JPH0511654A - 加熱装置 - Google Patents

加熱装置

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JPH0511654A
JPH0511654A JP19057491A JP19057491A JPH0511654A JP H0511654 A JPH0511654 A JP H0511654A JP 19057491 A JP19057491 A JP 19057491A JP 19057491 A JP19057491 A JP 19057491A JP H0511654 A JPH0511654 A JP H0511654A
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JP
Japan
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film
heating
heating body
recording material
heat
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JP19057491A
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Yoshinori Sugiura
義則 杉浦
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルム加熱方式の加熱装置について、簡単
な構成によりフィルムに十分さ剛性を生じさせてフィル
ム端部のダメージを防止させること。 【構成】 固定の加熱体19と、この加熱体19に内面
が対向圧接されて移動駆動されるエンドレスの耐熱性フ
ィルム21と、前記加熱体19との間に前記フィルム2
1を挟み込んでニップ部Nを形成し、そのニップ部Nに
おけるフィルム外面との間に導入された、顕画像を支持
する記録材Pをフィルム21を介して加熱体19に圧接
させる部材10と、を有し、前記フィルム21の端部2
1f(21g)をガイドする構造19e・19f(19
g)を前記ニップ領域内に設けたことを特徴とする加熱
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱体に圧接させて移
動駆動させた耐熱性フィルムの加熱体側とは反対面側
に、顕画像を支持する記録材を導入して密着させてフィ
ルムと一緒に加熱体位置を通過させることで加熱体の熱
をフィルムを介して導入記録材に与える方式(フィルム
加熱方式)の加熱装置に関する。
【0002】この装置は、電子写真複写機・プリンタ・
ファックス等の画像形成装置における画像加熱定着装
置、即ち電子写真・静電記録・磁気記録等の適宜の画像
形成プロセス手段により加熱溶融性の樹脂等より成るト
ナーを用いて記録材(転写材シート・エレクトロファッ
クスシート・静電記録シート・印刷紙など)の面に間接
(転写)方式もしくは直接方式で形成した、目的の画像
情報に対応した未定着のトナー画像を、該画像を担持し
ている記録材面に永久固着画像として加熱定着処理する
画像加熱定着装置として活用できる。
【0003】また、例えば、画像を担持した記録材を加
熱して表面性を改質(つや出しなど)する装置、仮定着
処置する装置に使用できる。
【0004】
【背景技術】従来、例えば、画像の加熱定着のための記
録材の加熱装置は、所定の温度に維持された加熱ローラ
と、弾性層を有して該加熱ローラに圧接する加圧ローラ
とによって、記録材を挟持搬送しつつ加熱する熱ローラ
方式が多用されている。
【0005】その他、フラッシュ加熱方式、オーブン加
熱方式、熱板加熱方式、ベルト加熱方式、高周波加熱方
式など種々の方式のものが知られている。
【0006】一方、本出願人は例えば特開昭63-313182
号公報等において、固定支持された加熱体(以下ヒータ
と記す)と、該ヒータに対向圧接しつつ搬送(移動駆
動)される耐熱性フィルムと、該フィルムを介して記録
材をヒータに密着させる加圧部材を有し、ヒータの熱を
フィルムを介して記録材へ付与することで記録材面に形
成担持されている未定着画像を記録材面に加熱定着させ
る方式・構成の装置を提案し、既に実用にも供してい
