JPH0537667Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0537667Y2
JPH0537667Y2 JP1984160376U JP16037684U JPH0537667Y2 JP H0537667 Y2 JPH0537667 Y2 JP H0537667Y2 JP 1984160376 U JP1984160376 U JP 1984160376U JP 16037684 U JP16037684 U JP 16037684U JP H0537667 Y2 JPH0537667 Y2 JP H0537667Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
square wave
pulse signal
chopper
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1984160376U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6177678U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984160376U priority Critical patent/JPH0537667Y2/ja
Publication of JPS6177678U publication Critical patent/JPS6177678U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0537667Y2 publication Critical patent/JPH0537667Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、改良したチヨツパ制御装置に関す
る。
[考案の技術的背景とその問題点] 一般的なチヨツパ制御装置は、第5図に示すよ
うに制御すべく方形波パルス幅を設定制御する制
御信号発生回路1、フオトトランジスタカプラ2
−1で制御回路と主回路とを絶縁してパルス信号
を伝達する絶縁回路2、制御信号を主回路大電力
トランジスタの必要とするベース電流に増幅する
ベースドライブ回路3およびチヨツパ装置の主回
路4の電気回路の組み合せから構成されている。
このように主回路部と制御回路部とを絶縁し、
その両者の間に方形波パルス信号を伝達する手段
としてフオトトランジスタカプラを使用したチヨ
ツパ制御装置では、第2図の波形図に示すように
いま制御信号発生回路1よりパルス幅Tの方形波
パルスが出力されたとき、絶縁回路2のフオトト
ランジスタカプラ2−1の遅れ時間tにより、ベ
ースドライブ回路3にパルス幅T+tの方形波が
入力されることになる。
これはフオトトランジスタカプラ2−1の応答
速度いい換えれば周波数特性は、数KHz〜数十K
Hzと低いため、特にパルス幅の狭い信号の伝達が
不能となり(一般にフオトトランジスタカプラの
応答は出力トランジスタのON動作が早く OFF
動作は遅い)、制御回路部で必要とするパルス幅
以上の幅をもつ方形波パルス信号が、主回路の大
電力トランジスタのベースに供給される。その結
果、主回路4の出力信号、言い換えれば大電力ト
ランジスタのチヨツピング出力電圧の値は、制御
回路で設定された信号以上の電圧が出力される。
又、制御回路より、フオトトランジスタカプラ
2−1の応答時間に匹敵する様な微少パルス幅信
号が設定された場合、フオトトランジスタカプラ
の出力パルスは、設定信号パルス(フオトトラン
ジスタカプラ入力パルス)よりパルス幅が広くな
り、更に設定信号パルス幅を狭くすると、全オフ
となつてしまう。この事はチヨツパ装置の出力電
圧として零よりリニアに出力が変化出来ず、出力
電圧がジヤンプする現象が起こる。この現象の為
一般に出力電圧の数%は制御出来なくなる(キヤ
リア周波数約1KHz)欠点がある。
[考案の目的] 本考案の目的は、フオトトランジスタカプラの
遅れによるチヨツパ装置の出力制御不能の領域を
なくすようにしたチヨツパ制御装置を提供する事
にある。
[考案の概要] 本考案は、方形波パルス信号をフオトトランジ
スタカプラを用いた絶縁回路を介して一定周期内
でオンオフ比を連続的に変化させてチヨツパ装置
の駆動回路へ供給して電圧制御するチヨツパ制御
装置において、前記フオトトランジスタカプラを
介して伝達される方形波パルス信号の立ち上がり
にてトリガーし、前記フオトトランジスタカプラ
の応答遅れ時間に応じたパルス幅のパルス信号を
作り、さらに前記方形波パルス信号と前記パルス
信号のアンド回路より出力される方形波パルス信
号を前記チヨツパ装置の駆動回路へ供給すること
を特徴とするものである。
[考案の実施例] 以下、本考案を第1図に示す実施例について説
明する。第1図に示す本考案によるチヨツパ制御
装置は、制御すべく方形波パルスのパルス幅を設
定する制御信号発生回路1、フオトトランジスタ
カプラ2−1にて制御回路と主回路とを絶縁して
パルス信号を伝達する絶縁回路2、制御信号を主
回路大電力トランジスタの必要とするベース電流
に増幅するベースドライブ回路3、および主回路
4とから構成される。
本考案はこのようなチヨツパ制御装置におい
て、改良したパルス制御回路5を絶縁回路2の後
段に組みこんだことを特徴とするものである。
このパルス制御回路5は、第1図に示すように
絶縁回路2の出力方形波信号を波形整形するコン
パレータ6、コンパレータ6の出力信号を入力と
する単安定マルチバイブレータ7、単安定マルチ
バイブレータ7の時定数を決めるコンデンサ8と
抵抗9、単安定マルチバイブレータ7の出力信号
とコンパレータ6の出力信号との論理積をとる
