JPH0537775A - 擬似中間調処理方法及びその装置 - Google Patents

擬似中間調処理方法及びその装置

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JPH0537775A
JPH0537775A JP3193922A JP19392291A JPH0537775A JP H0537775 A JPH0537775 A JP H0537775A JP 3193922 A JP3193922 A JP 3193922A JP 19392291 A JP19392291 A JP 19392291A JP H0537775 A JPH0537775 A JP H0537775A
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Masami Kato
政美 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】文字や線画の解像度を劣化させる事なく、符号
化による圧縮効果を向上させ、更に、中間調領域での画
質を向上させる。 【構成】不図示の画像読取装置によって読み込まれた画
像は、画素ブロック取出部11にて2×2画素を1ブロ
ックとして取り出され、差分値演算部12にて該ブロッ
ク内の画素データ間の差分量が求められ、総和値処理部
13にてブロック内画素レベルの総和値が演算される。
そして、比較処理部16にて差分量と所定のしきい値と
が比較され、その結果に応じて、総和値と各画素データ
を用いて、読み取られた画像と同一の解像度で2値化処
理を行う高解像2値化処理部14か総和値を用いて、1
ブロックを1画素として2値化処理を行う低解像2値化
処理部15かが選択部17で選択され、画素出力部18
より出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリや画像ファ
イルシステム等に利用される擬似中間調処理方法及びそ
の装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ファクシミリ等の2値画像を扱う
画像処理装置において、誤差拡散法やメッシュ内画素分
配法(電子通信学会誌 '85/4 Vol.J68-D No.4)等の擬似
中間調処理方法が注目を集めている。これらの手法は、
従来の組織ディザ法等に比べて階調性や文字・線画の再
現性に優れた2値化処理方法である。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例により2値化された画像は、ドットが分散して
出現することから、文字や線画等の空間周波数の低い画
像を対象に考案されたMH,MR,MMR符号で符号化
した場合、圧縮効果が得られず、例えばファクシミリに
適用した場合、装置に必要な画像メモリの増加や通信時
間の増加に伴う通信コストの上昇等の問題が生じる欠点
があった。
【0004】更に、従来例により2値化された画像には
独特のテクスチャ(模様)が生じ、特に濃度変化が少な
い中間調領域においてそのパターンが目立ち、画質を損
なうという問題もあった。
【0005】本発明はこの様な点に鑑みてなされたもの
であり、文字や線画の解像度を劣化させる事なく、符号
化による圧縮効果を向上させ、更に、中間調領域での画
質を向上させた擬似中間調処理方法及びその装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明の擬似中間調処理方法は以下の構成を有す
る。即ち、擬似中間調処理方法であって、原画像を複数
個の画素からなるブロックに分割して取り出し、前記ブ
ロック内の総和値を演算し、前記ブロック内の画素デー
タ間の差分値を演算し、前記差分値を所定のしきい値と
比較し、該比較結果に基づき、前記ブロックを高解像2
値化処理工程により2値化処理するか、前記総和値を用
いて、前記ブロックを低解像2値化処理工程により2値
化処理するかを選択する事を特徴とする。
【0007】また好ましくは、前記低解像2値化処理工
程を選択時、更に前記総和値に周期信号を重畳する事を
特徴とする。
【0008】更に好ましくは、前記高解像2値化処理工
程は、前記総和値と既に2値化処理された周辺ブロック
の2値化に伴う量子化誤差との合計値からブロック内に
