JPH0535178Y2 - - Google Patents
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- JPH0535178Y2 JPH0535178Y2 JP15103087U JP15103087U JPH0535178Y2 JP H0535178 Y2 JPH0535178 Y2 JP H0535178Y2 JP 15103087 U JP15103087 U JP 15103087U JP 15103087 U JP15103087 U JP 15103087U JP H0535178 Y2 JPH0535178 Y2 JP H0535178Y2
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- wagon
- traveling
- pile
- piles
- slide unit
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Landscapes
- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は橋台、桟橋等の構造物の基礎を構築す
るための杭打装置の走行装置に関するものであ
る。
るための杭打装置の走行装置に関するものであ
る。
[従来の技術]
第15図は橋台等の基礎を構築する際に用いる
従来の杭打装置の一例を示すもので、杭打船aに
櫓bを搭載し、該櫓bに沿つて保持させたパイル
cを、上記櫓bに支持させたハンマdにより殴打
して地盤に打込むようにしたものである。
従来の杭打装置の一例を示すもので、杭打船aに
櫓bを搭載し、該櫓bに沿つて保持させたパイル
cを、上記櫓bに支持させたハンマdにより殴打
して地盤に打込むようにしたものである。
しかし、上記従来の杭打装置の場合、杭打船a
自体が天候や海洋条件による影響を受け易い構造
であるから、悪天候、悪条件の下では杭打作業を
行うことはできず、したがつて、杭打船aの稼働
率が低く、工期が長くなる問題があつた。
自体が天候や海洋条件による影響を受け易い構造
であるから、悪天候、悪条件の下では杭打作業を
行うことはできず、したがつて、杭打船aの稼働
率が低く、工期が長くなる問題があつた。
この問題を解決させるため、既に打設したパイ
ル上に、走行ガイドと走行駆動装置とからなる走
行装置を介して杭打装置本体であるワゴン(プラ
ツトホーム)を載せ、該ワゴンをパイルを介して
水面上で支持させ得るようにすると共に、パイル
を打設しながらワゴンを前進させるようにした構
成のものが、近年、提案されている(特開昭61−
162629号)。
ル上に、走行ガイドと走行駆動装置とからなる走
行装置を介して杭打装置本体であるワゴン(プラ
ツトホーム)を載せ、該ワゴンをパイルを介して
水面上で支持させ得るようにすると共に、パイル
を打設しながらワゴンを前進させるようにした構
成のものが、近年、提案されている(特開昭61−
162629号)。
[考案が解決しようとする問題点]
ところが、かかる近年提案されている杭打装置
の走行装置の場合、ワゴンを前進させることはで
きるものの、進行方向を変更することができなか
つた。すなわち、桟橋等の構造物では直角に折れ
曲る部分があるため、ワゴンの進行方向を変更す
る必要があるが、上記走行駆動装置の場合、方向
転換機能がないため、進行方向の変更に際して
は、クレーン船によりワゴン全体を吊上げて方向
転換し、既に打込んでおいたパイル上に載せ換え
ねばならなかつた。したがつて、従来は、方向転
換のためにクレーン船が必要であつた。又、かか
る杭打装置の走行装置の場合、走行ガイドが車輪
方式としてあるので、杭打時に上記車輪や車輪の
軸受に過大荷重が集中し易く、これを防止するた
めに、杭打時にワゴンを支持する楔、ワゴンの昇
降を行わせるジヤツキ等を備える必要があり、構
造が非常に複雑である。又、ワゴンの走行は車輪
の駆動により行わせているため、走行駆動装置と
して車輪駆動用モータを各走行ガイド毎に装備し
なければならず、非常に高価である。
の走行装置の場合、ワゴンを前進させることはで
きるものの、進行方向を変更することができなか
つた。すなわち、桟橋等の構造物では直角に折れ
曲る部分があるため、ワゴンの進行方向を変更す
る必要があるが、上記走行駆動装置の場合、方向
転換機能がないため、進行方向の変更に際して
は、クレーン船によりワゴン全体を吊上げて方向
転換し、既に打込んでおいたパイル上に載せ換え
ねばならなかつた。したがつて、従来は、方向転
換のためにクレーン船が必要であつた。又、かか
る杭打装置の走行装置の場合、走行ガイドが車輪
方式としてあるので、杭打時に上記車輪や車輪の
軸受に過大荷重が集中し易く、これを防止するた
めに、杭打時にワゴンを支持する楔、ワゴンの昇
