JPH05346697A - 自動原稿搬送装置 - Google Patents
自動原稿搬送装置Info
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- JPH05346697A JPH05346697A JP4154566A JP15456692A JPH05346697A JP H05346697 A JPH05346697 A JP H05346697A JP 4154566 A JP4154566 A JP 4154566A JP 15456692 A JP15456692 A JP 15456692A JP H05346697 A JPH05346697 A JP H05346697A
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- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複写機本体の複写処理速度に対応して高いコ
ピー生産性を維持できる自動原稿搬送装置を提供する。 【構成】 自動原稿搬送装置の原稿搬送速度(ベルトス
ピード)は、複写機本体の制御部から送信されるコピー
スピードデータに基づいて(ステップS134で判
定)、V1,V2,V3のいずれかに設定される(ステッ
プS135,S136,S137)。ベルトスピードV
1は60cpm(copies per miunte)のコピースピード
に対応し、V2は45cpmのコピースピードに、V3は
30cpmのコピースピードに対応する。
ピー生産性を維持できる自動原稿搬送装置を提供する。 【構成】 自動原稿搬送装置の原稿搬送速度(ベルトス
ピード)は、複写機本体の制御部から送信されるコピー
スピードデータに基づいて(ステップS134で判
定)、V1,V2,V3のいずれかに設定される(ステッ
プS135,S136,S137)。ベルトスピードV
1は60cpm(copies per miunte)のコピースピード
に対応し、V2は45cpmのコピースピードに、V3は
30cpmのコピースピードに対応する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機に装備
される自動原稿搬送装置に関する。
される自動原稿搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動原稿搬送装置は複写処理速
度の異なる複数の複写機本体に装着可能である。そし
て、高いコピー生産性を維持するためには、自動原稿搬
送装置における原稿搬送速度を、最も速い機種の複写処
理速度に設定する必要がある。しかし、複写処理速度の
遅い複写機本体に装着される場合にも、最高の複写処理
速度に対応する原稿搬送速度で駆動することは、オーバ
ースペックとなり、騒音、部品の寿命の点でも不利であ
る。
度の異なる複数の複写機本体に装着可能である。そし
て、高いコピー生産性を維持するためには、自動原稿搬
送装置における原稿搬送速度を、最も速い機種の複写処
理速度に設定する必要がある。しかし、複写処理速度の
遅い複写機本体に装着される場合にも、最高の複写処理
速度に対応する原稿搬送速度で駆動することは、オーバ
ースペックとなり、騒音、部品の寿命の点でも不利であ
る。
【0003】
【発明の目的、構成、作用、効果】そこで、本発明の目
的は、複写機本体ごとに異なる複写処理速度に対応して
高いコピー生産性を維持できる自動原稿搬送装置を提供
することにある。以上の目的を達成するため、本発明に
係る自動原稿搬送装置は、複写機本体の複写処理速度に
基づいて原稿搬送速度を変更する制御手段を備えてい
る。
的は、複写機本体ごとに異なる複写処理速度に対応して
高いコピー生産性を維持できる自動原稿搬送装置を提供
することにある。以上の目的を達成するため、本発明に
係る自動原稿搬送装置は、複写機本体の複写処理速度に
基づいて原稿搬送速度を変更する制御手段を備えてい
