JPH0534812B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0534812B2 JPH0534812B2 JP11341584A JP11341584A JPH0534812B2 JP H0534812 B2 JPH0534812 B2 JP H0534812B2 JP 11341584 A JP11341584 A JP 11341584A JP 11341584 A JP11341584 A JP 11341584A JP H0534812 B2 JPH0534812 B2 JP H0534812B2
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- JP
- Japan
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- varistor
- surge
- voltage
- present
- electrodes
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- Expired - Lifetime
Links
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01C—RESISTORS
- H01C7/00—Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material
- H01C7/10—Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material voltage responsive, i.e. varistors
- H01C7/12—Overvoltage protection resistors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は高圧配電線に発生するサージ電圧を吸
収抑制するために用いられるサージ吸収素子に関
する。
収抑制するために用いられるサージ吸収素子に関
する。
従来例の構成とその問題点
近年、高圧配電線をはじめとする電力線に発生
するサージ電圧の吸収、抑制は電力機器が半導体
化されるにつれて、ますます重要な課題となつて
いる。
するサージ電圧の吸収、抑制は電力機器が半導体
化されるにつれて、ますます重要な課題となつて
いる。
従来、この目的のために、シリコンカーバイト
を特性要素とし、これに直列ギヤツプを付加した
避雷器が多く用いられていたが、最近、これらの
避雷器に代つて、直列ギヤツプを必要とせず、ま
た、保護性能の優れたサージ吸収素子を内蔵した
避雷器がその実用面で注目を浴びている。第1図
はこのような避雷器に内蔵される従来のサージ吸
収素子を示す。1は酸化亜鉛を主体とする酸化亜
鉛バリスタ素体で、円柱形をなしている。2はバ
リスタ素体1の上下に形成された電極で、アルミ
ニウムメタリコンなどで形成されている。
を特性要素とし、これに直列ギヤツプを付加した
避雷器が多く用いられていたが、最近、これらの
避雷器に代つて、直列ギヤツプを必要とせず、ま
た、保護性能の優れたサージ吸収素子を内蔵した
避雷器がその実用面で注目を浴びている。第1図
はこのような避雷器に内蔵される従来のサージ吸
収素子を示す。1は酸化亜鉛を主体とする酸化亜
鉛バリスタ素体で、円柱形をなしている。2はバ
リスタ素体1の上下に形成された電極で、アルミ
ニウムメタリコンなどで形成されている。
このように構成された従来のサージ吸収素子
は、通常20〜100mmの直径をもつ、20〜30mmの厚
みで、その動作開始電圧は4〜6KV程度である。
高圧避雷器あるいは、高圧サージ吸収器としてこ
のサージ吸収素子を用いる場合、1個の素子では
電圧値的に低いため、一般に2〜5個を磁器ケー
ス内に積み重ねて収納し、スプリングなどで圧接
して用いられる。しかしながら、このような構成
の場合、避雷器としての構造が複雑になり、部品
点検も多く、また組立工数も多いという欠点を有
していたため、1本で所定の高圧の動作開始電圧
が得られるサージ吸収素子の開発が望まれてい
る。なお、一体のバリスタ素体1でより高電圧の
ものを作ろうとした場合、その厚みは所望の電圧
に比例して厚くなるため、素子の製造上おのずと
厚さに関し制約があるという問題があつた。
は、通常20〜100mmの直径をもつ、20〜30mmの厚
みで、その動作開始電圧は4〜6KV程度である。
高圧避雷器あるいは、高圧サージ吸収器としてこ
のサージ吸収素子を用いる場合、1個の素子では
電圧値的に低いため、一般に2〜5個を磁器ケー
ス内に積み重ねて収納し、スプリングなどで圧接
して用いられる。しかしながら、このような構成
の場合、避雷器としての構造が複雑になり、部品
点検も多く、また組立工数も多いという欠点を有
していたため、1本で所定の高圧の動作開始電圧