る。
【0007】より具体的には、薄肉の耐熱性フィルム
(又はシート)と、該フィルムの移動駆動手段と、該フ
ィルムを中にしてその一方面側に固定支持して配置され
たヒータと、他方面側に該ヒータに対向して配置され該
ヒータに対して該フィルムを介して画像定着するべき記
録材の顕画像担持面を密着させる加圧部材を有し、該フ
ィルムは少なくとも画像定着実行時は該フィルムと加圧
部材との間に搬送導入される画像定着すべき記録材と順
方向に略同一速度で走行移動させて該走行移動フィルム
を挟んでヒータと加圧部材との圧接で形成される定着部
としてのニップ部を通過させることにより該記録材の顕
画担持面を該フィルムを介して該ヒータで加熱して顕画
像(未定着トナー像)に熱エネルギーを付与して軟化・
溶融せしめ、次いで定着部通過後のフィルムと記録材を
分離点で離間させることを基本とする加熱手段・装置で
ある。
【0008】この様なフィルム加熱方式の装置において
は昇温の速い加熱体と薄膜のフィルムを用いるためウエ
イトタイム短縮化(クイックスタート)が可能となる、
その他、従来装置の種々の欠点を解決できる等の利点を
有し効果的なものである。
【0009】図9に耐熱性フィルムとしてエンドレスフ
ィルムを使用したこの種方式の画像加熱定着装置の一例
の概略構成を示した。
【0010】51はエンドレスベルト状の耐熱性フィル
ム(以下、定着フィルム又は単にフィルムと記す)であ
り、左側の駆動ローラ52と、右側の従動ローラ53
と、これ等の駆動ローラ52と従動ローラ53間の下方
に配置した低熱容量線状加熱体54の互いに並行な該3
部材52・53・54間に懸回張設してある。
【0011】定着フィルム51は駆動ローラ52の時計
方向回転駆動に伴ない時計方向に所定の周速度、即ち不
図示の画像形成部側から搬送されてくる未定着トナー画
像Taを上面に担持した被加熱材としての記録材シート
Pの搬送速度(プロセススピード)と略同じ周速度をも
って回転駆動される。
【0012】55は加圧部材としての加圧ローラであ
り、前記のエンドレスベルト状の定着フィルム51の下
行側フィルム部分を挟ませて前記加熱体54の下面に対
して不図示の付勢手段により圧接させてあり、記録材シ
ートPの搬送方向に順方向の反時計方向に回転する。
【0013】加熱体54はフィルム51の面移動方向と
交差する方向(フィルムの幅方向)を長手とする低熱容
量線状加熱体であり、ヒータ基板(ベース材)56・通
電発熱抵抗体(発熱体)57・表面保護層58・検温素
子59等よりなり、断熱材60を介して支持体61に取
付けて固定支持させてある。
【0014】不図示の画像形成部から搬送された未定着
のトナー画像Taを上面に担持した記録材シートPはガ
イド62に案内されて加熱体54と加圧ローラ55との
圧接部Nの定着フィルム51と加圧ローラ55との間に
進入して、未定着トナー画像面が記録材シートPの搬送
速度と同一速度で同方向に回動駆動状態の定着フィルム
51の下面に密着してフィルムと一緒の重なり状態で加
熱体54と加圧ローラ55との相互圧接部N間を通過し
ていく。
【0015】加熱体54は所定のタイミングで通電加熱
されて該加熱体54側の熱エネルギーがフィルム51を
介して該フィルムに密着状態の記録材シートP側に伝達
され、トナー画像Taは圧接部Nを通過していく過程に
おいて加熱を受けて軟化・溶融像Tbとなる。
【0016】回動駆動されている定着フィルム51は断
熱材60の曲率の大きいエッジ部Sにおいて、急角度で
走行方向が転向する。従って、定着フィルム51と重な
った状態で圧接部Nを通過して搬送された記録材シート
Pは、エッジ部Sにおいて定着フィルム51から曲率分
離し排紙されてゆく。排紙部へ至る時までにはトナーは
十分に冷却固化し記録材シートPに完全に定着Tcした
状態となっている。
【0017】
【発明が解決しようとする問題点】このようなフィルム
加熱方式の装置には下記のような問題点が挙げられる。
【0018】(1)フィルム51に常に全周的にテンシ
ョンを加えてフィルムを張り状態にしてフィルムを搬送
駆動する系では、フィルムの搬送駆動に大きな駆動トル
クを必要とした。その結果、装置構成部品や駆動力伝達
手段等の剛性や性能をグレードアップして信頼性を確保
する必要があり、装置構成の複雑化、大型化、コストア
