JPH05346744A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH05346744A
JPH05346744A JP15531092A JP15531092A JPH05346744A JP H05346744 A JPH05346744 A JP H05346744A JP 15531092 A JP15531092 A JP 15531092A JP 15531092 A JP15531092 A JP 15531092A JP H05346744 A JPH05346744 A JP H05346744A
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JP
Japan
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heater
heating body
fixing
recording material
fixing device
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Application number
JP15531092A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Koshimizu
義之 小清水
Shinichi Konno
今野真一
Tamotsu Okada
保 岡田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルム方式の定着装置において、その加熱
体のヒータを断熱体に対して確実に保持するとともに、
加熱体の組立作業を簡易化すること。 【構成】 固定の加熱体に、定着薄フィルムを介して記
録材を加圧部材により押圧して、記録材上の顕画像を加
熱定着するようにした定着装置において、前記加熱体
を、セラミックを基板とするヒータと耐熱樹脂で製作し
た断熱体とで構成し、前記ヒータと断熱体が一体成形さ
れたものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録材上の画像を加熱定
着する定着装置であり、記録材上の未定着画像を永久画
像とするものや、画像の表面性を改質させ画質を向上さ
せた定着画像を得る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、固定の低熱容量発熱体と、記
録材と略同速度で送られる耐熱薄定着フィルムと、加圧
部材等からなる定着装置が例えば特願昭63−3132
73号等により提案されている。この種の定着装置は、
従来の熱ロール方式に比べ加熱体の熱容量が小であり、
定着に必要な温度に達するのが著しく早いため、電源O
N時からコピー可能となるまでの時間、いわゆるウェイ
トタイムを必要としない特徴があった。
【0003】従来のサーフ定着装置の一例を図28に示
す。同図において、201は薄膜の定着フィルム、20
2はヒーター部であり、208はアルミナ基板で抵抗材
料207が印刷されており、該アルミナ基板は、絶縁材
料からなるヒーターホルダー209により接着固定され
ている。また前記ヒーター部を加圧する加圧ローラ6が
設けられており、ニップ部を形成している。
【0004】上記構成により、抵抗材料に通電が行われ
ると瞬時にアルミナ基板が加熱され、ニップ部において
定着に必要な熱量を記録材に与えており、これによりク
イックスタートを実現している。また、未定着トナーの
載った記録材Pがニップ部に突入すると、ニップ形状は
ヒータ形状にならい平面となるため、排出される記録材
は下カールぎみの傾向となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の定着装置の加熱
体としては、0.3〜2.0mm程度のアルミナ板を基
板として、その上に銀パラジウム合金や酸化ルテニウム
等の抵抗体を印刷し、さらにその上にガラスコーティン
グをしたセラミックヒータを使用している。このセラミ
ックヒータの表面に温調用として、サーミスタを当接し
ている。
【0006】ところで、このセラミックヒータには、さ
まざまな力がかかる。たとえば、他の部品との熱膨張差
により生じる力や、定着フィルムの摺動による力や、加
圧ローラの加圧力などである。こうした力が、前記セラ
ミックヒータに加わっても、サーミスタの確実な当接は
維持されなければならない。例えば、サーミスタがヒー
タから離れて浮いてしまうと、誤検知して異常昇温して
しまうからである。従って、前記セラミックヒータは、
ヒータホルダに対して接着して固定されている。
【0007】ところで、通常、ヒータは、150〜20
0℃程度で温調され、さらに非画紙部昇温などの要因を
考えれば、ヒータとホルダの接着面は、250℃近くに
なることもある。したがって、接着剤としては、250
℃以上の耐熱性が必要となる。
【0008】また、ヒータホルダーは、通常、断熱材の
役目を果すので、耐熱のエンジニアリングプラスチッ
