JPH053696A - 圧延ミルモータの過負荷出力表示警報装置 - Google Patents

圧延ミルモータの過負荷出力表示警報装置

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JPH053696A
JPH053696A JP3180428A JP18042891A JPH053696A JP H053696 A JPH053696 A JP H053696A JP 3180428 A JP3180428 A JP 3180428A JP 18042891 A JP18042891 A JP 18042891A JP H053696 A JPH053696 A JP H053696A
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JP
Japan
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output
overload
circuit
signal
alarm
Prior art date
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Pending
Application number
JP3180428A
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English (en)
Inventor
Sumio Ueda
田 澄 夫 上
Nobukore Motoe
江 信 是 本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON KOSHUHA KOGYO KK
Nippon Koshuha Steel Co Ltd
Original Assignee
NIPPON KOSHUHA KOGYO KK
Nippon Koshuha Steel Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 トリップが発生しない範囲で過負荷保護装置
の出力を確認しながら、過負荷保護装置の出力が一定値
以上にならないことを確認できるようにしたミルモータ
の過負荷出力表示警報装置を提供する。 【構成】 温度上昇値に基づいてタイマを作動させ、タ
イマ出力と基準信号との比較からトリップ信号を得る過
負荷保護回路1と、タイマ出力を増幅する増幅回路3
と、アナログ信号からディジタル信号にするA/D変換
回路4と、その出力信号により過負荷出力を表示する過
負荷出力表示手段5と、過負荷出力が警報設定手段の警
報設定値以上になるか否かを判断する過負荷出力判断手
段6と、過負荷出力判断信号に基づいて警報器を作動さ
せるリレ−回路9とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧延ミルモ−タの過負荷
出力に基づいて表示及び警報する過負荷出力表示警報装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】これまでは、圧延ミルモータを保護する
保護装置として、OSR(過回転保護装置),OVR
(過電圧保護装置),OCR(過電流保護装置),OL
R(過負荷保護装置)などを用いて、圧延ミルモータを
保護してきた。これらの保護のうち、OSR,OVR,
OCRなどは、各計器を監視することにより容易に動作
を確認することができる。
【0003】しかし、OLR(過負荷保護装置)は、ミ
ルモータに流れる電流とその時間(=発生する熱量)
と、冷却により発散していく熱量との差を求め、一定以
上の温度に達した場合モータ保護のため停止(トリップ
と呼ぶ)させる機構になっており、その動作をオペレー
タが確認したり、また、トリップを予測することが困難
であった。このため、従来、OLR(過負荷保護装置)
の作動によるトリップをしばしばひきおこし、熱鋼を咬
み込んだ状態で圧延ミルモータを急停止させることにな
り、この処置に時間がかかり、生産能力が低下してしま
うという不都合があった。そこで、これまでは、トリッ
プを防止するために、圧延ミルモ−タの回転数を下げて
対応してきたが、完全にトリップを防止することができ
ないだけでなく、圧延能率の低下が生じるなどの不都合
があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、線
材等の圧延において,圧延ミルモ−タの能力を極限まで
引き出すことによる圧延速度のアップによって圧延生産
設備の極限まで利用することにより、トリップが発生し
ない範囲で過負荷保護装置の出力を確認しながら、過負
荷保護装置の出力が一定値以上にならないことを確認し
て,生産能率の向上が図れるようにしたミルモ−タの過
負荷出力表示警報装置を提供することを目的とするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として本発明は、過負荷保護装置の温度上昇値に
