JPH0537764Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0537764Y2 JPH0537764Y2 JP1987136894U JP13689487U JPH0537764Y2 JP H0537764 Y2 JPH0537764 Y2 JP H0537764Y2 JP 1987136894 U JP1987136894 U JP 1987136894U JP 13689487 U JP13689487 U JP 13689487U JP H0537764 Y2 JPH0537764 Y2 JP H0537764Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heel
- reinforcing
- arch
- reinforcing wall
- sole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 4
- 208000010040 Sprains and Strains Diseases 0.000 description 2
- 208000027418 Wounds and injury Diseases 0.000 description 2
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 2
- 210000002683 foot Anatomy 0.000 description 2
- 208000014674 injury Diseases 0.000 description 2
- 229920001875 Ebonite Polymers 0.000 description 1
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Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この考案は、野球、フツトボール、サツカー、
フイツトネス等のスポーツ靴における踵部の安定
性と土踏まず部の捩じれを予防する補強体に関す
るものである。
フイツトネス等のスポーツ靴における踵部の安定
性と土踏まず部の捩じれを予防する補強体に関す
るものである。
（従来の技術）
前記のスポーツ靴は激しい運動を伴う関係上、
靴底を丈夫にすると共に、捻挫事故などの障害を
予防するために、第４図に示すように靴踵甲の側
面に補強壁を形成し、底面には靴踵形状にフイツ
トさせやすいように切り込みを設けた補強体を靴
踵甲の外面に当接して接着または縫着することが
公知である。一方、靴底が過度に左右に捩じれな
いように、靴底の土踏まず部に別体の金属板や繊
維強化プラスチツク板等を介在せしめることも公
知である。
靴底を丈夫にすると共に、捻挫事故などの障害を
予防するために、第４図に示すように靴踵甲の側
面に補強壁を形成し、底面には靴踵形状にフイツ
トさせやすいように切り込みを設けた補強体を靴
踵甲の外面に当接して接着または縫着することが
公知である。一方、靴底が過度に左右に捩じれな
いように、靴底の土踏まず部に別体の金属板や繊
維強化プラスチツク板等を介在せしめることも公
知である。
（考案が解決しようとする問題点）
従来のスポーツ靴の靴底は軟質材を積層形成さ
れているためクツシヨン性は良好である反面、靴
底が捩じれ易く、特に土踏まず部と踵部が運動中
に過度に捩じれると捻挫事故を起こす危険性があ
つた。
れているためクツシヨン性は良好である反面、靴
底が捩じれ易く、特に土踏まず部と踵部が運動中
に過度に捩じれると捻挫事故を起こす危険性があ
つた。
そこで、土踏まず部の捩じれを防止するために
靴底の土踏まず部にシヤンク板を介在せしめた
り、踵の左右への振れを防止する目的で、踵甲の
外面に補強壁を設ける技術が開示されてきた。
靴底の土踏まず部にシヤンク板を介在せしめた
り、踵の左右への振れを防止する目的で、踵甲の
外面に補強壁を設ける技術が開示されてきた。
しかし、補強壁のみが設けられたものや、シヤ
ンク板と補強壁が別体に設けられたものは補強壁
の立ち上がり部が硬質材で支持されていないの
で、踵の左右の振れを十分に防止することができ
なかつた。
ンク板と補強壁が別体に設けられたものは補強壁
の立ち上がり部が硬質材で支持されていないの
で、踵の左右の振れを十分に防止することができ
なかつた。
この考案は上記の欠点を解決し、運動中におけ
る土踏まず部の捩じれ、踵の左右への振れを防止
することにより、足首等に生ずる障害を防止する
スポーツ靴の補強体を提供する。
る土踏まず部の捩じれ、踵の左右への振れを防止
することにより、足首等に生ずる障害を防止する
スポーツ靴の補強体を提供する。
（問題点を解決するための手段）
この考案に係るスポーツ靴の補強体は、靴底の
中央部に土踏まず部を覆う長辺を設け、該長辺の
踵部領域の両側に切り込みを設けた底面と、前部
及び後部に切り込みを設けて踵甲部を包囲する補
強壁とを任意の硬質部材で一体に形成した構成か
らなる。
中央部に土踏まず部を覆う長辺を設け、該長辺の
踵部領域の両側に切り込みを設けた底面と、前部
及び後部に切り込みを設けて踵甲部を包囲する補
強壁とを任意の硬質部材で一体に形成した構成か
らなる。
（作用）
この考案は、上記のように靴底の土踏まず部を
覆う長辺と踵甲の側面を包囲する補強壁とを一体
に形成し、該長辺を靴底の土踏まず部に当接接着
し、底面から踵甲に立ち上がる補強壁を踵甲を包
囲するように当接して接着または縫着することに
より、土踏まず部と踵部とは一体に補強できる。
したがつて、土踏まず部に生じる捩じれの応力は
補強体の長辺が抑制し、一方踵部は底面から踵甲
に立ち上がり踵部を包囲する補強壁によつて補強
され、踵の横方向の振れを安定させる作用があ
る。
覆う長辺と踵甲の側面を包囲する補強壁とを一体
に形成し、該長辺を靴底の土踏まず部に当接接着
し、底面から踵甲に立ち上がる補強壁を踵甲を包
囲するように当接して接着または縫着することに
より、土踏まず部と踵部とは一体に補強できる。
したがつて、土踏まず部に生じる捩じれの応力は
補強体の長辺が抑制し、一方踵部は底面から踵甲
に立ち上がり踵部を包囲する補強壁によつて補強
され、踵の横方向の振れを安定させる作用があ
る。
しかも、補強壁はその前部及び甲部には切り込
みを設けてあるので、走行中、踵が着地する際に
地面から受ける抗力により前後に揺動可能であ