降を行わせるジヤツキ等を備える必要があり、構
造が非常に複雑である。又、ワゴンの走行は車輪
の駆動により行わせているため、走行駆動装置と
して車輪駆動用モータを各走行ガイド毎に装備し
なければならず、非常に高価である。
そこで、本考案は、クレーン船を使用すること
なくワゴンの方向転換を行えるようにすると共
に、簡単な構造にてワゴンの走行をガイドできる
ようにし、しかもワゴンの走行駆動装置を走行ガ
イド毎に装備する必要がないようにしようとする
ものである。
なくワゴンの方向転換を行えるようにすると共
に、簡単な構造にてワゴンの走行をガイドできる
ようにし、しかもワゴンの走行駆動装置を走行ガ
イド毎に装備する必要がないようにしようとする
ものである。
[問題点を解決するための手段]
本考案は、上記目的を達成するために、左右相
対峙するパイル間に掛け渡した支持桁上のスライ
ドユニツトに沿い移動するワゴンと前後の支持桁
間を連結する走行駆動桁との間に介在させて上記
ワゴンを押し引きする走行駆動装置を備え、且つ
上面に、方向転換部でのワゴンの乗り降りをガイ
ドするスライドユニツトを設けた旋回装置を備え
てなる構成とする。
対峙するパイル間に掛け渡した支持桁上のスライ
ドユニツトに沿い移動するワゴンと前後の支持桁
間を連結する走行駆動桁との間に介在させて上記
ワゴンを押し引きする走行駆動装置を備え、且つ
上面に、方向転換部でのワゴンの乗り降りをガイ
ドするスライドユニツトを設けた旋回装置を備え
てなる構成とする。
[作用]
走行駆動装置の押し引き力によりワゴンを移動
させて旋回装置に対し乗り降りさせる。この際、
ワゴンはスライドユニツトにガイドされながら摺
動する。ワゴンを載置した状態で旋回装置を駆動
すると、ワゴンが方向転換される。
させて旋回装置に対し乗り降りさせる。この際、
ワゴンはスライドユニツトにガイドされながら摺
動する。ワゴンを載置した状態で旋回装置を駆動
すると、ワゴンが方向転換される。
[実施例]
以下、図面に基づき本考案の実施例を説明す
る。
る。
本考案の杭打装置の走行装置は、打設したパイ
ル上を走行し、方向転換部で旋回装置によりワゴ
ンを方向転換させるようにする。
ル上を走行し、方向転換部で旋回装置によりワゴ
ンを方向転換させるようにする。
第1図乃至第3図はパイル上を直進する状態を
示すもので、1aは既に海底(水底)地盤に打込
んだ既打設パイル、1bはこれから打込むべきパ
イルであり、既打設パイル1aは少なくとも2列
で且つ各列の既打設パイル1aは左右に相対峙す
る如く設けてある。
示すもので、1aは既に海底(水底)地盤に打込
んだ既打設パイル、1bはこれから打込むべきパ
イルであり、既打設パイル1aは少なくとも2列
で且つ各列の既打設パイル1aは左右に相対峙す
る如く設けてある。
左右に相対峙する既打設パイル1a,1aの頭
部間に支持桁2をそれぞれ掛渡して左右の既打設
パイル1a,1aを保持させると共に、前後に位
置させられる上記各支持桁2,2間を左右に配し
てある前後方向に伸びる走行駆動桁3,3により
順次接続し、該左右の走行駆動桁3,3上に杭打
装置本体となるワゴン4を載置する。上記ワゴン
4の後端には、走行駆動桁3にその位置を固定し
たり解除したりするためのクランプ装置20と、
該クランプ装置20とワゴン4との間に介在設置
されるようにした移動用アクチユエータ21とか
らなる走行駆動装置5を装備して、該走行駆動装
置5の駆動により、上記支持桁2上に走行ガイド
として設置したスライドユニツト6との係合を介
し、上記ワゴン4を走行させ得るようにする。
部間に支持桁2をそれぞれ掛渡して左右の既打設
パイル1a,1aを保持させると共に、前後に位
置させられる上記各支持桁2,2間を左右に配し
てある前後方向に伸びる走行駆動桁3,3により
順次接続し、該左右の走行駆動桁3,3上に杭打
装置本体となるワゴン4を載置する。上記ワゴン
4の後端には、走行駆動桁3にその位置を固定し
たり解除したりするためのクランプ装置20と、
該クランプ装置20とワゴン4との間に介在設置
されるようにした移動用アクチユエータ21とか
らなる走行駆動装置5を装備して、該走行駆動装
置5の駆動により、上記支持桁2上に走行ガイド
として設置したスライドユニツト6との係合を介
し、上記ワゴン4を走行させ得るようにする。
上記ワゴン4には、パイル1bの吊下げ、運搬
及びハンマ7を吊下げ保持するクローラクレーン
8をその上面に搭載し、又、前端より張出させた
左右のパイルホルダ受梁9,9上に、左右方向に
延びる横梁10を設置し、該横梁10上にパイル
ホルダ11を左右方向移動自在に設ける。
及びハンマ7を吊下げ保持するクローラクレーン
8をその上面に搭載し、又、前端より張出させた
左右のパイルホルダ受梁9,9上に、左右方向に
延びる横梁10を設置し、該横梁10上にパイル
ホルダ11を左右方向移動自在に設ける。