る。
【0004】さらに、具体的には、制御手段は、複写機
本体の制御手段から発せられる複写処理速度信号を受け
取り、この信号に基づいて原稿搬送速度を変更(設定)
する。あるいは、制御手段は複数の複写処理速度に対応
した原稿搬送速度に選択的に設定可能なマニュアル入力
手段を備えている。この入力手段は、例えば、自動原稿
搬送装置に内蔵されたディップスイッチである。あるい
は、制御手段は複写機本体とのコンタクト部に複写処理
速度情報を検出する検出手段を備えている。詳しくは、
複写機本体側には、その複写処理速度情報を示すマグネ
ットが設置され、自動原稿搬送装置側には、そのマグネ
ットを検出するセンサが設置されている。制御手段はこ
のセンサからのマグネットが示す信号に基づいて、複写
機本体の複写処理速度を読み取り、原稿搬送速度を変更
(設定)する。
本体の制御手段から発せられる複写処理速度信号を受け
取り、この信号に基づいて原稿搬送速度を変更(設定)
する。あるいは、制御手段は複数の複写処理速度に対応
した原稿搬送速度に選択的に設定可能なマニュアル入力
手段を備えている。この入力手段は、例えば、自動原稿
搬送装置に内蔵されたディップスイッチである。あるい
は、制御手段は複写機本体とのコンタクト部に複写処理
速度情報を検出する検出手段を備えている。詳しくは、
複写機本体側には、その複写処理速度情報を示すマグネ
ットが設置され、自動原稿搬送装置側には、そのマグネ
ットを検出するセンサが設置されている。制御手段はこ
のセンサからのマグネットが示す信号に基づいて、複写
機本体の複写処理速度を読み取り、原稿搬送速度を変更
(設定)する。
【0005】以上の構成によれば、原稿搬送速度を最も
速い複写処理速度に対応させておけば、それ以下の複写
処理速度の複写機本体に対してオーバースペックとなる
ことのない原稿搬送速度に自動的に変更され、高速機に
対してはコピー生産性を低下させることもない。
速い複写処理速度に対応させておけば、それ以下の複写
処理速度の複写機本体に対してオーバースペックとなる
ことのない原稿搬送速度に自動的に変更され、高速機に
対してはコピー生産性を低下させることもない。
【0006】
【実施例】以下、本発明に係る自動原稿搬送装置(AD
F)の実施例について添付図面を参照して説明する。図
1において、ADF60は複写機本体1の上部に設けら
れている。複写機本体1の略中央部には、感光体ドラム
10が矢印a方向に一定の周速度vで回転駆動可能に設
置されている。この感光体ドラム10の周囲には、その
回転方向に沿って、メインイレーサ11、帯電チャージ
ャ12、サブイレーサ13、磁気ブラシ方式による現像
器14、転写チャージャ15、用紙分離チャージャ1
6、ブレード方式のクリーナ17が配置されている。さ
らに、感光体ドラム10の上方には光学系20が配置さ
れている。
F)の実施例について添付図面を参照して説明する。図
1において、ADF60は複写機本体1の上部に設けら
れている。複写機本体1の略中央部には、感光体ドラム
10が矢印a方向に一定の周速度vで回転駆動可能に設
置されている。この感光体ドラム10の周囲には、その
回転方向に沿って、メインイレーサ11、帯電チャージ
ャ12、サブイレーサ13、磁気ブラシ方式による現像
器14、転写チャージャ15、用紙分離チャージャ1
6、ブレード方式のクリーナ17が配置されている。さ
らに、感光体ドラム10の上方には光学系20が配置さ
れている。
【0007】感光体ドラム10は、表面に感光体層を設
けた周知のもので、矢印a方向への回転に伴ってメイン
イレーサ11、帯電チャージャ12、サブイレーサ13
によって、除電、帯電、像間/像端除電され、プラテン
ガラス29上にセットされた原稿の画像を光学系20に
よって露光される。露光によって感光体ドラム10上に
形成された静電潜像は現像器14によってトナー画像と
される。
けた周知のもので、矢印a方向への回転に伴ってメイン
イレーサ11、帯電チャージャ12、サブイレーサ13
