JPH0537143Y2 - - Google Patents
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- JPH0537143Y2 JPH0537143Y2 JP1987160102U JP16010287U JPH0537143Y2 JP H0537143 Y2 JPH0537143 Y2 JP H0537143Y2 JP 1987160102 U JP1987160102 U JP 1987160102U JP 16010287 U JP16010287 U JP 16010287U JP H0537143 Y2 JPH0537143 Y2 JP H0537143Y2
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- Japan
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- air
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 26
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- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 16
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 6
- 238000009834 vaporization Methods 0.000 description 5
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- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 4
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Landscapes
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Air Humidification (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は水の気化熱を利用して冷風を得る気化
式冷風扇に関するものである。
式冷風扇に関するものである。
(ロ) 従来の技術
本考案に先行する技術として実開昭61−46313
号公報又は特開昭61−223440号公報に記載の気化
式冷風扇がある。気化式冷風扇はフイルタに含ま
れた水がフイルタを通過する空気中に気化する際
に奪う気化熱にて、通過する空気を冷却すること
で冷風を得るものである。
号公報又は特開昭61−223440号公報に記載の気化
式冷風扇がある。気化式冷風扇はフイルタに含ま
れた水がフイルタを通過する空気中に気化する際
に奪う気化熱にて、通過する空気を冷却すること
で冷風を得るものである。
従つて冷風中には気化した水分を含んでいるこ
とで室内の湿度は上昇し、逆に不快感を使用者に
与えるものである。第4図に示す特性図にて説明
すると第4図の特性図に示す実線Aの如く湿度
(%)は時間経過と共に上昇していくのに対し、
第4図の点線Bに示す如く吸込口と吹出口との温
度差(℃)は初期においてその差が大きいが時間
経過と共に下降していく。その結果、運転初期に
あつては湿度が低く、温度差が大きいことで快適
な冷風が得られるが、時間が経過すると温度差が
少なく冷風と感じにくくなると共に湿度だけが上
昇し、不快な冷風が送られることになる。
とで室内の湿度は上昇し、逆に不快感を使用者に
与えるものである。第4図に示す特性図にて説明
すると第4図の特性図に示す実線Aの如く湿度
(%)は時間経過と共に上昇していくのに対し、
第4図の点線Bに示す如く吸込口と吹出口との温
度差(℃)は初期においてその差が大きいが時間
経過と共に下降していく。その結果、運転初期に
あつては湿度が低く、温度差が大きいことで快適
な冷風が得られるが、時間が経過すると温度差が
少なく冷風と感じにくくなると共に湿度だけが上
昇し、不快な冷風が送られることになる。
また、湿度センサにて室内の湿度を一定に保つ
ために加湿と送風とを適宜切り換える加湿器が特
公昭40−2520号公報、特公昭53−16618号公報、
米国特許第2265500号明細書及び図面に記載され
ているが、あくまでも加湿器で室内空気への加湿
量を調整することを目的とし、冷風と冷風となら
ない送風とを選択する構成の開示はされておら
ず、湿度センサにて加湿をストツプして送風のみ
行うといつた上位概念的技術が開示されているの
みである。