次に、第4図はワゴンを方向転換させる機構を
示すもので、ワゴン4を方向転換させるため、該
方向転換部のパイル1a上に設置してワゴン4を
方向転換させる旋回装置28を使用する。この旋
回装置28の詳細は後述する。
示すもので、ワゴン4を方向転換させるため、該
方向転換部のパイル1a上に設置してワゴン4を
方向転換させる旋回装置28を使用する。この旋
回装置28の詳細は後述する。
上記スライドユニツト6は、第6図乃至第8図
に示す如く、支持桁2上にボルト12等により取
付けた支持台13と、該支持台13上の前後、左
右位置に突設した各ストツパ14により前後、左
右方向の移動を所要の隙間Sをもつて規制され、
且つ下面に形成した円弧面15により前後方向の
揺動が許容されるように支持台13上に配設した
ガイドブロツク16とを有してなり、上記ガイド
ブロツク16は、ワゴン4を構成する主ビーム1
7の下部に取付けられたレール18を受入れるよ
うな断面形状を有し、上記レール18の下面をガ
イドするライナ19aを内底部に、又、上記レー
ルの側面をガイドするライナ19bを左右両内側
壁部16a,16bにそれぞれ取付けた構成とし
てある。なお、上記各ライナ19a,19b,1
9bとしては、四フツ化エチレン樹脂等の低摩擦
系数の材料を採用する。
に示す如く、支持桁2上にボルト12等により取
付けた支持台13と、該支持台13上の前後、左
右位置に突設した各ストツパ14により前後、左
右方向の移動を所要の隙間Sをもつて規制され、
且つ下面に形成した円弧面15により前後方向の
揺動が許容されるように支持台13上に配設した
ガイドブロツク16とを有してなり、上記ガイド
ブロツク16は、ワゴン4を構成する主ビーム1
7の下部に取付けられたレール18を受入れるよ
うな断面形状を有し、上記レール18の下面をガ
イドするライナ19aを内底部に、又、上記レー
ルの側面をガイドするライナ19bを左右両内側
壁部16a,16bにそれぞれ取付けた構成とし
てある。なお、上記各ライナ19a,19b,1
9bとしては、四フツ化エチレン樹脂等の低摩擦
系数の材料を採用する。
又、上記走行駆動装置5の詳細は、第9図に示
す如くである。すなわち、走行駆動装置5を構成
するクランプ装置20は、ロツク部22の圧油を
排出したときにロツド23′の位置を固定できる
ようにしたクランプ用アクチユエータ23を備え
ると共に、該クランプ用アクチユエータ23の後
端にクランプフレーム24を連設して、該クラン
プフレーム24を走行駆動桁3に摺動自在に係合
させるようにし、且つ該クランプフレーム24内
には、上面に前方へ向けて上り勾配のテーパ面2
5aを形成した楔25と、下面に上記テーパ面2
5aと対応するテーパ面26aを形成した楔26
とを、上記楔25が走行駆動桁3上に接するよう
に、又、上記楔26がクランプフレーム24の上
壁に接するようにそれぞれ配置し、更に上記楔2
6の前端に、上記クランプ用アクチユエータ23
のロツド23′端を接続した構成としてある。又、
移動用アクチユエータ21はクランプフレーム2
4上に突設したブラケツトとワゴン4との間に介
在させてあり、ロツド21′側端部に設けたロツ
ク部27の圧油を排出したときに、ロツド21′
の位置を固定できるようにしてある。
す如くである。すなわち、走行駆動装置5を構成
するクランプ装置20は、ロツク部22の圧油を
排出したときにロツド23′の位置を固定できる
ようにしたクランプ用アクチユエータ23を備え
ると共に、該クランプ用アクチユエータ23の後
端にクランプフレーム24を連設して、該クラン
プフレーム24を走行駆動桁3に摺動自在に係合
させるようにし、且つ該クランプフレーム24内
には、上面に前方へ向けて上り勾配のテーパ面2
5aを形成した楔25と、下面に上記テーパ面2
5aと対応するテーパ面26aを形成した楔26
とを、上記楔25が走行駆動桁3上に接するよう
に、又、上記楔26がクランプフレーム24の上
壁に接するようにそれぞれ配置し、更に上記楔2
6の前端に、上記クランプ用アクチユエータ23
のロツド23′端を接続した構成としてある。又、
移動用アクチユエータ21はクランプフレーム2
4上に突設したブラケツトとワゴン4との間に介
在させてあり、ロツド21′側端部に設けたロツ
ク部27の圧油を排出したときに、ロツド21′
の位置を固定できるようにしてある。
上記旋回装置28の詳細は第13図及び第14
図に示す如くである。すなわち、方向転換部の各
パイル1aの頭部に載置する固定フレーム29上
に、ワゴン4を乗り移らせるようにしてある旋回
フレーム30を配置すると共に、これら固定フレ
ーム29と旋回フレーム30の間に旋回環(ベア
リング)31を介在させて、該旋回環31のイン
ナーレース31aを固定フレーム29に、又、旋
回環31のアウターレース31bを旋回フレーム
