JPH0537192A - 供給ヘツドと基板の移動装置 - Google Patents
供給ヘツドと基板の移動装置Info
- Publication number
- JPH0537192A JPH0537192A JP3211451A JP21145191A JPH0537192A JP H0537192 A JPH0537192 A JP H0537192A JP 3211451 A JP3211451 A JP 3211451A JP 21145191 A JP21145191 A JP 21145191A JP H0537192 A JPH0537192 A JP H0537192A
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- Japan
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- head
- supply head
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- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 省スペースの基板割出し移動装置を提供する
こと。 【構成】 基板と、該基板に多数の特定物を間欠的に供
給する供給ヘッドと、前記基板を支持して直行するX軸
方向及びY軸方向の特定範囲内で移動させる第1割出し
移動装置と、前記供給ヘッドをX軸方向の少なくとも2
つの静止位置、及びY軸方向の少なくとも2つの静止位
置に割出し移動させる第2割出し移動装置とを設けたこ
とを特徴とする。 【効果】 供給ヘッドと基板の所要スペースが減少す
る。
こと。 【構成】 基板と、該基板に多数の特定物を間欠的に供
給する供給ヘッドと、前記基板を支持して直行するX軸
方向及びY軸方向の特定範囲内で移動させる第1割出し
移動装置と、前記供給ヘッドをX軸方向の少なくとも2
つの静止位置、及びY軸方向の少なくとも2つの静止位
置に割出し移動させる第2割出し移動装置とを設けたこ
とを特徴とする。 【効果】 供給ヘッドと基板の所要スペースが減少す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は供給ヘッドと基板の相対
移動装置、特にプリント基板に対して電子部品又は接着
剤を供給する供給ヘッドを相対的に割り出し移動させる
装置に関する。
移動装置、特にプリント基板に対して電子部品又は接着
剤を供給する供給ヘッドを相対的に割り出し移動させる
装置に関する。
【0002】
【従来技術】小型電子部品をプリント基板に搭載した
り、プリント基板に電子部品を仮付けするための接着剤
を基板にスポット状に塗布したりするために、供給ヘッ
ド(例えば多数の同一部品を詰め、一個ずつ送り出す様
にしたカートリッジ、あるいは接着剤ディスペンサ)を
X−Y軸方向には固定し、Z軸方向には固定又は可動に
し、一方基板はX軸方向及びY軸方向に移動させるよう
にするのが一般的である。
り、プリント基板に電子部品を仮付けするための接着剤
を基板にスポット状に塗布したりするために、供給ヘッ
ド(例えば多数の同一部品を詰め、一個ずつ送り出す様
にしたカートリッジ、あるいは接着剤ディスペンサ)を
X−Y軸方向には固定し、Z軸方向には固定又は可動に
し、一方基板はX軸方向及びY軸方向に移動させるよう
にするのが一般的である。
【0003】
【発明が解決すべき課題】しかしこのようの割出し方式
では、基板の移動量(距離)は基板X軸及びY軸方向の
移動距離のそれぞれ倍となり、そのため大きなスペース
が必要となる。一方供給ヘッドの方を3次元移動させ、
基板は固定する方式は供給ヘッドの移動量が基板の寸法
内に留まるので必要なスペースは減少するが、部品や接
着剤を供給する装置が付設しているため慣性が大きく迅
速且つ精密な割出しが困難であり、また部品等の供給が
慣性により影響を受けてこの面でも制御が困難となり、
この方式は実用機では採用されていない。したがって本
発明の目的は基板の移動量を抑制して基板の割出し移動
用のスペースを節約し、しかもヘッドの移動に伴う問題
点を回避することである。
では、基板の移動量(距離)は基板X軸及びY軸方向の
移動距離のそれぞれ倍となり、そのため大きなスペース
が必要となる。一方供給ヘッドの方を3次元移動させ、
基板は固定する方式は供給ヘッドの移動量が基板の寸法
内に留まるので必要なスペースは減少するが、部品や接
着剤を供給する装置が付設しているため慣性が大きく迅
