JPH0536213Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0536213Y2
JPH0536213Y2 JP10536688U JP10536688U JPH0536213Y2 JP H0536213 Y2 JPH0536213 Y2 JP H0536213Y2 JP 10536688 U JP10536688 U JP 10536688U JP 10536688 U JP10536688 U JP 10536688U JP H0536213 Y2 JPH0536213 Y2 JP H0536213Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side wall
contact
bottom plate
traveling
flaw detector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10536688U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0227564U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10536688U priority Critical patent/JPH0536213Y2/ja
Publication of JPH0227564U publication Critical patent/JPH0227564U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0536213Y2 publication Critical patent/JPH0536213Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、探傷子を底板と同底板に直交した側
壁との隅角溶接部に沿い移動させて、同溶接部を
走査する探傷子走査装置に関するものである。
(従来の技術) 巨大なドラム缶のような外観を有するLNG貯
槽タンクは、その底板と側壁との隅角部が溶接さ
れている。この溶接線の長さは、100〜200m以上
に達して、タンクの建設時には、溶接部の健全性
を確保するために、作業員により目視、磁気探
傷、浸透探傷等の非破壊検査が行われている。こ
のとき、非破壊検査の能率を高めるため、溶接部
の表面が滑らかな局面になるように仕上げられて
いる。そして、全長が数cm〜十数cmの単位で検査
される。
(考案が解決しようとする課題) 従来は前記のように100〜200m以上に達する
LNG貯槽タンクの溶接線を作業員による目視、
磁気探傷、浸透探傷等により検査しているので、
多数の作業員と多くの時間とを必要として、検査
に要する費用が嵩む。また作業員による検査のた
め、検査結果を記録しておくことができないとい
う問題があつた。
本考案は前記の問題点に鑑み提案するものであ
り、その目的とする処は、溶接部の検査を自動化
できて、検査に要する費用を低減できる。また検
査結果を記憶しておくことができる探傷子走査装
置を提供しようとする点にある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案は、探傷子
を底板と同底板に直交した側壁との隅角溶接部に
沿い移動させて、同溶接部を走査する探傷子走査
装置において、走行台車と同走行台車に着脱自在
に取付けた探傷ユニツトとを有し、前記底板に接
触する複数個の接触ローラと前記側壁に接触する
複数個の接触ローラと同各接触ローラを駆動する
モータとを同走行台車に取付け、上記底板に接触
する各接触ローラのうち、側壁から遠い方の接触
ローラの直径を側壁に近い方の接触ローラの直径
よりも大きくしている。
(作用) 本考案の探傷子走査装置は前記のように構成さ
れており、例えばLNG貯槽タンクの底板と側壁
との隅角溶接部(溶接線)を検査する場合、底板
側走行台車の接触ローラを底板に接触させ、側壁
側走行台車の接触ローラを側壁に接触させ、次い
で底板側走行台車のモータ及び側壁側走行台車の
モータを起動し、底板側走行台車の接触ローラ及
び側壁側走行台車の接触ローラを回転させて、底
板側走行台車及び側壁側走行台車を隅角溶接部に
沿い移動させる。このとき、底板側走行台車の各
接触ローラのうち、側壁から遠い方の接触ローラ
の直径を側壁に近い方の接触ローラの直径よりも
大きくしているので、走行台車の全体に側壁方向
への押付力が発生し、走行台車の全体が側壁の方
に寄つて、隅角溶接部から外れずに移動する。ま
たこのとき、探傷ユニツトのモータを起動して、
探傷子を同モータの回転中心軸線を中心に回転、
移動させ、同探傷子を隅角溶接部に押し付けて、
同隅角溶接部の探傷検査を行う。
(実施例) 次に本考案の探傷子走査装置を第1図乃至第6
図に示す一実施例により説明すると、第1,2,
5,6図の32が底板、31が同底板32に直交
した側壁、3が同底板32と同側壁31との隅角
溶接部(溶接線)、1a,1b及び1c,1dが
走行台車、11が同走行台車1a〜1dを一体的
に組み付けたフレーム、121が上記走行台車1
aに取付けたパルスモータ、161が同パルスモ
ータ121に取付けたエンコーダ、131が同走
行台車1aに取付けた変速ギヤ、151a,15
1bが同走行台車1aに取付けた接触ローラ、1
51c,151dが上記同走行台車1bに取付け
た接触ローラ、133が同走行台車1bに取付け
た変速ギヤ、122が上記走行台車1cに取付け
たパルスモータ、162が同パルスモータ122
に取付けたエンコーダ、132が同走行台車1c
に取付けた変速ギヤ、152a,152bが同走
行台車1cに取付けた接触ローラ、152c,1
52dが上記走行台車1dに取付けた接触ロー
ラ、134が同走行台車1dに取付けた変速ギ
ヤ、141が上記走行台車1aの変速ギヤ131
と上記走行台車1bの変速ギヤ133とを連結す
るシヤフト、142が上記走行台車1cの変速ギ
ヤ132と上記走行台車1dの変速ギヤ134と
を連結するシヤフトで、走行台車1aの接触ロー
ラ151a,151bと走行台車1bの接触ロー
ラ151c,151dとが底板32に接触し、走
行台車1dの接触ローラ152a,152bと走
行台車1dの接触ローラ152c,152dとが
側壁31に接触する。そして走行台車1aの接触
ローラ151a,151bと走行台車1bの接触
ローラ151c,151dとのうち、側壁31か
ら遠い方の接触ローラ151a,151cの直径
が側壁31に近い方の接触ローラ151b,15
1dの直径よりも大きくなつている。また第1,
3,4,5,6図の2が上記走行台車1a〜1d
のフレーム11上に着脱自在に取付けた探傷ユニ
ツト、22が継鉄、21が同継鉄22の中間部に
設けた隙間、23が同継鉄22に取付けた励磁コ
イル、24が同継鉄22を貫通した貫通孔、25
が同継鉄22の一側面に取付けたモータ、252
が同モータ25に取付けたエンコーダ、251が
上記継鉄22の他側面に取付けたスリツプリン
グ、26が上記継鉄22の貫通孔24及び上記ス
リツプリング251に挿入された中空シヤフト
で、同中空シヤフト26の一端部が上記モータ2
5の出力軸に取付けられている。また27,27