によって、除電、帯電、像間/像端除電され、プラテン
ガラス29上にセットされた原稿の画像を光学系20に
よって露光される。露光によって感光体ドラム10上に
形成された静電潜像は現像器14によってトナー画像と
される。
【0008】光学系20は、プラテンガラス29の直下
で、一端を基準位置SPに合わせてセットされた原稿の
画像を感光体ドラム10上に走査する。即ち、画像スキ
ャン時において、露光ランプ21と第1ミラー22とが
一体的に感光体ドラム10の周速度v(等倍、変倍に拘
らず一定)に対してv/m(m:コピー倍率)の速度で
矢印b方向に移動する。同時に、第2ミラー23と第3
ミラー24とがv/2mの速度で矢印b方向に移動す
る。また、コピー倍率の変更に際しては投影レンズ25
が光軸上で移動すると共に、第4ミラー26が揺動し、
光路長を補正する。
で、一端を基準位置SPに合わせてセットされた原稿の
画像を感光体ドラム10上に走査する。即ち、画像スキ
ャン時において、露光ランプ21と第1ミラー22とが
一体的に感光体ドラム10の周速度v(等倍、変倍に拘
らず一定)に対してv/m(m:コピー倍率)の速度で
矢印b方向に移動する。同時に、第2ミラー23と第3
ミラー24とがv/2mの速度で矢印b方向に移動す
る。また、コピー倍率の変更に際しては投影レンズ25
が光軸上で移動すると共に、第4ミラー26が揺動し、
光路長を補正する。
【0009】コピー用紙は上段のエレベート方式の給紙
部31と下段のトレイ方式の給紙部34に収容されてお
り、オペレータの選択に基づいていずれか一方から1枚
ずつ給紙される。各給紙部31,34には給紙ローラ3
2,35、正転ローラと逆転ローラとからなる捌きロー
ラ33,36が設置されている。上段給紙部31から給
紙された用紙は搬送ローラ37b,37cを通じて画像
転写部の直前に設置されたタイミングローラ38まで送
り出される。下段給紙部34から給紙された用紙は搬送
ローラ37a,37b,37cを通じてタイミングロー
ラ38まで送り出される。
部31と下段のトレイ方式の給紙部34に収容されてお
り、オペレータの選択に基づいていずれか一方から1枚
ずつ給紙される。各給紙部31,34には給紙ローラ3
2,35、正転ローラと逆転ローラとからなる捌きロー
ラ33,36が設置されている。上段給紙部31から給
紙された用紙は搬送ローラ37b,37cを通じて画像
転写部の直前に設置されたタイミングローラ38まで送
り出される。下段給紙部34から給紙された用紙は搬送
ローラ37a,37b,37cを通じてタイミングロー
ラ38まで送り出される。
【0010】一方、本複写機ではオペレータによって手
差し給紙が可能とされ、手差し給紙口40から挿入され
るコピー用紙は給紙ローラ41からタイミングローラ3
8へ送り出される。タイミングローラ38まで送り出さ
れた用紙は、ここで一旦待機し、感光体ドラム10上に
形成された画像と同期をとってタイミングローラ38が
オンされることにより、転写部へ送り出される。用紙は
転写部において感光体ドラム10に密着し、転写チャー
ジャ15からのコロナ放電によってトナー画像が転写さ
れ、分離チャージャ16からの交流コロナ放電と用紙自
身の腰の強さにて感光体ドラム10から分離される。そ
の後、用紙は搬送ベルト42を通じて定着器43へ送り
込まれ、トナーの定着を施され、搬送ローラ44、排出
ローラ45を通じて排紙トレイ46上へ排出される。
差し給紙が可能とされ、手差し給紙口40から挿入され
るコピー用紙は給紙ローラ41からタイミングローラ3
8へ送り出される。タイミングローラ38まで送り出さ
れた用紙は、ここで一旦待機し、感光体ドラム10上に
形成された画像と同期をとってタイミングローラ38が
オンされることにより、転写部へ送り出される。用紙は
転写部において感光体ドラム10に密着し、転写チャー
ジャ15からのコロナ放電によってトナー画像が転写さ
れ、分離チャージャ16からの交流コロナ放電と用紙自