速且つ精密な割出しが困難であり、また部品等の供給が
慣性により影響を受けてこの面でも制御が困難となり、
この方式は実用機では採用されていない。したがって本
発明の目的は基板の移動量を抑制して基板の割出し移動
用のスペースを節約し、しかもヘッドの移動に伴う問題
点を回避することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は例えば同一の電
子部品を多数収容したカートリッジから電子部品をプリ
ント基板上に供給したり、あるいは本出願人の先願であ
る特願平2−11925、2−234421号などに記
載されている熱可塑性又は熱硬化性アクリル変性エマル
ジョン接着剤のプリント基板等へのスポット状の塗布に
応用することが出来る。以下本発明の説明は後者の装置
に適用されるものとして説明するが、一般に電子部品の
基板への搭載その他一般の供給ヘッドと基板の相対割付
けに適用できることは明らかであろう。
子部品を多数収容したカートリッジから電子部品をプリ
ント基板上に供給したり、あるいは本出願人の先願であ
る特願平2−11925、2−234421号などに記
載されている熱可塑性又は熱硬化性アクリル変性エマル
ジョン接着剤のプリント基板等へのスポット状の塗布に
応用することが出来る。以下本発明の説明は後者の装置
に適用されるものとして説明するが、一般に電子部品の
基板への搭載その他一般の供給ヘッドと基板の相対割付
けに適用できることは明らかであろう。
【0005】上記特願平2−11925、同2−234
421号によればこうした接着剤は図2〜3に示したよ
うな供給ヘッドを使用して、基板上に能率的に分与出来
る。接着剤11の供給槽2は電磁弁4の開放により接着
剤の液滴が射出ノズル5から射出されるように所定の一
定圧力に保持され、好ましくは射出ノズル5を通る接着
剤の粘性を一定にするために他の部分も含めて一定温度
に保持されている。接着剤11は導管3から電磁弁4に
導かれる。電磁弁4に於て開放時間を制御することによ
り計量された一定量の接着剤は射出ノズル5から放出さ
れる。不使用時の射出ノズル5の先端は、乾燥を防ぐた
めに常時水で湿す。射出ノズル先端には液切れを良くす
るために好ましくは弗素樹脂等の撥水性の被覆を施す。
接着剤は導管3からハウジング25の内部通路17を経
て弁室19に入る。射出ノズル5の上端は出口弁座26
と形成しており、弁体20が常時圧縮ばね21により下
方へ偏位されているため常時は出口弁座26を閉鎖して
いる。弁体20が電磁コイル24により引き上げられる
と、弁体20は接着剤の射出ノズル5への流れを可能に
し、加圧下にある接着剤を液滴化して射出ノズル5から
放出させる。弁体20は軟磁性材料から構成され、その
上方には同様に磁気コア22がねじ込まれナット23に
より固定されている。電磁コイル24はリード27によ
り給電される。図示しない調整器により給電時間が任意
の所定値に設定され、電子部品を仮止めするのに必要な
接着剤の一滴あたりの供給量が任意に調整される。
421号によればこうした接着剤は図2〜3に示したよ
うな供給ヘッドを使用して、基板上に能率的に分与出来
る。接着剤11の供給槽2は電磁弁4の開放により接着
剤の液滴が射出ノズル5から射出されるように所定の一
定圧力に保持され、好ましくは射出ノズル5を通る接着
剤の粘性を一定にするために他の部分も含めて一定温度
に保持されている。接着剤11は導管3から電磁弁4に
導かれる。電磁弁4に於て開放時間を制御することによ
り計量された一定量の接着剤は射出ノズル5から放出さ
れる。不使用時の射出ノズル5の先端は、乾燥を防ぐた
めに常時水で湿す。射出ノズル先端には液切れを良くす
るために好ましくは弗素樹脂等の撥水性の被覆を施す。
接着剤は導管3からハウジング25の内部通路17を経
て弁室19に入る。射出ノズル5の上端は出口弁座26
と形成しており、弁体20が常時圧縮ばね21により下
方へ偏位されているため常時は出口弁座26を閉鎖して
いる。弁体20が電磁コイル24により引き上げられる
と、弁体20は接着剤の射出ノズル5への流れを可能に
し、加圧下にある接着剤を液滴化して射出ノズル5から
放出させる。弁体20は軟磁性材料から構成され、その
上方には同様に磁気コア22がねじ込まれナット23に
より固定されている。電磁コイル24はリード27によ
り給電される。図示しない調整器により給電時間が任意
の所定値に設定され、電子部品を仮止めするのに必要な
接着剤の一滴あたりの供給量が任意に調整される。
