JPH0534830U - たばこ用幹刈収穫機 - Google Patents

たばこ用幹刈収穫機

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JPH0534830U
JPH0534830U JP8277891U JP8277891U JPH0534830U JP H0534830 U JPH0534830 U JP H0534830U JP 8277891 U JP8277891 U JP 8277891U JP 8277891 U JP8277891 U JP 8277891U JP H0534830 U JPH0534830 U JP H0534830U
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JP8277891U
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影文 丸野
龍男 広瀬
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文明農機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 葉たばこの幹を刈取って収容するたばこ用幹
刈収穫機の構造を簡単に構成すると共に、作業能率を向
上させるものである。 【構成】 機体1の前部に、たばこの幹を掻込んで挾持
搬送する搬送手段18,19,20と、切断刃3と、溝切刃34を
有する掻込み搬送機構4を上下擺動自在に設けると共
に、同掻込み搬送機構4は左右方向に揺動自在に構成し
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、たばこの幹を刈取って収穫するたばこ用幹刈収穫機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、たばこ用幹刈収穫機としては、特開昭62-115208 号公報に示す如く、後 部に握りハンドルを具備しながら、走行車輪を有する走行機体の上部に、門形状 の塔状機枠を立設し、この塔状機枠の前部に茎切断装置を設けると共に、左右ガ イド杆を突設し、かつ、塔状機枠の側方には、たばこ受枠を設けたものが存在す る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記のたばこ用幹刈収穫機では、茎切断装置及び左右ガイド杆が機 体に対して固定状態に装着されており、したがって、畝上に植立するたばこの幹 を損傷のない状態で確実に切断しながら収穫することができないものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案では、走行機体の前部に、たばこの幹を掻込んで挾持搬送する搬送手段 と、切断刃と、溝切刃とを有する掻込み搬送機構を上下擺動自在に設けると共に 、同掻込み搬送機構は、左右方向に揺動自在に構成されていることを特徴とする たばこ用幹刈収穫機を提供せんとするものである。
【0005】
【実施例】
本考案の実施例を図面に基づいて具体的に説明すると、1は下部両側にクロー ラ走行装置2を有する走行機体であって、前部に切断刃3を有する掻込み搬送機 構4を上下擺動自在に設けている。5は掻込み搬送機構4の全体を支持する第1 ブラケットで、走行機体1前部に枢支ピン6を介して左右方向に揺動自在に装着 されている。7は第1ブラケット5の下部位置にて枢支される第2ブラケットで あって、左右両側に伝動ケース8と連結具9を連結していると共に、中央部には リフトアーム10を固着し、同リフトアーム10と第1ブラケット5との間には電動 アクチュエータ11を介装している。そして、同電動アクチュエータ11の伸縮作動 により掻込み搬送機構4を上下擺動自在としている。12はユニバーサルジョイン ト、13はチェン伝動機構で、横軸14及びベベルギヤ伝動機構15,16 を介して掻込 み搬送機構4を駆動自在としている。
【0006】 また、掻込み搬送機構4は、中央の掻込み搬送通路17の左側位置に上下二段に 搬送手段18,19 を設けると共に、掻込み搬送通路17の右側位置には、前記左側の 搬送手段18,19 と対峙状に搬送手段20を設けている。21は右側の搬送手段20を押 圧付勢するバネ体である。
