JPH053734A - 培養苗選別積替装置 - Google Patents
培養苗選別積替装置Info
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- JPH053734A JPH053734A JP3197975A JP19797591A JPH053734A JP H053734 A JPH053734 A JP H053734A JP 3197975 A JP3197975 A JP 3197975A JP 19797591 A JP19797591 A JP 19797591A JP H053734 A JPH053734 A JP H053734A
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01G—HORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
- A01G9/00—Cultivation in receptacles, forcing-frames or greenhouses; Edging for beds, lawn or the like
- A01G9/02—Receptacles, e.g. flower-pots or boxes; Glasses for cultivating flowers
- A01G9/029—Receptacles for seedlings
- A01G9/0299—Handling or transporting of soil blocks or seedlings
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S47/00—Plant husbandry
- Y10S47/901—Plant container with flats, filling, planting, or conveying
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Soil Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
- Breeding Of Plants And Reproduction By Means Of Culturing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 良品苗の選別と、良品苗の培養トレーから出
荷用トレーへの詰め替えとを自動化する。 【構成】 培養トレー移送部により、格子状育苗室を有
する培養トレーを所定方向に一ピッチずつ間欠送りす
る。該培養トレー下には、培養トレー内に侵入して一つ
の列の育苗室から苗を上方向に押し出す押出し棒の列を
設ける。押出し棒の上方にはガイド部を設け、押出し棒
により支えられた苗の列を摺動可能に把持する。ガイド
部に近傍には、該ガイド部に沿って走行しつつガイド部
に把持された各苗を一方向に間欠送りする押板の列を設
ける。ガイド部の出口近傍には、苗選別部を設けてガイ
ド部中の苗の良否を判定し不良苗を列外に排除する。ま
た、ガイド部の出口近傍には、苗受渡し部も設けてお
き、良品苗の列を受け取って出荷用トレー上に渡す。こ
れにより、苗の良否の判定を簡易かつ迅速に行うことが
出来、また培養トレーから出荷用トレーへの良品苗の移
し替えを人手を介すことなく迅速に行うことができる。
荷用トレーへの詰め替えとを自動化する。 【構成】 培養トレー移送部により、格子状育苗室を有
する培養トレーを所定方向に一ピッチずつ間欠送りす
る。該培養トレー下には、培養トレー内に侵入して一つ
の列の育苗室から苗を上方向に押し出す押出し棒の列を
設ける。押出し棒の上方にはガイド部を設け、押出し棒
により支えられた苗の列を摺動可能に把持する。ガイド
部に近傍には、該ガイド部に沿って走行しつつガイド部
に把持された各苗を一方向に間欠送りする押板の列を設
ける。ガイド部の出口近傍には、苗選別部を設けてガイ
ド部中の苗の良否を判定し不良苗を列外に排除する。ま
た、ガイド部の出口近傍には、苗受渡し部も設けてお
き、良品苗の列を受け取って出荷用トレー上に渡す。こ
れにより、苗の良否の判定を簡易かつ迅速に行うことが
出来、また培養トレーから出荷用トレーへの良品苗の移
し替えを人手を介すことなく迅速に行うことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、培養トレーにて培養さ
れた苗の該トレーからの取り出し、各苗の良否の判定及
び良品の出荷用トレーへの移送を自動的に行うことがで
きる培養苗選別積替装置に関する。
れた苗の該トレーからの取り出し、各苗の良否の判定及
び良品の出荷用トレーへの移送を自動的に行うことがで
きる培養苗選別積替装置に関する。
【0002】
【従来の技術】農家等に出荷するための苗は一般に培養
トレーにより大量生産される。この培養トレーは、多数
の育苗室を格子状に仕切って形成し、各育苗室で苗を育
てるようになっている。
トレーにより大量生産される。この培養トレーは、多数
の育苗室を格子状に仕切って形成し、各育苗室で苗を育
てるようになっている。
【0003】従来、このような培養トレーにより生産し
た苗を出荷する場合は、人手により培養トレーから各苗
を取り出しつつ、肉眼で良品と不良品とに選別してい
る。そして、良品のみを出荷用トレーに詰めて出荷して
いる。
た苗を出荷する場合は、人手により培養トレーから各苗
を取り出しつつ、肉眼で良品と不良品とに選別してい
る。そして、良品のみを出荷用トレーに詰めて出荷して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のような苗の移し替え方式であると、苗の選別や詰め
替えに人手や時間が掛かるという問題がある。
来のような苗の移し替え方式であると、苗の選別や詰め
替えに人手や時間が掛かるという問題がある。
【0005】また、苗の良否の判定が正確でないという
問題もある。本発明はこのような問題点を解決すること
を目的とする。
問題もある。本発明はこのような問題点を解決すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本第1の発明は、各育苗室が格子状に仕切られて形
成された培養トレーをその所定方向に一ピッチずつ間欠
送りする培養トレー移送部と、該培養トレー移送部が停
止した時に前記培養トレーの底を貫通するように上動し
て苗の入った最前列の育苗室から苗を上方向に押し出す
押出し棒の列を備えた苗押出し部と、該苗押出し部によ
り押し出された苗の列を摺動可能に把持して支えるガイ
ド部と、該ガイド部に沿って走行しつつ該ガイド部によ
り支えられた各苗を一方向に間欠送りする押板の列を備
えた苗搬送部と、前記ガイド部中の苗の良否を判定し、
不良苗を排除する前記ガイド部の出口近傍に設置された
苗選別部と、前記選別された苗の列を受け取って該列を
崩さないよう出荷用トレー上に渡す苗受渡し部とを備え
た培養苗選別積替装置の構成を採用し、本第2の発明
は、各育苗室が格子状に仕切られて形成された培養トレ
ーを所定方向に一ピッチずつ間欠送りする培養トレー移
送部と、前記培養トレーの間欠送りされる育苗室の列内
における苗の良否を判定するセンサの列と、前記センサ
の列により良品として検知された良品苗のみを押し上げ
る押上棒の列を備えた苗押上部と、前記苗押上部により
押し上げられた良品苗を把持して育苗室外に取り出した
後、その列の方向に沿って走行せしめるグリッパの列を
備えた苗取出部と、前記グリッパの走行により運ばれる
良品苗をグリッパから列状に受け取り、グリッパの次回
の走行の際に一方から押されることにより前記既に受け
取っている良品苗を出荷用トレー上に渡すトンネル部材
を備えた苗受渡部とを含んでなる培養苗選別積替装置の
構成を採用している。
に、本第1の発明は、各育苗室が格子状に仕切られて形
成された培養トレーをその所定方向に一ピッチずつ間欠
送りする培養トレー移送部と、該培養トレー移送部が停
止した時に前記培養トレーの底を貫通するように上動し
て苗の入った最前列の育苗室から苗を上方向に押し出す
押出し棒の列を備えた苗押出し部と、該苗押出し部によ
り押し出された苗の列を摺動可能に把持して支えるガイ
ド部と、該ガイド部に沿って走行しつつ該ガイド部によ
り支えられた各苗を一方向に間欠送りする押板の列を備
えた苗搬送部と、前記ガイド部中の苗の良否を判定し、
不良苗を排除する前記ガイド部の出口近傍に設置された
苗選別部と、前記選別された苗の列を受け取って該列を
崩さないよう出荷用トレー上に渡す苗受渡し部とを備え
た培養苗選別積替装置の構成を採用し、本第2の発明
は、各育苗室が格子状に仕切られて形成された培養トレ
ーを所定方向に一ピッチずつ間欠送りする培養トレー移
送部と、前記培養トレーの間欠送りされる育苗室の列内
における苗の良否を判定するセンサの列と、前記センサ
の列により良品として検知された良品苗のみを押し上げ
る押上棒の列を備えた苗押上部と、前記苗押上部により
押し上げられた良品苗を把持して育苗室外に取り出した
後、その列の方向に沿って走行せしめるグリッパの列を
備えた苗取出部と、前記グリッパの走行により運ばれる
良品苗をグリッパから列状に受け取り、グリッパの次回
の走行の際に一方から押されることにより前記既に受け
取っている良品苗を出荷用トレー上に渡すトンネル部材
を備えた苗受渡部とを含んでなる培養苗選別積替装置の
構成を採用している。
【0007】
【作用】本第1の発明においては、培養トレー移送部が
培養トレーをその所定方向に一ピッチずつ間欠送りす
る。
培養トレーをその所定方向に一ピッチずつ間欠送りす
る。
【0008】培養トレー移送部が停止する都度、苗押出
し部が駆動する。これにより、その押出し棒の列が培養
トレーの底を貫通するように上動して苗の入った最前列
の育苗室から苗を上方向に押し出す。
し部が駆動する。これにより、その押出し棒の列が培養
トレーの底を貫通するように上動して苗の入った最前列
の育苗室から苗を上方向に押し出す。
【0009】次に、ガイド部が作動し、苗押出し部によ
り押し出された苗の列を摺動可能に把持して支える。し
かる後、苗搬送部の押板の列がガイド部に沿って走行し
つつガイド部に支えられた各苗を一方向に一定間隔で送
る。
り押し出された苗の列を摺動可能に把持して支える。し
かる後、苗搬送部の押板の列がガイド部に沿って走行し
つつガイド部に支えられた各苗を一方向に一定間隔で送
る。
【0010】ガイド部中において苗選別部が苗の良否を
判定し、不良品を列外に排除する。苗受渡し部は、押板
に押されてガイド部から出て来る良品の列を受け取り、
該列を崩さないよう出荷用トレー上に渡す。
判定し、不良品を列外に排除する。苗受渡し部は、押板
に押されてガイド部から出て来る良品の列を受け取り、
該列を崩さないよう出荷用トレー上に渡す。
【0011】本第2の発明においては、培養トレーを第
1の発明と同様に間欠送りするが、まずセンサの列によ
り苗の良否を判定する。次に、苗押上げ部が作動して押
上げ棒の列により上記良品として検知された良品苗のみ
を培養トレー下から押し上げる。
1の発明と同様に間欠送りするが、まずセンサの列によ
り苗の良否を判定する。次に、苗押上げ部が作動して押
上げ棒の列により上記良品として検知された良品苗のみ
を培養トレー下から押し上げる。
【0012】その後、苗取出し部のグリッパの列が上記
押し上げられた良品苗を把持して育苗室外に取り出し、
その列の方向に沿って走行せしめる。このグリッパの走
行により運ばれる良品苗を苗受渡し部のトンネル部材が
グリッパから列状に受け取る。そして、トンネル部材内
に入った良品苗は、次回にトンネル部材内を走行するグ
リッパに一端から押されることにより出荷用トレー上に
受け渡される。
押し上げられた良品苗を把持して育苗室外に取り出し、
その列の方向に沿って走行せしめる。このグリッパの走
行により運ばれる良品苗を苗受渡し部のトンネル部材が
グリッパから列状に受け取る。そして、トンネル部材内
に入った良品苗は、次回にトンネル部材内を走行するグ
リッパに一端から押されることにより出荷用トレー上に
受け渡される。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る培養苗選
別積替装置の実施例を説明する。 〔実施例1〕この培養苗選別積替装置は、図19で示さ
れるような培養トレー1で育てられた苗2を図20で示
されるような出荷用トレー3に自動的に移し替えるよう
になっている。
別積替装置の実施例を説明する。 〔実施例1〕この培養苗選別積替装置は、図19で示さ
れるような培養トレー1で育てられた苗2を図20で示
されるような出荷用トレー3に自動的に移し替えるよう
になっている。
【0014】最初に培養トレー1について説明すると、
培養トレー1は合成樹脂シート等の成形により多数の育
苗室4が格子状に仕切られて形成され、各育苗室4の底
には穴5が穿設されている。なお、符号6は育苗室4で
育てられた苗の根を覆う四角柱形の土壌部を示してい
る。苗は、この培養トレー1の全ての育苗室4中におい
て育てられ、所定の大きさになると、出荷のため出荷用
トレー3に移し替えられる。
培養トレー1は合成樹脂シート等の成形により多数の育
苗室4が格子状に仕切られて形成され、各育苗室4の底
には穴5が穿設されている。なお、符号6は育苗室4で
育てられた苗の根を覆う四角柱形の土壌部を示してい
る。苗は、この培養トレー1の全ての育苗室4中におい
て育てられ、所定の大きさになると、出荷のため出荷用
トレー3に移し替えられる。
【0015】次に、出荷用トレー3は、合成樹脂シート
等を波型に成形してなるもので、前記培養トレー1から