ク、たとえばPPS、液晶ポリマー、PEEKなどが使
用される。このような材質は接着剤で接着した場合十分
な接着力が得られない材質でもある。さらに、急激な温
度上昇を伴うため、熱膨張の違いにより発生する力も加
わる。
【0009】こうした諸々の要因から、ヒータとホルダ
の接着が剥がれてしまうことがあった。また、こうした
使用法が可能な接着剤は、通常100℃〜200℃で一
定時間の加熱が必要であり、工程上望ましくなかった。
【0010】また、接着以外の固定方法として、ビス止
めや差しこみなどの方法が考えられる。しかしながら、
ヒータはセラミックの基板から成り、機械2次加工が困
難であり、これらの方法をとることは困難であった。
【0011】本発明の第1の目的は、上記の問題点を解
決しようとするもので、製造が容易に行い得て製造時間
が短縮でき、また、ヒータをホルダに確実に保持するこ
とができる定着装置を提供することである。
【0012】また従来の定着装置においては、図28に
ついて前記したように、加熱体には、平面のセラミック
基板に抵抗材料を印刷したものを使用していたが、この
場合加圧ローラの当接によってできるニップ部形状が上
記加熱体により平面となるため、排出される記録材が下
カールを起こすという問題があった。そのため、ヒータ
ー形状を曲面にすることにより下カールを矯正する方法
があったが、ヒーターがセラミック基板であるため加工
性が悪く、コストも高くなるという欠点があり、また、
抵抗材料表面にコートされるガラス等で曲面あるいは段
状にするものもあるが、リップルが増大し温調の制御に
悪影響を与えるという問題があった。
【0013】本発明の第2の目的は、平面のセラミック
基板に抵抗材料を被覆した加熱体により、定着後の記録
材が下方にカールする問題点を解消しようとするもの
で、定着の際に記録材のカールを除去する定着装置を提
供することである。
【0014】更に、前記のような従来の定着装置では、
低熱容量の発熱体を急速に定着可能な温度に立ち上げ
て、記録材上の顕画像を定着するため、特に電源ON直
後の数枚目までは、加圧ローラの温度が前記発熱体から
なる加熱体の温度にくらべ著しく低い状態で、記録材が
定着装置に突入してくることになる。このように前記加
熱体と前記加圧ローラで形成するニップ部を通過する
時、記録材の表面、すなわち定着しようとしている画像
側の面と、裏側で著しい温度差がある状態であると、記
録材は、一般に温度の低い加圧ローラ側へカールしてし
まう。
【0015】一方、連続して定着装置に通紙されるなど
して定着装置が暖まってくると、加熱体と加圧ローラの
温度差が小さくなってくる。この場合、上記例に比べて
カール量はかなり小さくなる。
【0016】ところで、定着装置が冷えた状態の時のニ
ップ内の温度差により生じるカールを補正する方法とし
て、たとえば、加熱体の形状を加圧ローラ方向に凸形の
R形状にしたり、凸形の段差を設けたりすることにより
行う方法がある。この方法によれば、ニップ内で、記録
材をしごくことにより、平らな加熱体とくらべて相対的
に加熱側へカールを生じさせることができ、結果として
加圧ローラ側へのカールを矯正することができる。
【0017】しかしながら、この場合、凸形のR形状や
段差を持つヒータは、略一律にカールを矯正してしまう
ため、定着器が冷えた状態で、カール量を小さくするよ
うにR形状等を設定すると、こんどは定着器が暖まった
状態では、加熱体側へのカールを生じてしまうという欠
点があった。
【0018】ところで、複写機において、画像形成され
た記録材にカールがあると、コピーとしての品位が劣る
ばかりでなく、ソータを備えている場合、前の紙を押し
出してしまったりしてしまう。また、従来カールをとる
ためにカール取りローラと称して、スポンジローラ等で
カールを矯正するなどしていたが、これらも前記同様一
律の矯正のため不都合である。
【0019】本発明の第3の目的は、上記のような問題
点を解決しようとするもので、始動時及び定常運転時に
おいて、定着装置の温度に係りなく、一定のカール矯正
を行い得る定着装置を提供することである。
【0020】また従来の定着装置は、前述の優れた効果
を奏するものの前記加熱体が、低熱容量、耐熱性、熱伝
導性を要求されるため基板層としてセラミックを用いる
必要がある。このセラミックの場合、上記特性について
は、非常に優れているが、加工性については良くないこ
とが知られている。量産性について考慮した場合、レー
ザカッターによる直線的な加工が望ましいため、形状と
しては平板状とした方がコスト面でも有利となる。つま
り現状の加熱体としては、平板状のセラミック基板層表
面に抵抗体を印刷して通電するタイプとなる。またフィ
ルムを介して加熱体へ押圧する部材としては、表層に弾
性層を有する加圧ローラーが一般的で、該加圧ローラー
が加圧力によって変形する領域(以下ニップという)の
中心に上記加熱体を位置させる必要がある。なぜなら
ば、加熱体がニップ領域外に位置した場合、フィルムの