配置する濃淡画素数を決定し、更にブロック内の原画像
の大小関係から濃淡画素配置位置を決定することによ
り、2値化を行う事を特徴とする。
【0009】また好ましくは、前記低解像2値化処理工
程は、前記総和値と既に2値化処理された周辺ブロック
の2値化に伴う量子化誤差との合計値からブロック内の
画素を全て同一の濃淡画素に割り当てる事を特徴とす
る。
【0010】上記目的を達成する為に、本発明の擬似中
間調処理装置は以下の構成を有する。即ち、擬似中間調
処理装置であって、原画像を複数個の画素からなるブロ
ックに分割して取り出すブロック手段と、前記ブロック
内の総和値を演算する第1の演算手段と、前記ブロック
内の画素データ間の差分値を演算する第2の演算手段
と、前記差分値を所定のしきい値と比較する比較手段
と、該比較手段での結果に基づき、前記ブロックを高解
像2値化処理手段によって2値化処理するか、前記総和
値を用いて前記ブロックを低解像2値化処理手段によっ
て2値化処理するかを選択する選択手段とを有する。
【0011】
【作用】以上の構成において、濃淡変化の激しい領域で
は読み取り画像の解像度で2値化処理が行われ、また濃
淡変化の少ない領域では複数画素からなる1ブロックを
1画素とした解像度で周期信号を重畳した2値化処理が
なされる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る好適な一
実施例を詳細に説明する。
【0013】図1は、本実施例の処理を表す基本構成図
である。図中、11は画素ブロック取出部であり、不図
示の画像読取装置によって読み込まれた多値画像を、2
×2画素を1ブロックとして取り出す。12は差分値演
算部であり、そのブロック内の画素データ間の差分量を
求める。13は総和値処理部であり、ブロック内画素レ
ベルの総和値を演算する。14は高解像2値化処理部で
あり、総和値と各画素データを用いて、読み取られた画
像と同一の解像度で2値化処理を行う。15は低解像2
値化処理部であり、総和値演算部13からの結果を用い
て、1ブロックを1画素として2値化処理を行う。16
は比較処理部であり、求められた差分値を予め定められ
たしきい値と比較する。17は選択部であり、比較処理
部16での比較結果に応じて2つの2値化処理部14,
15の結果を選択する。そして、18は画素出力部であ
り、得られた2×2画素の2値化データを出力する。
【0014】尚、上述の高解像2値化処理部14と低解
像2値化処理部15についての詳細は、フローチャート
を用いて後述する。
【0015】図2は、本実施例における画像処理装置の
構成を示すブロック図であり、図示するように、マイク
ロプロセッサ(以下、MPU)等によって構成されてい
る。21は画像読取装置としてのイメージスキャナであ
り、読み込んだ画像データを複数ビットのディジタルデ
ータに変換してシリアルに出力する。22は画像取出部
であり、MPU23がスキャナ21からの画像を2×2
画素のブロック単位で取り出すことが可能な様に、1ラ
イン以上のラインバッファとIOポートにより構成され
ている。24はMPU23を制御するプログラム等が格
納されたROMであり、25はMPU23が処理を実行
時にワークエリアとして使用するRAMである。26は
画像メモリであり、2値化された画像データを格納す
る。そして、27は通信制御部であり、2値化された画
像データを符号化して通信回線上に出力する。
【0016】次に、図2に示す画像処理装置の動作並び
に本発明の画像処理方法について、図3に示すフローチ
ャートに従って以下に説明する。
【0017】まず、プログラムが開始されると、MPU
23は各部の初期化を行い、ラインバッファ等をクリア
する(ステップS1)。次に、イメージスキャナ21を
動作させ、ライン単位に画像の読み取りを開始する(ス
テップS2)。その後、読み込まれた画像は、画像取出
部22でブロック単位に取り出され(ステップS3)、
ブロック内の画素データ間の差分を算出する(ステップ
S4)。この差分量の演算は、画像データをai,j
し、画素ブロックを図4に示す形態とした場合、次のよ
うな演算である。
【0018】まず、各画素間の差分値を演算する。
【0019】 d1 = ai,j − ai+1,j2 = ai,j − ai,j+13 = ai,j − ai+1,j+14 = ai+1,j − ai,j+15 = ai,j+1 − ai+1,j+16 = ai+1,j − ai+1,j+1 ここで、上記差分値d1 〜d6 の最大絶対値を差分量と
