JPH0538974Y2 - - Google Patents

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JPH0538974Y2
JPH0538974Y2 JP18054087U JP18054087U JPH0538974Y2 JP H0538974 Y2 JPH0538974 Y2 JP H0538974Y2 JP 18054087 U JP18054087 U JP 18054087U JP 18054087 U JP18054087 U JP 18054087U JP H0538974 Y2 JPH0538974 Y2 JP H0538974Y2
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JP
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side frame
air
opening
cross member
pipe
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 本考案は、自動車のエアクリーナの空気吸入装
置に関し、特に荷物積載用車輌に装備する空気吸
入装置の改良に関する。
b 従来の技術 第4図に示すような荷物積載用車輌において
は、サイドフレームaの上面に開口を設け、この
開口をサクシヨンホースbを介してエアクリーナ
に接続し、サイドフレームa内の空気をエアクリ
ーナに誘導するようにしている。
第2図は従来の空気吸入装置の一例を示す断面
図であつて、cはサイドフレームaの上部開口に
接続されたパイプ、dはこのパイプcとサクシヨ
ンホースbとの間に介設されたエルボである。
また第3図に示すように、後上りに形成された
サイドフレームaに沿つて吸気管eを配設し、そ
の端部をサイドフレームaの開口に挿着するとと
もに、より高い位置にある他端部の開口から空気
を吸入するように構成した装置も、提案されてい
る。なお吸気管eの底部には、その後方側の開口
からこの管eに浸水した水を排出するための水抜
き穴fが、設けられている。
また上記開口は、車体のレイアウトや吸気能率
などを考慮して、通常サイドフレームaの傾斜部
と平坦部の境界付近に設けられている。
c 考案が解決しようとする問題点 しかし、前者の構造によると、水溜りなどを走
行した際、サイドフレームaのなかに水が浸入
し、これがサクシヨンホースbを通してエンジン
に吸込まれ、エンジンが破損してしまう虞れがあ
つた。
また、後者の構造によると、サイドフレームa
のなかに多量の水が浸入してその水嵩が水抜穴f
を越えた場合には、この穴fから吸気管eに水が
浸入し、これがエンジンに吸込まれてしまう虞れ
があつた。さらに、吸気管eの製作、組付けに手
間を要するため、生産コストが嵩むという欠点も
あつた。
d 問題点を解決するための手段 本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、サイドフレームに
浸入した水が吸気通路に吸込まれて、エンジンを
破損してしまう虞れを解消するとともに、生産コ
ストの低減を図ることができる自動車のエアクリ
ーナの空気吸入装置を提供することにあり、その
要旨は、ボデイを構成するサイドフレームの上部
に開口を設け、該開口からサイドフレーム内の空
気をエアクリーナに誘導するようにした空気吸入
装置において、上記開口部の下方に区画部材を配
設して該開口を覆うとともに、後方のクロスメン
バーまでこれを延設固定して上記サイドフレーム
の上壁との間に吸気通路を形成し、さらに上記ク
ロスメンバーの後方に上壁から遮蔽板を設けてク
ロスメンバーとの間に吸入口を設けたことを特徴
とする自動車のエアクリーナの空気吸入装置にあ
る。
以下、本考案に係る自動車のエアクリーナの空
気吸入装置の一実施例を、添付図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
第1図において、1はサイドフレームで、該サ
イドフレーム1は上板1aと下部枠体1bとを互
いに固着してなるもの、2はサイドフレーム1を
貫通するクロスメンバパイプ、3はサイドフレー
ムの上板1aに設けた開口に接続されたパイプ、
4はエルボ、5はエルボ4とエアクリーナとの間
を接続するサクシヨンパイプである。上記パイプ
3の下方には、断面U字状のダクト6が配設され
ており、このダクト6は後上りに形成されたサイ
ドフレームの上板1aに沿つて後方へ延び、その
後端部をクロスメンバパイプ2に固着してある。
