JPH0536171Y2 - - Google Patents

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JPH0536171Y2
JPH0536171Y2 JP316286U JP316286U JPH0536171Y2 JP H0536171 Y2 JPH0536171 Y2 JP H0536171Y2 JP 316286 U JP316286 U JP 316286U JP 316286 U JP316286 U JP 316286U JP H0536171 Y2 JPH0536171 Y2 JP H0536171Y2
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JP
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ceramic pipe
housing
fastening ring
pipe
metal
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JP316286U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、セラミツクスパイプを利用した電磁
流量計に関するものである。
更に詳述すれば、セラミツクスパイプとハウジ
ングとの締結方法の改善に関するものである。
(従来の技術) 第6図は、従来より一般に使用されている従来
例の構成説明図である。
図において、1はセラミツクスパイプ、2はセ
ラミツクスパイプ1に接続された金属ハウジング
である。3は金属ハウジング2に設けられたコ
ア、4は励磁コイルである。5はセラミツクスパ
イプ2に設けられた測定電極である。
このようなものにおいて、装置を組み立てるに
は、金属ハウジング2内に、セラミツクスパイプ
1を焼き嵌める。次に、金属ハウジング2に、コ
ア3と励磁コイル4を挿入し、溶接6により固定
する。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このようなものにおいては、セ
ラミツクスパイプ1を金属ハウジング2に焼き嵌
めするために、セラミツクスパイプ1の端部外径
及び金属ハウジング2の内径は、高い寸法精度
(真円度、円筒度、両端部の同心度)に研摩等に
より仕上げる必要がある。特に、セラミツクスパ
イプ1は加工性が悪く、加工コストが高くなつて
しまう。
また、嵌め合い寸法の精度のばらつきが、その
まま、締結力のばらつきとなるため、高い信頼性
が得られない。
本考案の目的は、安価、かつ、組立ての信頼性
の高いセラミツクスパイプを利用した電磁流量計
を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成するために、本考案は、セラミ
ツクスパイプと、該パイプに取付けられたハウジ
ングとを具備する電磁流量計において、前記セラ
ミツクスパイプと前記ハウジングとの接合部に鋳
込みにより形成され凝固時及び冷却時に生じる収
縮力によりセラミツクスパイプに締結され前記セ
ラミツクスパイプ及び前記ハウジングより融点が
低い材料からなる締結リングを具備したことを特
徴とする電磁流量計を構成したものである。
(作用) 以上の構成において、セラミツクスパイプとハ
ウジングとを組み立てる場合に、セラミツクスパ
イプとハウジングとの接合部に鋳込みにより締結
リングを形成する。締結リングは凝固時及び冷却
時に収縮力が生じセラミツクスパイプに固く締結
される。なお、ハウジングは締結リングに固着す
る。あるいは、セラミツクスパイプと前もつて組
み合わせておき、セラミツクスパイプと一緒に締
結リングにより締結されるようにする。
以下、実施例について説明する。
(実施例) 第1図は本考案の一実施例の構成説明図であ
る。
図において、第6図と同一記号は同一機能を示
す。
以下、第6図と相違部分のみ説明する。
7は締結リングで、セラミツクスパイプ1と金
属ハウジング2との接合部に鋳込みにより形成さ
れている。締結リング7はセラミツクスパイプ1
と金属ハウジング2より融点が低い材料からな
る。セラミツクスパイプ1及び金属ハウジング2
は、締結リング7の凝固時及び冷却時に生ずる収
縮力により固く締結される。
以上の構成において、セラミツクスパイプ1と
金属ハウジング2と締結リング7とを組み立てる
には、 セラミツクスパイプ1の耐熱衝撃性が、締結リ
ング7の融点より高い場合、たとえば、セラミツ
クスパイプ1の材料として窒化珪素、締結リング
7の材料としてアルミニウム、金属ハウジング2
の材料として鋼鋳物の場合には、第2図に示す如
く、締結リング鋳型8に、セラミツクスパイプ1
及び金属ハウジング2を保持した後、適当な位置
に設けられた湯口81より、締結リング7を形成
する溶融した金属を流し込む、この溶融金属の凝
固時及び冷却時に生じる収縮応力により、セラミ
ツクスパイプ1及び金属ハウジング2が締め付け
られ固定される。
また、セラミツクスパイプ1の材料の耐熱衝撃
性が、締結リング7の融点より低く、上述のよう
