JPH0537057U - さけます孵化槽用下網 - Google Patents
さけます孵化槽用下網Info
- Publication number
- JPH0537057U JPH0537057U JP095068U JP9506891U JPH0537057U JP H0537057 U JPH0537057 U JP H0537057U JP 095068 U JP095068 U JP 095068U JP 9506891 U JP9506891 U JP 9506891U JP H0537057 U JPH0537057 U JP H0537057U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hatching tank
- lower net
- tank
- type
- box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
Landscapes
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ボックス型孵化槽2あるいはアトキンス式増
収型の孵化槽における下網(卵受網)において、孵化槽
の内壁と下網との間の空間が発生するのを防止し、生卵
がはさまれたり、落下するのを防止し死卵発生を抑えよ
うとするものである。 【構成】 ボックス型孵化槽2あるいはアトキンス式増
収型の孵化槽に対して着脱自在に構成された下網本体1
Aの外周辺に、当該孵化槽の内壁に対してパッキンの作
用を有する軟質のヒレ1Bが添設せしめられている。
収型の孵化槽における下網(卵受網)において、孵化槽
の内壁と下網との間の空間が発生するのを防止し、生卵
がはさまれたり、落下するのを防止し死卵発生を抑えよ
うとするものである。 【構成】 ボックス型孵化槽2あるいはアトキンス式増
収型の孵化槽に対して着脱自在に構成された下網本体1
Aの外周辺に、当該孵化槽の内壁に対してパッキンの作
用を有する軟質のヒレ1Bが添設せしめられている。
Description
【0001】
本案は、さけます孵化槽用における下網に係り、詳しくは、さけます孵化槽に 対してパッキン作用を有する下網に関するものである。
【0002】
従来、この種のものにあっては、下記のようなものになっている。 さけます孵化槽に硬質塩化ビニールで構成された下網(卵受網)を着脱自在に 装着するよう構成されている。
【0003】
従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問題点を有していた。 水槽内において水圧変化により下網(卵受網)と水槽壁面との間に空間の増減 が発生するため、卵がその間に挾まったり、こぼれ落ちたりしているのが現状で ある。 このように、卵が落下したり、はさまれたりすることにより、死卵を作る大き な原因となる。 また、その死卵により水の汚れを生じ、生卵にも悪影響を及ぼし、親魚の回帰 率の低下につながる。
【0004】 本願は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、そ の目的とするところは、次のようなことのできるものを提供しようとするもので ある。 すなわち、本願のものは、硬質塩化ビニール製の下網受と軟質塩化ビニール製 のヒレとに構成することで、軟質塩化ビニール製のヒレは水槽内の水圧変化によ り、その槽の膨らみが発生しても自在に水槽壁面になじむように工夫したもので ある。
【0005】
上記目的を達成するために、本考案のものは下記のようになるものである。 すなわち、本願のものは、ボックス型孵化槽2に対して着脱自在に構成された 下網本体1Aの外周辺に当該ボックス型孵化槽2の内壁に対してパッキンの作用 を有する軟質のヒレ1Bを添設せしめたさけます孵化槽用下網である。 また、ボックス型孵化槽がアトキンス式増収型の孵化槽の場合にも適用できる 。
【0006】
実施例について図面を参照して説明する。 1は本案のさけます孵化槽用下網で、公知の所謂ボックス型孵化槽2に対して 着脱自在に構成された硬質塩化ビニールで構成された下網本体1Aと、この下網 本体1Aの外周辺に添設された軟質塩化ビニール製のヒレ1Bとから構成されて いる。 この軟質のヒレ1Bは、当該ボックス型孵化槽2の内壁に対してパッキンの作 用を有することになる。 なお、この下網本体1Aは、平面方形の硬質塩化ビニール板1A1に長穴1A 2が所定開口率で開設されている。 この下網本体1A自体は公知のもので、長穴1A2の寸法は幅3.5mm、長 さ7mm程度のものとなっている。そして、当然ボックス型孵化槽2に対して着 脱自在に構成されている。
【0007】 また、ヒレ1Bの構成は、下網本体1Aの外周に嵌着固定する硬質塩化ビニー ルによる挟持部材1B1と、この挟持部材の上面に先端に行くほど上方に位置す るよう傾斜した状態で添設されたヒレ体1B2とから構成されている。 ボックス型孵化槽2の構成は、底部2Aと底部の4辺に起立連設された前後壁 2B,2Cと左右壁2D,2Eで構成され、この孵化槽2内の後方部分には後壁 2Cと平行な状態でせき板2Fが張設され、これにより当該孵化槽2内は、前方 部分2Hと後方部分2Gに区分され、さらに、前壁2Bの上方部分には上網2I を介して排水部2Jが形成されている。 そして、せき板2Fの下端部分には流通路2F1が形成されていると共に、前 方部分2Hの底部には下網受台2H1が設けられている。 この下網受台2H1上に上記さけます孵化槽用下網1が装着されることになる 。
【0008】 なお、ボックス型孵化槽2は水産庁式サケ、マス養殖槽〜ボックス型孵化器を 例に説明した。 また、養殖槽としては、ボックス型孵化槽2のほかに、図7,図8の如く水産 庁式サケ、マス養殖槽〜アトキンス式増収型のもの3があるが、このものにも当 然下網3Aが使用されている。 この下網3Aにも上記ヒレ1Bと同一構成のヒレ(図示略)を取付けることが できるのは当然である。
【0009】 本考案のものは下記のように作用する。 軟質塩化ビニール製のヒレは水槽内の水圧変化により、その槽の膨らみが発生 しても自在に水槽壁面になじむことになる。
【0010】