表面は加圧ローラー層に直接接することなく、空気層が
存在することになり、フィルムに対する熱ダメージ発生
の問題が生ずることになる。更に画像処理条件として、
ある一定の熱量と加圧力が必要なため、加熱体の位置ズ
レによって、定着不良が生じたり、トナー画像の表面性
による光沢ムラといった画像不良を発生させる原因とな
る。
【0021】つまり上述したフィルム方式の定着装置に
おいて、加熱体の装置に対する位置決めが必要とされる
が、加熱体自体の形状としては限界があり、本方式にお
ける問題点となっている。
【0022】本発明の第4の目的は、上記のような問題
点を解決しようとするもので、加熱体が所定のニップ領
域内に位置し得るようにした定着装置を提供することで
ある。
【0023】
【課題を解決するための手段及び作用】前記第1乃至第
4の目的を達成するために、本発明による解決手段は、
請求項1乃至4に記載のとおりである。そしてその作用
は、請求項1によれば、ヒータとホルダとが一体成型に
より強固に結合して互いに剥離することがなくなり、請
求項2によれば、定着装置の加熱体部に曲面形状をした
加工性の良い熱伝導性の材料(例えばアルミ)と薄膜の
絶縁材料により被覆された線状の抵抗材料(例えばニク
ロム線)を用いることにより従来通りクイックスタート
を実現しつつ同時に、ニップ形状を変化させることによ
り下カールを矯正し、請求項3によれば、加熱体と加圧
ローラの温度差が大なる場合と小なる場合で、ニップ内
に凸形状の加熱体を含む場合と含まない場合とに切替え
ることにより、記録材の下方へのカール量を可及的に小
さくし、請求項4によれば、加熱体を支持する保持部材
を設け、該保持部材に、定着装置に対する位置決め手段
を有することにより、加熱体の位置決めを正確に行い、
定着性、画質の安定化、定着フィルムへの熱ダメージ防
止を実現する。
【0024】
【実施例】本発明の一実施例として、電子写真方式の画
像形成装置の定着装置の例を示す。
【0025】図2は、電子写真方式の複写機の断面図で
ある。カセットS内の記録材Pが給紙ローラ7,8によ
り給紙され、転写帯電器9により公知の電子写真方式に
よりドラム4上に形成された画像が、転写され、搬送ベ
ルト10により定着装置11に送り出される。記録材P
上のトナーは、加熱体16により、定着エンドレスベル
ト12を介して加熱され、同時に加圧ローラ13により
圧接され定着される。その後、記録材Pは、排紙ローラ
対23により排紙され、排紙トレー22上に積載され
る。なお1は原稿台、5は1次帯電器、6は現像器であ
る。
【0026】さらに詳しく定着装置11について、図1
を用いて説明する。定着エンドレスベルト12は、通常
15〜100μmの厚さで、耐熱樹脂、例えばPI(ポ
リイミド)のフィルムをベースとして、表面に離型性の
良いふっ素樹脂をコーティングしたものであり、駆動ロ
ーラ14により矢印Aの方向に駆動、回転する。駆動ロ
ーラ14の表面は、定着エンドレスベルトフィルム12
に対してスリップすることなく確実に駆動を伝えるた
め、十分な摩擦力が生じるように、駆動ローラ14シリ
コンゴムなどが焼付られている。
【0027】一方、定着エンドレスベルト12に十分な
テンションがかかるように、ベルト12は、従動ローラ
15にかけられていて、図示していないハネにより、テ
ンションがかけられている。通常、駆動ローラ14との
間に余分な力を生じないように、従動ローラ15の表面
は駆動ローラ14の表面と比較して摩擦係数の低い材
質、たとえば、ステンレスやアルミニウムを使用してい
る。
【0028】加熱体16は、固定であり、ステー18、
ホルダ21、ヒータ17より成り、前記エンドレスベル
ト12に当接していて、ベルト12を介して加圧ローラ
13と対向している。加圧ローラ13は、バネ(不図
示)により加熱体16にベルト12を介して加圧されて
いる。
【0029】ステー18は、加圧ローラ13の加圧力を
受けても大きなたわみを生じないように構造部材として
の役割を持ち、ホルダ21はヒータの熱を断熱しサポー
トする役割を持つ。またベルト12のガイドを兼用して
いる。通常、ホルダは、耐熱樹脂のPPS,PEEK,
液晶ポリマーなどでできている。
【0030】ヒータ17は、0.3〜2.0mm程度の
アルミナ基板26をベースとして、その上に抵抗体28
が印刷されて形成されている。さらにその上に5〜50
μm程度のガラス保護層が塗られている。
【0031】本実施例においては、図1及び図3に示す
ように、長手方向全域にわたってホルダ21がヒータ1
7をだきこむ形状となっている。これは、ホルダの成型
時にあらかじめヒータを所定の位置にセットしておいて
成型する、いわゆるインサート成型の手法を用いてい
る。したがってホルダ21とヒータ17が一体となって
いて、ずれたりはずれたりすることはない。また、ヒー
タ17のエッジ部の保護も兼ねている。
【0032】ところで、こうした一体成型の場合、特に
熱膨張率の違いが問題となるが、たとえばホルダ材質と
して液晶ポリマーを使用した場合、線膨張係数ρ=2.