る。よつて、従来から用いられていた一体式靴底
補強体に見られた、着地時における補強体の不規
則な変形が軽減する作用がある。
みを設けてあるので、走行中、踵が着地する際に
地面から受ける抗力により前後に揺動可能であ
る。よつて、従来から用いられていた一体式靴底
補強体に見られた、着地時における補強体の不規
則な変形が軽減する作用がある。
（実施例）
この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第５図はこの考案に係る補強体の斜視図である。
第１図及び第２図に示すように、補強体Ａの長辺
１は本底Ｂの土踏まず部を覆うように接着されて
いる。また、該長辺の踵領域と補強壁５の前部に
は切り込み２が設けられているとともに、踵甲４
を包囲する補強壁５の後部にも切り込み２′が設
けられている。該補強壁５は踵甲４に接着または
縫着されている。補強体Ａの素材は硬度（JIS Ｋ
6301 Ａ型に準じた硬度）70°程度の硬質ラバー
が好適であり、本底Ｂの素材は硬度55乃至60°の
軟質ラバーが好適である。
第５図はこの考案に係る補強体の斜視図である。
第１図及び第２図に示すように、補強体Ａの長辺
１は本底Ｂの土踏まず部を覆うように接着されて
いる。また、該長辺の踵領域と補強壁５の前部に
は切り込み２が設けられているとともに、踵甲４
を包囲する補強壁５の後部にも切り込み２′が設
けられている。該補強壁５は踵甲４に接着または
縫着されている。補強体Ａの素材は硬度（JIS Ｋ
6301 Ａ型に準じた硬度）70°程度の硬質ラバー
が好適であり、本底Ｂの素材は硬度55乃至60°の
軟質ラバーが好適である。
なお、第３図はスポーツ靴に製靴した状態を示
す図である。
す図である。
（考案の効果）
この考案の補強体をスポーツ靴に接着又は縫着
すると、靴底の土踏まず部から踵部にかけて一体
に補強され、長辺の働きで靴底の土踏まず部が左
右方向へ過度に捩じれるのを予防する効果を発揮
するとともに、補強壁の働きで踵が左右方向へ振
れるのを防止する効果をも発揮する。
すると、靴底の土踏まず部から踵部にかけて一体
に補強され、長辺の働きで靴底の土踏まず部が左
右方向へ過度に捩じれるのを予防する効果を発揮
するとともに、補強壁の働きで踵が左右方向へ振
れるのを防止する効果をも発揮する。
しかも、補強壁は前部と後部に切り込みを有す
るので、走行中、踵が着地する際の衝撃を軟質ラ
バー製の本底の方へ逃がし、前後方向へ適度に揺
動し、補強壁自体が不自然に変形することがな
い。そのため、踵のフイツト性が向上し、靴ずれ
等の障害も予防できる他、靴の耐久性をも向上さ
せる効果がある。
るので、走行中、踵が着地する際の衝撃を軟質ラ
バー製の本底の方へ逃がし、前後方向へ適度に揺
動し、補強壁自体が不自然に変形することがな
い。そのため、踵のフイツト性が向上し、靴ずれ
等の障害も予防できる他、靴の耐久性をも向上さ
せる効果がある。
第１図はこの考案の補強体を使用した靴底の平
面図、第２図は同側面図、第３図はスポーツ靴に
接着した状態を示す側面図、第４図は公知例の補
強体の平面図、第５図はこの考案の補強体の斜視
図である。 １……長辺、２……切り込み、２′……切り込
み、３……底面、４……踵甲、５……補強壁、Ａ
……補強体、Ｂ……本底。
面図、第２図は同側面図、第３図はスポーツ靴に
接着した状態を示す側面図、第４図は公知例の補
強体の平面図、第５図はこの考案の補強体の斜視
図である。 １……長辺、２……切り込み、２′……切り込
み、３……底面、４……踵甲、５……補強壁、Ａ
……補強体、Ｂ……本底。
Claims (1)
- 中央に靴底の土踏まず部を覆う長辺を設け、該
長辺の踵部領域の両側及び中央部に切込み設けた
底面と、前部及び後部に切り込みを設けて踵甲部
を包囲する補強壁とを硬質材で一体に形成したこ
とを特徴とするスポーツ靴の補強体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987136894U JPH0537764Y2 (ja) | 1987-09-07 | 1987-09-07 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987136894U JPH0537764Y2 (ja) | 1987-09-07 | 1987-09-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6441306U JPS6441306U (ja) | 1989-03-13 |
| JPH0537764Y2 true JPH0537764Y2 (ja) | 1993-09-24 |
Family
ID=31397827
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987136894U Expired - Lifetime JPH0537764Y2 (ja) | 1987-09-07 | 1987-09-07 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0537764Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4412937Y1 (ja) * | 1964-12-19 | 1969-05-29 | ||
| JPS6268402A (ja) * | 1985-09-20 | 1987-03-28 | 株式会社アサヒコーポレーション | スタビライザ−を備えた中間底の成形法 |
-
1987
- 1987-09-07 JP JP1987136894U patent/JPH0537764Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4412937Y1 (ja) * | 1964-12-19 | 1969-05-29 | ||
| JPS6268402A (ja) * | 1985-09-20 | 1987-03-28 | 株式会社アサヒコーポレーション | スタビライザ−を備えた中間底の成形法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6441306U (ja) | 1989-03-13 |
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