JPH0534717Y2 - - Google Patents

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JPH0534717Y2
JPH0534717Y2 JP1984136458U JP13645884U JPH0534717Y2 JP H0534717 Y2 JPH0534717 Y2 JP H0534717Y2 JP 1984136458 U JP1984136458 U JP 1984136458U JP 13645884 U JP13645884 U JP 13645884U JP H0534717 Y2 JPH0534717 Y2 JP H0534717Y2
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remote control
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、駆動部と制御部と電源部と無線受信
機等を個別に装備したブロツクを任意に組み合わ
せて遊ぶことのできるリモートコントロール方式
のブロツク玩具に関するものである。
〔従来技術〕
従来、玩具のリモートコントロール方式として
は、ラジオコントロール,音センサー,光センサ
ー等を用いたものがあつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の走行玩具、人形玩具等の玩具は、上記い
ずれか1種類のリモートコントロール方式を採用
するのみで、任意に制御方式を変更することはで
きなかつた。このため、遊びに変化がなく単調と
なり、遊戯者にすぐ飽きられてしまう欠点があつ
た。また、複数種のリモートコントロール方式を
備えた玩具を提供しようとすればいきおいコスト
高となる欠点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本考案に係る手段
は、下記の構成を有することを特徴とする。
(1) 下記の要件を備えたことを特徴とするブロツ
ク玩具。
(イ) 玩具本体を有すること。
(ロ) この玩具本体を着脱自在に装着して走行し
得る駆動部を有すること。
(ハ) 前記玩具本体を装着した駆動部の走行を遠
隔的に指令するリモートコントロール装置を
有すること。
(ニ) 前記リモートコントロール装置は、音,
光,赤外線を発射し得る装置、又はスイツチ
操作によつて前記走行に係る指令を無線によ
り送信する送信機本体を有し、当該送信機本
体には前記走行に係る指令を音声により入力
し得る入力部が着脱自在に装着されること。
(ホ) 前記玩具本体は、少なくとも走行に係る制
御信号を前記駆動部へ出力する制御ブロツク
を有すること。
(ヘ) 前記制御ブロツクには、少なくとも前記リ
モートコントロール装置からの走行に係る指
令を受信する受信ブロツク又は、音,光,赤
外線を検出するセンサを有して当該センサか
らの検出情報に応じて走行に係る電気信号を
出力するセンサーブロツクのいずれかが着脱
自在に装着されること。
〔作用〕
駆動部と制御ブロツクと電源部とを連結し、該
制御ブロツクに無線受信機を有するブロツクを装
着すれば、リモートコントロール装置である無線
送信機からの電波を電気信号に変換し、制御ブロ
ツクに出力する。制御ブロツクは入力信号に従
い、駆動部の原動機を制御するので、無線送信機
の指令電波に応じてロボツト玩具を操縦すること
ができる。
次に、制御ブロツクから前記無線受信機を有す
るブロツクを離脱させ、センサーを有するブロツ
クを装着すれば、音波,光,赤外線に応じて電気
信号が発生し、制御ブロツクに出力する。このた
め、光,音波等を用いて無線操縦と同様にロボツ
ト玩具等を操縦することができる。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は玩具本体1と駆動部7を示した分解斜
視図である。玩具本体1は、制御ブロツクである
制御部収納ブロツク2と、受信ブロツクである無
線受信ブロツク3と、電源ユニツト4と、頭部5
と、腕部6,6とで構成されている。
駆動部7の上面には制御ブロツク2と電源ユニ
ツト4の底面が連結され、ロボツト玩具を形成し
ている。
制御ブロツク2は、内部に増幅回路とトランジ
スタのスイツチ動作を利用したドライブ回路が設
けられている。外部から入力された電気信号はト
ランジスタで増幅され、ドライブ回路のトランジ
