JPH053536Y2 - - Google Patents

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JPH053536Y2
JPH053536Y2 JP1987089505U JP8950587U JPH053536Y2 JP H053536 Y2 JPH053536 Y2 JP H053536Y2 JP 1987089505 U JP1987089505 U JP 1987089505U JP 8950587 U JP8950587 U JP 8950587U JP H053536 Y2 JPH053536 Y2 JP H053536Y2
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snow
chute
snow throwing
cylinder
blower
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 〔産業上の利用分野〕 本考案は、エンジンで駆動する投雪式の除雪機
における投雪シユートに関するものである。
〔従来の技術〕
投雪式の除雪機は、走行機体の前部に、該機体
に搭載したエンジンで駆動する集雪オーガと投雪
ブロアを設け、そのオーガとブロアの背後を覆う
ハウジングの後ろ上部に、上方に向つて延びた投
雪シユートを備えている。
投雪シユートは、投雪方向に向つて開いた樋状
断面に形成されているが、その下端部だけは筒状
に形成することにより、投げ出される雪がハウジ
ングやその近傍に直接掛るのを防いでいる。
しかし湿つた雪の場合、上記投雪シユート下端
の筒状部の内面に雪が着きやすく、その着雪が高
じてシユートが詰まることがあつた。
上記雪詰りを生じた場合、スコツプや棒を投雪
シユートの下端の筒状部に差込んで詰つている雪
を突崩さなければならないが、そのときスコツプ
や棒が無いと困るので、スコツプや突棒をあらか
じめ機体に装備した投雪式の除雪機は知られてい
る(実開昭56−51820号公報・実開昭59−61321号
公報参照)。
上記の雪が詰る投雪シユートの筒状部は、集雪
オーガと投雪ブロアの背後を覆うハウジングのす
ぐ後ろに位置するので、筒状部内の雪の投崩し作
業がしにくい。背の低い人ではかなり困難であ
る。そこで、投雪シユートの下端部も樋状断面に
形成してその投雪シユートの下端部に、シユート
の内面に密着し横方向に抜き差しできる短い筒体
をはめるようにした投雪シユートが提案されてい
る(特開昭63−126427号公報参照)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが筒体は完全筒体であるから、投雪シユ
ートから取り外した筒体の中に詰まつている雪
は、筒体の一端から雪落とし棒で突いて崩し落と
さなければならず、かなりの労力を必要とするも
のである。
また、筒体の外径は抜き差ししやすいように投
雪シユートの内径に対しぴつたりは作られていな
いから、筒体と投雪シユートの隙間に雪が入り込
んで固まつてしまうことがあり、筒体を取り出せ
ない。
本考案は、投雪シユートの筒状部に詰つた雪を
落す際の上記の問題点を、簡単な構造によつて解
決することを目的とする。
ロ 考案の構成 〔問題点を解決するための手段〕 本考案は上記の目的を達成するために、走行機
体1の前部に、該機体1に搭載したエンジン2で
駆動する集雪オーガ3と投雪ブロア4を有し、そ
のオーガ3およびブロア4の背後を覆うハウジン
グ5の後ろ上部に、上方に向つて延びた横断面略
U字形の樋状投雪シユート6を備えた除雪機にお
いて、投雪シユート6の下端部に、その投雪シユ
ート6の内側にはまり横方向に抜き差し可能の短
い筒体77を備え、その筒体7の外径は投雪シユ
ート6の内径よりやや大きく、筒体7の背面側に
設けた縦割りスリツト11によつて縮径が可能
で、筒体7は縦割りスリツト11によつて与えら
れる径方向の弾性によつて投雪シユート6の内面
に密着し、その筒体7を装着位置に固定する掛止
錠8を投雪シユート6と筒体7とに設けたもので
ある。
〔作用〕
投雪シユート6の下端部に雪が詰つたときは、
投雪シユート6と筒体7との掛止錠8を解いて筒
体7を横に抜取るもので、詰つている雪が輪切り
状に筒体7ごと取出される。
投雪シユート6の中の筒体取付け位置の上下に
も雪が付着するが、その量は少ないから棒などで
簡単に落すことができる。
雪を落した筒体7は、投雪シユート6の所定位
置にはめ込んで錠8を掛けて固定するもので、筒
体7は投雪シユート6の内周面に密着する。
〔実施例〕
図示の走行機体1は履帯1Aを備え、機体後部
にハンドル1Bを有する歩用型のものであるが、
乗用型のものにも実施可能である。また除雪機構
部をトラクタその他の既存車両の前部にアタツチ
メント式に取付ける除雪機にも適用できる。
オーガ3は上下2段式のものを示しているが、
小型の除雪機では下1段である。
オーガ3で削取られた雪は左右から中央に掻寄
せられ、ブロア4によつて発生する風と共にシユ
ート6に案内されて前あるいは左右いずれかの方
向へ投げ飛ばされる。
シユート6は横断面略U字形の樋状で、その下
端に大歯車9が一体に設けられている。大歯車9
にかみ合つているウオーム10を回すことによ
り、大歯車9を介してシユート6の開口の向きを
変えることができる。
シユート6の下端部に、シユート6の内面に密
着する短い筒体7がはまつていて、筒体7は、第
2図鎖線示のようにシユート6に対し横方向に抜
