JPH0535198Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0535198Y2 JPH0535198Y2 JP1987020725U JP2072587U JPH0535198Y2 JP H0535198 Y2 JPH0535198 Y2 JP H0535198Y2 JP 1987020725 U JP1987020725 U JP 1987020725U JP 2072587 U JP2072587 U JP 2072587U JP H0535198 Y2 JPH0535198 Y2 JP H0535198Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- packing device
- tail packing
- bent
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 18
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 8
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 8
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 6
- 239000012209 synthetic fiber Substances 0.000 description 3
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案はトンネル掘進機のブラシ型テールパツ
キング装置に関する。
キング装置に関する。
（従来の技術）
従来、トンネルの掘進を行う際のトンネル掘進
機と埋設管との間の隙間を塞ぐために、トンネル
掘進機のテール部にテールパツキング装置が取付
けられているが、海底トンネルの掘削工事等にも
充分対応し得るように、より高い耐圧性（水密
性）を有するテールパツキング装置の開発が要求
されている。この種のテールパツキング装置とて
して、合成繊維や金属線条をブラシ状に形成した
ブラシ型テールパツキング装置は、埋設管表面へ
の密着性が良好である等の理由で広く用いられて
いる。
機と埋設管との間の隙間を塞ぐために、トンネル
掘進機のテール部にテールパツキング装置が取付
けられているが、海底トンネルの掘削工事等にも
充分対応し得るように、より高い耐圧性（水密
性）を有するテールパツキング装置の開発が要求
されている。この種のテールパツキング装置とて
して、合成繊維や金属線条をブラシ状に形成した
ブラシ型テールパツキング装置は、埋設管表面へ
の密着性が良好である等の理由で広く用いられて
いる。
ブラシ型テールパツキング装置として、従来、
内外の保護板間に合成繊維や金属線条を所要厚み
に集束してブラシを形成し、且つ該ブラシの基部
を取付け金に圧締固定したもの、或いは更に上記
ブラシ層の層間に、合成繊維や金属線条の網体を
介在させた構造のもの（例えば実開昭60−53898
号公報等）等が知られている。
内外の保護板間に合成繊維や金属線条を所要厚み
に集束してブラシを形成し、且つ該ブラシの基部
を取付け金に圧締固定したもの、或いは更に上記
ブラシ層の層間に、合成繊維や金属線条の網体を
介在させた構造のもの（例えば実開昭60−53898
号公報等）等が知られている。
ブラシ型テールパツキング装置においてはブラ
シ内の構造がシール装置全体の耐圧性を左右する
大きな要因となる。しかしながら、内外の保護板
間にブラシの層を挟み込んだり、更にブラシの層
内に網体を介在させただけの上記従来のブラシ型
テールパツキング装置は、ブラシ自体に弾力的指
向性がないので、僅かに保護板の屈曲部による抑
制採用により、ブラシ先端が埋設管壁に摺接して
いるに過ぎず、このため掘進機の進行中にブラシ
管壁より浮動して隙間を生じ、この隙間より管内
に土石や泥水が進入する虞れがあつた。
シ内の構造がシール装置全体の耐圧性を左右する
大きな要因となる。しかしながら、内外の保護板
間にブラシの層を挟み込んだり、更にブラシの層
内に網体を介在させただけの上記従来のブラシ型
テールパツキング装置は、ブラシ自体に弾力的指
向性がないので、僅かに保護板の屈曲部による抑
制採用により、ブラシ先端が埋設管壁に摺接して
いるに過ぎず、このため掘進機の進行中にブラシ
管壁より浮動して隙間を生じ、この隙間より管内
に土石や泥水が進入する虞れがあつた。
本考案は上記の点に鑑みなされたもので、上記
従来の欠点を改良したブラシ型テールパツキング
装置を提供することを目的とする。
従来の欠点を改良したブラシ型テールパツキング
装置を提供することを目的とする。
（課題を解決するための手段）
即ち本考案は、多数の線条群よりなるブラシの
内外面のそれぞれに、内法に屈曲した保護板を重
合し、且つこれらの重合基部を取付け金に締付け
固定してなるテールパツイング装置のブラシの層
内に、ブラシの層の幅と等しい幅を有し、且つ前
