JPH0536147Y2 - - Google Patents

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JPH0536147Y2
JPH0536147Y2 JP13669989U JP13669989U JPH0536147Y2 JP H0536147 Y2 JPH0536147 Y2 JP H0536147Y2 JP 13669989 U JP13669989 U JP 13669989U JP 13669989 U JP13669989 U JP 13669989U JP H0536147 Y2 JPH0536147 Y2 JP H0536147Y2
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JP
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hot water
water channel
cold water
mixed
water supply
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は湯水混合水栓に関し、特に、金属ベ
ローズを用いた湯水混合水栓に関するものであ
る。
〔従来技術および解決しようとする課題〕
一般に、台所等の蛇口に設けられて熱水と冷水
とを所望に応じて混合して混合温水として流出す
るようになつている湯水混合水栓にあつては第3
図および第4図に示すように構成されている。
すなわち、熱水および冷水の供給孔22,23
と混合温水の流出孔24とが設けられた基台21
の上部に、楕円状の熱水路25および冷水路26
と、半円状の混合温水路27とが設けられた固定
デイスク28が設けられている。
そして、前記熱水供給孔22と前記熱水路25
とが、また、前記冷水供給孔23と前記冷水路2
6とが、そして、前記混合温水の流出孔24と前
記混合温水路27とが一致した状態で、かつ、そ
れらの間の漏れが生じないようにパツキン29,
30,31を介在した状態で設けられている。
一方、前記固定デイスク28の上面には、下面
中央部に円状の窪み部32が設けられた可動デイ
スク33が配設され、この可動デイスク33の上
部には凹部33aが設けられるとともに、この凹
部33aに没した状態ですべり板34が設けられ
ている。
さらに、前記可動デイスク33の上部には支持
板35が設けられるとともに、この支持板35の
中央部を貫通して、上端にハンドル36が取付け
られたレバー37の下端の揺動部38の球状部3
8aが前記可動デイスク33の凹部33a内に位
置し、この揺動部38はピン39を支点として所
望の方向に揺動可能となつている。
そして、第4図には前記固定デイスク28に設
けた熱水路25およびそれを囲むパツキン29
と、冷水路26およびそれを囲むパツキン30
と、混合温水路27およびそれを囲むパツキン3
1と、前記可動デイスク33との関係が示されて
いる。
第4図において、鎖線で示す可動デイスク33
は前記ハンドル36およびレバー37の作用によ
つて任意の水平方向に移動可能となつているの
で、可動デイスク33の窪み部32が前記固定デ
イスク28に設けた熱水路25、冷水路26およ
び混合温水路27と一致する状態を任意に変更で
きることになつている。
したがつて、前記可動デイスク33の窪み部3
2が前記熱水路25と冷水路26とに一致する面
積A,Bに応じて混合温水の温度を調整でき、さ
らに、そのようにして温度を調整した混合温水の
流出量も前記可動デイスク33の窪み部32が前
記混合温水路27と一致する面積Cに応じて調整
することができるようになつている。
しかしながら上記のように構成されている従来
の湯水混合水栓にあつては前記各パツキン29,
30,31はシール機能および面圧設定として2
つの重要な機能を発揮しているが、長期間に渡つ
て熱水にさらされているために熱劣化によつてシ
ール機能の低下および面圧(荷重)の減衰等の不
具合が発生してしまうという問題点を有してい
た。
この考案は前記のような従来の問題点を解決し
て長期間に渡つて安定したシール機能および面圧
設定を確保できて、耐熱性および耐久性を向上さ
せることのできる湯水混合水栓を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するためにこの考案は、熱水
供給孔、冷水供給孔および混合温水供給孔を有す
る基台の上部に、熱水路、冷水路および混合温水
路を有する固定デイスクを配設するとともに、こ
の固定デイスクの上部にハンドル操作によつて水
平方向に移動可能であるとともに、下面に前記熱
水路、冷水路および混合温水路と重なり得る窪み
部を有する可動デイスクを配設し、この可動デイ
スクの移動状態に応じて、その窪み部が前記熱水
路、冷水路および混合温水路と重なる面積を任意
に変更可能となつている湯水混合水栓であつて、
前記熱水供給孔と前記熱水路との間、前記冷水供
給孔と冷水路との間、さらに、前記混合温水供給
孔と混合温水路との間に金属ベローズを配設して
それらの間をシールした構成を有している。
〔作用〕
この考案は上記の手段を採用したことにより、
熱水供給路と熱水路との間、冷水供給孔と冷水路
との間、および混合水の流出孔と混合温水路との
間をシールするのに金属ベローズを使用したので
熱によつて劣化する恐れがないとともに、固定デ
イスクと可動デイスクとの間の面圧も設定した状
態で維持することができることとなる。
〔実施例〕
以下、図面に示すこの考案の実施例について説
明する。
第1図にはこの考案による湯水混合水栓の概略
縦断面図が、また、第2図には概略横断面図がそ
れぞれ示されている。
この実施例に示す湯水混合水栓にあつては、前
記従来のものと同様に熱水および冷水の供給孔
2,3が設けられるとともに、混合温水の流出孔
