JPH0538712A - Pc鋼材の緊張管理方法 - Google Patents

Pc鋼材の緊張管理方法

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Publication number
JPH0538712A
JPH0538712A JP19661891A JP19661891A JPH0538712A JP H0538712 A JPH0538712 A JP H0538712A JP 19661891 A JP19661891 A JP 19661891A JP 19661891 A JP19661891 A JP 19661891A JP H0538712 A JPH0538712 A JP H0538712A
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JP
Japan
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tension
data
input
steel material
computer
Prior art date
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Pending
Application number
JP19661891A
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English (en)
Inventor
Yoichi Takayama
洋一 高山
Taiji Mikami
泰治 三上
Yoshio Kawaguchi
吉男 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP19661891A priority Critical patent/JPH0538712A/ja
Publication of JPH0538712A publication Critical patent/JPH0538712A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プレストレストコンクリートにおけるPC鋼
材の緊張管理を、どのような作業現場においてもコンピ
ュータをフルに活用して効率的に正確に行えるようにす
る。 【構成】 管理センター等に設置されているホストコン
ピュータで対象PC鋼材に関する管理用データを予め作
成し、このデータを作業現場に持込まれている小型、軽
量の入出力端末機1に送信して記憶させる。次に、実際
に得られる緊張データ(油圧ポンプ7の圧力と緊張ジャ
ッキ6のラムの移動量)をキーボード2の操作により逐
次入出力端末機1に入力し、表示画面3上で管理用デー
タと実際の緊張データを照合して緊張の合否を判定しな
がら作業を進める。この方法によれば、コンピュータ本
体や付属機器が大きいことや現場での取扱いにくさに起
因したコンピュータの利用制限が無くなり、コンピュー
タのフル活用が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレストレストコンク
リートにおけるPC鋼材の緊張管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プレストレストコンクリート工事におい
てPC鋼材を緊張し、コンクリートに所定の荷重を導入
する作業は最も重要な作業である。そのため、土木学
会、建築学会等にはその管理方法についての規定があ
る。この規定に則った緊張作業は、緊張荷重とPC鋼材
の伸びを段階的に測定し、その測定データをデータシー
トに記録して又は管理グラフに書込んで予め設定された
管理範囲と対照しながら実施するのが一般的であるが、
この方法は作業が煩雑で所要時間も長くなり、また、緊
張後のデータの整理、管理用図表の作成、データの統計
的処理等にも手間取ることから、対応策として例えば特
公平1−44485号公報に開示されるようなコンピュ
ータ利用の管理方法が考えられている。
【0003】上記公報に記載された方法は、現場にマイ
クロコンピュータを持込み、そのコンピュータに、緊張
ジャッキラムの移動量と作動液圧を検出するセンサから
の連続計測信号を入力して上記ラムの移動量と液圧の関
係を一本のグラフとしてモニターテレビ画面上に表示
し、このグラフが同一画面上に同時に表示される上下限
の管理線内で延びることを確認しつつ緊張作業を進める
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】マイクロコンピュータ
そのものを作業現場に持込んで緊張管理や緊張後のデー
タ処理を行う上記公報に記載の方法、或いはこれと類似
の方法は、コンピュータ本体やCRT、プリンタなどの
付属機器が大きいことや現場での取扱いにくさのために
実施が制限されたり、実施できても十分活用できないこ
とがある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、対象PC鋼材の緊張範囲、緊張管理図表
をホストコンピュータで予め作成してこの管理用データ
を前記コンピュータの入出力端末機に記憶させ、PC鋼
材の緊張時に、実際に得られる緊張データ(緊張力又は
緊張用の油圧と鋼材の伸び量)を作業現場に持込まれて
いる前記入出力端末機に逐次入力し、当該端末機の表示
