JPH0538322A - 内視鏡用カテーテル装置 - Google Patents

内視鏡用カテーテル装置

Info

Publication number
JPH0538322A
JPH0538322A JP3195530A JP19553091A JPH0538322A JP H0538322 A JPH0538322 A JP H0538322A JP 3195530 A JP3195530 A JP 3195530A JP 19553091 A JP19553091 A JP 19553091A JP H0538322 A JPH0538322 A JP H0538322A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catheter
cap
endoscope
channel
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3195530A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Kuramoto
聖治 倉本
Ryoji Masubuchi
良司 増渕
Akio Nakada
明雄 中田
Yasuhiko Omagari
泰彦 大曲
Ichiro Nakamura
一郎 中村
Nobuhiko Washitsuka
信彦 鷲塚
Yoshinao Ooaki
義直 大明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP3195530A priority Critical patent/JPH0538322A/ja
Publication of JPH0538322A publication Critical patent/JPH0538322A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Endoscopes (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 観察窓の外表面を洗浄できると共に、消毒も
容易にできる内視鏡用カテーテル装置を提供することを
目的とする。を目的とする。 【構成】 内視鏡のチャンネル16に挿入されるカテ
ーテル22と、該カテーテル22の末端に着脱自在のキ
ャップ23と、該キャップ23側面に該キャップ23の
内腔に通じる溝部26とを設け、前記溝部26を経て観
察窓13の外表面に洗浄水を吹き付け可能にした構成で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内視鏡のチャンネルに
挿入されるカテーテルに、流体通路を形成した着脱自在
のキャップを設けた内視鏡用カテーテル装置に関する。
【0002】
【従来技術】体腔内などに挿入することによって、体腔
内の深部などを観察したり、必要に応じて処置具を用い
ることにより、治療処置なども行うことのできる内視鏡
が医療分野において広く用いられるようになった。又、
工業分野においても、ジェットエンジン内部とかプラン
ト内部などの検査に内視鏡が広く用いられる。
【0003】従来の医療用内視鏡の先端側を図7に示
す。この医療用内視鏡の挿入部の先端部52には観察窓
53が形成され、この観察窓53には対物レンズ系54
が取り付けられ、この対物レンズ系54の焦点面に配置
したイメージガイド55の先端面に光学像を結ぶように
してある。
【0004】上記観察窓53に隣接して送気・送水チャ
ンネル56が形成されており、この送気・送水チャンネ
ル56の先端には洗浄用のノズル57が取り付けられて
いる。このノズル57の先端は屈曲されて、観察窓53
に取り付けられる対物レンズ系54の外表面に向くよう
に取り付けられ、このノズル57から噴出される洗浄水
などにより、体液などで汚れた対物レンズ系54(観察
窓53)の外表面を洗浄できるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、上記
従来例のようにノズル57が屈曲しているので、内視鏡
を使用すると、このノズル57の屈曲部分に汚物などが
溜まり易く、使用後の消毒液などによる消毒処理でも完
全に除去、滅菌することが困難になり、この消毒処理が
完全でないと、雑菌の繁殖源になり、次に使用する場
合、感染させてしまうという問題があった。
【0006】なお、実公昭64ー6804号公報では先
端部に送気・送水ノズルを設けたキャップを着脱自在で
取り付けられるようにしたものを開示している。この公
報では送気・送水ノズルはキャップに固定されており、
このキャップの送気・送水ノズルの消毒は簡単でなく、
使い捨てで使用しなければならない。
【0007】本発明は上述した点にかんがみてなされた
もので、観察窓の外表面を洗浄できると共に、消毒も容
易にできる内視鏡用カテーテル装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【問題点を解決する手段及び作用】内視鏡のチャンネル
に挿入されるカテーテルと、該カテーテル末端開口部に
着脱自在のキャップと、該キャップ側面に前記チャンネ
ルに通じる流体通路とを設けることにより、前記カテー
テル末端開口部にキャップを装着することにより観察窓
の外表面を洗浄できると共に、キャップを取り外すこと
により、簡単にかつ確実に消毒を行うことができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を具体