【0007】 また、右側の搬送手段20は、左側の上下二段の搬送手段18,19 に対して、その 上下の中間位置に配設されている。そして、左側の搬送手段18,19 と右側の搬送 手段20によりたばこの幹Aを挾持しながら掻込んで後方に搬送するものである。 22は左側の搬送手段19に沿って前方に突設するガイド杆、23は右側の搬送手段 20に沿って前方に突設するガイド杆である。
【0008】 また、上記各搬送手段18,19,20は前後両側に設けるスプロケット24,25,26,27 に無端チェン28,29,30を巻掛けていると共に、同無端チェン28,29,30のリンクに は各々支持板31,32,33を一体的に設けて、同支持板31,32,33にてたばこの幹Aを 挾持するものである。
【0009】 また、34はたばこの幹Aの切断部近傍に設ける切欠溝Bを切削する溝切刃であ って、幹Aに対して約30°傾斜して切欠溝Bを形成している。
【0010】 そして、同溝切刃34は二枚重ねの円板35の周囲にチェンソーの切刃36を固着し ながら一体回転自在としている。37はリンク、38は固定ボルトナット、39は溶接 部である。
【0011】 また、40は上記掻込み搬送機構4の搬送手段18,19,20を支持する基部フレーム 、41は上記伝動ケース8及び連結具9の上部に略平行状に設ける作動リンクで、 第1ブラケット5などにより四辺リンク機構41-1を構成して掻込み搬送機構4が 一定の姿勢を保つようにしている。
【0012】 42は機体の後部に右側に搭載するエンジンで、機体の前部に設けるHSTミッ ションケース43と連動連結している。44は燃料タンク、45はバッテリー、46は左 側クローラ2-1 を駆動する駆動ケース、47は右側クローラ2-2 を駆動する駆動ケ ースである。
【0013】 48は機体1上部に広く構成する荷台、49は支柱、50は運転操作盤、51は運転者 用ステップである。
【0014】 そして、運転操作盤50の上面には、サイドクラッチレバー52,53 、走行レバー 54、副変速レバー55、キースイッチ56、作業機上下スイッチ57、切断刃用スイッ チ58、掻込み搬送機構用スイッチ59を設けている。60はアクセルレバー、61は後 部ドア、62はたばこの幹Aを一時溜める収容枠である。
【0015】 図10において、63はエンジン42とHSTミッションケース43とを連動連結す る伝動装置、64はHSTミッションケース43と左側駆動ケース46とを連動連結す る伝動装置、65は中間軸66と掻込み搬送機構4とを連動連結する伝動装置で、電 磁クラッチ67を設けている。68は切断刃3及び溝切刃34とを連動連結する伝動装 置で、電磁クラッチ69を設けている。70は切断刃3を駆動するベベルギヤ、71は 溝切刃34を駆動するベベルギヤで、これらはギヤケース72に設けられている。73 は前記電磁クラッチ69とギヤケース72とを接続するフレキシブルシャフトである 。
【0016】 また、74は左側クローラ2-1 を駆動する動力伝達経路75に設ける電磁クラッチ 、76は右側クローラ2-2 を駆動する動力伝達経路77に設ける電磁クラッチで、同 電磁クラッチ74,76 はタイマー78のON・OFF作動により10秒〜15秒間隔 で間歇走行しながら、走行時にはたばこの幹Aを掻込みながら切断して収容枠62 上に溜める。そして、機体が停止時には収容枠62上の幹Aを荷台48上に積上げる ものである。
【0017】 また、上記掻込み搬送機構4は、走行機体1に対して、着脱が自在となってお り、したがって、同掻込み搬送機構4を支持する第1ブラケット5を走行機体1 より取外すことにより、同走行機体1を運搬車として利用することができるもの である。
【0018】 本考案の実施例は上記のように構成されており、圃場に植付けられた葉たばこ のうち、バーレー種については、幹の下側部分の葉は、先に手作業により収穫が 行われる。
【0019】 そして、幹の中間位置より上部に着いている葉を上記幹刈収穫機により幹ごと 切断して収穫するものである。
【0020】 この場合に、まず、エンジン42を始動させてHSTミッションケース43を回動 させる。そして、クローラ走行装置2を回動させて走行機体1を前進させる。
【0021】 そして、掻込み搬送機構4側の電磁クラッチ67を入り操作して左側の搬送手段 18,19 及び右側の搬送手段20を回動させ、同時に切断刃3及び溝切刃34側の電磁 クラッチ69を入り操作してこれらを回動させる。また、これと同時に、電動アク チュエータ11を作動させて掻込み搬送機構4を上下調節する。