画面上で前記管理用データと入力した緊張データとを照
合して緊張の合否を判定しつつ作業を進める方法を採
る。
【0006】また、好ましくは入力した緊張データを前
記入出力端末機に記憶させ、緊張作業終了後、その記憶
緊張データを端末機から前記ホストコンピュータに送っ
てこのコンピュータで緊張管理図表、緊張データの統計
的処理を行う。
【0007】
【作用】上述した本発明の方法によれば、作業現場には
小型軽量のデータ入出力端末機のみを持込めばよく、機
器の大きさや取扱いにくさに起因した実施規制が無くな
る。
【0008】また、緊張後のデータを各現場からホスト
コンピュータに送って統計的処理を効率良く行うことが
でき、各現場のデータを再整理して統計する場合と比べ
てデータ処理の面でも有利になる。
【0009】
【実施例】図1乃至図3に基づき、本発明の実施例につ
いて説明する。図1の4は管理センター等に設置されて
いるホストコンピュータであり、このコンピュータに緊
張対象鋼材についてのデータ、即ち、必要緊張荷重、鋼
材の長さ、配置の角度、摩擦係数等を入力し、緊張範
囲、緊張力とPC鋼材の伸びの関係を表わす管理用図表
等の管理用データを作成する。そして、このデータを作
業現場に持込んだ小型、軽量(図はハンディタイプ)の
入出力端末機1に送信して記憶させる。
【0010】次に、図2に示すように、緊張ジャッキ6
とジャッキ駆動用の油圧ポンプ7を用いたPC鋼材5の
緊張作業を開始し、作業中の緊張力(油圧ポンプ7の圧
力)とPC鋼材5の伸び量(緊張ジャッキ6のラムの移
動量)を測定してその結果をキーボード2(図1)のキ
ー操作により入出力端末機1に逐次入力する。そして、
この実際の緊張データと予め記憶させた管理データを上
記端末機の表示画面3上に同時に表示して即座に照合
し、異常の有無の確認及び合否の判定を行いながら、所
定プレストレストが導入されるところまで緊張作業を進
めていく。
【0011】また、緊張作業終了後、端末機1に記憶さ
せておいた緊張データをホストコンピュータ4に送信し
(図3参照)、このホストコンピュータ4を利用して以
後の管理に必要な図、表等を作り、かつ、データの統計
処理を行う。図中8はプリンタである。
【0012】なお、作業中の鋼材の緊張力は油圧ポンプ
7の圧力に比例するので、鋼材の伸び量との関係を見る
のは緊張力(=ポンプ圧力×受圧面積)、ポンプ圧力の
どちらであってもよい。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように、本発明においては、
作業現場に小型、軽量の入出力端末機のみを持込み、ホ
ストコンピュータから入出力端末機に送信して記憶させ
た管理用データと実際の緊張データとを端末機の表示画
面上で照合しながら緊張作業を進めるので、機器の大き
さや取扱いにくさに起因した実施規制が無くなり、どの
ような現場であってもコンピュータをフルに活用して緊
張管理の効率化、正確化を図ることができる。
【0014】また、緊張管理後に必要な以後の管理用図
表等の作成データの統計などもホストコンピュータにデ
ータを送りコンベアで効率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法における管理用データの作成、記
憶過程を示す図
【図2】緊張作業中のデータの照合過程を示す図
【図3】緊張作業後のデータ処理過程を示す図
【符号の説明】
1 入出力端末機 2 キーボード 3 表示画面 4 ホストコンピュータ 5 PC鋼材 6 緊張ジャッキ 7 油圧ポンプ 8 プリンタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレストレストコンクリートにおけるP
    C鋼材の緊張管理方法であって、対象PC鋼材の緊張範
    囲、緊張管理図表をホストコンピュータで予め作成して
    この管理用データを前記コンピュータの入出力端末機に
    記憶させ、PC鋼材の緊張時に、実際に得られる緊張デ
    ータ(緊張力又は緊張用の油圧と鋼材の伸び量)を作業
    現場に持込まれている前記入出力端末機に逐次入力し、
    当該端末機の表示画面上で前記管理用データと入力した
    緊張データとを照合して緊張の合否を判定しつつ作業を
    進めることを特徴とするPC鋼材の緊張管理方法。
  2. 【請求項2】 入力した緊張データを前記入出力端末機
    に記憶させ、緊張作業終了後、その記憶緊張データを端
    末機から前記ホストコンピュータに送ってこのコンピュ
    ータで緊張管理図表、緊張データの統計的処理を行う請
    求項1記載のPC鋼材の緊張管理方法。
JP19661891A 1991-08-06 1991-08-06 Pc鋼材の緊張管理方法 Pending JPH0538712A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102431090A (zh) * 2011-10-25 2012-05-02 南开大学滨海学院 光纤光栅预制梁预应力智能张拉控制系统和实现方法
JP2021047080A (ja) * 2019-09-18 2021-03-25 住友電気工業株式会社 変位測定装置、変位測定方法、緊張管理図作成方法

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