JPH0535324Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0535324Y2 JPH0535324Y2 JP1984024786U JP2478684U JPH0535324Y2 JP H0535324 Y2 JPH0535324 Y2 JP H0535324Y2 JP 1984024786 U JP1984024786 U JP 1984024786U JP 2478684 U JP2478684 U JP 2478684U JP H0535324 Y2 JPH0535324 Y2 JP H0535324Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protrusion
- cap
- cylindrical protrusion
- metal cap
- metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 65
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 65
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 claims description 23
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 claims description 23
- 239000007784 solid electrolyte Substances 0.000 claims description 23
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 22
- 239000007789 gas Substances 0.000 claims description 21
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 13
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 5
- 239000003792 electrolyte Substances 0.000 claims 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 11
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 11
- MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N Zirconium dioxide Chemical compound O=[Zr]=O MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 4
- BASFCYQUMIYNBI-UHFFFAOYSA-N platinum Chemical compound [Pt] BASFCYQUMIYNBI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 2
- 229910052697 platinum Inorganic materials 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Measuring Oxygen Concentration In Cells (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、被測定ガス中、なかでも内燃機関よ
り排出される排気ガス中の酸素濃度を検出するた
めの酸素センサに係り、特に有底筒状の固体電解
質を保持する金属製ハウジングの大気連通側の開
口部に金属製キヤツプを被冠せしめた構造の酸素
センサに関するものである。
り排出される排気ガス中の酸素濃度を検出するた
めの酸素センサに係り、特に有底筒状の固体電解
質を保持する金属製ハウジングの大気連通側の開
口部に金属製キヤツプを被冠せしめた構造の酸素
センサに関するものである。
従来、ジルコニア等の酸素イオン伝導性の固体
電解質を用いて、酸素濃淡電池の原理により、自
動車などの内燃機関より排出される被測定ガスと
しての排気ガス中の酸素濃度を検知し、かかる内
燃機関の空燃比を制御することが知られている。
そして、この種の酸素濃度検出器たる酸素センサ
にあつては、有底筒状のジルコニア固体電解質の
内外面に所定の電極、例えば多孔質白金電極を設
け、そして筒内面の電極を大気に接触せしめて基
準酸素濃度の電極とする一方、筒外面の電極を被
測定ガスである排気ガス中に曝して、測定電極と
している。そして、それら基準電極と測定電極と
の間の酸素濃度の差に基づく起電力を測定するこ
とにより、かかる排気ガス中の酸素濃度を測定し
ているのである。
電解質を用いて、酸素濃淡電池の原理により、自
動車などの内燃機関より排出される被測定ガスと
しての排気ガス中の酸素濃度を検知し、かかる内
燃機関の空燃比を制御することが知られている。
そして、この種の酸素濃度検出器たる酸素センサ
にあつては、有底筒状のジルコニア固体電解質の
内外面に所定の電極、例えば多孔質白金電極を設
け、そして筒内面の電極を大気に接触せしめて基
準酸素濃度の電極とする一方、筒外面の電極を被
測定ガスである排気ガス中に曝して、測定電極と
している。そして、それら基準電極と測定電極と
