JPH0538783U - 終端用コネクタ - Google Patents

終端用コネクタ

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JPH0538783U
JPH0538783U JP9531191U JP9531191U JPH0538783U JP H0538783 U JPH0538783 U JP H0538783U JP 9531191 U JP9531191 U JP 9531191U JP 9531191 U JP9531191 U JP 9531191U JP H0538783 U JPH0538783 U JP H0538783U
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JP
Japan
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connector
terminator
circuit board
contact tail
tail
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Application number
JP9531191U
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English (en)
Inventor
昭一 浜野
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DDK Ltd
Original Assignee
DDK Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は例えば複数個のハードディスク装置
をデージチェーン接続した回路の終端を、接続ケーブル
や設置スペースを必要とすることなく行える小型な終端
用コネクタの提示にある。 【構成】 本考案は信号回路線やグランド線が一面に接
続されたコンタクトテールの他面にリード端子を接続し
て終端器をコネクタ内に組込み、これをハードディスク
装置に設けレセプタクルコネクタに差込むことにより信
号回路の終端を行えるようにして目的を達成したもので
ある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はフラットケーブルの接続に適したコネクタに関し、更にはコネクタ内 に終端用の電気回路を備えた終端用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
電子機器はコネクタとフラットケーブルで連続して接続されることが少なくな い。 例えば図5に示すハードディスク装置のように、各々のハードディスク装置( 1)(2)(3)に入力側コネクタ(4)と出力側コネクタ(5)を設けて、出 力側コネクタ(5)から出たケーブル(6b)を入力側コネクタ(4)に接続す ることにより、コントローラ(7)からの出力信号を接続することが行われてい る。また最後の出力側コネクタ(5)には終端器(8)がとりつけられている。 しかしこれでは各装置(1)(2)(3)毎にコネクタが2個宛必要となる。 そこで最近では図6に示すように、1個のコネクタ(9)に入力側ケーブル( 6a)(6b)を接続した、いわゆるデージーチェーンと呼ばれる連続接続がな されるようになってきている。 図7は連続接続用のコネクタの例を示している。レセプタクルコネクタ(9a )に差込まれるプラグコネクタ(9b)のコンタクトテール(9b1)の1の面 に入力側ケーブル(6a)が接続され、コンタクトテール(9b1)の他の面に は出力側ケーブル(6b)が接続されている。ケーブル線路の末端には終端器( 8)が設けられる。終端器(8)とは線路の特性インピーダンスと同じ抵抗値を 有する抵抗器を信号線とグランド線の間に接続するものであり、線路数が50以 上となることも少なくないから終端に必要な抵抗器の数も多くなる。また必ずし も抵抗器だけとは限らない。 上記のような連続接続における終端器(8)は、図6に示すようにコネクタ( 9)からケーブル(6b)を引き出してその先端に終端器(8)を接続するのが 一般的である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
図6に示すような終端器(8)では例えば絶縁基板に必要数の抵抗器を固定し 、この抵抗器のリードに接続されたターミナルを絶縁基板の終端に設けたものと なる。そして左端のコネクタ(3)から左側に引き出されたケーブル(6b)が 上記終端器(8)のターミナルに接続されて終端装置となる。多くの場合このよ うな終端器(8)では絶縁基板部分はプラスチックカバーなどで全体に覆う必要 も生じる。しかしこのような形態の終端装置は近年の傾向である装置の小形化や 製造工程の合理化などからみて設置スペースや部品点数の点で好ましくない。
【0004】
【考案の目的】
本考案は上記の如き欠点を排除した終端用コネクタの提示にある。
【0005】
【課題を解決するための本考案の手段】
