JPH053640Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH053640Y2
JPH053640Y2 JP1987196396U JP19639687U JPH053640Y2 JP H053640 Y2 JPH053640 Y2 JP H053640Y2 JP 1987196396 U JP1987196396 U JP 1987196396U JP 19639687 U JP19639687 U JP 19639687U JP H053640 Y2 JPH053640 Y2 JP H053640Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stage
elevating
lifting
guide pipe
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987196396U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0198866U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987196396U priority Critical patent/JPH053640Y2/ja
Publication of JPH0198866U publication Critical patent/JPH0198866U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH053640Y2 publication Critical patent/JPH053640Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmission Devices (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は劇場とかパーテイホール等において使
用される昇降ステージの昇降機構に関する。
(ロ) 従来の技術 従来の昇降ステージの昇降機構としては、第7
図乃至第9図に示すものが挙げられる。
すなわち、第7図に示す昇降機構はシザーズ式
とよばれるもので、交差するごとく配置された第
1、第2のリンク1,2を備えており、第1のリ
ンク1は親迫り3の下面にヒンジ4を介して回動
自在に連結されていると共にピツト5の底面にロ
ーラ6を介して接している。
一方、第2のリンク2は親迫り3の下面にロー
ラ6を介して接していると共に、ピツト5の底面
にヒンジ4を介して回動自在に連結されている。
また、第1のリンク1とピツト5の底面との間
にはジヤツキ7が配設されており、該ジヤツキ7
の昇降動作によつて親迫り3及びこれの上方に配
置された子迫り(昇降ステージ)8を昇降させる
ようになつている。
また、第8図の昇降機構はラムダ式とよばれる
もので、昇降ステージ9の下面に連結されかつピ
ツト5の底面にローラ6を介して接している一対
のリンク10,11を備えており、該リンク1
0,11はこれに対応して配設された一対のジヤ
ツキ12,13の昇降動作によつてピツト5の底
面を左右に摺動し、これによつて昇降ステージ9
を昇降させるようになつている。
さらに、第9図の昇降機構は直上げ式とよばれ
るもので、ピツト5内に埋設された一対のジヤツ
キ14,15のロツド14a,15aが昇降ステ
ージ16の下面に直接連結されており、該ジヤツ
キ14,15の昇降動作によつて昇降ステージ1
6を昇降させるようになつている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上述したシザーズ式、ラムダ式
の昇降機構は、リンク機構を介して親迫り3,子
迫り(昇降ステージ)8及び昇降ステージ9を昇
降させるようにしているため、昇降ステージ9自
体が小さいと格納高さに対するストローク比率を
大きく取ることができないという欠点があつた。
一方、直上げ式の昇降機構は、ジヤツキ14,
15によつて昇降ステージ16を直接駆動するよ
うにしているため、格納高さに対するストローク
比率は大きく取ることができるが、ジヤツキ1
4,15のシリンダ14b,15bをピツト5内
に埋込まなければならず、そのための工事が面倒
であるという欠点があつた。
本考案の目的は上述した欠点に鑑みなされたも
ので、昇降ステージの大きさに関係なく格納高さ
に対するストローク比率を大きくすると共に、ピ
ツト内への埋込み工事をなくすことができる昇降
ステージの昇降機構を提供するにある。
(ニ) 問題点を解決するための手段 上記目的を達成する為に、本考案の昇降ステー
ジの昇降機構は、ピツト底面に固定された取付け
ベースと、この取付ベースに取付けられたテレス
コープ状に伸縮可能なガイドパイプ部を有する複
数の多段式ねじジヤツキと、この多段式ねじジヤ
ツキの上面に配置固定された昇降ステージに固定
され且つ前記多段式ねじジヤツキを昇降駆動する
電動機とを備えるようにしたのである。
(ホ) 作用 このように本考案に係る昇降機構は多段式ねじ
ジヤツキを用いているため、シザーズ式、ラムダ
式の昇降機構のように、昇降ステージの大きさに
影響を受けることなく、格納高さに対するストロ
ーク比率を大きく取ることができる。
また、値上げ式であるが、多段式ねじ構造であ
るため、ピツト内に埋込むことを行わなくてもよ