AND回路10との組み合せで構成されている。
次に本考案のチヨツパ制御装置の作動を第1図
および第2図を利用して説明する。今制御信号発
生回路1よりパルス幅Tの方形波パルスP1が出
力された時、前記のようにパルス制御回路5には
絶縁回路2でのおくれによりパルス幅(T+t)
の方形波パルスP2が入力される。従つてコンパ
レータ6の出力波形はパルス幅(T+t)の方形
波パルスP2である。
前記パルス幅(T+t)の方形波パルスP2
は、単安定マルチバイブレータ7に入力されてコ
ンパレータ6の出力波形の立ち上がりにてトリガ
し、コンデンサ8と抵抗9で決まる時定数τだけ
信号レベルが反転する。ここでコンデンサ8の定
数をC〔μF〕、抵抗9の定数をR〔Ω〕とするとτ
=0.693C・Rとなることは周知のことである。こ
こでτ=tとなる様にコンデンサ8と抵抗9の定
数を選んでおくと、AND回路10の出力方形波
P3、言い換えればベースドライブ回路3の入力
波形P3はパルス幅Tの方形波となり、フオトト
ランジスタカプラ2−1によるおくれのない制御
信号発生回路1より出力されたパルス幅Tの方形
波P3となる。
このように本考案の回路構成では、フオトトラ
ンジスタカプラ2−1の伝達速度によるおくれが
生じて制御回路で設定された方形波パルス以上の
パルス幅の信号は絶縁回路より出力された場合、
及びフオトトランジスタカプラの応答時間以下の
短い方形波パルス幅の信号が制御回路で設定され
た場合に於ても、後段に設けたパルス制御回路5
によつて絶縁回路2にて遅れたパルス幅だけ遅延
させ、制御回路1で設定された方形波パルス幅の
信号をベースドライブ回路3に入力することが可
能である。
上述したように、本実施例によれば、制御信号
発生回路1から出力される方形波パルス信号P1
をフオトトランジスタカプラ等の絶縁回路2と極
性反転のコンパレータ6とを介して伝達される方
形波パルス信号P2の立ち上がりにてトリガー
し、絶縁回路2の遅延時間すなわちフオトトラン
ジスタカプラの応答遅れ時間tに応じたパルス幅
の方形波パルス信号(単安定マルチバイブレータ
7の出力パルス)を作り、さらに前記方形波パル
ス信号と前記パルス信号のアンド回路10より出
力される方形波パルス信号P3をチヨツパ装置の
駆動回路3へ供給するパルス制御回路5を用いる
ことのみでよいので、極めて簡単な回路構成によ
つてチヨツピング動作させて出力される電圧信号
の平均値を理想的零から出力しパルス幅の狭い設
定信号に対しても主回路出力電圧は安定に制御を
行うことができる。
なお、第1図に示す実施例では、パルス制御回
路5を単安定マルチバイブレータ7で説明した
が、これを第4図に示す他の実施例のように単に
R、C積分回路11を使用しても、第4図に示す
ようにパルス幅が補正されて第1図の実施例と同
様な効果を得ることができる。
「考案の効果」 以上説明したように、本考案によれば、極めて
簡単な回路構成によつてチヨツピング動作させて
出力される電圧信号の平均値を理想的零から出力
しパルス幅の狭い設定信号に対しても主回路出力
電圧は安定に制御を行うことができるので、フオ
トトランジスタカプラ等を用いた絶縁回路の遅れ
によるチヨツパ装置の出力不能の領域をなくする
ことができる、という優れた実用的な効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるチヨツパ制御装置の一実
施例を示すブロツク図、第2図はその回路構成に
おけるパルス信号の特性図、第3図および第4図
は本考案の他の実施例を示すブロツク図およびパ
ルス信号の特性図、第5図は従来のチヨツパ制御
装置を示すブロツク図である。 1……制御信号発生回路、2……絶縁回路、2
−1……フオトトランジスタカプラ、3……ベー
スドライブ回路、4……主回路、5……パルス制
御回路、6……コンパレータ、7……単安定マル
チバイブレータ、8……コンデンサ、9……抵
抗、10……AND回路、VREF……基準電圧、1
1……積分回路、12……ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 制御信号発生回路から出力される方形波パルス
    信号をフオトトランジスタカプラを用いた絶縁回
    路を介してチヨツパ装置の駆動回路へ供給し、当
    該チヨツパ装置は一定周期内でオンオフ比を連続
    的に変化させて電圧制御を行うよう構成したチヨ
    ツパ制御装置において、前記フオトトランジスタ
    カプラを介して伝達される方形波パルス信号の立
    ち上がりにてトリガーし前記フオトトランジスタ
    カプラの応答遅れ時間に応じたパルス幅のパルス
    信号を作り、さらに前記方形波パルス信号と前記
    パルス信号のアンド回路より出力される方形波パ
    ルス信号を前記チヨツパ装置の駆動回路へ供給す
    ることを特徴とするチヨツパ制御装置。
JP1984160376U 1984-10-25 1984-10-25 Expired - Lifetime JPH0537667Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984160376U JPH0537667Y2 (ja) 1984-10-25 1984-10-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984160376U JPH0537667Y2 (ja) 1984-10-25 1984-10-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6177678U JPS6177678U (ja) 1986-05-24
JPH0537667Y2 true JPH0537667Y2 (ja) 1993-09-22

