JPH0537820U - アンダーローラ型巻取機 - Google Patents

アンダーローラ型巻取機

Info

Publication number
JPH0537820U
JPH0537820U JP8825591U JP8825591U JPH0537820U JP H0537820 U JPH0537820 U JP H0537820U JP 8825591 U JP8825591 U JP 8825591U JP 8825591 U JP8825591 U JP 8825591U JP H0537820 U JPH0537820 U JP H0537820U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
diameter
drum
small
winding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8825591U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0750369Y2 (ja
Inventor
和義 中原
彰 梅垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
Original Assignee
Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd filed Critical Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
Priority to JP8825591U priority Critical patent/JPH0750369Y2/ja
Publication of JPH0537820U publication Critical patent/JPH0537820U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0750369Y2 publication Critical patent/JPH0750369Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Winding Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 巻取ドラムDの寄せローラ7が巻き始め口の
電線に傷をつけることなく、また巻取ドラムがローラ7
を踏み越えないようにする。 【構成】 巻取ドラムDの寄せローラ7を、小径で長い
小径ローラ7aと、その小径ローラ7aに嵌着可能な大
径で短かい大径ローラ7bとで構成する。巻取ドラムD
が大径の場合、小径ローラ7aで移動を阻止し、小径の
場合には大径のローラ7bを小径ローラ7aに嵌めて、
その大径ローラ7bで移動を阻止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、電線・ケーブルの製造、出荷において、その電線・ケーブルを巻 取るアンダーローラ型巻取機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
アンダーローラ型巻取機は、図1、図2を参照して説明すると、ピット2の両 側に一対のフレーム3、3を並列に立設し、そのフレーム3、3間に水平に並列 の2本のアンダーローラ1、1を設け、このアンダーローラ1、1に巻取ドラム Dを載せ、巻取ドラムDの軸孔を貫通させたシャフトdの両端を、ピット2の両 側上面に立設したフレーム8、8の昇降自在な軸受9で支持し、この状態で、ア ンダーローラ1、1の回転により巻取ドラムDを回転させて電線・ケーブルを巻 取る。このとき、巻取ドラムDがその軸方向に移動しないように、巻取ドラムD の両側面にはその軸方向に移動可能なドラム寄せローラ7が当てがわれる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この従来の巻取機における上記ローラ7は図4に示すように同一径のものであ る。このため、次のような問題が生じている。
【0004】 即ち、図4に示すように、巻取ドラムDが直径の小さいものだと(同図D′) 、ローラ7の先端が電線Pの巻き始め口sより高くなり、この状態で、巻取ドラ ムDが回転すると、ローラ7の先端が巻き始め口sの電線Pに突き当たり電線P に傷を付けるだけでなく巻取りそのものが出来なくなる。一方、ローラ7を鎖線 のごとく単に短くすれば、今度は大きい巻取ドラムDの場合には(同図D′′) 巻取ドラムDの鍔底部がローラ7の頂部を踏み越えてしまう恐れがある。
【0005】 この考案は、上記問題を解決することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この考案にあっては、前述のアンダーローラ型巻 取機において、その巻取ドラムの側面に当てがうドラム寄せローラを、小径で長 い小径ローラと、その小径ローラに嵌着可能な大径で短かい大径ローラとからな る構成としたのである。
【0007】 上記両ローラの長さ及び径は、巻取ドラムの大きさ、電線の太さ等に基づき、 下記の作用に支障がないように適宜に選定する。
【0008】
【作用】
上記の如く構成するこの考案にあっては、巻取ドラムが大径のもののときには 小径のローラにより巻取ドラムの軸方向の移動を阻止し、巻取ドラムが小径のも のの場合には、小径ローラに、大径ローラを嵌着してその大径ローラによって巻 取ドラムの軸方向の移動を阻止する。
【0009】 このとき、小径ローラは長いため、巻取ドラムの鍔がその先端を踏み越えるよ うな事はなく、確実に軸方向の移動が阻止される。また、大径ローラの使用時に は、その大径ローラに巻取ローラの鍔の周縁部のみが当たり、巻取ドラムの外面 と小径ローラの間は空隙が存在して巻き始め口の電線にその小径ローラがあたる ようなことはない。
【0010】