【0006】
【実施例の説明】先ず相対移動装置の平面図を示す図1
を参照して本発明の原理を説明する。X軸方向の長さが
x及びY軸方向の長さがyの基板30は、後で述べるX
−Y軸割出し装置によりそれぞれX軸方向及びY軸方向
に最大x/2及びy/2の範囲で任意の距離を平行移動
自在である。図の円は供給ヘッドの位置を表わし、後述
の2軸割出し装置によりX軸方向に2つの固定位置、及
びY軸方向に2つの静止位置に割出し移動できる、それ
によりa、b、c、dの静止位置の一つに選択移動出来
る。又供給ヘッドの場合には、更に待機位置o及び試し
打ち位置pを設けるが、他の型の供給ヘッドでは必ずし
も必要でない。aとb(cとd)の距離はx/2、aと
c(bとd)の距離はy/2に定める。供給ヘッドの静
止位置は少数しかないから安価な機構で容易に割出し移
動出来る。
を参照して本発明の原理を説明する。X軸方向の長さが
x及びY軸方向の長さがyの基板30は、後で述べるX
−Y軸割出し装置によりそれぞれX軸方向及びY軸方向
に最大x/2及びy/2の範囲で任意の距離を平行移動
自在である。図の円は供給ヘッドの位置を表わし、後述
の2軸割出し装置によりX軸方向に2つの固定位置、及
びY軸方向に2つの静止位置に割出し移動できる、それ
によりa、b、c、dの静止位置の一つに選択移動出来
る。又供給ヘッドの場合には、更に待機位置o及び試し
打ち位置pを設けるが、他の型の供給ヘッドでは必ずし
も必要でない。aとb(cとd)の距離はx/2、aと
c(bとd)の距離はy/2に定める。供給ヘッドの静
止位置は少数しかないから安価な機構で容易に割出し移
動出来る。
【0007】動作において、先ず供給ヘッドはノズル先
端を湿すために例えば濡れたスポンジに接触する位置o
にあるとし、また基板は実線位置にあるとする。装置の
始動により、ヘッドはY軸割出し装置により接着剤の出
を確認する試し打ち位置pに移動せしめられ、所定回数
の試し打ちの後に、位置aに割出し移動しこの位置に静
止する。次いで基板はそれを支持するX−Y軸割出し装
置によりそれぞれX軸方向及びY軸方向に平行移動せし
められる。このときの基板の全移動量をx、yの1/2
に定めると、基板の4分の1を占める領域Aの任意の点
をヘッドaの下に割出し移動させることが出来る。同様
にヘッドをY軸方向に移動させて位置bに静止させる
と、基板の割出し移動により領域Cがカバー出来、ヘッ
ドをX軸方向に移動させて位置cに静止させると、基板
の移動により領域Cがカバー出来、更にヘッドを位置d
に移動させてそこに静止させると、基板の割出し移動で
領域Dがカバー出来る。図1の2点鎖線は基板が移動に
より占める全面積である。
端を湿すために例えば濡れたスポンジに接触する位置o
にあるとし、また基板は実線位置にあるとする。装置の
始動により、ヘッドはY軸割出し装置により接着剤の出
を確認する試し打ち位置pに移動せしめられ、所定回数
の試し打ちの後に、位置aに割出し移動しこの位置に静
止する。次いで基板はそれを支持するX−Y軸割出し装
置によりそれぞれX軸方向及びY軸方向に平行移動せし
められる。このときの基板の全移動量をx、yの1/2
に定めると、基板の4分の1を占める領域Aの任意の点
をヘッドaの下に割出し移動させることが出来る。同様
にヘッドをY軸方向に移動させて位置bに静止させる
と、基板の割出し移動により領域Cがカバー出来、ヘッ
ドをX軸方向に移動させて位置cに静止させると、基板
の移動により領域Cがカバー出来、更にヘッドを位置d
に移動させてそこに静止させると、基板の割出し移動で
領域Dがカバー出来る。図1の2点鎖線は基板が移動に
より占める全面積である。
【0008】以上のように本発明の方式によるとX軸及
びY軸方向の移動距離で従来の固定ヘッド方式に比して
基板のためのスペースが移動距離にして75%、面積に
して44%で済むことになり、スペースの節約効果が大
きい。又、ヘッドは各位置a、b、c、dに固定される
から、ヘッドの移動に伴う問題は存在しない。
びY軸方向の移動距離で従来の固定ヘッド方式に比して
基板のためのスペースが移動距離にして75%、面積に
して44%で済むことになり、スペースの節約効果が大
きい。又、ヘッドは各位置a、b、c、dに固定される
から、ヘッドの移動に伴う問題は存在しない。
【0009】次ぎに図4、5、6を参照して本発明を実
施する装置の例を詳しく説明する。図4はヘッド割出し
装置32と、基板割出し装置36の正面図(図1の下方
から見たもの)である。基板割出し装置36は図5に示
