JPH0536851A - レーザマーカ装置 - Google Patents

レーザマーカ装置

Info

Publication number
JPH0536851A
JPH0536851A JP19047191A JP19047191A JPH0536851A JP H0536851 A JPH0536851 A JP H0536851A JP 19047191 A JP19047191 A JP 19047191A JP 19047191 A JP19047191 A JP 19047191A JP H0536851 A JPH0536851 A JP H0536851A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
converging lens
laser
workpiece
condenser lens
gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19047191A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Magota
正志 孫田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Yamaguchi Ltd
Original Assignee
NEC Yamaguchi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Yamaguchi Ltd filed Critical NEC Yamaguchi Ltd
Priority to JP19047191A priority Critical patent/JPH0536851A/ja
Publication of JPH0536851A publication Critical patent/JPH0536851A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】レーザマーキング時の被加工物表面の照射点の
大きさをコントロールし、マーキング文字及び記号の線
幅を任意に変える。 【構成】レーザ射出口に設けられた集光レンズ取付部1
3の下面に集光レンズ7を固定し、側面の外周に歯車1
7を固定する。集光レンズ取付部13はレーザ射出部1
8にねじを介して組込まれている。歯車17はロータリ
エンコーダー10と接続されたサーボモーター9の回転
軸に固定された歯車8と接続される。ロータリエンコー
ダー10で制御されたサーボモーター9の回転は、歯車
8および歯車17を経て集光レンズ取付部13を回転さ
せ、集光レンズ7を上下させる。この上下動作により、
集光レンズ7から被加工物12の表面までの距離が変わ
り、レーザ発振端1から出たレーザ光線3がスキャニン
グユニット16を経て集光レンズ7を通れば、任意に被
加工物12の表面での照射点の大きさを変えることが可
能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ光線によりIC
パッケージ等の被加工物表面に文字及び記号をマーキン
グするレーザマーカ装置に関し、特に異なった線幅の文
字及び記号をマーキングする線幅可変機構を備えたレー
ザマーカ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のレーザマーカ装置は、レ
ーザ光線発振端から出たレーザ光線をスキャニングユニ
ット内のガルバノメータ型ミラーで反射させ、レーザ光
線射出口に固定された集光レンズを経て被加工物表面へ
照射する。この照射点をガルバノメータ型ミラーの動作
により被加工物表面を移動させて溝加工し、文字及び記
号をマーキングする方式となっていた。集光レンズの位
置は固定となっており、集光レンズを通過した被加工物
表面の照射点の大きさは、常に一定であった。したがっ
て、この一定の大きさの照射点を移動させて溝加工した
線の線幅も常に一定であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のレーザ
マーカ装置では、集光レンズをレーザ光線射出口に固定
している為、集光レンズから被加工物表面までの距離は
一定となり、照射点の大きさも常に一定であった。この
照射点を移動させてマーキングした文字及び記号の線幅
は任意に変更できず、小さなマーキング文字及び記号で
は隣接した線が重なり、文字及び記号の識別が出来ない
という問題点があった。
【0004】また、大きな文字,記号をマーキングする
場合は、くり返しレーザ光線を照射し線幅を作らなけれ
ばならず、これによって得られる線幅はレーザの直径の
整数倍となった。整数倍以外の幅を作ろうとすると、照
射点を重ねて2段加工を行う必要があったが、この場
合、加工深さは1回の照射の2倍になるため深く掘りす
ぎ、ICのパッケージ表面のマーキングでは、パッケー
ジ内部にあるIC配線用金線を切断する等、品質上の問
題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のレーザマーカ装
置は、レーザ光線射出部に設けられた集光レンズの上下
動を行なう機構を有し、この集光レンズの上下動作機構
には、集光レンズの位置を装置制御系へフィードバック
するロータリエンコーダーが設けられ被加工物表面から
集光レンズまでの距離を変化させて被加工物表面のレー
ザ光照射点の大きさをコントロールする線幅可変機構を
備えている。
【0006】
【作用】図2に示すように、集光レンズ7を上下動作さ
せることにより被加工物12の表面から集光レンズ7ま
での距離を変化させると、レーザ光線3の照射点11の