本考案の目的は次の手段、即ち、 細長い絶縁ハウジングの長手方向に沿って一列に整列して固定された板状のコ ンタクトテールを有し、このコンタクトテールの一の面にフラットケーブルが接 続されるものにおいて、電気回路が組込むまれた細長い薄板であってこの薄板の 長手方向の一辺に前記電気回路からのリード端子が導き出されている終端用回路 基板のリード端子を前記コンタクトテールの他の面に接続したことを特徴とする 構成をもたせた終端用コネクタ により達成される。 次に本考案を実施例により具体的に説明する。
【0006】
【実施例】
図1は本願終端用コネクタの一例の分解斜視図、図2(a)(b)は終端用回 路基板の側面図と平面図、図3は組立後の外観斜視図である。図4は図3のコネ クタにテールカバーをつけた状態の断面図である。 図1においてプラグコネクタ(9b)の絶縁ハウジング(9b2)の後面に板 状のコンタクトテール(9b1)が50個横一列に整列している。この例におけ る絶縁ハウジング(9b2)の大きさは長手方向約65mm,幅約8mm,厚さ 約6mmの細長い直方体で、コンタクトテール(9b1)は幅約0.7mm,厚 さ約0.4mmの板状で約1.0mm突出している。またこれらのコンタクトテ ール(9b1)のいくつか(ここでは10個)を共通に接続する金属板であるグ ランドバー(10)がコンタクトテールに接続される。グランドバー(10)の 下側にフラットケーブル(6b)が描かれており、このフラットケーブル(6b )の導体(6b1)はグランドバー(10)が接続されていないコンタクトテー ル(9b1)に接続される。この場合フラットケーブル(6b)の導体(6b1 )は図1においてコンタクトテール(9b1)の下側面にスポット溶接する。ま たフラットケーブル(6b)の導体(6b1)のうちグランド線として使用する ものはグランドバー(10)に接続される。また図1においてグランドバー(1 0)の上側には終端器用の回路基板(11)が描かれていて、この回路基板(1 1)は2個一組となっている細長い薄板状で、長手方向の一辺にリード端子(1 1a)が並んで突出している。図2に回路基板(11)の拡大図を示す。細長い 薄板状のセラミック板(11b)の表面に終端用電気抵抗素子(11c)が固着 されていて、この抵抗素子(11c)の両端から素子リード線(11d)が出て 、更にその先端にニッケルメッキをした銅合金製のピン状のリード端子(11a )が半田で接続されている。またセラミック板(11b)の裏面にはリード端子 (11a)の幅とほぼ同じ幅の金属板を固着した半田ランド(11e)が設けて あり、各リード端子(11a)はこの半田ランド(11e)に接するように折り 曲げられて半田ランド(11e)に半田付される。これによりセラミック板(1 1b)とリード端子(11a)は機械的に強く結合される。リード端子(11a )の整列ピッチはコンタクトテールのピッチと同じ1.25mmとした。この例 における回路基板(11)の大きさは長手方向約30mm,幅約3mm,厚さ約 0.7mmのセラミック板に長方形状の炭素被膜を10個並べて固着した角形ピ ン状でセラミック板(11b)の辺から約3.5mm突出させている。このよう な回路基板を2個使用している。上記したセラミック板(11b)は絶縁性樹脂 板でも良い。これらのリード端子(11a)は図1においてコンタクトテール( 9b1)の上側に半田付される。
【0007】 このようにして組立られた外観を図3に示している。また図3の組立体に絶縁 性樹脂製のテールカバー(12)を絶縁ハウジング(9b2)に固定してプラグ コネクタ(9b)のコンタクトテール(9b1)側を回路基板(11)と共に覆 ったものの横断面図を図4に示している。 この図において、コンタクトテール(9b1)の下側面にフラットケーブル( 6b)の導体(6b1)が接続され、コンタクトテールの上側面に回路基板(1 1)のリード端子(11a)が接続されている。 フラットケーブル(6b)と回路基板(11)の間にグランドバー(10)が 位置しており、このグランドバー(10)と回路基板(11)の間にはごく薄い 絶縁フィルム(13)がはさまれている。このフィルム(13)はグランドバー (10)の長手方向の全長を覆っており、リード端子(11a)がグランドバー (10)に接触して短絡されることを防止している。このフィルム(13)は位 置がずれないようにグランドバー(10)に接着されている。
【0008】 なお図4においてフラットケーブル(6b)の一部がテールカバー(12)に より蛇行させられているが、これはフラットケーブル(6b)への引張り力をテ ールカバー(12)で受け止めることにより、導体(6a1)の接続部を保護す るものである。
【0009】 なお以上においては終端用回路基板(11)は細長い薄板状であるが、長手方 向の長さはコネクタの絶縁ハウジング(9b2)の長さより大きくてもよい。し かし実質的にコネクタの一部として組込まれるものであるからあまり大きすぎな い方がよく、絶縁ハウジング(9b2)と同じかやや短い程度にしておくとコネ クタのコンタクトテール(9b1)側に設けられると同じかやや短いことの多い テールカバー(12)に収容しやすくなって良い。 終端器用の回路基板(11)の厚さは絶縁ハウジング(9b2)の厚み方向の 大きさより小さい方が良く、更に接続されるフラットケーブル(6b)とこの回 路基板(11)とを重ねた厚さが絶縁ハウジング(9b2)の厚み方向の大きさ より小さくなる方がより好ましい。板状のコンタクトテール(9b1)の厚さと 同じ程度にしておくと都合のよいことが多い。 リード端子(11a)は回路基板(11)の長手方向の一辺に導き出されて、 コンタクトテール(9b1)に接続できるものであればなんでも良いが、リード 端子(11a)の少なくともいくつかを剛性の大きな材質形状とすると共に、回 路基板(11)にしっかり固定しておくとコンタクトテール(9b1)に接続し たとき回路基板(11)がこれらのリード端子(11a)に支えられて固定され るから、回路基板(11)を特に固定する手段を省くことができて良い。 またリード端子(11a)の導き出されるピッチは必ずしもこの必要はないが 、コンタクトテール(9b1)の整列ピッチと同一としておくと、製造上都合の 良いことが多い。 また電気回路は電気線路を終端(ターミネイト)させるものであればなんでも 良い。