の間の酸素濃度の差に基づく起電力を測定するこ
とにより、かかる排気ガス中の酸素濃度を測定し
ているのである。
ところで、従来のこの種のセンサにあつては、
有底筒状の固体電解質をその筒内が排気ガスより
気密に隔離されるように収納する金属製ハウジン
グを有し、そして該金属製ハウジングの大気連通
側の開口部が円筒状の突出部とされ、この突出部
の外周面に、かかる開口部としての突出部より更
に外方に突出した状態で配される各種センサ部材
を所定長さに渡つて覆う金属製キヤツプが取り付
けられるようになつているが、その取付け構造
は、かかるキヤツプをハウジングの円筒状突出部
に被冠せしめ、そして側面の複数箇所においてカ
シメにより固定する構造となつている。
有底筒状の固体電解質をその筒内が排気ガスより
気密に隔離されるように収納する金属製ハウジン
グを有し、そして該金属製ハウジングの大気連通
側の開口部が円筒状の突出部とされ、この突出部
の外周面に、かかる開口部としての突出部より更
に外方に突出した状態で配される各種センサ部材
を所定長さに渡つて覆う金属製キヤツプが取り付
けられるようになつているが、その取付け構造
は、かかるキヤツプをハウジングの円筒状突出部
に被冠せしめ、そして側面の複数箇所においてカ
シメにより固定する構造となつている。
このため、酸素センサが被水乃至は冠水を受け
たりすると、該センサ内部は急激に冷却されるこ
ととなり、そしてセンサ内部の空気が収縮して、
減圧系となることによつて、キヤツプとハウジン
グとの隙間より水を吸い込み、正確な起電力を発
生し得なくなつたり、センサ素子が破壊される等
の問題を内在している。特に、車両用の酸素セン
サにあつては、それがエンジン近くの水の被り易
いところに配置せしめられるものであるところか
ら、上述の問題は、より大きな問題となつている
のである。
たりすると、該センサ内部は急激に冷却されるこ
ととなり、そしてセンサ内部の空気が収縮して、
減圧系となることによつて、キヤツプとハウジン
グとの隙間より水を吸い込み、正確な起電力を発
生し得なくなつたり、センサ素子が破壊される等
の問題を内在している。特に、車両用の酸素セン
サにあつては、それがエンジン近くの水の被り易
いところに配置せしめられるものであるところか
ら、上述の問題は、より大きな問題となつている
のである。
尤も、かかる酸素センサにおいて、そのハウジ
ングにキヤツプを全周に渡つて溶接せしめ、上述
の如きセンサ内への水の浸入の問題を解決しよう
としたものもあるが、そのようなキヤツプとハウ
ジングを全周に渡つて安定して溶接することは、
極めて面倒な且つ困難な作業であり、しかも作業
性が悪く、また品質の安定性に欠ける等という欠
点を有しており、そのような解決策は、実用上に
おいて採用し得ないものであつた。
ングにキヤツプを全周に渡つて溶接せしめ、上述
の如きセンサ内への水の浸入の問題を解決しよう
としたものもあるが、そのようなキヤツプとハウ
ジングを全周に渡つて安定して溶接することは、
極めて面倒な且つ困難な作業であり、しかも作業
性が悪く、また品質の安定性に欠ける等という欠
点を有しており、そのような解決策は、実用上に
おいて採用し得ないものであつた。
ここにおいて、本考案は、かかる事情に鑑みて
為されたものであつて、その目的とするところ
は、酸素センサにおけるハウジングとキヤツプと
の間を簡単な構造にて効果的に気密と為し、被水
乃至は冠水を受けて、センサ内部が冷却されて
も、それらハウジングとキヤツプとの隙間から水
を吸い込むようなことのない酸素センサを提供す
ることにある。
為されたものであつて、その目的とするところ
は、酸素センサにおけるハウジングとキヤツプと
の間を簡単な構造にて効果的に気密と為し、被水
乃至は冠水を受けて、センサ内部が冷却されて
も、それらハウジングとキヤツプとの隙間から水
を吸い込むようなことのない酸素センサを提供す
ることにある。
そして、本考案は、かかる目的を達成するため
に、所定の電極を設けた有底筒状の固体電解質
と、該固体電解質の閉鎖端を被測定ガス中に曝す
一方、大気が導入されるその筒内を該被測定ガス
より気密に隔離して収納する金属製ハウジング
と、該ハウジングの大気連通側の開口部を形成す
る円筒状突出部の外周面に冠着され、該円筒状突
出部に設けられたカシメ溝にカシメ固定される、
該開口部から外方に突出した状態で配される各種
センサ部材を所定長さに渡つて覆う金属製キヤツ
プとを有する酸素センサにおいて、前記金属製ハ
ウジングの円筒状突出部に設けられるカシメ溝と
該円筒状突出部の端部との間の外周面部位及び該
外周面部位に対応する前記金属製キヤツプの冠着
部位の少なくとも何れか一方の側に、それら他方
の側に向つて突出した、周方向に延びる環状の突
条及び/又は膨出部を少なくとも1箇所設けると
共に、該突条及び/又は膨出部の外形寸法或いは
内形寸法を、前記金属製キヤツプの内形寸法と等
しいか若しくはそれより大きくして或いは前記円
筒状突出部の外形寸法と等しいか若しくはそれよ
り小さくして、該金属製キヤツプを該突条及び/
又は膨出部の上に乗り上げさせることにより或い
は該金属製キヤツプを該円筒状突出部の外周部に
押し込むことにより、かかる突条及び/又は膨出
部において、該金属製ハウジングの円筒状突出部
の外周面に対して、該金属製キヤツプの内面を嵌
合密着せしめて、該円筒状突出部と該金属製キヤ
ツプとの間に全周に渡る連続した密着部を形成す
るようにしたのである。
に、所定の電極を設けた有底筒状の固体電解質
と、該固体電解質の閉鎖端を被測定ガス中に曝す