ップ化等の一因となっている。
【0019】(2)駆動ローラ52と従動ローラ53間
や、それ等のローラと加熱体54間の平行度などアライ
メントが狂った場合には、これ等の部材52・53・5
4間に常に全周的にテンションが加えられて懸回張設さ
れているフィルム51には部材52・53・54の長手
に沿ってフィルム幅方向の一端側又は他端側への非常に
大きな寄り力が働く。
【0020】フィルム51としては熱容量を小さくして
クイックスタート性をよくするために100μm以下好
ましくは40μm以下の薄肉のものが使用されており、
また該フィルム51が複数の掛け渡し部材52・53・
54間に掛け渡されるためにフィルムの周長も長く、そ
の結果としてもフィルム51の剛性が低いものであると
ころ、このようなフィルムに上述のような非常に大きな
寄り力が働いて寄り移動することでその寄り移動側のフ
ィルム端部がその側の装置部材に押し当たると、フィル
ム端部は大きな寄り力に耐え切れずに座屈・破損等のダ
メージを生じる結果となる。
【0021】またフィルム51の寄り位置によってはフ
ィルムの搬送力のバランスが崩れたり、定着時の加圧力
のバランスが均一にならなかったり、加熱体19の温度
分布のバランスが崩れる等の問題が生じることもある。
【0022】本発明は同じくエンドレスの耐熱性フィル
ムを用いたフィルム加熱方式についての上述のような問
題点を解消した加熱装置を提供することを目的とする。
【0023】
【問題点を解決するための手段】本発明は、固定の加熱
体と、この加熱体に内面が対向圧接されて移動駆動され
るエンドレスの耐熱性フィルムと、前記加熱体との間に
前記フィルムを挟み込んでニップ部を形成し、そのニッ
プ部におけるフィルム外面との間に導入された、顕画像
を支持する記録材をフィルムを介して加熱体に圧接させ
る部材と、を有し、前記フィルムの端部をガイドする構
造を前記ニップ領域内に設けたことを特徴とする加熱装
置である。
【0024】また本発明は上記の加熱装置について、前
記フィルムの端部をガイドする構造は、前記加熱体表面
上、もしくはその近傍に設けられたフィルム走行領域よ
りも外側に設けられた壁面によるものであること、より
具体的には、フィルムの幅よりもやや大きめの幅で前記
ニップ領域内にフィルム端部をガイドする凸部を設ける
ことにより、フィルムに寄り力が発生したときでもフィ
ルム端部がこのガイド凸部に突き当たって戻るような作
用をするように構成されていること、前記エンドレスの
耐熱性フィルムの周長の少なくとも一部にテンションフ
リーであること、より具体的には、前記エンドレスの耐
熱性フィルムは、非駆動時において前記加熱体と圧接部
材とのニップ部に挟まれている部分を除く残余の周長部
分がテンションフリーの状態にあり、駆動時においては
前記ニップ部と、該ニップ部よりもフィルム移動方向上
流側であって該ニップ部近傍のフィルム内面ガイド部分
と該ニップ部の間の部分のみにおいてテンションが加わ
る関係構成となっていること、前記圧接部材はフィルム
を挟んで前記加熱体に圧接しつつ駆動源により回転駆動
されてフィルム内面を加熱体面に摺動させつつフィルム
を所定の速度で記録材搬送方向へ移動駆動させる回転体
であること、などを特徴としている加熱装置である。
【0025】
【作用】(1)フィルムを駆動させ、加熱体を発熱させ
た状態において、フィルムを挟んで加熱体と圧接部材と
の間に形成させたニップ部のフィルムと圧接部材との間
に顕画像を支持した記録材を顕画像担持面側をフィルム
側にして導入すると、記録材はフィルム外面に密着して
フィルムと一緒にニップ部を移動通過していき、その移
動通過過程でニップ部においてフィルム内面に接してい
る加熱体の熱エネルギーがフィルムを介して記録材に付
与され、顕画像を支持した記録材がフィルム加熱方式で
加熱処理される。
【0026】(2)フィルムは少なくとも一部は常に即
ちフィルム非駆動時もフィルム駆動時もテンションフリ
ー(テンションが加わらない状態)の部分がある構成
(テンションフリータイプ)となすことにより、前述図
9の装置のように周長の長いフィルムを常に全周的にテ
ンションを加えて張り状態にして駆動させる構成(テン
ションタイプ)のものに比べてフィルム駆動のための駆
