JPH05379Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH05379Y2 JPH05379Y2 JP19579986U JP19579986U JPH05379Y2 JP H05379 Y2 JPH05379 Y2 JP H05379Y2 JP 19579986 U JP19579986 U JP 19579986U JP 19579986 U JP19579986 U JP 19579986U JP H05379 Y2 JPH05379 Y2 JP H05379Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- adhesive
- copy
- cassette
- feeding cassette
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 33
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 32
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 21
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 2
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000012840 feeding operation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は用紙給送用カセツトから給紙を行うイ
ンパクトプリンタに用いられる複数枚綴りの複写
用紙に関するものである。
ンパクトプリンタに用いられる複数枚綴りの複写
用紙に関するものである。
現在インパクトプリンタは種々のものが実用化
されており、そのうちのひとつを図面に従つて説
明する。
されており、そのうちのひとつを図面に従つて説
明する。
第3図はこの種のプリンタのうちの用紙給送用
カセツト機構付インパクトプリンタの構造を示す
概略側断面図である。
カセツト機構付インパクトプリンタの構造を示す
概略側断面図である。
図において1はインパクトプリンタの装置本
体、2はこの装置本体1に着脱可能な用紙給送用
カセツトで、この用紙給送用カセツト2は装置本
体1にその前面側から装着する際の挿入方向の前
端両角部に爪部2aを有しており、この用紙給送
用カセツト2内には通常単葉状の用紙3が複数枚
セツトされている。
体、2はこの装置本体1に着脱可能な用紙給送用
カセツトで、この用紙給送用カセツト2は装置本
体1にその前面側から装着する際の挿入方向の前
端両角部に爪部2aを有しており、この用紙給送
用カセツト2内には通常単葉状の用紙3が複数枚
セツトされている。
また前記装置本体1内には用紙給送用カセツト
2の上方に該用紙給送用カセツト2内の用紙3を
繰出すための繰出しローラ4が、さらにこの用紙
3の繰出し方向前方には用紙3を給送するための
一対のフイードローラ5及び6が設けられ、この
一対のフイードローラ5と6との間には用紙3に
印字を行う印字ヘツド7、及びこの印字ヘツド7
と対向してプラテンローラ8が設けられている。
2の上方に該用紙給送用カセツト2内の用紙3を
繰出すための繰出しローラ4が、さらにこの用紙
3の繰出し方向前方には用紙3を給送するための
一対のフイードローラ5及び6が設けられ、この
一対のフイードローラ5と6との間には用紙3に
印字を行う印字ヘツド7、及びこの印字ヘツド7
と対向してプラテンローラ8が設けられている。
9は給送されてきた用紙3を集積するスタツカ
である。
である。
上述した構成の作用を説明する。
まず図示しないモータにより繰出しローラ4を
駆動して1回転させると、用紙給送用カセツト2
内にある用紙3の最上部の1枚だけが、該用紙給
送用カセツト2の爪部2aを乗り越えて繰出され
る。
駆動して1回転させると、用紙給送用カセツト2
内にある用紙3の最上部の1枚だけが、該用紙給
送用カセツト2の爪部2aを乗り越えて繰出され
る。
こうして繰出された用紙3はその先端部を、繰
出し方向に設けられた一対のフイードローラ5間
に挟まれ、この一対のフイードローラ5により給
送され、印字ヘツド7とプラテンローラ8間に導
