JPH0537119U - 小物入れ - Google Patents

小物入れ

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JPH0537119U
JPH0537119U JP8713191U JP8713191U JPH0537119U JP H0537119 U JPH0537119 U JP H0537119U JP 8713191 U JP8713191 U JP 8713191U JP 8713191 U JP8713191 U JP 8713191U JP H0537119 U JPH0537119 U JP H0537119U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
triangular portions
sides
central fold
base material
portions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8713191U
Other languages
English (en)
Inventor
益弘 光山
Original Assignee
益弘 光山
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 長辺2の長さと短辺3の長さがほぼ2:1と
なり、長辺2に対して短辺3のなす角度がほぼ60°の
鋭角部4とほぼ120°の鈍角部5からなるほぼ平行四
辺形の基材1を用いる。この基材1を各長辺2の中央を
結ぶ中央折目6から二ツ折りにする。そして、上記中央
折目6の両端から各鈍角部5に達する側部折目7の外側
に位置する外側三角部9を、中央折目6の両側に位置す
る内側三角部8の外側面に重ねて係止手段で着脱自在に
係止する。 【効果】 基材1がほぼ平行四辺形であるから基材の無
駄となる部分がきわめて少ない。縫製などの手数のかか
る作業がないので製造が簡単である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は硬貨その他の小物を入れる小物入れに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の硬貨などの小物入れや財布として種々のものが提案されている。例えば レザーなどを縫合せて袋として口金をつけたものや、折りたたむことにより袋を 形成して所定個所を金具で止着するものなどがある。
【0003】 また、実公昭57−51688号に記載されているものは長手方向と直交する 線状の切断部をその長手方向の中央より一側寄りに設けた弾性を有する矩形板の 、上記切断部を中折りにすると共に一方の板部を内方にして他方の板部の板端部 分を上記中折り部分に接合するように折り曲げ、板端部分を接合させた中折り部 分の両端部と重ね合された各板部両側とを固着したものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術のうち、縫合せて口金を取付けるものは製作に手数がかかり、ま た、折りたたんで袋を形成し、金具で止着するものも製作に手数がかかる。
【0005】 さらに、実公昭57−51688号記載のものは一枚の矩形板を折り曲げて作 るものであるが、折り曲げただけでは両側が開放されるので、この部分を縫い合 す必要があるため、製作に手数がかかるという問題がある。 この考案の課題は上記のような従来の小物入れの問題点を解決するために、縫 合せなどの手数のかかる工作を一切必要としない小物入れを提供することである 。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案はプラスチック、レザーなどのシート を長辺と短辺の長さの割合がほぼ2:1となり、上記長辺に対して上記短辺のな す角度がほぼ60°の鋭角部とほぼ120°の鈍角部となる平行四辺形の基材の 上記各長辺の中央を結ぶ中央折目と、同中央折目の両端から各鈍角部に達する側 部折目により、中央折目の両側に位置する一対の内側三角部と、その両側の外側 三角部とを設け、上記内側三角部を中央折目により二ツ折りするとともに各外側 三角部を側部折目により各内側三角部の外側に重ね、各外側三角部と各内側三角 部に係脱自在の係止手段を設けてなる小物入れを提供する。
【0007】
【作用】
この考案は上記の構成であるから、平行四辺形の基材を中央折目から二ツ折り として内側三角部を重ねる。 つぎに各内側三角部に側部折目を介して連なる各外側三角部を各内側三角部の 外側に重ねる。 つぎに、上記各外側三角部と内側三角部の外側面とを適宜の係止手段より係止 し、何れかの外側三角部を蓋として開閉する。
【0008】
【実施例】
図1に示す実施例において、1は基材で、透明ビニールシートなどのプラスチ ック、レザー、布などをほぼ平行四辺形に裁断したもので、柔軟な材料を用い、 ある程度の弾力を有するものもある。
【0009】 上記基材1は平行する長辺2と短辺3からなり、長辺2の長さは短辺3のほぼ 2倍である。 また、長辺2と短辺3のなす角度は鋭角部4が約60°、鈍角部5が約120 °である。
【0010】 上記の両長辺2の中央を仮想の中央折目6で結び、この中央折目6の両端と各 鈍角部5とを仮想の側部折目7で結ぶ。 上記中央折目6の両側部を内側三角部8とし、各側部折目7の外側を外側三角 部9とする。
【0011】 そして、各内側三角部8の一方の面の中央部の適所に一方のベルベットファス ナー片10を接着などの手段で固定し、各外側三角部9の他方の面の中央部の適 所には上記ベルベットファスナー片10に係脱する他方のベルベットファスナー 片11接着などの手段で固定する。
【0012】 上記図1に示すものは基本形状で、実際は図2に示すように外側三角部9は正 三角形ではなく、折目7を底辺とすると、それより斜辺が短かい二等辺三角形と する。従って長辺2は折目6、7の交点の部分で若干屈曲している。