基づいてタイマを作動させてタイマ出力を得ると共に、
タイマ出力と基準信号の比較からトリップ信号を得る過
負荷保護回路と、過負荷保護回路のタイマ出力を増幅す
る増幅回路と、増幅回路の増幅出力信号をアナログ信号
からディジタル信号にするA/D変換回路と、A/D変
換回路で変換された出力信号により過負荷出力を表示す
る過負荷出力表示手段と、A/D変換回路の出力信号と
警報設定手段により過負荷出力が前記警報設定値以上に
なるか否かを判断する過負荷出力判断手段と、過負荷出
力判断手段からの過負荷出力判断信号に基づいて警報器
を作動させるリレ−回路とから成るものである。
【0006】
【作用】過負荷保護回路では、温度上昇値を求めて圧延
ミルモ−タの温度上昇の許容範囲を越えないようにする
過負荷保護装置の,出力電圧値に基づいてタイマを作動
させてタイマ出力を得ると共に、タイマ出力と基準信号
の比較からトリップ信号を得る。増幅回路では、過負荷
保護回路内のタイマ回路のタイマ出力を増幅した後、A
/D変換回路で増幅された出力信号をアナログ信号から
ディジタル信号に変換する。また、過負荷出力表示手段
では、A/D変換回路で変換された出力信号により,過
負荷出力を表示して、視覚により過負荷出力を迅速かつ
確実に認識することができる。一方、過負荷出力判断手
段では、A/D変換回路の出力信号と警報設定手段によ
って過負荷出力が警報設定値以上になるか否かを判断
し,警報設定値を越える場合にリレ−回路を動作させ、
過負荷出力判断手段からの過負荷出力判断信号により警
報器を作動させ、警報を鳴動させることにより、過負荷
出力が警報ラインにあることを認識させることができ
る。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施例を示すブロック図であ
る。図1において、過負荷保護装置(Over Load Relay
=OLR)1は、入力インタ−フェ−スである入力部1
a、入力電流等よりジュ−ル熱を求める比例回路1b、
熱時定数を求める熱時定数回路1c、基準温度に達する
までの時間を設定するタイマ回路1d、設定電圧101(圧
延ミルモ−タ2のトリップが生じるトリガ−ラインであ
る過負荷保護装置(OLR)出力電圧が略3.5V) とタイ
マ回路出力102 からトリップ信号100 を得る比較器1e
及び出力インタ−フェ−スである出力部1fから主に構
成される。過負荷保護装置(OLR)回路1は圧延ミル
モ−タ2と接続して、圧延ミルモ−タ2を過負荷から保
護することにより、圧延ミルモ−タ2にこもる熱が一定
値以上にならないようにすると共に、巻線を被覆等する
絶縁体の劣化により過熱、焼損を防止する。
【0008】また、OLR回路1のタイマ回路1dの出
力側は、増幅器3の一方の入力端子と接続される。増幅
器3の他方の入力端子は、コンデンサCを経て電源回路
8の入力側8aに接続される。 電源回路8の出力側8
bは、A/D変換部4の入力側に接続され、電源回路8
の出力側8cがコンパレ−タ6の入力側に接続されて、
A/D変換部4とコンパレ−タ6に一定作動電圧が供給
される。一方、増幅器3の出力側は A/D変換部4の
の入力側に接続され、増幅されたタイマ出力103 をアナ
ログ信号からディジタル信号に変換する。 A/D変換
部4の一方の出力側は、表示器5に接続され、圧延ミル
モ−タ2に付与されるOLR出力電圧を表示する。図1
は、表示器5のOLR出力電圧が3.15V で、OLRトリ
ガライン(OLR出力電圧3.5V) に近づいていることを
示す。
【0009】また、図2は出力電圧(V)と時間(秒)
との関係を示す具体的な例を示す図である。図2におい
て、Aは3.5 V ライン、Bは3.45V ラインを示す図で、
OLR出力電圧の警報ラインおよび警報ラインに近ずい
ていることを示すラインである。CはOLR出力電圧が
3.15V 、DはOLR出力電圧が2.03V であることを示す
ものである。A/D変換部4の他方の出力側は、コンパ
レ−タ6に接続され、予め警報設定スイッチ7で警報ラ
インを設定し、警報設定スイッチ7からの警報ライン信
号104 とA/D変換出力105 を比較する。コンパレ−タ
6の出力側は、リレ−回路9の一方の入力側と接続さ
れ、リレ−回路9の他方の入力側は前記増幅回路3の他
方の入力側に接続される。また、リレ−回路9の出力側
は、警報器10に接続され、コンパレ−タ6の出力に基
づいてリレ回路9を作動させ、該リレ−回路9の作動に
より警報器10を作動させ、警報を雷動させる。従っ
て、本実施例では、トリップが発生しない範囲でOLR
回路1の出力を確認しながら、OLR回路1の出力が一
定値以上にならないことを確認することにより、生産能
率及び品質の向上が図れるだけでなく、万が一、OLR
回路1の出力が一定値以上になった場合には、警報器1
0を作動させることにより監視者に迅速に異常を認識さ
せることができる。
【0010】次に、図3は本発明の別の実施例のブロッ