一方、大気が導入されるその筒内を該被測定ガス
より気密に隔離して収納する金属製ハウジング
と、該ハウジングの大気連通側の開口部を形成す
る円筒状突出部の外周面に冠着され、該円筒状突
出部に設けられたカシメ溝にカシメ固定される、
該開口部から外方に突出した状態で配される各種
センサ部材を所定長さに渡つて覆う金属製キヤツ
プとを有する酸素センサにおいて、前記金属製ハ
ウジングの円筒状突出部に設けられるカシメ溝と
該円筒状突出部の端部との間の外周面部位及び該
外周面部位に対応する前記金属製キヤツプの冠着
部位の少なくとも何れか一方の側に、それら他方
の側に向つて突出した、周方向に延びる環状の突
条及び/又は膨出部を少なくとも1箇所設けると
共に、該突条及び/又は膨出部の外形寸法或いは
内形寸法を、前記金属製キヤツプの内形寸法と等
しいか若しくはそれより大きくして或いは前記円
筒状突出部の外形寸法と等しいか若しくはそれよ
り小さくして、該金属製キヤツプを該突条及び/
又は膨出部の上に乗り上げさせることにより或い
は該金属製キヤツプを該円筒状突出部の外周部に
押し込むことにより、かかる突条及び/又は膨出
部において、該金属製ハウジングの円筒状突出部
の外周面に対して、該金属製キヤツプの内面を嵌
合密着せしめて、該円筒状突出部と該金属製キヤ
ツプとの間に全周に渡る連続した密着部を形成す
るようにしたのである。
以下、本考案の構成を更に具体的に明らかにす
るために、本考案の幾つかの実施例を図面に基づ
いて詳細に説明することとする。
るために、本考案の幾つかの実施例を図面に基づ
いて詳細に説明することとする。
まず、第1図において、2は、ジルコニア等か
らなる有底円筒状の固体電解質であり、その内側
面及び外側面には、それぞれ所定の電極、例えば
多孔質な白金電極(図示せず)が設けられてお
り、そしてそれら電極が、それぞれ適当な導線部
を介して外部に接続されるようになつている。ま
た、かかる固体電解質2の開口側の外周部には、
円筒形状を為す金属製ハウジング4がコンタクト
パツキング3を介して装着されており、固体電解
質2の閉鎖端側の外面に曝される自動車の排気ガ
ス等の被測定ガスに対して該固体電解質2の筒内
が気密に隔離されるように、該固体電解質2を収
納、保持している。具体的には、排気ガスが通る
排ガス管などの通路部材(図示せず)に対して、
固体電解質2が被測定ガス中に挿入せしめられた
状態において、金属製ハウジング4がそのフラン
ジ部6において取り付けられることにより、固体
電解質2の筒内は被測定ガスから遮断されること
となるのである。なお、このハウジング4には、
固体電解質2の外表面を被測定ガスから保護する
ための保護カバー8が設けられ、また通路部材と
フランジ部6との間のシールを為すためのガスケ
ツト10が設けられている。
らなる有底円筒状の固体電解質であり、その内側
面及び外側面には、それぞれ所定の電極、例えば
多孔質な白金電極(図示せず)が設けられてお
り、そしてそれら電極が、それぞれ適当な導線部
を介して外部に接続されるようになつている。ま
た、かかる固体電解質2の開口側の外周部には、
円筒形状を為す金属製ハウジング4がコンタクト
パツキング3を介して装着されており、固体電解
質2の閉鎖端側の外面に曝される自動車の排気ガ
ス等の被測定ガスに対して該固体電解質2の筒内
が気密に隔離されるように、該固体電解質2を収
納、保持している。具体的には、排気ガスが通る
排ガス管などの通路部材(図示せず)に対して、
固体電解質2が被測定ガス中に挿入せしめられた
状態において、金属製ハウジング4がそのフラン
ジ部6において取り付けられることにより、固体
電解質2の筒内は被測定ガスから遮断されること
となるのである。なお、このハウジング4には、
固体電解質2の外表面を被測定ガスから保護する
ための保護カバー8が設けられ、また通路部材と
フランジ部6との間のシールを為すためのガスケ
ツト10が設けられている。
また、かかる金属製ハウジング4は、固体電解
質2の開口部側の端部において、その大気連通側
の開口部を形成する円筒状突出部12を有してお
り、この円筒状突出部12の開口を介して、各種
のセンサ部材(部品)が接続され或いは配置せし
められて、かかる突出部12から更に外方に突出
した状態に位置して、センサを構成している。す
なわち、固体電解質2の筒内には、棒状加熱器1
4が収納されており、そしてこの棒状加熱器14
の後部部分が円筒状突出部12より後方に突き出
されて、リード線16に接続せしめられ、該リー
ド線16を介して外部電源に接続されるようにな
つている。
質2の開口部側の端部において、その大気連通側
の開口部を形成する円筒状突出部12を有してお
り、この円筒状突出部12の開口を介して、各種
のセンサ部材(部品)が接続され或いは配置せし
められて、かかる突出部12から更に外方に突出
した状態に位置して、センサを構成している。す
なわち、固体電解質2の筒内には、棒状加熱器1
4が収納されており、そしてこの棒状加熱器14
の後部部分が円筒状突出部12より後方に突き出
されて、リード線16に接続せしめられ、該リー
ド線16を介して外部電源に接続されるようにな
つている。
さらに、18は、円環状を為す内側中心電極で
あつて、前記固体電解質2の内側電極に接続され
得るように、棒状加熱器14の後部部分の外側に
外挿された絶縁碍子20が円筒状突出部12の開
口部内に挿入、固定せしめられることによつて、
該固体電解質2の開口部端に押圧された状態で取
り付けられている。そして、この絶縁碍子20に
は、スペーサ部材22を介して絶縁碍子24が組