土壌部6ごと抜き取った苗2を該出荷用トレー3の各溝
7内に収容するようになっている。
等を波型に成形してなるもので、前記培養トレー1から
土壌部6ごと抜き取った苗2を該出荷用トレー3の各溝
7内に収容するようになっている。
【0016】培養苗選別積替装置は、図1ないし図8に
示されるように、水平な基盤8を機台9で支えており、
該基盤8の右部に前記培養トレー1を載せ、左部上方に
前記出荷用トレー3を載せるようになっている。
示されるように、水平な基盤8を機台9で支えており、
該基盤8の右部に前記培養トレー1を載せ、左部上方に
前記出荷用トレー3を載せるようになっている。
【0017】そして、機台9の右部には、培養トレー1
をその育苗室4の列のピッチ毎に間欠送りする培養トレ
ー移送部10と、該培養トレー移送部10が停止する都
度培養トレー1の最前列の育苗室4から苗2を上方向に
押し出す苗押出し部11と、該苗押出し部11により押
し出された苗2の列を摺動可能に把持して支えるガイド
部12と、該ガイド部12に把持された各苗2を一方向
に一定間隔で送る苗搬送部13とを備え、機台9の中間
部には、前記ガイド部12の出口から出る苗2の良否を
判定して不良苗を排除する苗選別部14を備え、機台9
の左部には、良品の苗2の列を受け取って該列を崩さな
いよう出荷用トレー3上に渡す苗受渡し部15を備えて
いる。
をその育苗室4の列のピッチ毎に間欠送りする培養トレ
ー移送部10と、該培養トレー移送部10が停止する都
度培養トレー1の最前列の育苗室4から苗2を上方向に
押し出す苗押出し部11と、該苗押出し部11により押
し出された苗2の列を摺動可能に把持して支えるガイド
部12と、該ガイド部12に把持された各苗2を一方向
に一定間隔で送る苗搬送部13とを備え、機台9の中間
部には、前記ガイド部12の出口から出る苗2の良否を
判定して不良苗を排除する苗選別部14を備え、機台9
の左部には、良品の苗2の列を受け取って該列を崩さな
いよう出荷用トレー3上に渡す苗受渡し部15を備えて
いる。
【0018】次に、培養苗選別積替装置の各部について
説明する。培養トレー移送部 培養トレー移送部10は、図9及び図10に示されるよ
うに、前記基盤8の上面にその前後方向に伸びる如く固
定された培養トレー案内板16を有している。案内板1
6は培養トレー1をその両側から挟むように2枚設けら
れている。
説明する。培養トレー移送部 培養トレー移送部10は、図9及び図10に示されるよ
うに、前記基盤8の上面にその前後方向に伸びる如く固
定された培養トレー案内板16を有している。案内板1
6は培養トレー1をその両側から挟むように2枚設けら
れている。
【0019】また、基盤8の下面には基盤8の左右方向
に平行に伸びる2本のシャフト17がブラケット18を
介して取り付けられ、各シャフト17には爪車19が2
個ずつ固着されている。これらの爪車19の爪は、基盤
8に穿設された穴20から基盤8上に突出し、基盤8上
に置かれた培養トレー1の底に引っ掛かるようになって
いる。爪車19の爪のピッチは培養トレー1の育苗室4
の配列ピッチに対応している。
に平行に伸びる2本のシャフト17がブラケット18を
介して取り付けられ、各シャフト17には爪車19が2
個ずつ固着されている。これらの爪車19の爪は、基盤
8に穿設された穴20から基盤8上に突出し、基盤8上
に置かれた培養トレー1の底に引っ掛かるようになって
いる。爪車19の爪のピッチは培養トレー1の育苗室4
の配列ピッチに対応している。
【0020】基盤8の下面には、エアモータ21並びに
該モータ21の動力を前記シャフト17に伝達するため
の各種プーリ22及びタイミングベルト23が取り付け
られている。エアモータ21は、インデックス付きであ
り、前記爪車19の爪を一つずつ送るように駆動する。
該モータ21の動力を前記シャフト17に伝達するため
の各種プーリ22及びタイミングベルト23が取り付け
られている。エアモータ21は、インデックス付きであ
り、前記爪車19の爪を一つずつ送るように駆動する。
【0021】これにより、培養トレー1が基盤8上に置
かれ、エアモータ21が駆動すると、爪車19は培養ト
レー1を前から後の方に一ピッチずつ間欠送りすること
となる。
かれ、エアモータ21が駆動すると、爪車19は培養ト
レー1を前から後の方に一ピッチずつ間欠送りすること
となる。
【0022】苗押出し部
図5ないし図6に示されるように、該苗押出し部11
は、前記培養トレー移送部10の駆動部が停止する都
度、培養トレー1の底の穴5を貫通するように上動して
苗2の入った最前列の育苗室4から苗2を上方向に押し
出す押出し棒24の列を備えている。
は、前記培養トレー移送部10の駆動部が停止する都
度、培養トレー1の底の穴5を貫通するように上動して
苗2の入った最前列の育苗室4から苗2を上方向に押し
出す押出し棒24の列を備えている。
【0023】押出し棒24は機台9中を左右方向に伸び
る第1の支持材25に垂直に植設され、各々の上端には
苗2の土壌部6に突き刺すための針26が2本ずつ取り
付けられている。押出し棒24の列は、基盤8下に控え
ており、この基盤8には第9図のように培養トレー1の
一列分の各育苗室4に対応して穴27の列が設けられ、
ここを通って押出し棒24が培養トレー1の方に突き出
るようになっている。
る第1の支持材25に垂直に植設され、各々の上端には
苗2の土壌部6に突き刺すための針26が2本ずつ取り
付けられている。押出し棒24の列は、基盤8下に控え
ており、この基盤8には第9図のように培養トレー1の
一列分の各育苗室4に対応して穴27の列が設けられ、
ここを通って押出し棒24が培養トレー1の方に突き出
るようになっている。
【0024】また、押出し棒24は、育苗室4の一つの
列に対し、2つ置きに配置されている。これは、後に苗
を選別する際、隣り合った苗の葉等が干渉しないように
するためである。
列に対し、2つ置きに配置されている。これは、後に苗
を選別する際、隣り合った苗の葉等が干渉しないように
するためである。
【0025】従って、培養トレー1の最前列において、
その列の苗2を全て取り出すには押出し棒24の列を左
又は右方向に1ピッチ刻みで2度だけ移動させる必要が
あり、そのため、前記第1の支持材25は図5ないし図
6のようにブロック28及びこれと摺動可能に嵌まり合
う溝部材29を介して第2の支持材30に支持されてい
る。また、図11に示されるように、第1と第2の支持
材25,30は、直列に繋った2つのエアシリンダ装置
31,32を介して相互に連結されている。第2の支持
材30には、このエアシリンダ装置31,32による第
1の支持材25の移動を規制するためのストッパ33が
左右に取り付けられている。
その列の苗2を全て取り出すには押出し棒24の列を左
又は右方向に1ピッチ刻みで2度だけ移動させる必要が
あり、そのため、前記第1の支持材25は図5ないし図
6のようにブロック28及びこれと摺動可能に嵌まり合
う溝部材29を介して第2の支持材30に支持されてい
る。また、図11に示されるように、第1と第2の支持
材25,30は、直列に繋った2つのエアシリンダ装置
31,32を介して相互に連結されている。第2の支持
材30には、このエアシリンダ装置31,32による第
1の支持材25の移動を規制するためのストッパ33が
左右に取り付けられている。
【0026】第2の支持材30は、前記基盤8の下面に
垂直に連結された2本のガイド棒34に対して筒材35
を介して装着されている。2本のガイド棒34の下端同
士は横材36により連結されており、これが第2の支持
材30のストッパとして機能するようになっている。ま
た、第2の支持材30は、図5ないし図8のようにその
両端において前記基盤8の下面に固着された2本のブラ
ケット37に複数本のリンク38の列を介して連結され
ている。そして、一方の中間リンク38は、直列に繋っ
た2つのエアシリンダ装置39,40を介して機台9と
連結されている。
垂直に連結された2本のガイド棒34に対して筒材35
を介して装着されている。2本のガイド棒34の下端同
士は横材36により連結されており、これが第2の支持
材30のストッパとして機能するようになっている。ま
た、第2の支持材30は、図5ないし図8のようにその
両端において前記基盤8の下面に固着された2本のブラ
ケット37に複数本のリンク38の列を介して連結され
ている。そして、一方の中間リンク38は、直列に繋っ
た2つのエアシリンダ装置39,40を介して機台9と
連結されている。
【0027】基盤8上には、図9及び図10のように、
押出し棒24の針26を苗2の土壌部6に突き刺す際に
土壌部6を押えておくための押え板41が設けられてい
る。この押え板41は、前記2枚の案内板16に夫々固
定されたエアシリンダ装置42に対し、基盤8に一列に
穿設された穴27の真上位置とそこからやや後方にずれ
た位置との2位置間を往復動できるように取り付けられ
ている。2枚の案内板16には押え板41の貫通する長
穴43が設けられており、押え板41はこの長穴43に
ガイドされつつ上記2位置間を往復動することになる。
押出し棒24の針26を苗2の土壌部6に突き刺す際に
土壌部6を押えておくための押え板41が設けられてい
る。この押え板41は、前記2枚の案内板16に夫々固
定されたエアシリンダ装置42に対し、基盤8に一列に
穿設された穴27の真上位置とそこからやや後方にずれ
た位置との2位置間を往復動できるように取り付けられ
ている。2枚の案内板16には押え板41の貫通する長
穴43が設けられており、押え板41はこの長穴43に
ガイドされつつ上記2位置間を往復動することになる。
【0028】また、押え板41には、基盤8の穴27の
列上に来た時に各穴27と合致する切欠44が櫛歯状に
設けられている。前記第1と第2の支持材25,30を
動かせるエアシリンダ装置31,32の列及び押え板4
1を動かせるエアシリンダ装置42は連動するようにな
っており、培養トレー1が新たにその1ピッチt(図1
5)だけ送られると、まずエアシリンダ装置42により
該押え板41が前方に移動し第16図のように各苗2を
各切欠44中に侵入せしめる。次に、図5ないし図6の
位置にある押出し棒24の列が、エアシリンダ装置の一
方39の作動により上動し、各針26が基盤8の穴27
及び育苗室4の底の穴5の双方を下から上へと突き抜け
て2つ置きの苗2の土壌部6に突き刺さる。
列上に来た時に各穴27と合致する切欠44が櫛歯状に
設けられている。前記第1と第2の支持材25,30を
動かせるエアシリンダ装置31,32の列及び押え板4
1を動かせるエアシリンダ装置42は連動するようにな
っており、培養トレー1が新たにその1ピッチt(図1
5)だけ送られると、まずエアシリンダ装置42により
該押え板41が前方に移動し第16図のように各苗2を
各切欠44中に侵入せしめる。次に、図5ないし図6の
位置にある押出し棒24の列が、エアシリンダ装置の一
方39の作動により上動し、各針26が基盤8の穴27
及び育苗室4の底の穴5の双方を下から上へと突き抜け
て2つ置きの苗2の土壌部6に突き刺さる。
【0029】この後、押え板41が後方に逃げ、エアシ
リンダ装置における他方40が作動することにより、押
出し棒24は苗2を更に上方に持ち上げて次のガイド部
12に渡す。
リンダ装置における他方40が作動することにより、押
出し棒24は苗2を更に上方に持ち上げて次のガイド部
12に渡す。
【0030】ガイド部12に渡された苗2が後述の如く
そこから排出されると、前記エアシリンダ装置中一方3
1が作動し、押出し棒24の列を1ピッチtだけ右側に
スライドさせる。そして、上記動作を再度繰り返し前記
押し出た苗2の右隣の苗2を押し出す。その後、更に、
エアシリンダ装置中他方32が作動し、押出し棒24の
列をもう1ピッチtだけ右側にスライドさせ、上記動作
を再度繰り返すと、該押出し棒24の列は更に右隣の苗
2を押し出し、培養トレー1の一列分の全苗2の押出し
を完了する。
そこから排出されると、前記エアシリンダ装置中一方3
1が作動し、押出し棒24の列を1ピッチtだけ右側に
スライドさせる。そして、上記動作を再度繰り返し前記
押し出た苗2の右隣の苗2を押し出す。その後、更に、
エアシリンダ装置中他方32が作動し、押出し棒24の
列をもう1ピッチtだけ右側にスライドさせ、上記動作
を再度繰り返すと、該押出し棒24の列は更に右隣の苗
2を押し出し、培養トレー1の一列分の全苗2の押出し
を完了する。
【0031】ガイド部
前記基盤8上には、図1ないし図8のように、前記最上
位に突出した押出し棒24によって保持される苗2の位
置よりもやや低い高さの支持台45が設けられている。
支持台45は、基盤8の右部から中央部に至る箇所を水
平板で覆い、これを4本の支柱46で基盤8上に支持し
て成る。水平板の中央部には、図12および図13に示
されるように前記基盤8の穴27の列を囲む如く長方形
状の穴47が設けられている。
位に突出した押出し棒24によって保持される苗2の位
置よりもやや低い高さの支持台45が設けられている。
支持台45は、基盤8の右部から中央部に至る箇所を水
平板で覆い、これを4本の支柱46で基盤8上に支持し
て成る。水平板の中央部には、図12および図13に示
されるように前記基盤8の穴27の列を囲む如く長方形
状の穴47が設けられている。
【0032】図12ないし図14に示されるように、前
記水平板の穴47のやや上方には前記押出し棒24によ
り保持された苗2の列を把持するためのガイド部12が
設けられている。
記水平板の穴47のやや上方には前記押出し棒24によ
り保持された苗2の列を把持するためのガイド部12が
設けられている。
【0033】すなわち、溝部材48が支持台45の穴4