0×10-5であり、アルミナの膨張係数にくらべてあま
り差がなく、どちらかが破壊してしまうことはない。
【0033】以上図3のような一体成型の構成をとるこ
とにより、ヒータのホルダへの確実な固定ができるよう
になった。また、ホルダによりヒータエッジ部の保護を
兼ねることが可能となった。
【0034】前記実施例においてホルダ21がヒータ1
7に対してオーバーハング部を持つ構成であるため、ど
うしてもヒータ17の幅を大きくする必要がある。なぜ
なら、左右のオーバーハング部は、加圧ローラがのりあ
げないようにある程度以上の間隔が必要であるからであ
る。ヒータ幅が大きくなると、ヒータの熱容量が大きく
なるので、所定の時間に所定の温度にするにはより大き
な印加電力を必要としてしまう。
【0035】図4に示す他の実施例においては、ホルダ
のオーバーハング部を持たずに、ヒータの側面とホルダ
樹脂との食いつきで、一体としている。本例も同様にイ
ンサート成型にて製作する。通常、ヒータ側板はレーザ
カットにより切断されていて、かなり荒れた表面となっ
ているので、成型時に凹凸に樹脂が食いこんで、ヒータ
はホルダに固定される。
【0036】本構成では、ヒータ幅を従来と変更せず
に、目的を達成できる。
【0037】前記2つの実施例においてはどちらも長手
方向全域において、ホルダ21とヒータ17が一体とな
っていたが、両端の非通紙部領域で、一体としてホール
ドする等非連続的に一体とする構成としてもよい。
【0038】図5に示すように通紙域外の両端部で、ヒ
ータの幅方向の全域をホールドするように、一体成型し
たのが、本実施例の構成である。本構成の場合は、幅方
向全域でホールドしているので確実に固定できる。
【0039】第1の発明においては、ヒータとホルダを
一体成型することにより、ヒータとホルダを一体として
固定すればよく、定着ベルトの走行を妨げない構成であ
ればどのような構成でもよい。たとえば、図6のよう
に、長手方向にちどり状にオーバーハングを設けてもよ
いし、図7のようにしてもよい。この場合、ホルダ21
の成型の型の製作が容易であるという利点がある。
【0040】次に第2の発明の各実施例を、図8〜10
について説明する。図8において、41は薄膜の定着フ
ィルム、42はヒータ部であり、該ヒータ部は、熱伝導
性の良好なアルミを押し出し成形により一方の面を曲率
半径を10mmとしたフレーム45に、厚さ約10μの
絶縁材料であるグリーンシート44を介して抵抗材料厚
さ約20μ,巾3mmのニクロム箔43が塗工された構
成となっている。また前記ヒーター部に押圧する形で、
シリコーンゴム製で硬度40°の加圧ローラ46があ
り、ニップ部を形成している。該ニップ部は、加圧ロー
ラ46の総圧が約6kgの場合は約5mm巾となってい
る。
【0041】したがって、上記構成により、ニクロム箔
に通電を行うと瞬時にフレーム45が加熱されることに
より記録材に定着に必要な熱量を与えるため、クイック
スタートが可能となっており、同時に未定着画像の載っ
た記録材Pがニップ部に突入すると、該記録材は、ヒー
タ部の形状にならい下側に凸になるため、排出される記
録材は上向きとなり下カールが矯正される。さらには、
従来の方式ではヒータ部には紙シワ等の防止のため長手
方向にクラウン形状を施しているが、ヒータであるアル
ミナ基板は、加工性が良好でないため、ヒータホルダに
クラウン形状を付け、該ヒータホルダにアルミナ基板を
接着していたため精度がでにくいという欠点があった。
しかし、本実施例では、ヒータの一部である加工性の良
好なアルミからなるフレームに長手のクラウンを施して
おり、接着工程もないため精度が確保できる。
【0042】他の実施例を示す図9において、41は薄
膜の定着フィルム、42はヒータ部であり、該ヒータ部
は熱伝導性良好な材料である板厚5mmの銅板を曲率半
径10mmでプレス加工し該曲面の中央部に半円状の切
り欠き57があるフレーム52があり、抵抗材料である
直径3mmのニクロム線50が絶縁材料である厚み約1
0μmのカプトンテープ51により被覆されていて、該
ニクロム線はフレームの半円の切り欠き部に取付けられ
ている。また、前記ヒータ部に対向しニップ部を形成す
る、シリコーンゴム製、硬度40°の加圧ローラ46が
取付けられている。
【0043】上記構成により、ニクロム線50に通電が
