JPH0536330A - 押ボタンスイツチ - Google Patents

押ボタンスイツチ

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JPH0536330A
JPH0536330A JP3191967A JP19196791A JPH0536330A JP H0536330 A JPH0536330 A JP H0536330A JP 3191967 A JP3191967 A JP 3191967A JP 19196791 A JP19196791 A JP 19196791A JP H0536330 A JPH0536330 A JP H0536330A
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JP
Japan
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switch
housing
button
pin
disposed
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JP3191967A
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Hiroshi Yokoyama
宏 横山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 押ボタンスイッチの小型化および水中用ハウ
ジングの小型化を図るとともに、押ボタンスイッチのコ
ストダウンを図り、かつ水中用ハウジングの設計自由度
を向上させる。 【構成】 タクトスイッチ5の操作ボタン5Aが、作動
ピン11を介して操作部13により押下されることによ
り、タクトスイッチ5がスイッチング動作される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラを水中で
使用するための水中用ハウジング等への装備に好適な押
ボタンスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラが水中で使用される場合、
ビデオカメラは防水性の水中用ハウジング内に収容され
る。
【0003】この場合、水中用ハウジングには、ビデオ
カメラを操作するための各種押ボタンスイッチが設けら
れ、それらスイッチは耐圧構造が採られている。
【0004】すなわち、単に押ボタンスイッチを設ける
構造では、水圧により押ボタンスイッチが動作してしま
う。
【0005】そこで、外部回転レバーが回転されること
により、マイクロスイッチ(押ボタン式)がスイッチン
グ動作される構造(回転式)、あるいはタクトスイッチ
(押ボタン式)が液体中に設けられ、この液体の圧力に
より水圧に抗するようにした構造が採られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、回転式
のものでは、回転レバーが大きくなるとともに、特別な
機構が必要であるため、内部に占めるスペースも大きく
なり、スイッチが大型になる。
【0007】また、液体中にタクトスイッチを入れる構
造では、経年変化によるスイッチの信頼性に問題がある
とともに、液体が漏れるおそれがあり、加えて製造コス
トが割高になる。
【0008】本発明の目的は、小型化が図れるととも
に、コストの削減が行なえ、かつ水中用ハウジングの設
計自由度の向上が可能な押ボタンスイッチを提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る押ボタンス
イッチは、スイッチ本体5の操作ボタン5A動作方向に
沿って移動可能とされ、スイッチ本体5とともにハウジ
ング1,3内に配設される作動ピン11を備え、作動ピ
ン11を介してスイッチ本体5がスイッチング動作され
る、ことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明に係る押ボタンスイッチでは、操作ボタ
ンの動作方向に沿って移動可能とされた作動ピンを介し
てスイッチ本体がスイッチング動作される。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る押ボタンスイッチの好適
な実施例を、図面に基いて説明する。
【0012】図1において、押ボタンスイッチSでは、
下ハウジング1と上ハウジング3とで形成された空間内
にタクトスイッチ(スイッチ本体)5が配設され、両ハ
ウジング1,3はPOM等で形成されている。
【0013】そして、タクトスイッチ5の操作ボタン5
Aには、作動ピン11が当接されて配設されており、こ
の作動ピン11は、操作ボタン5Aの動作方向(図中上
下方向)に沿って移動可能とされている。
【0014】また、両ハウジング1,3の間には、耐圧
用のスペーサ7(POM等で形成されている)、防水用
のゴム材9が配設され、ゴム材9の上ハウジング3側に
は、ABS等で形成された操作部13が設けられてい
る。
【0015】従って、操作部13が押圧されると、ゴム
材9が押しつぶされて変形し、作動ピン11が操作ボタ
ン5Aを押下するので、タクトスイッチ5がスイッチン
グ動作される。
【0016】そして、水中で操作部13に水圧が作用す
ると、ゴム材9、スペーサ7、作動ピン11にその水圧
が加わるので、作動ピン11の直径を例えば値1.1
〔mm〕に設定すると、水深100〔m〕(水圧10
〔kg/cm2〕)では、値95〔g〕の力が作動ピン
11に作用する。
【0017】そこで、操作ボタン5Aの動作力が、例え
ば260〔g〕のタクトスイッチ5を使用することによ
り、水深100〔m〕の水中においても、タクトスイッ
チ5が水圧で動作することはない。
【0018】そして、図2から理解されるように、押ボ
タンスイッチSは、ビデオカメラBが収納される水中用
ハウジングR(フロントガラスGを有する)に配設され
るRECスタート/ストップスイッチ、ズーム用スイッ
チ、オートフォーカスON/OFFスイッチ等として機
能する。
【0019】この場合、押ボタンスイッチSはケーブル
20を介してリモコン基板Pと接続され、リモコン基板
Pはリモコン端子Qを介してビデオカメラBと接続され
る。
【0020】また、ハウジングRと押ボタンスイッチS
の基部とはシール材となるOリング30を介して当接さ
れるとともに、Eリング40により押ボタンスイッチS
の抜け止めが防止される。
【0021】以上説明したように、この実施例では、作
動ピン11を介して操作ボタン5Aが操作されるので、
押ボタンスイッチSの小型化が可能となり、ハウジング
Rの小型化も可能となる。
【0022】また、構成が簡単であるため、押ボタンス
イッチSの製造コストが廉価になるとともに、ハウジン
グRに占める押ボタンスイッチSのスペースが小さくな
るので、ハウジングRの設計自由度が向上される。
【0023】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。
【0024】図3から理解されるように、この実施例で
は下ハウジング1とスペーサ7との間に板バネ50が設
けられ、この板バネ50の復帰力により、作動ピン11
は常時操作部13方向へ付勢されている。
【0025】従って、板バネ50の復帰力を適宜選択す
ることにより、水深に対応して、タクトスイッチ5の動
作力を設定することができる。
【0026】また、全体の構成は前記実施例と略同様で
あるため、押ボタンスイッチSは小型化が可能となり、
前記実施例と同様の効果を有する。
【0027】
【発明の効果】以上の説明で理解されるように、本発明
に係る押ボタンスイッチでは、操作ボタンの動作方向に
沿って移動可能とされた作動ピンを介してスイッチ本体
がスイッチング動作される。
【0028】従って、スイッチの小型化が可能となると
ともに、信頼性が長期にわたって維持され、かつ製造コ
ストが廉価になる。
【0029】また、スイッチが配設される水中用ハンジ
ングの小型化が可能となるとともに、その設計自由度が
向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る押ボタンスイッチの好適な実施例
の構成図である。
【図2】押ボタンスイッチと水中用ハウジングとの関係
等を示す模式図である。
【図3】他の実施例の構成図である。
【符号の説明】
1 下ハウジング 3 上ハウジング 5 タクトスイッチ 5A 操作ボタン 7 スペーサ 9 ゴム材 11 作動ピン 13 操作部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 スイッチ本体の操作ボタン動作方向に沿
    って移動可能とされ、スイッチ本体とともにハウジング
    内に配設される作動ピンを備え、 作動ピンを介してスイッチ本体がスイッチング動作され
    る、 ことを特徴とする押ボタンスイッチ。
JP19196791A 1991-07-31 1991-07-31 電子機器用筐体 Expired - Fee Related JP3208574B2 (ja)

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Cited By (3)

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EP2051268A1 (en) * 2007-10-19 2009-04-22 Alpha Corporation Pushbutton switch mounting structure
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