的に説明する。図1ないし図4は本発明の第1実施例に
係り、図1は第1実施例が装着された状態での内視鏡の
先端側を断面図で示し、図2は第1実施例が装着された
状態での内視鏡全体を示し、図3は第1実施例の内視鏡
用カテーテル装置のキャップを示し、図4は図1の主要
部を拡大して示す。
【0010】図2に示すように第1実施例を備えた、例
えば胸腔観察用の内視鏡1は観察手段を内蔵し、体腔内
などに挿入できるように細長で可撓性を有する挿入部2
と、この挿入部2の後端に連設された太幅の操作部3
と、この操作部3の後端に形成された接眼部4と、前記
操作部3の側部から延出されたライトガイドケーブル5
とからなり、このライトガイドケーブル5の端部に取り
付けたコネクタ6を図示しない光源装置に着脱自在で接
続することができる。
【0011】上記挿入部2は先端側から硬質の先端部7
と、湾曲自在の湾曲部8と、可撓性の可撓管部9とから
なり、操作部3に設けた湾曲ノブ11を操作することに
よって、湾曲部8を湾曲できるようになっている。上記
ライトガイドケーブル5のコネクタ6を光源装置に接続
することによって、光源装置内の図示しないランプの白
色光がライトガイドの端面に照射され、このライトガイ
ドにより伝送された照明光は、先端部7側の端面が取り
付けられた照明窓12から前方に出射され、図示しない
被検体を照明する。
【0012】照明された被検体は先端部7の観察窓13
に設けた図1に示す対物レンズ系14によって、その焦
点面に固定されたイメージガイド15の一方の端面に光
学像が結ばれる。このイメージガイド15によって接眼
部4側の他方の端面に光学像が伝送される。この他方の
端面に対向して図示しない接眼レンズが配置され、該接
眼レンズを経て肉眼にて拡大観察することができる。
【0013】上記内視鏡1には、処置具などを挿通して
治療処置などを行うことができるように、チャンネル1
6が設けてあり、このチャンネル16は図2に示す操作
部3の挿入口17から挿入部2内を経て先端部7の末端
開口部18(図1、図4参照)に至る。このチャンネル
16は挿入部2内ではフレキシブルなチューブ19で形
成され、このチューブ19の先端は先端部7の透孔に固
定された口金に固着されている。
【0014】この内視鏡1のチャンネル16には第1実
施例の(内視鏡用)カテーテル装置21を挿通して、観
察窓13の外表面、つまり対物レンズ系14の外表面を
洗浄する洗浄手段として使用できるようになっている。
このカテーテル装置21は、図1及び図3に示すように
中空のカテーテル22と、このカテーテル22の一方の
開口端部に着脱自在のキャップ23と、前記カテーテル
22の他方の開口端部に着脱自在で接続され、液体或い
は気体を先端側に供給する(図2に示す)シリンジ24
とから構成される。
【0015】上記カテーテル22は可撓性を有するチュ
ーブで形成され、チャンネル16内を挿通できる外径に
してある。また、キャップ23には、カテーテル22の
一方の開口端部に着脱自在となる円筒形状の筒部25が
一体的に形成され、かつ筒部25の側部からキャップ2
3の一部にかけて切り欠いた溝部26が形成され、筒部
25の内側とキャップ23の周方向における1つのてい
る。
【0016】そして、図4に示すようにカテーテル22
を経て手元側から送気或いは送水された矢印で示す液体
或いは気体は、この溝部26を通って、この溝部26に
おけるキャップ23側の開口に対向する観察窓13に向
けて噴出できるようにしている。
【0017】なお、キャップ23の筒部25の外径はチ
ャンネル16の末端開口部18の内径より僅かに小さ
く、例えば圧入することにより、この筒部25の外側の
(カテーテル22の)チューブを押圧して、この末端開
口部18に着脱自在で装着できるようになっている。
【0018】この第1実施例によれば、カテーテル22
にキャップ23を挿入したものをチャンネル16に通す
ことにより、図1或いは図4に示すようにチャンネル1
6の末端開口部18にキャップ23を装着できる。ま
た、カテーテル22の手元側の端部にシリンジ24を取
付け、このシリンジ24を操作することにより、シリン
ジ24内の液体或いは気体を先端側に送出できる。
【0019】図4に示すようにこの送出された液体或い
は気体は、溝部26を通ってこの溝部26におけるキャ
ップ23側の開口に対向する観察窓13に向けて噴出さ
れ、観察窓13の外表面に付着などしている付着物を除
去することができる。つまり、通常のノズルを経て液体
或いは気体を噴出したものと同様の洗浄機能を有する。
【0020】このようにして、患部などの観察に使用し
た後、内視鏡1を消毒する場合には、カテーテル装置2
1を内視鏡1から取り外すことにより、内視鏡1は屈曲
したノズル部分を有しないので確実に消毒することがで
きる。また、カテーテル装置21もカテーテル22とキ
ャップ23と(シリンジ24と)に分解できるので、こ
のカテーテル装置21も確実に消毒することができる。
これらの操作は簡単に行うことができる。
【0021】従って、この第1実施例は通常のノズルを
経て液体或いは気体を噴出したものと同様の洗浄機能を
有すると共に、簡単な作業で消毒処理も完全に行うこと
ができる。
【0022】図5は本発明の第2実施例を示す。この第
2実施例のカテーテル装置31は、フレキシブルなチュ
ーブで形成されたカテーテル32と、このカテーテル3
2の先端に着脱自在のキャップ33と、このカテーテル