動トルクを大幅に低減することが可能となる。
【0027】従って装置構成や駆動系構成を簡略化・小
型化・低コスト化等すること、装置構成部品や組み立て
精度をラフにすることも可能となる。
【0028】(3)またフィルム駆動過程でフィルム幅
方向の一方側又は他方側への寄り移動を生じたとしても
その寄り力は前述図9のテンションタイプの装置のもの
のようにフィルム全周長にテンションが加わっているも
のよりも大幅に小さいものとなる。そのためフィルムが
寄り移動してその寄り移動側のフィルム端部がニップ内
のガイドに押し当たり状態になっても、フィルムの寄り
力が小さいのと、フィルムがニップされた状態であるた
め曲げ剛性が大きく折れたり曲がったりしずらいためガ
イドへの押圧力でフィルム端部がダメージを受けること
がなくなる。
【0029】
【実施例】図1〜図8は一実施例(画像加熱定着装置1
00)を示したものである。
【0030】(1)装置100の全体的概略構造 図1は装置100の縦断面図、図2は横断面図、図3・
図4は装置の左側面図と右側面図、図5は要部の分解斜
視図である。
【0031】1は板金製の横断面上向きチャンネル
(溝)形の横長の装置フレーム(底板)、2・3はこの
装置フレーム1の左右両端部に該フレーム1に一体に具
備させた左側壁板と右側壁板、4は装置の上カバーであ
り、左右の側壁板2・3の上端部間にはめ込んでその左
右端部を夫々左右側壁板2・3に対してねじ5で固定さ
れる。ねじ5をゆるめ外すことで取り外すことができ
る。
【0032】6・7は左右の各側壁板2・3の略中央部
面に対称に形成した縦方向の切欠き長穴、8・9はその
各長穴6・7の下端部に嵌係合させた左右一対の軸受部
材である。
【0033】10は後述する加熱体との間でフィルムを
挟んでニップ部を形成し、フィルムを駆動する回転体と
してのフィルム加圧ローラ(圧接ローラ、バックアップ
ローラ)であり、中心軸11と、この軸に外装したシリ
コンゴム等の離型性のよいゴム弾性体からなるローラ部
12とからなり、中心軸11の左右端部を夫々前記左右
の軸受部材8・9に回転自由に軸受支持させてある。
【0034】13は、板金製の横長のステーであり、後
述するフィルム21の内面ガイド部材と、後述する加熱
体19・断熱部材20の支持・補強部材を兼ねる。
【0035】このステー13は、横長の平な底面部14
と、この底面部14の長手両辺から夫々一連に立ち上が
らせて具備させた横断面外向き円弧カーブの前壁板15
と後壁板16と、底面部14の左右両端部から夫々外方
へ突出させた左右一対の水平張り出しラグ部17・18
を有している。
【0036】19は後述する構造(図6)を有する横長
の低熱容量線状加熱体であり、横長の断熱部材20に取
付け支持させてあり、この断熱部材20を加熱体19側
を下向きにして前記ステー13の横長底面部14の下面
に並行に一体に取付け支持させてある。
【0037】21はエンドレスの耐熱性フィルムであ
り、加熱体19・断熱部材20を含むステー13に外嵌
させてある。このエンドレスの耐熱性フィルム21の内
周長と、加熱体19・断熱部材20を含むステー13の
外周長はフィルム21の方を例えば3mmほど大きくし
てあり、従ってフィルム21は加熱体19・断熱部材2
0を含むステー13に対して周長が余裕をもってルーズ
に外嵌している。加熱体19のフィルム21の接する領
域は後述するように凹部19e(図8)になっていてフ
ィルム21はこの凹部19eに嵌合ガイドされて摺動す
る。
【0038】22・23はフィルム21を加熱体19・
断熱部材20を含むステー13に外嵌した後にステー1
3の左右端部の各水平張り出しラグ部17・18に対し
て嵌着して取付け支持させた左右一対のフランジ部材で
ある。
【0039】24・25はその左右一対の各フランジ部
材22・23の外面から外方へ突出させた水平張り出し
ラグ部であり、前記ステー13側の外向き水平張り出し
ラグ部17・18は夫々このフランジ部材22・23の
上記水平張り出しラグ部24・25の肉厚内に具備させ
た差し込み用穴部に十分に嵌入していて左右の各フラン
ジ部材22・23をしっかりと支持している。
【0040】装置の組み立ては、左右の側壁板2・3間
から上カバー4を外した状態において、軸11の左右端
部側に予め左右の軸受部材8・9を嵌着したフィルム加