スタのベースに出力される。また、ドライブ回路
の前記トランジスタのエミツタには、直流モータ
駆動用の直流電源が接続されている。このため、
外部から入力信号があれば、入力時間中は、駆動
部7のモータを反転させる方向に電流が流れ、駆
動部7を後退させる方向に制御するようになつて
いる。
制御ブロツク2の上面と下面には、他のブロツ
クと電気的及び機械的に連結する4ピンのコネク
ター8が取り付けられている。コネクター8の周
辺には図示する様にガイド部9が形成され、他の
ブロツクと機械的に連結した時に不測の外力が加
わつてもコネクター8を損傷しない様になつてい
る。またガイド部9に形成された挿入口10に係
止部材11を挿入し、連結化の完全を図ることが
できる。なお本実施例におけるブロツク間の連結
部はすべて上記の構成となつている。無線受信ブ
ロツク3と連結すべき制御ブロツク2の上面コネ
クター8には、入力信号,電源,アースの各ピン
が設けられ、1つのピンは空ピンとなつている。
駆動部7と連結すべき制御ブロツク2の下面コネ
クター8には、電源,アース,2つの駆動用出力
ピンが設けられている。
次に無線受信ブロツク3には、内部にVHF帯
の受信機が収納されている。本実施例では超再生
検波方式が採用され、高周波増幅回路も附加され
ている。これらの回路の同調回路は、後で説明す
る無線送信機の発振周波数に合致している。な
お、受信機は実施例の他にスーパーヘテロダイン
方式等の通常の受信手段が適用されることは言う
までもない。無線受信ブロツク3の下面には、制
御部収納ブロツク2のコネクター8と連結すべき
コネクター8が形成され電源,アース,信号出力
のピンがそれぞれ設けられ、1ピンは空ピンとな
つている。アンテナ12から入つた電波は、同調
回路を経て高周波増幅回路で増幅され、超再生検
波回路で電気信号に変換され、コネクター8の出
力ピンから出力される。この電気信号は、制御ブ
ロツク2の入力信号ピンに送られる。
電源ユニツト4には、乾電池による直流電源が
用意されており、モータの駆動電力及び各電気回
路に電力を供給している。
駆動部7は、内部に直流モータとギアを有し上
面に制御部収納ブロツク2と連結すべきコネクタ
ー8が形成されている。このうち2つの駆動モー
タ用入力ピンは、直流モータに接続され、アース
及び空ピンがそれぞれ1つづつ形成されている。
制御部収納ブロツク2からの駆動電力によりモー
タが回転し、ロボツト本体を前後に走行させるこ
とができる。
第3図はリモートコントロール装置の一例を示
した斜視図である。送信機本体13は、内部に水
晶発振回路を有しており、押ボタンスイツチ14
を押すと水晶発振回路と、それに連なる回路部が
動作して走行に係る指令電波が発射される。
送信機本体13の側部には、制御部収納ブロツ
ク2等のコネクター8と同一規格のコネクター8
が取り付けられている。
本実施例では上記の様な構成を有するため、送
信機本体13の押ボタンスイツチ14を押すと指
令電波が発射され、無線受信ブロツク3内で検波
される。検波によつて生じた電気信号は、制御部
収納ブロツク2内に送られロボツト玩具の走行を
前後にコントロールすることができる。
前述のラジオコントロール方式の実施例では、
送信機本体13の押ボタンスイツチ14を利用し
たが、走行に係る指令を音声により入力し得る音
センサー内蔵ブロツク15を使用することもでき
る。すなわち、該送信機本体13の側部に設けら
れたコネクター8に入力部である音センサー内蔵
ブロツク15を装着すると、入力部から入力され
た音波がマイクロホンで電気信号に変換され、発
振回路を制御し指令電波を発射させることができ
る。従つて押ボタンスイツチ14を押したのと同
様に音声によつて発射された指令電波でロボツト
玩具を制御できる。
また、制御部収納ブロツク2には、各種センサ
を有して当該センサからの検出情報に応じて走行
に係る信号を出力するセンサーブロツクを装着す
ることができる。すなわち第1図に示すように制
御部収納ブロツク2には、音センサーを有する音
センサー内蔵ブロツク15、又は光センサーを有
する光センサーブロツク16、又は赤外線センサ
ーを有する赤外線センサーブロツク17が着脱自
在に装着される。
次に無線受信ブロツク3を制御部収納ブロツク
2から離脱させ、センサーを内蔵するブロツクを
結合させた場合の実施例を説明する。ここではセ
ンサーに音センサーを適用した音センサー内蔵ブ
