JPH0535243U - 付着物除去具 - Google Patents

付着物除去具

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Publication number
JPH0535243U
JPH0535243U JP086491U JP8649191U JPH0535243U JP H0535243 U JPH0535243 U JP H0535243U JP 086491 U JP086491 U JP 086491U JP 8649191 U JP8649191 U JP 8649191U JP H0535243 U JPH0535243 U JP H0535243U
Authority
JP
Japan
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extrusion
die
extrusion hole
stopper member
scraping plate
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Pending
Application number
JP086491U
Other languages
English (en)
Inventor
和宏 鈴木
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 昭和電線電纜株式会社 filed Critical 昭和電線電纜株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 押出ダイス表面の付着物を簡単かつ確実に除
去するための治具を提供することを目的とする。 【構成】 押出ダイスの正面の、押出孔を挟む位置に設
けられた2本のコ字型ストッパ部材と、端縁に、エッジ
状をなし押出孔と同径の半円形の凹部と前記ストッパ部
材にはめ込む案内溝とを有する掻き板とからなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ペレット製造用押出機のダイスの付着物を除去することに関する。
【0002】
【従来の技術】
ペレット製造用押出機のダイスの取り付け状態が、図3に示されている。ダイ スは、樹脂を線状体に成型するための押出孔1を有する外ダイス2と、この外ダ イス2の押出孔1に連結される通過孔3を有する中ダイス4,及び、内ダイス5 とから構成されている。これらの3つのダイスはねじ6により連結され、ダイス ホルダ7を介してクランプ9により押出機8に固定されている。 このようなペレット製造用押出機を作動させ押出成型するとき、外ダイス2の 押出孔1から樹脂が線状に押し出される。その際、その押出孔1の周囲には通称 目ヤニと呼ばれる付着物が堆積してしまう。その付着物が増加すると、押出した 線状体樹脂に付着したり、線状体樹脂を切断してペレット状にしたときに混入し たり、ペレットの大きさをばらつかせる等の原因となっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
これまでも可能なかぎり押出孔1の周囲の付着物を除くために、押出中に、細 い棒等を使って、外ダイス2の押出孔1の各々の周辺部を突いて付着物を掻き取 っていた。しかし、この方法では押出中に付着物を完全に取り除くことは難しく 、特に押出孔と押出孔の隙間や、下側は除去しずらかった。しかも、少量でも取 り残してしまうと、それが核となって瞬く間に付着物は成長し、増加してしまう 。 そこで本考案は、押出ダイス表面の付着物を簡単確実に除去するための治具 を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の付着物除去具は、押出ダイスの正面の、押出孔を挟む位置に設けられ たストッパ部材と、端縁に、エッジ状をなす半円形の凹部と前記ストッパ部材に はめ込む案内溝とを有する掻き板とからなることを特徴とする。
【0005】
【作用】
本考案の付着物除去具の、掻き板の両端に設けられている案内溝に、押出ダイ スの押出孔を挟むように設けられているストッパ部材をはめ込むことにより、掻 き板の半円形の凹部はちょうどダイスの押出孔の輪郭と一致する。ゆえに、押出 された樹脂を傷付けることがなく、押出孔付近の付着物を掻きとることができる 。
【0006】
【実施例】
以下に本考案の付着物除去具の一実施例を示す。 本考案の付着物除去具は、図1に示される掻き板10と図2に示される2本の ストッパ部材13とを備えている。図1に示されるように、掻き板10の端縁に は、ダイスの押出孔1と同径の半円形を呈し、かつ押出孔1と同数だけ備えられ た凹部11と、ストッパ部材13をはめ込みうる案内溝14が設けられている。 その凹部11の周縁部は、付着物を掻き取り易い様に、傾斜したエッジ状12に なっている。ストッパ部材13はコ字型を呈しており、図2に示されるように外 ダイスの押出孔1を挟むように上、下に固設されている。前記案内溝14にスト ッパ部材13をはめ込むと、ちょうど凹部11の周縁は押出孔1の輪郭と一致す るようになっている。また、掻き板10には、手で持ちやすいように取手15が 設けられている。 次に、本考案の付着物除去具の動作状況を説明する。押出中において、押出孔 1の周囲に付着物が堆積してきた頃を見計らって、上部ストッパ部材13aに上 方から掻き板10の案内溝14をはめ込んで、押出孔1の上半分の周囲に付着し ている付着物を掻き取る。次に、同様にして下部ストッパ部材13bに下方から 案内溝14をはめ込んで、下半分の付着物を掻き取る。これを適宜繰り返すよう にする。
【0007】
【考案の効果】 本考案の付着物除去具を使用することにより、ペレット中に付着物が混入する ことがなくなる。そして、ダイスの押出孔を挟むように設けられたストッパ部材 により、掻き板が押出された線状樹脂に接触するのを防いでいる。そのために、 取り除くことの困難な、押出孔間の隙間や下側等の付着物も、簡単かつ着実に取 り除くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の付着物除去具の掻き板の一実施例を
示す正面図
【図2】 本考案の付着物除去具が設けられた外ダイス
を示す斜視図
【図3】 従来の外ダイスの取り付け状態を示す斜視図
【符号の説明】
1 ……押出孔 10……掻き板 11……凹部 13……ストッパ部材 14……案内溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】押出ダイスの正面の、押出孔を挟む位置に
    設けられたストッパ部材と、端縁に、エッジ状をなす半
    円形の凹部と前記ストッパ部材にはめ込む案内溝とを有
    する掻き板とからなることを特徴とする付着物除去具。
JP086491U 1991-10-23 1991-10-23 付着物除去具 Pending JPH0535243U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113439017A (zh) * 2019-02-19 2021-09-24 宝理塑料株式会社 附着物除去装置及方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113439017A (zh) * 2019-02-19 2021-09-24 宝理塑料株式会社 附着物除去装置及方法
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