が得られるサージ吸収素子の開発が望まれてい
る。なお、一体のバリスタ素体1でより高電圧の
ものを作ろうとした場合、その厚みは所望の電圧
に比例して厚くなるため、素子の製造上おのずと
厚さに関し制約があるという問題があつた。
発明の目的
本発明は上記欠点に鑑み、1本でより高電圧を
有し、また磁器ケースに収納することを必要とし
ないサージ吸収素子を提供することを目的とす
る。
有し、また磁器ケースに収納することを必要とし
ないサージ吸収素子を提供することを目的とす
る。
発明の構成
本発明のサージ吸収素子は、2つの対向する電
極を有しその中央にシリンダ状の中空部をもつた
柱状バリスタ素体を同軸に複数個積み重ね、その
両端に圧接した外部電極を、前記中空部を貫通す
る絶縁棒を介して軸方向内側へ締め付け一体化し
たバリスタ素体側面と外部電極の端面以外の周部
とを熱収縮チユーブで覆つたことを特徴とする。
極を有しその中央にシリンダ状の中空部をもつた
柱状バリスタ素体を同軸に複数個積み重ね、その
両端に圧接した外部電極を、前記中空部を貫通す
る絶縁棒を介して軸方向内側へ締め付け一体化し
たバリスタ素体側面と外部電極の端面以外の周部
とを熱収縮チユーブで覆つたことを特徴とする。
このように、バリスタ素体を積み重ね一体化す
ることによつて1本で高電圧に用いることので
き、また耐候性にすぐれ、磁器ケースに収納する
必要もなくそのまま外気雰囲気で使用できるサー
ジ吸収素子が得られる。
ることによつて1本で高電圧に用いることので
き、また耐候性にすぐれ、磁器ケースに収納する
必要もなくそのまま外気雰囲気で使用できるサー
ジ吸収素子が得られる。
実施例の説明
以下、本発明の一実施例を第2図と第3図に基
づいて説明する。
づいて説明する。
第2図は本発明に用いるバリスタの断面図であ
る。3は円柱形をなしたバリスタ素体、4はバリ
スタ素体3の上下に対向する形で設けたれたアル
ミニウムメタリコン電極、5はバリスタ素体3の
中央に穿設されたシリンダ状の中空部である。
る。3は円柱形をなしたバリスタ素体、4はバリ
スタ素体3の上下に対向する形で設けたれたアル
ミニウムメタリコン電極、5はバリスタ素体3の
中央に穿設されたシリンダ状の中空部である。
第3図は本発明の一実施例におけるサージ吸収
素子の断面図を示すものである。同図では第2図
に示したバリスタ素体3を同軸に2ケ積み重ねた
例で、6は絶縁棒で、バリスタ素体3の中空部5
を貫通し上部は機械的ストツパーが、また下部に
はネジがそれぞれ受設けられており、この絶縁棒
6はガラスフアイバー入りのプラスチツクなどで
作られている。7,8はそれぞれ上側、下側の外
部電極で、外部電極7には絶縁棒6の上部が係合
する座グリ孔9が穿設されている。また、同様に
外部電極8でも絶縁棒6の下端が貫通し、絶縁棒
6の下端に形成された雄ねじ部に螺合するナツト
10を外部電極8の座グリ孔9を配設して、絶縁
棒6とナツト10とで締めつけることによつて2
個のバリスタ素体3ならびに同バリスタ素体3を
挟む2個の外部電極7,8とをそれぞれ十分な圧
接状態にすることができる。11は座グリ部9に
充填された埋め込み樹脂で、エポキシなどが用い
られ、内部の密閉度の確保に用いられている。1
2,13は二重層をもつ熱収縮チユーブで、架橋
ポリエチレンなどから成り、バリスタ素体3の耐
候性確保のために2つのバリスタ素体3の側面全
体、及び外部電極7,8の端部を残した周部を覆
つている。
素子の断面図を示すものである。同図では第2図
に示したバリスタ素体3を同軸に2ケ積み重ねた
例で、6は絶縁棒で、バリスタ素体3の中空部5
を貫通し上部は機械的ストツパーが、また下部に
はネジがそれぞれ受設けられており、この絶縁棒
6はガラスフアイバー入りのプラスチツクなどで
作られている。7,8はそれぞれ上側、下側の外
部電極で、外部電極7には絶縁棒6の上部が係合
する座グリ孔9が穿設されている。また、同様に
外部電極8でも絶縁棒6の下端が貫通し、絶縁棒
6の下端に形成された雄ねじ部に螺合するナツト
10を外部電極8の座グリ孔9を配設して、絶縁
棒6とナツト10とで締めつけることによつて2
個のバリスタ素体3ならびに同バリスタ素体3を
挟む2個の外部電極7,8とをそれぞれ十分な圧
接状態にすることができる。11は座グリ部9に
充填された埋め込み樹脂で、エポキシなどが用い
られ、内部の密閉度の確保に用いられている。1
2,13は二重層をもつ熱収縮チユーブで、架橋
ポリエチレンなどから成り、バリスタ素体3の耐
候性確保のために2つのバリスタ素体3の側面全
体、及び外部電極7,8の端部を残した周部を覆
つている。
このように構成をもつサージ吸収素子は、あた
かも1本の素子で従来の2倍の動作開始電圧をも
つた素子となり、また耐候性にも優れているた
め、磁器ケース等に収納することなく、そのまま
外気中で使用することができる。
かも1本の素子で従来の2倍の動作開始電圧をも
つた素子となり、また耐候性にも優れているた
め、磁器ケース等に収納することなく、そのまま
