JPH0535013B2 - - Google Patents
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- JPH0535013B2 JPH0535013B2 JP61018870A JP1887086A JPH0535013B2 JP H0535013 B2 JPH0535013 B2 JP H0535013B2 JP 61018870 A JP61018870 A JP 61018870A JP 1887086 A JP1887086 A JP 1887086A JP H0535013 B2 JPH0535013 B2 JP H0535013B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F23/00—Mixing according to the phases to be mixed, e.g. dispersing or emulsifying
- B01F23/50—Mixing liquids with solids
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、発塵させることなく粉体を容易にス
ラリー化できる方法及び装置に関するもので、本
発明により得られたスラリーは、主として排煙脱
硫や排水中和に用いられる。
ラリー化できる方法及び装置に関するもので、本
発明により得られたスラリーは、主として排煙脱
硫や排水中和に用いられる。
従来、排煙脱硫吸着剤や排水中和剤としては、
水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、水酸化
カルシウム等の粉体をスラリー化したスラリーが
用いられており、斯るスラリー化は、通常、粉体
製造工場から運搬されて来た原料粉体を、排煙脱
硫や排水中和を行おうとする工場の溶解場の水に
投入することにより行われており、得られたスラ
リーは、撹拌機を有するスラリー貯蔵タンクに貯
蔵されて使用に供されている。
水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、水酸化
カルシウム等の粉体をスラリー化したスラリーが
用いられており、斯るスラリー化は、通常、粉体
製造工場から運搬されて来た原料粉体を、排煙脱
硫や排水中和を行おうとする工場の溶解場の水に
投入することにより行われており、得られたスラ
リーは、撹拌機を有するスラリー貯蔵タンクに貯
蔵されて使用に供されている。
しかしながら、排煙脱硫や排水中和を行おうと
する工場における上記の如き水への原料粉体の投
入による従来のスラリー化方法においては、発塵
があり、人手も要する上時間もかかる等の問題が
あつた。
する工場における上記の如き水への原料粉体の投
入による従来のスラリー化方法においては、発塵
があり、人手も要する上時間もかかる等の問題が
あつた。
斯る工場におけるこのような問題を回避するた
めには、斯る工場以外の場所で予めスラリー化し
て斯る工場のスラリー貯蔵タンクに直接納入する
ことが考えられるが、このような納入方法の最大
欠点は、例えば微粉水酸化マグネシウムをスラリ
ー化して排煙脱硫用吸着剤として用いる場合約30
%スラリー溶液とする等、粉体に対しての多量の
水を運搬しなければならないことにある。しか
も、斯る納入方法は、上記工場以外の場所におけ
るスラリー化に際しての発塵等の問題を解決する
ものではない。
めには、斯る工場以外の場所で予めスラリー化し
て斯る工場のスラリー貯蔵タンクに直接納入する
ことが考えられるが、このような納入方法の最大
欠点は、例えば微粉水酸化マグネシウムをスラリ
ー化して排煙脱硫用吸着剤として用いる場合約30
%スラリー溶液とする等、粉体に対しての多量の
水を運搬しなければならないことにある。しか
も、斯る納入方法は、上記工場以外の場所におけ
るスラリー化に際しての発塵等の問題を解決する
ものではない。
従つて、本発明の目的は、排煙脱硫や排水中和
を行おうとする工場にその原料粉体をスラリー化
することなく運搬し、斯る工場において発塵させ
ることなく容易に原料粉体をスラリー化すること
ができるようにすることにある。
を行おうとする工場にその原料粉体をスラリー化
することなく運搬し、斯る工場において発塵させ
ることなく容易に原料粉体をスラリー化すること
ができるようにすることにある。
本発明者は、上記の目的を達成すべく種々検討
した結果、セメント類の運搬に従来から用いられ
ている粉体圧送装置付きの粉体圧送車(ジエツト
パツク車)により原料粉体を運搬し、排煙脱硫や
排水中和を行おうとする工場において上記粉体圧
送装置を作動させて上記原料粉体を水底近傍に噴
出すると、発塵することなく容易にスラリーが得
られることを知見した。
した結果、セメント類の運搬に従来から用いられ
ている粉体圧送装置付きの粉体圧送車(ジエツト
パツク車)により原料粉体を運搬し、排煙脱硫や
排水中和を行おうとする工場において上記粉体圧