32の他端に取り付けられ、(内視鏡のチャンネル34
の)挿入口35に着脱自在の中継部材36から延出され
る接続チューブ37とから構成され、この接続チューブ
37は光源装置(図示せず)の送気・送水手段の送気・
送水口金に接続できるようになっている。
【0023】上記キャップ33は図6に示すようにカテ
ーテル32の中空部に連通する開口部38が形成されて
いる。また、このキャップ33の基端に一体的に形成し
た接続部39は筒の一部を切り欠いて非対称な形状にさ
れ、さらにこの切り欠きと例えば反対側の側面を長手方
向に切り欠いて溝部41が設けられ、送気及び送水の通
路を形成している。この溝部41に対向するキャップ部
分もこの溝部41と直交する方向に切り欠き42を設け
てある。
【0024】このカテーテル装置31が装着される内視
鏡43のチャンネル34の末端開口部44は、図6に示
すように上記キャップ33の接続部39を、例えば圧入
できる非対称な形状にされている。圧入などでこのカテ
ーテル装置31が装着されると、切り欠き42に対向し
て観察窓45に取り付けた対物レンス゛系46の外表面が臨
むようにしてある。
【0025】この実施例では、内視鏡43のチャンネル
34の内壁とカテーテル32のチューブ外壁との間のス
ペース部分で送気とか送水の通路が形成され、カテーテ
ル32のチューブ内側を処置具を挿通できるようにして
いることが特徴となっている。
【0026】つまり、このカテーテル装置31を装着す
ると、図6に示すようにチャンネル34の内壁とカテー
テル32のチューブ外壁との間のスペース部分で送気と
か送水の通路を形成でき、例えば送水することによっ
て、溝部41及び切り欠き42を経て観察窓45の外表
面に洗浄水などを吹き付けることができ、観察の支障に
なる付着物などを除去できる。
【0027】また、図5に示すように中継部材36を挿
入口35に圧入などで装着することにより、カテーテル
32のチューブ内側に処置具を挿通できるチャンネルと
して使用できる。
【0028】なお、カテーテル32の先端部を硬質にし
て、圧入などでキャップ33を着脱自在で装着できるよ
うにしても良い。また、例えば第1実施例において、筒
部25の外周面に例えば周溝或いは凹部を設け、一方カ
テーテル19の対応する部分に凸部などを設けて、両部
材を嵌合させた状態でチャンネル16の末端開口部18
に圧入などして装着することにより、脱落を確実に防止
するようにしても良い。また、螺合により、着脱自在に
しても良い。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
視鏡のチャンネルに挿入されるカテーテルと、該カテー
テルの末端に着脱自在のキャップと、該キャップ側面な
どに該キャップの内腔に通じるガイドを設けているの
で、前記ガイドを経て観察窓の外表面に洗浄水などを吹
き付ける機能を有すると共に、カテーテルとキャップと
を分離して消毒を確実に行うこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例が装着された内視鏡の先端
側を示す断面図。
【図2】第1実施例が装着された内視鏡全体を示す外観
図。
【図3】第1実施例におけるキャップを示す斜視図。
【図4】図1の一部を拡大して示す断面図。
【図5】本発明の第2実施例を示す構成図。
【図6】第2実施例が装着された内視鏡の先端側を示す
断面図。
【図7】従来の内視鏡の先端側の構造を示す断面図。
【符号の説明】
1…内視鏡 2…挿入部 3…操作部 7…先端部 13…観察窓 16…チャンネル 21…カテーテル装置 22…カテーテル 23…キャップ 25…筒部 26…溝部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大曲 泰彦 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中村 一郎 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 鷲塚 信彦 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大明 義直 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡のチャンネルに挿入されるカテー
    テルと、該カテーテルの一方の端部に着脱自在のキャッ
    プと、該キャップ側面に前記チャンネルに通じる流体通
    路とを設けたことを特徴とする内視鏡用カテーテル装
    置。
JP3195530A 1991-08-05 1991-08-05 内視鏡用カテーテル装置 Withdrawn JPH0538322A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3195530A JPH0538322A (ja) 1991-08-05 1991-08-05 内視鏡用カテーテル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3195530A JPH0538322A (ja) 1991-08-05 1991-08-05 内視鏡用カテーテル装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0538322A true JPH0538322A (ja) 1993-02-19