圧ローラ10のその左右の軸受部材8・9を左右側壁板
2・3の縦方向切欠き長穴6・7に上端開放部から嵌係
合させて加圧ローラ10を左右側壁板2・3間に入れ込
み、左右の軸受部材8・9が長穴6・7の下端部に受け
止められる位置まで下ろす(落し込み式)。
【0041】次いで、ステー13、加熱体19、断熱部
材20、フィルム21、左右のフランジ部材22・23
を図のような関係に予め組み立てた中間組立て体を、加
熱体19側を下向きにして、かつ断熱部材20の左右の
外方突出端と左右のフランジ部材22・23の水平張り
出しラグ部24・25を夫々左右側壁板2・3の縦方向
切欠き長穴6・7に上端開放部から嵌係合させて左右側
壁板2・3間に入れ込み、下向きの加熱体19がフィル
ム21を挟んで先に組み込んである加圧ローラ10の上
面に当って受け止められるまで下ろす(落し込み式)。
【0042】そして左右側壁板2・3の外側に長穴6・
7を通して突出している、左右の各フランジ部材22・
23のラグ部24・25の上に夫々コイルばね26・2
7をラグ部上面に設けた支え凸起で位置決めさせて縦向
きにセットし、上カバー4を、該上カバーの左右端部側
に夫々設けた外方張り出しラグ部28・29を上記セッ
トしたコイルばね26・27の上端に夫々対応させて各
コイルばねをラグ部24・28、25・29間に押し縮
めながら、左右の側壁板2・3の上端部間の所定の位置
まで嵌め入れてねじ5で左右の側壁板2・3間に固定す
る。
【0043】これによりコイルばね26・27の押し縮
め反力で、ステー13、加熱体19、断熱部材20、フ
ィルム21、左右のフランジ部材22・23の全体が下
方へ押圧付勢されて加熱体19と加圧ローラ10とがフ
ィルム21を挟んで長手各部略均等に例えば総圧4〜7
kgの当接圧をもって圧接した状態に保持される。
【0044】30・31は左右の側壁板2・3の外側に
長穴6・7を通して突出している断熱部材20の左右両
端部に夫々嵌着した、加熱体19に対する電力供給用の
給電コネクタである。
【0045】32は装置フレーム1の前面壁に取付けて
配設した被加熱材入口ガイドであり、装置へ導入される
被加熱材としての、顕画像(粉体トナー像)Taを支持
する記録材シートP(図7)をフィルム21を挟んで圧
接している加熱体19と加圧ローラ10とのニップ部
(加熱定着部)Nのフィルム21と加圧ローラ10との
間に向けて案内する。
【0046】33は装置フレーム1の後面壁に取付けて
配設した被加熱材出口ガイド(分離ガイド)であり、上
記ニップ部を通過して出た記録材シートを下側の排出ロ
ーラ34と上側のピンチコロ38とのニップ部に案内す
る。
【0047】排出ローラ34はその軸35の左右両端部
を左右の側壁板2・3に設けた軸受36・37間に回転
自由に軸受支持させてある。ピンチコロ38はその軸3
9を上カバー4の後面壁の一部を内側に曲げて形成した
フック部40に受け入れさせて自重と押しばね41とに
より排出ローラ34の上面に当接させてある。このピン
チコロ38は排出ローラ34の回転駆動に従動回転す
る。
【0048】G1は、右側壁板3から外方へ突出させた
ローラ軸11の右端に固着した第1ギア、G3はおなじ
く右側壁板3から外方へ突出させた排出ローラ軸35の
右端に固着した第3ギア、G2は右側壁板3の外面に枢
着して設けた中継ギアとしての第2ギアであり、上記の
第1ギアG1と第3ギアG3とに噛み合っている。
【0049】第1ギアG1は不図示の駆動源機構の駆動
ギアG0から駆動力を受けて加圧ローラ10が第1図上
反時計方向に回転駆動され、それに連動して第1ギアG
1の回転力が第2ギアG2を介して第3ギアG3へ伝達
されて排出ローラ34も第1図上反時計方向に回転駆動
される。
【0050】図8は加熱体19と加圧ローラ10とのニ
ップ部の左端部の詳細断面図である。加熱体19はセラ
ミックスの板19aの表面上に銀パラジュウムやカーボ
ンなどの抵抗体を印刷形成して発熱体19bを構成した
ものである。セラミックス板19aの上面には発熱体1
9bの絶縁と摩耗防止の目的で薄いガラスコーティング
19cが施されている。ガラスコーティング19c上の
フィルム21が走行する領域は他の領域よりも凹部19
eになっていてフィルム21はこの凹部19eの左側段