な製造方法が困難な場合、たとえば、セラミツク
スパイプ1の材料として、アルミナ、締結リング
7の材料としてアルミニウム、金属ハウジング2
として鋼鋳物の場合は、第3図に示す如く、セラ
ミツクスパイプ1及びハウジング2の寸法誤差を
吸収できるように、あらかじめ加工された金属の
締結リング9を型10に保持した後、全体を炉内
で、締結リング9の融点まで加熱し、溶融する。
さらに、セラミツクスパイプ1に熱衝撃を与えぬ
ように、炉内で冷却することにより、同様に、セ
ラミツクスパイプ1と金属ハウジング2とを締結
することができる。
この結果、締結リング7の溶融金属の凝固時及
び冷却時の収縮力により、セラミツクスパイプ1
とハウジング2とを締結できるので、 セラミツクスパイプ1の外径及びハウジング
2の内径を高い寸法精度で加工する必要がな
く、コストが低減できる。
寸法精度のばらつきによつて、締結力がばら
つくことがなく、常に一定の締結力が得られ品
質が安定し信頼性の高い電磁流量計が得られ
る。
なお、第4図に示す如くセラミツクスパイプ1
及び金属ハウジング2の表面に凹凸11,21を
設ければ、締結リング7とのアンカー効果によつ
て、さらに強い固定が可能となる。
第5図は、本考案の一実施例の構成説明図であ
る。
本実施例においては、締結リング7のみがあら
かじめ、セラミツクスパイプ1に取付けられ、こ
の締結リング7と金属ハウジング2とは溶接21
により結合されている。
なお前述の実施例においては、締結リング7は
金属よりなると説明したが、これに限ることはな
く、溶融され、凝固、冷却し得る材料であればよ
い。
また、ハウジング2は金属よりなると説明した
が、これに限ることはなく、たとえばプラスチツ
クでもよく、要するに、コア3、励磁コイル4が
保護できるものであればよい。
(発明の効果) 以上説明したように、本考案は、セラミツクス
パイプと、パイプに取付けられたハウジングとを
具備する電磁流量計において、セラミツクスパイ
プとハウジングとの接合部に鋳込みにより形成さ
れ凝固時及び冷却時に生じる収縮力によりセラミ
ツクスパイプに締結されセラミツクスパイプ及び
ハウジングより融点が低い材料からなる締結リン
グを具備したことを特徴とする電磁流量計を構成
したので、締結リング7の溶融金属の凝固時及び
冷却時の収縮力により、セラミツクスパイプとハ
ウジングとを締結するので、セラミツクスパイプ
の外径及びハウジングの内径を高い寸法精度で加
工する必要がなく、コストが低減できる。また、
寸法精度のばらつきによつて、締結力がばらつく
ことがなく、常に一定の締結力が得られ品質が安
定し信頼の高い電磁流量計が得られる。
したがつて、本考案によれば、安価、かつ、組
立ての信頼性の高いセラミツクスパイプを利用し
た電磁流量計を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の構成説明図、第2
図、第3図は第1図の動作説明図、第4図は本考
案の他の実施例の構成説明図、第5図は本考案の
別の実施例の構成説明図、第6図は従来より一般
に使用されている従来例の構成説明図である。 1……セラミツクスパイプ、11,21……凹
凸、2……ハウジング、22……溶接、3……コ
ア、4……励磁コイル、5……測定電極、6……
溶接、7……締結リング、8……締結リング鋳
型、81……湯口、9……金属リング、10……
型。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. セラミツクスパイプと、該パイプに取付けられ
    たハウジングとを具備する電磁流量計において、
    前記セラミツクスパイプと前記ハウジングとの接
    合部に鋳込みにより形成され凝固時及び冷却時に
    生じる収縮力によりセラミツクスパイプに締結さ
    れ前記セラミツクスパイプ及び前記ハウジングよ
    り融点が低い材料からなる締結リングを具備した
    ことを特徴とする電磁流量計。
JP316286U 1986-01-14 1986-01-14 Expired - Lifetime JPH0536171Y2 (ja)

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JP316286U JPH0536171Y2 (ja) 1986-01-14 1986-01-14

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JP316286U JPH0536171Y2 (ja) 1986-01-14 1986-01-14

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Publication Number Publication Date
JPS62115627U JPS62115627U (ja) 1987-07-23
JPH0536171Y2 true JPH0536171Y2 (ja) 1993-09-13

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