JPH0538512U - 空気マイクロメータ - Google Patents

空気マイクロメータ

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JPH0538512U
JPH0538512U JP9732691U JP9732691U JPH0538512U JP H0538512 U JPH0538512 U JP H0538512U JP 9732691 U JP9732691 U JP 9732691U JP 9732691 U JP9732691 U JP 9732691U JP H0538512 U JPH0538512 U JP H0538512U
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control valve
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金治 高橋
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トーソク株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 測定ノズルの背圧を指示する指示計器に負担
をかけることなく、空気マイクロメータの非測定時にお
ける空気の消費量を低減する。 【構成】 倍率調整絞り3と圧力計6との間に、非測定
時に背圧P1の変化に基づき流出面積を低下するよう作
動する空気制御弁4を設ける。圧力計6の指針6aの位
置を調整する常開状の零位調整絞り9と、圧力計6と測
定ノズル5との間の連通路7との間に、空気制御弁4の
前記作動と連動して閉作動する開閉弁8を設ける。非測
定時に空気制御弁4の流出面積が低下すと、同時に開閉
弁8が閉作動して、背圧P1が低くなり測定ノズル5の
噴出空気量が減少する。また零位調整絞り9からの空気
の放出が阻止される。測定ノズル5と測定面Wとの隙間
hが減少すると、背圧P1が瞬時に上昇し空気制御弁4
の流出面積が測定可能な流出面積に復帰する一方、開閉
弁8が開状態となり正常な測定を行うことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、非測定時に空気消費量が低減される機構を備えた空気マイクロメー タに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、空気マイクロメータにおいては非測定時における空気の消費量が多いこ とが問題とされており、かかる問題を回避するため、次に示すようなものが実用 化されている。すなわち、図4はかかる空気マイクロメータ41の基本的な構成 を示すブロック図であって、空気マイクロメータ41は空気源より供給される加 圧空気を一定圧P0に維持するレギュレータ42を有している。該レギュレータ タ42の下流側には倍率調整絞り43を介して測定ノズル44が接続され、倍率 調整絞り43と測定ノズル44との間には、この間の圧力すなわち測定ノズル4 4の背圧P1を指示する指示計器である圧力計45が接続されている。また、圧 力計45と測定ノズル44との間には、圧力計45の指針の位置を調整するため に常開状の調整弁である零位調整絞り47が設けられている。そして、圧力計4 5と測定ノズル44との間には空気制御弁46が設けられている。該空気制御弁 46は測定ノズル44の背圧P1が所定の値以下に変化したときその流出面積を 低下するよう作動するものである。
【0003】 かかる構成において、測定時つまり前記測定ノズル44と測定面Wとの隙間h が小さいとき、前記倍率調整絞り43によって調整された所定量の空気が、前記 空気制御弁46を介して通過し測定ノズル44から噴出し、測定ノズル44の背 圧P1が圧力計45によって指示される。一方、前記隙間hが変化し、測定ノズ ル44の背圧P1が所定の値以下になると、つまり測定ノズル44が非測定状態 となると、空気制御弁46が空気の流出面積を低下するよう作動する。ここで加 圧空気の流量をQ、流出面積をA、流速をV、流量係数をkとすると、Q=k・ A・Vであるため、空気制御弁56の通流面積の低下に伴い測定ノズル44へ通 流する空気量が低減される。したがって、測定ノズル44から噴出される空気量 が低減され、非測定時の空気の消費量が節約されるのである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の空気マイクロメータ41にあっては、非測定 時に空気制御弁46が作動した際には、空気制御弁46の上流の背圧P2は高く 、下流の背圧P1は低くなる。したがって、測定していないとき空気制御弁46 の上流に位置する圧力計45には、測定時よりも過大な圧力(背圧P2)が常に 加わることとなる。このため、例えば圧力計45がブルドン管圧力計である場合 には、測定していないとき指針が高圧側に振り切った状態となる等の負担がかか り、圧力計45の寿命が短くなるといった不具合があった。
