JPH0536174Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0536174Y2
JPH0536174Y2 JP5004586U JP5004586U JPH0536174Y2 JP H0536174 Y2 JPH0536174 Y2 JP H0536174Y2 JP 5004586 U JP5004586 U JP 5004586U JP 5004586 U JP5004586 U JP 5004586U JP H0536174 Y2 JPH0536174 Y2 JP H0536174Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow velocity
excitation
section
detection section
velocity detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5004586U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62162628U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5004586U priority Critical patent/JPH0536174Y2/ja
Publication of JPS62162628U publication Critical patent/JPS62162628U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0536174Y2 publication Critical patent/JPH0536174Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、電磁流量計に係り、特にその目盛校
正に際し格別の校正設備を必要としない電磁流量
計に関する。
<従来の技術> 電磁流量計は被測定流体の平均流速をV、その
管径をD、被測定流体に印加される磁場の磁束密
度をBとすれば、電極間に生ずる起電力Eが次式
で与えられることは良く知られている。
E=KBDV (1) ただし、Kは電磁流量計の構造などによつて決
まる定数である。従つて、これ等の値が確定でき
れば格別に目盛校正の必要が生じない。
しかし、実際には電極間の距離のバラツキ、磁
場の拡がり、管径のバラツキなどがあり、正確な
目盛校正の必要がある。
そこで、従来は電磁流量計を組立てた後に電磁
流量計を校正設備に設置し実際に被測定流体を流
して実流量と比較して電磁流量計の目盛付けを行
なう実流校正によるか、あるいは、特公昭42−
11780号公報で開示されているように電磁流量計
の励磁電流を磁束密度と励磁電流の比が既知の標
準ソレノイドに流し、その磁束密度と目盛るべき
電磁流量計の磁束密度との比をベクトル的に測定
することなどによつて目盛付けを行なうドライキ
ヤリブレイシヨン法により目盛付けを行なつてい
る。
<考案が解決しようとする問題点> しかしながら、実流校正による目盛付けの場合
には校正設備がなければ目盛付けをすることがで
きず、このため電磁流量計が故障した場合にはた
とえ動作できるように修理してもその都度メーカ
へ送り返さなければならない不便があり、またド
ライキヤリブレイシヨン法による場合には測定管
内の磁場分布を測定する関係から中小口経の電磁
流量計では正確な目盛付けができないという問題
がある。
<問題を解決するための手段> この考案は、この様な問題点を解決するため、
被測定流体に磁場を印加して被測定流体の流速を
検出する流速検出部と、この流速検出部を管軸方
向に振動させる加振部と、流速検出部からの磁場
の励振周波数に対応する第1起電力を弁別する第
1弁別手段と、流速検出部からの加振部の加振周
波数に対応する第2起電力を弁別する第2弁別手
段と、これ等の弁別手段の出力の比率を演算する
比率演算手段とを具備するようにしたものであ
る。
<作用> この様に流速検出部を管軸の方向に所定の加振
周波数と振幅で振動させ励振周波数に対応する第
1起電力と加振周波数に対応する第2起電力との
比を演算するだけで電磁流量計の目盛付けを自身
で簡単に行なうことができる。
<実施例> 以下、本考案の実施例について図面に基づき説
明する。第1図は本考案に係る検出部の構成を示
す縦断面図である。
10は検出部であり、上流側には接続されるべ
き相手配管11が下流側には伸縮管12を介して
相手配管13がそれぞれ接続されている。
検出部10は流速検出部14と加振部15とか
ら構成されている。
流速検出部14は内面にライニング16が施さ
れた円筒状の測定管17、この外部から磁場を印
加するため励磁コイル18a,18bを囲む円筒
状のケース19、測定管17の両端に設けられた
フランジ20,21、およびライニング16を貫
通して接液した検出電極22,23(図示せず)、
ライニング16の両端のフレア部の保護を兼ねる
アースフランジ24,25などから構成されてい
る。
加振部15は両端のフランジ27,28の内面
に固定された伸縮管29の外部に配置された駆動
装置30を有し、この駆動装置30を駆動するこ
とにより測定管17の管軸方向Fに流速検出部1
4を振動させる。
加振部15と流速検出部14とはガスケツト3
1を介してボルト・ナツトで接続されている。
流速検出部14の下流側はガスケツト32を介
してボルト・ナツトで伸縮管12に接続され伸縮
管12により加振部15の管軸方向Fの振動の変
位が吸収される。
第2図は第1図に示す検出部を組合せた本考案
の一実施例を示すブロツク図である。
励磁コイル18a,18bには励磁回路33よ
り例えば交流電流Ifが印加されている。交流電流
Ifが励磁コイル18a,18bに印加され、流速
検出部14に被測定流体が流されると電極22,
23の間には起電力EAが発生し前置増幅器34
で受信される。
一方、加振部15により流速検出部14が加振
されると、これに伴なう超電力EBが発生し前置
増幅器34で受信される。
前置増幅器34の出力は加振部15の加振周波
Bを有する参照信号VBが印加された同期整流
回路35と、励磁回路33の励磁周波数Aを有す
る参照信号VAが印加された同期整流回路36に
それぞれ印加される。
同期整流回路35,36はそれぞれの周波数
BAに対応した周波数成分に対しそれぞれEB′,
EA′を出力する。
比率演算回路37は同期整流回路35の出力
EB′をスイツチSWを介して入力の一端に受信し、
入力の他端に同期整流回路36の出力EA′を受信
しこれ等の比率EB′/EA′を演算する。演算結果は
増幅器38を介して出力端39に出力される。
スイツチSWはバイアス回路40からのバイア
ス電圧Vcと同期整流回路35の出力EB′とを切替
える。
次に、以上の如く構成された実施例の動作につ
き説明する。
加振部15の加振周波数Bに対応する角速度を
ωB、振動の片振幅をXo、時間をtとすると振動
変位XBは次式で示される。
XB=Xo sinωBt (2) 従つて、振動速度Vは VB=ωBXo cosωBt (3) となる。このため加振部15の振動に伴なう起電
力EBは EB=KBDωBXo cosωOt (4) となる。
一方、励磁回路33からの励磁電流Iにより生
ずる起電力EAは、 EA=KBDV (5) となる。
これ等の起電力EA,EBは前置増幅器34で増
幅されたのち同期整流回路35,36でそれぞれ
同期整流されるが、この場合の変換定数を互いに
等しいものとすれば、同期整流回路35,36の
各出力EA′,EB′は EA′∝KBDV (6) EB′∝KBDωBXo (7) となる。従つて、比率演算回路37でEA′/EB′の
比率Rを演算すると V=RωBXo (8) を得る。
比率演算回路37の出力Rを増幅器38で既知
の定数ωBXo倍すると出力端39には流速Vに対
応した出力が得られる。
なお、スイツチSWをバイアス回路40側に切
り換え(8)式に対応する指示と同じ指示になるよう
にバイアス電圧Vcを設定すれば、加振部15を
動作させなくてもこれ以後は励磁回路33での励
磁に対応した流量出力が得られ、省エネルギー化
が図られる。
また、励磁コイルに流す電流は正弦波、矩形
波、三角波、梯形波など各種の波形で流すことが
できる。
<考案の効果> 以上、実施例とともに具体的に説明したように
本考案によれば加振部を設けて常に校正ができる
ようにしたので、電磁流量計を組立てたあと特に
校正をしないで現場に設置しても直ちに正しい目
盛りで流量測定ができ、しかも現場で故障しても
修理の後に工場に返送して目盛校正をする必要も
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る検出部の構成を示す縦断
面図、第2図は第1図に示す検出部を組合せた本
考案の一実施例を示すブロツク図である。 10……検出部、11,13……相手配管、1
4……流速検出部、15……加振部、30……駆
動装置、33……励磁回路、35,36……同期
整流回路、37……比率演算回路、40……バイ
アス回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被測定流体に磁場を印加して前記被測定流体の
    流速を検出する流速検出部と、この流速検出部を
    管軸方向に振動させる加振部と、前記流速検出部
    からの前記磁場の励振周波数に対応する第1起電
    力を弁別する第1弁別手段と、前記流速検出部か
    らの前記加振部の加振周波数に対応する第2起電
    力を弁別する第2弁別手段と、これ等の弁別手段
    の出力の比率を演算する比率演算手段とを具備す
    ることを特徴とする電磁流量計。
JP5004586U 1986-04-03 1986-04-03 Expired - Lifetime JPH0536174Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5004586U JPH0536174Y2 (ja) 1986-04-03 1986-04-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5004586U JPH0536174Y2 (ja) 1986-04-03 1986-04-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62162628U JPS62162628U (ja) 1987-10-16
JPH0536174Y2 true JPH0536174Y2 (ja) 1993-09-13