み合わされて取り付けられ、これによつて棒状加
熱器14の周囲に筒状の絶縁空間を形成してお
り、またこの後方側の絶縁碍子24内に後方側か
ら挿入されたリード線16のそれぞれの端部が、
該絶縁空間内において、導線26を介して棒状加
熱器14や内側中心電極18に接続せしめられて
いるのである。
あつて、前記固体電解質2の内側電極に接続され
得るように、棒状加熱器14の後部部分の外側に
外挿された絶縁碍子20が円筒状突出部12の開
口部内に挿入、固定せしめられることによつて、
該固体電解質2の開口部端に押圧された状態で取
り付けられている。そして、この絶縁碍子20に
は、スペーサ部材22を介して絶縁碍子24が組
み合わされて取り付けられ、これによつて棒状加
熱器14の周囲に筒状の絶縁空間を形成してお
り、またこの後方側の絶縁碍子24内に後方側か
ら挿入されたリード線16のそれぞれの端部が、
該絶縁空間内において、導線26を介して棒状加
熱器14や内側中心電極18に接続せしめられて
いるのである。
そして、かかる絶縁碍子20,24の外側を取
り囲んで、それぞれ所定の空間を隔てて円筒状の
金属製キヤツプ28が挿入され、さらに該キヤツ
プ28は、その一端において、前記金属製ハウジ
ング4の円筒状突出部12の外周面に冠着せしめ
られている。また、この金属製キヤツプ28の他
端側は小径部とされ、そこにゴム栓30が装着さ
れて、該ゴム栓30を貫通してリード線16が絶
縁碍子24内に導かれている。さらに、かかる金
属製キヤツプ28の後端小径部側の段付き部に
は、皿バネ32が配置され、そしてこの皿バネ3
2がその内周縁において絶縁碍子24に係合され
て、該絶縁碍子24とキヤツプ28とを、その軸
心方向に離隔する方向に付勢力を作用せしめてい
る。
り囲んで、それぞれ所定の空間を隔てて円筒状の
金属製キヤツプ28が挿入され、さらに該キヤツ
プ28は、その一端において、前記金属製ハウジ
ング4の円筒状突出部12の外周面に冠着せしめ
られている。また、この金属製キヤツプ28の他
端側は小径部とされ、そこにゴム栓30が装着さ
れて、該ゴム栓30を貫通してリード線16が絶
縁碍子24内に導かれている。さらに、かかる金
属製キヤツプ28の後端小径部側の段付き部に
は、皿バネ32が配置され、そしてこの皿バネ3
2がその内周縁において絶縁碍子24に係合され
て、該絶縁碍子24とキヤツプ28とを、その軸
心方向に離隔する方向に付勢力を作用せしめてい
る。
また、かかる金属製キヤツプ28のハウジング
4の円筒状突出部12に対する取付けは、第2図
に拡大して示されるように、その冠着部分の全周
方向に渡る嵌合密着状態のもとに、複数箇所にお
けるカシメによつて行なわれているのである。
4の円筒状突出部12に対する取付けは、第2図
に拡大して示されるように、その冠着部分の全周
方向に渡る嵌合密着状態のもとに、複数箇所にお
けるカシメによつて行なわれているのである。
すなわち、金属製ハウジング4の円筒状突出部
12には、従来と同様なカシメ溝34が形成され
ていると共に、該カシメ溝34と突出部12端部
との間の外周面には、その全周に渡る環状の外向
き突条36が所定高さにおいて一体的に形成され
ている。一方、金属製キヤツプ28の内径寸法
は、かかる円筒状突出部12の外周面に設けられ
た環状の突条36の外形寸法(外径)よりも、や
や小さくされている。
12には、従来と同様なカシメ溝34が形成され
ていると共に、該カシメ溝34と突出部12端部
との間の外周面には、その全周に渡る環状の外向
き突条36が所定高さにおいて一体的に形成され
ている。一方、金属製キヤツプ28の内径寸法
は、かかる円筒状突出部12の外周面に設けられ
た環状の突条36の外形寸法(外径)よりも、や
や小さくされている。
そして、そのような金属製キヤツプ28をハウ
ジング4の円筒状突出部12に外挿せしめ、該突
出部12の外周面に設けられた外向き突条36の
上に乗り上げるように押し込み、さらに該キヤツ
プの変形を伴いつつ、その軸心方向に所定長さに
渡つて挿入せしめた後、従来と同様にして、複数
箇所において該キヤツプ28をカシメ、そのカシ
メ部38をカシメ溝34に係合させることによ
り、キヤツプ28はハウジング4に対して固定さ
れることとなるのである。
ジング4の円筒状突出部12に外挿せしめ、該突
出部12の外周面に設けられた外向き突条36の
上に乗り上げるように押し込み、さらに該キヤツ
プの変形を伴いつつ、その軸心方向に所定長さに
渡つて挿入せしめた後、従来と同様にして、複数
箇所において該キヤツプ28をカシメ、そのカシ
メ部38をカシメ溝34に係合させることによ
り、キヤツプ28はハウジング4に対して固定さ
れることとなるのである。
そして、このような金属製ハウジング4に対す
る金属製キヤツプ28の取付け構造によつて、該
金属製キヤツプ28の内面が、該金属製ハウジン
グ4の円筒状突出部12に設けられた環状の外向
き突条36部分において嵌合密着せしめられた構
造となり、以て該円筒状突出部12と金属製キヤ
ツプ28との間に、その全周に渡る連続した密着
部が形成されることとなつたのである。
る金属製キヤツプ28の取付け構造によつて、該
金属製キヤツプ28の内面が、該金属製ハウジン
グ4の円筒状突出部12に設けられた環状の外向
き突条36部分において嵌合密着せしめられた構
造となり、以て該円筒状突出部12と金属製キヤ
ツプ28との間に、その全周に渡る連続した密着
部が形成されることとなつたのである。
なお、円筒状突出部12に対するキヤツプ28