30にそれぞれ固着し、且つ上記旋回環30にお
けるインナーレース31aの内周に内歯32を刻
設し、該内歯32にピニオン33を噛合して、該
ピニオン33を、歯車伝達機構34、減速機35
を介して上記旋回フレーム30の内側底板36上
に設置した駆動モータ37を連結し、該モータ3
7の駆動により上記ピニオン33を回転して旋回
フレーム30を旋回させ得るようにし、更に、上
記旋回フレーム30の上面には、ワゴン4側のレ
ール18と対応した位置に、スライドユニツト6
を所要数取付け、該各スライドユニツト6により
ワゴン4を乗り移らす際のガイドを行えるように
する。
図に示す如くである。すなわち、方向転換部の各
パイル1aの頭部に載置する固定フレーム29上
に、ワゴン4を乗り移らせるようにしてある旋回
フレーム30を配置すると共に、これら固定フレ
ーム29と旋回フレーム30の間に旋回環(ベア
リング)31を介在させて、該旋回環31のイン
ナーレース31aを固定フレーム29に、又、旋
回環31のアウターレース31bを旋回フレーム
30にそれぞれ固着し、且つ上記旋回環30にお
けるインナーレース31aの内周に内歯32を刻
設し、該内歯32にピニオン33を噛合して、該
ピニオン33を、歯車伝達機構34、減速機35
を介して上記旋回フレーム30の内側底板36上
に設置した駆動モータ37を連結し、該モータ3
7の駆動により上記ピニオン33を回転して旋回
フレーム30を旋回させ得るようにし、更に、上
記旋回フレーム30の上面には、ワゴン4側のレ
ール18と対応した位置に、スライドユニツト6
を所要数取付け、該各スライドユニツト6により
ワゴン4を乗り移らす際のガイドを行えるように
する。
次に、作動について説明する。
先ず、第1図及び第2図に示す如く、ワゴン4
の前端部が最前部の既打設パイル1a,1a上に
あるような状態において、上記最前部の既打設パ
イル1a,1aの更に前方位置の左右2個所に、
ワゴン4上のクローラクレーン8を利用してパイ
ル1b,1bを打込む作業をする。該パイル1
b,1bの打込みが終ると、次に、今打込んだワ
ゴン4より前方のパイル1b,1bを既打設パイ
ル1a,1aとして、その頭部間に支持桁2を掛
け渡し、続いて、該支持桁2とその後方の支持桁
2の間を左右の走行駆動桁3,3により連結す
る。しかる後、ワゴン4の後端に装備してある走
行駆動装置5を後述する要領で駆動してワゴン4
を、その前方位置に打込んだパイル1a,1aの
部分まで支持桁2上の各スライドユニツト6を介
して走行移動させ、以後同様な作業を繰返す。こ
れにより、ワゴン4は波浪等に影響されることな
く既打設パイル1a上を摺動しながら前進でき、
パイルを打設しながら進むことができる。
の前端部が最前部の既打設パイル1a,1a上に
あるような状態において、上記最前部の既打設パ
イル1a,1aの更に前方位置の左右2個所に、
ワゴン4上のクローラクレーン8を利用してパイ
ル1b,1bを打込む作業をする。該パイル1
b,1bの打込みが終ると、次に、今打込んだワ
ゴン4より前方のパイル1b,1bを既打設パイ
ル1a,1aとして、その頭部間に支持桁2を掛
け渡し、続いて、該支持桁2とその後方の支持桁
2の間を左右の走行駆動桁3,3により連結す
る。しかる後、ワゴン4の後端に装備してある走
行駆動装置5を後述する要領で駆動してワゴン4
を、その前方位置に打込んだパイル1a,1aの
部分まで支持桁2上の各スライドユニツト6を介
して走行移動させ、以後同様な作業を繰返す。こ
れにより、ワゴン4は波浪等に影響されることな
く既打設パイル1a上を摺動しながら前進でき、
パイルを打設しながら進むことができる。
次に、上記ワゴン4を走行移動させるときの走
行駆動装置5の具体的な作動を説明する。第9図
に示す如く、クランプ用アクチユエータ23のロ
ツド23′を前方に移動させた状態のときは、該
ロツド23′と一体の楔26のテーパ面26aが
楔25のテーパ面25aと契合するので、楔25
が押し下げられて走行駆動桁3に圧接する。この
とき、クランプ用アクチユエータ23のロツク部
22の圧油を排出してロツド23′の位置をロツ
クすることにより、クランプ装置20の位置が固
定される。かかる状態において、移動用アクチユ
エータ21のロツク部27に圧油を入れてロツド
21′をアンロツクした後、第10図に示す如く、
移動用アクチユエータ21を伸長させると、この
伸長力によりワゴン4は前進し、その反力はクラ
ンプ装置20にて受けられる。ワゴン4が所定の
位置に達したとき、移動用アクチユエータ21の
伸長を停止してロツク部27の圧油を排出する
と、ロツド21′の位置がロツクされるため、ワ
ゴン4の停止位置を固定保持することができる。
この場合、ワゴン4の移動量は、移動用アクチユ
エータ21の伸長がストロークエンドに達するま
での間で任意に選定でき、又、選定した位置はロ