【0013】 上記図2のような基材1を小物入れにするには、まず、図3のIのように内側 三角部8を外側三角部9とともに折目6によって二ツ折りにする。 このとき、図4のように丸味をもたせて二ツ折りとすることにより内側三角部 8の間に空間12が生じるようにする。
【0014】 つぎに図3のIIのように一方の外側三角部9を他方の内側三角部8の外側へ向 けて折り曲げてファスナー辺10、11を係合させると、図5の断面図のように 片側が開口13として開いた空間12が生じる。
【0015】 さらに図3のIII のように他方の外側三角部9を一方の内側三角部8の外側に 折り曲げてファスナー片10、11を係合させると、図6の断面図のように空間 12の両側が囲まれる。
【0016】 上記のように構成された小物入れの一方の外側三角部9を開くと前記の図5の ように開口13ができるのでここから硬貨などの出し入れを行う。
【0017】 上記図1ないし図6の実施例は係止手段としてファスナー片を用いたが、図7 、図8の実施例は各内側三角部8の表面に係止手段として三角形のポケット15 を設け、このポケット15の開口としてのスリット16に対向する外側三角部9 の鋭角部4を他方の係止手段として、図8のようにスリット16に係合させるも のである。
【0018】 また、図9、図10のように上記ポケット15のかわりに帯状片17の両端を 内側三角部8に固定してスリット18を設けたものや、図11、図12のように 内側三角部8にスリット19を設けたものなどがある。
【0019】 また、上記の各係止手段を適当に組み合せて用いてもよく、開口13にする部 分以外の係止手段を着脱自在とせず、固定状にする場合もある。
【0020】 さらに、図13のように何れかの端部にキーホルダ20を取付けると便利であ る。
【0021】
【効果】
この考案は上記のように一枚のシート状の基材をほぼ平行四辺形に裁断するだ けでよいので基材の無駄な部分を最少にできる。また、縫製などの手数のかかる 作業は不要で、展開状態のままで販売して、使用者が折り畳んで小物入れとして 完成させるようにすれば在庫中や輸送の際に嵩ばらないという利点がある。ただ し、小物入れとして完成した状態で販売してもよいことは勿論であり、シート状 基材として透明なものを用いると、内部が見えるので興味深い小物入れとなるな どの種々の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の展開図
【図2】実施例2の展開図
【図3】実施例2の折り畳み順序を示す正面図
【図4】図3のIのA−A断面図
【図5】図3のIIのB−B断面図
【図6】図3のIII のC−C断面図
【図7】実施例3の正面図
【図8】同上要部の拡大縦断側面図
【図9】実施例4の正面図
【図10】同上要部の拡大縦断側面図
【図11】実施例5の正面図
【図12】同上要部の拡大縦断側面図
【図13】実施例6の正面図
【符号の説明】
1 基材 2 長辺 3 短辺 4 鋭角部 5 鈍角部 6 中央折目 7 側部折目 8 内側三角部 9 外側三角部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック、レザーなどのシートを長
    辺と短辺の長さの割合がほぼ2:1となり、上記長辺に
    対して上記短辺のなす角度がほぼ60°の鋭角部とほぼ
    120°の鈍角部となる平行四辺形の基材の上記各長辺
    の中央を結ぶ中央折目と、同中央折目の両端から各鈍角
    部に達する側部折目により、中央折目の両側に位置する
    一対の内側三角部と、その両側の外側三角部とを設け、
    上記内側三角部を中央折目により二ツ折りするとともに
    各外側三角部を側部折目により各内側三角部の外側に重
    ね、各外側三角部と各内側三角部に係脱自在の係止手段
    を設けてなる小物入れ。
JP8713191U 1991-10-24 1991-10-24 小物入れ Pending JPH0537119U (ja)

Priority Applications (1)

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JP8713191U JPH0537119U (ja) 1991-10-24 1991-10-24 小物入れ

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JP8713191U JPH0537119U (ja) 1991-10-24 1991-10-24 小物入れ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0537119U true JPH0537119U (ja) 1993-05-21

Family

ID=13906413

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JP8713191U Pending JPH0537119U (ja) 1991-10-24 1991-10-24 小物入れ

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JP (1) JPH0537119U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012511482A (ja) * 2008-12-12 2012-05-24 ビルケア・リミテッド 一体型の再閉可能な単位パック

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4938610B1 (ja) * 1969-12-28 1974-10-18

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4938610B1 (ja) * 1969-12-28 1974-10-18

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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