差壁面19fあるいは不図示の右側段差壁面19gによ
って端部が21e(21g)がガイドされて走行する。
【0051】フィルム21の厚さと凹部19eの段差1
9f(19g)の関係は、フィルム21の厚さと段差1
9f(19g)が等しいことがもっとも望ましく、フィ
ルム21の厚さに対してが段差19f(19g)が小さ
すぎると段差19f(19g)はフィルム21のガイド
する効果がなくなり、フィルム21は段差19f(19
g)を乗り上げてしまう。逆に段差19f(19g)が
フィルム21の厚さより大きすぎると、加圧ローラ10
がフィルムを十分に加圧できなくなってフィルム駆動不
良となる。
【0052】フィルム21の幅は定着する記録材Pの最
大幅よりも大きく、凹部19eの幅はフィルム21より
もわずかに大きい。加圧ローラ10は記録材Pの非通過
時は加熱体19の表面にフィルム21を押しつけ、記録
材Pの通過時は記録材をフィルム21に押しつけさらに
フィルム21を加熱体19に押しつけて駆動する。
【0053】このため加圧ローラ10のフィルム幅にほ
ぼ等しい領域は摩擦係数の高い表面であり、他の領域は
加圧ローラ表面と加熱体表面が直接滑るため摩擦係数は
小さいことが望ましい。本実施例では加熱ローラ10の
フィルム幅にほぼ等しい領域11aはシリコンゴムの表
面であり、他の領域即ちローラ11の左端領域11bと
不図示の右端領域(11c)はフッ素コーティング11
dして低摩擦係数にしてある。
【0054】(2)動 作 エンドレスの耐熱性フィルム21は非駆動時においては
図6の要部部分拡大図のように加熱体19と加圧ローラ
10とのニップ部Nに挟まれている部分を除く残余の大
部分の略全周長部分がテンションフリーである。
【0055】第1ギアG1に駆動源機構の駆動ギアG0
から駆動が伝達されて加圧ローラ10が所定の周速度で
図7上反時計方向へ回転駆動されると、ニップ部Nにお
いてフィルム21に回転加圧ローラ10との摩擦力で送
り移動力がかかり、エンドレスの耐熱性フィルム21が
加圧ローラ10の回転周速と略同速度をもってフィルム
内面が加熱体19面を摺動しつつ時計方向Aに回動移動
駆動される。
【0056】このフィルム21の駆動状態においてはニ
ップ部Nよりもフィルム回動方向上流側のフィルム部分
に引き寄せ力fが作用することで、フィルム21は図7
に実線で示したようにニップ部Nよりもフイルム回動方
向上流側であって該ニップ部近傍のフイルム内面ガイド
部分、即ちフィルム21を外嵌したステー13のフィル
ム内面ガイドとしての外向き円弧カーブ前面板15の略
下半面部分に対して接触して摺動を生じながら回動す
る。
【0057】その結果、回動フィルム21には上記の前
面板15との接触摺動部の始点部Oからフィルム回動方
向下流側のニップ部Nにかけてのフィルム部分Bにテン
シヨンが作用した状態で回動することで、少なくともそ
のフィルム部分面、即ちニップ部Nの記録材シート進入
側近傍のフィルム部分面B、及びニップ部Nのフィルム
部分についてのシワの発生が上記のテンションの作用に
より防止される。
【0058】そして上記のフィルム駆動と、加熱体19
への通電を行わせた状態において、入口ガイド32に案
内されて被加熱材としての未定着トナー像Taを担持し
た記録材シートPがニップ部Nの回動フィルム21と加
圧ローラ10との間に像担持面上向きで導入されると記
録材シートPはフィルム21の面に密着してフィルム2
1と一緒にニップ部Nを移動通過していき、その移動通
過過程でニップ部Nにおいてフィルム内面に接している
加熱体19の熱エネルギーがフィルムを介して記録材シ
ートPに付与されトナー画像Taは軟化溶融像Tbとな
る。
【0059】ニップ部Nを通過した記録材シートPはト
ナー温度がガラス転移点より大なる状態でフィルム21
面から離れて出口ガイド33で排出ローラ34とピンチ
コロ38との間に案内されて装置外へ送り出される。記
録材シートPがニップ部Nを出てフィルム21面から離
れて排出ローラ34へ至るまでの間に軟化・溶融トナー
像Tbは冷却して固化像化Tcして定着する。
【0060】上記においてニップ部Nへ導入された記録
材シートPは前述したようにテンションが作用していて
シワのないフィルム部分面に常に対応密着してニップ部