の、上述の如き強制的な押込み嵌合によつて、キ
ヤツプ28は、変形を受けて拡径せしめられるこ
ととなるが、そのようなキヤツプ28を変形させ
る量は、外向き突条36の外形寸法を如何に採る
か、換言すればかかる外形寸法をキヤツプ28の
内径寸法と等しくするか、若しくはそれより大き
くした程度によつて種々異なるものであるが、そ
れはキヤツプの材料、肉厚等によつて適宜に選択
されることとなる。
の、上述の如き強制的な押込み嵌合によつて、キ
ヤツプ28は、変形を受けて拡径せしめられるこ
ととなるが、そのようなキヤツプ28を変形させ
る量は、外向き突条36の外形寸法を如何に採る
か、換言すればかかる外形寸法をキヤツプ28の
内径寸法と等しくするか、若しくはそれより大き
くした程度によつて種々異なるものであるが、そ
れはキヤツプの材料、肉厚等によつて適宜に選択
されることとなる。
従つて、かくの如き金属製キヤツプ28と金属
製ハウジング4(円筒状突出部12)との全周に
渡る嵌合密着構造によつて、それらの取付部は効
果的に気密構造とされ得るのであり、しかも全周
に渡つて連続した気密構造が確保され得るところ
から、センサが被水乃至は冠水を受けて、内部が
冷却され、減圧系となつても、その取付部の隙間
から水を吸い込むようなことは何等生じることが
なく、以てセンサ内部への水の浸入による起電力
への悪影響やセンサ素子の破壊等の問題を悉く解
消し得ることとなつたのである。
製ハウジング4(円筒状突出部12)との全周に
渡る嵌合密着構造によつて、それらの取付部は効
果的に気密構造とされ得るのであり、しかも全周
に渡つて連続した気密構造が確保され得るところ
から、センサが被水乃至は冠水を受けて、内部が
冷却され、減圧系となつても、その取付部の隙間
から水を吸い込むようなことは何等生じることが
なく、以てセンサ内部への水の浸入による起電力
への悪影響やセンサ素子の破壊等の問題を悉く解
消し得ることとなつたのである。
また、第3図には、本考案に従う各種の嵌合密
着構造の例が示されているが、そこにおいて、a
は、円筒状突出部12の全体が金属製キヤツプ2
8の内径よりもやや大きな大径部(膨出部)44
として形成されており、且つその先端部が所定傾
斜のテーパ面40とされている。また、bにおい
ては、円筒状突出部12の外周面が全体的に大き
なテーパ面42として形成され、これによつてそ
の基部の大径側がキヤツプ28の内径よりも大な
る大径部(膨出部)44となつている。さらに、
cの例にあつては、円筒状突出部12の先端側の
所定長さ部分が金属製キヤツプ28の内径より小
さな小径部分とされる一方、カシメ溝34を含む
所定長さ部分が、キヤツプ28の内径に略等しい
か或いはそれよりも大きな外径の大径部(膨出
部)44として形成されている。さらにまた、d
の例では、上記cの例における円筒状突出部12
の小径部部分に、更に一つの大径部(膨出部)4
4が周方向に設けられ、以て複数の大径部(膨出
部)44が設けられた構造とされている。
着構造の例が示されているが、そこにおいて、a
は、円筒状突出部12の全体が金属製キヤツプ2
8の内径よりもやや大きな大径部(膨出部)44
として形成されており、且つその先端部が所定傾
斜のテーパ面40とされている。また、bにおい
ては、円筒状突出部12の外周面が全体的に大き
なテーパ面42として形成され、これによつてそ
の基部の大径側がキヤツプ28の内径よりも大な
る大径部(膨出部)44となつている。さらに、
cの例にあつては、円筒状突出部12の先端側の
所定長さ部分が金属製キヤツプ28の内径より小
さな小径部分とされる一方、カシメ溝34を含む
所定長さ部分が、キヤツプ28の内径に略等しい
か或いはそれよりも大きな外径の大径部(膨出
部)44として形成されている。さらにまた、d
の例では、上記cの例における円筒状突出部12
の小径部部分に、更に一つの大径部(膨出部)4
4が周方向に設けられ、以て複数の大径部(膨出
部)44が設けられた構造とされている。
このような第3図の構造においては、それぞれ
の大径部(膨出部)44のテーパ面40,42,
46によつて金属製キヤツプ28が案内されると
共に、その強制的な押込みによつて、該キヤツプ
28は変形されて拡径され、以てかかる円筒状突
出部12の大径部(膨出部)44の外周面に効果
的に嵌合密着せしめられることとなるのである。
すなわち、このような構造によれば、キヤツプ2
8の内面と円筒状突出部12の外周面との嵌合密
着領域を大と為すことができ、以てそれらの間の
気密性を高め、より完全な水浸入防止効果を奏せ
しめ得るのである。
の大径部(膨出部)44のテーパ面40,42,
46によつて金属製キヤツプ28が案内されると
共に、その強制的な押込みによつて、該キヤツプ
28は変形されて拡径され、以てかかる円筒状突
出部12の大径部(膨出部)44の外周面に効果
的に嵌合密着せしめられることとなるのである。
すなわち、このような構造によれば、キヤツプ2
8の内面と円筒状突出部12の外周面との嵌合密
着領域を大と為すことができ、以てそれらの間の
気密性を高め、より完全な水浸入防止効果を奏せ
しめ得るのである。
また、カシメ溝34が大径部44部部に設けら
れているところから、キヤツプ28のカシメは、
その大径部44に対する嵌合密着部分において行
なわれ、それらキヤツプ28と円筒状突出部12
との間に隙間がないところから、カシメ部38が
安定し、かかるキヤツプ28のハウジング4に対
するカシメ固定の効果も高め得るのである。な
お、大径部44に対するキヤツプ28の導入部た
るテーパ部40,42或いは46の角度として