する。
【0020】次に、この差分量を予め設定したしきい値
と比較し(ステップS5)、差分量がしきい値より大き
い場合、注目するブロックがエッジ等の高い解像度を必
要とする画像を含むとして高解像2値化処理を行う。一
方、しきい値より小さい場合には、注目するブロックは
ブロック内の濃度変化が少なく、高い解像度を必要とし
ないとして低解像2値化処理を行う。具体的には、文字
や線画の様に、エッジを含む領域に対しては高解像2値
化処理が選択され、写真等の様に、濃淡変化が少ない中
間調画像領域に対しては低解像2値化処理が選択され
る。
【0021】高解像2値化処理を行う場合、まず、ブロ
ック内画素データの総和値を算出し(ステップS6)、
既に2値化された周辺ブロックの2値化時に発生した量
子化誤差の和と合算する(ステップS7)。この処理に
より濃度保存処理され、擬似中間調が再現される。次
に、ここで得られたデータからブロック内に分配すべき
黒画素数を求め(ステップS8)、ブロック内画素デー
タの大小関係から分配する黒画素の位置を求め、黒画素
の割当を行う(ステップS9)。更に、分配する黒画素
数とステップS7で得られたデータから注目するブロッ
クの2値化に伴う量子化誤差を演算し、メモリに蓄える
(ステップS10)。メモリに蓄えられた誤差データは
未だ2値化されていないブロックの2値化処理時に使用
される。
【0022】ここで、上述の高解像2値化処理の具体例
を図5を用いて説明する。この例では、ブロック内の画
素データが図5の51に示す値を取る場合であり(デー
タは0〜16の範囲を取るとする)、画素データの総和
値は、6+13+11+3=33である。また、図6に
示すように、既に2値化された周辺ブロックの量子化誤
差をei-1,j-1 ,ei,j-1 ,ei-1,j とし、注目するブ
ロックに合算する誤差の総和を(ei-1,j-1 +2×e
i,j-1 +2×ei-1,j )/5とすると(この場合、いわ
ゆる誤差マトリクスは図6の62で表される)、実際の
値が図6の63に示す場合、その値は“6”となる。
【0023】従って、合算値は“39”となり、合算値
からブロック内に分配する黒画素数を算出する。この例
では、分配黒画素数は(1)式を満たすnであり、注目
するブロック内に分配すべき黒画素数は“2”となる。
【0024】 合算値S=16n+m(−8≦m<8)…(1) この分配黒画素数の算出は、総和値をブロック内に含ま
れる(画素数+1)値レベルに量子化する事と等化であ
り、実施例で示すブロックの場合は5値に量子化する事
になる。
【0025】次に、ブロック内画素データの大小関係か
ら黒画素を分配する優先順位を求める。即ち、データが
大きい画素順に黒画素の割当を行う。図5で示す例では
54に示す順位となる。従って、注目するブロックは、
55で示すパターンに2値化される。そして、2値化に
伴う量子化誤差は、実施例では(1)式のmであり、説
明する例では“7”となる。即ち、分配黒画素数を算出
時の多値レベル量子化に伴う量子化誤差がブロック2値
化量子化誤差に相当する。
【0026】一方、低解像2値化処理では、まず、ブロ
ック内画素データの総和値を算出し(ステップS1
1)、その総和値と周辺ブロックを2値化した時の量子
化誤差との合算値を求める(ステップS12)。この処
理により高解像2値化処理の場合と同様に濃度保存処理
される。次に、この合算値から注目するブロック内の画
素を全て白または黒に割り当てる(ステップS13)。
更に、2値化に伴う量子化誤差を演算し、メモリに蓄え
る(ステップS14)。
【0027】上述の低解像2値化処理の具体例を図7を
用いて説明する。まず、ブロック内画素データの総和値
を求め、その値に周辺ブロックの2値化で生じた量子化
誤差を合算する。説明する例では、得られたデータをし
きい値32で2値化し、2値化結果をブロック内の全画
素の2値化結果とする。従って、説明する例の場合、合
算値=(33+6)>32から2値化結果は図7の73
に示す全黒パターンになる。また、本実施例の場合、注
目ブロックの2値化に伴う量子化誤差は次式で求めら
れ、 合算値S − 16×4 (2値化結果:1) 合算値S (2値化結果:0) この例の場合、2値化結果:1から、求める量子化誤差