Family

ID=16342625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3195530A Withdrawn JPH0538322A (ja) 1991-08-05 1991-08-05 内視鏡用カテーテル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0538322A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011120880A (ja) * 2009-10-12 2011-06-23 Endoguard Ltd フローガイド
JP2012022269A (ja) * 2010-07-16 2012-02-02 Olympus Corp 内視鏡

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011120880A (ja) * 2009-10-12 2011-06-23 Endoguard Ltd フローガイド
JP2012022269A (ja) * 2010-07-16 2012-02-02 Olympus Corp 内視鏡

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5637075A (en) Apparatus for observing inside of body cavity
US5279542A (en) Colon irrigation method
US5630795A (en) Cleaning tube apparatus for endoscope
US6286179B1 (en) Apparatus and method for removing debris from the lens-cleaning nozzle of an endoscope
JPH01244732A (ja) シース付内視鏡
JPH04322633A (ja) 内視鏡
JP3418270B2 (ja) 内視鏡
JPH05103748A (ja) 内視鏡用カテーテル装置
JP2971608B2 (ja) 内視鏡洗浄消毒装置
JP3607843B2 (ja) 内視鏡
JPH0538323A (ja) 内視鏡用フード装置
JP3849218B2 (ja) 内視鏡用フード
JPH0538322A (ja) 内視鏡用カテーテル装置
JPH05103756A (ja) 内視鏡
JPS6226446B2 (ja)
JPH05146396A (ja) 洗浄用カテーテル装置
JPH07246187A (ja) 内視鏡棒状部の先端レンズ洗浄用管及び洗浄装置
JPH0595891A (ja) 内視鏡用洗浄カテーテル装置
JP7098841B2 (ja) 内視鏡用先端カバー、内視鏡装置
JPH05103752A (ja) 内視鏡
JP3181659B2 (ja) 内視鏡
JPH05103753A (ja) 内視鏡用洗浄カテーテル装置
JPH05184522A (ja) 内視鏡
JPH05146395A (ja) 内視鏡用カテーテル装置
JPH0511841Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981112