送装置を作動させて上記原料粉体を水底近傍に噴
出すると、発塵することなく容易にスラリーが得
られることを知見した。
本発明は、上記の知見に基づきなされたもので
所定量の水を収容したスラリー化タンクにおける
底部近傍の水中に水酸化マグネシウム、酸化マグ
ネシウム又は水酸化カルシウムの粉体を噴出させ
且つ上記スラリー化タンクに水を供給することに
より、上記粉体をスラリー化すると共にスラリー
の濃度を調整し、所定濃度に調整されたスラリー
を上記スラリー化タンクから溢出させてスラリー
貯蔵タンク内に貯蔵することを特徴とする粉体の
スラリー化方法を提供することにより、前記の目
的を達成したものである。
所定量の水を収容したスラリー化タンクにおける
底部近傍の水中に水酸化マグネシウム、酸化マグ
ネシウム又は水酸化カルシウムの粉体を噴出させ
且つ上記スラリー化タンクに水を供給することに
より、上記粉体をスラリー化すると共にスラリー
の濃度を調整し、所定濃度に調整されたスラリー
を上記スラリー化タンクから溢出させてスラリー
貯蔵タンク内に貯蔵することを特徴とする粉体の
スラリー化方法を提供することにより、前記の目
的を達成したものである。
また、本発明は、上記粉体のスラリー化方法に
用いる装置として、撹拌機を備えたスラリー貯蔵
タンクに、スラリー化タンクを該スラリー化タン
クから上記スラリー貯蔵タンクにスラリーを溢出
可能に連設し、上記スラリー化タンクに、粉体圧
送装置に連結される粉体供給パイプをその開口先
端を上記スラリー化タンクの底部近傍に臨ませて
設け、且つ水供給パイプをその開口先端を上記底
部近傍に臨ませて設けると共に、上記スラリー貯
蔵タンク又は上記スラリー化タンクの上方に排気
口を設けたことを特徴とする粉体のスラリー化装
置を提供するものである。
用いる装置として、撹拌機を備えたスラリー貯蔵
タンクに、スラリー化タンクを該スラリー化タン
クから上記スラリー貯蔵タンクにスラリーを溢出
可能に連設し、上記スラリー化タンクに、粉体圧
送装置に連結される粉体供給パイプをその開口先
端を上記スラリー化タンクの底部近傍に臨ませて
設け、且つ水供給パイプをその開口先端を上記底
部近傍に臨ませて設けると共に、上記スラリー貯
蔵タンク又は上記スラリー化タンクの上方に排気
口を設けたことを特徴とする粉体のスラリー化装
置を提供するものである。
以下、先ず、本発明の粉体のスラリー化装置を
図面に示す一実施例について説明する。
図面に示す一実施例について説明する。
第1図は、本発明の装置の一実施例を、本発明
の方法の一実施態様とともに示す概略図で、同図
において、1は撹拌機2を備えたスラリー貯蔵タ
ンク、3はスラリー化タンクで、スラリー化タン
ク3は、該スラリー化タンク3からスラリー貯蔵
タンク1にスラリー4を矢印で示す如く溢出可能
に連設してある。そして、スラリー化タンク3に
は、粉体圧送装置(コンプレツサー)5に連結さ
れる粉体供給パイプ6をその開口先端7をスラリ
ー化タンク3の底部近傍に臨ませて設けてあり、
更に、スラリー化タンク3には水供給パイプ8を
設けてある。
の方法の一実施態様とともに示す概略図で、同図
において、1は撹拌機2を備えたスラリー貯蔵タ
ンク、3はスラリー化タンクで、スラリー化タン
ク3は、該スラリー化タンク3からスラリー貯蔵
タンク1にスラリー4を矢印で示す如く溢出可能
に連設してある。そして、スラリー化タンク3に
は、粉体圧送装置(コンプレツサー)5に連結さ
れる粉体供給パイプ6をその開口先端7をスラリ
ー化タンク3の底部近傍に臨ませて設けてあり、
更に、スラリー化タンク3には水供給パイプ8を
設けてある。
実施例について更に詳述すると、スラリー貯蔵
タンク1及びスラリー化タンク3の上部、即ちそ
れらの連設部の上部には排気口9を設けてある。
又、粉体供給パイプ6は、スラリー化タンク3に
その上部から挿入してあり、スラリー化タンク3
の底部近傍に開口するその開口先端7と反対側の
他端には、ジヨイント10を設けてある。そし
て、粉体供給パイプ6には点検窓11を付設して
あり、又、スラリー化タンク3には、粉体供給パ
イプ6の開口先端7の振れを防止する振れ止め1
2を設けてある。又、水供給パイプ8は、スラリ
ー化タンク3の底部近傍に開口させてあり、水供
給パイプ8からは工業用水等の水を供給するよう
になしてある。又、粉体圧送装置5は、粉体圧送
車(ジエツトパツク車)13に搭載してあり、粉
体圧送車は、この他、粉体タンク14及び粉体供
給ホース15を具備し、粉体供給ホース15をジ
ヨイント10で接続して粉体圧送装置5を作動さ
せることにより、粉体タンク14内の粉体を粉体
供給ホース15及び粉体供給パイプ6を介してス
ラリー化タンク3の底部近傍に供給するようにな
してある。
タンク1及びスラリー化タンク3の上部、即ちそ
れらの連設部の上部には排気口9を設けてある。
又、粉体供給パイプ6は、スラリー化タンク3に
その上部から挿入してあり、スラリー化タンク3
の底部近傍に開口するその開口先端7と反対側の
他端には、ジヨイント10を設けてある。そし