は39−64=−25である。
【0028】以上説明したように、低解像2値化処理で
は、1ブロックを1画素と見なした濃度保存2値化処理
が行われる。
【0029】上述の2値化処理が終わると、画像データ
はブロック単位で画像メモリに蓄積され(ステップS1
5)、全画素の処理が終了するまで、ブロック単位で走
査しながら上述した処理を繰り返す。
【0030】全画素の処理が終了後(ステップS16,
S17)、画像データは通信制御部27で符号化され、
通信回線上に送出される。
【0031】以上説明したように、本実施例によれば、
画像の濃淡変化が激しい領域に対しては高解像度で2値
化処理がなされ、濃淡変化の少ない領域に対しては低解
像度で2値化処理がなされるため、文字や線画に対する
画像品質を保ったまま、符号化による圧縮効果を向上さ
せた擬似中間調処理が可能になる。
【0032】
【他の実施例】次に、本発明に係る他の実施例を図面を
参照して以下に説明する。
【0033】図8は、他の実施例の処理を表す基本構成
図である。尚、図1に示した実施例と同様な機能を有す
るものには同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0034】図示するように、この実施例では、低解像
2値化処理部15の前段に同期信号重畳処理部19を設
け、濃淡変化の少ない領域で周期信号を重畳した2値化
処理を行い、中間調領域での画質を向上させるものであ
る。
【0035】また、この実施例でも、前述した実施例と
同様に、図2に示した画像処理装置を例にその動作並び
に処理方法について、図9に示すフローチャートを参照
して以下に説明する。尚、図3に示したフローチャート
と同様なステップには同一の番号を付し、ここでは相違
する点について説明する。
【0036】図9のフローチャートからも明らかなよう
に、図3に示したフローチャートのステップS11とS
12との間に、ステップS18を挿入し、求められた総
和値に周期信号を加算する処理を追加したものである。
ここで、周期信号は、例えば図10に示す様な周期的な
データであり、斜線で示したブロックが注目ブロックの
場合、重畳信号レベルは“4”である。そして、周期信
号を加算する事により、2値化パターンにある程度の周
期性が生じ、視覚的に画質が向上する。また、この実施
例の場合、周期パターンの重畳は、濃淡変化の少ない領
域に対してのみ行われるため、文字や線画の品質には影
響を与えない。
【0037】ここで、図11は、上述の処理の具体的な
例を示す図であり、前述した図7に示した例に、更に周
期データ(この例では“4”)を加算し、求める量子化
誤差として“−21”が得られる。
【0038】以上説明したように、他の実施例によれ
ば、濃淡変化の少ない領域に対しては周期信号を重畳し
た2値化処理が行われる為に、テクスチャが視覚的に向
上する効果を有する。
【0039】<変形例>以上説明した実施例では、2×
2画素を1ブロックとして処理を行っているが、本発明
はこれに限るわけではなく、どの様なブロックを用いて
もよい。例えば図12に示すように、2×1画素を1ブ
ロックとして主操作方向に対してのみ、解像度の選択を
行ってもよい。この場合、画像取出部でラインバッファ
が不要となり、更に差分値演算処理が簡略化される効果
がある。
【0040】また、2値化処理選択のための差分値演算
処理部は、実施例に示す方法に限るわけではなく、ブロ
ック内エッジ成分が検出出来るような処理であればどの
様な処理でもよい。また濃度保存の為の誤差マトリクス
も、実施例に示す係数に限るわけではなく、濃度保存さ
れれば、どの様な係数を用いてもよい。
【0041】更に、重畳する周期信号は実施例に示す信
号に限るわけではなく、画質を考慮して周期パターン及
び重畳レベルを決定すればよい。
【0042】尚、実施例では、白黒画像を処理する場合
について説明したが、本発明はそのままカラー画像に対
しても適用可能である。その場合、例えばR(赤)G
(緑)B(青)に分解された読み取り画像に対し、本発
明による処理をそれぞれ独立に行えばよい。
【0043】また更に、実施例では、マイクロプロセッ
サにより構成した場合について説明したが、ワイヤード
ロジックにより実現することも可能である。