【実施例】
図1、図2に示すように、二本のアンダーローラ1はピット2内のフレーム3 に軸受4によって平行に回転可能に設置されている。このアンダーローラ1は図 示しない駆動源から伝導機構を介して駆動される。アンダーローラ1のフレーム 3の両側には巻取ドラムDの軸孔に貫通したシャフトdを押持するためのフレー ム8が立ち上がっている。
【0011】 このフレーム8の中央縦方向にシャフト押持部材(軸受部材)9を摺動させる カラム10が設けられ、このカラム10に沿って押持部材9は上下に移動する。 押持部材9の上部にはピン9aを介してスクリューシャフト11が装着されてフ レーム8の頂部に伸びている。フレーム8の頂部にはハンドル12が回転自在に 設けられ、このハンドル12のナット12aがスクリューシャフト11に螺合し ており、ハンドル12でナット12aを回転させることにより、スクリューシャ フト11を介してシャフト押持部材9が上下に摺動移動する。シャフト押持部材 9にはシャフトdを受け入れる逆U字状の軸受孔14が形成されている。
【0012】 上記アンダーローラ1、1間のフレーム3には中央から両端にむかって逆方向 のネジが切られたスクリューシャフト13が軸受18に支持されて設けられてい る。このスクリューシャフト13にその軸方向にガイド16を介して移動可能な ナット15が螺合し、このナット15にはドラム寄せローラ7が垂直に伸びてお り、スクリューシャフト13をハンドル17を介し回転させると、ドラム寄せロ ーラ7がガイド16に沿って移動し、両ローラ7、7の間隔が調整される。
【0013】 ドラム寄せローラ7は基部から先端まで同一径の小径ローラ7aが常時設置さ れており、この小径ローラ7aには図1及び図3で示すように大径ローラ7bが 嵌着可能となっている。小径ローラ7aの長さは、この巻取機において最大径の 巻取ドラムDが載置されたときにその鍔外周面中程に至るように設定し、すなわ ち小径ローラ7aはアンダーローラ1の上面より所要長さ突出しており、大径ロ ーラ7bの径は、小径ローラ7bの径との差(図3の間隙t)でもって上記巻き 始め口sから突出した電線Pの端末が当たらないように設定する。
【0014】 この実施例は、以上の構成であり、つぎにその作用について説明する。
【0015】 まず、アンダーローラ1に空ドラムDを配置し、ハンドル12を回してスクリ ューシャフト11を下降させ、その軸受孔14に巻取ドラムDの軸孔に貫通させ たシャフトdの両端を嵌めて押圧支持する。一方、ハンドル17によりローラ7 を移動させて巻取ドラムDの側面に当て、この状態で、アンダーローラ1を回し て巻取ドラムDに電線・ケーブルを巻取る。
【0016】 このローラ7を当てがう際、巻取ドラムDが大きいもののときは、小径ローラ 7aを使用し、巻取ドラムDが小さいものの場合にはそのローラ7aに大径ロー ラ7bを嵌めて使用する。
【0017】 なお、大径ローラ7bは、図3(a)に示すようにその大径部7b′が充実の ものでも、同(b)に示すように断面コ字状のものでもよい。また大径部7b′ だけでもよい。
【0018】
【考案の効果】
この考案は、以上のように構成し、ドラム寄せローラを巻取ドラムが大径の場 合と小径の場合とで適宜変更出来るようにしたので、巻取ドラムが大径の場合に は該ドラムがドラム寄せローラを踏み越えることがなく、小径の場合にはドラム 寄せローラで巻き始め口の電線に傷をつけることがない。このため、巻取ドラム の大小に関りなく、巻取ドラムの軸方向の移動を確実に支障なく阻止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の切断正面図
【図2】同実施例の平面図
【図3】(a)、(b)は巻取ドラム寄せローラの各例
の断面図
【図4】巻取作用説明図
【符号の説明】
D 巻取ドラム d シャフト 1 アンダーローラ 2 ピット 3、8 フレーム 4 軸受 7 ドラム寄せローラ 7a 小径ローラ 7b 大径ローラ 9 押持部材(軸受部材) 11 スクリューシャフト 12 ハンドル 13 スクリューシャフト 14 軸受孔 15 ナット 16 ガイド 17 ハンドル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列に立設した一対のフレーム間に、駆
    動機により回転される水平に並列された少なくとも2本
    のアンダーローラを設け、前記対のフレームに、前記ア
    ンダーローラに載せた巻取ドラムの軸孔に貫通したシャ
    フトの両端を支持する軸受部材をそれぞれ昇降可能に設
    けるとともに、前記巻取ドラムの両側面にそれぞれ当接
    するそのドラムの径方向のローラをドラムの軸方向に移
    動可能に設けたアンダーローラ型巻取機において、前記
    ローラが、小径で長い小径ローラと、その小径ローラに
    嵌着可能な大径で短かい大径ローラとからなることを特
    徴とするアンダーローラ型巻取機。
JP8825591U 1991-10-28 1991-10-28 アンダーローラ型巻取機 Expired - Lifetime JPH0750369Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8825591U JPH0750369Y2 (ja) 1991-10-28 1991-10-28 アンダーローラ型巻取機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8825591U JPH0750369Y2 (ja) 1991-10-28 1991-10-28 アンダーローラ型巻取機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0537820U true JPH0537820U (ja) 1993-05-21
JPH0750369Y2 JPH0750369Y2 (ja) 1995-11-15