びかれて印字ヘツド7により所定の印字が行なわ
れた後、プラテンローラ8の回転にともなつてさ
らに給送されもう一方の一対のフイードローラ6
間に挟まれ、このフイードローラ6により給送さ
れスタツカ9に集積されて処理が終了する。
出し方向に設けられた一対のフイードローラ5間
に挟まれ、この一対のフイードローラ5により給
送され、印字ヘツド7とプラテンローラ8間に導
びかれて印字ヘツド7により所定の印字が行なわ
れた後、プラテンローラ8の回転にともなつてさ
らに給送されもう一方の一対のフイードローラ6
間に挟まれ、このフイードローラ6により給送さ
れスタツカ9に集積されて処理が終了する。
ところで上述した装置においては、複数枚綴り
の複写用紙に印字を行うことも多々ある。
の複写用紙に印字を行うことも多々ある。
第4図は従来の複数枚綴りの複写用紙の斜視図
であり、10はたとえば3枚綴りの複写用紙で、
この複写用紙10は3枚の用紙のその繰出し方向
と直交する2辺をのり等の接着剤11により接着
した構造となつている。
であり、10はたとえば3枚綴りの複写用紙で、
この複写用紙10は3枚の用紙のその繰出し方向
と直交する2辺をのり等の接着剤11により接着
した構造となつている。
このような複写用紙10は、前記用紙給送用カ
セツト2内にセツトし上述した単葉状の用紙3と
同様に処理を行つていた。
セツト2内にセツトし上述した単葉状の用紙3と
同様に処理を行つていた。
しかしながら上述した従来の複写用紙では、用
紙の対向する2辺の全域にわたつて接着剤が塗布
されているため用紙給送用カセツト内からの繰出
し時において次のような問題があつた。
紙の対向する2辺の全域にわたつて接着剤が塗布
されているため用紙給送用カセツト内からの繰出
し時において次のような問題があつた。
第5図は従来の高温時の複写用紙と用紙カセツ
トの爪部の関係を示す図、第6図はその低温時の
関係を示す図であり、この図に見られるように第
5図の高温時においては前記接着剤の柔軟性があ
る程度保たれるため複写用紙の接着部はたわみ用
紙カセツトの爪部を乗り越えて繰出すことが可能
である。しかし第6図の低温時、たとえば約0°〜
10℃の状態においては該接着剤が硬直して複写用
紙の腰が強くなるため複写用紙の接着部はたわま
ず用紙カセツトの爪部を乗り越えることができな
くなつて繰出不可能になるという問題があり、さ
らには爪部を乗り越えられないために繰出しロー
ラの回転力を受けた部分が局部的にめくり上げら
れてジヤムを発生してしまうということにもな
る。
トの爪部の関係を示す図、第6図はその低温時の
関係を示す図であり、この図に見られるように第
5図の高温時においては前記接着剤の柔軟性があ
る程度保たれるため複写用紙の接着部はたわみ用
紙カセツトの爪部を乗り越えて繰出すことが可能
である。しかし第6図の低温時、たとえば約0°〜
10℃の状態においては該接着剤が硬直して複写用
紙の腰が強くなるため複写用紙の接着部はたわま
ず用紙カセツトの爪部を乗り越えることができな
くなつて繰出不可能になるという問題があり、さ
らには爪部を乗り越えられないために繰出しロー
ラの回転力を受けた部分が局部的にめくり上げら
れてジヤムを発生してしまうということにもな
る。
そこで本考案は前記問題点を解決するためにな
されたものであり、低温時において用紙カセツト
から複写用紙を繰出す際、複写用紙の接着剤が硬
直していても用紙カセツトからの繰出しをスムー
ズに行つてジヤムの発生を防止することのできる
複写用紙を提供することを目的とする。
されたものであり、低温時において用紙カセツト
から複写用紙を繰出す際、複写用紙の接着剤が硬
直していても用紙カセツトからの繰出しをスムー
ズに行つてジヤムの発生を防止することのできる
複写用紙を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため本考案は、複数枚の用
紙の繰出し方向と直交する2辺を接着することに
より構成されるプリンタの複写用紙において、前
方側の辺のすくなくとも用紙給送用カセツトの爪
部と対応する部分は接着剤を塗布していない非接
着部としたものである。
紙の繰出し方向と直交する2辺を接着することに
より構成されるプリンタの複写用紙において、前
方側の辺のすくなくとも用紙給送用カセツトの爪
部と対応する部分は接着剤を塗布していない非接