ロツク15を使用する。音センサー内蔵ブロツク
15は、内部にマイクロホンを内蔵し、音波を入
力すると音波に対応する電気信号に変換すること
ができる。この音センサー内蔵ブロツク15の下
面には、制御部収納ブロツク2等のコネクター8
と同一規格のコネクター8が取り付けられ、マイ
クロホンで変換した電気信号を制御部収納ブロツ
ク2の入力信号ピンに出力させる。従つて音波を
入力すると、ラジオコントロール時の押ボタン1
4を押すのと同様に、制御部に電気信号が入力さ
れ、駆動部7が作動し、ロボツト玩具を前後に走
行させることができる。
前述の実施例ではセンサーブロツクのセンサー
として音センサーを利用したが、光センサー等も
適用可能である。この場合図示しない光線銃等を
リモートコントロール装置として用いることがで
きる。すなわち光線銃から光線が光センサーへ発
射されると、光センサーブロツク16は入力した
光を電気信号に変換して制御部収納ブロツク2へ
出力する。このように光を利用したリモートコン
トロール方式でロボツト玩具を操縦できる。
また、センサーブロツクのセンサーとして赤外
線センサーを使用することも可能である。この場
合赤外線を発射する装置をリモートコントロール
装置として用いることにより、赤外線を利用した
リモートコントロール方式でロボツト玩具を操縦
できる。また、上記の遊戯方法のみならずロボツ
ト自体に赤外線を発射させ、障害物に接近すると
自動的にバツクさせることができる。特に人間の
目は、赤外線を感知しないので興味あふれる動作
となる。
また、制御部収納ブロツク2、無線受信ブロツ
ク3、駆動部7、送信機本体13、音センサー内
蔵ブロツク15等に発光ダイオードを装備し、電
気信号の入力に応じて発光させることにより遊戯
者が電気信号の入力を視覚により確認することが
できる。
また、音センサー内蔵ブロツク15をスピーカ
ーの代用とし、ロボツト玩具から音波を発射する
こともできる。
さらに、ロボツト玩具にアンプを内蔵させたブ
ロツク、スピーカーを有するブロツク、ラジオを
有するブロツク、アラームを有するブロツク等を
附加連結させることもでき、遊戯者は1つの玩具
でいくつもの遊びを楽しむことができる。
〔効果〕
本考案は、走行玩具、ロボツト玩具等の玩具の
リモートコントロール方式を、ブロツクの組合わ
せにより任意に選択することができる。また、駆
動部等を共通に使用できるため、安価に多種類の
制御方式を楽しむことができる。さらに各種機能
を有するブロツクの追加により、機能を増大させ
ることが可能で発展性に富み飽きのこない玩具を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すブロツク図、第
2図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、第3
図は無線送信機の分解斜視図である。 1……玩具本体、2……制御部収納ブロツク、
3……無線受信ブロツク、7……駆動部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下記の要件を備えたことを特徴とするブロツク
    玩具。 (イ) 玩具本体を有すること。 (ロ) この玩具本体を着脱自在に装着して走行し得
    る駆動部を有すること。 (ハ) 前記玩具本体を装着した駆動部の走行を遠隔
    的に指令するリモートコントロール装置を有す
    ること。 (ニ) 前記リモートコントロール装置は、音,光,
    赤外線を発射し得る装置、又はスイツチ操作に
    よつて前記走行に係る指令を無線により送信す
    る送信機本体を有し、当該送信機本体には前記
    走行に係る指令を音声により入力し得る入力部
    が着脱自在に装着されること。 (ホ) 前記玩具本体は、少なくとも走行に係る制御
    信号を前記駆動部へ出力する制御ブロツクを有
    すること。 (ヘ) 前記制御ブロツクには、少なくとも前記リモ
    ートコントロール装置からの走行に係る指令を
    受信する受信ブロツク又は、音,光,赤外線を
    検出するセンサを有して当該センサからの検出
    情報に応じて走行に係る電気信号を出力するセ
    ンサーブロツクのいずれかが着脱自在に装着さ
    れること。
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