【0010】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように本発明によれば (1)終端器に要する設置スペースが不用となり、また終端用コネクタの大きさ も従来のフラットケーブル用コネクタと実質的に大きさは変わらないから電子機 器等の小形化に寄与する。 (2)終端のために必要な部品として回路基板だけが増えるのみとすることがで きるので、従来の終端器に比べて部品点数が大幅に削減されコストダウンに寄与 する。 等のすぐれた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例分解斜視図である。
【図2】終端用の回路基板の側面図と部分平面図であ
る。
【図3】組立後の外観斜視図である。
【図4】テールカバーを装着した状態を示す断面図であ
る。
【図5】終端器を備えたハードディスク装置の従来の連
続接続図である。
【図6】デージーチェーン式ハードディスク装置の連続
接続図である。
【図7】デージーチェーン式接続に使用されるコネクタ
の説明図である。
【符号の説明】
(1)(2)(3) ハードディスク装置 (4) 入力側コネクタ (5) 出力側コネクタ (6a) 入力側ケーブル (6b) 出力側ケーブル (7) コントローラ (8) 終端器 (9) コネクタ (9a) レセプタクルコネクタ (9b) プラグコネクタ (9b1) コンタクトテール (9b2) 絶縁ハウジング (10) グランドバー (11) 終端器用の回路基板 (11a) リード端子 (11b) セラミック板 (11c) 終端用電気抵抗素子 (11d) 素子リード線 (11e) 半田ランド (12) テールカバー (13) 絶縁フィルム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細長い絶縁ハウジングの長手方向に沿っ
    て一列に整列して固定された板状のコンタクトテールを
    有し、このコンタクトテールの一面にフラットケーブル
    が接続されるものにおいて、 電気回路が組込まれた細長い薄板であってこの薄板の長
    手方向の一辺に前記電気回路からのリード端子から導き
    出されている終端用回路基板のリード端子を前記コンタ
    クトテールの他の面に接続したことを特徴とする終端用
    コネクタ。
JP9531191U 1991-10-24 1991-10-24 終端用コネクタ Pending JPH0538783U (ja)

Priority Applications (1)

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JP9531191U JPH0538783U (ja) 1991-10-24 1991-10-24 終端用コネクタ

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JP9531191U JPH0538783U (ja) 1991-10-24 1991-10-24 終端用コネクタ

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JPH0538783U true JPH0538783U (ja) 1993-05-25

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ID=14134216

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JP9531191U Pending JPH0538783U (ja) 1991-10-24 1991-10-24 終端用コネクタ

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JP (1) JPH0538783U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002023811A (ja) * 2000-07-11 2002-01-25 Mitsubishi Electric Corp フィールド機器制御装置およびそのコネクタの配線接続方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002023811A (ja) * 2000-07-11 2002-01-25 Mitsubishi Electric Corp フィールド機器制御装置およびそのコネクタの配線接続方法

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