身の腰の強さにて感光体ドラム10から分離される。そ
の後、用紙は搬送ベルト42を通じて定着器43へ送り
込まれ、トナーの定着を施され、搬送ローラ44、排出
ローラ45を通じて排紙トレイ46上へ排出される。
【0011】一方、感光体ドラム10は転写後も矢印a
方向に回転を続け、クリーナ17にて残留トナーを除去
され、メインイレーサ11にて残留電荷を消去され、次
のコピー処理に備える。また、複写機本体1内には、両
面/合成コピーを処理するために再給紙ユニット50と
通紙経路切換え爪47,48が設置されている。切換え
爪47は通常は実線位置にセットされ、用紙を排紙トレ
イ46へガイドする。両面コピー又は合成コピー時にお
いて、第1面(表面)に奇数枚目の原稿の画像を転写さ
れた用紙は、切換え爪47が反時計回り方向に若干回動
した位置にセットされることにより、搬送ローラ51
a,51b,51c,51dを通じて中間トレイ52へ
画像面を上方に向けて収容される。所定枚数の用紙が中
間トレイ52上に収容され、再給紙信号が発生される
と、該用紙は再給紙ベルト53及び捌きローラ54の回
転により最下層のものから1枚ずつ搬送ローラ37cへ
給紙される。
方向に回転を続け、クリーナ17にて残留トナーを除去
され、メインイレーサ11にて残留電荷を消去され、次
のコピー処理に備える。また、複写機本体1内には、両
面/合成コピーを処理するために再給紙ユニット50と
通紙経路切換え爪47,48が設置されている。切換え
爪47は通常は実線位置にセットされ、用紙を排紙トレ
イ46へガイドする。両面コピー又は合成コピー時にお
いて、第1面(表面)に奇数枚目の原稿の画像を転写さ
れた用紙は、切換え爪47が反時計回り方向に若干回動
した位置にセットされることにより、搬送ローラ51
a,51b,51c,51dを通じて中間トレイ52へ
画像面を上方に向けて収容される。所定枚数の用紙が中
間トレイ52上に収容され、再給紙信号が発生される
と、該用紙は再給紙ベルト53及び捌きローラ54の回
転により最下層のものから1枚ずつ搬送ローラ37cへ
給紙される。
【0012】両面コピーモードにあっては、再給紙され
た用紙は、実線位置にセットされている切換え爪48に
よって上方にガイドされタイミングローラ38へと送り
出され、第2面(裏面)に画像が転写、定着され、排紙
トレイ46へ排出される。一方、合成コピーモードにあ
っては、再給紙された用紙は、切換え爪48が時計回り
方向に若干回動した位置にセットされることにより、搬
送ローラ37dによって矢印c方向に搬送される。用紙
の後端が搬送ローラ37dのニップ部を抜ける直前に搬
送ローラ37dが逆転に切り換えられ、これにて用紙は
表裏及び前後を反転された状態でタイミングローラ38
へと送り出される。その後、第1面(表面)に画像が重
ねて転写、定着され、排紙トレイ46上へ排出される。
た用紙は、実線位置にセットされている切換え爪48に
よって上方にガイドされタイミングローラ38へと送り
出され、第2面(裏面)に画像が転写、定着され、排紙
トレイ46へ排出される。一方、合成コピーモードにあ
っては、再給紙された用紙は、切換え爪48が時計回り
方向に若干回動した位置にセットされることにより、搬
送ローラ37dによって矢印c方向に搬送される。用紙
の後端が搬送ローラ37dのニップ部を抜ける直前に搬
送ローラ37dが逆転に切り換えられ、これにて用紙は
表裏及び前後を反転された状態でタイミングローラ38
へと送り出される。その後、第1面(表面)に画像が重
ねて転写、定着され、排紙トレイ46上へ排出される。
【0013】ところで、複写機本体1においては、コピ
ー処理が開始され、1枚目の用紙がタイミングローラ3
8の直前で待機しているとき、2枚目以降の用紙をも予
め給紙通路へ給紙しておく先出し給紙処理を行う。例え
ば、下段給紙部34からの給紙にあっては、1枚目の用
紙に続いて2枚目の用紙が給紙通路へ給紙され、さらに
3枚目の用紙も搬送ローラ37aの直前まで給紙され