い。
(ヘ) 実施例 以下、図に示す実施例を用いて本考案の詳細を
説明する。
第1図は本考案に係る昇降ステージの昇降機構
に一実施例を示す正面図、第2図は第4図を−
線方向から見たときの概略平面図、第3図は同
昇降機構に要部分解斜視図である。
ピツト20の底面20aには取付けベース21
がアンカーボルト(図示せず)を介して固定され
ている。この取付けベース21は第3図から明ら
かなように直方体形状となつており、その両側面
の両端側には支持ブラケツト22が固定されてい
る。この支持ブラケツト22には多段式ねじジヤ
ツキ23がボルト(図示せず)によつて連結固定
されている。
すなわち、多段式ねじジヤツキ23は、第4図
及び第5図に示すごとくウオーム減速機A、ねじ
部B、ガイドパイプ部Cとから成つている。
該ねじ部Bは、中心のねじ棒24、中空ねじ筒
25,26、外部ナツトパイプ27から成り、ね
じ棒24はウオーム減速機Aに連結固定してあ
る。
前記中空ねじ筒25,26は、その外面の全長
にわたりねじSが、またその内面上部には部分的
にねじS′が切つてあり(第6図参照)、中空ねじ
筒25の内面ねじS′はねじ棒24の外面ねじS
に、また中空ねじ筒26の内面ねじS′は同筒25
の外面ねじSにそれぞれ螺合している。
外部ナツトパイプ27は内面上部にねじS′が切
つてあり、前記中空ねじ筒26の外面ねじSに螺
合している。
また、各ねじの端末にはそれぞれストツパを設
けてねじの食い込みを防止してある。
前記ガイドパイプ部Cは、互いに摺動可能に嵌
合した複数のガイドパイプ28〜31によつてテ
レスコープ状に伸縮可能に構成されており、ガイ
ドパイプ28はビス32によつてウオーム減速機
Aにその上端を固定連結し、下端にはガイドパイ
プ29の内面で案内されるガイドシユー33を設
けてある。
また、ガイドパイプ29,30の内面上端と外
面下端には、ガイドシユー34,36及びガイド
シユー35,37が設けてあり、それぞれのガイ
ドパイプの対向内外面を摺動するようにしてあ
る。
ガイドシユー38を設けたガイドパイプ31
は、外部ナツトパイプ27と接続ピース39を介
して溶接接合してあり、ガイドパイプ31の外面
には、前記支持ブラケツト22にボルト止め固定
される取付金具40が溶着してある。
尚、41は駆動用の入力軸である。
この入力軸41は、第2図に示すようにドライ
ブシヤフト42、ベベルギアボツクス43内に配
設されたベベルギア43a、ドライブシヤフト4
4及びベベルギアボツクス45内のベベルギア4
5aを介して昇降ステージ46の下面に取り付け
られているブレーキ付電動機47に連結されてい
る。
尚、昇降ステージ46は多段式ねじジヤツキ2
3の上面に配置固定されている。
次に、昇降機構の作用について説明する。ブレ
ーキ付電動機47が回転駆動すると、その回転力
はベベルギア45a、ドライブシヤフト44、ベ
ベルギア43a及びドライブシヤフト42を介し
て4本の多段式ねじジヤツキ23の入力軸41に
伝えられる。
この多段式ねじジヤツキ23は同じ構造となつ
ており、ピツチが同じにしてあるため、4本の多
段式ねじジヤツキ23は同調して昇降し、これに
追従して昇降ステージ46も昇降する。
(ト) 考案の効果 以上説明したように本考案に係る昇降ステージ
の昇降機構によれば、多段式ねじジヤツキにより
昇降ステージを直接昇降させるよう構成している
ため、従来のシザーズ式、ラムダ式の昇降機構に
くらべて昇降ステージの大きさに関係なく、高ス
トロークの昇降動作が可能となつた。
したがつて、格納高さに対するストローク比率
を大きくすることができるという効果を奏する。
更に、本考案は、昇降ステージを支持する複数
の多段式ねじジヤツキがそのガイドパイプの最大
径部側面にて前記取付けベースに固着され、相互
に結合されているために、支持部横剛性が極めて
大きいという効果を奏効するのである。
而も、多段式ねじジヤツキは、取付ベースに固
着された剛性の高いガイドパイプ31と、これに
摺動可能に嵌合したガイドパイプ28〜30とか
らなるテレスコープ状のガイドパイプ部Cを有す
る構成としたために前述のようなステージ支持部
剛性の高さと相俟つてステージ昇降時の横揺れ防
止上極めて大きな効果をも有するのである。 ま
た、直上げ式であるが多段式ねじ構造であり、昇
降時の安定性が得られるので、ピツト内に埋込む
ことを行わなくてもよく、よつて昇降機構の設置
工事を容易に行うことができるという効果も有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る昇降ステージの昇降機構
の一実施例を示す正面図、第2図は第1図を−
線方向から見たときの概略平面図、第3図は同
昇降機構の要部分解斜視図、第4図は多段式ねじ
ジヤツキの一部切欠側面図、第5図は第4図−
線部分の断面図、第6図は作動状態を示す一部
切欠側面図、第7図乃至第9図はそれぞれ従来の
昇降機構を示す概略構成図である。 20……ピツト、21……取付けベース、23
……多段式ねじジヤツキ、46……昇降ステー
ジ、47……ブレーキ付電動機、C……ガイドパ
イプ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピツト底面に固定された取付けベースと、この
    取付ベースに取付けられたテレスコープ状に伸縮
    可能なガイドパイプ部を有する複数の多段式ねじ
    ジヤツキと、この多段式ねじジヤツキの上面に配