行れることにより、瞬時に熱伝導性の良いフレーム52
が加熱されニップ部を通過する記録材に対し、定着に必
要な熱量を供給し、従来通りのクイックスタートを実現
し同時にヒータ部の曲面形状により下カールの矯正が可
能となる。
【0044】更に他の実施例を示す図10において、ヒ
ータ部42は熱伝導性の良いアルミからなり、片面が曲
率半径10mmの曲面形状に加工し該曲面中央部に2つ
の半円状の切欠き58が長手方向に設けられたフレーム
55と、線径約1.5mmの2本のニクロム線53が厚
さ10μの絶縁材料であるガラス54により、被覆され
ており、該フレーム55の切欠き部分に取付けられてい
る。また前記ヒータ部を押圧するシリコーンゴム製で硬
度40°の加圧ローラ46により、ニップ部を形成して
いる。
【0045】上記構成により、ニクロム線を通電するこ
とにより、熱電導性の良いフレームが瞬時に加熱し、ニ
ップ部に熱を供給するが、ニクロム線が2本配置されて
いる事により、ニップ巾を広く設定できかつ効率的に加
熱定着が行える。また同時にヒーター部の曲面形状によ
り下カールの矯正も行える。
【0046】第3の発明の各実施例を図11乃至図16
について説明する。本発明の定着装置を含む画像形成装
置は図13に示され、同図において、図2と同一部材に
は同一の符号を付し、その説明は省略する。図13には
加熱体16を移動するためのラック30、ピニオン31
が示されるが、その詳細は後述する。
【0047】図11乃至図16において、加熱体16
は、固定であり、ステー18、ホルダ21、ヒータ17
より成り、前記定着エンドレスベルト12に当接してい
て、ベルト12を介して、加圧ローラ13と対向してい
る。加圧ローラ13は、バネ25により、加熱体16に
ベルト12を介して加圧されている。
【0048】ステー18は、加圧ローラ13の加圧力を
受けても大きなたわみを生じないように構造部材として
の役割を持ち、ホルダ21は、ヒータの熱を断熱し、サ
ポートする役割を持つ。通常、ホルダは、耐熱樹脂のP
PS,PEEK,LCPなどでできている。
【0049】ヒータ17は、0.3〜2.0mm程度の
アルミナ基板26をベースとして、5〜200μmの段
差形成層27を持ち、その上に抵抗体28が印刷されて
形成されている。さらにその上に5〜50μm程度のガ
ラス保護層(図示せず)が塗られている。その結果、ヒ
ータ17の表面は、紙の通紙方向に対して5〜200μ
mの凸形形状をしていることとなる。
【0050】図11は、定着装置が冷えた状態の時を示
していて、加圧ローラ13と、加熱体16が形成するニ
ップ内に、前記ヒータ17の排紙側の段差部が含まれて
いる。この状態の場合、記録材が、前記ニップ部に進入
してくると、段差で加圧ローラ13で圧接されて記録材
がしごかれて、相対的には上カール方向となる。この
時、加圧ローラ13の温度はまだ低く、加熱体16との
著しい温度差による下カールを矯正し、カールのない記
録材を排出することとなる。
【0051】ところで、連続コピーをしていると段々と
加圧ローラ13の温度が上昇し、元々の下カール量が減
少してくる。そこで、連続コピー時、所定の枚数以降
は、ステー18にとりつけられたラック30とピニオン
31を図示していないモータで駆動することにより、加
熱体16を移動させて、前記段差をニップ外となるよう
にする。この状態を示したのが図12である。図12に
おいては、前記段差で、記録材をしごくことがないの
で、特にカールを矯正することなく、そのままの状態で
排出される。
【0052】なお、複数枚のコピーをくり返し行う場合
などを考慮して、ニップの切替は、次のように行えば良
い。たとえばコピーボタンが押された時の温調サーミス
タの温度をサンプリングしておき、通電開始後、3秒後
の温調サーミスタの温度もサンプリングし、マイコンで
演算することにより、昇温スピードを把握することがで
きる。この昇温スピードにより、コピーボタンが押され
た時の加圧ローラの温度が予測可能である。
【0053】具体例として、前記3秒間で上昇した温度
が120℃以上の場合は、21枚目からニップ位置を切
替える。また、30〜120℃の時には11枚目から、
30℃以下の時は、最初から切替えるようにする。
【0054】本発明の他の実施例を図14に示す。前実
施例においては、ニップ内に段差がある状態とニップ内
に段差がない状態との切替の際、加熱体を移動させるこ