大きさはその距離に応じて変化する。その照射点11を
レーザ発振端と集光レンズ7との間に設けたスキャニン
グユニットにより移動させることによって、任意な幅の
線を描くことが出来る。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の実施例1の構成図である。また、図
2は図1の線幅可変機構部の動作説明図で、同図
(a),(b)はそれぞれ拡大斜視図である。レーザ発
振端1の発振口2から出たレーザ光線3を、スキャニン
グユニット16内の光軸調整ミラー4を経て、X軸調整
ガルバノメータ型反射ミラー5とY軸調整ガルバノメー
タ型反射ミラー6の動作により反射させる。ねじ加工し
た集光レンズ取付部13の下面に集光レンズ7を固定
し、その側面の外周に歯車17を固定し歯車8と接続さ
せる。集光レンズ取付部13はレーザ射出部18にねじ
を介して組み込まれている。歯車8はサーボモーター9
の回転軸に固定され、ロータリーエンコーダー10でサ
ーボモーター9の回転数及び回転方向を制御し、その回
転は歯車8を経て歯車17へ伝達される。歯車17の回
転により、集光レンズ取付部13がねじ溝に沿って上下
し、それに固定され集光レンズ7も同様に上下動作す
る。したがって、集光レンズ7と被加工物12の表面と
の距離が変化する為、スキャニングユニット16から出
たレーザ光線3がこの集光レンズ7を通れば、図2
(a),(b)に示すように、被加工物12の表面での
照射点11の大きさが任意に決定できる。この任意に大
きさを決定した照射点11をスキャニングユニット16
で移動させれば、自由な線幅の文字及び記号をマーキン
グすることが可能となる。
【0008】図3は本発明による実施例2の線幅可変機
構の動作説明図で、同図(a),(b)はそれぞれ拡大
斜視図である。サーボモーター9にボールねじ軸14を
連結し、集光レンズ7を固定し、その側面にボールねじ
軸14とかみ合うボールねじナット15を固定する。そ
してボールねじナット15の中にボールねじ軸14をか
み合わせる。実施例1と同様にサーボモーター9を動作
させ、ボールねじ軸14を回転させる。この回転により
ボールねじナット15が上下する為、集光レンズ取付部
13及びこれに固定した集光レンズ7も同様にボールね
じ軸14に沿って上下動作する。これにより、被加工物
12の表面から集光レンズ7までの距離が変化する為、
実施例1と同様に、照射点11の大きさが変わり、任意
な線幅の文字及び記号をマーキングすることが出来る。
【0009】図4は本発明により被加工物表面へマーキ
ングを施した文字例を示す拡大図である。任意に大きさ
を決定した照射点をスキャニングユニットで移動させる
ことによって得られる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、集光レン
ズを上下させることにより、被加工物表面と集光レンズ
との距離を変えることができるようにしたので、任意な
線幅の文字及び記号をマーキングすることが出来る。
【0011】したがって、小さな文字及び記号のマーキ
ングでも、その大きさに合った線幅を選択することによ
って、隣接する線どうしの重なりも無くなり、その文字
及び記号の識別が容易となる。また、大きな文字及び記
号のマーキングでも、くり返してレーザ光線を照射した
り、照射点を重ねて2段加工をしなくても良い為、IC
パッケージの深掘りによる品質問題も無くなるという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の構成図である。
【図2】本発明の実施例1の線幅可変機構の動作説明図
で、同図(a),(b)はそれぞれ拡大斜視図である。
【図3】本発明の実施例2の線幅可変機構の動作説明図
で、同図(a),(b)はそれぞれ拡大斜視図である。
【図4】本発明により被加工物表面へマーキングした文
字の拡大図である。
【符号の説明】
1 レーザ発振端 2 レーザ発射口 3 レーザ光線 4 光軸調整ミラー 5 X軸調整ガルバノメータ型反射ミラー 6 Y軸調整ガルバノメータ型反射ミラー 7 集光レンズ 8 歯車 9 サーボモーター 10 ロータリーエンコーダー 11 照射点 12 被加工物 13 集光レンズ取付部 14 ボールねじ軸 15 ボールねじナット 16 スキャニングユニット 17 歯車 18 レーザ射出部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 レーザ発振部とスキャニング部と集光部
    とで構成されるレーザマーカ装置において、前記集光部
    のレーザ光線出射端に設けられた集光レンズを上下させ
    る機構と、被加工物表面から集光レンズまでの距離を変
    化させて被加工物表面のレーザ光照射点の大きさをコン
    トロールする機構とからなる線幅可変機構を備えたこと
    を特徴とするレーザマーカ装置。
JP19047191A 1991-07-31 1991-07-31 レーザマーカ装置 Pending JPH0536851A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19047191A JPH0536851A (ja) 1991-07-31 1991-07-31 レーザマーカ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19047191A JPH0536851A (ja) 1991-07-31 1991-07-31 レーザマーカ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0536851A true JPH0536851A (ja) 1993-02-12