本考案は、上述の通り構成されているので次に記載する効果を奏する。 本願のものを使用することにより、水槽壁面と下網(卵受網)との間に空間が できないので、生卵がはさまれたり、落下しないので、死卵発生を抑えることが できる。 また、上述のように水槽壁面と下網(卵受網)との間に空間ができないので、 水の流れや速さなどの所謂変流現象を防止することができる。
【図1】使用状態の全体の1部を切り欠いた斜視図であ
る。
る。
【図2】同上の縦断面図である。
【図3】さけます孵化槽用下網の要部拡大斜視図であ
る。
る。
【図4】ヒレの作用を説明する要部拡大縦断面図であ
る。
る。
【図5】ヒレの作用を説明する要部拡大縦断面図であ
る。
る。
【図6】ヒレと下網本体との関係を説明する拡大斜視図
である。
である。
【図7】アトキンス式増収型の孵化槽の平面図である。
【図8】同上の縦断面図である。
1 さけます孵化槽用下網 1A 下網本体 1B ヒレ 1B1 挟持部材 1B2 ヒレ体 1A1 硬質塩化ビニール板 1A2 長穴 2 ボックス型孵化槽
Claims (2)
- 【請求項1】 ボックス型孵化槽(2)に対して着脱自
在に構成された下網本体(1A)の外周辺に当該ボック
ス型孵化槽(2)の内壁に対してパッキンの作用を有す
る軟質のヒレ(1B)を添設せしめたことを特徴とする
さけます孵化槽用下網。 - 【請求項2】 ボックス型孵化槽がアトキンス式増収型
の孵化槽である請求項1記載のさけます孵化槽用下網。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP095068U JPH0537057U (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | さけます孵化槽用下網 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP095068U JPH0537057U (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | さけます孵化槽用下網 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0537057U true JPH0537057U (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=14127686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP095068U Pending JPH0537057U (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | さけます孵化槽用下網 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0537057U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0725756U (ja) * | 1993-10-21 | 1995-05-16 | 克巨 大洞 | 増水量型孵化槽 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6355866B2 (ja) * | 1983-01-17 | 1988-11-04 | Tokyo Shibaura Electric Co |
-
1991
- 1991-10-22 JP JP095068U patent/JPH0537057U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6355866B2 (ja) * | 1983-01-17 | 1988-11-04 | Tokyo Shibaura Electric Co |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0725756U (ja) * | 1993-10-21 | 1995-05-16 | 克巨 大洞 | 増水量型孵化槽 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20170231207A1 (en) | Fishing accessory for lures | |
CN206165510U (zh) | 一种渔业养殖网箱 | |
US5906067A (en) | Fish decoy | |
JP3139216U (ja) | 水生生物用吊り下げ式産卵巣 | |
JPH0537057U (ja) | さけます孵化槽用下網 | |
CN208549720U (zh) | 一种用于方形水泥池的收鱼装置 | |
JP2599107Y2 (ja) | 観賞魚水槽用産卵、飼育ケース | |
CN105799871B (zh) | 一种海中捉蟹的方法 | |
CN204409299U (zh) | 一种甲鱼诱捕笼 | |
JP2786901B2 (ja) | 養殖用水槽 | |
US3556052A (en) | Method and means for growing oysters | |
JP2001120110A (ja) | 採卵用養魚水槽 | |
CN208113779U (zh) | 深水立体养殖子母网 | |
CN216492791U (zh) | 一种可调节大小的繁殖隔离盒 | |
KR200311179Y1 (ko) | 낚시용 공기 부력 추 | |
JPS5812607Y2 (ja) | あわびの稚貝育成網かご | |
CN219741580U (zh) | 一种矩形内填式波浪面牡蛎壳鱼类保育礁 | |
US20020104251A1 (en) | Topwater fishing lure | |
CN211793867U (zh) | 一种带有触须的龙虾形仿生鱼饵 | |
JP2022185791A (ja) | 水槽用蓋及びそれを備える水槽 | |
CN208768740U (zh) | 适用于淡水湖库及河道水生生境构造的避敌型人工鱼礁 | |
JPH0880138A (ja) | 甲殻類の養殖具 | |
CN206547670U (zh) | 一种具有流动效果的软质鱼饵 | |
JPH0122464Y2 (ja) | ||
JP3022455U (ja) | 魚の就餌寄せ具 |