とによって行ったが、加圧ローラを移動させることによ
って行ってもよい。
【0055】図14において、加圧ローラ29は、軸受
を介して支持板34のU溝にて支持されている。支持板
34は、バネ35で図で左方向へ押されていて、ピン3
7により位置決めされている。カム38は、図示してい
ないメインモータより駆動され、図14においては、ス
トップレバー33により回転規制されているバネクラッ
チ39と一体で、図の位置で停止している。ストップレ
バー33および34は、バイメタルでできていて、定着
装置が冷えた状態では、図14のような形状となる。図
14、すなわち定着装置が冷えた状態においては、ニッ
プ内にヒータの段差を含んでいる。
【0056】前実施例同様、連続コピーやくり返しコピ
ーを続けた場合、まず、ストップレバー32が変形して
バネクラッチ39に当接する。さらに昇温すると、スト
ップレバー32よりも奥側のストップレバー33が変形
して、バネクラッチ39から離間する。この時、カム3
8は回転し、バネクラッチの爪とストップレバー32が
当接するまで回転し、ストップする。この状態が図15
である。支持板34及び加圧ローラ29は、カム38に
押され、図で右方向に移動している。この時、ヒータの
段差はニップよりはずれている。温度が下がると全く逆
に、ストップレバー33が、バネクラッチ39に当接
し、その後、ストップレバー32が離間する。
【0057】本実施例においては、加圧ローラ近傍に、
温度により形状変化する部材を配置し、加圧ローラを移
動させることにより、ニップを切替えるようにしたもの
である。したがって、加圧ローラの移動手段は、バイメ
タルの他にも、形状記憶合金や形状記憶樹脂等でも同様
の効果が期待できる。
【0058】ところで、以上実施例において、ニップ位
置が微妙に変化するが、記録材は、入口ガイドに導かれ
てニップ部に突入されるので、画像が乱れたりすること
はない。もちろん、入口ガイドを同期して動くようにし
てもかまわない。
【0059】前記実施例におけるバネクラッチの制御
を、図16に示す実施例のように、ソレノイド60及び
ピン61により行ってもよい。図16において、検温素
子62で加圧ローラ29の温度を測定し、所定の温度を
越したならば、ソレノイドをON/OFFさせて、カム
38により加圧ローラを移動させる構成である。
【0060】なお、各実施例において、段を有するヒー
タにおいて説明したが、凸形であれば、R形状であって
もR形状をニップ内に含む時と含まない時に切替えるこ
とにより、同様の効果を期待できる。
【0061】また請求項3の切替え手段の実施態様は、
加圧部材を移動させる手段か、加熱手段を移動させる手
段とすることができる。
【0062】次に第4の発明の各実施例を図17乃至図
26について説明する。
【0063】図17において、71は、セラミック基板
表面に、記録材の搬送方向と略直交する方向に設けられ
た線状の抵抗層をコートした低熱容量加熱体である。ま
た加熱体裏面には温度検知素子が設けられ一定温度に制
御される。該加熱体は、加熱体断面と略同形状の溝部を
有する保持部材72に固定されている。保持部材72の
上面には突起部73が設けられ、定着装置のステイ74
の切欠部74aによって位置決めされている。そして締
結部材74bにより保持部材72はステイ74に固定支
持されるものである。75は薄膜の定着フィルムで、駆
動ローラー76及び従動ローラー77により張力を付与
されつつ、矢印a方向に駆動される。78は加圧ローラ
ーで、定着フィルム75を介して記録材を加熱体71へ
圧接しつつ搬送するもので、ここを記録材が通過するこ
とで未定着のトナー画像が加熱定着処理されるのであ
る。図18として加熱体71、保持部材72、ステイ7
4の固定される構成の斜視図を示す。本実施例では締結
部材を用いているが、保持部材72、ステイ74を接着
しても良いし、図19の様に位置決め部に爪73aを設
けて、固定を兼ねても良い。また図20の様にステイ7
4側に突起74cを設け、保持部材72の凹部72aを
設けることも可能である。
【0064】本発明の他の実施例を、図21について説
明する。定着装置の構成が、加熱体71を含む第一ユニ
ットと加圧ローラー78を含む第二ユニットに分割され
ている場合には、保持部材72に第二ユニットとの位置
決め部72bを設ければ良い。これによって組立性、サ