記各保護板の屈曲部より先端部が長く突出して内
方に屈曲した弾力性押え板を挟み込んだことを特
徴とするトンネル掘進機のブラシ型テールパツキ
ング装置を要旨とするものである。
内外面のそれぞれに、内法に屈曲した保護板を重
合し、且つこれらの重合基部を取付け金に締付け
固定してなるテールパツイング装置のブラシの層
内に、ブラシの層の幅と等しい幅を有し、且つ前
記各保護板の屈曲部より先端部が長く突出して内
方に屈曲した弾力性押え板を挟み込んだことを特
徴とするトンネル掘進機のブラシ型テールパツキ
ング装置を要旨とするものである。
（実施例）
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
る。
図１、図２は本考案のブラシ型テールパツキン
グ装置の一実施例を示し、図中１は多数の波状に
形成したステンレス金属線条等を集束してなる帯
状のブラシで、ブラシ１の内外面には、内方に屈
曲した保護板２，３がそれぞれ重合されている。
ブラシ１の層内中間には、ブラシ１の層の幅と等
しい幅を有し、且つ先端が上記内外の保護板２，
３の屈曲部Ｋ，K′より少し長く突出して内方に
屈曲した帯状の弾力性押え板４が介在されてお
り、この弾力性押え板４の基部を、上記ブラシ１
及び内外の保護板３，４の基部と共に、側面形状
がＵ字状等に形成された取付け金５内に介挿して
締付け金Ｐにて圧締固着することにより、テール
パツキング装置が形成されている。弾力性押え板
４は、鋼等からなり、先端側の端部には切込みｈ
が列設されている。
グ装置の一実施例を示し、図中１は多数の波状に
形成したステンレス金属線条等を集束してなる帯
状のブラシで、ブラシ１の内外面には、内方に屈
曲した保護板２，３がそれぞれ重合されている。
ブラシ１の層内中間には、ブラシ１の層の幅と等
しい幅を有し、且つ先端が上記内外の保護板２，
３の屈曲部Ｋ，K′より少し長く突出して内方に
屈曲した帯状の弾力性押え板４が介在されてお
り、この弾力性押え板４の基部を、上記ブラシ１
及び内外の保護板３，４の基部と共に、側面形状
がＵ字状等に形成された取付け金５内に介挿して
締付け金Ｐにて圧締固着することにより、テール
パツキング装置が形成されている。弾力性押え板
４は、鋼等からなり、先端側の端部には切込みｈ
が列設されている。
上記した本考案のテールパツキング装置は、掘
進機の胴体６端部の周囲に沿つて複数個を連接し
てボルト等によつて固着して用いる。尚、図１に
おいて７は埋設管を示す。
進機の胴体６端部の周囲に沿つて複数個を連接し
てボルト等によつて固着して用いる。尚、図１に
おいて７は埋設管を示す。
（作用）
地中を掘進する掘進機の胴体６の後端部に取付
けた本考案のパツキング装置は、ブラシ１の開放
側先端は、埋設管７壁に摺接するように内外の保
護板２，３によつて内方に押圧規制されていると
ともに、ブラシ１層内の弾力性押え板４の先端に
よつて内方に押圧されているので、ブラシの各線
条は互いに密接せしめられる。ブラシ１は埋設管
７壁にも密接に摺接するため、水密性が高めら
れ、この結果埋設管７内への土石や泥水の進入が
防止される。
けた本考案のパツキング装置は、ブラシ１の開放
側先端は、埋設管７壁に摺接するように内外の保
護板２，３によつて内方に押圧規制されていると
ともに、ブラシ１層内の弾力性押え板４の先端に
よつて内方に押圧されているので、ブラシの各線
条は互いに密接せしめられる。ブラシ１は埋設管
７壁にも密接に摺接するため、水密性が高めら
れ、この結果埋設管７内への土石や泥水の進入が
防止される。
（考案の効果）
本考案は以上の如く構成したため、この種のブ
ラシ型シールパツキング装置として従来にないシ
ール効果を発揮する。また本考案の装置は、構造
が簡単であるため安価で堅牢性に優れる等の効果
を有する。
ラシ型シールパツキング装置として従来にないシ
ール効果を発揮する。また本考案の装置は、構造
が簡単であるため安価で堅牢性に優れる等の効果
を有する。
第１図は本考案のブラシ型テールパツキング装
置の縦断面図、第２図は本考案のテールパツキン
グ装置における取付け金及び外側の保護板を取り
除いた状態を示す平面図である。 １……ブラシ、２，３……保護板、４……弾力
性押え板、５……取付け金、Ｋ，K′……屈曲部。
置の縦断面図、第２図は本考案のテールパツキン
グ装置における取付け金及び外側の保護板を取り
除いた状態を示す平面図である。 １……ブラシ、２，３……保護板、４……弾力
性押え板、５……取付け金、Ｋ，K′……屈曲部。
Claims (1)
- 多数の線条群よりなるブラシの内外面のそれぞ
れに、内方に屈曲した保護板を重合し、且つこれ
らの重合基部を取付け金に締付け固定してなるテ
ールパツキング装置のブラシの層内に、ブラシの
層の幅と等しい幅を有し、且つ前記各保護板の屈
曲部より、先端部が長く突出して内方に屈曲した
弾力性押え板を介装したことを特徴とするトンネ
