JPH0535663A - 階層的バスアービトレーシヨン回路 - Google Patents

階層的バスアービトレーシヨン回路

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Publication number
JPH0535663A
JPH0535663A JP18222391A JP18222391A JPH0535663A JP H0535663 A JPH0535663 A JP H0535663A JP 18222391 A JP18222391 A JP 18222391A JP 18222391 A JP18222391 A JP 18222391A JP H0535663 A JPH0535663 A JP H0535663A
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JP
Japan
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function
arbitration
bus
arbitration circuit
mpu
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP18222391A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Kawamura
英俊 河村
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、複数のバスマスタとなりうるデバ
イスを有するMPUシステムにおけるバスアービトレー
ション回路に関し、機能毎にアービトレーションを行
い、その機能の中にグループ分けされるデバイスでのア
ービトレーションを用いて、短時間で有効的な調停を行
う事を目的とする。 【構成】 バス要求信号を調停することにより、MPU
と各デバイスとのデータの授受を制御するバスアービト
レーション回路において、処理される機能毎に、システ
ムバスを介して行われるMPUと各デバイスとのデータ
の授受を制御するデバイスアービトレーション回路10
1と、バス要求信号を監視し、それらの信号がどの処理
機能であるのかを判定し、その機能に対応するデバイス
アービトレーション回路に起動をかける機能アービトレ
ーション回路102と、から構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のバスマスタとな
りうるデバイスを有するMPU(マイクロプロセシング
ユニット)システムにおけるバスアービトレーション回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のMPUシステムの高速処理の要求
に伴い、DMA(ダイレクトメモリアクセス)機能を有
する演算デバイスを用いたハードウェア処理(ソフトウ
ェア動作のウェイトを軽減した処理)が要求されてい
る。この要求に答えるべく数々のDMA機能を有する演
算デバイスが登場しているが、これに伴い同一MPUシ
ステム内に配置されるこれらのデバイスの数も増加する
傾向にある。このため、これらのデバイスからMPUに
上がってくるバス要求信号に対しての調停(アービトレ
ーション)作業を行う必要がある。また、更に高速処理
を目指す為に効果的な処理手順が必要となってくる。
【0003】図6はMPUシステムのバスアービトレー
ション回路を示す回路ブロック図であり、この図に示す
ように、バスアービトレーション回路31は、演算処理
が可能でかつDMA機能を有する複数のデバイス32か
らMPU33に対して送出されるバス要求信号を監視
し、それらの信号から一つの信号を選択してMPUに送
出することにより、システムバス34を介して行われる
MPU33と各デバイス32とのデータの授受を制御す
る。
【0004】このように、従来のバスアービトレーショ
ン回路31では、各デバイス32から上がってくるバス
要求信号による調停を行っていた。この方法は、クロッ
クに同期してカウンタを動作させ、その出力(カウント
値)に割当られるデバイスのバス要求信号をチェックす
る方法がよく用いられている。
【0005】図7は従来のバスアービトレーション回路
31の詳細を示す電気回路図である。図7に示すよう
に、従来のバスアービトレーション回路31において
は、以下の動作を行う。すなわち、アービトレーション
カウンタ41のカウント値は1〜nまで(nはバス要求
を出すデバイスの数)の値を繰り返しカウントする。カ
ウンタ41は、バス要求信号が上がってくるとカウント
アップを行い、カウント値とバス要求を上げているデバ
イスの番号が一致するとその値をラッチし、MPU33
に対し、バス要求を発生する。カウンタ41はこの要求
信号がネゲートされるまでカウントアップを停止し、M
PU33からの応答信号をラッチしてメモしているデバ