【0044】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、システム或いは装置にプログラムを
供給することによって達成される場合にも適用できるこ
とは言うまでもない。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
文字や線画の解像度を劣化させる事なく、符号化による
圧縮効果を向上させ、更に、中間調領域での画質を向上
させる事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例における処理の基本構成を示す図であ
る。
【図2】実施例における画像処理装置の構成を示す図で
ある。
【図3】実施例における処理手順を示すフローチャート
である。
【図4】実施例における画素ブロックの形態を表す図で
ある。
【図5】高解像2値化処理の具体例を説明する図であ
る。
【図6】周辺ブロックの量子化誤差を示す図である。
【図7】低解像2値化処理の具体例を説明する図であ
る。
【図8】他の実施例における処理の基本構成を示す図で
ある。
【図9】他の実施例における処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図10】他の実施例における重畳する周期信号を示す
図である。
【図11】他の実施例での低解像2値化処理の具体例を
説明する図である。
【図12】処理ブロックの変形例を示す図である。
【符号の説明】
11 画素ブロック取出部 12 差分値演算部 13 総和値演算部 14 高解像2値化処理部 15 低解像2値化処理部 16 比較処理部 17 選択部 18 画素ブロック出力部 19 周期信号重畳処理部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 擬似中間調処理方法であって、 原画像を複数個の画素からなるブロックに分割して取り
    出し、 前記ブロック内の総和値を演算し、 前記ブロック内の画素データ間の差分値を演算し、 前記差分値を所定のしきい値と比較し、 該比較結果に基づき、前記ブロックを高解像2値化処理
    工程により2値化処理するか、前記総和値を用いて、前
    記ブロックを低解像2値化処理工程により2値化処理す
    るかを選択する事を特徴とする擬似中間調処理方法。
  2. 【請求項2】 前記低解像2値化処理工程を選択時、更
    に前記総和値に周期信号を重畳する事を特徴とする請求
    項1に記載の擬似中間調処理方法。
  3. 【請求項3】 前記高解像2値化処理工程は、前記総和
    値と既に2値化処理された周辺ブロックの2値化に伴う
    量子化誤差との合計値からブロック内に配置する濃淡画
    素数を決定し、更にブロック内の原画像の大小関係から
    濃淡画素配置位置を決定することにより、2値化を行う
    事を特徴とする請求項1に記載の擬似中間調処理方法。
  4. 【請求項4】 前記低解像2値化処理工程は、前記総和
    値と既に2値化処理された周辺ブロックの2値化に伴う
    量子化誤差との合計値からブロック内の画素を全て同一
    の濃淡画素に割り当てる事を特徴とする請求項1に記載
    の擬似中間調処理方法。
  5. 【請求項5】 擬似中間調処理装置であって、 原画像を複数個の画素からなるブロックに分割して取り
    出すブロック手段と、 前記ブロック内の総和値を演算する第1の演算手段と、 前記ブロック内の画素データ間の差分値を演算する第2
    の演算手段と、 前記差分値を所定のしきい値と比較する比較手段と、 該比較手段での結果に基づき、前記ブロックを高解像2
    値化処理手段によって2値化処理するか、前記総和値を
    用いて前記ブロックを低解像2値化処理手段によって2
    値化処理するかを選択する選択手段とを有する事を特徴
    とする擬似中間調処理装置。
JP3193922A 1991-08-02 1991-08-02 擬似中間調処理方法及びその装置 Withdrawn JPH0537775A (ja)

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Cited By (4)

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