JPH053785U - 強化樹脂成形材 - Google Patents

強化樹脂成形材

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JPH053785U
JPH053785U JP5168191U JP5168191U JPH053785U JP H053785 U JPH053785 U JP H053785U JP 5168191 U JP5168191 U JP 5168191U JP 5168191 U JP5168191 U JP 5168191U JP H053785 U JPH053785 U JP H053785U
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JP
Japan
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reinforced resin
heater wire
molding material
resin molding
embedded
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Pending
Application number
JP5168191U
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English (en)
Inventor
敏 三浦
繁 梅田
直人 坂元
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 強化樹脂材で板体1を形成し、外表面付近に
ヒーター線2を埋め込んだ。 【効果】 内部に埋め込んだヒーター線2に通電して外
表面近くで発熱することにより、雪および氷を溶かして
除去することができ、ヒーター線2が板体1の中に一体
に埋め込まれているので、止水性が高く、漏電および断
線の危惧がない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、農業用水路,下水路,中小水力発電用水路等に用いられる強化樹脂 複合管もしくは強化樹脂管や、トンネルの二次覆工材等に用いられる強化樹脂板 などの強化樹脂成形材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、農業用水路,下水路,中小水力発電用水路あるいは、トンネルの二次覆 工材等には、強化樹脂複合管,強化樹脂管,強化樹脂板ならどの強化樹脂成形材 が用いられている。この強化樹脂成形材は、不飽和ポリエステル樹脂とガラス繊 維および他の充填材で形成されている。そして、熱的性質は強化材,樹脂含有率 ,空洞率,板厚等にあまり影響されず、樹脂の種類に大きく影響される。また、 当然のことながら温度依存性がある。
【0003】 例 強化樹脂材の比熱:0.2Kcal/Kg ℃ 鉄:0.115Kcal/Kg ℃ 熱伝導率:0.2Kcal/mhr℃ 鉄:577 Kcal/mhr℃ さらに、概して良好な電気的性質を示し、絶縁性が高いことや誘電率が低い長所 がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の強化樹脂成形材では、他の金属材、例えば鉄などに較 べて断熱性が高いために、寒冷地においては管や板の外表面に積雪,凍結が起こ り易く、作業に支障が生じたり、凍害が発生する問題があった。
【0005】 本考案は上記課題を解決するもので、融雪および凍結防止を行うことができる 強化樹脂成形材を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するために本考案は、強化樹脂材で筒状もしくは板状に形成さ れて外表面付近にヒーター線が埋め込まれた構成としたものである。
【0007】
【作用】
上記構成により、寒冷地において積雪、凍結があった時には、筒状もしくは板 状をなす強化樹脂成形材の中に埋め込んだヒーター線に通電して外表面近くで発 熱し、雪および氷を溶かして除去する。また、ヒーター線が強化樹脂成形材の中 に一体に埋め込まれているので、止水性が高く、漏電および断線の危惧がない。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図1において、板体1は トンネルの二次覆工材などであり、強化樹脂材で成形されている。この板体1は 、ベースの強化樹脂層の上にニクロム線などのヒーター線2を配線し、その上に さらに強化樹脂層を積層して成形されている。また、ヒーター線2の端部に接続 された端子3が板体1の外表面に露出している。
【0009】 そして、端子3に接続して制御装置4が設けられており、制御装置4はスライ ダック5と電圧計6とブレーカー7で構成されている。 以下、上記構成における作用を説明する。施工状態において、制御装置4は板 体1から取り外されており、複数の板体1によって壁面が形成される。そして、 寒冷地において積雪、凍結があった時には、板体1の端子に制御装置4を接続し 、板体1に埋め込んだヒーター線2に通電して外表面近くで発熱し、雪および氷 を溶かして除去する。このとき、板体1の表面温度を20〜30℃位に維持する ことで十分な効果があり、通電は複数の板体1のヒーター線2を直列に接続した 状態で行ってもよい。さらに、高温あるいは低温にするには制御装置4のスライ ダック5を制御して電圧を調整する。また、ヒーター線が強化樹脂材からなる板 体1の中に一体に埋め込まれているので、止水性が高く、漏電および断線の危惧 がない。
【0010】 図2は本考案の他の実施例を示すもので、管体11の強化樹脂成形材の外表面 付近にヒーター線2を埋め込んだものである。作用効果は先の実施例と同様であ る。
【0011】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、内部に埋め込んだヒーター線に通電して外 表面近くで発熱することにより、雪および氷を溶かして除去することができ、ヒ ーター線が強化樹脂成形材の中に一体に埋め込まれているので、止水性が高く、 漏電および断線の危惧がない。
【提出日】平成4年7月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】 図2は本考案の他の実施例を示すもので、管体11の強化樹脂成形材の外表面 付近にヒーター線2を埋め込んだものである。作用効果は先の実施例と同様であ る。 そして、図1および図2に示おいて、ヒーター線2として面状のラバーヒータ ーまたはプラスチックヒーターを用いることもできる。さらに、ヒーター線2と 強化樹脂成形材の外表面の間に金属板を介装することもでき、このことにより、 ヒーターの温度むらを少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す全体構成図である。
【図2】本考案の他の実施例を示す全体構成図である。
【符号の説明】
1 板体 2 ヒーター線 11 管体

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 強化樹脂材で筒状もしくは板状に形成さ
    れて外表面付近にヒーター線が埋め込まれたことを特徴
    とする強化樹脂成形材。
JP5168191U 1991-07-04 1991-07-04 強化樹脂成形材 Pending JPH053785U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003065462A (ja) * 2001-08-28 2003-03-05 Ckd Corp 集積弁
KR100955863B1 (ko) * 2009-08-24 2010-05-04 대경산업(주) 고드름방지 신축이음장치

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