され、又ヘッド割出し装置32は図6に示されている。
図4、5を参照すると、固定ガイド40がYテーブル3
8をY軸方向に摺動自在に支持しており、Yサーボモー
タ46が親ねじを通じてYテーブルを摺動させる。Yテ
ーブル38はXテーブル36の案内であってXテーブル
をX軸方向に摺動自在に支持しており、Xサーボモータ
42が親ねじを通じてXテーブルを摺動させる。Xテー
ブル36は基板ホルダ48を支持し、基板ホルダはプリ
ント配線基板34を支持している。図1に関連して述べ
たように、X、Yテーブル36、38の最大移動量はそ
れぞれ基板30の寸法x、yの1/2に設定されてい
る。
施する装置の例を詳しく説明する。図4はヘッド割出し
装置32と、基板割出し装置36の正面図(図1の下方
から見たもの)である。基板割出し装置36は図5に示
され、又ヘッド割出し装置32は図6に示されている。
図4、5を参照すると、固定ガイド40がYテーブル3
8をY軸方向に摺動自在に支持しており、Yサーボモー
タ46が親ねじを通じてYテーブルを摺動させる。Yテ
ーブル38はXテーブル36の案内であってXテーブル
をX軸方向に摺動自在に支持しており、Xサーボモータ
42が親ねじを通じてXテーブルを摺動させる。Xテー
ブル36は基板ホルダ48を支持し、基板ホルダはプリ
ント配線基板34を支持している。図1に関連して述べ
たように、X、Yテーブル36、38の最大移動量はそ
れぞれ基板30の寸法x、yの1/2に設定されてい
る。
【0010】図4、6を参照すると、供給ヘッド割出し
装置32は一対の固定ガイド56がYテーブル54をY
軸方向に摺動自在に支持しており、Yサーボモータ58
が親ねじ60を通じてYテーブルを摺動させる。Yテー
ブル54はXテーブル52の案内であってXテーブルを
X軸方向に摺動自在に支持しており、Xシリンダ62が
ピストン64を移動させることによりそれに固定された
Xテーブル52を摺動させる。Xテーブル52は供給ヘ
ッド50を支持している。図1に関連して述べたよう
に、X、Yテーブル52、54の基本的な割出し位置は
a、b、c、dのみであり中間はない。図1のように割
出し位置aとb(cとd)の距離はx/2、aとc(b
とd)の距離はy/2に設定されている。なお、接着剤
供給装置に特有の割出し位置として、供給ヘッド50の
ノズルを湿すために給水スポンジ68を有する湿し装置
66を設け、Yテーブル54を湿し装置のスポンジ68
と接触する待機位置oと、必要なら初動時に接着剤の捨
て打ちを行なう捨て打ち位置p(図6には図示せず)を
設ける。図6において、Y軸リミットスイッチ70はY
軸のo位置定め、Y軸センサ72は位置a(又はc)を
定め、又Y軸リミットスイッチ74はセンサ72からy
/2だけ離れた位置b(又はd)を定める。又X軸セン
サ76はX軸のa(又はb)を定め、又X軸センサは7
8はX軸のc(又はd)を定める。更に供給ヘッド50
を待機位置oで湿し装置66に対してシリンダ装置80
で昇降させるために、湿し装置の上端を検出するセンサ
82を設ける。
装置32は一対の固定ガイド56がYテーブル54をY
軸方向に摺動自在に支持しており、Yサーボモータ58
が親ねじ60を通じてYテーブルを摺動させる。Yテー
ブル54はXテーブル52の案内であってXテーブルを
X軸方向に摺動自在に支持しており、Xシリンダ62が
ピストン64を移動させることによりそれに固定された
Xテーブル52を摺動させる。Xテーブル52は供給ヘ
ッド50を支持している。図1に関連して述べたよう
に、X、Yテーブル52、54の基本的な割出し位置は
a、b、c、dのみであり中間はない。図1のように割
出し位置aとb(cとd)の距離はx/2、aとc(b
とd)の距離はy/2に設定されている。なお、接着剤
供給装置に特有の割出し位置として、供給ヘッド50の
ノズルを湿すために給水スポンジ68を有する湿し装置
66を設け、Yテーブル54を湿し装置のスポンジ68
と接触する待機位置oと、必要なら初動時に接着剤の捨
て打ちを行なう捨て打ち位置p(図6には図示せず)を
設ける。図6において、Y軸リミットスイッチ70はY
軸のo位置定め、Y軸センサ72は位置a(又はc)を
定め、又Y軸リミットスイッチ74はセンサ72からy
/2だけ離れた位置b(又はd)を定める。又X軸セン
サ76はX軸のa(又はb)を定め、又X軸センサは7
8はX軸のc(又はd)を定める。更に供給ヘッド50
を待機位置oで湿し装置66に対してシリンダ装置80
で昇降させるために、湿し装置の上端を検出するセンサ
82を設ける。