ために加湿と送風とを適宜切り換える加湿器が特
公昭40−2520号公報、特公昭53−16618号公報、
米国特許第2265500号明細書及び図面に記載され
ているが、あくまでも加湿器で室内空気への加湿
量を調整することを目的とし、冷風と冷風となら
ない送風とを選択する構成の開示はされておら
ず、湿度センサにて加湿をストツプして送風のみ
行うといつた上位概念的技術が開示されているの
みである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
本考案は冷風と単なる送風との切替が行え、冷
風においては快適な送風が湿度検出部にて制御さ
れるようにすることで、冷風扇としての機能が十
分に発揮されるようにした気化式冷風扇を提供す
るものである。
風においては快適な送風が湿度検出部にて制御さ
れるようにすることで、冷風扇としての機能が十
分に発揮されるようにした気化式冷風扇を提供す
るものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本考案は吸気口と吹出口とを形成した外枠と、
外枠内に収納した水タンクと、水タンク内の水に
一部が浸り、吸気口を被う如く配設して回転され
る含水通気性フイルタと、吸気口からフイルタを
介して吸気し吹出口より送風する送風装置と、室
内湿度を検知する湿度検出部と、湿度検出部の検
出値にてフイルタの回転を制御するフイルタ回転
制御部とからなる手段にて問題点を解決するもの
である。
外枠内に収納した水タンクと、水タンク内の水に
一部が浸り、吸気口を被う如く配設して回転され
る含水通気性フイルタと、吸気口からフイルタを
介して吸気し吹出口より送風する送風装置と、室
内湿度を検知する湿度検出部と、湿度検出部の検
出値にてフイルタの回転を制御するフイルタ回転
制御部とからなる手段にて問題点を解決するもの
である。
含水通気性フイルタとして具体的にはベルト状
フイルタや円板状フイルタ等種々の構造があり、
材質としても発泡ウレタン、不織布等が用いられ
る。
フイルタや円板状フイルタ等種々の構造があり、
材質としても発泡ウレタン、不織布等が用いられ
る。
送風機としては送風羽根に軸流フアン、タンゼ
ンシヤルフアン、遠心フアン等種々用いられ、用
いる送風羽根によりフアンケース通風路構造は従
来公知の技術範囲において種々の構造とできる。
ンシヤルフアン、遠心フアン等種々用いられ、用
いる送風羽根によりフアンケース通風路構造は従
来公知の技術範囲において種々の構造とできる。
湿度検出部としては多孔質P型半導体金属酸化
物セラミツクからなる機能材料で構成した感湿素
子等のセラミツク感湿材料等からなるインピーダ
ンス変化型湿度センサや静電容量変化型湿度セン
サ等にて直接湿度を検出する構成でもよいし、温
度を検出する乾球と水より湿気をうる湿球との温
度差から湿度を検出してもよく、この場合はマイ
クロコンピユータ等により組まれた電子回路にて
制御する必要がある。
物セラミツクからなる機能材料で構成した感湿素
子等のセラミツク感湿材料等からなるインピーダ
ンス変化型湿度センサや静電容量変化型湿度セン
サ等にて直接湿度を検出する構成でもよいし、温
度を検出する乾球と水より湿気をうる湿球との温
度差から湿度を検出してもよく、この場合はマイ
クロコンピユータ等により組まれた電子回路にて
制御する必要がある。
フイルタ回転制御部によるフイルタの回転制御
は湿度検出部の検出値と設定値により、設定値を
境界としたフイルタの回転の単なる停動でもよい
し、フイルタの回転の速度を変化させてもよい。
は湿度検出部の検出値と設定値により、設定値を
境界としたフイルタの回転の単なる停動でもよい
し、フイルタの回転の速度を変化させてもよい。
(ホ) 作用
本考案は湿度検出部にて不快となる湿度である
ことを検出するとフイルタの回転を停動又は速度
を低下させることで、フイルタの乾燥度を向上さ
せて、気化熱による冷風の温度を十分に冷えない
が湿度が低下することで涼感は維持される。
ことを検出するとフイルタの回転を停動又は速度
を低下させることで、フイルタの乾燥度を向上さ
せて、気化熱による冷風の温度を十分に冷えない
が湿度が低下することで涼感は維持される。
(ヘ) 実施例
本考案を図に基づいてその構成を具体化して説
明する。
明する。
第1図は本考案気化式冷風扇1の側断面図、第
2図は同斜視図である。冷風扇1は後面を開口し
た箱型本体ケース2と、本体ケース2の後面開口
を開閉する蓋板3とを有する。本構造において実
用新案登録請求の範囲で示す外枠は本体ケース2
と蓋板3を総称した部材を示し、2部材以上の複
数部材にて形成してもよい。本体ケース2の前面
上部には吹出口4後方の本体ケース2内には送風
装置5を内装している。送風装置5はフアンケー
