JPH053861Y2 - - Google Patents

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JPH053861Y2
JPH053861Y2 JP11351487U JP11351487U JPH053861Y2 JP H053861 Y2 JPH053861 Y2 JP H053861Y2 JP 11351487 U JP11351487 U JP 11351487U JP 11351487 U JP11351487 U JP 11351487U JP H053861 Y2 JPH053861 Y2 JP H053861Y2
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torch
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cooling water
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valve
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、炭酸ガス溶接機やアルゴンガス溶
接機等で使用される冷却機構付トーチに関する。
[従来の技術] 炭酸ガス溶接機やアルゴンガス溶接機等で使用
されるトーチには、作業時のトーチの冷却を図る
ため一般に冷却機構が付けられている。従来の冷
却機構付トーチは、トーチ本体に冷却用の水路を
形成し、この冷却水路に給・排水パイプを接続
し、トーチ本体内に冷却水を循環させるといつた
手段が採られている。
そしてまたトーチは作業目的に応じて適宜トー
チ本体の交換を行えるようになつており、このト
ーチ本体の交換時には、その都度前記給水パイプ
の元栓の開閉作業とトーチ本体と給・排水パイプ
の着脱作業を必要としているうえ、トーチ本体を
外したときには、給水パイプ内にある水が流れ出
して床面を濡らすことは避けられなかつた。
[考案が解決しようとする問題点] 上記のように、従来の冷却機構付トーチにあつ
ては、トーチ本体の交換の都度、給水パイプの元
栓の開閉作業とトーチ本体と給・排水パイプの着
脱作業を必要とするため、トーチ本体の交換作業
には、手元から離れた位置にある元栓の開閉作業
を伴なつて非常に面倒な作業となつているうえ、
トーチ本体をトーチ支持体から外す際には給水パ
イプ内にある水が作業場を濡らし、高圧電流を使
用する作業環境をきわめて悪くするといつた問題
がある。
この考案は上記問題点を解消することを目的と
した冷却機構付トーチを提供するものである。
[問題点を解決するための手段] この考案は上記問題点を解決するために、相互
に連通可能なガス導入孔を軸心部にもつトーチ本
体とトーチ支持体とからなり、トーチ本体を冷却
する冷却水の給水路と排水路を共にもち、トーチ
本体とトーチ支持体とが接続分離可能である冷却
機構付トーチであつて、前記トーチ支持体には、
トーチ本体の給水口に連通可能な冷却水導入孔と
トーチ本体の排水口に連通可能な排水孔を設ける
とともに、少なくとも前記トーチ支持体の冷却水
導入孔には、トーチ本体とトーチ支持体の接続完
了時に開き、分離時に閉じるバルブを設けて、解
決手段としたものである。
[作用] トーチ本体とトーチ支持体を接続すると、その
接続完了時にトーチ支持体の冷却水導入孔に設け
たバルブが開き、この冷却水導入孔とトーチ本体
の給水口とが連通し、同時にトーチ支持体の排水
孔とトーチ支持体の排水口とが連通し、この結
果、トーチ支持体の給水路に導入された冷却水は
冷却水導入孔からトーチ本体の給水口に入り、ト
ーチ本体の給水路、排水路を通りながら、トーチ
本体を冷却し、排水口からトーチ支持体の排水孔
へ出て、トーチ支持体の排水路へと流れる。トー
チ支持体からトーチ本体を分離したとき、トーチ
支持体の冷却水導入孔に設けたバルブが閉じ、ト
ーチ支持体の給水路に導入されている冷却水が冷
却水導入孔から流れ出すことが阻止される。
[実施例] 以下、この考案を図面に示す実施例に基づき詳
細に説明するが、この考案は実施例に限定される
ものではない。
図面において、1はトーチ本体、2はトーチ本
体1を接続分離可能に接続するトーチ支持体であ
り、このトーチ支持体2はトーチ本体の接続先端
部3を挿入する主筒体4を有している。また、ト
ーチ本体1及びトーチ支持体2はそれぞれ接続時
に相互に連通可能なガス導入孔5,6を軸心部に
もち、かつトーチ本体1を冷却する冷却水の給水
路7,8と排水路9,10とを共にもつている。
前記トーチ本体1の接続先端部3の外周には前記
給水路7の給水口11と排水路9の排水口12が
開口している。前記トーチ支持体2には、給水路
8と排水路10に連なる冷却水導入孔13と排水
孔14とが主筒体4内に開口しており、トーチ支
持体2に前記トーチ本体1を接続したとき、冷却