Family

ID=13937766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8825591U Expired - Lifetime JPH0750369Y2 (ja) 1991-10-28 1991-10-28 アンダーローラ型巻取機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0750369Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09252923A (ja) * 1996-03-25 1997-09-30 Kenji Kobayashi 蝋燭の蝋受け具及びその燭台

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09252923A (ja) * 1996-03-25 1997-09-30 Kenji Kobayashi 蝋燭の蝋受け具及びその燭台

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0750369Y2 (ja) 1995-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2702684B2 (ja) 巻き取り機
KR20080005753A (ko) 선재 권취용 가이드장치
CN212981981U (zh) 一种网络电缆放线装置
JPH0750369Y2 (ja) アンダーローラ型巻取機
JP2942922B2 (ja) ケーブルドラムの回転駆動装置
JPH085984Y2 (ja) アンダーローラ型巻取機
JP2726248B2 (ja) 巻き取り機におけるトラバース装置
JPH0249255Y2 (ja)
JP2526021Y2 (ja) ケーブル巻取り装置
JPH042941Y2 (ja)
JPH0756301Y2 (ja) エンドレスウインチ
CN217535015U (zh) 一种用于电线电缆施工过程中的放线装置
CN218664669U (zh) 一种放卷装置
CN212818213U (zh) 用于蒸馏仪的自动升降装置
JP2522595B2 (ja) 地盤掘削機用ホ―スの巻取繰出し装置
JP3184950B2 (ja) コイルバネの製造方法および装置
CN213200019U (zh) 一种船用锚链绞车
JP2522594B2 (ja) 地盤掘削機用ホ―スの巻取繰出し装置
CN211644113U (zh) 一种便捷式自动定长放线电缆盘装置
JP2916758B2 (ja) ウインチ装置
CN220787633U (zh) 一种放线机构
JPH0647246Y2 (ja) ロールベールのラップマシン
JP2650471B2 (ja) 排泥ホースの巻取ガイド装置
JPS6219671Y2 (ja)
JP2000309471A (ja) アンダーロール送出・巻取装置