イスに対して出力する。この方法のバスアービトレーシ
ョン回路31では、受け付けたデバイス32の優先順位
を最下位の優先順位に割り当てる(回転式優先順位)こ
とにより、各デバイス32の要求が均等に認識される様
に設定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、デバイス3
2の数が増えてくると、連続してバス要求を出した場
合、またはある二つのデバイス32が連続的に交互に動
作する様な場合は、そのデバイス32は、カウンタ41
のカウント値が一致する次のカウンタサイクルまで必ず
待たされる事となる。例えば、DMA機能を有するデバ
イス32が10個あったとする。この中で、ある処理を
行おうとした場合、2個のデバイス32が頻繁に動作を
開始するシステムがあるとする。この場合、この処理が
開始されると、この2個のデバイス32が頻繁にバス要
求を上げるにも関わらず、一度バス要求が受け付けられ
ると必ず優先順位が最下位の位置に設定され、次の要求
が受付けられるためには必ずアービトレーションカウン
タ41が一巡してくる時間が必要となってしまう。
【0007】本発明は、このような事情を考慮してなさ
れたもので、機能毎にアービトレーションを行い、その
機能の中にグループ分けされるデバイスでのアービトレ
ーションを用いて、短時間で有効的な調停を行う事の可
能な階層的バスアービトレーション回路の提供を目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の基本構成
を示す説明図であり、図に示すように、本発明の階層的
バスアービトレーション回路は、複数のデバイスからM
PUに対して送出されるバス要求信号を監視し、それら
の信号から一つの信号を選択してMPUに送出すること
により、システムバスを介して行われるMPUと格デバ
イスとのデータの授受を制御するバスアービトレーショ
ン回路において、処理される機能毎に設けられ、その機
能に属するデバイスからMPUに対して送出されるバス
要求信号を監視し、それらの信号から一つの信号を選択
してMPUに送出することにより、システムバスを介し
て行われるMPUと各デバイスとのデータの授受を制御
するデバイスアービトレーション回路101と、各デバ
イスからMPUに対して送出されるバス要求信号を監視
し、それらの信号がどの処理機能の要求であるのかを判
定し、その判定に基づいて一つの機能を選択し、選択し
た機能に対応するデバイスアービトレーション回路に起
動をかける機能アービトレーション回路102とから構
成される。
【0009】
【作用】この発明によれば、機能アービトレーション回
路102は、バス要求信号を監視して、その信号がどの
処理機能の要求であるのか判定し、その判定に基づいて
一つの機能を選択し、選択した機能に対応するデバイス
アービトレーション回路101に起動をかけ、そのデバ
イスアービトレーション回路101に制御を移す。これ
により、動作する機能に関するデバイスのみでバス要求
調停が行われる。処理が完了すると、デバイスアービト
レーション回路101は、機能アービトレーション回路
102に調停制御を戻す。
【0010】従って、デバイスアービトレーション回路
101では、機能が開始されると、デバイスアービトレ
ーション回路101内のデバイスから頻繁にバス要求信
号が上げられてくるが、この際、このデバイスアービト
レーション回路101には他の機能のデバイスが含まれ
ていない為、アービトレーションに必要な時間の削減が
可能となる。
【0011】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明
を詳述する。なお、これによってこの発明が限定される
ものではない。
【0012】図2は本発明の一実施例の構成を示す電気
回路図であり、本発明で言う階層的バスアービトレーシ
ョン回路を示している。ここでは、一例として、機能要
因が、システム補助機能(1a)、画像処理機能(1
b)、回線処理機能(1c)の3つの場合を考えて説明
する。
【0013】図中、1は機能アービトレーション回路、
2a,2b,2cはデバイスアービトレーション回路で
ある。機能アービトレーション回路1は、カウンタ1
1、コンペア回路12、ラッチ回路13から構成されて
おり、デバイスアービトレーション回路2a,2b,2
cは、それぞれカウンタ21、コンペア回路22、ラッ
チ回路23、ゲート回路24から構成されている。
【0014】機能アービトレーション回路1では、機能
要求が、システム補助機能(1a)の要求であるのか、
画像処理機能(1b)の要求であるのか、回線処理機能
(1c)の要求であるのかを監視し、要求が上がってき
た場合には、対応する機能グループのデバイスアービト
レーション回路2a,2b,2cにバス調停制御を移行
する。例えば、画像処理機能(1b)の要求が上がって
