JPH0538103A - モーター用磁心製造方法 - Google Patents
モーター用磁心製造方法Info
- Publication number
- JPH0538103A JPH0538103A JP18982391A JP18982391A JPH0538103A JP H0538103 A JPH0538103 A JP H0538103A JP 18982391 A JP18982391 A JP 18982391A JP 18982391 A JP18982391 A JP 18982391A JP H0538103 A JPH0538103 A JP H0538103A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tools
- product
- jigs
- magnetic core
- tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明はモーター用磁心のプレス抜きバリ部
を、曲面ならびに連続する直線面に変えることにある。 【構成】本発明は上下一対の治工具により、磁心のプレ
ス抜きバリ部に治工具成形々状を写し与えることを特徴
とする。 【効果】本発明により、モーター巻線時におけるコイル
の損傷防止、ならびに巻線効率の向上が図れ、モーター
性能の向上に寄与する。
を、曲面ならびに連続する直線面に変えることにある。 【構成】本発明は上下一対の治工具により、磁心のプレ
ス抜きバリ部に治工具成形々状を写し与えることを特徴
とする。 【効果】本発明により、モーター巻線時におけるコイル
の損傷防止、ならびに巻線効率の向上が図れ、モーター
性能の向上に寄与する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モーター用磁心製造方
法の改良に関する。
法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のモーター用磁心製造方法は、上下
一対の治工具によりプレス加工することにより、図1
(a)(b)に示す様な製品コーナー部にエッヂ又は不
整面を持つ製品を製造するのが常であった。
一対の治工具によりプレス加工することにより、図1
(a)(b)に示す様な製品コーナー部にエッヂ又は不
整面を持つ製品を製造するのが常であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、図
2(a)(b)に示す様に製品コーナー部に有するエッ
ジ又は不整面により、相手部品に損傷を与え、および相
手部品との密着性が悪く、完成部品性能の向上に寄与し
ない。本発明はこのエッヂ又は不整面を、曲面又は連続
する直線にすることにより、相手部品の損傷を防止し、
更に相手部品との密着性を向上させ、完成部品の性能を
向上することにある。
2(a)(b)に示す様に製品コーナー部に有するエッ
ジ又は不整面により、相手部品に損傷を与え、および相
手部品との密着性が悪く、完成部品性能の向上に寄与し
ない。本発明はこのエッヂ又は不整面を、曲面又は連続
する直線にすることにより、相手部品の損傷を防止し、
更に相手部品との密着性を向上させ、完成部品の性能を
向上することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の磁心製造方法
は、上下一対の治工具により製品のコーナー部に、曲面
又は連続する直線部を付与することを特徴とする。
は、上下一対の治工具により製品のコーナー部に、曲面
又は連続する直線部を付与することを特徴とする。
【0005】
【作用】プレス剪断加工により生じた製品コーナー部の
エッヂ、不整面は、上下一対の治工具に有する成形され
た工具により、工具の形状を製品コーナー部に押し当
て、工具形状を製品に写し与える。
エッヂ、不整面は、上下一対の治工具に有する成形され
た工具により、工具の形状を製品コーナー部に押し当
て、工具形状を製品に写し与える。
【0006】
【実施例】以下に本発明の実施例を図をもって説明す
る。図3(a)(b)は上下一対の治工具に連続する曲
面、連続する直線を成形させた工具であり、プレス剪断
加工により生じたエッヂ、不整面へ再び工具の成形々状
を写し与える状態である。製品のエッヂ、不整面は、上
下一対の治具圧力により、製品の材料組織が流動されら
れ、成形された工具と相似の形状を形成する。図4
(a)(b)は成形された工具によって形状を写し与え
られた製品を示す。この成形における上下の工具材質
は、超硬合金等の硬質材を用いることが、工具耐命の上
からも望ましい。また工具へ付与するRの大きさは0.
1ミリメートル程度とし、成形研削等の機械加工とす
る。この際の上下工具の形状精度は0.005ミリメー
トル以下に確保する。
る。図3(a)(b)は上下一対の治工具に連続する曲
面、連続する直線を成形させた工具であり、プレス剪断
加工により生じたエッヂ、不整面へ再び工具の成形々状
を写し与える状態である。製品のエッヂ、不整面は、上
下一対の治具圧力により、製品の材料組織が流動されら
れ、成形された工具と相似の形状を形成する。図4
(a)(b)は成形された工具によって形状を写し与え
られた製品を示す。この成形における上下の工具材質
は、超硬合金等の硬質材を用いることが、工具耐命の上
からも望ましい。また工具へ付与するRの大きさは0.
1ミリメートル程度とし、成形研削等の機械加工とす
る。この際の上下工具の形状精度は0.005ミリメー
トル以下に確保する。
【0007】工具における成形された形状の大きさは、
製品の大きさを考慮し、製品よりも1%程度大きな形状
を設定する。この値が大きくなると、連続する曲面、又
は直線の量が少なくなり、また小さくなると、工具と製
品が干渉し、製品への損傷を与えることになる。
製品の大きさを考慮し、製品よりも1%程度大きな形状
を設定する。この値が大きくなると、連続する曲面、又
は直線の量が少なくなり、また小さくなると、工具と製
品が干渉し、製品への損傷を与えることになる。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、プレス剪断加工の際生
ずるモーター用磁心のエッヂ、不整面を、曲面又は連続
する直線に変えることができ、相手部品への損傷防止及
び相手部品との密着性を向上させ、完成部品の性能向上
効果がある。
ずるモーター用磁心のエッヂ、不整面を、曲面又は連続
する直線に変えることができ、相手部品への損傷防止及
び相手部品との密着性を向上させ、完成部品の性能向上
効果がある。
【図1】(a)本発明のモーター用磁心の外観図であ
る。 (b)磁心の断面を示す図。
る。 (b)磁心の断面を示す図。
【図2】(a)磁心が相手部品(コイル)と組み合わさ
れた状態を示す図。 (b)上記、図2(a)の断面状態を示す図。
れた状態を示す図。 (b)上記、図2(a)の断面状態を示す図。
【図3】(a)(b)本発明の治工具と製品の関係を示
す図。
す図。
【図4】(a)(b)本発明の治工具により、工具形状
を写し与えられた製品を示す図。
を写し与えられた製品を示す図。
1 エッヂ,不整部 2 相手部品(コイル) 3 製品 4 工具(上) 5 工具(下) 6 製品 7 工具(上) 8 工具(下)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】上下一対の治工具によりプレス加工をする
モーター用磁心製造方法において、製品のコーナー部に
曲面又は連続する直線部を付与することを特徴とするモ
ーター用磁心製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18982391A JPH0538103A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | モーター用磁心製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18982391A JPH0538103A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | モーター用磁心製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0538103A true JPH0538103A (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=16247808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18982391A Pending JPH0538103A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | モーター用磁心製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0538103A (ja) |
-
1991
- 1991-07-30 JP JP18982391A patent/JPH0538103A/ja active Pending
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