ツク部27にて確実にメカニカルロツクされる。
行駆動装置5の具体的な作動を説明する。第9図
に示す如く、クランプ用アクチユエータ23のロ
ツド23′を前方に移動させた状態のときは、該
ロツド23′と一体の楔26のテーパ面26aが
楔25のテーパ面25aと契合するので、楔25
が押し下げられて走行駆動桁3に圧接する。この
とき、クランプ用アクチユエータ23のロツク部
22の圧油を排出してロツド23′の位置をロツ
クすることにより、クランプ装置20の位置が固
定される。かかる状態において、移動用アクチユ
エータ21のロツク部27に圧油を入れてロツド
21′をアンロツクした後、第10図に示す如く、
移動用アクチユエータ21を伸長させると、この
伸長力によりワゴン4は前進し、その反力はクラ
ンプ装置20にて受けられる。ワゴン4が所定の
位置に達したとき、移動用アクチユエータ21の
伸長を停止してロツク部27の圧油を排出する
と、ロツド21′の位置がロツクされるため、ワ
ゴン4の停止位置を固定保持することができる。
この場合、ワゴン4の移動量は、移動用アクチユ
エータ21の伸長がストロークエンドに達するま
での間で任意に選定でき、又、選定した位置はロ
ツク部27にて確実にメカニカルロツクされる。
移動用アクチユエータ21の伸長がストローク
エンドに達した後、更にワゴン4を前進させる必
要があるときには、第11図に示す如く、クラン
プ用アクチユエータ23のロツク部22に圧油を
入れてロツド23′をアンロツクした後、該ロツ
ド23′を伸長させて楔26と25の契合を解く。
これにより、クランプ装置20のクランプ状態が
解除される。次に、第12図に示す如く、移動用
アクチユエータ21をアンロツク状態にして収縮
させると、この移動用アクチユエータ21の収縮
力によりクランプ装置20が走行駆動桁3に沿つ
て全体的に前方へ移動し、ワゴン4側に引寄せら
れる。しかる後、第9図に示す如く、再び楔26
と25を契合させてクランプ装置20の位置を走
行駆動桁3に固定する。したがつて、この状態
で、再び移動用アクチユエータ21を伸長させる
ことにより、ワゴン4は更に前進する。
エンドに達した後、更にワゴン4を前進させる必
要があるときには、第11図に示す如く、クラン
プ用アクチユエータ23のロツク部22に圧油を
入れてロツド23′をアンロツクした後、該ロツ
ド23′を伸長させて楔26と25の契合を解く。
これにより、クランプ装置20のクランプ状態が
解除される。次に、第12図に示す如く、移動用
アクチユエータ21をアンロツク状態にして収縮
させると、この移動用アクチユエータ21の収縮
力によりクランプ装置20が走行駆動桁3に沿つ
て全体的に前方へ移動し、ワゴン4側に引寄せら
れる。しかる後、第9図に示す如く、再び楔26
と25を契合させてクランプ装置20の位置を走
行駆動桁3に固定する。したがつて、この状態
で、再び移動用アクチユエータ21を伸長させる
ことにより、ワゴン4は更に前進する。
このようにして、走行駆動装置5を、尺取り虫
の如く作動させることにより、ワゴン4を順次前
進させることができる。
の如く作動させることにより、ワゴン4を順次前
進させることができる。
又、ワゴン4の移動は、スライドユニツト6に
よりガイドされているため、円滑に行うことがで
きる。すなわち、ワゴン4の移動は主ビーム17
下面のレール18がガイドブロツク16のライナ
19a,19b,19bに対して摺動することに
より行われるが、この際、ライナ19a,19
b,19bは低摩擦係数の材料からできているた
め、ワゴン4は極めて円滑に摺動する。更に上記
ガイドブロツク16は、下面に形成した円弧面1
5により、支持台13に対して前後方向の揺動を
許容されているので、前後のスライドユニツト
6,6間に高さレベルの誤差があつたとしても、
ガイドブロツク16内底部のライナ19aは上記
誤差を吸収してレール18の下面と確実に面接触
し、摺動を円滑にガイドする。
よりガイドされているため、円滑に行うことがで
きる。すなわち、ワゴン4の移動は主ビーム17
下面のレール18がガイドブロツク16のライナ
19a,19b,19bに対して摺動することに
より行われるが、この際、ライナ19a,19
b,19bは低摩擦係数の材料からできているた
め、ワゴン4は極めて円滑に摺動する。更に上記
ガイドブロツク16は、下面に形成した円弧面1
5により、支持台13に対して前後方向の揺動を
許容されているので、前後のスライドユニツト
6,6間に高さレベルの誤差があつたとしても、
ガイドブロツク16内底部のライナ19aは上記
誤差を吸収してレール18の下面と確実に面接触
し、摺動を円滑にガイドする。
又、上記スライドユニツト6には、常時ワゴン
4側の荷重が作用しているが、上述したように、
レール18と面接触したライナ19aからガイド
ブロツク16、支持台13、支持桁2を介してパ