きたとする。この場合、処理は画像処理機能(1b)の
デバイスアービトレーション回路2bに移行し、バス調
停制御が開始される。
【0015】画像処理機能(1b)のデバイスアービト
レーション回路2bにおける調停制御は、画像処理関連
デバイスから頻繁に上がってくるバス要求に対してのみ
連続して行う事になる。この時のアービトレーション動
作は、画像処理関連デバイスに対してのみ行われる為、
他機能デバイスからの要求に対しての監視時間を設ける
必要がなく、アービトレーション時間を短縮する事が出
来る。処理が終了すると、アービトレーション制御は、
デバイスアービトレーション回路2bから機能アービト
レーション回路1に復帰し、各機能に対してのアービト
レーション制御を再び開始する。
【0016】図3は本発明の他の実施例の構成を示す電
気回路図である。図中、25はセレクタ、26はデバイ
スアービトレーション回路、27はデコーダである。デ
バイスアービトレーション回路26は、図2で示したデ
バイスアービトレーション回路2a,2b,2cと同じ
処理を行うものであり、このように、セレクタ25とデ
コーダ26を用いることにより、単一のデバイスアービ
トレーション回路26を切り換えて使用するようにして
もよい。このような構成であれば、先の実施例の構成の
ような、各機能毎のデバイスアービトレーション回路2
a,2b,2cが不要となり、回路を縮小する事ができ
る。
【0017】なお、この実施例では、機能アービトレー
ション回路1のアービトレーション制御を機能要求だけ
に絞っているが、図4に示すように、システム動作に必
要なデバイス(例えば、RAM内DMA用のDMAC:
ダイレクトメモリアクセスコントローラ等)からのバス
要求信号を含めた形の構成も可能である。また、階層が
2階層(第1階層:機能アービトレーション回路1、第
2階層:デバイスアービトレーション回路2a,2b,
2c)として説明したが、図5に示す様に、更に階層を
増やした形での構成も、使用するシステムに応じて設定
可能である。
【0018】
【発明の効果】以上に説明した様に、本発明によれば、
機能毎にアービトレーション回路を持つようにしたの
で、アービトレーション動作を効率的に行うことがで
き、高速動作を行うシステム構成に対して性能向上に寄
与する所が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す説明図。
【図2】本発明の一実施例の構成を示す電気回路図。
【図3】本発明の他の実施例の構成を示す電気回路図。
【図4】本発明の他の構成例を示す説明図。
【図5】3階層形態のバスアービトレーション回路を示
す説明図。
【図6】MPUシステムのバスアービトレーション回路
を示す回路ブロック図。
【図7】従来のバスアービトレーション回路の詳細を示
す電気回路図。
【符号の説明】
1 機能アービトレーション回路 2a,2b,2c,3a,26 デバイスアービトレー
ション回路 11,21 カウンタ 12,22 コンペア回路 13,23 ラッチ回路 24 ゲート回路 25 セレクタ 27 デコーダ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数のデバイスからMPUに対して送出
    されるバス要求信号を監視し、それらの信号から一つの
    信号を選択してMPUに送出することにより、システム
    バスを介して行われるMPUと各デバイスとのデータの
    授受を制御するバスアービトレーション回路において、 処理される機能毎に設けられ、その機能に属するデバイ
    スからMPUに対して送出されるバス要求信号を監視
    し、それらの信号から一つの信号を選択してMPUに送
    出することにより、システムバスを介して行われるMP
    Uと各デバイスとのデータの授受を制御するデバイスア
    ービトレーション回路(101)と、 各デバイスからMPUに対して送出されるバス要求信号
    を監視し、それらの信号がどの処理機能の要求であるの
    かを判定し、その判定に基づいて一つの機能を選択し、
    選択した機能に対応するデバイスアービトレーション回
    路に起動をかける機能アービトレーション回路(10
    2)と、を備えてなる階層的バスアービトレーション回
    路。
JP18222391A 1991-07-23 1991-07-23 階層的バスアービトレーシヨン回路 Withdrawn JPH0535663A (ja)

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JP18222391A Withdrawn JPH0535663A (ja) 1991-07-23 1991-07-23 階層的バスアービトレーシヨン回路

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981008