4が設けられた基台1を有している。
そして、前記基台1の上方に、楕円状の熱水路
5および冷水路6と、半円状の混合温水路7とが
設けられた固定デイスク8が位置しており、この
固定デイスク8は、前記熱水供給孔2と前記熱水
路5とが、また、前記冷水供給孔3と前記冷水路
6とが、そして、前記混合温水の流出孔4と前記
混合温水路7とが一致した状態で、かつ、それら
の間の漏れが生じないように金属ベローズ9,1
0,11が介在した状態で図示しない部材に固定
されている。
一方、前記固定デイスク8の上面には、下面中
央部に円状の窪み部12が設けられた可動デイス
ク13が配設され、この可動デイスク13の上部
には凹部13aが設けられるとともに、この凹部
13aに没した状態ですべり板14が設けられて
いる。
さらに、前記可動デイスク13の上部には支持
板15が設けられるとともに、この支持板15の
中央部を貫通して、上端にハンドル16が取付け
られたレバー17の下端の揺動部18の球状部1
8aが前記可動デイスク13の凹部13a内に位
置し、この揺動部18はピン19を支点として所
望の方向に揺動可能となつている。
そして、第2図には前記固定デイスク8に設け
た熱水路5およびそれを囲む金属ベローズ9と、
冷水路6およびそれを囲む金属ベローズ10と、
混合温水路7およびそれを囲む金属ベローズ11
と、前記可動デイスク13との関係が示されてい
る。
第2図において、鎖線で示す可動デイスク13
が前記ハンドル16およびレバー17の作用によ
つて任意の水平方向に移動可能となつているの
で、可動デイスク13の窪み部12が前記固定デ
イスク8に設けた熱水路5、冷水路6および混合
温水路7と一致する状態を任意に変更できること
になつている。
したがつて、前記可動デイスク13の窪み部1
2が前記熱水路5と冷水路6とに一致する面積
A,Bに応じて混合温水の温度を調整でき、さら
に、そのようにして温度調整した混合温水の流出
量も前記可動デイスク13の窪み部12が前記混
合温水路7と一致する面積Cに応じて調整するこ
とができるようになつている。
そして、前記従来のものに使用しているパツキ
ン29,30,31はゴム製であるので長期間に
渡つて使用することは熱劣化の問題により不可能
であり、さらに、ゴムは粘弾性物質なので変形量
が少なくて安定した荷重や設定した荷重が得にく
く、わずかな寸法のバラツキでも過大面圧や過少
面圧となり、固定デイスク28と可動デイスク3
3との間の固着、両デイスク28,33間からの
漏れ、また、パツキン29,30,31の押圧面
からの漏れ等の不具合が発生し易かつた。
しかしながら、この考案によるものの場合には
金属ベローズ9,10,11を使用しており、こ
の金属ベローズ9,10,11はほぼ完全な弾性
体であり、ばね定数も設定容易であるとともに、
経時的な変化も生じないので上記従来のもののよ
うな不具合を確実に解消することができることと
なる。
また、前記各金属ベローズ9,10,11の材
質、ばね定数および寸法等に関しては使用条件に
応じて任意に選定することができるものである。
〔考案の効果〕
この考案は前記のように構成したことにより、
長期間に渡つて使用したとしても熱劣化の問題は
まつたく生じる恐れがなく、しかも、金属ベロー
ズの材質、ばね定数および寸法等を変更すること
により使用状態に応じて最適なものとすることが
できるなどのすぐれた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による湯水混合水栓を示す概
略縦断面図、第2図は第1図に示すものの可動デ
イスクと固定デイスクと金属ベローズとの関係を
示す概略図、第3図は従来の湯水混合水栓を示す
概略縦断面図、第4図は第3図に示すものの可動
デイスクと固定デイスクとパツキンとの関係を示
す概略図である。 1,21……基台、2,22……熱水供給孔、
3,23……冷水供給孔、4,24……混合温水
流出孔、5,25……熱水路、6,26……冷水
路、7,27……混合温水路、8,28……固定
デイスク、9,10,11……金属ベローズ、1
2,32……窪み部、13,33……可動デイス
ク、13a,33a……凹部、14,34……す
べり板、15,35……支持板、16,36……
ハンドル、17,37……レバー、18,38…
…揺動部、18a,38a……球状部、19,3
9……ピン、29,30,31……パツキン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱水供給孔、冷水供給孔および混合温水供給孔
    を有する基台の上部に、熱水路、冷水路および混
    合温水路を有する固定デイスクを配設するととも
    に、この固定デイスクの上部にハンドル操作によ
    つて水平方向に移動可能であるとともに、下面に
    前記熱水路、冷水路および混合温水路と重なり得
    る窪み部を有する可動デイスクを配設し、この可
    動デイスクの移動状態に応じて、その窪み部が前
    記熱水路、冷水路および混合温水路と重なる面積
    を任意に変更可能となつている湯水混合水栓であ
    つて、前記熱水供給孔と前記熱水路との間、前記
    冷水供給孔と前記冷水路との間、さらに、前記混
    合温水供給孔と混合温水路との間に金属ベローズ
    を配設してそれらの間をシールすることを特徴と
    する湯水混合水栓。
JP13669989U 1989-11-24 1989-11-24 Expired - Lifetime JPH0536147Y2 (ja)

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JPH0375374U JPH0375374U (ja) 1991-07-29
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