着部としたものである。
上述した構成の複写用紙は、用紙給送用カセツ
トに収納してセツトし、これをプリンタの装置本
体内において繰出しローラにより繰出す時、該用
紙給送用カセツトの爪部と対応する部分が、複写
用紙の接着剤を塗布していない非接着部となつて
いるため、この部分がたわんで該爪部を乗り越え
ることができる。
トに収納してセツトし、これをプリンタの装置本
体内において繰出しローラにより繰出す時、該用
紙給送用カセツトの爪部と対応する部分が、複写
用紙の接着剤を塗布していない非接着部となつて
いるため、この部分がたわんで該爪部を乗り越え
ることができる。
このように接着剤を塗布していない非接着部を
設けて爪部を乗り越えることとしたので温度の変
化に影響されることなく一般紙用の通常の用紙給
送用カセツトであつても安定して繰出すことがで
きジヤムの発生のない複写用紙を提供することが
できる。
設けて爪部を乗り越えることとしたので温度の変
化に影響されることなく一般紙用の通常の用紙給
送用カセツトであつても安定して繰出すことがで
きジヤムの発生のない複写用紙を提供することが
できる。
以下本考案の実施例について図面を用いて説明
する。
する。
第1図は本実施例の複写用紙の斜視図である。
図において12はたとえば3枚綴りの複写用紙
で、この複写用紙12は3枚の用紙のその繰出し
方向と直交する2辺をのり等の接着剤11により
接着した構造となつているが、接着されている2
辺のうちの繰出し方向前方の辺のみにおいてすく
なくともその両端、つまり用紙給送用カセツトの
爪部と対応する部分に接着剤を塗布していない非
接着部aを設けてある。
で、この複写用紙12は3枚の用紙のその繰出し
方向と直交する2辺をのり等の接着剤11により
接着した構造となつているが、接着されている2
辺のうちの繰出し方向前方の辺のみにおいてすく
なくともその両端、つまり用紙給送用カセツトの
爪部と対応する部分に接着剤を塗布していない非
接着部aを設けてある。
なお図中aは用紙給送用カセツトの爪部の幅よ
りやや広い寸法とするとよい。
りやや広い寸法とするとよい。
第2図は本実施例の複写用紙と用紙給送用カセ
ツトの爪部との関係を示す図であり、12は第1
図で示した複写用紙、2aは第3図で示した用紙
給送用カセツト2の爪部である。
ツトの爪部との関係を示す図であり、12は第1
図で示した複写用紙、2aは第3図で示した用紙
給送用カセツト2の爪部である。
この図に見られるように前記複写用紙12を複
数組用紙給送用カセツト2内にセツトすると、用
紙給送用カセツト2の爪部2aの位置に、複写用
紙12の接着剤11を塗布していない非接着部a
が対応して位置付けられるため、これをプリンタ
の装置本体1に装着し、繰出しローラ4により複
写用紙12を繰出そうとすると、接着剤11を塗
布していない部分がたわんで爪部2aを乗り越
え、いちばん上の1組の複写用紙12だけが繰出
される。
数組用紙給送用カセツト2内にセツトすると、用
紙給送用カセツト2の爪部2aの位置に、複写用
紙12の接着剤11を塗布していない非接着部a
が対応して位置付けられるため、これをプリンタ
の装置本体1に装着し、繰出しローラ4により複
写用紙12を繰出そうとすると、接着剤11を塗
布していない部分がたわんで爪部2aを乗り越
え、いちばん上の1組の複写用紙12だけが繰出
される。
以上詳細に説明したように本考案によれば、複
数枚の用紙の対向する2辺を接着剤により接着し
て複数枚綴りの複写用紙を構成し、この複写用紙
の繰出し方向前方の辺のみにすくなくとも用紙給
送用カセツトの爪部と対応する部分に接着剤を塗
布していない非接着部を設けたことによりこの複
写用紙を一般紙用の通常の用紙カセツトに複数組
セツトし、プリンタの装置本体に装着して繰出し
ローラを回転させると、接着剤を塗布していない
非接着部がたわんで爪部を乗り越えることができ
るので複数枚綴りの複写用紙であつても繰り出す
ことが可能となる。
数枚の用紙の対向する2辺を接着剤により接着し
て複数枚綴りの複写用紙を構成し、この複写用紙
の繰出し方向前方の辺のみにすくなくとも用紙給
送用カセツトの爪部と対応する部分に接着剤を塗
布していない非接着部を設けたことによりこの複
写用紙を一般紙用の通常の用紙カセツトに複数組
セツトし、プリンタの装置本体に装着して繰出し
ローラを回転させると、接着剤を塗布していない