イル1aに確実に伝えることができるので、杭打
時でも過大荷重が集中するような心配がない。
4側の荷重が作用しているが、上述したように、
レール18と面接触したライナ19aからガイド
ブロツク16、支持台13、支持桁2を介してパ
イル1aに確実に伝えることができるので、杭打
時でも過大荷重が集中するような心配がない。
上述した如く、パイル打設の進行に伴ない移動
させて行つたワゴン4を、パイル1aの打設方向
の変更により、たとえば、直角に方向転換させる
必要が生じた場合には、ワゴン4上のクローラク
レーン8により、ワゴン4の前方の方向転換部
に、たとえば、4本のパイル1bを所定間隔で打
込み、更に既打設状態となつたこれら各パイル1
aの頭部間を適宜連結してその位置を保持させ
る。なおこの際、第5図に示す如く、これら方向
転換部の各パイル1aは、既にワゴン4が通過し
てきた位置の各パイル1aよりも、旋回装置28
の厚み分だけ頭部が低くなるよう深く打込むよう
にする。
させて行つたワゴン4を、パイル1aの打設方向
の変更により、たとえば、直角に方向転換させる
必要が生じた場合には、ワゴン4上のクローラク
レーン8により、ワゴン4の前方の方向転換部
に、たとえば、4本のパイル1bを所定間隔で打
込み、更に既打設状態となつたこれら各パイル1
aの頭部間を適宜連結してその位置を保持させ
る。なおこの際、第5図に示す如く、これら方向
転換部の各パイル1aは、既にワゴン4が通過し
てきた位置の各パイル1aよりも、旋回装置28
の厚み分だけ頭部が低くなるよう深く打込むよう
にする。
次に、これら方向転換部の各パイル1aの頭部
上に、図示しない運搬船で運搬してきた旋回装置
28を、ワゴン4上のクローラクレーン8の操作
で吊り上げて載置する。また、この際、ワゴン4
側のレール18と旋回フレーム30上の各スライ
ドユニツト6の位置が一致するよう、旋回フレー
ム30の旋回位置調整を行う。かかる状態で、走
行駆動装置5を駆動してワゴン4を更に前進さ
せ、ワゴン4を旋回フレーム30上に乗り移ら
す。このとき、ワゴン4は、旋回フレーム30上
の各スライドユニツト6にレール18が係合する
ことにより、上記と同様に円滑に摺動する。しか
る後、旋回装置28を駆動することにより、第5
図に示す如く、ワゴン4を仮想線の位置から実線
の位置へ90°旋回して方向転換を行う。すなわち、
この場合、第14図に示すモータ37を駆動する
と、その駆動力が減速機35、歯車伝達機構34
を介して旋回環31の内歯32と噛合するピニオ
ン33に伝わるので、ピニオン33は内歯32と
の噛合を保持しつつ自転しながら公転する。これ
により、旋回フレーム30が旋回し、旋回フレー
ム30上のワゴン4が方向転換する。
上に、図示しない運搬船で運搬してきた旋回装置
28を、ワゴン4上のクローラクレーン8の操作
で吊り上げて載置する。また、この際、ワゴン4
側のレール18と旋回フレーム30上の各スライ
ドユニツト6の位置が一致するよう、旋回フレー
ム30の旋回位置調整を行う。かかる状態で、走
行駆動装置5を駆動してワゴン4を更に前進さ
せ、ワゴン4を旋回フレーム30上に乗り移ら
す。このとき、ワゴン4は、旋回フレーム30上
の各スライドユニツト6にレール18が係合する
ことにより、上記と同様に円滑に摺動する。しか
る後、旋回装置28を駆動することにより、第5
図に示す如く、ワゴン4を仮想線の位置から実線
の位置へ90°旋回して方向転換を行う。すなわち、
この場合、第14図に示すモータ37を駆動する
と、その駆動力が減速機35、歯車伝達機構34
を介して旋回環31の内歯32と噛合するピニオ
ン33に伝わるので、ピニオン33は内歯32と
の噛合を保持しつつ自転しながら公転する。これ
により、旋回フレーム30が旋回し、旋回フレー
ム30上のワゴン4が方向転換する。
方向転換終了後、更にパイル1bを打設しつつ
ワゴン4を前進させる場合には、方向転換前の作
業と同様に、ワゴン4の前方位置に順次パイル1
bを左右対峙する如く打込み、左右対峙した既打
設パイル1a,1aの頭部に支持桁2を掛け渡
し、更に掛け渡した前後の支持桁2,2間を左右
の走行駆動桁3,3により連結して行くようにす
るが、この際、ワゴン4は既に後方からの押し力
が与えられない状態になつている。すなわち、方
向転換により旋回装置28上に位置するワゴン4
の後方には走行駆動桁3が存在せず、この状態の
ままでは走行駆動装置5を駆使することができな
い状態になつているので、この場合は、後端に装
備してある走行駆動装置5を取外し、第5図に示
す如く、ワゴン4の前端に付け換えて、ワゴン4
を前方から引つ張ることにより移動力を与えるよ
うにする。このときの走行駆動装置5の作動は、
第9図乃至第12図で示した尺取り虫の如き作動
を逆に行うことで達成される。なお、ワゴン4が