る。このような先出し給紙処理はマルチコピーモードの
みならず、ADF60を使用したシングルコピーモード
においても行われ、コピースピードの向上を図ってい
る。
ー処理が開始され、1枚目の用紙がタイミングローラ3
8の直前で待機しているとき、2枚目以降の用紙をも予
め給紙通路へ給紙しておく先出し給紙処理を行う。例え
ば、下段給紙部34からの給紙にあっては、1枚目の用
紙に続いて2枚目の用紙が給紙通路へ給紙され、さらに
3枚目の用紙も搬送ローラ37aの直前まで給紙され
る。このような先出し給紙処理はマルチコピーモードの
みならず、ADF60を使用したシングルコピーモード
においても行われ、コピースピードの向上を図ってい
る。
【0014】次に、ADF60の構成と動作について詳
述する。まず、図2を参照してADF60の概略的な構
成と動作を詳述する。ADF60は、概略、原稿トレイ
61、先端規制板63、ピックアップローラ65、原稿
押圧板70、捌きローラ75、捌きパッド80、レジス
トローラ90、搬送ベルト95、反転ローラ100、排
出ローラ110、排紙トレイ115にて構成されてい
る。このADF60は搬送ベルト95がプラテンガラス
29上に位置するように複写機本体1の上面に設置さ
れ、奥側に設けた図示しないヒンジ金具によりプラテン
ガラス29を開放可能である。オペレータが手動によっ
て原稿をプラテンガラス29上にセットする際は、AD
F60を上方に持ち上げることによって行われる。AD
F60の開閉は図示しないマグネットセンサによって検
出され、このセンサによってADF60が正しく閉じら
れていることが検出されて始めてADF60の動作が可
能となる。
述する。まず、図2を参照してADF60の概略的な構
成と動作を詳述する。ADF60は、概略、原稿トレイ
61、先端規制板63、ピックアップローラ65、原稿
押圧板70、捌きローラ75、捌きパッド80、レジス
トローラ90、搬送ベルト95、反転ローラ100、排
出ローラ110、排紙トレイ115にて構成されてい
る。このADF60は搬送ベルト95がプラテンガラス
29上に位置するように複写機本体1の上面に設置さ
れ、奥側に設けた図示しないヒンジ金具によりプラテン
ガラス29を開放可能である。オペレータが手動によっ
て原稿をプラテンガラス29上にセットする際は、AD
F60を上方に持ち上げることによって行われる。AD
F60の開閉は図示しないマグネットセンサによって検
出され、このセンサによってADF60が正しく閉じら
れていることが検出されて始めてADF60の動作が可
能となる。
【0015】原稿は1ページ目を上方へ向けた状態でト
レイ61上に積載される。このとき、原稿は側部規制板
62によって側部が位置規制され、先端規制板63によ
って先端が位置規制される。先端規制板63及び押圧板
70はそれぞれ支軸64,71を支点として上下方向に
回動可能とされている。先端規制板63は、給紙時にお
いて、1枚目の原稿給紙時から最終原稿の給紙が完了す
るまで下方に退避している。また、押圧板70は1枚目
の原稿が給紙されるとき図2で実線で示す上方の退避位
置から下方に回動し、原稿の先端部をピックアップロー
ラ65に押さえ付け、給紙圧を付与する。
レイ61上に積載される。このとき、原稿は側部規制板
62によって側部が位置規制され、先端規制板63によ
って先端が位置規制される。先端規制板63及び押圧板
70はそれぞれ支軸64,71を支点として上下方向に
回動可能とされている。先端規制板63は、給紙時にお
いて、1枚目の原稿給紙時から最終原稿の給紙が完了す
るまで下方に退避している。また、押圧板70は1枚目
の原稿が給紙されるとき図2で実線で示す上方の退避位
置から下方に回動し、原稿の先端部をピックアップロー
ラ65に押さえ付け、給紙圧を付与する。
【0016】ピックアップローラ65,捌きローラ75
は給紙時においてそれぞれ時計回り方向に回転駆動され
る。原稿は最下層のものから1枚ずつ捌きローラ75と
