転検出器カバーを付設し、回転電機本体に接続した電
    源線と、回転検出器に接続した信号線とを、回転検出器
    カバーの隣接した位置から導出させたものであって、そ
    の回転検出器カバー内の電源線と信号線との間に、磁気
    遮蔽板を設けたことを特徴とする回転電機の口出装置。
JP8334091U 1991-10-15 1991-10-15 回転電機の口出装置 Pending JPH0539164U (ja)

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JP8334091U JPH0539164U (ja) 1991-10-15 1991-10-15 回転電機の口出装置

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JP8334091U JPH0539164U (ja) 1991-10-15 1991-10-15 回転電機の口出装置

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JPH0539164U true JPH0539164U (ja) 1993-05-25

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ID=13799713

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JP8334091U Pending JPH0539164U (ja) 1991-10-15 1991-10-15 回転電機の口出装置

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