ス6と送風羽根7と送風羽根7を回転駆動する電
動機よりなる。送風羽根7は本構造ではタンゼン
シヤルフアンを用いているがシロツコフアン、軸
流フアンであつてもよい。
2図は同斜視図である。冷風扇1は後面を開口し
た箱型本体ケース2と、本体ケース2の後面開口
を開閉する蓋板3とを有する。本構造において実
用新案登録請求の範囲で示す外枠は本体ケース2
と蓋板3を総称した部材を示し、2部材以上の複
数部材にて形成してもよい。本体ケース2の前面
上部には吹出口4後方の本体ケース2内には送風
装置5を内装している。送風装置5はフアンケー
ス6と送風羽根7と送風羽根7を回転駆動する電
動機よりなる。送風羽根7は本構造ではタンゼン
シヤルフアンを用いているがシロツコフアン、軸
流フアンであつてもよい。
本体ケース2の下部には水Wを貯留する水タン
ク8を収納している。水タンク8の上面後部には
後述するフイルタ9を水W内に挿入するための開
口10を形成している。
ク8を収納している。水タンク8の上面後部には
後述するフイルタ9を水W内に挿入するための開
口10を形成している。
蓋板3の内面両側には縦リブ11を張設し、縦
リブ11の上部間及び下部間にはローラ12を枢
支し、上下ロー12間には帯状含水通気性フイル
タ9を架設している。上側のローラ12は駆動モ
ータ13にて回転せしめられ、フイルタ9は上下
ローラ12間を送られる。フイルタ9の下部は水
タンク8の水Wに水没しておりフイルタ9が順次
送られることで水を含んだフイルタ9部分が本体
ケース2内に露出する。縦リブ11間の蓋板3部
分には吸気口14を形成している。
リブ11の上部間及び下部間にはローラ12を枢
支し、上下ロー12間には帯状含水通気性フイル
タ9を架設している。上側のローラ12は駆動モ
ータ13にて回転せしめられ、フイルタ9は上下
ローラ12間を送られる。フイルタ9の下部は水
タンク8の水Wに水没しておりフイルタ9が順次
送られることで水を含んだフイルタ9部分が本体
ケース2内に露出する。縦リブ11間の蓋板3部
分には吸気口14を形成している。
送風装置5を駆動することで吸気口14より吸
い込まれた空気はフイルタ9を通過し、その時フ
イルタ9に含まれた水を気化して空気より気化熱
を奪うことで空気は冷気となり、吹出口4より吸
き出される。フイルタ9が送られることで水は順
次補給されることにより、吹出口4より連続的に
冷気が吹き出す。フイルタ9の送り速度が低速と
なると水の補給が十分でなくなり完全に気化し、
水を含まないフイルタ9部分ができ、冷気の温度
は上昇する。フイルタ9の送りを停止するとフイ
ルタ9が完全に乾燥することで、水の気化がなく
なり、単なるフイルタ9を通過した空気の送風と
なる。従つて、フイルタ9の送り速度を変えるこ
とで、吹出口4より送られる冷風の温度が変化
し、フイルタ9を停止することで単なる送風とで
きる。吸気口14から吸い込まれる空気Eと吹出
口4から吹き出される空気Fの差を温度で示する
空気Eより空気Fが低くなり、湿度で示すと空気
Eより空気Fが高くなることになる。
い込まれた空気はフイルタ9を通過し、その時フ
イルタ9に含まれた水を気化して空気より気化熱
を奪うことで空気は冷気となり、吹出口4より吸
き出される。フイルタ9が送られることで水は順
次補給されることにより、吹出口4より連続的に
冷気が吹き出す。フイルタ9の送り速度が低速と
なると水の補給が十分でなくなり完全に気化し、
水を含まないフイルタ9部分ができ、冷気の温度
は上昇する。フイルタ9の送りを停止するとフイ
ルタ9が完全に乾燥することで、水の気化がなく
なり、単なるフイルタ9を通過した空気の送風と
なる。従つて、フイルタ9の送り速度を変えるこ
とで、吹出口4より送られる冷風の温度が変化
し、フイルタ9を停止することで単なる送風とで
きる。吸気口14から吸い込まれる空気Eと吹出
口4から吹き出される空気Fの差を温度で示する
空気Eより空気Fが低くなり、湿度で示すと空気
Eより空気Fが高くなることになる。
本体ケース2の前面には冷風扇1の制御パネル
15を配設し、本体ケース2の制御パネル15の
後方には制御装置16を配設している。制御パネ
ル15にはスイツチと表示体を形成し、スイツチ
は電源を切る停止スイツチ17と、送風装置5の
送風量を強風、弱風、微風と切り替える電源の投
入を兼用した風量調節スイツチ18と、時間運転
を設定するタイマスイツチ19と、フイルタ9の
送りを停止した送風と駆動した冷風運転とを切り
替える運転切替スイツチ20とを有し、各スイツ
チに対応した表示体21,22,23,24とを
有する。蓋板3の吸気口14の近傍には吸気する
空気Eの湿度を検知する湿度検出部25を形成
し、制御パネル15には湿度検出部25による検