【0011】
【動作の説明】以上のように構成された装置の動作は図
1と同様である。先ず供給ヘッド割出し装置32が作働
されて、供給ヘッド50はモータ58により先ずY軸方
向に移動されて位置aに静止する。次いで基板割出し装
置34が動作されて基板の所定の接着剤塗布位置を供給
ヘッドに位置付ける。以下同様にして図1の基板領域A
の必要箇所が全て割り付けられる。以下同様に、ヘッド
位置b,c,dの静止位置において、基板領域B、C、
Dのが供給ヘッドの下に位置付けられる。
1と同様である。先ず供給ヘッド割出し装置32が作働
されて、供給ヘッド50はモータ58により先ずY軸方
向に移動されて位置aに静止する。次いで基板割出し装
置34が動作されて基板の所定の接着剤塗布位置を供給
ヘッドに位置付ける。以下同様にして図1の基板領域A
の必要箇所が全て割り付けられる。以下同様に、ヘッド
位置b,c,dの静止位置において、基板領域B、C、
Dのが供給ヘッドの下に位置付けられる。
【0012】応用例の説明
次に、上記の実施例を発展させた応用例を述べる。図1
では単一のプリント基板30の全面を4つの供給ヘッド
位置a、b、c、dですべてカバーするが、本例では図
1のプリント基板30の各領域A、B、C、Dをそれぞ
れ単一のプリント基板とする。これにより同様な割り付
け動作が可能となることは明らかである。これにより各
供給ヘッド位置で同一の実装プログラムを使用して4つ
のプリント基板に対して能率的な実装が実施できる。ま
た1基板の不良の場合にはそのモジュールのみ実装を中
止すれば良い。変形例として、割り付け位置をX軸の
a、cの延長線上及び/またはY軸のa、bの延長線上
に等間隔に更に1〜2箇所程度のの割り付け静止位置を
増設すると、例えば8個(Y軸方向に2箇所、X軸方向
に4箇所の割出し静止位置を設けた場合)あるいは9個
(Y軸方向に3箇所、X軸方向に3箇所の割出し静止位
置を設けた場合)のプリント基板に対して同じ実装プロ
グラムを実施することができる。
では単一のプリント基板30の全面を4つの供給ヘッド
位置a、b、c、dですべてカバーするが、本例では図
1のプリント基板30の各領域A、B、C、Dをそれぞ
れ単一のプリント基板とする。これにより同様な割り付
け動作が可能となることは明らかである。これにより各
供給ヘッド位置で同一の実装プログラムを使用して4つ
のプリント基板に対して能率的な実装が実施できる。ま
た1基板の不良の場合にはそのモジュールのみ実装を中
止すれば良い。変形例として、割り付け位置をX軸の
a、cの延長線上及び/またはY軸のa、bの延長線上
に等間隔に更に1〜2箇所程度のの割り付け静止位置を
増設すると、例えば8個(Y軸方向に2箇所、X軸方向
に4箇所の割出し静止位置を設けた場合)あるいは9個
(Y軸方向に3箇所、X軸方向に3箇所の割出し静止位
置を設けた場合)のプリント基板に対して同じ実装プロ
グラムを実施することができる。
【0013】
【作用効果】以上のように本発明の装置によると例えば
図1の実施例あるいは上記応用例の4基板の場合、X軸
及びY軸方向の移動距離で従来の固定ヘッド方式に比し
て基板のためのスペースが移動距離にして75%、面積
にして44%で済むことになり、スペースの節約効果が
大きい。又、ヘッドは各位置a、b、c、dに固定され
るから、ヘッドの移動に伴う問題は存在しない。更に上
記応用例では各割出し位置で同一の実装プログラムを実
施できるから、能率的な実装が実行できる。
図1の実施例あるいは上記応用例の4基板の場合、X軸
及びY軸方向の移動距離で従来の固定ヘッド方式に比し
て基板のためのスペースが移動距離にして75%、面積
にして44%で済むことになり、スペースの節約効果が
大きい。又、ヘッドは各位置a、b、c、dに固定され
るから、ヘッドの移動に伴う問題は存在しない。更に上
記応用例では各割出し位置で同一の実装プログラムを実
施できるから、能率的な実装が実行できる。
【図1】本発明の割出し方式の基本的な実施例を示す平
面図である。
面図である。
【図2】本発明が適用される接着剤供給装置の正面図で
ある。
ある。
【図3】本発明が適用される接着剤供給装置の供給ヘッ
ドの拡大正面断面図である。
ドの拡大正面断面図である。
【図4】本発明の実施例による割出し装置の正面図であ
る。
る。
【図5】本発明の割出し装置中の基板割出し装置の斜視
図である。
図である。
【図6】本発明の割出し装置中の供給ヘッド割出し装置
の斜視図である。
の斜視図である。
a、b、c、d ヘッド割出し位置