【0022】 したがって、圃場に植立する幹Aは左側の搬送手段18,19 及び右側の搬送手段 20により挾持されて下部を切断刃3により切断され、次に、溝切刃34により傾斜 状の切欠溝Bが切削されて後方へ搬送される。そして、掻込み搬送機構4の後端 に至って排出されるときに運転者が幹Bを受け取って、収葉枠62に設けるシート 上に一時溜める。また、幹Bが一定量溜まるとこれを束ねて荷台48上に高く積み 上げる。
【0023】 以上の如く、上記実施例によれば、走行機体1の前部に、切断刃3を有すると 共に、機体前後方向に配設する掻込み搬送機構4を上下擺動自在に設け、同掻込 み搬送機構4には、掻込み搬送通路17を挾んで左側には上下二列の搬送手段18,1 9 を設けると共に、同通路17の右側には、前記左側搬送手段18,19 の中間位置に 右側搬送手段20を設け、上下二段の左側搬送手段18,19 と中間に位置する右側搬 送手段20によりたばこの幹Aを確実に掻込んで搬送することができ、したがって 、幹Aが不測に倒れたりしないので葉の部分の損傷を防止できて幹の収穫が能率 的に行えるものである。
【0024】 また、上記実施例によれば、掻込み搬送機構4が走行機体1に対して左右方向 に揺動可能に構成されているから、幹Aの植立状態に対して同掻込み搬送機構4 を適宜揺動させながら幹Aの刈取り及び搬送を確実に行うことができるものであ る。
【0025】 また、上記実施例によれば、走行装置にタイマー等を設けて間歇駆動可能とし たものであるから、運転者は機体が走行している間は、掻込み搬送機構により刈 取られるたばこの幹を収容枠上に溜め、機体が停止している間は、収容枠上の幹 を荷台上に積上げることができるものである。したがって、刈取作業を常時能率 的に行うことができるものである。
【0026】 また、上記実施例によれば、クローラ型走行装置と広幅状荷台を具備する走行 機体の前部に、切断刃と溝切刃を有する掻込み搬送機構を機体前後方向に配設す ると共に、同掻込み搬送機構は走行機体に対して脱着自在に装着されているから 、同走行機体より掻込み搬送機構を取り外すことにより走行機体側を運搬作業と して活用することができ、したがって、各種の作業を能率的に行うことができる ものである。
【0027】
【考案の効果】
本考案によれば、走行機体の前部に、たばこの幹を掻込んで挾持搬送する搬送 手段と、切断刃と、溝切刃とを有する掻込み搬送機構を上下擺動自在に設けると 共に、同掻込み搬送機構は左右方向に揺動自在に構成したものであるから、掻込 み搬送機構が走行機体に対して左右方向に揺動可能に構成されており、したがっ て、たばこの幹の植立状態に順応して同掻込み搬送機構が適宜揺動し、幹の刈取 り及び搬送を確実に行うことができるものである。
【0028】 そして、幹及び葉の部分を損傷することなく、従来型に比較して収穫作業を能 率的に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る幹刈収穫機の全体を示す左側面
図。
【図2】同右側面図。
【図3】同平面図。
【図4】掻込み搬送機構を示す概略正面図。
【図5】同掻込み搬送機構の基部取付状態を示す概略側
面図。
【図6】同掻込み搬送機構の要部を示す平面図。
【図7】同要部の断面正面図。
【図8】溝切刃の要部を示す平面図。
【図9】同要部の断面図。
【図10】動力の伝達経路を示す伝動機構図。
【図11】たばこの幹が刈取られた状態を示す正面図。
【符号の説明】
1 走行機体 3 切断刃 4 掻込み搬送機構 18 搬送手段 19 搬送手段 20 搬送手段 34 溝切刃

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機体1の前部に、たばこの幹を掻込
    んで挾持搬送する搬送手段18,19,20と、切断刃3と、溝
    切刃34とを有する掻込み搬送機構4を上下擺動自在に設
    けると共に、同掻込み搬送機構4は、左右方向に揺動自
    在に構成されていることを特徴とするたばこ用幹刈収穫
    機。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55162522U (ja) * 1979-05-09 1980-11-21
JPH0252535U (ja) * 1988-10-12 1990-04-16

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55162522U (ja) * 1979-05-09 1980-11-21
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