Nをフィルム21と一緒に移動するのでシワのあるフィ
ルムがニップ部Nを通過する事態を生じることによる加
熱ムラ・定着ムラの発生、フィルム面の折れすじを生じ
ない。
【0061】フィルム21は被駆動時も駆動時もその全
周長の一部N又はB・Nにしかテンションが加わらない
から、即ち非駆動時(図6)においてはフィルム21は
ニップ部Nを除く残余の大部分の略全周長部分がテンシ
ョンフリーであり、駆動時もニップ部Nと、そのニップ
部Nの記録材シート進入側近傍部のフィルム部分Bにつ
いてのみテンションが作用し残余の大部分の略全周長部
分がテンションフリーであるから、また全体に周長の短
いフィルムを使用できるから、フィルム駆動のために必
要な駆動トルクは小さいものとなり、フィルム装置構
成、部品、駆動系構成は簡略化・小型化・低コスト化さ
れる。
【0062】またフィルム21の非駆動時(図6)も駆
動時(図7)もフィルム21には上記のように全周長の
一部N又はB・Nにしかテンションが加わらないので、
フィルム駆動時にフィルム21にフィルム幅方向の一方
側Q(図1)、又は他方側Rへの寄り移動を生じても、
その寄り力は小さいものである。
【0063】そのためフィルム21が寄り移動Q又はR
してその左端部が前述図8の加熱体19の段差壁面19
f、或いは右端部が加熱体19の段差壁面(19g)に
押し当たり状態になってもフィルム寄り力が小さいの
と、フィルム21が加圧ローラ10のニップ内で段差壁
面19f(または19g)に押し当たるためフィルムが
座屈して曲がろうとしても加圧ローラ10で抑えられて
いるため曲がることができず、十分な強さを発揮する。
また加圧ローラ10でニップして回転駆動力をフィルム
21に与えているためフィルムは21ニップ部のみにス
トレスが加わり、そのニップ部は前記理由により曲げ強
度が十分にあるためフィルム端部の破損などのダメージ
を生じない。
【0064】なおフィルム21をガイドするための段差
壁面19f(19g)は加熱体19の表面に形成してい
るが、加熱体19と別部材で構成しても加圧ローラ10
のニップ領域内であれば同様な効果が得られる。
【0065】(3)フィルム21について。
【0066】フィルム21は熱容量を小さくしてクイッ
クスタート性を向上させるために、フィルム21の膜厚
Tは総厚100μm以下、好ましくは40μm以下、2
0μm以上の耐熱性・離形性・強度・耐久性等のある単
層或は複合層フィルムを使用できる。
【0067】例えば、ポリイミド・ポリエーテルイミド
(PEI)・ポリエーテルサルホン(PES)・4フッ
化エチレンーパーフルオロアルキルビニルエーテル共重
合体樹脂(PFA)・ポリエーテルエーテルケトン(P
EEK)・ポリパラバン酸(PPA)、或いは複合層フ
ィルム例えば20μm厚のポリイミドフィルムの少なく
とも画像当接面側にPTFE(4フッ化エチレン樹脂)
・PAF・FEP等のフッ素樹脂・シリコン樹脂等、更
にはそれに導電材(カーボンブラック・グラファイト・
導電性ウイスカなど)を添加した離型性コート層を10
μm厚に施したものなど。
【0068】(4)加熱体19・断熱部材20につい
て。
【0069】加熱体19は前述図9の装置の加熱体54
と同様に、ヒータ基板19a(図6参照)・通電発熱抵
抗体(発熱体)19b・表面保護層19c・検温素子1
9d等よりなる。
【0070】ヒータ基板19aは耐熱性・絶縁性・低熱
容量・高熱伝導性の部材であり、例えば、厚み1mm・
巾10mm・長さ240mmのアルミナ基板である。
【0071】発熱体19bはヒータ基板19aの下面
(フィルム21との対面側)の略中央部に長手に沿っ
て、例えば、Ag/Pd(銀パラジウム)、Ta2 N、
RuO2等の電気抵抗材料を厚み約10μm・巾1〜3
mmの線状もしくは細帯状にスクリーン印刷等により塗
工し、その上に表面保護層19cとして耐熱ガラスを約
10μmコートしたものである。
【0072】検温素子19dは一例としてヒータ基板1
9aの上面(発熱体19bを設けた面とは反対側面)の
略中央部にスクリーン印刷等により塗工して具備させた
Pt膜等の低熱容量の測温抵抗体である。低熱容量のサ
ーミスタなども使用できる。本例の加熱体19の場合
は、線状又は細帯状をなす発熱体19bに対し画像形成
スタート信号により所定のタイミングにて通電して発熱