    置固定された昇降ステージに固定され且つ前記多
    段式ねじジヤツキを昇降駆動する電動機とを備
    え、前記複数の多段式ねじジヤツキは、ガイドパ
    イプの最大径部側面を前記取付ベースに固着する
    ことにより相互に結合されてなることを特徴とす
    る昇降ステージの昇降機構。
JP1987196396U 1987-12-23 1987-12-23 Expired - Lifetime JPH053640Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987196396U JPH053640Y2 (ja) 1987-12-23 1987-12-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987196396U JPH053640Y2 (ja) 1987-12-23 1987-12-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0198866U JPH0198866U (ja) 1989-07-03
JPH053640Y2 true JPH053640Y2 (ja) 1993-01-28

Family

ID=31487012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987196396U Expired - Lifetime JPH053640Y2 (ja) 1987-12-23 1987-12-23

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH053640Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI20100042A (fi) * 2010-02-05 2011-08-18 Veli-Matti Ilari Jussila Nostolavarakenne
JP6050736B2 (ja) * 2013-11-08 2016-12-21 株式会社コウナン ブロック昇降装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5144460A (en) * 1974-10-14 1976-04-16 Nippon Electric Co Handotaisoshino chokuretsusetsuzokukairo
JPS57910A (en) * 1980-06-03 1982-01-06 Fuji Heavy Ind Ltd Power taking out mechanism of air-cooler for vehicle

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5144460A (en) * 1974-10-14 1976-04-16 Nippon Electric Co Handotaisoshino chokuretsusetsuzokukairo
JPS57910A (en) * 1980-06-03 1982-01-06 Fuji Heavy Ind Ltd Power taking out mechanism of air-cooler for vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0198866U (ja) 1989-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1156613A (en) Telescopic crane boom having rotatable extend/retract screws
US4044902A (en) Aerial lifting equipment
JPH053640Y2 (ja)
CN211444875U (zh) 一种自动升降工作台的升降机构
JP4071521B2 (ja) リフト装置
JPH11255489A (ja) ねじを利用した昇降機構とその動作の制御方法
US5496014A (en) Motorized screw jack assembly
JP2979481B1 (ja) 昇降台
JPS6220930B2 (ja)
DE3902396C2 (ja)
JPH09302968A (ja) 可動床の昇降用小段ステップ
JPS60213698A (ja) リフタ
CN215484517U (zh) 一种可调节高度的房屋建设用脚手架
CN220502620U (zh) 一种可倾式液压升降机
CN221402406U (zh) 一种智慧养老的看护器
RU2210525C1 (ru) Грузовой подъемник
CN215433589U (zh) 一种钢结构立柱加工用升降台
CN218521022U (zh) 一种升降作业平台的防护装置
JP3011891U (ja) ジャッキ
CN220395232U (zh) 一种建筑施工悬挑式移动落料平台
JPH05162992A (ja) 荷重変換昇降駆動機構を備えたx型昇降装置
JP2721144B2 (ja) 鋼管類圧入引抜き装置
JPS5934588Y2 (ja) 伸縮管式除塵機における熊手回動昇降装置
JP2834440B2 (ja) 昇降式机
JP2002106166A (ja) 作業床