これにより、サイドフレームを区画してこのダク
ト6とサイドフレームの上板1a間に、吸気通路
7が形成される。なお、このダクト6とサイドフ
レームの下部枠体1bは、それぞれフランジ部1
0,11が設けられており、同図に示すよう
に、各フランジ部10,11を互いに接合させて
サイドフレームの上板1aに当接し、このフラン
ジ部10,11を溶接などで固着することによ
り、ダクト6はサイドフレーム1に取付けられて
いる。すなわち、フランジ部分は三枚重ねの接合
構造となるため、従来の二枚重ねのフレームに比
べてシール性が、格段に向上する。またクロスメ
ンバパイプ2の後方には、サイドフレームの上板
1aに固着され、かつこれから斜め前方へ延出す
る遮蔽板8が、設けられている。これにより、こ
の遮蔽板8の下端とクロスメンバパイプ2との間
に、サイドフレーム1内の空気を上記吸気通路7
に取り込むための吸入口9が、形成される。
本実施例の空気吸入装置はこのように構成され
ているので、サイドフレーム1内の空気は、同図
において実線の矢印で示すように、上記開口部
9を通つて吸気路7に流入し、エアクリーナに誘
導されるが、このフレーム1内に浸入した水は、
空気の吸引にともなつて後方へ移動し、その一部
はクロスメンバパイプ2に当つて前方に散乱する
とともに、このパイプ2の下方を通過した水は、
破線の矢印で示すように、上記遮蔽板8の後方に
廻り込み、この遮蔽板8に当つて、上記吸気通路
7への浸入が阻止される。
e 考案の効果 本考案によれば、サイドフレーム内の空気は、
このフレームの上部に設けた開口部よりも後方に
あるクロスメンバパイプと遮蔽板との間の吸入口
からエアクリーナに誘導されるようになるので、
フレーム内に浸入した水がこの隙間を通つて吸気
通路に吸込まれ、エンジンを破損してしまう虞れ
がなくなる。また、サイドフレーム内に多量の水
が浸入して水溜りが生じた場合にも、空気の吸込
位置が高くなり、水を吸込む危険性が、その分だ
け少なくなる。
さらに、サイドフレーム内に吸気管を配設した
装置に比較して、製作が容易になり、生産コスト
の低減を図ることができるという効果もえられ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動車のエアクリーナの
空気吸入装置の一実施例を示し、同図はその縦
断断面図、同図,,はそれぞれ同図のA
−A線、B−B線、C−C線による断面図、第2
図は従来の空気吸入装置の縦断断面図、同図
は同図のD−D線による断面図、第3図は第2
図と対応する他の装置の断面図、第4図は同装
置を装備した自動車の側面図である。 1……サイドフレーム、2……クロスメンバパ
イプ、6……ダクト、7……吸気通路、8……遮
蔽板、9……吸入口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボデイを構成するサイドフレームの上部に開口
    を設け、該開口からサイドフレーム内の空気をエ
    アクリーナに誘導するようにした空気吸入装置に
    おいて、上記開口部の下方に区画部材を配設して
    該開口を覆うとともに、後方のクロスメンバーま
    でこれを延設固定して上記サイドフレームの上壁
    との間に吸気通路を形成し、さらに上記クロスメ
    ンバーの後方に上壁から遮蔽板を設けてクロスメ
    ンバーとの間に吸入口を設けたことを特徴とする
    自動車のエアクリーナの空気吸入装置。
JP18054087U 1987-11-27 1987-11-27 Expired - Lifetime JPH0538974Y2 (ja)

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JP18054087U JPH0538974Y2 (ja) 1987-11-27 1987-11-27

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JP18054087U JPH0538974Y2 (ja) 1987-11-27 1987-11-27

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Publication Number Publication Date
JPH0183618U JPH0183618U (ja) 1989-06-02
JPH0538974Y2 true JPH0538974Y2 (ja) 1993-10-01

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