捌きパッド80との間をくぐり抜け、レジストローラ9
0へ送り出される。レジストローラ90は給紙された原
稿をそのニップ部で一旦待機させ、一定時間後回転駆動
されることにより原稿をプラテンガラス29の入口部ま
で搬送する。
は給紙時においてそれぞれ時計回り方向に回転駆動され
る。原稿は最下層のものから1枚ずつ捌きローラ75と
捌きパッド80との間をくぐり抜け、レジストローラ9
0へ送り出される。レジストローラ90は給紙された原
稿をそのニップ部で一旦待機させ、一定時間後回転駆動
されることにより原稿をプラテンガラス29の入口部ま
で搬送する。
【0017】搬送ベルト95は、プラテンガラス29の
全面を覆うように、駆動ローラ96と従動ローラ97と
の間に無端状に張り渡されている。搬送ベルト95の内
側には、ベルト95をプラテンガラス29に圧接させる
ため、多数のバックアップローラ98が回転自在に設置
されている。搬送ベルト95は矢印d方向に回転駆動さ
れ、原稿をスケール120とプラテンガラス29との境
目である露光を開始するための基準位置SPに原稿先端
を合わせてセットする。
全面を覆うように、駆動ローラ96と従動ローラ97と
の間に無端状に張り渡されている。搬送ベルト95の内
側には、ベルト95をプラテンガラス29に圧接させる
ため、多数のバックアップローラ98が回転自在に設置
されている。搬送ベルト95は矢印d方向に回転駆動さ
れ、原稿をスケール120とプラテンガラス29との境
目である露光を開始するための基準位置SPに原稿先端
を合わせてセットする。
【0018】反転ローラ100は、ピンチローラ10
1,102を備え、さらに両面原稿モード時に原稿を反
転させるために通紙経路を切り換える目的で切換え爪1
03を備えている。通常、切換え爪103は実線位置に
セットされ、露光終了後、原稿は搬送ベルト95の矢印
d方向への回転及び反転ローラ100の時計回り方向の
回転に基づいてプラテンガラス29上から排出され、ガ
イド板104と切換え爪103とで上方にガイドされ、
排出ローラ110から排紙トレイ115上へ排出され
る。一方、両面原稿にあっては、第2面(裏面)を先に
コピー処理するため、両面原稿をプラテンガラス29上
に送り込む際、切換え爪103を一点鎖線位置にセット
し、まず両面原稿を反転ローラ100の周囲で反転搬送
し、第2面を下に向けてプラテンガラス29上に戻す。
このとき、搬送ベルト95は矢印dとは逆方向に回転駆
動される。さらに、両面原稿は第2面の露光終了後、第
1面(表面)のコピー処理のために再度反転ローラ10
0の周囲で反転搬送される。
1,102を備え、さらに両面原稿モード時に原稿を反
転させるために通紙経路を切り換える目的で切換え爪1
03を備えている。通常、切換え爪103は実線位置に
セットされ、露光終了後、原稿は搬送ベルト95の矢印
d方向への回転及び反転ローラ100の時計回り方向の
回転に基づいてプラテンガラス29上から排出され、ガ
イド板104と切換え爪103とで上方にガイドされ、
排出ローラ110から排紙トレイ115上へ排出され
る。一方、両面原稿にあっては、第2面(裏面)を先に
コピー処理するため、両面原稿をプラテンガラス29上
に送り込む際、切換え爪103を一点鎖線位置にセット
し、まず両面原稿を反転ローラ100の周囲で反転搬送
し、第2面を下に向けてプラテンガラス29上に戻す。
このとき、搬送ベルト95は矢印dとは逆方向に回転駆
動される。さらに、両面原稿は第2面の露光終了後、第
1面(表面)のコピー処理のために再度反転ローラ10
0の周囲で反転搬送される。
【0019】前記反転ローラ100及び排出ローラ11
0は排出モータM4(図39参照)によって回転駆動さ
れる。ADF60には原稿を検出する各種センサSE
1,SE2,SE3,SE10が設けられている。セン
サSE1はトレイ61上での原稿の有無を検出する。セ
ンサSE2はレジストローラ90の直前に設置され、原