7の上方にて左右方向に沿って横置きされ、この溝部材
48と共にトンネル状の苗2の通路を形成するための上
下のL字型部材49,50がやはり横置きで配設されて
いる。
7の上方にて左右方向に沿って横置きされ、この溝部材
48と共にトンネル状の苗2の通路を形成するための上
下のL字型部材49,50がやはり横置きで配設されて
いる。
【0034】溝部材48及び上下のL字型部材49,5
0は、後述の機構により相互に合体したり、離反したり
するようになっており、図14のように合体した時は上
部と後部とに夫々長い隙間51,52が形成されるよう
になっている。
0は、後述の機構により相互に合体したり、離反したり
するようになっており、図14のように合体した時は上
部と後部とに夫々長い隙間51,52が形成されるよう
になっている。
【0035】溝部材48は、前後動することにより前記
合体と離反とを繰り返すことができるよう左右2組の平
行クランク機構53を介して前記支持台45の前部に連
結されている。この平行クランク機構53は支持台45
の穴47中を揺動運動するようになっている。また、下
側のL字型部材50も左右2組の平行クランク機構54
を介して前記支持台45の後部に連結されている。この
平行クランク機構54も穴47の中を揺動運動するよう
になっている。後側の平行クランク機構54は水平板に
固定されたエアシリンダ装置55によって駆動されるよ
うになっており、前後の平行クランク機構53,54同
士は溝部材48と下のL字型部材50とを相互に接近さ
せたり離反させたりすることができるように連接棒56
により連結されている。
合体と離反とを繰り返すことができるよう左右2組の平
行クランク機構53を介して前記支持台45の前部に連
結されている。この平行クランク機構53は支持台45
の穴47中を揺動運動するようになっている。また、下
側のL字型部材50も左右2組の平行クランク機構54
を介して前記支持台45の後部に連結されている。この
平行クランク機構54も穴47の中を揺動運動するよう
になっている。後側の平行クランク機構54は水平板に
固定されたエアシリンダ装置55によって駆動されるよ
うになっており、前後の平行クランク機構53,54同
士は溝部材48と下のL字型部材50とを相互に接近さ
せたり離反させたりすることができるように連接棒56
により連結されている。
【0036】一方、上側のL字型部材49は、支持台4
5の後部にて左右方向に伸びる如く立設された垂直板5
7に対し平行クランク機構58を介して連結され、該平
行クランク機構58と垂直板57との間に介装されたエ
アシリンダ装置59によって駆動されるようになってい
る。
5の後部にて左右方向に伸びる如く立設された垂直板5
7に対し平行クランク機構58を介して連結され、該平
行クランク機構58と垂直板57との間に介装されたエ
アシリンダ装置59によって駆動されるようになってい
る。
【0037】これにより、前記押出し棒24が苗2を支
えて上昇する前はエアシリンダ装置55,59は前記溝
部材48及び上下のL型部材49,50を相互に離反さ
せておき、前記押出し棒24が苗2を上方に押し出して
来ると図14の如く作動して合体させる。苗2の列はそ
れらの土壌部6において上記の如く合体した溝部材48
と上下のL型部材49,50との間に図16のように挟
持されることとなる。
えて上昇する前はエアシリンダ装置55,59は前記溝
部材48及び上下のL型部材49,50を相互に離反さ
せておき、前記押出し棒24が苗2を上方に押し出して
来ると図14の如く作動して合体させる。苗2の列はそ
れらの土壌部6において上記の如く合体した溝部材48
と上下のL型部材49,50との間に図16のように挟
持されることとなる。
【0038】苗搬送部
苗搬送部13は、図5、図6、図7、図12、図13及
び図14のように、前記垂直板57の左右両端に水平軸
61を介して枢着されたスプロケットホイール60を有
している。両スプロケットホイール60間には無端チェ
ーン62が巻回されている。無端チェーン62は、正面
から見て右回りに走行せしめられ、その下側走行部が前
記上下L字型部材49,50間に形成される隙間52に
沿うようになっている。また、無端チェーン62には、
前記押出し棒24の列のピッチと同じピッチでブラケッ
ト部材63が固着され、各ブラケット部材63には2つ
の水平な穴が平行に設けられ、夫々に横棒64,65が
摺動可能に挿通されている。各ブラケット部材63にお
いて2本の横棒64,65はチェーン62の背後で略U
字形に繋がっており、その繋がった部分にはカムフォロ
ア66が取り付けられ、下側走行部にて先行する側の横
棒64には前記ガイド部12のトンネル中に入り得る大
きさの押板67が固着されている。
び図14のように、前記垂直板57の左右両端に水平軸
61を介して枢着されたスプロケットホイール60を有
している。両スプロケットホイール60間には無端チェ
ーン62が巻回されている。無端チェーン62は、正面
から見て右回りに走行せしめられ、その下側走行部が前
記上下L字型部材49,50間に形成される隙間52に
沿うようになっている。また、無端チェーン62には、
前記押出し棒24の列のピッチと同じピッチでブラケッ
ト部材63が固着され、各ブラケット部材63には2つ
の水平な穴が平行に設けられ、夫々に横棒64,65が
摺動可能に挿通されている。各ブラケット部材63にお
いて2本の横棒64,65はチェーン62の背後で略U
字形に繋がっており、その繋がった部分にはカムフォロ
ア66が取り付けられ、下側走行部にて先行する側の横
棒64には前記ガイド部12のトンネル中に入り得る大
きさの押板67が固着されている。
【0039】一方、垂直板57には、無端チェーン62
に沿ってカム68が固着されている。該カム68は、前
記カムフォロア66と係合し、無端チェーン62の下側
走行部において前記押板67を前記ガイド部12側に突
出させるように設けられている。
に沿ってカム68が固着されている。該カム68は、前
記カムフォロア66と係合し、無端チェーン62の下側
走行部において前記押板67を前記ガイド部12側に突
出させるように設けられている。
【0040】前記垂直板57には無端チェーン62を駆
動するためのモータ69が取り付けられている。モータ
69の出力はインデックス70を介してスプロケットホ
イール60に伝達され、このため無端チェーン62は間
欠走行することになる。
動するためのモータ69が取り付けられている。モータ
69の出力はインデックス70を介してスプロケットホ
イール60に伝達され、このため無端チェーン62は間
欠走行することになる。
【0041】また、図21に示されるように、インデッ
クス70の軸にはカム103が固着されている。そし
て、垂直板57に縦に枢支されたレバー104の一端が
該カム103に当接し、他端が水平な支持台45に沿っ
て摺動するプレート105に枢着されている。このプレ
ート105はその先端に前記カムフォロア66と係合す
る屈曲片106を有している。インデックス70は押板
67を1ピッチずつ送るごとにカム103を1回転さ
せ、これによりプレート105が1往復動して押板67
を垂直板57側に引き戻す。
クス70の軸にはカム103が固着されている。そし
て、垂直板57に縦に枢支されたレバー104の一端が
該カム103に当接し、他端が水平な支持台45に沿っ
て摺動するプレート105に枢着されている。このプレ
ート105はその先端に前記カムフォロア66と係合す
る屈曲片106を有している。インデックス70は押板
67を1ピッチずつ送るごとにカム103を1回転さ
せ、これによりプレート105が1往復動して押板67
を垂直板57側に引き戻す。
【0042】しかして、前記無端チェーン62が走行す
ると、押板67は上側走行部から下側走行部に至る間に
ガイド部12側に突出する。そして、無端チェーン62
が一時停止した時に前記押出し棒24が上方に突出し、
各苗2を各押板67の前に持って来る。続いてガイド部
12が合体し、苗2を押板67ごと挟む。その後、押出
し棒24が下方に逃げると、無端チェーン62が動き、
押板67がガイド部12中の苗2を左方向に一定距離だ
け運搬する。押板67は次の苗選別部14を通過した
後、前記カム103の回転により原位置まで引っ込む。
ると、押板67は上側走行部から下側走行部に至る間に
ガイド部12側に突出する。そして、無端チェーン62
が一時停止した時に前記押出し棒24が上方に突出し、
各苗2を各押板67の前に持って来る。続いてガイド部
12が合体し、苗2を押板67ごと挟む。その後、押出
し棒24が下方に逃げると、無端チェーン62が動き、
押板67がガイド部12中の苗2を左方向に一定距離だ
け運搬する。押板67は次の苗選別部14を通過した
後、前記カム103の回転により原位置まで引っ込む。
【0043】なお、押板67の付いていない方の横棒6
5は押板67が上記のように摺動したり走行したりする
際に回転しないようガイドする。苗選別部 苗選別部14は、図12ないし図14に示されるよう
に、前記ガイド部12の出口から出る苗2の良否を判定
するセンサと、該センサにより不良と判定された苗を排
除する排除部とを有している。
5は押板67が上記のように摺動したり走行したりする
際に回転しないようガイドする。苗選別部 苗選別部14は、図12ないし図14に示されるよう
に、前記ガイド部12の出口から出る苗2の良否を判定
するセンサと、該センサにより不良と判定された苗を排
除する排除部とを有している。
【0044】センサ及び排除部は、前記ガイド部12の
出口近傍においてセンサが上流側に来るように前記無端
チェーン62の間欠走行距離分だけ離して設置されてい
る。センサは、前記合体したガイド部12を通る苗2の
土壌部6よりも上の部分の育成度合を検出するもので、
苗2の上部、中部及び下部を夫々横切るように光路を形
成して苗2の背の育ち具合を見る3組の投光器71a,
71b,71c及び受光器72a,72b,72cと、
苗2の上方から光を照射しその光路が妨げられるかどう
かを判断することにより苗2の葉の茂り具合を検出する
投光器73a及び受光器73bとを備える。これらの投
受光器71a,71b,71c,72a,72b,72
c,73a,73bは前記溝部材に固定されたブラケッ
ト74と前記垂直板57に固定されたブラケット75と
に夫々取り付けられている。
出口近傍においてセンサが上流側に来るように前記無端
チェーン62の間欠走行距離分だけ離して設置されてい
る。センサは、前記合体したガイド部12を通る苗2の
土壌部6よりも上の部分の育成度合を検出するもので、
苗2の上部、中部及び下部を夫々横切るように光路を形
成して苗2の背の育ち具合を見る3組の投光器71a,
71b,71c及び受光器72a,72b,72cと、
苗2の上方から光を照射しその光路が妨げられるかどう
かを判断することにより苗2の葉の茂り具合を検出する
投光器73a及び受光器73bとを備える。これらの投
受光器71a,71b,71c,72a,72b,72
c,73a,73bは前記溝部材に固定されたブラケッ
ト74と前記垂直板57に固定されたブラケット75と
に夫々取り付けられている。
【0045】排除部は、ガイド部12の出口近傍におけ
る溝部材48の四角形の切除部76を開閉する扉部材7
7と、ガイド部12の上下L字型部材49,50間の隙
間52から中に入り込んで不良苗2を前記切除部76か
らガイド部外に押し出す押圧部材78(図9及び図1
7)とを有している。
る溝部材48の四角形の切除部76を開閉する扉部材7
7と、ガイド部12の上下L字型部材49,50間の隙
間52から中に入り込んで不良苗2を前記切除部76か
らガイド部外に押し出す押圧部材78(図9及び図1
7)とを有している。
【0046】扉部材77は水平方向に回動して切除部7
6を開閉できるよう垂直な枢軸を介して支持台45に設
置されている。押圧部材78は、図9及び図17に示さ
れるように、コの字型に形成され、前記隙間52中に出
入りできるよう基盤8に対し水平軸を介して支持されて
いる。
6を開閉できるよう垂直な枢軸を介して支持台45に設
置されている。押圧部材78は、図9及び図17に示さ
れるように、コの字型に形成され、前記隙間52中に出
入りできるよう基盤8に対し水平軸を介して支持されて
いる。
【0047】扉部材77と押圧部材78は夫々ロータリ
シリンダ装置79,80によって同時に駆動されるよう
になっており、前記センサから当該苗2が不良であると
の信号が発せられると、扉部材77が切除部76を開
き、押圧部材78が上方に回動し、当該不良苗2を切除
部76からガイド部12外に押し出すこととなる。
シリンダ装置79,80によって同時に駆動されるよう
になっており、前記センサから当該苗2が不良であると
の信号が発せられると、扉部材77が切除部76を開
き、押圧部材78が上方に回動し、当該不良苗2を切除
部76からガイド部12外に押し出すこととなる。
【0048】図5ないし図9に示されるように、押し出
された不良苗2を導くための排出路81が前記切除部7
6の直下から機台9の後部に向かって設けられている。
前記ガイド部12中の苗2の列は前記苗搬送部13によ
って間欠的にガイド部中をその出口方向に送られつつ、
この苗選別部14によって良否を判定され、不良品は列
外に排除される。そして、良品のみがガイド部の出口か
ら外に一列で押し出されることとなる。
された不良苗2を導くための排出路81が前記切除部7
6の直下から機台9の後部に向かって設けられている。
前記ガイド部12中の苗2の列は前記苗搬送部13によ
って間欠的にガイド部中をその出口方向に送られつつ、
この苗選別部14によって良否を判定され、不良品は列
外に排除される。そして、良品のみがガイド部の出口か
ら外に一列で押し出されることとなる。