外気中で使用することができる。
なお、本実施例では、バリスタの積み重ね数を
2ケ所としたがこれはより多くの積み重ねとする
ことによつて本発明の効果はさらに発揮されるも
のである。
2ケ所としたがこれはより多くの積み重ねとする
ことによつて本発明の効果はさらに発揮されるも
のである。
発明の効果
以上の説明のように本発明のサージ吸収装置
は、中空部をもつた柱状バリスタ素体を複数個積
み重ね、その中空部を貫通する絶縁棒を介して両
側より圧接し、バリスタの側面全体ならびに両部
電極の一部を熱収縮チユーブで覆つたため、高い
動作開始電圧を有するバリスタを1本の形で提供
することができ、また磁器ケース等に収納する必
要もなくなつたことにより、廉価なサージ吸収器
を提供することができ、その実用的効果は大なる
ものがある。
は、中空部をもつた柱状バリスタ素体を複数個積
み重ね、その中空部を貫通する絶縁棒を介して両
側より圧接し、バリスタの側面全体ならびに両部
電極の一部を熱収縮チユーブで覆つたため、高い
動作開始電圧を有するバリスタを1本の形で提供
することができ、また磁器ケース等に収納する必
要もなくなつたことにより、廉価なサージ吸収器
を提供することができ、その実用的効果は大なる
ものがある。
第1図は従来のバリスタ素体の断面図、第2図
と第3図は本発明の一実施例を示し、第2図はバ
リスタ素体の断面図、第3図は本発明のサージ吸
収素子の断面図である。 3……バリスタ素体、4……電極、6……絶縁
棒、7,8……外部電極、10……ナツト、1
2,13……熱収縮チユーブ。
と第3図は本発明の一実施例を示し、第2図はバ
リスタ素体の断面図、第3図は本発明のサージ吸
収素子の断面図である。 3……バリスタ素体、4……電極、6……絶縁
棒、7,8……外部電極、10……ナツト、1
2,13……熱収縮チユーブ。
Claims (1)
- 1 2つの対向する電極を有しその中央にシリン
ダ状の中空部をもつた柱状バリスタ素体を同軸に
複数個積み重ね、その両端に圧接した外部電極
を、前記中空部を貫通する絶縁棒を介して軸方向
内側へ締め付け一体化したバリスタ素体側面と外
部電極の端面以外の周部とを熱収縮チユーブで覆
つたサージ吸収素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11341584A JPS60257106A (ja) | 1984-06-01 | 1984-06-01 | サ−ジ吸収素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11341584A JPS60257106A (ja) | 1984-06-01 | 1984-06-01 | サ−ジ吸収素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60257106A JPS60257106A (ja) | 1985-12-18 |
JPH0534812B2 true JPH0534812B2 (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=14611677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11341584A Granted JPS60257106A (ja) | 1984-06-01 | 1984-06-01 | サ−ジ吸収素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60257106A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63313804A (ja) * | 1987-06-17 | 1988-12-21 | Otowa Denki Kogyo Kk | 避雷器 |
JPH0158902U (ja) * | 1987-10-09 | 1989-04-13 | ||
JP2541532Y2 (ja) * | 1988-06-28 | 1997-07-16 | 昭和電線電纜株式会社 | 抵抗器 |
JP2601936B2 (ja) * | 1990-06-21 | 1997-04-23 | 株式会社東芝 | 避雷器 |
EP1603140A1 (de) * | 2004-06-04 | 2005-12-07 | ABB Technology AG | Aktivteil für einen gekapselten Überspannungsableiter |
-
1984
- 1984-06-01 JP JP11341584A patent/JPS60257106A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60257106A (ja) | 1985-12-18 |
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