が上記中空シヤフト26に取付けたガイドプレー
トで、同各ガイドプレート27が上記継鉄22の
隙間21内に位置している。また28が同各ガイ
ドプレート27間に位置した複数のアーム、第5
図の281が同各アーム28の後端部を上記各ガ
イドプレート28に枢支する複数のアームシヤフ
ト、282が上記各アーム28の中間部と上記各
ガイドプレート28の外周部との間に介装した溶
接部3への押付けばね、283が上記各ガイドプ
レート28の外周部に設けたストツパ、29が上
記各アーム28の先端部に取付けた探傷子(セン
サー)、291が上記中空シヤフト26内を経て
同探傷子29に接続した信号線で、モータ25の
回転が中空シヤフト26を介し各ガイドプレート
28に伝えられて、同各ガイドプレート28と各
アーム28と各探傷子29とが中空シヤフト26
を中心に回転するようになつている。
次に前記第1図乃至第6図に示す探傷子走査装
置の作用を具体的に説明する。例えばLNG貯槽
タンクの底板32と側壁31との隅角溶接部(溶
接線)3を検査する場合、走行台車1aの接触ロ
ーラ151a,151bと走行台車1bの接触ロ
ーラ151c,151dとを底板32に接触さ
せ、走行台車1cの接触ローラ152a,152
bと走行台車1dの接触ローラ152c,152
dとを側壁31に接触させ、次いで走行台車1a
に取付けたパルスモータ121を起動し、その回
転を変速ギヤ131を介し接触ローラ151a,
151bに伝えるとともに、シヤフト141と変
速ギヤ133とを介し接触ローラ151c,15
1dに伝えて、同各接触ローラ151a,151
b及び151c,151dを回転させ、また走行
台車1cに取付けたパルスモータ122を起動
し、その回転を変速ギヤ132を介し接触ローラ
152a,152bに伝えるとともに、シヤフト
142と変速ギヤ134とを介し接触ローラ15
2c,152dに伝え、同各接触ローラ152
a,152b及び152c,152dを回転させ
て、走行台車1a〜1dを隅角溶接部3に沿い移
動させる。このとき、走行台車1aの接触ローラ
151a,151bと走行台車1bの接触ローラ
151c,151dとのうち、側壁31から遠い
方の接触ローラ151a,151cの直径が側壁
31に近い方の接触ローラ151b,151dの
直径よりも大きくなつているので、走行台車1a
〜1dに側壁31方向への押付力FR(第6図参
照)が発生し、走行台車1a〜1dが側壁31の
方に寄つて、隅角溶接部3から外れずに移動す
る。またこのとき、モータ25を起動し、その回
転を中空シヤフト26を介し各ガイドプレート2
8に伝えて、同各ガイドプレート28と各アーム
28と各探傷子29とを中空シヤフト26を中心
に回転させ、各探傷子29を隅角溶接部3に押し
付けて、同隅溶接部3の探傷検査を行う。また同
各探傷子29により得られた検出信号を信号線2
91を経て外部の記憶装置へ送つて、記憶させ
る。が、隅角溶接部3が強い磁性がある場合、励
磁コイル23に直流を通電すると、継鉄22と隅
角溶接部3との間に磁気的吸引力FM(第6図参
照)が発生して、走行台車1a〜1dの隅角溶接
部3に沿う走行性がさらによくなる。また各探傷
子29が2枚のガイドプレート27間に位置して
いるので、走行台車1a〜1dが走行に伴つて振
動しても、その影響を受けることが少なくて、探
傷子29の検出性が向上する。第7図は、これら
の点を示している。即ち、第7図は、ガイドプ
レート27が無い場合の走査線、第7図は、ガ
イドプレート27が有る場合の走査線、第7図
は、複数個のセンサー(探傷子)による高密度走
査、第7図は、複数個のセンサー(探傷子)に
よる高速走査を示している。同第7図から明らか
なように検出性が向上する。
(考案の効果) 本考案の探傷子走査装置は前記のように例えば
LNG貯槽タンクの底板と側壁との隅角溶接部
(溶接線)を検査する場合、底板側走行台車の接
触ローラを底板に接触させ、側壁側走行台車の接
触ローラを側壁に接触させ、次いで底板側走行台
車のモータ及び側壁側走行台車のモータを起動
し、底板側走行台車の接触ローラ及び側壁側走行
台車の接触ローラを回転させて、底板側走行台車
及び側壁側走行台車を隅角溶接部に沿い移動させ
る。このとき、底板側走行台車の各接触ローラの
うち、側壁から遠い方の接触ローラの直径を側壁
に近い方の接触ローラの直径よりも大きくしてい
るので、走行台車の全体に側壁方向への押付力が
発生し、走行台車の全体が側壁の方に寄つて、隅
角溶接部から外れずに移動する。またこのとき、
探傷ユニツトのモータを起動して、探傷子を同モ
ータの回転中心軸線を中心に回転、移動させ、同
探傷子を隅角溶接部に押し付けて、同隅角溶接部
の探傷検査を行うので、溶接部の検査を自動化で
きて、検査に要する費用を低減できる。また探傷
子により得られた検出信号を外部の記憶装置へ送
ることが可能であり、検査結果を記憶しておくこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わる探傷子走査装置の一実
施例を示す斜視図、第2図は探傷ユニツトを取り
外したときの斜視図、第3図は探傷ユニツトの斜
視図、第4図は探傷ユニツトの探傷子部分を示す
側面図、第5図はその正面図、第6図は作用説明
図、第7図は探傷子の走査性を示す説明図であ
る。 1a〜1d,11……走行台車、151a,1
51b及び151c,151d……底板32に接
触する接触ローラ、152a,152b及び15
2c,152d……側壁31に接触する接触ロー
ラ、2……探傷ユニツト、29……探傷子、3…
…隅角溶接部、31……側壁、32……底板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 探傷子を底板と同底板に直交した側壁との隅角
    溶接部に沿い移動させて、同溶接部を走査する探
    傷子走査装置において、走行台車と同走行台車に
    着脱自在に取付けた探傷ユニツトとを有し、前記
    底板に接触する複数個のローラと前記側壁に接触
    する複数個のローラと同各ローラを駆動するモー
    タとを同走行台車に取付け、上記底板に接触する
    各ローラのうち、側壁から遠い方のローラの直径
    を側壁に近い方のローラの直径よりも大きくした
    ことを特徴とする探傷子走査装置。
JP10536688U 1988-08-11 1988-08-11 Expired - Lifetime JPH0536213Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10536688U JPH0536213Y2 (ja) 1988-08-11 1988-08-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10536688U JPH0536213Y2 (ja) 1988-08-11 1988-08-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0227564U JPH0227564U (ja) 1990-02-22
JPH0536213Y2 true JPH0536213Y2 (ja) 1993-09-13