【0049】苗受渡し部
苗受渡し部15は、図2ないし図7に示されるように、
前記ガイド部12から出て来る良品として選別された苗
2の列を受け取って出荷用トレー3に渡す受渡し部材8
2を有している。この受渡し部材82は、前記合体した
ガイド部12の有すると同様な溝を有している。
前記ガイド部12から出て来る良品として選別された苗
2の列を受け取って出荷用トレー3に渡す受渡し部材8
2を有している。この受渡し部材82は、前記合体した
ガイド部12の有すると同様な溝を有している。
【0050】受渡し部材82は、前記ガイド部12から
出荷用トレー3への苗2の受渡しをスピードアップする
ため、2基設けられ、それらが前記ガイド部12の出口
と出荷用トレー3との間を交互に往復動するようになっ
ている。
出荷用トレー3への苗2の受渡しをスピードアップする
ため、2基設けられ、それらが前記ガイド部12の出口
と出荷用トレー3との間を交互に往復動するようになっ
ている。
【0051】すなわち、各受渡し部材82は、水平面上
を運動する平行クランク機構83を介して基盤8上に設
けられ、両受渡し部材82が平行に前記往復運動を行う
よう両平行クランク機構83のリンクは同じ大きさに形
成され、また固定枢軸84も基盤8上に対称形に取り付
けられている。平行クランク機構83の駆動源はエアシ
リンダ装置85であり、そのシリンダが前記支持台45
下に固定され、そのロッドの先端が一方の平行クランク
機構83の1本のリンクに連結されている。また、該一
方の平行クランク機構83に他の平行クランク機構83
が連動するよう両平行クランク機構は連接棒86により
連結されている。さらに、受渡し部材82の停止位置を
正確にするため、平行クランク機構83の所定のリンク
に当たるストッパ87が基盤8上に固定されている。
を運動する平行クランク機構83を介して基盤8上に設
けられ、両受渡し部材82が平行に前記往復運動を行う
よう両平行クランク機構83のリンクは同じ大きさに形
成され、また固定枢軸84も基盤8上に対称形に取り付
けられている。平行クランク機構83の駆動源はエアシ
リンダ装置85であり、そのシリンダが前記支持台45
下に固定され、そのロッドの先端が一方の平行クランク
機構83の1本のリンクに連結されている。また、該一
方の平行クランク機構83に他の平行クランク機構83
が連動するよう両平行クランク機構は連接棒86により
連結されている。さらに、受渡し部材82の停止位置を
正確にするため、平行クランク機構83の所定のリンク
に当たるストッパ87が基盤8上に固定されている。
【0052】各受渡し部材82の先端部には、良品の苗
2が込められるまでその先端を閉じておくためのシャッ
タ88が設けられている。シャッタ88はエアシリンダ
装置89により開閉するようになっている。
2が込められるまでその先端を閉じておくためのシャッ
タ88が設けられている。シャッタ88はエアシリンダ
装置89により開閉するようになっている。
【0053】平行クランク機構83中のリンクが前記ス
トッパ87に当ることにより一方の受渡し部材82は出
荷用トレー3の方に移動するが、そのようにして各受渡
し部材82が停止する位置の後方には各受渡し部材82
の溝中を往復動する押し片90をそのロッド先端に保持
するエアシリンダ装置91が設置されている。各エアシ
リンダ装置91のシリンダは支持台45上に固定されて
いる。
トッパ87に当ることにより一方の受渡し部材82は出
荷用トレー3の方に移動するが、そのようにして各受渡
し部材82が停止する位置の後方には各受渡し部材82
の溝中を往復動する押し片90をそのロッド先端に保持
するエアシリンダ装置91が設置されている。各エアシ
リンダ装置91のシリンダは支持台45上に固定されて
いる。
【0054】前記出荷用トレー3は、基盤8の左部上方
に設置された出荷用トレー載置台92の上に乗せられ、
苗2が出荷用トレー3の溝7の全長に渡って挿入される
都度、一定ピッチずつ前後方向に送られるようになって
いる。
に設置された出荷用トレー載置台92の上に乗せられ、
苗2が出荷用トレー3の溝7の全長に渡って挿入される
都度、一定ピッチずつ前後方向に送られるようになって
いる。
【0055】すなわち、出荷用トレー載置台92は、基
盤8上を前後方向に沿って平行に伸びる2本のガイド棒
93,94に連結されている。2本のガイド棒93,9
4は夫々ブラケット95,96を介して基盤8上に固定
されている。出荷用トレー載置台92はボールネジによ
り前後方向に送られるようになっており、そのネジ棒9
7が前記ガイド棒93,94と平行に基盤8上に配設さ
れ、このネジ棒97と係合するナット98が出荷用トレ
ー載置台92の下面に固着されている。符号102はネ
ジ棒97を駆動するための基盤8上に固定されたモータ
を示す。
盤8上を前後方向に沿って平行に伸びる2本のガイド棒
93,94に連結されている。2本のガイド棒93,9
4は夫々ブラケット95,96を介して基盤8上に固定
されている。出荷用トレー載置台92はボールネジによ
り前後方向に送られるようになっており、そのネジ棒9
7が前記ガイド棒93,94と平行に基盤8上に配設さ
れ、このネジ棒97と係合するナット98が出荷用トレ
ー載置台92の下面に固着されている。符号102はネ
ジ棒97を駆動するための基盤8上に固定されたモータ
を示す。
【0056】前記出荷用トレー載置台92を挟んで前記
押し片90の各々と対峙する支え片99がエアシリンダ
装置100のロッド先端に取り付けられている。エアシ
リンダ装置100のシリンダはブラケット101を介し
て基盤8に取り付けられている。このエアシリンダ装置
100と前記受渡し部材側のエアシリンダ装置91と
は、第18図に示されるように、前記押し片90を受渡
し部材82中に押し込もうとする時は既に支え片99を
出荷用トレー3の溝7の端に押し出しておき、押し片9
0が突出するにつれて支え片99を引っ込めて苗2の転
倒を防止するよう、相互に連動するようになっている。
押し片90の各々と対峙する支え片99がエアシリンダ
装置100のロッド先端に取り付けられている。エアシ
リンダ装置100のシリンダはブラケット101を介し
て基盤8に取り付けられている。このエアシリンダ装置
100と前記受渡し部材側のエアシリンダ装置91と
は、第18図に示されるように、前記押し片90を受渡
し部材82中に押し込もうとする時は既に支え片99を
出荷用トレー3の溝7の端に押し出しておき、押し片9
0が突出するにつれて支え片99を引っ込めて苗2の転
倒を防止するよう、相互に連動するようになっている。
【0057】しかして、上述のように良品の苗2が押し
込められた受渡し部材82は、エアシリンダ装置85の
作動により出荷用トレー載置台92の方に移動し、同時
に空の受渡し部材82はガイド部12の方に移動してそ
の出口と接続状態となり、新しい苗2の供給を待つ。
込められた受渡し部材82は、エアシリンダ装置85の
作動により出荷用トレー載置台92の方に移動し、同時
に空の受渡し部材82はガイド部12の方に移動してそ
の出口と接続状態となり、新しい苗2の供給を待つ。
【0058】出荷用トレー載置台92の方に移動した受
渡し部材82の後方からは押し片90が突出し、これが
受渡し部材82中に侵入してその中の苗2を出荷用トレ
ー3の溝7上に排出する。その際、支え片99が先頭の
苗2を倒れないよう支えつつ後退する。これにより、出
荷用トレー3上には2箇所から苗2が充填され、その2
条の溝7に苗2が充填されると、出荷用トレー載置台9
2が1ピッチ分一方向に送られ、既に充填された溝7の
隣りの溝7に新たに苗2が充填される。
渡し部材82の後方からは押し片90が突出し、これが
受渡し部材82中に侵入してその中の苗2を出荷用トレ
ー3の溝7上に排出する。その際、支え片99が先頭の
苗2を倒れないよう支えつつ後退する。これにより、出
荷用トレー3上には2箇所から苗2が充填され、その2
条の溝7に苗2が充填されると、出荷用トレー載置台9
2が1ピッチ分一方向に送られ、既に充填された溝7の
隣りの溝7に新たに苗2が充填される。
【0059】次に、上記培養苗選別積替装置の一連の動
きについて説明する。まず、各育苗室4で苗2が育った
培養トレー1が基盤8上に置かれた後、エアモータ21
の駆動によって爪車19が培養トレー1を当該装置の前
側から後側に向って一ピッチずつ間欠送りする。
きについて説明する。まず、各育苗室4で苗2が育った
培養トレー1が基盤8上に置かれた後、エアモータ21
の駆動によって爪車19が培養トレー1を当該装置の前
側から後側に向って一ピッチずつ間欠送りする。
【0060】次に、押え板41が図16のように前方に
移動し各苗2を各切欠44中に侵入せしめると、図15
の位置にある押出し棒24の列がエアシリンダ装置の列
における一方のエアシリンダ装置39の作動により上動
し、その各針26を育苗室4内の苗2に対し2つ置きに
突き立てる。
移動し各苗2を各切欠44中に侵入せしめると、図15
の位置にある押出し棒24の列がエアシリンダ装置の列
における一方のエアシリンダ装置39の作動により上動
し、その各針26を育苗室4内の苗2に対し2つ置きに
突き立てる。
【0061】この後、押え板41が後方に逃げ、エアシ
リンダ装置の列の他方40の作動により押出し棒24は
苗2を更に上方に持ち上げる。この時、ガイド部12の
溝部材48とL字型部材49,50は互いに離反してお
り、押出し棒24に保持された苗2はこの分解状態にあ
るガイド部12中に入り、停止した各押板67の前で止
まる。
リンダ装置の列の他方40の作動により押出し棒24は
苗2を更に上方に持ち上げる。この時、ガイド部12の
溝部材48とL字型部材49,50は互いに離反してお
り、押出し棒24に保持された苗2はこの分解状態にあ
るガイド部12中に入り、停止した各押板67の前で止
まる。
【0062】次に、ガイド部12が合体し、押出し棒2
4の列に支えられた苗2の列を溝部材48と上下のL字
型部材49,50により図16のように挟持する。ガイ
ド部12が合体すると、押出し棒24が下方に逃げ、押
板67がガイド部12中を間欠的に走行し、ガイド部1
2中の苗2を搬送する。
4の列に支えられた苗2の列を溝部材48と上下のL字
型部材49,50により図16のように挟持する。ガイ
ド部12が合体すると、押出し棒24が下方に逃げ、押
板67がガイド部12中を間欠的に走行し、ガイド部1
2中の苗2を搬送する。
【0063】苗2がガイド部12中で停止する都度、セ
ンサ71a,71b,71c,72a,72b,72
c,73a,73bが各苗2の良否を判定し、不良と判
定するとその旨の信号を発し、これを受けて扉部材77
が切除部76を開くと共に押圧部材78が上方に回動し
て当該不良苗2を切除部からガイド部12外に押し出
す。
ンサ71a,71b,71c,72a,72b,72
c,73a,73bが各苗2の良否を判定し、不良と判
定するとその旨の信号を発し、これを受けて扉部材77
が切除部76を開くと共に押圧部材78が上方に回動し
て当該不良苗2を切除部からガイド部12外に押し出
す。
【0064】良品の苗2は排除されることなくガイド部
12から次の受渡し部材82の溝中に入り込む。ガイド
部12中から苗2が全て排出されると、ガイド部12は
再び分解状態となる。そして、押出し棒24の列が1ピ
ッチだけ右側にスライドし前記押し出された苗2の右隣
の苗2の下に移動して前記動作を繰り返し、該苗2の列
をガイド部12に受け渡す。押板67等は前記と同様な
動作を繰り返して良品の苗2を受渡し部材82へと押し
出す。このような動作をもう一度繰り返して一列分の全
育苗室4から苗2を取り出して処理する。
12から次の受渡し部材82の溝中に入り込む。ガイド
部12中から苗2が全て排出されると、ガイド部12は
再び分解状態となる。そして、押出し棒24の列が1ピ
ッチだけ右側にスライドし前記押し出された苗2の右隣
の苗2の下に移動して前記動作を繰り返し、該苗2の列
をガイド部12に受け渡す。押板67等は前記と同様な
動作を繰り返して良品の苗2を受渡し部材82へと押し
出す。このような動作をもう一度繰り返して一列分の全
育苗室4から苗2を取り出して処理する。
【0065】良品の苗2が押し込められた受渡し部材8
2は、ガイド部12から離れて出荷用トレー載置台92
の方に移動し、同時に空の受渡し部材82がガイド部1
2の方に移動してその出口と接続状態となり、新しい苗
2の供給を待つ。
2は、ガイド部12から離れて出荷用トレー載置台92
の方に移動し、同時に空の受渡し部材82がガイド部1
2の方に移動してその出口と接続状態となり、新しい苗
2の供給を待つ。
【0066】出荷用トレー載置台92の方に移動した受
渡し部材82の後方からは押し片90が突出し、これが
受渡し部材82中に侵入してその中の苗2を出荷用トレ
ー3の上に排出する。その際、支え片99が先頭の苗2
を支え、その転倒を防止する。
渡し部材82の後方からは押し片90が突出し、これが
受渡し部材82中に侵入してその中の苗2を出荷用トレ
ー3の上に排出する。その際、支え片99が先頭の苗2
を支え、その転倒を防止する。
【0067】出荷用トレー3上には2箇所から苗2が充
填され、その2本の溝7に苗2が充填されると、出荷用
トレー載置台92が1ピッチ分だけ一方向に送られ、既
に充填された溝7の隣りの溝7に新たに苗2が充填され
る。
填され、その2本の溝7に苗2が充填されると、出荷用
トレー載置台92が1ピッチ分だけ一方向に送られ、既
に充填された溝7の隣りの溝7に新たに苗2が充填され
る。
【0068】以後そのような動作を繰り返して出荷用ト
レー3が良品苗2で満杯となると、該出荷用トレー3を
出荷用トレー載置台92から取り出し、新たな出荷用ト