ル掘進機のブラシ型テールパツキング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987020725U JPH0535198Y2 (ja) | 1987-02-17 | 1987-02-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987020725U JPH0535198Y2 (ja) | 1987-02-17 | 1987-02-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63130587U JPS63130587U (ja) | 1988-08-26 |
| JPH0535198Y2 true JPH0535198Y2 (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=30816501
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987020725U Expired - Lifetime JPH0535198Y2 (ja) | 1987-02-17 | 1987-02-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0535198Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5538479A (en) * | 1978-09-13 | 1980-03-17 | Kogyo Gijutsuin | Horizontal high temperature gas furnace |
| JPS6053898B2 (ja) * | 1976-12-27 | 1985-11-27 | インタ−ナショナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−ション | デ−タ処理システム |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6053898U (ja) * | 1983-09-22 | 1985-04-16 | 石川島播磨重工業株式会社 | シ−ルド掘進機のテ−ルシ−ル |
-
1987
- 1987-02-17 JP JP1987020725U patent/JPH0535198Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6053898B2 (ja) * | 1976-12-27 | 1985-11-27 | インタ−ナショナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−ション | デ−タ処理システム |
| JPS5538479A (en) * | 1978-09-13 | 1980-03-17 | Kogyo Gijutsuin | Horizontal high temperature gas furnace |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63130587U (ja) | 1988-08-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0535198Y2 (ja) | ||
| JPH0516319Y2 (ja) | ||
| JPH0513837Y2 (ja) | ||
| JPH0452309Y2 (ja) | ||
| JPH0419118Y2 (ja) | ||
| JP2701727B2 (ja) | 推進工法用二重鋼管 | |
| JPH0540157Y2 (ja) | ||
| JPH05106766A (ja) | 埋設配管構造 | |
| JPH0516318Y2 (ja) | ||
| JP2577617B2 (ja) | 坑道掘削管用エントランスパッキン装置 | |
| JP2607374Y2 (ja) | シールド掘進機のテールシール構造 | |
| JPS6053233B2 (ja) | セグメントリングの可撓性防水継手 | |
| JPH0513839Y2 (ja) | ||
| JPH0144635Y2 (ja) | ||
| JP3633366B2 (ja) | シールド掘進機のテールシール構造 | |
| JPH05280664A (ja) | 配管方法及びこの配管方法に用いられる配管材 | |
| JPH0513836Y2 (ja) | ||
| JP2515190Y2 (ja) | 保護管 | |
| JPH0540674Y2 (ja) | ||
| JPH0513834Y2 (ja) | ||
| JP2704199B2 (ja) | シールド機構におけるテールシール部体 | |
| JPH0128108Y2 (ja) | ||
| JPH0749175Y2 (ja) | ケーブル用保護ダクトのスペーサ | |
| JPH0384196A (ja) | シールド掘進機におけるテールシール | |
| KR960006392Y1 (ko) | 하수도관 연결구 |