Family

ID=31337916

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10536688U Expired - Lifetime JPH0536213Y2 (ja) 1988-08-11 1988-08-11

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0536213Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4084755B2 (ja) * 2004-01-16 2008-04-30 株式会社ジャパンテクノメイト 渦流探傷装置用治具

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0227564U (ja) 1990-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5062301A (en) Scanning device for ultrasonic quality control of articles
JP2001194352A (ja) 管状部材の超音波検査装置
JPH0536213Y2 (ja)
US6523407B1 (en) Apparatus and method for balancing a vehicular driveshaft
JP3642156B2 (ja) 障害物センサの検出範囲の検査装置
RU117568U1 (ru) Система для перемещения устройств диагностики
JPH06160358A (ja) 自動超音波探傷装置
JP2742493B2 (ja) 自立走行式板用探傷装置
JPH0551514B2 (ja)
JP2000298120A (ja) 超音波探傷装置
JPS6337256A (ja) 水中構造物溶接線自動追尾探傷方法
JPH10109671A (ja) 磁気吸着クローラ型作業装置
JPS59782B2 (ja) ジドウチヨウオンパタンシヨウキ
CN207379977U (zh) 在液磁声多功能检测的机器人及系统
JP2009128122A (ja) 自走式探傷装置
JP2627013B2 (ja) 自走式管内面研摩・測定装置
JPH1082771A (ja) 容器胴部の検査装置
JPH0148963B2 (ja)
JPS6310783B2 (ja)
JPS62269056A (ja) 無軌道式超音波探傷装置
JP3688265B2 (ja) 超音波探傷装置
JPH06229993A (ja) 溶接継手の自動探傷装置
JP2723289B2 (ja) ワークの搬送検査装置
JPH0687853U (ja) 配管検査装置
JPS6289574A (ja) 溶接用無軌条自走台車