レー3を載せることにより移し替え作業を続行すること
ができる。
レー3が良品苗2で満杯となると、該出荷用トレー3を
出荷用トレー載置台92から取り出し、新たな出荷用ト
レー3を載せることにより移し替え作業を続行すること
ができる。
【0069】〔実施例2〕この培養苗選別積替装置は、
実施例1で用いられたと同様な培養トレー1(図19参
照)及び出荷用トレー3(図20参照)を使用するよう
になっている。
実施例1で用いられたと同様な培養トレー1(図19参
照)及び出荷用トレー3(図20参照)を使用するよう
になっている。
【0070】培養苗選別積替装置は、図22ないし図2
4に示されるように、右側の水平な基盤107とこれよ
り低くなった左側の基盤108とを機台109で支えて
おり、右側の基盤107の右部に前記培養トレー1を載
せ、左側の基盤108の上方に前記出荷用トレー3を載
せるようになっている。
4に示されるように、右側の水平な基盤107とこれよ
り低くなった左側の基盤108とを機台109で支えて
おり、右側の基盤107の右部に前記培養トレー1を載
せ、左側の基盤108の上方に前記出荷用トレー3を載
せるようになっている。
【0071】そして、右側の基盤107側には、培養ト
レー1をその育苗室4の列のピッチ毎に間欠送りする培
養トレー移送部110(図29参照)と、培養トレー1
の列内における苗2の良否を判定するセンサ111の列
と、センサ111の列により良品として検知された良品
苗2a(図26参照)のみを押し上げる押上棒112の
列を備えた苗押上部113(図27参照)と、苗押上部
113により押し上げられた良品苗2aを把持して育苗
室4外に取り出した後、その列の方向に沿って走行せし
めるグリッパ114の列を備えた苗取出部115と、グ
リッパ114の走行により運ばれる良品苗2aをグリッ
パ114から列状に受け取り、次回に良品苗を運ぶグリ
ッパ114の動きにより一端から押されることにより前
記既に受け取っている良品苗2aを出荷用トレー3上に
受け渡すトンネル部材116を備えた苗受け渡し部11
7とが設けられている。
レー1をその育苗室4の列のピッチ毎に間欠送りする培
養トレー移送部110(図29参照)と、培養トレー1
の列内における苗2の良否を判定するセンサ111の列
と、センサ111の列により良品として検知された良品
苗2a(図26参照)のみを押し上げる押上棒112の
列を備えた苗押上部113(図27参照)と、苗押上部
113により押し上げられた良品苗2aを把持して育苗
室4外に取り出した後、その列の方向に沿って走行せし
めるグリッパ114の列を備えた苗取出部115と、グ
リッパ114の走行により運ばれる良品苗2aをグリッ
パ114から列状に受け取り、次回に良品苗を運ぶグリ
ッパ114の動きにより一端から押されることにより前
記既に受け取っている良品苗2aを出荷用トレー3上に
受け渡すトンネル部材116を備えた苗受け渡し部11
7とが設けられている。
【0072】また、左側の基盤108側には、出荷用ト
レー3を培養トレー1の送り方向と平行に間欠送りする
出荷用トレー送り部118が設けられている。次に、培
養苗選別積替装置の各部について説明する。
レー3を培養トレー1の送り方向と平行に間欠送りする
出荷用トレー送り部118が設けられている。次に、培
養苗選別積替装置の各部について説明する。
【0073】培養トレー移送部
培養トレー1は、基盤107上を図26中右から左に向
かって送られるようになっており、そのための培養トレ
ー移送部110が、図29に示されるように、培養トレ
ー1が乗せられる前記右側の基盤107下に取り付けら
れている。
かって送られるようになっており、そのための培養トレ
ー移送部110が、図29に示されるように、培養トレ
ー1が乗せられる前記右側の基盤107下に取り付けら
れている。
【0074】すなわち、培養トレー1の移送方向に沿っ
て伸びる長穴119が基盤107に穿設され、該長穴1
19内に爪部材120が遊嵌されている。爪部材120
は基盤107下を上記培養トレー1の移送方向に沿って
往復動しうるスライダ121上に水平ピン122を介し
て軸支されている。
て伸びる長穴119が基盤107に穿設され、該長穴1
19内に爪部材120が遊嵌されている。爪部材120
は基盤107下を上記培養トレー1の移送方向に沿って
往復動しうるスライダ121上に水平ピン122を介し
て軸支されている。
【0075】爪部材120は、実線で示されるようなそ
の右端の爪120aが長穴119より上方に突出して培
養トレー1の底に係止し得る位置と培養トレー1から外
れて長穴119内に引っ込む位置の2位置間を上下に往
復回動しうるようにスライダ121に対して支持されて
いる。そして、前者の位置を定位置とするように、圧縮
コイルスプリング123により付勢されている。
の右端の爪120aが長穴119より上方に突出して培
養トレー1の底に係止し得る位置と培養トレー1から外
れて長穴119内に引っ込む位置の2位置間を上下に往
復回動しうるようにスライダ121に対して支持されて
いる。そして、前者の位置を定位置とするように、圧縮
コイルスプリング123により付勢されている。
【0076】スライダ121は基盤107下方に設置さ
れたガイドレール124に沿って一つの育苗室4の幅分
だけ往復運動するようになっている。しかして、スライ
ダ121の駆動により爪部材120が図29の位置から
左方に動くと、その爪120aが培養トレー1に引っ掛
かっていることから、培養トレー1はその1ピッチだけ
左に送られることになる。また、爪部材120が右方に
動くときは、その爪120aが培養トレー1の底に押さ
えられることから下方に回動した状態で次の育苗室4の
列へと移動してその底と係合する。
れたガイドレール124に沿って一つの育苗室4の幅分
だけ往復運動するようになっている。しかして、スライ
ダ121の駆動により爪部材120が図29の位置から
左方に動くと、その爪120aが培養トレー1に引っ掛
かっていることから、培養トレー1はその1ピッチだけ
左に送られることになる。また、爪部材120が右方に
動くときは、その爪120aが培養トレー1の底に押さ
えられることから下方に回動した状態で次の育苗室4の
列へと移動してその底と係合する。
【0077】このような動作を繰り返すことにより培養
トレー1は培養室4の列のピッチ毎に間欠送りされるこ
ととなる。なお、培養トレー1を上記移送方向に沿って
正確に送るため、図23及び図24に示されるように、
基盤107上には案内板125が左右に設けられてい
る。
トレー1は培養室4の列のピッチ毎に間欠送りされるこ
ととなる。なお、培養トレー1を上記移送方向に沿って
正確に送るため、図23及び図24に示されるように、
基盤107上には案内板125が左右に設けられてい
る。
【0078】センサ
前記培養トレー1の走行路の上方には、図25,図26
及び図28に示されるように、苗2の良否を判定するセ
ンサ111が配置されている。
及び図28に示されるように、苗2の良否を判定するセ
ンサ111が配置されている。
【0079】センサ111は反射型であり、培養トレー
1の一つの列に沿って該列の育苗室4毎に配置されてい
る。符号126は各センサ111の支持腕を示してお
り、各支持腕126は育苗室4の列方向に伸びる横材1
27に固着されている。
1の一つの列に沿って該列の育苗室4毎に配置されてい
る。符号126は各センサ111の支持腕を示してお
り、各支持腕126は育苗室4の列方向に伸びる横材1
27に固着されている。
【0080】横材127の両端には垂直方向に伸びるピ
ストンロッド128aの上端が連結されている。ピスト
ンロッド128aは、上下に直列に連結された2つのシ
リンダ128,129のうちの上方のものであり、下側
のシリンダ129のピストンロッド129aの下端は機
台109側に連結されている。
ストンロッド128aの上端が連結されている。ピスト
ンロッド128aは、上下に直列に連結された2つのシ
リンダ128,129のうちの上方のものであり、下側
のシリンダ129のピストンロッド129aの下端は機
台109側に連結されている。
【0081】これにより、センサ111は、前記2つの
シリンダ128,129が縮んだ状態、一方のシリンダ
128が突出した状態及び両方のシリンダ128,12
9が突出した状態の3箇所において停止可能となり、従
って各苗2の高さ方向の3箇所において成育度を調べる
ことができる。
シリンダ128,129が縮んだ状態、一方のシリンダ
128が突出した状態及び両方のシリンダ128,12
9が突出した状態の3箇所において停止可能となり、従
って各苗2の高さ方向の3箇所において成育度を調べる
ことができる。
【0082】この実施例においては、この3箇所のすべ
てにおいて良と判断された苗のみ良品苗2aとして判断
するようになっている。センサ111の列により適否が
判断された後、培養トレー1は前記培養トレー移送部1
10により1ピッチだけ搬送される。
てにおいて良と判断された苗のみ良品苗2aとして判断
するようになっている。センサ111の列により適否が
判断された後、培養トレー1は前記培養トレー移送部1
10により1ピッチだけ搬送される。
【0083】苗押上部
苗押上部113は、センサ111の列の隣に該センサ1
11に対応するように押上棒112の列を備えている。
11に対応するように押上棒112の列を備えている。
【0084】押上棒112は、図27に示されるよう
に、基盤107に対して垂直に並んでおり、基盤107
には各押上棒112の通り得る穴130が設けられてい
る。各押上棒112は、クラッチ装置131側に連結具
132を介して縦に連結されたシリンダ133のピスト
ンロッド133aの上端に連結されており、シリンダ1
33の非作動時にはその先端が前記穴130内に入り、
作動時には基盤107上に突出するようになっている。
に、基盤107に対して垂直に並んでおり、基盤107
には各押上棒112の通り得る穴130が設けられてい
る。各押上棒112は、クラッチ装置131側に連結具
132を介して縦に連結されたシリンダ133のピスト
ンロッド133aの上端に連結されており、シリンダ1
33の非作動時にはその先端が前記穴130内に入り、
作動時には基盤107上に突出するようになっている。
【0085】前記シリンダ133は、センサ111によ
り良品と判断された苗2の育苗室4に対応するものだけ
が作動するようになっており、これにより図25及び図
26に示されるように、押上棒112は培養トレー1の
各育苗室4の底に設けられた穴5を貫通して良品苗2a
を押し上げることとなる。
り良品と判断された苗2の育苗室4に対応するものだけ
が作動するようになっており、これにより図25及び図
26に示されるように、押上棒112は培養トレー1の
各育苗室4の底に設けられた穴5を貫通して良品苗2a
を押し上げることとなる。
【0086】なお、この押上高さは、育苗室4の深さの
約2/3であり、そのため押上当初は苗の土壌部6の下
部分は育苗室4内に残留している。押上棒112の中途
には、円錘台形のカム134が形成されており、前記シ
リンダ133により押上棒112が突出し切った時に後
述の苗取出部115の一部と係合し連動するようになっ
ている。
約2/3であり、そのため押上当初は苗の土壌部6の下
部分は育苗室4内に残留している。押上棒112の中途
には、円錘台形のカム134が形成されており、前記シ
リンダ133により押上棒112が突出し切った時に後
述の苗取出部115の一部と係合し連動するようになっ
ている。
【0087】苗取出部
この苗取出部115は、前記押上棒112により育苗室
4上に押し上げられた良品苗2aを把持するグリッパ1
14の列を有している。
4上に押し上げられた良品苗2aを把持するグリッパ1
14の列を有している。
【0088】グリッパ114は、バネ材を略コの字型に
屈曲成形してなり、前記育苗室4上に突出した良品苗2
aの土壌部6を弾性変形により弾力的に把持するように
なっている。
屈曲成形してなり、前記育苗室4上に突出した良品苗2
aの土壌部6を弾性変形により弾力的に把持するように
なっている。
【0089】グリッパ114は、図26及び図28に示
されるように、前記押上棒112の前方にて各押上棒1
12に対応するように配置されている。また、グリッパ
114の列の更に前方には該列に沿って溝部材135が
設置されている。該溝部材135はグリッパ114によ
り運ばれてくる良品苗2aの土壌部6を受け止めるため
のものであり、前記基盤107上に固定されている。
されるように、前記押上棒112の前方にて各押上棒1
12に対応するように配置されている。また、グリッパ
114の列の更に前方には該列に沿って溝部材135が
設置されている。該溝部材135はグリッパ114によ
り運ばれてくる良品苗2aの土壌部6を受け止めるため
のものであり、前記基盤107上に固定されている。
【0090】前記グリッパ114は、図26に示される
ように、実線の位置から育苗室4上へと右方に移動した
後に良品苗2aを把持して上昇し、前記溝部材135を
越えてその鎖線で示される反対位置へと移動し、良品苗
2aの土壌部6を溝部材135で支えるようにしつつ図
28中左方に移動し、良品苗2aを次の苗受渡部117
に受け渡した後に再び実線位置へと復帰するようになっ
ている。
ように、実線の位置から育苗室4上へと右方に移動した
後に良品苗2aを把持して上昇し、前記溝部材135を
越えてその鎖線で示される反対位置へと移動し、良品苗
2aの土壌部6を溝部材135で支えるようにしつつ図
28中左方に移動し、良品苗2aを次の苗受渡部117
に受け渡した後に再び実線位置へと復帰するようになっ
ている。
【0091】グリッパ114にそのような動きをさせる