Family

ID=30718298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984160376U Expired - Lifetime JPH0537667Y2 (ja) 1984-10-25 1984-10-25

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0537667Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4929003A (ja) * 1972-07-12 1974-03-15

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4929003A (ja) * 1972-07-12 1974-03-15

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6177678U (ja) 1986-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0537667Y2 (ja)
CA1099346A (en) Isolation circuit with duty cycle feedback
GB1533447A (en) Vertical deflection circuit
JPS57193908A (en) Speed controlling device for electric motor vehicle
JPS6451703A (en) Oscillation circuit
JPS631031B2 (ja)
JPS5749399A (en) Pulse motor driving system
SU766000A1 (ru) Управл емый широтно-импульсный модул тор с токовой обратной св зью
AU1437988A (en) Switch mode electrical power controller
JPS54143815A (en) Switching power source control system
JPS5749397A (en) Pulse motor driving system
JP2542929Y2 (ja) Pwm/pam同期制御回路
SU819943A1 (ru) Формирователь знакочередующих импуль-COB
JPS6342620Y2 (ja)
SU1473039A1 (ru) Однотактный преобразователь посто нного напр жени
JPS54162153A (en) Control system of switching power supply
JPH0572189B2 (ja)
JPS61255420A (ja) 信号判別電源自動停止回路
JPS61152134A (ja) 絶縁回路
JPH02266610A (ja) 発振回路
JPS5561279A (en) Controller of power converter
JPS54115752A (en) System for driving saturable reactor type constant- current device
JPS562021A (en) Switching control type electric power unit
JPS6440290U (ja)
JPS59159669A (ja) スイツチング・レギユレ−タ