体19bを略全長にわたって発熱させる。
【0073】通電はAC100Vであり、検温素子19
cの検知温度に応じてトライアックを含む不図示の通電
制御回路により通電する位相角を制御することにより供
給電力を制御している。
【0074】加熱体19はその発熱体19bへの通電に
より、ヒータ基板19a・発熱体19b・表面保護層1
9cの熱容量が小さいので加熱体表面が所要の定着温度
(例えば140〜200℃)まで急速に温度上昇する。
【0075】そしてこの加熱体19に接する耐熱性フィ
ルム21も熱容量が小さく、加熱体19側の熱エネルギ
ーが該フィルム21を介して該フィルムに圧接状態の記
録材シートP側に効果的に伝達されて画像の加熱定着が
実行される。
【0076】上記のように加熱体19と対向するフィル
ムの表面温度は短時間にトナーの融点(又は記録材シー
トPへの定着可能温度)に対して十分な高温に昇温する
ので、クイックスタート性に優れ、加熱体19をあらか
じめ昇温させておく、いわゆるスタンバイ温調の必要が
なく、省エネルギーが実現でき、しかも機内昇温も防止
できる。
【0077】なお、表面保護層(ガラスコーティング)
19c上のフィルム21が走行する領域は凹部19eに
なっていて、フィルム21はこの凹部19eの左側段差
壁面19fあるいは右側段差壁面(19g)によって端
部21e(21g)がガイドされて走行することは図8
で既に説明した通りである。
【0078】断熱部材20は加熱体19を断熱して発熱
を有効に使うようにするもので、断熱性・高耐熱性を有
する、例えばPPS(ポリフェニレンサルファイド)・
PAI(ポリアミドイミド)・PI(ポリイミド)・P
EEK(ポリエーテルエーテルケトン)・液晶ポリマー
等の高耐熱性樹脂である。
【0079】
【発明の効果】以上のように本発明のフィルム加熱方式
の加熱装置はフィルムについてテンションフリーである
ことからフィルム走行寄り力が小さく、かつフィルムを
挟ませた加熱体と加圧部材のニップ領域内でフィルムの
端部をガイド規制する構造を設けた簡単な構成によりフ
ィルムに十分さ剛性を生じさせてフィルム端部のダメー
ジを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施例装置の縦断面図
【図2】 横断面図
【図3】 左側面図
【図4】 右側面図
【図5】 要部の分解斜視図
【図6】 非駆動時のフィルム状態を示した要部の拡大
横断面図
【図7】 駆動時の同上図
【図8】 加熱体と加圧ローラとのニップ部の左端側の
詳細断面図
【図9】 フィルム加熱方式の画像加熱定着装置の公知
例の概略構成図
【符号の説明】
19 加熱体 21 エンドレスフィルム 13 ステー 10 加圧ローラ 19e フィルムガイドとしての凹部 N ニップ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定の加熱体と、この加熱体に内面が対向
    圧接されて移動駆動されるエンドレスの耐熱性フィルム
    と、 前記加熱体との間に前記フィルムを挟み込んでニップ部
    を形成し、そのニップ部におけるフィルム外面との間に
    導入された、顕画像を支持する記録材をフィルムを介し
    て加熱体に圧接させる部材と、 を有し、前記フィルムの端部をガイドする構造を前記ニ
    ップ領域内に設けたことを特徴とする加熱装置。
  2. 【請求項2】 前記フィルムの端部をガイドする構造
    は、前記加熱体表面上、もしくはその近傍に設けられた
    フィルム走行領域よりも外側に設けられた壁面によるも
    のであることを特徴とする請求項1記載の加熱装置。
  3. 【請求項3】 前記エンドレスの耐熱性フィルムの周長
    の少なくとも一部はテンションフルーであることを特徴
    とする請求項1記載の加熱装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101991950A (zh) * 2009-08-11 2011-03-30 科乐美数码娱乐株式会社 显示装置、具备其的游戏用介质支付装置及游戏装置

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