ため、苗取出部115は図25乃至図28のような機構
を備えている。すなわち、各グリッパ114は横置きさ
れた丸棒136に位置調節可能な連結具137を介して
一定ピッチで連結され、該丸棒136はその上方に横置
きされた角棒138に縦棒139を介して吊り下げられ
ている。
ため、苗取出部115は図25乃至図28のような機構
を備えている。すなわち、各グリッパ114は横置きさ
れた丸棒136に位置調節可能な連結具137を介して
一定ピッチで連結され、該丸棒136はその上方に横置
きされた角棒138に縦棒139を介して吊り下げられ
ている。
【0092】そして、上記角棒138にはその左右2か
所において横ガイド棒140が2本ずつ水平に連結さ
れ、それらがブロック部材141を前後方向に摺動可能
に貫通している。
所において横ガイド棒140が2本ずつ水平に連結さ
れ、それらがブロック部材141を前後方向に摺動可能
に貫通している。
【0093】左右のブロック部材141は前記角材13
8に対向配置された連結材142により相互に連結さ
れ、該連結材142と前記角材138との間は直列状態
の2本のシリンダ143,144及びピストンロッド1
43a,144aにより相互に連結されている。
8に対向配置された連結材142により相互に連結さ
れ、該連結材142と前記角材138との間は直列状態
の2本のシリンダ143,144及びピストンロッド1
43a,144aにより相互に連結されている。
【0094】これにより、グリッパ114は図26中実
線位置を基準にして一方のシリンダ143が縮動作する
と右側の鎖線位置に移動し、両方のシリンダ143,1
44が伸作動すると左側の鎖線位置に移動することがで
きる。
線位置を基準にして一方のシリンダ143が縮動作する
と右側の鎖線位置に移動し、両方のシリンダ143,1
44が伸作動すると左側の鎖線位置に移動することがで
きる。
【0095】前記ブロック部材141の側部には基盤1
07に対し垂直方向に伸びる縦ガイド棒145が固着さ
れ、また後部にはローラ146が軸支されている。一
方、基盤107上には前記ローラ146を水平方向に案
内する案内溝147aを有した横ガイド部材147が水
平に配置されている。横ガイド部材147の両端には縦
ガイド棒148が固着され、各縦ガイド棒148は基盤
107に立設された軸受149中を基盤107下に突出
している。そして、各縦ガイド棒148の下端にはブラ
ケット150が設けられ、このブラケット150と機台
109とが直列状に連結された2本のシリンダ151,
152及びピストンロッド151a,152aを介して
連結されている。
07に対し垂直方向に伸びる縦ガイド棒145が固着さ
れ、また後部にはローラ146が軸支されている。一
方、基盤107上には前記ローラ146を水平方向に案
内する案内溝147aを有した横ガイド部材147が水
平に配置されている。横ガイド部材147の両端には縦
ガイド棒148が固着され、各縦ガイド棒148は基盤
107に立設された軸受149中を基盤107下に突出
している。そして、各縦ガイド棒148の下端にはブラ
ケット150が設けられ、このブラケット150と機台
109とが直列状に連結された2本のシリンダ151,
152及びピストンロッド151a,152aを介して
連結されている。
【0096】これにより、両方のシリンダ151,15
2が作動すると、横ガイド部材147が図26中実線位
置から上方に移動し、これにローラ146を介して係合
したブロック部材141等を上方へ押し上げる。このた
め、グリッパ114はその保持する良品苗2aを保持し
つつ溝部材135よりも高く上がる。この後、上述の横
置きシリンダ143,144が作動してグリッパ114
が溝部材135上を左に横切ると、一方のシリンダ15
1が縮動作しグリッパ114及び良品苗2aを鎖線位置
へと降下させる。
2が作動すると、横ガイド部材147が図26中実線位
置から上方に移動し、これにローラ146を介して係合
したブロック部材141等を上方へ押し上げる。このた
め、グリッパ114はその保持する良品苗2aを保持し
つつ溝部材135よりも高く上がる。この後、上述の横
置きシリンダ143,144が作動してグリッパ114
が溝部材135上を左に横切ると、一方のシリンダ15
1が縮動作しグリッパ114及び良品苗2aを鎖線位置
へと降下させる。
【0097】前記苗押上部113における押上棒112
は、それらが上昇した際にクラッチ装置131を介して
上記縦ガイド棒148の下部と係合し、上記縦ガイド棒
148と共に上昇するようになっている。図27及び図
30に示されるように、クラッチ装置131は、前記押
上棒112を駆動するシリンダ133が連結されるブロ
ック体153と、該ブロック体153を左右方向に摺動
可能に貫通する摺動棒154と、該摺動棒154の左端
に固定されたローラ155を保持する軸受部156と、
前記摺動棒154の右端に固定された爪部材157と、
ローラ155をブロック体153から離すように付勢す
るブロック体153内に収納された圧縮コイルスプリン
グ158とを含んでなっている。
は、それらが上昇した際にクラッチ装置131を介して
上記縦ガイド棒148の下部と係合し、上記縦ガイド棒
148と共に上昇するようになっている。図27及び図
30に示されるように、クラッチ装置131は、前記押
上棒112を駆動するシリンダ133が連結されるブロ
ック体153と、該ブロック体153を左右方向に摺動
可能に貫通する摺動棒154と、該摺動棒154の左端
に固定されたローラ155を保持する軸受部156と、
前記摺動棒154の右端に固定された爪部材157と、
ローラ155をブロック体153から離すように付勢す
るブロック体153内に収納された圧縮コイルスプリン
グ158とを含んでなっている。
【0098】そして、ローラ155は圧縮コイルスプリ
ング158により前記カム134の移動路内に常時突出
しており、爪部材157の爪159は縦ガイド棒148
下端のブラケット150に一体的に形成されたプレート
160に対向している。
ング158により前記カム134の移動路内に常時突出
しており、爪部材157の爪159は縦ガイド棒148
下端のブラケット150に一体的に形成されたプレート
160に対向している。
【0099】また、基盤107の下面側から垂下する縦
ガイド棒161がブロック体153を上下方向に貫通し
ており、ブロック体153は縦ガイド棒161下端のス
トッパ162に当接して止まっている。
ガイド棒161がブロック体153を上下方向に貫通し
ており、ブロック体153は縦ガイド棒161下端のス
トッパ162に当接して止まっている。
【0100】これにより、押上棒112が上方に突出し
てカム134がローラ155を介して爪部材157を右
方向に押すと、爪部材157の爪159がプレート16
0と係合する。従って、上述のように横ガイド部材14
7乃至グリッパ114の上昇と共に押上棒112が育苗
室4内を更に上昇し良品苗2aを育苗室4外に完全に押
し出すこととなる。
てカム134がローラ155を介して爪部材157を右
方向に押すと、爪部材157の爪159がプレート16
0と係合する。従って、上述のように横ガイド部材14
7乃至グリッパ114の上昇と共に押上棒112が育苗
室4内を更に上昇し良品苗2aを育苗室4外に完全に押
し出すこととなる。
【0101】図25、図26及び図28に示されるよう
に、前記各ブロック部材141から起立する縦ガイド棒
145の上部はスラスト軸受部164を介して2つのス
ライダ165に夫々連結されている。
に、前記各ブロック部材141から起立する縦ガイド棒
145の上部はスラスト軸受部164を介して2つのス
ライダ165に夫々連結されている。
【0102】2つのスライダ165は連結板163によ
り相互に連結されており、ガイドレール166に沿って
一体で動くことができるようになっている。ガイドレー
ル166は、前記グリッパ114の上方を左右に水平に
伸び、縦フレーム167を介して基盤107上に配置さ
れた梁部材168の背面に取り付けられている。
り相互に連結されており、ガイドレール166に沿って
一体で動くことができるようになっている。ガイドレー
ル166は、前記グリッパ114の上方を左右に水平に
伸び、縦フレーム167を介して基盤107上に配置さ
れた梁部材168の背面に取り付けられている。
【0103】また、ガイドレール166に沿ってボール
ネジの雄ネジである送りネジ169が配置されている。
該送りネジ169は、図22及び図23に示されるよう
に、グリッパ114の列の略真ん中上方から苗受渡部1
17の方へと伸びており、前記梁部材168の前面に沿
って前記梁部材168に固着されたブラケット170,
171間に掛け渡されている。
ネジの雄ネジである送りネジ169が配置されている。
該送りネジ169は、図22及び図23に示されるよう
に、グリッパ114の列の略真ん中上方から苗受渡部1
17の方へと伸びており、前記梁部材168の前面に沿
って前記梁部材168に固着されたブラケット170,
171間に掛け渡されている。
【0104】該送りネジ169にはナット172が係合
しており、該ナット172と前記スライダ165間の連
結板163とが接続板173により接続されている。ま
た、一方のブラケット170には送りネジ169を駆動
するためのモータ174が取り付けられている。
しており、該ナット172と前記スライダ165間の連
結板163とが接続板173により接続されている。ま
た、一方のブラケット170には送りネジ169を駆動
するためのモータ174が取り付けられている。
【0105】これにより、図26に示されるようにグリ
ッパ114が良品苗2aを把持して溝部材135内に挿
入した後モータ174が駆動すると、スライダ165は
ガイドレール166に沿って右から左に移動し、これに
伴ってグリッパ114は良品苗2aを把持したまま同様
に右から左に移動することとなる。
ッパ114が良品苗2aを把持して溝部材135内に挿
入した後モータ174が駆動すると、スライダ165は
ガイドレール166に沿って右から左に移動し、これに
伴ってグリッパ114は良品苗2aを把持したまま同様
に右から左に移動することとなる。
【0106】なお、グリッパ114が左側に移動する際
後述のトンネル部材116中に既に入り込んでいる良品
苗2aの列を押し出すべく、前記グリッパ114を保持
する丸棒136の左端には、図31に示されるように、
押板175が接続部材176を介して連結されている。
後述のトンネル部材116中に既に入り込んでいる良品
苗2aの列を押し出すべく、前記グリッパ114を保持
する丸棒136の左端には、図31に示されるように、
押板175が接続部材176を介して連結されている。
【0107】従って、グリッパ114の列が左方向へ移
動する際、押板175が先頭を進むこととなる。苗受渡部 前記苗取出部115の溝部材135の左側には、図33
及び図34に示されるように、該溝部材135の溝と接
続・分離可能なトンネル部材116が設けられている。
動する際、押板175が先頭を進むこととなる。苗受渡部 前記苗取出部115の溝部材135の左側には、図33
及び図34に示されるように、該溝部材135の溝と接
続・分離可能なトンネル部材116が設けられている。
【0108】トンネル部材116はその横断面が苗2の
土壌部6の側面よりやや大きくなっており、その上部と
前部には苗2の茎等を通すためのスリット177、グリ
ッパ114を通すためのスリット178が夫々左右方向
に通っている。そして、保型用の支持腕179が所定箇
所に取り付けられている。
土壌部6の側面よりやや大きくなっており、その上部と
前部には苗2の茎等を通すためのスリット177、グリ
ッパ114を通すためのスリット178が夫々左右方向
に通っている。そして、保型用の支持腕179が所定箇
所に取り付けられている。
【0109】トンネル部材116は、基盤107上を前
後動し得るよう基盤107上に横置きされたシリンダ1
80のピストンロッド180aの先に連結されている。
また、その前後動が円滑になるよう2本のガイド棒18
1,182が水平に連結されている。一方のガイド棒1
82は基盤107上に水平に固定されたスラスト軸受1
83に支持され、他方のガイド棒181は基盤107上
にブラケット184を介して配置された上下のローラ1
85間に挟持されている。
後動し得るよう基盤107上に横置きされたシリンダ1
80のピストンロッド180aの先に連結されている。
また、その前後動が円滑になるよう2本のガイド棒18
1,182が水平に連結されている。一方のガイド棒1
82は基盤107上に水平に固定されたスラスト軸受1
83に支持され、他方のガイド棒181は基盤107上
にブラケット184を介して配置された上下のローラ1
85間に挟持されている。
【0110】しかして、前記良品苗2aを把持したグリ
ッパ114は上述の如く左方向に移動し、図32に示さ
れるように、良品苗2aと共にトンネル部材116中に
侵入し、良品苗2aの当該列の全体が入り切ったところ
で停止する。次に、シリンダ180が作動しトンネル部
材116を溝部材135から直角方向に分離させる。こ
れにより、トンネル部材116はグリッパ114から良
品苗2aを奪い取り、グリッパ114は相対的にトンネ
ル部材116の外にスリット178から離脱する。
ッパ114は上述の如く左方向に移動し、図32に示さ
れるように、良品苗2aと共にトンネル部材116中に
侵入し、良品苗2aの当該列の全体が入り切ったところ
で停止する。次に、シリンダ180が作動しトンネル部
材116を溝部材135から直角方向に分離させる。こ
れにより、トンネル部材116はグリッパ114から良
品苗2aを奪い取り、グリッパ114は相対的にトンネ