Family

ID=30873038

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5004586U Expired - Lifetime JPH0536174Y2 (ja) 1986-04-03 1986-04-03

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0536174Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62162628U (ja) 1987-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6230104B1 (en) Combined pickoff and oscillatory driver for use in coriolis flowmeters and method of operating the same
JPS6330721A (ja) 質量流量計
JPH05113359A (ja) 流体流量を測定する方法および装置
JPH05248902A (ja) 電磁流量計
JPH01138419A (ja) 物質の質量流量を測定する装置および物質の質量流量を測定する方法
US6834557B2 (en) Measuring and operating circuit for a coriolis-type mass flowmeter
JPH0536174Y2 (ja)
CN111417841B (zh) 通过科里奥利质量流量计确定介质粘度的方法和执行该方法的科里奥利质量流量计
JPH1130543A (ja) コリオリ質量流量計
JPH0678923B2 (ja) 質量流量計における異常検出器
JP2712684B2 (ja) コリオリ質量流量計
JPH109925A (ja) コリオリ流量計
RU2153652C2 (ru) Устройство для измерения расхода массы
JP2829158B2 (ja) 偏流位置検出方式
JP3051681B2 (ja) コリオリ流量計
JP2951460B2 (ja) コリオリ質量流量計
JP2951456B2 (ja) コリオリ質量流量計
RU2190191C1 (ru) Ультразвуковой импульсный расходомер
JPH0348729A (ja) コリオリ質量流量計
JP2000111380A (ja) コリオリ式質量流量計
RU2239789C1 (ru) Способ измерения расхода жидкости и электромагнитный преобразователь для измерения расхода жидкости
SU606105A1 (ru) Расходомер
JPH03285161A (ja) 離隔渦流探傷法
JPS59176616A (ja) 電磁超音波厚さ測定装置
JPH02206722A (ja) コリオリ質量流量計