ービス性を向上しつつ、常に安定した位置保障が実現で
きる。また、図22に示す様に、加圧ローラー78を含
む下ユニットが、画像形成装置本体のフレーム79に組
込まれる構成の場合には、保持部材72とフレーム79
の位置決めを行なえば良い。
【0065】更に、本発明において、加圧部材との位置
精度を更に向上させる上で、図23に更に他の実施例を
示す。加熱体71の保持部材72にU溝部72cを設
け、加圧ローラー78の芯金部78aと係合させる構成
としている。また保持部材72の材質によって、摺動
性、耐摩耗性に問題がある場合は、U溝部に、上記特性
の優れた材質をインサートするか、図24に示す様に、
加圧ローラー78の軸受80と保持部材72のU溝部7
2cを係合すれば良い。また図25に示す様に、加圧ロ
ーラー78とフレーム79の間に、ある程度のガタ
(Δ,Δ’)をもたせ、保持部材72のU溝部72cに
案内されて、加熱体71との位置出しを行なっても同様
の効果が得られる。
【0066】上記実施例において、加圧部材との位置出
しについて述べたが、その効果として、定着性・画質の
安定化、フィルムの熱ダメージ保護だけでなく、全く別
の効果があるので、以下に説明する。本発明で用いてい
るフィルム方式の定着装置においては、定着処理後の排
出記録材の下カールが大きいと言う欠点がある。その原
因として、熱ロール方式に比べクイックスタートを実現
しているために、加圧部材がほとんど昇温しない状態で
も稼動するため、特に朝一での記録材表面温度差が大き
いことが挙げられる。第二に、加熱体71が、加工性の
点から、平板つまり平面であるため、加圧部材とで形成
されるニップ形状も平面となるため、熱ロール方式の様
に、ニップ内で記録材をしごく力が発生しない点がある
(図26参照)。無論、排出後の記録材を別のローラ
ー、例えば排紙ローラー等でカール補正をすることは可
能である。更に、出願人はニップ内でのカール補正対策
として、曲面形状の加熱体や、擬似曲面(階段形状)の
加熱体を用いる方法についての効果を確認している。つ
まり、この種の加熱体を用いる場合、加熱体の抵抗体の
みならず、上述の曲面または段差との位置出しが必須と
なるのである。図27に示す様に、正規の位置で記録材
のカール量を設定しても、ズレが生じた場合には、記録
材のカール量にバラつきが発生する恐れがある。また、
ジャム処理時に、加圧部材と加熱体を大きく離間するも
のや、組立性・サービス性の観点から、加圧部材との分
割ユニットとする場合には、特に加圧部材と加熱体の位
置出しが要求される。本発明では、加熱体の位置決め手
段が設けられているので、加熱体を正規の位置に容易に
位置決めして、上記のような、カール量のバラつきを防
ぎ、またジャム処理後の加熱体の正確な位置出しを行う
ことができる。
【0067】以上説明してきた実施例については、それ
ぞれ限定されるものではなく、各装置によって自由に設
定されるものである。また保持部材の材質、更には加熱
体との接合についても特に限定されるものではない。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によれ
ば、ヒータとホルダを一体成型して固定することによ
り、従来のような接着剤や両面テープでの固定と違っ
て、互いに強固に結合され剥がれることがなくなった。
また、接着剤の乾燥などの手間を省くことができ、製造
が容易である。
【0069】また第2の発明によれば、ヒータ部の一部
に加工性が良く熱伝導性の良好な曲面形状のフレーム
と、薄膜の絶縁材料に被覆されたニクロム線を用いるこ
とにより、従来通りのクイックスタートを実現し同時に
下カールの矯正を行う効果がある。またヒーター部が加
工性が良好なため、精度の良い長手のクラウン形状を成
形しやすいという利点がある。
【0070】また第3の発明によれば、加熱体と加圧ロ
ーラの温度差が大なる場合と小なる場合で、ニップ内に
凸形形状の加熱体を含む場合と含まない場合とに切替え
ることにより、定着装置が冷えた状態でも暖まった状態
でも、記録材のカール量を極めて少なくすることができ
る。
【0071】また第4の発明によれば、加熱体の保持部
材に定着装置との位置決め手段を設けることにより、加
熱体の量産性を劣化させることなく、最も確実に、精度
良く位置出しを行なえる効果がある。そして、常に安定