は、一般にキヤツプ28の端部を押し入れ、拡径
し得るに有効な角度:αが選定されることとなる
が、一般に45°以下であることが望ましい。
れているところから、キヤツプ28のカシメは、
その大径部44に対する嵌合密着部分において行
なわれ、それらキヤツプ28と円筒状突出部12
との間に隙間がないところから、カシメ部38が
安定し、かかるキヤツプ28のハウジング4に対
するカシメ固定の効果も高め得るのである。な
お、大径部44に対するキヤツプ28の導入部た
るテーパ部40,42或いは46の角度として
は、一般にキヤツプ28の端部を押し入れ、拡径
し得るに有効な角度:αが選定されることとなる
が、一般に45°以下であることが望ましい。
また、これまでの実施例にあつては、金属製ハ
ウジング4の円筒状突出部12の外周面の形状に
従つて金属製キヤツプ28との間に嵌合密着構造
が形成されるようになつているが、これに代え
て、第4図や第5図に示されるように、キヤツプ
28の端部形状を代えることにより、換言すれば
キヤツプ28の該円筒状突出部12の外周面を覆
う部分に、内方に突出し且つ周方向に延びる環状
の内向き突条及び/又は小径部を設け、該内向き
突条及び/又は小径部を介して、かかる円筒状突
出部12の外周面に嵌合密着させるようにするこ
とも可能である。
ウジング4の円筒状突出部12の外周面の形状に
従つて金属製キヤツプ28との間に嵌合密着構造
が形成されるようになつているが、これに代え
て、第4図や第5図に示されるように、キヤツプ
28の端部形状を代えることにより、換言すれば
キヤツプ28の該円筒状突出部12の外周面を覆
う部分に、内方に突出し且つ周方向に延びる環状
の内向き突条及び/又は小径部を設け、該内向き
突条及び/又は小径部を介して、かかる円筒状突
出部12の外周面に嵌合密着させるようにするこ
とも可能である。
因みに、第4図においては、金属製キヤツプ2
8の端部に二条の環状の内向き突条48,48が
周方向に全周に渡つて形成されており、この内向
き突条48の存在による干渉に抗して、該キヤツ
プ28の端部を円筒状突出部12の外周に押し込
むことにより、該内向き突条48,48と円筒状
突出部12の外周面との間で嵌合密着構造が全周
に渡つて形成されるのである。そして、そのよう
に嵌合密着せしめられた後、金属製キヤツプ28
の複数箇所に対するカシメ操作によつて、キヤツ
プ28はカシメ部38においてカシメ固定される
のである。
8の端部に二条の環状の内向き突条48,48が
周方向に全周に渡つて形成されており、この内向
き突条48の存在による干渉に抗して、該キヤツ
プ28の端部を円筒状突出部12の外周に押し込
むことにより、該内向き突条48,48と円筒状
突出部12の外周面との間で嵌合密着構造が全周
に渡つて形成されるのである。そして、そのよう
に嵌合密着せしめられた後、金属製キヤツプ28
の複数箇所に対するカシメ操作によつて、キヤツ
プ28はカシメ部38においてカシメ固定される
のである。
また、第5図に示す例においては、内向き突条
48は一条とされる一方、該内向き突条48より
端部側のキヤツプ部分が小径部(膨出部)50と
されており、かかるキヤツプ28の円筒状突出部
12に対する押込みによつて、かかる内向き突条
48と共に、小径部50も該円筒状突出部12の
外周面に嵌合密着せしめられるようにされ、そし
てかかる状態において、小径部50部分でカシメ
操作を行なつて、そこにカシメ部38を形成する
ことにより、カシメが安定的に行なわれ得て、し
かも円筒状突出部12との間に隙間も存在しない
ところから、カシメによる固定構造も安定化せし
め得るのである。
48は一条とされる一方、該内向き突条48より
端部側のキヤツプ部分が小径部(膨出部)50と
されており、かかるキヤツプ28の円筒状突出部
12に対する押込みによつて、かかる内向き突条
48と共に、小径部50も該円筒状突出部12の
外周面に嵌合密着せしめられるようにされ、そし
てかかる状態において、小径部50部分でカシメ
操作を行なつて、そこにカシメ部38を形成する
ことにより、カシメが安定的に行なわれ得て、し
かも円筒状突出部12との間に隙間も存在しない
ところから、カシメによる固定構造も安定化せし
め得るのである。
さらに、第6図に示される実施例にあつては、
金属製ハウジング4の円筒状突出部12側と金属
製キヤツプ28側の両方にそれぞれ突条乃至は大
径部(膨出部)が設けられており、それらによつ
て三箇所の嵌合密着部が形成されて、その気密構
造の完全化が図られている。すなわち、図におい
て、キヤツプ28側には、一条の内向き突条48
が全周に渡つて設けられる一方、円筒状突出部1
2の外周部には、カシメ溝34を挟んで、先端部
側に環状の外向き突条36が形成され、またその
反対側の突出部12部分が大径部44として形成
されている。そして、かかる円筒状突出部12に
対して強制的にキヤツプ28が嵌挿せしめられる
ことにより、それらの間の大径部44、外向き突
条36及び内向き突条48部分において、それぞ
れ全周に渡る連続した嵌合密着部が形成されるこ
ととなるのである。
金属製ハウジング4の円筒状突出部12側と金属
製キヤツプ28側の両方にそれぞれ突条乃至は大
径部(膨出部)が設けられており、それらによつ
て三箇所の嵌合密着部が形成されて、その気密構
造の完全化が図られている。すなわち、図におい
て、キヤツプ28側には、一条の内向き突条48
が全周に渡つて設けられる一方、円筒状突出部1
2の外周部には、カシメ溝34を挟んで、先端部