知結果により快適な湿度であれば緑色にて表示
し、不快な湿度であれば黄色にて表示する快適サ
イン表示体26を形成している。快適と不快とを
判断する湿度αは本構造では第4図の実験結果よ
り75%と設定している。
15を配設し、本体ケース2の制御パネル15の
後方には制御装置16を配設している。制御パネ
ル15にはスイツチと表示体を形成し、スイツチ
は電源を切る停止スイツチ17と、送風装置5の
送風量を強風、弱風、微風と切り替える電源の投
入を兼用した風量調節スイツチ18と、時間運転
を設定するタイマスイツチ19と、フイルタ9の
送りを停止した送風と駆動した冷風運転とを切り
替える運転切替スイツチ20とを有し、各スイツ
チに対応した表示体21,22,23,24とを
有する。蓋板3の吸気口14の近傍には吸気する
空気Eの湿度を検知する湿度検出部25を形成
し、制御パネル15には湿度検出部25による検
知結果により快適な湿度であれば緑色にて表示
し、不快な湿度であれば黄色にて表示する快適サ
イン表示体26を形成している。快適と不快とを
判断する湿度αは本構造では第4図の実験結果よ
り75%と設定している。
制御装置16は送風装置5の電動機制御部と、
フイルタ9を駆動する駆動モータ13のフイルタ
回転制御部と、湿度検出部25からの検出信号を
処理すると共に各制御部への制御信号を出力し、
制御パネル15の各スイツチからの入力を処理す
る中央制御部とからなる。湿度検出部25は湿度
センサそのものでもよいし処理回路を含んでいて
もよい。
フイルタ9を駆動する駆動モータ13のフイルタ
回転制御部と、湿度検出部25からの検出信号を
処理すると共に各制御部への制御信号を出力し、
制御パネル15の各スイツチからの入力を処理す
る中央制御部とからなる。湿度検出部25は湿度
センサそのものでもよいし処理回路を含んでいて
もよい。
まず、冷風扇1の制御としては第4図の一点鎖
線Cの湿度αを境界として実線Aから変化し、吸
気口14と吹出口4の温度差として点線Bから湿
度αを境界として二点鎖線Dに変化するものがあ
る。運転切替スイツチ20にて冷風を選択する湿
度検出部25に基づく制御運転が開示され、湿度
α(75%)以上となるまではフイルタ9を回転し
て送風する冷風運転が行なわれる。湿度α(75%)
以上となるとフイルタ9の送りを停止し、送風運
転に移行し、快適サイン表示体26は緑色から黄
色に変化する。送風運転に移行するとフイルタ9
による気化が乾燥するまではあるがそれ以後は無
くなり、一点鎖線Cに示す如く湿度は80%で定常
となる。これに対し温度差は二点鎖線Dに示す如
く0に向いて下降する。この湿度αを超えた後の
フイルタ9を停止した送風運転は冷風運転を継続
すると湿度の上昇に比べて温度差が十分に得られ
ない不快感からして送風とすることで、体感とし
ての涼感は得られる。このことは体より発生する
汗を気化させる扇風機としての機能を発揮するに
十分な湿度の上昇できる余裕を残して送風するこ
とによる。その後、湿度が自然減衰して湿度がα
%以下となると、再びフイルタ9を送り始めて冷
風運転を開始する。
線Cの湿度αを境界として実線Aから変化し、吸
気口14と吹出口4の温度差として点線Bから湿
度αを境界として二点鎖線Dに変化するものがあ
る。運転切替スイツチ20にて冷風を選択する湿
度検出部25に基づく制御運転が開示され、湿度
α(75%)以上となるまではフイルタ9を回転し
て送風する冷風運転が行なわれる。湿度α(75%)
以上となるとフイルタ9の送りを停止し、送風運
転に移行し、快適サイン表示体26は緑色から黄
色に変化する。送風運転に移行するとフイルタ9
による気化が乾燥するまではあるがそれ以後は無
くなり、一点鎖線Cに示す如く湿度は80%で定常
となる。これに対し温度差は二点鎖線Dに示す如
く0に向いて下降する。この湿度αを超えた後の
フイルタ9を停止した送風運転は冷風運転を継続
すると湿度の上昇に比べて温度差が十分に得られ
ない不快感からして送風とすることで、体感とし
ての涼感は得られる。このことは体より発生する
汗を気化させる扇風機としての機能を発揮するに
十分な湿度の上昇できる余裕を残して送風するこ
とによる。その後、湿度が自然減衰して湿度がα
%以下となると、再びフイルタ9を送り始めて冷
風運転を開始する。
また、湿度検出部25に基づく制御はフイルタ
9の送りと停止に限定されるものではなく、フイ
ルタ9の送り速度のフイルタ回転制御部による速
度制御であつてもよいし、送風装置5の電動機制
御部による速度制御を組み合わせてもよい。
9の送りと停止に限定されるものではなく、フイ
ルタ9の送り速度のフイルタ回転制御部による速
度制御であつてもよいし、送風装置5の電動機制
御部による速度制御を組み合わせてもよい。