通過した後の旋回装置28は、ワゴン4上のクロ
ーラクレーン8を使用して撤去する。
ワゴン4を前進させる場合には、方向転換前の作
業と同様に、ワゴン4の前方位置に順次パイル1
bを左右対峙する如く打込み、左右対峙した既打
設パイル1a,1aの頭部に支持桁2を掛け渡
し、更に掛け渡した前後の支持桁2,2間を左右
の走行駆動桁3,3により連結して行くようにす
るが、この際、ワゴン4は既に後方からの押し力
が与えられない状態になつている。すなわち、方
向転換により旋回装置28上に位置するワゴン4
の後方には走行駆動桁3が存在せず、この状態の
ままでは走行駆動装置5を駆使することができな
い状態になつているので、この場合は、後端に装
備してある走行駆動装置5を取外し、第5図に示
す如く、ワゴン4の前端に付け換えて、ワゴン4
を前方から引つ張ることにより移動力を与えるよ
うにする。このときの走行駆動装置5の作動は、
第9図乃至第12図で示した尺取り虫の如き作動
を逆に行うことで達成される。なお、ワゴン4が
通過した後の旋回装置28は、ワゴン4上のクロ
ーラクレーン8を使用して撤去する。
このようにして、ワゴン4を従来の如きクレー
ン船を使用して吊り上げることなく方向転換で
き、方向転換後もワゴン4は既打設パイル1a上
を摺動しながら進むことができる。
ン船を使用して吊り上げることなく方向転換で
き、方向転換後もワゴン4は既打設パイル1a上
を摺動しながら進むことができる。
上記においては、ワゴン4を直角に方向転換さ
せる部分に旋回装置28を配置した場合を示した
が、ワゴン4をUターンさせてパイルを打設しな
がら帰つてくるような場合には、Uターンさせる
部分に旋回装置28を配置して使用すればよい。
せる部分に旋回装置28を配置した場合を示した
が、ワゴン4をUターンさせてパイルを打設しな
がら帰つてくるような場合には、Uターンさせる
部分に旋回装置28を配置して使用すればよい。
なお、前記実施例では、走行駆動桁3を左右に
2列として設けたため、走行駆動装置5も2台装
備したが、走行駆動桁3を1列、あるいは3列等
のように中央を含む位置に設けた場合には、走行
駆動装置5も中央に1台装備すればよいこと、更
に、スライドユニツト6は第3図に示すように、
左右各片側2本の主ビーム17ごとの下部に各々
設けた場合を示したが、主ビーム17を左右各1
本とし、該各1本の主ビーム17の下部に1つの
スライドユニツト6を設ける形式でもよいこと、
又、スライドユニツト6には、レール18を受入
れる部分にコロやボールを組入れて、摺動性をよ
り確実なものとするようにしてもよいこと、更
に、スライドユニツト6は、ワゴン4が通過した
後同じ軌道を戻つて来ない場合には、順次後方の
ものを取外して前方へ移設してもよいこと、その
他本考案の要旨を逸脱しない限り種々変更を加え
得ることは勿論である。
2列として設けたため、走行駆動装置5も2台装
備したが、走行駆動桁3を1列、あるいは3列等
のように中央を含む位置に設けた場合には、走行
駆動装置5も中央に1台装備すればよいこと、更
に、スライドユニツト6は第3図に示すように、
左右各片側2本の主ビーム17ごとの下部に各々
設けた場合を示したが、主ビーム17を左右各1
本とし、該各1本の主ビーム17の下部に1つの
スライドユニツト6を設ける形式でもよいこと、
又、スライドユニツト6には、レール18を受入
れる部分にコロやボールを組入れて、摺動性をよ
り確実なものとするようにしてもよいこと、更
に、スライドユニツト6は、ワゴン4が通過した
後同じ軌道を戻つて来ない場合には、順次後方の
ものを取外して前方へ移設してもよいこと、その
他本考案の要旨を逸脱しない限り種々変更を加え
得ることは勿論である。
[考案の効果]
以上述べた如く、本考案の杭打装置の走行装置
によれば、進行方向を屈曲させる場合に方向転換
部にワゴンを乗り移らせて支持できるようにし且
つワゴンを載せて旋回させるようにした旋回装置
を備えたので、クレーン船を使用することなく容
易にワゴンの方向転換を行うことができ、又、ワ
ゴンの走行を既打設パイル上のスライドユニツト
でガイドするようにし、しかもワゴンの走行移動
を前後から押し引きする走行駆動装置により行う
ようにしたので、近年提案されている車輪方式の
走行ガイドのような昇降ジヤツキやワゴン支持楔
等が不要であると共に、個々の走行ガイド毎にモ
ータを設置する必要もなく、構造の簡略化、製作
コストの低減化を図り得る、等の優れた効果を奏
し得る。
によれば、進行方向を屈曲させる場合に方向転換
部にワゴンを乗り移らせて支持できるようにし且
つワゴンを載せて旋回させるようにした旋回装置
を備えたので、クレーン船を使用することなく容
易にワゴンの方向転換を行うことができ、又、ワ
ゴンの走行を既打設パイル上のスライドユニツト
でガイドするようにし、しかもワゴンの走行移動
を前後から押し引きする走行駆動装置により行う