ル部材116の外にスリット178から離脱する。
【0111】この後、グリッパ114の列はモータ17
4の逆転により元の位置に戻り、トンネル部材116も
元のに戻って溝部材135と接続状態となる。なお、グ
リッパ114の列の先頭を進行する押板175は、トン
ネル部材116の分離時には、トンネル部材116の前
部左端側に形成された切欠186を通ってトンネル部材
116外に離脱することができる。
4の逆転により元の位置に戻り、トンネル部材116も
元のに戻って溝部材135と接続状態となる。なお、グ
リッパ114の列の先頭を進行する押板175は、トン
ネル部材116の分離時には、トンネル部材116の前
部左端側に形成された切欠186を通ってトンネル部材
116外に離脱することができる。
【0112】押板175及びグリッパ114はトンネル
部材116内を上述のように走行することから、良品苗
2aをトンネル部材116中に送る際、既に受け取って
いる良品苗2aをトンネル部材116の外に押し出すこ
とになる。
部材116内を上述のように走行することから、良品苗
2aをトンネル部材116中に送る際、既に受け取って
いる良品苗2aをトンネル部材116の外に押し出すこ
とになる。
【0113】このような押し出される良品苗2aは出荷
用トレー3上に受け取られるようになっており、トンネ
ル部材116の左側にはそのような出荷用トレー3を前
記培養トレー1と平行な方向に送るために図35乃至図
37に示されるような出荷用トレー送り部118が設け
られている。
用トレー3上に受け取られるようになっており、トンネ
ル部材116の左側にはそのような出荷用トレー3を前
記培養トレー1と平行な方向に送るために図35乃至図
37に示されるような出荷用トレー送り部118が設け
られている。
【0114】出荷用トレー3は、基盤108の左部上方
に設置された出荷用トレー載置台187の上に乗せら
れ、良品苗2aが出荷用トレー3の1本の溝7内に挿入
される都度、一定ピッチずつ送られるようになってい
る。
に設置された出荷用トレー載置台187の上に乗せら
れ、良品苗2aが出荷用トレー3の1本の溝7内に挿入
される都度、一定ピッチずつ送られるようになってい
る。
【0115】すなわち、出荷用トレー載置台187は、
基盤108上を前後方向に沿って平行に伸びる2本のガ
イド棒188,189に連結されている。2本のガイド
棒188,189は夫々ブラケット190,191を介
して基盤108上に固定されている。出荷用トレー載置
台187はボールネジにより前後方向に送られるように
なっており、そのネジ棒192が前記ガイド棒188,
189と平行に基盤108上に配設され、このネジ棒1
92と係合するナット193が出荷用トレー載置台18
7の下面に固着されている。ネジ棒192は基盤108
上に固定されたモータ194により駆動されるようにな
っている。
基盤108上を前後方向に沿って平行に伸びる2本のガ
イド棒188,189に連結されている。2本のガイド
棒188,189は夫々ブラケット190,191を介
して基盤108上に固定されている。出荷用トレー載置
台187はボールネジにより前後方向に送られるように
なっており、そのネジ棒192が前記ガイド棒188,
189と平行に基盤108上に配設され、このネジ棒1
92と係合するナット193が出荷用トレー載置台18
7の下面に固着されている。ネジ棒192は基盤108
上に固定されたモータ194により駆動されるようにな
っている。
【0116】前記トンネル部材116の左端が出荷用ト
レー載置台187に臨む箇所には、出荷用トレー3の送
り時にトンネル部材116との間を閉めておくシャッタ
195が設けられている。該シャッタ195はシリンダ
196により作動するようになっている。
レー載置台187に臨む箇所には、出荷用トレー3の送
り時にトンネル部材116との間を閉めておくシャッタ
195が設けられている。該シャッタ195はシリンダ
196により作動するようになっている。
【0117】前記出荷用トレー載置台187の左側に
は、出荷用トレー3の溝7を押し拡げる拡開部材197
と、該溝7内に押し込まれる先頭の良品苗2aを支える
支え片198とが設けられている。
は、出荷用トレー3の溝7を押し拡げる拡開部材197
と、該溝7内に押し込まれる先頭の良品苗2aを支える
支え片198とが設けられている。
【0118】拡開部材197は出荷用トレー3の一つの
溝7の形に略合致した溝型の部材であり、シリンダ19
9のピストンロッド199aの先に連結されている。こ
のシリンダ199により、拡開部材197は作動前は出
荷用トレー載置台187の左側に控えており、溝7内に
挿入する際に該溝7上に突出するようになっている。
溝7の形に略合致した溝型の部材であり、シリンダ19
9のピストンロッド199aの先に連結されている。こ
のシリンダ199により、拡開部材197は作動前は出
荷用トレー載置台187の左側に控えており、溝7内に
挿入する際に該溝7上に突出するようになっている。
【0119】支え片198は他のシリンダ200のピス
トンロッド200aの先に連結されており、該シリンダ
200の作動により前記溝7内に入り込んだ拡開部材1
97内を右から左に向かって移動できるようになってい
る。
トンロッド200aの先に連結されており、該シリンダ
200の作動により前記溝7内に入り込んだ拡開部材1
97内を右から左に向かって移動できるようになってい
る。
【0120】これらの2本のシリンダ199,200は
機枠201に固定されている。該機枠201は、その左
端において基盤108上にブラケット202及び水平ピ
ン203を介して支持され、右端において基盤108上
に固定されたストッパ204に当接し水平姿勢を保つよ
うになっている。また、中央部において基盤108とシ
リンダ205及びピストンロッド205aを介して連結
されている。
機枠201に固定されている。該機枠201は、その左
端において基盤108上にブラケット202及び水平ピ
ン203を介して支持され、右端において基盤108上
に固定されたストッパ204に当接し水平姿勢を保つよ
うになっている。また、中央部において基盤108とシ
リンダ205及びピストンロッド205aを介して連結
されている。
【0121】これにより、シリンダ205が作動してピ
ストンロッド205aが突出すると、前記2本のシリン
ダ199,200が機枠201ごと右斜め上に傾斜する
こととなる。
ストンロッド205aが突出すると、前記2本のシリン
ダ199,200が機枠201ごと右斜め上に傾斜する
こととなる。
【0122】しかして、前記トンネル部材116から良
品苗2aを出荷用トレー3の溝7内に充填する際は、ま
ず機枠201下のシリンダ205が伸動作して2本のシ
リンダ199,200を図37中右斜め上に傾け、次
に、2本のシリンダ199,200が伸動作して拡開部
材197及び支え片198を出荷用トレー3上に押し出
す。
品苗2aを出荷用トレー3の溝7内に充填する際は、ま
ず機枠201下のシリンダ205が伸動作して2本のシ
リンダ199,200を図37中右斜め上に傾け、次
に、2本のシリンダ199,200が伸動作して拡開部
材197及び支え片198を出荷用トレー3上に押し出
す。
【0123】そして、機枠201下のシリンダ205が
縮動作して機枠201を水平姿勢に戻す。これにより、
拡開部材197が出荷用トレー3の溝7内に入り込み、
該溝7を押し拡げる。
縮動作して機枠201を水平姿勢に戻す。これにより、
拡開部材197が出荷用トレー3の溝7内に入り込み、
該溝7を押し拡げる。
【0124】この後、シャッター195がトンネル部材
116の出口を開き、押板175及びグリッパ114が
トンネル部材116内を走行し、既にトンネル部材11
6内にある良品苗2aを出荷用トレー3の溝7内に押し
出す。また、これに同調してシリンダ200が徐々に縮
動作し、これに伴って支え片198が先頭の苗2aを支
えつつ後退する。
116の出口を開き、押板175及びグリッパ114が
トンネル部材116内を走行し、既にトンネル部材11
6内にある良品苗2aを出荷用トレー3の溝7内に押し
出す。また、これに同調してシリンダ200が徐々に縮
動作し、これに伴って支え片198が先頭の苗2aを支
えつつ後退する。
【0125】このようにして、1つの溝7内に良品苗2
aが挿入されると、シリンダ199が縮動作して拡開部
材197を溝7外に引き出す。その際、苗2aは支え片
198により支えられているので、溝7内に止まる。
aが挿入されると、シリンダ199が縮動作して拡開部
材197を溝7外に引き出す。その際、苗2aは支え片
198により支えられているので、溝7内に止まる。
【0126】この後、出荷用トレー載置台187が駆動
して出荷用トレー3が1ピッチだけ一方向に送られる
と、前記と同様な操作が繰り返され、次の溝7中に良品
苗2aの列が収納される。
して出荷用トレー3が1ピッチだけ一方向に送られる
と、前記と同様な操作が繰り返され、次の溝7中に良品
苗2aの列が収納される。
【0127】次に、上記培養苗選別積替装置の一連の動
きについて説明する。まず、各育苗室4で苗2が育った
培養トレー1が基盤107上に置かれると、培養トレー
移送部110の爪部材120が図29の位置から左方に
動いて培養トレー1をその1ピッチだけ左に送る。
きについて説明する。まず、各育苗室4で苗2が育った
培養トレー1が基盤107上に置かれると、培養トレー
移送部110の爪部材120が図29の位置から左方に
動いて培養トレー1をその1ピッチだけ左に送る。
【0128】培養トレー1が停止すると、センサ111
が、培養トレー1の最前列の各苗2の近傍を上下3箇所
に亘って検査し、成育度を検知する。センサ111の列
により適否が判断されると、爪部材120が作動し培養
トレー1を更に1ピッチだけ前側に搬送する。
が、培養トレー1の最前列の各苗2の近傍を上下3箇所
に亘って検査し、成育度を検知する。センサ111の列
により適否が判断されると、爪部材120が作動し培養
トレー1を更に1ピッチだけ前側に搬送する。
【0129】良否を判断された苗2の列がセンサの列よ
り離れると、良品苗2aと判断されたものの下方から押
上棒112が上昇し、良品苗2aを育苗室4上に押し上
げる。
り離れると、良品苗2aと判断されたものの下方から押
上棒112が上昇し、良品苗2aを育苗室4上に押し上
げる。
【0130】押上棒112の上昇によりそのカム134
が、クラッチ装置131を作動させ、苗押上部113を
グリッパ114の上下動機構と連動させる。次に、グリ
ッパ114が、横置きのシリンダ143の縮動作によっ
てに上記良品苗2aの方に水平移動してそれらの良品苗
2aの土壌部6を把持する。
が、クラッチ装置131を作動させ、苗押上部113を
グリッパ114の上下動機構と連動させる。次に、グリ
ッパ114が、横置きのシリンダ143の縮動作によっ
てに上記良品苗2aの方に水平移動してそれらの良品苗
2aの土壌部6を把持する。
【0131】この後、縦置きの2本のシリンダ151,
152の伸動作により、良品苗2aを掴んだグリッパ1
14の列がブロック体141等と共に上昇する。その
際、押上棒112も上昇し、良品苗2aを育苗室4上に
押し出す。
152の伸動作により、良品苗2aを掴んだグリッパ1
14の列がブロック体141等と共に上昇する。その
際、押上棒112も上昇し、良品苗2aを育苗室4上に
押し出す。
【0132】なお、不良品の苗に対応する押上棒112
は作動しないので、不良品は育苗室4内に止まる。続い
て、2つの横置きのシリンダ143,144の作動によ
りグリッパ114が溝部材135上を反対側に越え、更
に縦置きの一方のシリンダ151の縮動作によってグリ
ッパ114が降下する。これにより、良品苗2aがグリ
ッパ114に支えられつつ溝部材135内に乗る。
は作動しないので、不良品は育苗室4内に止まる。続い
て、2つの横置きのシリンダ143,144の作動によ
りグリッパ114が溝部材135上を反対側に越え、更
に縦置きの一方のシリンダ151の縮動作によってグリ
ッパ114が降下する。これにより、良品苗2aがグリ
ッパ114に支えられつつ溝部材135内に乗る。
【0133】次に、モータ174の駆動によりナット1
72が移動し、これに伴いスライダ165がガイドレー
ル166に沿って動いて良品苗2aを保持したグリッパ
114を苗受渡部のトンネル部材116の方へと運搬す
る。
72が移動し、これに伴いスライダ165がガイドレー
ル166に沿って動いて良品苗2aを保持したグリッパ
114を苗受渡部のトンネル部材116の方へと運搬す
る。
【0134】グリッパ114の列は、その先頭の直前に
ある押板175がトンネル部材116の切欠186の箇
所に来た時に停止する。次に、シリンダ180の縮動作
によりトンネル部材116が水平移動してグリッパ11
4の列及び溝部材135から離れつつ良品苗2aをグリ
ッパ114から引き離す。その際、押板175は切欠1
86の箇所からトンネル部材116外に離脱する。
ある押板175がトンネル部材116の切欠186の箇
所に来た時に停止する。次に、シリンダ180の縮動作
によりトンネル部材116が水平移動してグリッパ11
4の列及び溝部材135から離れつつ良品苗2aをグリ
ッパ114から引き離す。その際、押板175は切欠1
86の箇所からトンネル部材116外に離脱する。
【0135】この後、グリッパ114の列はモータ17
4の逆転により元の位置へと戻り、良品苗2aを保持し
たトンネル部材116も溝部材135に連通する元の位
置へと復帰する。
4の逆転により元の位置へと戻り、良品苗2aを保持し
たトンネル部材116も溝部材135に連通する元の位
置へと復帰する。
【0136】そして、上記と同様な動作が行われてグリ