32 ヘッド割出し装置
34 基板割出し装置
40 固定ガイド
38 Yテーブル
46 Yサーボモータ
36 Xテーブル
42 Xサーボモータ
48 基板ホルダ
34 プリント配線基板
56 固定ガイド
54 Yテーブル
58 Yサーボモータ
60 親ねじ
52 Xテーブル
62 Xシリンダ
64 ピストン
50 供給ヘッド
68 給水スポンジ
66 湿し装置
70、74 Y軸リミットスイッチ
72 Y軸センサ
76、78 X軸センサ
80 シリンダ装置
82 センサ
Claims (4)
- 【請求項1】 基板と、該基板に多数の特定物を間欠的
に供給する供給ヘッドと、前記基板を支持して直行する
X軸方向及びY軸方向の特定範囲内で移動させる第1割
出し移動装置とよりなる、供給ヘッドと基板の相対移動
位置において、前記供給ヘッドをX軸方向の少なくとも
2つの静止位置、及びY軸方向の少なくとも2つの静止
位置に割出し移動させる第2割出し移動装置を設けたこ
とを特徴とする、供給ヘッドと基板の移動装置。 - 【請求項2】 供給ヘッドの前記X軸方向の静止位置は
2つであり、これら2つの静止位置間の距離は基板のX
軸方向の全寸法のほぼ2分の1であり、供給ヘッドの前
記Y軸方向の静止位置は2つであり、これら2つの静止
位置の距離は基板のY軸方向の全寸法のほぼ2分の1で
ある請求項1に記載の供給ヘッドと基板の移動位置。 - 【請求項3】 供給ヘッドはX軸方向またはY軸方向で
且つ基板からはずれた位置に基準位置、又はそれと捨て
打ち位置を有する請求項1または2に記載の供給ヘッド
と基板の移動装置。 - 【請求項4】 直行するX軸方向及びY軸方向に座標配
列された複数の基板と、該基板に多数の特定物を間欠的
に供給する供給ヘッドと、前記基板を支持して各基板の
範囲内でX軸方向及びY軸方向の任意位置に移動させる
第1割出し移動装置とよりなる、供給ヘッドと基板の相
対移動位置において、前記供給ヘッドを前記基板のX軸
方向の数に等しい前記X軸方向の静止位置、及び前記基
板のY軸方向の数に等しいY軸方向の静止位置に割出し
移動させる第2割出し移動装置を設けたことを特徴とす
る、供給ヘッドと基板の移動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3211451A JPH0537192A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 供給ヘツドと基板の移動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3211451A JPH0537192A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 供給ヘツドと基板の移動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0537192A true JPH0537192A (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=16606168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3211451A Withdrawn JPH0537192A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 供給ヘツドと基板の移動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0537192A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010120004A (ja) * | 2008-11-19 | 2010-06-03 | Top Engineering Co Ltd | ペーストディスペンサー及びそれを用いたペースト塗布方法 |
-
1991
- 1991-07-30 JP JP3211451A patent/JPH0537192A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010120004A (ja) * | 2008-11-19 | 2010-06-03 | Top Engineering Co Ltd | ペーストディスペンサー及びそれを用いたペースト塗布方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981008 |