Family

ID=16258669

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19047191A Pending JPH0536851A (ja) 1991-07-31 1991-07-31 レーザマーカ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0536851A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005073783A1 (en) * 2004-01-23 2005-08-11 Gsi Lumonics Corporation System and method for optimizing character marking performance
KR100746209B1 (ko) * 2006-07-18 2007-08-03 주식회사 한광옵토 레이저 패터닝 장치
CN105823501A (zh) * 2016-06-01 2016-08-03 河北大唐激光科技有限公司 编码器固定装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005073783A1 (en) * 2004-01-23 2005-08-11 Gsi Lumonics Corporation System and method for optimizing character marking performance
KR100746209B1 (ko) * 2006-07-18 2007-08-03 주식회사 한광옵토 레이저 패터닝 장치
CN105823501A (zh) * 2016-06-01 2016-08-03 河北大唐激光科技有限公司 编码器固定装置
CN105823501B (zh) * 2016-06-01 2018-03-02 河北大唐激光科技有限公司 编码器固定装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4218209B2 (ja) レーザ加工装置
US4687901A (en) Machine tool for cutting or the like
US4160894A (en) Method and apparatus for the focal form cutting of a moving web of material by a laser beam
DE102018002960B4 (de) Laserbearbeitungssystem mit messfunktion
US7089836B2 (en) Hale-machining method and apparatus
US3037888A (en) Method of cutting
US4972798A (en) Drawing machine
US5587094A (en) Laser marking apparatus
JP2000202655A (ja) レ―ザ―マ―キング装置
JPH0647575A (ja) 光走査型レーザ加工機
JPH04327394A (ja) 光移動型レーザ加工機
US4128297A (en) Variable lead optical tracing machine with scanning and vari-focal lens
JP2001225183A (ja) レーザ加工光学装置
JPH0536851A (ja) レーザマーカ装置
TW201511875A (zh) 雷射加工機
JPH0757427B2 (ja) レーザ切断加工機
CN209754275U (zh) 一种基于视觉伺服的二维激光雕刻机
JPS6320638B2 (ja)
JPH05169286A (ja) レーザ目盛付け装置
CN115255652A (zh) 用于激光雕刻机的多角度激光发射自适应控制方法及装置
JPH09308983A (ja) レーザ加工装置
US4238673A (en) Variable lead device for circular scan tracers
JPH05216516A (ja) レーザ加工機
JP2686814B2 (ja) バイトの芯高調整法
JP2005313204A (ja) レーザ孔形成装置、レーザ加工装置及びレーザ孔形成方法