水導入孔13とトーチ本体1の給水口11とが、
そして排水孔14とトーチ本体1の排水口12と
が連通するようになつている。15は前記冷却水
導入孔13に設けられたバルブであり、このバル
ブ15は圧縮スプリング16の弾発力により前進
し、冷却水導入孔13の開口端部に形成された弁
座17に当接して冷却水導入孔13を閉じ、圧縮
スプリング16の弾発力に抗して後退し弁座17
から離反して冷却水導入孔13を開くようになつ
ている。そしてバルブ15の先端には冷却水導入
孔13の閉鎖時にその先端が主筒体4内に突出す
る弁杆18が設けられており、トーチ本体1とト
ーチ支持体2の接続時に主筒体4に挿入されるト
ーチ本体1の接続先端部3の外周に形成された押
圧段部19が前記弁杆18を圧縮スプリング16
の弾発力に抗して後退させることにより、バルブ
15を後退させ、トーチ本体1とトーチ支持体2
との接続完了時に冷却水導入孔13を開くように
なつている。そして、トーチ本体1とトーチ支持
体2とを分離させると、前記押圧段部19による
弁杆18の押圧が解除され、圧縮スプリング16
の弾発力によりバルブ15が前進して冷却水導入
孔13を閉じるようになつている。20は排水孔
14に設けたボール弁であり、このボール弁20
は圧縮スプリング21の弾発力により前進し排水
孔14の開口端部に形成された弁座22に当接し
て排水孔14を閉じ、トーチ支持体2に接続した
トーチ本体1の排水口12から排出させる冷却水
の水圧を受けて後退し排水孔14を開くようにな
つている。
23はガス噴射ノズル、24はシール部材であ
る。
しかして、トーチ本体1とトーチ支持体2との
接続のために、トーチ支持体2の主筒体4にトー
チ本体1の接続先端部3を挿入して接続完了する
と、トーチ支持体2の冷却水導入孔13とトーチ
本体1の給水口11とが、そしてトーチ支持体2
の排水孔14とトーチ本体1の排水口12とが一
致し、同時に挿入したトーチ本体1の接続先端部
3の押圧段部19が冷却水導入孔13に設けたバ
ルブ15の弁杆18を押して後退させ冷却水導入
孔13を開く。この結果、トーチ支持体2の給水
路8に導入されている冷却水は冷却水導入孔13
から給水口12へと入り、トーチ本体1の給水路
7、排水路9を流れてトーチ本体1を冷却し、排
水口12から排水孔14へ流れ出し、この水圧を
受けて排水孔14に設けたボール弁20が圧縮ス
プリング21の弾発力に抗して後退して排水孔1
4を開き、トーチ本体1から排出された冷却水は
排水孔14からトーチ支持体2の排水路10へと
流れる。そして、トーチ支持体2からトーチ本体
1を分離すると、前記押圧段部19による弁杆1
8への押圧が解除され、バルブ15は圧縮スプリ
ング16の弾発力により前進し、冷却水導入孔1
3を閉じ、トーチ支持体2の給水路8に導入され
ている冷却水が冷却水導入孔13から流れ出すこ
とが阻止される。同時に、トーチ支持体2の排水
孔14に設けられており、排水圧により後退して
いたボール弁20が水圧から解放され、圧縮スプ
リング21の弾発力により前進して排水孔14を
閉じる。
なお、上記トーチ本体1とトーチ支持体2とを
連結する施錠機構は次のような構成になつてい
る。
トーチ支持体2の主筒体4の先端部に求遠心方
向に出没するボール状の施錠子25を設けるとと
もに、前記主筒体4の外周にはスリーブ26を軸
方向に摺動自在に嵌合し、このスリーブ26の開
口端内周面には施錠子押え部27と施錠子押え解
除溝28を設け、このスリーブ26の基部と主筒
体4との間には、スリーブ26をトーチ本体1の
接続側に付勢し、施錠子押え解除溝28を施錠子
25上に位置させる第2スプリング21を介装
し、またスリーブ26の前記開口端内周には当該
開口端内部に設けたストツプリング30と前記施
錠子押え部27との間に、リング31を軸方向に
摺動自在に嵌合し、このリング31と施錠子押え
部27との間に前記第1スプリング29よりも弾
発力の強い第2スプリング32を介装し、一方ト
ーチ本体1の接続先端部3の外周には前記施錠子
25と係合する円周溝33とトーチ支持体2との
接続過程で前記リング31に当接しこれを押圧後
退させる段部34を形成している。かかる施錠機
構によれば、トーチ本体1とトーチ支持体2とが
連結されていないときは、主筒体4の外周に嵌合
すたスリーブ26は第1スプリング29により接
続方向に付勢されて移動しており、内周面に設け
られている施錠子押え解除溝28が主筒体4に設
けた施錠子25の上方に位置している。そして、
トーチ本体1とトーチ支持体2とを連結するに際
して、前記状態にあるトーチ支持体2の主筒体4
にトーチ本体1の接続先端部3を挿入すると、先
ず、接続先端部3の外周により主筒体4に設けた
施錠子25が遠心方向に押し上げられてスリーブ
26の施錠子押え解除溝28に入り、主筒体4へ
の接続先端部3の挿入を可能にする。更に、接続
先端部3の挿入を続けると、接続先端部3の外周