【0005】 本考案は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、測定ノズルの 背圧を指示する指示計器に負担をかけることなく、非測定時における空気の消費 量が低減可能な空気マイクロメータの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本考案にあっては、測定用の加圧空気の通過量を調 整する絞りと、該絞りの下流に設けられた測定ノズルと、該測定ノズルと前記絞 りとの間に設けられた測定ノズルの背圧を知るための指示計器と、該指示計器の 指示位置を可変するため指示計器と前記測定ノズルとの間に設けられた常開の調 整弁とを備えた空気マイクロメータにおいて、前記指示計器と前記絞りとの間に 、非測定時に前記背圧の変化に基づき流出面積を低下するよう作動する空気制御 弁を設け、かつ前記空気制御弁の作動時に前記測定ノズルの背圧の変化に基づき 閉作動する開閉弁を、前記指示計器と前記測定ノズルとの間の連通路と、前記調 整弁との間に設けた。
【0007】
【作用】
前記構成において、非測定時に測定ノズルの背圧の変化に基づき空気制御弁が 作動すると、空気制御弁からの空気の流出量が減少して測定ノズルにおける空気 の噴出量が減少する。このとき、前記空気制御弁が絞りと指示計器との間、すな わち指示計器の上流側に設けられていることから、空気制御弁が作動したとき指 示計器に加わる圧力は低くなる。
【0008】 一方、前記指示計器と前記測定ノズルとの間に、指示計器の指示位置を可変す るための常開状の調整弁が存在するときには、前記空気制御弁によって流出量を 減少された空気の一部が調整弁から流出することとなる。しかしながら、ここで 前記指示計器と前記測定ノズルとの間の連通路と、前記調整弁との間に前記空気 制御弁の作動とともに開閉弁が閉作動する開閉弁が設けられていると、開閉弁に よって前記調整弁への空気の通流が阻止される。またこれにより、測定ノズルが 測定状態となった際には、測定ノズルの背圧が瞬時に上昇される。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図にしたがって説明する。図1は本考案にかかる空 気マイクロメータ1のブロック図であって、空気マイクロメータ1は、図示しな い空気源より供給される加圧空気を一定圧P0に維持するレギュレータ2を有し ている。該レギュレータ2の下流側には、倍率調整絞り3および空気制御弁4を 介して測定ノズル5が接続されている。
【0010】 前記空気制御弁4は、前記測定ノズル5の背圧の変化に基づき流出面積を低下 するよう作動するものであり、図2に示す構造を有している。すなわち空気制御 弁4は、第1のダイヤフラム21によって隔成された背圧室22と、第1のダイ ヤフラム21よりも小面積の第2のダイヤフラム23によって隔成された定圧室 24とを有しており、双方のダイヤフラム21,23を中子ブロック25によっ て連結されている。前記背圧室22には、前記倍率調整絞り3側と接続された流 入路26、及び前記測定ノズル5側に接続された流出路27が連通され、また背 圧室22と流入路26との間には、絞り弁28が介装されたバイパス流路29が 設けられている。なお、前記定圧室24には定圧側流入路30を介して一定圧P 0 が供給されている。
【0011】 そして、空気制御弁4においては、背圧室22内の圧力すなわち前記測定ノズ ル5の背圧P1が予め設定された作動圧以下になった際に、第1のダイヤフラム 21が撓んで流入路26を閉鎖し、バイパス流路29を通過した空気のみ前記測 定ノズル5側へ通流させるよう作動する。また逆に、背圧室22内の圧力が作動 圧以上になると第1のダイヤフラム21が流入路26を開放し測定時に必要な流 出面積が確保される。
【0012】 一方、前記空気制御弁4と前記測定ノズル5との間には、この間の圧力すなわ ち測定ノズル5の背圧P1を指示する指示計器である圧力計6が接続されている 。また、圧力計6と前記測定ノズル5との連通路7には開閉弁8を介して調整弁 である零位調整絞り9が設けられている。
【0013】 前記開閉弁8は図3に示す構造を有している。すなわち、開閉弁8は、ダイヤ フラム31によって隔成された第1の空気室32と第2の空気室33とを有し、 第1の空気室32には、前記連通路7側に接続された流入路34と前記零位調整 絞り9側に接続された流出路35とが連通されている。また第2の空気室33内 には、前記流入路33を閉鎖するようダイヤフラム31を第1の空気室32側へ 押圧するスプリング36が設けられており、スプリング36の押圧力は調整ねじ 37により可変自在となっている。そして、スプリング36の押圧力は、第1の 空気室32内の圧力すなわち前記測定ノズル5の背圧P1が前記空気制御弁4と 同一の作動圧以下となったとき、前記空気制御弁4と連動してダイヤフラム31 を押圧し、流入路34を閉鎖するように調整されている。
【0014】 また、前記零位調整絞り9は、前記測定ノズル5に通流する測定用の加圧空気 を絞り量に応じて大気に放出し、測定ノズル5の背圧P1を変化させ、これによ り前記圧力計6の目盛り板6a上の指針6bの位置を変えるものである。つまり 圧力計6の指針位置を可変するためものであって常時開いている。
