JPH0536360Y2 - - Google Patents

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JPH0536360Y2
JPH0536360Y2 JP18007586U JP18007586U JPH0536360Y2 JP H0536360 Y2 JPH0536360 Y2 JP H0536360Y2 JP 18007586 U JP18007586 U JP 18007586U JP 18007586 U JP18007586 U JP 18007586U JP H0536360 Y2 JPH0536360 Y2 JP H0536360Y2
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JP
Japan
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lid
lock pin
screw conveyor
tip
lid body
Prior art date
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Application number
JP18007586U
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JPS6385048U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンバインやハーベスタ等に備えら
れたスクリユーコンベアの蓋体開閉構造に関す
る。
〔従来の技術〕
この種のスクリユーコンベアの掃除口開閉構造
としては、蓋体を閉じ状態に保持する際にボルト
で固定しておくのが一般的であつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、このように蓋体をボルトで固定するも
のは、掃除口を開閉する際にボルトをいちいち着
脱しなければならないために手間がかかる上、オ
ルトを回すための工具を用意しておく必要もあつ
て不便であつた。
本考案はこのような点を考慮し、スクリユーコ
ンベアの掃除口を工具を使用せずとも簡単に開閉
できるようにすることを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するための本考案の特徴構成
は、蓋体の表側に該蓋体の揺動軸芯に直交する方
向にスライド自在に丸軸材からなるロツクピンを
設けると共に、該ロツクピンを蓋体の遊端側に突
出付勢し、筒体には受具を片持ち状に固着して蓋
体の閉じ状態において前記ロツクピンの先端と係
合する孔を穿設すると共に、該受具の外端を延出
し、この延出部が突出状態にあるロツクピンの先
端軌跡と干渉するように構成してある点にあり、
その作用・効果は次の通りである。
〔作用〕
つまり、スクリユーコンベアの筒体に形成され
た掃除口を開放する際は、蓋体の表側に設けられ
たロツクピンを蓋体の基端側にスライドさせて筒
体に片持ち状に固着された受具の孔から先端を抜
き出すと共に、その抜き出した状態を維持し乍ら
蓋体を揺動して開放する。又、掃除口を閉塞する
場合は、蓋体を単に閉じ側に揺動するだけでよ
く、この場合、蓋体を閉じていく途中で突出状態
にあるロツクピンが受具の延出部に斜めに接当
し、蓋体の揺動と共にカム作用で延出部に押し戻
され、孔に位置したときに再び突出付勢されて蓋
体が自動的にロツクされることとなる。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案にとつてスクリユーコン
ベアの掃除口を工具を使用せずとも簡単に開閉で
きるようになつた。その上、受具の延出部をロツ
クピンの押し戻し用のカム面に構成したことによ
つて、ロツクピン自体の先端一側面にカム面を形
成する必要がなくなり、その結果、ロツクピンを
回り止めの不要な丸軸にすることができ、ロツク
ピンを挿通する孔の加工が容易なものとなつた。
因に、ロツクピンにカム面を形成すると、このカ
ム面の向きを受具に対して規制する必要からロツ
クピンを回動不能にする必要があり、例えばロツ
クピンを角軸にするとこれを挿通する孔も角孔と
なり、加工コストが高くなるが、本件では丸孔加
工で安価に製作できるのである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第3図に、穀粒搬出装置1を備えた周知構造の
コンバインが示されている。
前記穀粒搬出装置1は、グレンタンク2底部に
横架された底スクリユーコンベア3と、その終端
側に立設された縦送りスクリユーコンベア4と、
縦送りスクリユーコンベア4の上端に旋回及び起
伏揺動可能に設けられた横送りスクリユーコンベ
ア5とを備えてなるもので、夫々が連動して同時
に作動するようになつている。
前記縦送りスクリユーコンベア4の下部には、
掃除部Aが設けてある。前記掃除部Aは、第1図
及び第2図に示すように、縦送りスクリユーコン
ベア4の筒体6に形成された掃除口7に縦軸芯P
周りで揺動開閉自在な蓋体8を枢支すると共に、
蓋体8の表側に平面視コの字形のブラケツト9を
固着し、該ブラケツト9に前記縦軸芯Pと直交す
る方向にスライド自在なロツクピン10を貫通し
てある。前記ロツクピン10は、丸軸材の先端を
切削して接当用の摺動面10aを形成し、且つ、
後端に把手11を設けてなるもので、ブラケツト
9に介装されたスプリング12によつて蓋体8の
遊端側に突出付勢してある。そして前記筒体6に
縦断面コの字形の受具13を片持ち状に固着し、
蓋体8の閉じ状態において前記ロツクピン10の
先端と係合する孔14を穿設すると共に、該受具
13の外端を孔14より更に延出し、この延出部
13aが突出状態にあるロツクピン10の先端軌
跡と干渉するように構成してある。
従つて、掃除口7を開放する際は、ロツクピン
10の蓋体8の基端側にスライドさせて先端を孔
14から抜き出し、そのまま蓋体8を揺動開放す
る。又、掃除口7を閉塞する際は、蓋体8を閉じ
側に揺動していくことで行える。補足すると、蓋
体8を閉じていく途中に突出状態にあるロツクピ
ン10の摺動面10aが接当し、蓋体8の揺動と
共に延出部13aによるカム作用で基端側へ押し
戻され、孔14に位置したとき、即ち蓋体8が閉
じ状態になつたとき、スプリング12による突出
付勢力によつて再び孔14に突入し、蓋体8が自
動的にロツクされるのである。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るスクリユーコンベアの蓋体
開閉構造の実施例を示し、第1図は横断平面図、
第2図は斜視図、第3図はコンバインの側面図で
ある。 4……スクリユーコンベア、6……筒体、7…
…掃除口、8……蓋体、10……ロツクピン、1
3……受具、P……揺動軸芯。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スクリユーコンベア4の筒体6に形成された掃
    除口7に蓋体8を揺動開閉自在に枢支してあるス
    クリユーコンベアの掃除口開閉構造であつて、前
    記蓋体8の表側に該蓋体8の揺動軸芯Pに直交す
    る方向にスライド自在に丸軸材からなるロツクピ
    ン10を設けると共に、該ロツクピン10を蓋体
    8の遊端側に突出付勢し、筒体6には受具13を
    片持ち状に固着して蓋体8の閉じ状態において前
    記ロツクピン10の先端と係合する孔14を穿設
    すると共に、該受具13の外端を延出し、この延
    出部13aが突出状態にあるロツクピン10の先
    端軌跡と干渉するように構成してあるスクリユー
    コンベアの蓋体開閉構造。
JP18007586U 1986-11-21 1986-11-21 Expired - Lifetime JPH0536360Y2 (ja)

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JP18007586U JPH0536360Y2 (ja) 1986-11-21 1986-11-21

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JPS6385048U JPS6385048U (ja) 1988-06-03
JPH0536360Y2 true JPH0536360Y2 (ja) 1993-09-14

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