に形成した段部34がスリーブ26の開口端内周
に嵌合したリング31の当接して押圧するが、ス
リーブ26は施錠子押え解除溝28に入つている
施錠子25により、その移動が阻止されているた
め、リング31のみが押圧されて移動し、この結
果、第2スプリング32が圧縮される。更に、接
続先端部3の挿入を続けると、接続先端部3外周
に形成した円周溝33がやがて施錠子25の下方
に位置するようになり、施錠子25は前記施錠子
押え解除溝28から外れて円周溝33へ入り、ス
リーブ26の移動が可能になる。移動可能となつ
たスリーブ26は、リング31の移動により圧縮
している第2スプリング32の強い弾発力により
第1スプリング29の弾発力に抗して基部方向へ
移動し、スリーブ26の内周面に設けた施錠子押
え部27が施錠子25を求心方向に押圧して円周
溝33からの脱出を阻止する。この結果、トーチ
本体1とトーチ支持体2とは接続される。また、
分離する場合は、スリーブ26を第2スプリング
32の弾発力に抗して開口端側へ移動させ、施錠
子押え解除溝28を施錠子25の上方へ位置させ
ると、施錠子25は接続先端部3の円周溝33か
ら脱出できるようになり、それに伴つてトーチ本
体1とトーチ支持体2の分離が可能となる。そし
て、前記接続時において、スリーブ26の移動に
より圧縮された第2スプリング32は、蓄られた
弾発力によつてトーチ本体1を押し出し、トーチ
本体1とトーチ支持体2とを分離させる。
[考案の効果] 以上のようにこの考案によれば、相互に連通可
能なガス導入孔を軸心部にもつトーチ本体とトー
チ支持体からなり、トーチ本体を冷却する冷却水
の給水路と排水路を共にもち、トーチ本体とトー
チ支持体とが接続分離可能である冷却機構付トー
チであつて、前記トーチ支持体には、トーチ本体
の給水口に連通可能な冷却水導入孔とトーチ本体
の排水口に連通可能な排水孔を設けるとともに、
少なくとも前記トーチ支持体の冷却水導入孔に
は、トーチ本体とトーチ支持体の接続完了時に開
き、分離時に閉じるバルブを設けてなるものであ
るから、トーチ本体をトーチ支持体へ接続するこ
とによりトーチ支持体の冷却水導入孔が開き、ト
ーチ本体に冷却水が導入され、そしてトーチ本体
をトーチ支持体から分離することにより、前記冷
却水導入孔が閉じるので、従来のようにトーチ本
体の交換の都度行なわれていた給水パイプの元栓
の開閉作業と、トーチ本体と給・排水パイプの着
脱作業の必要が無くなるので、その交換作業がは
るかに容易となり、しかも、トーチ本体をトーチ
支持体5から外したとき、トーチ支持体にある冷
却水導入孔がバルブにより閉じられ冷却水の流出
を阻止することができるので、作業場を濡らすこ
とがなくなり、高圧電流を使用する作業環境にあ
つて安全に作業をすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図はトーチ本体とトーチ支持体との接続状態を示
す一部縦断側面図、第2図は分離した状態を示す
一部縦断側面図である。 1……トーチ本体、2……トーチ支持体、5,
6……ガス導入孔、7,8……給水路、9,10
……排水路、11……給水口、12……排水口、
13……冷却水導入孔、14……排水孔、15…
…バルブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相互に連通可能なガス導入孔を軸心部にもつト
    ーチ本体とトーチ支持体からなり、トーチ本体を
    冷却する冷却水の給水路と排水路を共にもち、ト
    ーチ本体とトーチ支持体とが接続分離可能である
    冷却機構付トーチであつて、前記トーチ支持体に
    は、トーチ本体の給水口に連通可能な冷却水導入
    孔とトーチ本体の排水口に連通可能な排水孔を設
    けるとともに、少なくとも前記トーチ支持体の冷
    却水導入孔には、トーチ本体とトーチ支持体の接
    続完了時に開き、分離時に閉じるバルブを設けて
    なる冷却機構付トーチ。
JP11351487U 1987-07-24 1987-07-24 Expired - Lifetime JPH053861Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11351487U JPH053861Y2 (ja) 1987-07-24 1987-07-24

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JP11351487U JPH053861Y2 (ja) 1987-07-24 1987-07-24

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JPS6422127U JPS6422127U (ja) 1989-02-03
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