側に環状の外向き突条36が形成され、またその
反対側の突出部12部分が大径部44として形成
されている。そして、かかる円筒状突出部12に
対して強制的にキヤツプ28が嵌挿せしめられる
ことにより、それらの間の大径部44、外向き突
条36及び内向き突条48部分において、それぞ
れ全周に渡る連続した嵌合密着部が形成されるこ
ととなるのである。
以上、本考案に係る各種の具体例について詳し
く説明してきたが、本考案は、かかる例示の具体
例にのみ限定して解釈されるものでは決してな
く、本考案の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当
業者の知識に基づいて、本考案には種々なる変
更、修正、改良等を加え得るものであつて、本考
案はそのような実施形態のものをも含むものであ
ること、言うまでもないところである。
く説明してきたが、本考案は、かかる例示の具体
例にのみ限定して解釈されるものでは決してな
く、本考案の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当
業者の知識に基づいて、本考案には種々なる変
更、修正、改良等を加え得るものであつて、本考
案はそのような実施形態のものをも含むものであ
ること、言うまでもないところである。
第1図は本考案に係る酸素センサの一実施例を
示す部分断面図であり、第2図は第1図の実施例
における金属製ハウジングに対する金属製キヤツ
プの嵌合密着構造を説明するための要部断面図で
あり、第3図a〜dはそれぞれ金属製ハウジング
の円筒状突出部の異なる外周面形状乃至はそれに
嵌合密着せしめられた金属製キヤツプの冠着状態
を示す要部断面説明図であり、第4図〜第6図は
それぞれ本考案の更に異なる金属製ハウジングと
金属製キヤツプとの嵌合密着構造の例を示す第2
図に相当する図である。 2……固体電解質、3……コンタクトパツキン
グ、4……金属製ハウジング、6……フランジ
部、12……円筒状突出部、14……棒状加熱
器、16……リード線、18……内側中心電極、
20……絶縁碍子、22……スペーサ部材、24
……絶縁碍子、26……導線、28……金属製キ
ヤツプ、34……カシメ溝、36……外向き突
条、38……カシメ部、40,42,46……テ
ーパ面、44……大径部、48……内向き突条、
50……小径部。
示す部分断面図であり、第2図は第1図の実施例
における金属製ハウジングに対する金属製キヤツ
プの嵌合密着構造を説明するための要部断面図で
あり、第3図a〜dはそれぞれ金属製ハウジング
の円筒状突出部の異なる外周面形状乃至はそれに
嵌合密着せしめられた金属製キヤツプの冠着状態
を示す要部断面説明図であり、第4図〜第6図は
それぞれ本考案の更に異なる金属製ハウジングと
金属製キヤツプとの嵌合密着構造の例を示す第2
図に相当する図である。 2……固体電解質、3……コンタクトパツキン
グ、4……金属製ハウジング、6……フランジ
部、12……円筒状突出部、14……棒状加熱
器、16……リード線、18……内側中心電極、
20……絶縁碍子、22……スペーサ部材、24
……絶縁碍子、26……導線、28……金属製キ
ヤツプ、34……カシメ溝、36……外向き突
条、38……カシメ部、40,42,46……テ
ーパ面、44……大径部、48……内向き突条、
50……小径部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 所定の電極を設けた有底筒状の固体電解質と、
該固定電解質の閉鎖端を被測定ガス中に曝す一
方、大気が導入されるその筒内を該被測定ガスよ
り気密に隔離して収納する金属製ハウジングと、
該ハウジングの大気連通側の開口部を形成する円
筒状突出部の外周面に冠着され、該円筒状突出部
に設けられたカシメ溝にカシメ固定される、該開
口部から外方に突出した状態で配される各種セン
サ部材を所定長さに渡つて覆う金属製キヤツプと
を有する酸素センサにおいて、 前記金属製ハウジングの円筒状突出部に設けら
れるカシメ溝と該円筒状突出部の端部との間の外
周面部位及び該外周面部位に対応する前記金属製
キヤツプの冠着部位の少なくとも何れか一方の側
に、それら他方の側に向つて突出した、周方向に
延びる環状の突条及び/又は膨出部を少なくとも
1箇所設けると共に、該突条及び/又は膨出部の
外形寸法或いは内形寸法を、前記金属製キヤツプ
の内形寸法と等しいか若しくはそれより大きくし
て或いは前記円筒状突出部の外形寸法と等しいか
若しくはそれより小さくして、該金属製キヤツプ
を該突条及び/又は膨出部の上に乗り上げさせる
ことにより或いは該金属製キヤツプを該円筒状突
出部の外周部に押し込むことにより、かかる突条
及び/又は膨出部において、該金属製ハウジング
の円筒状突出部の外周面に対して、該金属製キヤ
ツプの内面を嵌合密着せしめて、該円筒状突出部
と該金属製キヤツプとの間に全周に渡る連続した
密着部を形成したことを特徴とする酸素センサ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2478684U JPS60137363U (ja) | 1984-02-23 | 1984-02-23 | 酸素センサ |