【0015】 以上の構成において、測定ノズル5と測定面Wとの隙間h(図1)が変化する と測定ノズル5の背圧Pが大きく変化する。そして前記隙間hが大きくなり測 定ノズル5が非測定状態になると、背圧P1が低下して所定の値以下になる。す ると、空気制御弁4が前述したように作動して空気の流出面積が低下し、測定ノ ズル5へ通流し噴出される空気量が低減される。このとき、空気制御弁4が圧力 計6の上流側に設けられていることから、空気制御弁4が作動したとき背圧P1 すなわち圧力計6に加わる圧力は低い。よって、圧力計6の指針6aが高圧側に 振り切れることがなく、圧力計に負担をかけずに非測定時の空気の消費量を節約 することが可能となる。なお、空気制御弁4の上流の圧力は高くなるが密閉管路 であるため空気の放出はない。一方、空気制御弁4の作動時には、前記開閉弁8 がこれと同時に全閉となる。よって、常時開いた状態にある前記零位調整弁9か らの空気の放出を防止することができ、空気の消費量をより節約することが可能 となる。
【0016】 また、非測定時には、空気制御弁4のバイパス流路29を通流した空気が測定 ノズル5から噴出しており、測定状態になり前記隙間hが小さくなると、測定ノ ズル5の背圧P1が増大する。このとき、零位調整弁9へは空気が通流せず空気 の放出もないことから、背圧P1は瞬時に作動圧以上に上昇する。よって、測定 時には、零位調整弁9の開度に関係なく空気制御弁4が測定時に必要な流出面積 を確保するよう直ちに作動させることが可能となる。そして、これと共に前記開 閉弁8が全開となるため、空気マイクロメータ1では正常な測定を行うことがで きる。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、測定用の加圧空気の通過量を調整する絞りと、 測定ノズルの背圧を指示する指示計器との間に、非測定時に前記背圧の変化に基 づき流出面積を低下するよう作動する空気制御弁を設け、これにより非測定時に 測定ノズルから噴出される空気量を低減するようにしたことから、非測定時には 前記指示計器に加わる圧力が測定時の圧力よりも低くなる。よって、指示計器に 、測定時以上の過大な圧力を加えることなく、非測定時における空気の消費量を 低減することが可能となる。その結果、指示計器の寿命が長くなる。
【0018】 また、前記指示計器と前記測定ノズルとの間に、指示計器の指示位置を可変す るために常開状の調整弁が設けられたものには、指示計器と前記測定ノズルとの 間の連通路と、調整弁との間に、前記空気制御弁の前記作動時には前記測定ノズ ルの背圧の変化に基づき閉作動する開閉弁を設けたことから、非測定時には調整 弁における空気の放出をもなくすことができる。よって、空気マイクロメータに おける非測定時の空気消費量をより一層節約することが可能となる。しかも、非 測定時に調整弁における空気の放出をなくすことから、測定状態となった際には 測定ノズルの背圧を瞬時に上昇させ、調整弁の開度に関係なく空気制御弁を直ち に測定可能な状態へ復帰させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すブロック図である。
【図2】同実施例の空気制御弁を示す断面図である。
【図3】同実施例の開閉弁を示す断面図である。
【図4】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 空気マイクロメータ 3 倍率調整絞り(絞り) 4 空気制御弁 5 測定ノズル 6 圧力計(指示計器) 7 連通路 8 開閉弁 9 零位調整絞り(調整弁)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定用の加圧空気の通過量を調整する絞
    りと、該絞りの下流に設けられた測定ノズルと、該測定
    ノズルと前記絞りとの間に設けられた測定ノズルの背圧
    を知るための指示計器と、該指示計器の指示位置を可変
    するため指示計器と前記測定ノズルとの間に設けられた
    常開の調整弁とを備えた空気マイクロメータにおいて、
    前記指示計器と前記絞りとの間に、非測定時に前記背圧
    の変化に基づき流出面積を低下するよう作動する空気制
    御弁を設け、かつ前記空気制御弁の作動時に前記測定ノ
    ズルの背圧の変化に基づき閉作動する開閉弁を、前記指
    示計器と前記測定ノズルとの間の連通路と、前記調整弁
    との間に設けたことを特徴とする空気マイクロメータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006023207A (ja) * 2004-07-08 2006-01-26 Aisin Aw Co Ltd エア供給作動装置

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JP2006023207A (ja) * 2004-07-08 2006-01-26 Aisin Aw Co Ltd エア供給作動装置
JP4595411B2 (ja) * 2004-07-08 2010-12-08 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 エア供給作動装置

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