ク図を示すもので、図1の構成と同一の構成については
同一の符号を付し、ここでは詳細な説明を省略する。こ
の実施例では、増幅器3の入力側にはOLR回路1のタ
イマ回路1dの出力のみが入力する。 20はコンパレ
−タ6の基準電圧110 を設定する設定部である。コンパ
レ−タ6では、基準電圧110 とA/D変換部4の出力10
5 に基づいて比較を行い、コンパレ−タ6の出力に基づ
いてリレ−回路9を作動させ、この動作に連動して警報
器10を作動させ、OLR回路1の出力に異常があるこ
とを監視者に速やかに認識させる。上記実施例では、表
示器5と警報器10を用いたが、これのみに限定される
ものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれ
ば、どのようなものでもよいことは言うまでもない。
【0011】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、線材等
の圧延において,トリップが発生しない範囲でOLR回
路の出力を確認しながら、OLR回路の出力が一定値以
上にならないことを確認することにより、生産能率及び
品質の向上が図れるようにすることができ、また万一、
OLR回路の出力が一定値以上になった時には、警報器
を作動させることにより監視者に迅速にOLRトリップ
が生じていることを認識させることができるミルモ−タ
の過負荷出力表示警報装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】出力電圧(V)と時間(秒)との関係を示す具
体的な例を示す図である。
【図3】本発明の別の実施例のブロック図である。
【符号の説明】
1 OLR回路 1a 入力部 1b 比例回路 1c 熱定数回路 1d タイマ回路 1e 比較回路 1f 出力部 2 圧延ミルモ−タ 3 増幅器 4 A/D変換部 5 表示部 6 コンパレ−タ 7 警報設定スイッチ 8 電源部 9 リレ−回路 10 警報器 20 設定部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 流れる電流と時間から温度上昇値を求め
    て圧延ミルモ−タの温度上昇の許容範囲を越えないよう
    にする過負荷保護装置の,前記温度上昇値に基づいてタ
    イマを作動させてタイマ出力を得ると共に、タイマ出力
    と基準信号の比較からトリップ信号を得る過負荷保護回
    路と、前記過負荷保護回路の前記タイマ出力を増幅する
    増幅回路と、前記増幅回路の増幅出力信号をアナログ信
    号からディジタル信号にするA/D変換回路と、前記A
    /D変換回路で変換された出力信号により過負荷出力を
    表示する過負荷出力表示手段と、 前記A/D変換回路
    の出力信号と警報設定手段とによって前記過負荷出力表
    示手段の過負荷出力が前記警報設定手段の警報設定値以
    上になるか否かを判断する過負荷出力判断手段と、前記
    過負荷出力判断手段からの過負荷出力判断信号に基づい
    て警報器を作動させるリレ−回路とから構成されること
    を特徴とする圧延ミルモ−タの過負荷出力表示警報装
    置。
JP3180428A 1991-06-26 1991-06-26 圧延ミルモータの過負荷出力表示警報装置 Pending JPH053696A (ja)

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JPH053696A true JPH053696A (ja) 1993-01-08

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ID=16083085

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JP3180428A Pending JPH053696A (ja) 1991-06-26 1991-06-26 圧延ミルモータの過負荷出力表示警報装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100486025B1 (ko) * 1998-06-29 2005-07-18 현대중공업 주식회사 철강 압연 라인의 모터 구동 제어 방법.

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5976868A (ja) * 1982-10-26 1984-05-02 Showa Denko Kk 溶射用マスク
JPH0284086A (ja) * 1988-06-22 1990-03-26 Siemens Ag 電動機の制御装置および始動・制御装置

Patent Citations (2)

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