て、粉体供給パイプ6には点検窓11を付設して
あり、又、スラリー化タンク3には、粉体供給パ
イプ6の開口先端7の振れを防止する振れ止め1
2を設けてある。又、水供給パイプ8は、スラリ
ー化タンク3の底部近傍に開口させてあり、水供
給パイプ8からは工業用水等の水を供給するよう
になしてある。又、粉体圧送装置5は、粉体圧送
車(ジエツトパツク車)13に搭載してあり、粉
体圧送車は、この他、粉体タンク14及び粉体供
給ホース15を具備し、粉体供給ホース15をジ
ヨイント10で接続して粉体圧送装置5を作動さ
せることにより、粉体タンク14内の粉体を粉体
供給ホース15及び粉体供給パイプ6を介してス
ラリー化タンク3の底部近傍に供給するようにな
してある。
次に、本発明の粉体のスラリー化方法の一実施
態様を、上述の構成からなる粉体のスラリー化装
置を用いて実施する場合について図面を参照しな
がら説明する。
態様を、上述の構成からなる粉体のスラリー化装
置を用いて実施する場合について図面を参照しな
がら説明する。
本発明の方法の実施に際しては、先ず、スラリ
ー化の準備として、スラリー化タンク3に充分な
量の水を充填しておく。この水の量が少ないと、
スラリー化タンク3内にケーキを生じ易く、又、
粉体供給開始時に発塵を生じ易いので好ましくな
い。又、粉体圧送車13の粉体供給ホース15を
ジヨイント10に接続しておく。
ー化の準備として、スラリー化タンク3に充分な
量の水を充填しておく。この水の量が少ないと、
スラリー化タンク3内にケーキを生じ易く、又、
粉体供給開始時に発塵を生じ易いので好ましくな
い。又、粉体圧送車13の粉体供給ホース15を
ジヨイント10に接続しておく。
上述の準備完了後、粉体圧送装置5を作動させ
て粉体を粉体圧送車13から供給すると、粉体
は、粉体供給パイプ6の開口先端7からスラリー
化タンク3の底部近傍に噴出し、スラリー化タン
ク3内の水と混合されて溶解しスラリー4とな
る。スラリー4の濃度は、スラリー化タンク3へ
の粉体の供給量と、水供給パイプ8からのスラリ
ー化タンク3内への水の供給量とによつて調整す
ることができ、所定の濃度に調整されたスラリー
4は、スラリー化タンク3から溢出してスラリー
貯蔵タンク1内に貯蔵され、例えば、排煙脱硫用
吸着剤として使用される。
て粉体を粉体圧送車13から供給すると、粉体
は、粉体供給パイプ6の開口先端7からスラリー
化タンク3の底部近傍に噴出し、スラリー化タン
ク3内の水と混合されて溶解しスラリー4とな
る。スラリー4の濃度は、スラリー化タンク3へ
の粉体の供給量と、水供給パイプ8からのスラリ
ー化タンク3内への水の供給量とによつて調整す
ることができ、所定の濃度に調整されたスラリー
4は、スラリー化タンク3から溢出してスラリー
貯蔵タンク1内に貯蔵され、例えば、排煙脱硫用
吸着剤として使用される。
上述のスラリー化タンク3内におけるスラリー
化に際して、粉塵、ダマ及びケーキの発生を防止
する好ましい条件は、一概に定められないが、微
粉水酸化マグネシウムを用いて排煙脱硫用吸着剤
としての10〜35%スラリー溶液を30T/hの速度
で製造する場合についてこれらを列挙すると次の
通りである。尚、発塵を防止する上で最も重要な
のは水柱の深さ、即ちスラリー化タンク3の液面
から粉体供給パイプ6の開口先端7までの距離で
あり、スラリー化タンク3の大きさは、この水柱
の深さを許容できるように設計される。
化に際して、粉塵、ダマ及びケーキの発生を防止
する好ましい条件は、一概に定められないが、微
粉水酸化マグネシウムを用いて排煙脱硫用吸着剤
としての10〜35%スラリー溶液を30T/hの速度
で製造する場合についてこれらを列挙すると次の
通りである。尚、発塵を防止する上で最も重要な
のは水柱の深さ、即ちスラリー化タンク3の液面
から粉体供給パイプ6の開口先端7までの距離で
あり、スラリー化タンク3の大きさは、この水柱
の深さを許容できるように設計される。
●水柱の深さ:6〜10m
●粉体の供給圧力:1.5〜2Kg/cm2・G
●粉体供給パイプ6の内径:5〜7.5cm
●粉体供給ホース15の内径:7.5〜10cm
●水の供給圧力:1.5Kg/cm2・G
●水供給パイプ8の直径:5〜7.5cm
〔発明の効果〕
本発明の粉体のスラリー化方法及び装置は、上
述の如く、所定量の水を収容したスラリー化タン
クにおける底部近傍の水中に粉体を噴出すること
により、排煙脱硫用吸着剤や排水中和剤として用
いるスラリーを製造することができるもので、本
発明によれば、排煙脱硫や排水中和を行おうとす
る工場にその原料粉体をスラリー化することなく
運搬し、斯る工場において発塵させることなく容
易に原料粉体をスラリー化することができるとい
う絶大な効果が奏される。
述の如く、所定量の水を収容したスラリー化タン
クにおける底部近傍の水中に粉体を噴出すること
により、排煙脱硫用吸着剤や排水中和剤として用
いるスラリーを製造することができるもので、本
発明によれば、排煙脱硫や排水中和を行おうとす
る工場にその原料粉体をスラリー化することなく