DE19853506327 DE3506327A1 (de) | 1984-02-23 | 1985-02-22 | Sauerstoff-fuehler mit einem rohrfoermigen festelektrolytkoerper |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2478684U JPS60137363U (ja) | 1984-02-23 | 1984-02-23 | 酸素センサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60137363U JPS60137363U (ja) | 1985-09-11 |
JPH0535324Y2 true JPH0535324Y2 (ja) | 1993-09-08 |
Family
ID=30519266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2478684U Granted JPS60137363U (ja) | 1984-02-23 | 1984-02-23 | 酸素センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60137363U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6491061B2 (ja) * | 2015-08-26 | 2019-03-27 | 日本碍子株式会社 | ガスセンサおよびガスセンサの製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5289989A (en) * | 1976-01-23 | 1977-07-28 | Hitachi Ltd | Oxygen concentration detector |
JPS582665B2 (ja) * | 1975-01-29 | 1983-01-18 | ヨシザキ コウゾウ | カネツサツキンホウホウ |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6017736Y2 (ja) * | 1979-03-19 | 1985-05-30 | 松下電器産業株式会社 | 酸素濃度検出器 |
JPS582665U (ja) * | 1981-06-29 | 1983-01-08 | 日本電子機器株式会社 | 酸素濃度センサ− |
JPS58120958U (ja) * | 1982-02-10 | 1983-08-17 | 日本電子機器株式会社 | 酸素センサにおけるセラミツクヒ−タの固定構造 |
-
1984
- 1984-02-23 JP JP2478684U patent/JPS60137363U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS582665B2 (ja) * | 1975-01-29 | 1983-01-18 | ヨシザキ コウゾウ | カネツサツキンホウホウ |
JPS5289989A (en) * | 1976-01-23 | 1977-07-28 | Hitachi Ltd | Oxygen concentration detector |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60137363U (ja) | 1985-09-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0918215B1 (en) | Gas sensor | |
JP3913714B2 (ja) | ガスセンサ用保護カバー、ガスセンサ及びこの製造方法 | |
US3960693A (en) | Device for electrochemically measuring the concentration of oxygen in combustion gases | |
JP3624526B2 (ja) | 酸素濃度検出器 | |
JP5592336B2 (ja) | ガスセンサ | |
US20080028831A1 (en) | Gas sensor | |
US8650933B2 (en) | Gas sensor | |
US7686932B2 (en) | Gas sensor | |
US8567234B2 (en) | Gas sensor | |
CA1283702C (en) | Seal for single wire o _sensor | |
JP2012233788A (ja) | ガスセンサ | |
US4159234A (en) | Oxygen sensor | |
JP5519618B2 (ja) | ガスセンサおよびガスセンサの製造方法 | |
CN112105925B (zh) | 气体传感器 | |
US4526672A (en) | Oxygen sensor | |
JPH0535324Y2 (ja) | ||
JP4099386B2 (ja) | センサおよびセンサ製造方法 | |
JPS6237165Y2 (ja) | ||
JP6986485B2 (ja) | センサ | |
EP1507144A2 (en) | Cylindrical gas sensor comprising a vibration resistant protector | |
JP6641877B2 (ja) | ガスセンサ、及びガスセンサが取り付けられた排気管 | |
JP2001356109A (ja) | ガスセンサ | |
JPH0217331Y2 (ja) | ||
US20170212074A1 (en) | Gas sensor | |
JP7126900B2 (ja) | ガスセンサ |