ッパ114が培養トレー1の次の列の良品苗2aをトン
ネル部材116内に運んでくると、押板175が既にト
ンネル部材116中にある良品苗2aをトンネル部材1
16の外に押し出すことになる。
ッパ114が培養トレー1の次の列の良品苗2aをトン
ネル部材116内に運んでくると、押板175が既にト
ンネル部材116中にある良品苗2aをトンネル部材1
16の外に押し出すことになる。
【0137】この押し出される良品苗2aは、出荷用ト
レー載置台187の上の出荷用トレー3の1つの溝7内
に押し込まれる。なお、この押し込まれる良品苗の個数
は不良品が発生によりバラツキを生ずるが、良品苗の個
数はセンサによる検出の都度コンピュータにより計数さ
れ、出荷用トレー3の1つの溝7内に所定数入るまで押
し込みが繰り返される。
レー載置台187の上の出荷用トレー3の1つの溝7内
に押し込まれる。なお、この押し込まれる良品苗の個数
は不良品が発生によりバラツキを生ずるが、良品苗の個
数はセンサによる検出の都度コンピュータにより計数さ
れ、出荷用トレー3の1つの溝7内に所定数入るまで押
し込みが繰り返される。
【0138】上記溝内への苗2aの押し込みの際、出荷
用トレー載置台187の左側の機枠201下のシリンダ
205の伸縮動作と、その間における拡開部材197及
び支え片198の各駆動用シリンダ199,200の伸
動作とにより、拡開部材197が出荷用トレー3の1本
の溝7を押し拡げ、支え片198が該溝7の先端にて押
し込まれようとする先頭の苗2aを支えるべく待機す
る。
用トレー載置台187の左側の機枠201下のシリンダ
205の伸縮動作と、その間における拡開部材197及
び支え片198の各駆動用シリンダ199,200の伸
動作とにより、拡開部材197が出荷用トレー3の1本
の溝7を押し拡げ、支え片198が該溝7の先端にて押
し込まれようとする先頭の苗2aを支えるべく待機す
る。
【0139】この後、シャッター195がトンネル部材
116の出口を開き、押板175及びグリッパ114が
トンネル部材116内を走行し、既にトンネル部材11
6内にある良品苗2aを出荷用トレー3の溝7内に押し
出す。また、これに同調するシリンダ200の縮動作に
より、支え片198が先頭の苗2aを支えつつ後退す
る。
116の出口を開き、押板175及びグリッパ114が
トンネル部材116内を走行し、既にトンネル部材11
6内にある良品苗2aを出荷用トレー3の溝7内に押し
出す。また、これに同調するシリンダ200の縮動作に
より、支え片198が先頭の苗2aを支えつつ後退す
る。
【0140】1つの溝7内に良品苗2aが挿入される
と、シリンダ197が縮動作して拡開部材197を溝7
外に引き出す。その際、苗2aは支え片198により支
えられているので、溝7内に止まる。
と、シリンダ197が縮動作して拡開部材197を溝7
外に引き出す。その際、苗2aは支え片198により支
えられているので、溝7内に止まる。
【0141】この後、上記と同様な操作が繰り返され、
出荷用トレー3の各溝7中に良品苗2aが収納される。
出荷用トレー3の各溝7中に良品苗2aが収納される。
【0142】
【発明の効果】本第1及び第2の発明は以上のような構
成からなるので、培養トレーから出荷用トレーへの苗の
移し替えを人手を介すことなく迅速に行うことができ
る。
成からなるので、培養トレーから出荷用トレーへの苗の
移し替えを人手を介すことなく迅速に行うことができ
る。
【0143】また、苗の移し替えの際の良否の判定をセ
ンサにより行うので、詰め替え作業を更に迅速化しうる
と共に苗の選別の適正化を図り得るという利点がある。
また、本第2の発明によれば、培養トレー内から良品苗
のみ取り出し、不良品の苗は残すので、良品と不良品と
を当初より確実に区分けすることができると共に良品の
爾後の処理も容易となる。
ンサにより行うので、詰め替え作業を更に迅速化しうる
と共に苗の選別の適正化を図り得るという利点がある。
また、本第2の発明によれば、培養トレー内から良品苗
のみ取り出し、不良品の苗は残すので、良品と不良品と
を当初より確実に区分けすることができると共に良品の
爾後の処理も容易となる。
【図1】本発明に係る培養苗選別積替装置の一実施例の
全体の概略斜視図である。
全体の概略斜視図である。
【図2】上記培養苗選別積替装置の平面図である。
【図3】図2で示される培養苗選別積替装置の右部分の
拡大図である。
拡大図である。
【図4】図2で示される培養苗選別積替装置の左部分の
拡大図である。
拡大図である。
【図5】上記培養苗選別積替装置の正面図である。
【図6】図5で示される培養苗選別積替装置の右部分の
拡大図である。
拡大図である。
【図7】図5で示される培養苗選別積替装置の左部分の
拡大図である。
拡大図である。
【図8】上記培養苗選別積替装置の右側面図である。
【図9】支持台を除去した状態の部分切欠平面図であ
る。
る。
【図10】支持台を除去した状態の部分切欠右側面図で
ある。
ある。
【図11】押出し棒の列の水平方向の作動機構を示す部
分切欠平面図である。
分切欠平面図である。
【図12】支持台上に装着された機械部分の左半分の平
面図である。
面図である。
【図13】支持台上に装着された機械部分の右半分の平
面図である。
面図である。
【図14】支持台に装着された機械部分の右側面図であ
る。
る。
【図15】押出し棒により培養トレーから苗を押し出す
順序を示す説明図である。
順序を示す説明図である。
【図16】培養トレーから押し出された苗の列を把持す
るガイド部を示す斜視図である。
るガイド部を示す斜視図である。
【図17】苗選別部を示す斜視図である。
【図18】苗受渡し部を示す概略平面図である。
【図19】苗の培養トレーの一例の部分切欠斜視図であ
る。
る。
【図20】出荷用トレーの一例の部分切欠斜視図であ
る。
る。
【図21】12図中XXI−XXI線断面図である。
【図22】本発明に係る培養苗選別積替装置の他の実施
例の全体の正面図である。
例の全体の正面図である。
【図23】図22で示される培養苗選別積替装置の平面
図である。
図である。
【図24】図22で示される培養苗選別積替装置の右側
面図である。
面図である。
【図25】グリッパの駆動機構の斜視図である。
【図26】グリッパ及びセンサの部分の部分切欠右側面
図である。
図である。
【図27】グリッパ及びセンサの駆動部の部分切欠右側
面図である。
面図である。
【図28】図22で示される培養苗選別積替装置の右部
分の部分切欠平面図である。
分の部分切欠平面図である。
【図29】培養トレー移送部の要部を示す側面図であ
る。
る。
【図30】クラッチ装置の分解斜視図である。
【図31】押板の部分の右側面図である。
【図32】トンネル部材の右側面図である。
【図33】トンネル部材及びその周辺部の斜視図であ
る。
る。
【図34】図33で示される箇所の部分切欠平面図であ
る。
る。
【図35】出荷用トレー載置台の平面図である。
【図36】出荷用トレー載置台の左側面図である。
【図37】出荷用トレー載置台の左側に設置される拡開
部材及び支え片を示す正面図である。
部材及び支え片を示す正面図である。
1…培養トレー
2…苗
2a…良品苗
3…出荷用トレー
4…育苗室
5…穴
6…土壌部
7…溝
8…基盤
9…機台
10…培養トレー移送部
11…苗押出し部
12…ガイド部
13…苗搬送部
14…苗選別部
15…苗受渡し部
16…案内板
19…爪車
24…押出し棒
27…穴
31,32…エアシリンダ装置
39,40…エアシリンダ装置
41…押え板
48…溝部材
49,50…上下のL字型部材
53,54,58…平行クランク機構
62…無端チェーン
67…押板
68…カム
71a,71b,71c,72a,72b,72c,7
3a,73b…センサ 77…扉部材 78…押圧部材 81…排出路 82…受渡し部材 83…平行クランク機構 92…出荷用トレー載置台 110…培養トレー移送部 111…センサ 112…押上棒 113…苗押上部 114…グリッパ 115…苗取出部 116…トンネル部材 117…苗受け渡し部 118…出荷用トレー送り部
3a,73b…センサ 77…扉部材 78…押圧部材 81…排出路 82…受渡し部材 83…平行クランク機構 92…出荷用トレー載置台 110…培養トレー移送部 111…センサ 112…押上棒 113…苗押上部 114…グリッパ 115…苗取出部 116…トンネル部材 117…苗受け渡し部 118…出荷用トレー送り部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 山本 耕二
東京都渋谷区神宮前6丁目26番1号 麒麟
麦酒株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 各育苗室が格子状に仕切られて形成され
た培養トレーをその所定方向に一ピッチずつ間欠送りす
る培養トレー移送部と、該培養トレー移送部が停止した
時に前記培養トレーの底を貫通するように上動して苗の
入った最前列の育苗室から苗を上方向に押し出す押出し
棒の列を備えた苗押出し部と、該苗押出し部により押し
出された苗の列を摺動可能に把持して支えるガイド部
と、該ガイド部に沿って走行しつつガイド部に把持され
た各苗を一方向に間欠送りする押板の列を備えた苗搬送
部と、前記ガイド部中の苗の良否を判定し、不良苗を列
外に排除する前記ガイド部の出口近傍に設置された苗選
別部と、良品として選別された苗の列を受け取って該列
を崩さないよう出荷用トレー上に渡す苗受渡し部とを備
えたことを特徴とする培養苗選別積替装置。 - 【請求項2】 各育苗室が格子状に仕切られて形成され
た培養トレーを所定方向に一ピッチずつ間欠送りする培
養トレー移送部と、前記培養トレーの間欠送りされる育
苗室の列内における苗の良否を判定するセンサの列と、
前記センサの列により良品として検知された良品苗のみ
を押し上げる押上棒の列を備えた苗押上部と、前記苗押
上部により押し上げられた良品苗を把持して育苗室外に
取り出した後、その列の方向に沿って走行せしめるグリ
ッパの列を備えた苗取出部と、前記グリッパの走行によ
り運ばれる良品苗をグリッパから列状に受け取り、グリ
ッパの次回の走行の際に一方から押されることにより前
記既に受け取っている良品苗を出荷用トレー上に渡すト
ンネル部材を備えた苗受渡部とを含んでなることを特徴
とする培養苗選別積替装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3197975A JPH053734A (ja) | 1990-11-30 | 1991-08-07 | 培養苗選別積替装置 |
US07/798,719 US5257889A (en) | 1990-11-30 | 1991-11-27 | Apparatus for selecting seedlings and transferring the same |
EP91120329A EP0488256B1 (en) | 1990-11-30 | 1991-11-27 | Apparatus for selecting seedlings and transferring the same |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33358490 | 1990-11-30 | ||
JP2-333584 | 1990-11-30 | ||
JP3197975A JPH053734A (ja) | 1990-11-30 | 1991-08-07 | 培養苗選別積替装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH053734A true JPH053734A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=26510690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3197975A Pending JPH053734A (ja) | 1990-11-30 | 1991-08-07 | 培養苗選別積替装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5257889A (ja) |
EP (1) | EP0488256B1 (ja) |
JP (1) | JPH053734A (ja) |
Cited By (3)
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US7793944B2 (en) | 2004-12-28 | 2010-09-14 | Nok Corporation | Sealing device |
KR101376234B1 (ko) * | 2012-06-07 | 2014-04-01 | 대한민국 | 결주포트 제거유닛 및 이를 포함하는 재배포트 치상장치 |
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CN113303061A (zh) * | 2021-07-14 | 2021-08-27 | 江西省农业科学院农业工程研究所 | 一种蔬菜移栽机自动喂苗装置 |
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- 1991-11-27 US US07/798,719 patent/US5257889A/en not_active Expired - Fee Related
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