運搬し、斯る工場において発塵させることなく容
易に原料粉体をスラリー化することができるとい
う絶大な効果が奏される。
第1図は、本発明の装置の一実施例を、本発明
の方法の一実施態様とともに示す概略図である。 1……スラリー貯蔵タンク、2……撹拌機、3
……スラリー化タンク、4……スラリー、5……
粉体圧送装置、6……粉体供給パイプ、7……粉
体供給パイプの開口先端、8……水供給パイプ、
9……排気口。
の方法の一実施態様とともに示す概略図である。 1……スラリー貯蔵タンク、2……撹拌機、3
……スラリー化タンク、4……スラリー、5……
粉体圧送装置、6……粉体供給パイプ、7……粉
体供給パイプの開口先端、8……水供給パイプ、
9……排気口。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 所定量の水を収容したスラリー化タンクにお
ける底部近傍の水中に水酸化マグネシウム、酸化
マグネシウム又は水酸化カルシウムの粉体を噴出
させ且つ上記スラリー化タンクに水を供給するこ
とにより、上記粉体をスラリー化すると共にスラ
リーの濃度を調整し、所定濃度に調整されたスラ
リーを上記スラリー化タンクから溢出させてスラ
リー貯蔵タンク内に貯蔵することを特徴とする粉
体のスラリー化方法。 2 撹拌機を備えたスラリー貯蔵タンクに、スラ
リー化タンクを該スラリー化タンクから上記スラ
リー貯蔵タンクにスラリーを溢出可能に連設し、
上記スラリー化タンクに、粉体圧送装置に連結さ
れる粉体供給パイプをその開口先端を上記スラリ
ー化タンクの底部近傍に臨ませて設け、且つ水供
給パイプをその開口先端を上記底部近傍に臨ませ
て設けると共に、上記スラリー貯蔵タンク又は上
記スラリー化タンクの上方に排気口を設けたこと
を特徴とする粉体のスラリー化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61018870A JPS62176528A (ja) | 1986-01-30 | 1986-01-30 | 粉体のスラリ−化方法及びそれに用いる装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61018870A JPS62176528A (ja) | 1986-01-30 | 1986-01-30 | 粉体のスラリ−化方法及びそれに用いる装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62176528A JPS62176528A (ja) | 1987-08-03 |
JPH0535013B2 true JPH0535013B2 (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=11983573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61018870A Granted JPS62176528A (ja) | 1986-01-30 | 1986-01-30 | 粉体のスラリ−化方法及びそれに用いる装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62176528A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4700120B2 (ja) * | 2009-04-21 | 2011-06-15 | 共栄物産株式会社 | 混合攪拌装置およびスラリーの製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS601431B2 (ja) * | 1975-06-09 | 1985-01-14 | ヘンケル・コマンデイトゲゼルシャフト・アウフ・アクティ−ン | 改善された冷水溶解性を有するカチオン系アビバージ処理剤並びにその製造方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS601431U (ja) * | 1983-06-14 | 1985-01-08 | 株式会社松井製作所 | 粉粒体の混合装置 |
-
1986
- 1986-01-30 JP JP61018870A patent/JPS62176528A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS601431B2 (ja) * | 1975-06-09 | 1985-01-14 | ヘンケル・コマンデイトゲゼルシャフト・アウフ・アクティ−ン | 改善された冷水溶解性を有するカチオン系アビバージ処理剤並びにその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62176528A (ja) | 1987-08-03 |
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