した定着性、画質を実現し、フィルムへの熱ダメージを
最小限に抑えることが可能な定着装置を提供できる。ま
た本発明は、装置自体を複雑化・大型化させることな
く、かつ低コストに実施できるため、小型・軽量なパー
ソナルタイプの定着装置において、非常に有効な手段で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の定着装置の一実施例を示す図
【図2】本発明の定着装置を適用する画像形成装置の一
例を示す図
【図3】図1の要部拡大図
【図4】本発明の他の実施例を示す図
【図5】本発明の他の実施例を示す図
【図6】本発明の他の実施例を示す加熱体の底面図
【図7】本発明の他の実施例を示す加熱体の底面図
【図8】本発明を実施した定着装置のニップ部拡大図
【図9】本発明の他の実施例を示す図
【図10】本発明の更に他の実施例を示す図
【図11】本発明の他の実施例を示す図
【図12】図11の実施例の作動図
【図13】本発明を実施した定着装置を含む画像形成装
置の一例を示す図
【図14】本発明の他の実施例を示す図
【図15】図14の実施例の作動図
【図16】本発明の他の実施例を示す図
【図17】本発明の他の実施例を示す図
【図18】図17の実施例における加熱体の分解斜視図
【図19】図17の実施例の変形例を示す図
【図20】図17の実施例の変形例を示す図
【図21】本発明の他の実施例を示す図
【図22】図21の実施例の変形例を示す図
【図23】本発明の他の実施例を示す図
【図24】図23の実施例の変形例を示す図
【図25】図23の実施例の変形例を示す図
【図26】図23の実施例の作動説明図
【図27】図23の実施例の作動説明図
【図28】定着装置の従来例を示す図
【符号の説明】 12,41…定着フィルム 13,46…加
圧ローラ 14…駆動ローラ 15…従動ロー
ラ 16…加熱体 17…ヒータ 21…ホルダ 30…ラック 31…ピニオン 32,33…ス
トップレバー 38…カム 44,51,5
4…絶縁シート 45…フレーム 50,53,5
4…ニクロム線 71…加熱体 73…位置決め
手段 74…ステイ 79…フレーム 80…軸受

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜位置に固定された加熱体と、該加熱
    体に対向圧接して定着薄フィルムを介して記録材を前記
    加熱体に密着させる加圧部材とによって、記録材上の顕
    画像を加熱定着する定着装置において、 前記加熱体が、セラミックを基板とするヒータと、耐熱
    樹脂製の断熱体とからなり、前記ヒータと前記断熱体が
    一体成型されていることを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 記録材上の未定着トナー像を、定着薄フ
    ィルムを介して、加熱体により加熱・溶融し、記録材上
    の顕画像を定着する定着装置において、前記加熱体を、
    曲面形状を有し熱伝導性良好なフレームと、該フレーム
    に付設され、薄膜の絶縁部材により被覆された抵抗部材
    とで構成したことを特徴とする定着装置。
  3. 【請求項3】 固定された加熱体に対向圧接して定着薄
    フィルムを介して記録材を前記加熱体に密着させる加圧
    部材とによって、記録材上の顕画像を加熱定着する定着
    装置において、 前記加熱体の前記定着薄フィルムへの接触面が、前記加
    圧部材方向へ凸型形状であって、 前記加熱体と前記加圧部材が形成するニップ内に前記凸
    型形状部を含む第1の状態と、 前記ニップ部内に前記凸型形状部を含まない第2の状態
    を選択的にとり得ることが可能であって、 前記第1の状態と前記第2の状態とを切替える手段を持
    つことを特徴とする定着装置。
  4. 【請求項4】 加熱体に対向圧接しつつ駆動される薄膜
    の定着フィルムを介して記録材を該加熱体に密着させる
    加圧部材を有して、記録材上の未定着トナー画像を加熱
    定着する定着装置において、加熱体を支持する保持部材
    を有し、該保持部材に定着装置の支持部に対する位置決
    め手段を有することを特徴とする定着装置。
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