なお、運転切替スイツチ20にて送風運転を選
択した場合は湿度検出部25による制御は必要な
く、快適サイン表示体26を表示する必要もな
く、単に風量調節スイツチ18にて選択した表示
体22の表示のみ行なえばよい。
択した場合は湿度検出部25による制御は必要な
く、快適サイン表示体26を表示する必要もな
く、単に風量調節スイツチ18にて選択した表示
体22の表示のみ行なえばよい。
さらに、本考案の権利対象は考案の名称にて示
す気化式冷風扇であるが夏冬兼用型として電気ヒ
ータを本考案冷風扇に内装したものも権利対象と
なるものである。この場合制御としては運転切替
スイツチ20にて送風運転と冷風運転以外にフイ
ルタ9を停止し電気ヒータに通電した温風運転
と、フイルタ9を送り電気ヒータを通電した温風
加湿運転とをさらに選択できる。温風加湿運転に
おいては冷風運転と同様に湿度検出部25による
運転制御が行なわれる。温風運転を行なうについ
ては温度検出部を吸気口14の近傍に形成し、温
度制御を行なうとより付加性能が向上する。
す気化式冷風扇であるが夏冬兼用型として電気ヒ
ータを本考案冷風扇に内装したものも権利対象と
なるものである。この場合制御としては運転切替
スイツチ20にて送風運転と冷風運転以外にフイ
ルタ9を停止し電気ヒータに通電した温風運転
と、フイルタ9を送り電気ヒータを通電した温風
加湿運転とをさらに選択できる。温風加湿運転に
おいては冷風運転と同様に湿度検出部25による
運転制御が行なわれる。温風運転を行なうについ
ては温度検出部を吸気口14の近傍に形成し、温
度制御を行なうとより付加性能が向上する。
(ト) 考案の効果
本考案は湿度検出部にてフイルタの送りを制御
することで不快を感じる冷気の送風を防止し、気
化式冷風扇による快適な冷風を得ることができ
る。
することで不快を感じる冷気の送風を防止し、気
化式冷風扇による快適な冷風を得ることができ
る。
図は本考案を示し、第1図は側断面図、第2図
は斜視図、第3図は制御パネルの正面図、第4図
は従来と本考案を対比して示した特性図である。 1……冷風扇、2……本体ケース(外枠)、3
……蓋板(外枠)、4……吹出口、8……水タン
ク、9……フイルタ。
は斜視図、第3図は制御パネルの正面図、第4図
は従来と本考案を対比して示した特性図である。 1……冷風扇、2……本体ケース(外枠)、3
……蓋板(外枠)、4……吹出口、8……水タン
ク、9……フイルタ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 吸気口と吹出口とを形成した外枠と、外枠内
に収納した水タンクと、水タンク内の水の一部
が浸り吸気口を被う如く配設して回転される含
水通気性フイルタと、吸気口からフイルタを介
して吸気し吹出口より送風する送風装置と、室
内湿度を検知する湿度検出部と、湿度検出部の
検出値にてフイルタの回転を制御するフイルタ
回転制御部と、を有する気化式冷風扇。 2 湿度検出部による検出値が設定値を超えた時
フイルタ回転制御部にてフイルタの回転を停止
せしめてなる実用新案登録請求の範囲第1項記
載の気化式冷風扇。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987160102U JPH0537143Y2 (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987160102U JPH0537143Y2 (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0163941U JPH0163941U (ja) | 1989-04-25 |
JPH0537143Y2 true JPH0537143Y2 (ja) | 1993-09-20 |
Family
ID=31441872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987160102U Expired - Lifetime JPH0537143Y2 (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0537143Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-20 JP JP1987160102U patent/JPH0537143Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0163941U (ja) | 1989-04-25 |
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