非接着部がたわんで爪部を乗り越えることができ
るので複数枚綴りの複写用紙であつても繰り出す
ことが可能となる。
このように複写用紙の接着剤を塗布していない
非接着部により爪部を乗り越えるようにしている
ため低温時において接着剤が硬直しても容易に爪
部を乗り越えることができるのでスムーズに複写
用紙を繰出すことができ、ジヤムの発生も防止す
ることができる。
非接着部により爪部を乗り越えるようにしている
ため低温時において接着剤が硬直しても容易に爪
部を乗り越えることができるのでスムーズに複写
用紙を繰出すことができ、ジヤムの発生も防止す
ることができる。
すなわち温度により影響されることがないので
一般紙用の通常の用紙給送用カセツトであつて
も、一組づつ常に安定した繰出し動作を行うこと
が可能な複数枚綴りの複写用紙を提供することが
できる。
一般紙用の通常の用紙給送用カセツトであつて
も、一組づつ常に安定した繰出し動作を行うこと
が可能な複数枚綴りの複写用紙を提供することが
できる。
第1図は本実施例の複写用紙を示す斜視図、第
2図は本実施例の複写用紙と用紙給送用カセツト
の爪部との関係を示す斜視図、第3図は用紙給送
用カセツト機構付インパクトプリンタの構造を示
す概略側断面図、第4図は従来の複写用紙を示す
斜視図、第5図は従来の高温時の複写用紙と用紙
給送用カセツトの爪部との関係を示す図、第6図
は従来の低温時の複写用紙と用紙給送用カセツト
の爪部との関係を示す図である。 2……用紙給送用カセツト、2a……爪部、1
1……接着剤、12……複写用紙、a……非接着
部。
2図は本実施例の複写用紙と用紙給送用カセツト
の爪部との関係を示す斜視図、第3図は用紙給送
用カセツト機構付インパクトプリンタの構造を示
す概略側断面図、第4図は従来の複写用紙を示す
斜視図、第5図は従来の高温時の複写用紙と用紙
給送用カセツトの爪部との関係を示す図、第6図
は従来の低温時の複写用紙と用紙給送用カセツト
の爪部との関係を示す図である。 2……用紙給送用カセツト、2a……爪部、1
1……接着剤、12……複写用紙、a……非接着
部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 複数枚の用紙の対向する2辺をそれぞれ接着剤
により接着することにより構成され、 かつ爪部を有する用紙給送用カセツト内から繰
出して使用されるプリンタの複写用紙において、 前記接着剤により接着された2辺のうち繰出し
方向前方側の辺のすくなくとも前記爪部と対応す
る部分を接着剤を塗布していない非接着部とした
ことを特徴とするプリンタの複写用紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19579986U JPH05379Y2 (ja) | 1986-12-22 | 1986-12-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19579986U JPH05379Y2 (ja) | 1986-12-22 | 1986-12-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63100268U JPS63100268U (ja) | 1988-06-29 |
JPH05379Y2 true JPH05379Y2 (ja) | 1993-01-07 |
Family
ID=31154021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19579986U Expired - Lifetime JPH05379Y2 (ja) | 1986-12-22 | 1986-12-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05379Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-12-22 JP JP19579986U patent/JPH05379Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63100268U (ja) | 1988-06-29 |
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