き差しができる。
また筒体7はシユート6よりやや大径で、その
背面側に設けた縦割りスリツト11によつて径方
向の弾性が与えられているので、筒体7を弾性に
抗して縮径させながらシユート6の中にはめ込む
と、筒体7はシユート6の内面に弾性的に密着す
る。
従つて筒体7とシユート6の間に雪が入ること
がなくて筒体7とシユート6の凍結固着を防止で
きると共に、筒体7をシユート6から取出したと
き、筒体7が弾性で多少広がるので、筒体7とそ
の中に詰つている雪が離れやすくなる。
筒体7の高さは400mm位あれば足りる。そして
筒体7の正面側の上部に筒体7を持つための取手
12が取付けられている。図中13は大歯車9の
上面に形成した筒体7の正面下端縁を係止させる
ための位置決め用突部である。
筒体7をシユート6に固定する掛止錠8の構造
は任意であるが、図はレバー8Aを持つトグル式
の掛止錠で、掛環8Bが付いたレバー8Aをシユ
ート6に、掛環8Bを引つ掛けるフツク8Cを筒
体7に取付けている。
ハ 考案の効果 本考案投雪シユートは、横断面略U字形の樋状
投雪シユート6の下端部に、その投雪シユート6
の内側にはまり横方向に抜き差し可能の短い筒体
7を備え、その筒体7の外径は投雪シユート6の
内径よりやや大きく、筒体7の背面側に設けた縦
割りスリツト11によつて縮径が可能で、筒体7
は縦割りスリツト11によつて与えられる径方向
の弾性によつて投雪シユート6の内面に密着し、
その筒体7を装着位置に固定する掛止錠8を投雪
シユート6と筒体7とに設けたから、投雪シユー
ト6の下端部に詰つた雪を、そのシユート6の下
端部内にはまつている筒体7を取出すことによつ
て一度に除去することができて、シユート6の下
端部に詰つた雪の排除が容易である。筒体7を投
雪シユート6から取り出したとき筒体7がそれ自
身の弾性で少し広がるので、筒体7とその中に詰
まつている雪が離れやすい。
筒体7はシユート6の内面に密着していること
により、シユート6と筒体7の間に雪が入ること
がなくて、凍結によるシユート6と筒体7の固着
を防止できる。
そして投雪シユート6に装着した筒体7は掛止
錠8によつて確実に位置決め固定されるので走行
作業中不用意に筒体7が外れる虞はないもので、
除雪機における投雪シユートの雪詰り対策として
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案投雪シユートを備えた除雪機の
側面図、第2図は投雪シユート下端部の斜視図、
第3図は投雪シユート下端部の横断平面図。 1は走行機体、2はエンジン、3は集雪オー
ガ、4は投雪ブロア、5はハウジング、6は投雪
シユート、7は筒体、8は掛止錠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行機体の前部に、該機体に搭載したエンジン
    で駆動する集雪オーガと投雪ブロアを有し、その
    オーガおよびブロアの背後を覆うハウジングの後
    ろ上部に、上方に向つて延びた横断面略U字形の
    樋状投雪シユートを備えた除雪機において、投雪
    シユートの下端部に、その投雪シユートの内側に
    はまり横方向に抜き差し可能の短い筒体を備え、
    その筒体の外径は投雪シユートの内径よりやや大
    きく、筒体の背面側に設けた縦割りスリツトによ
    つて縮径が可能で、筒体は縦割りスリツトによつ
    て与えられる径方向の弾性によつて投雪シユート
    の内面に密着し、筒体を装着位置に固定する掛止
    錠を投雪シユートと筒体とに設けた除雪機の投雪
    シユート。
JP1987089505U 1987-06-10 1987-06-10 Expired - Lifetime JPH053536Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987089505U JPH053536Y2 (ja) 1987-06-10 1987-06-10

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JP1987089505U JPH053536Y2 (ja) 1987-06-10 1987-06-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63198618U JPS63198618U (ja) 1988-12-21
JPH053536Y2 true JPH053536Y2 (ja) 1993-01-28

Family

ID=30948549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987089505U Expired - Lifetime JPH053536Y2 (ja) 1987-06-10 1987-06-10

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60181411U (ja) * 1984-05-14 1985-12-02 株式会社クボタ 除雪車
JPS63126427U (ja) * 1987-02-10 1988-08-18

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63198618U (ja) 1988-12-21

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