ようにしたので、近年提案されている車輪方式の
走行ガイドのような昇降ジヤツキやワゴン支持楔
等が不要であると共に、個々の走行ガイド毎にモ
ータを設置する必要もなく、構造の簡略化、製作
コストの低減化を図り得る、等の優れた効果を奏
し得る。
第1図は本考案の杭打装置の走行装置の一実施
例を示す概略側面図、第2図は第1図の平面図、
第3図は第1図の正面図、第4図は第1図とは異
なる状態を示す側面図、第5図は第4図の状態か
らの作動を示す平面図、第6図はスライドユニツ
トの詳細を示す切断正面図、第7図は第6図の切
断側面図、第8図は第6図の平面図、第9図乃至
第12図は走行駆動装置の機構並びに作動を示す
切断側面図、第13図は旋回装置の詳細を示す平
面図、第14図は第13図の拡大切断側面図、第
15図は従来の杭打装置の一例を示す概略図であ
る。 1a,1b……パイル、2……支持桁、3……
走行駆動桁、4……ワゴン、5……走行駆動装
置、6……スライドユニツト、8……クローラク
レーン、13……支持台、16……ガイドブロツ
ク、18……レール、19a,19b……ライ
ナ、20……クランプ装置、21……移動用アク
チユエータ、28……旋回装置、29……固定フ
レーム、30……旋回フレーム、31……旋回
環。
例を示す概略側面図、第2図は第1図の平面図、
第3図は第1図の正面図、第4図は第1図とは異
なる状態を示す側面図、第5図は第4図の状態か
らの作動を示す平面図、第6図はスライドユニツ
トの詳細を示す切断正面図、第7図は第6図の切
断側面図、第8図は第6図の平面図、第9図乃至
第12図は走行駆動装置の機構並びに作動を示す
切断側面図、第13図は旋回装置の詳細を示す平
面図、第14図は第13図の拡大切断側面図、第
15図は従来の杭打装置の一例を示す概略図であ
る。 1a,1b……パイル、2……支持桁、3……
走行駆動桁、4……ワゴン、5……走行駆動装
置、6……スライドユニツト、8……クローラク
レーン、13……支持台、16……ガイドブロツ
ク、18……レール、19a,19b……ライ
ナ、20……クランプ装置、21……移動用アク
チユエータ、28……旋回装置、29……固定フ
レーム、30……旋回フレーム、31……旋回
環。
Claims (1)
- 左右相対峙するパイル間に掛け渡した支持桁上
のスライドユニツトに沿い移動するワゴンと前後
の支持桁間を連結する走行駆動桁との間に介在さ
せて上記ワゴンを押し引きする走行駆動装置を備
え、且つ上面に、方向転換部でのワゴンの乗り降
りをガイドするスライドユニツトを設けた旋回装
置を備えてなることを特徴とする杭打装置の走行
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15103087U JPH0535178Y2 (ja) | 1987-10-01 | 1987-10-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15103087U JPH0535178Y2 (ja) | 1987-10-01 | 1987-10-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6457134U JPS6457134U (ja) | 1989-04-10 |
JPH0535178Y2 true JPH0535178Y2 (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=31424707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15103087U Expired - Lifetime JPH0535178Y2 (ja) | 1987-10-01 | 1987-10-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0535178Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2672096T3 (es) * | 2012-09-21 | 2018-06-12 | Soletanche Freyssinet | Aparato de construcción de muelle y método de construcción usando el mismo |
-
1987
- 1987-10-01 JP JP15103087U patent/JPH0535178Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6457134U (ja) | 1989-04-10 |
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