稿の到達、通過を検出すると共に、原稿がレジストロー
ラ90から送り出されていくとき、タイマと共働して原
稿の長さを検出する。センサSE10はセンサSE2と
並べて設置され、原稿の幅方向のサイズを検出する。セ
ンサSE2,SE10での原稿検出信号に基づいて、原
稿のサイズが、縦送り(原稿の長辺が搬送方向と平行)
か、横送り(短辺が搬送方向と平行)かを含めて判断さ
れる。また、センサSE3は反転ローラ100の入口部
に設置され、ここを通過する原稿を検出する。
0は排出モータM4(図39参照)によって回転駆動さ
れる。ADF60には原稿を検出する各種センサSE
1,SE2,SE3,SE10が設けられている。セン
サSE1はトレイ61上での原稿の有無を検出する。セ
ンサSE2はレジストローラ90の直前に設置され、原
稿の到達、通過を検出すると共に、原稿がレジストロー
ラ90から送り出されていくとき、タイマと共働して原
稿の長さを検出する。センサSE10はセンサSE2と
並べて設置され、原稿の幅方向のサイズを検出する。セ
ンサSE2,SE10での原稿検出信号に基づいて、原
稿のサイズが、縦送り(原稿の長辺が搬送方向と平行)
か、横送り(短辺が搬送方向と平行)かを含めて判断さ
れる。また、センサSE3は反転ローラ100の入口部
に設置され、ここを通過する原稿を検出する。
【0020】次に、ADF60の各部分について詳述す
る。スケール120は、ADF60を持ち上げて原稿を
プラテンガラス29上に手置きする場合に、原稿の一端
をそのサイズに合わせて載置するための目盛を付された
もので、マニュアルでの原稿交換時の原稿位置指示機能
と共に、ADF60の動作時に搬送ベルト95によって
プラテンガラス29上を搬送されてきた原稿を露光基準
位置SPに強制的に停止させる機能を有している。
る。スケール120は、ADF60を持ち上げて原稿を
プラテンガラス29上に手置きする場合に、原稿の一端
をそのサイズに合わせて載置するための目盛を付された
もので、マニュアルでの原稿交換時の原稿位置指示機能
と共に、ADF60の動作時に搬送ベルト95によって
プラテンガラス29上を搬送されてきた原稿を露光基準
位置SPに強制的に停止させる機能を有している。
【0021】詳しくは、図2、図3、図4に示すよう
に、スケール120は複写機本体1の上面フレーム2上
に設けたホルダ121にピン122を支点として回動自
在に、かつ、板ばね123によって先端が上方に付勢さ
れた状態で取り付けられている。スケール120の上方
への回動はホルダ121の壁部121aあるいはソレノ
イドSL1に連結したレバー124の先端によって規制
される。レバー124はADF60の内部にピン125
を支点として回動可能に設置され、その後端はソレノイ
ドSL1のプランジャに連結されている。レバー124
はソレノイドSL1がオフ状態のとき復帰スプリング1
26によってピン125を支点として図4中矢印e方向
に回動し、その先端がスケール120を押圧する。この
とき、スケール120はプラテンガラス29の上面から
僅かに退避した位置にセットされる(図4参照)。
に、スケール120は複写機本体1の上面フレーム2上
に設けたホルダ121にピン122を支点として回動自
在に、かつ、板ばね123によって先端が上方に付勢さ
れた状態で取り付けられている。スケール120の上方
への回動はホルダ121の壁部121aあるいはソレノ
イドSL1に連結したレバー124の先端によって規制
される。レバー124はADF60の内部にピン125
を支点として回動可能に設置され、その後端はソレノイ
ドSL1のプランジャに連結されている。レバー124
はソレノイドSL1がオフ状態のとき復帰スプリング1
26によってピン125を支点として図4中矢印e方向
に回動し、その先端がスケール120を押圧する。この
とき、スケール120はプラテンガラス29の上面から
僅かに退避した位置にセットされる(図4参照)。
【0022】マニュアルで原稿を交換するとき、ADF
60がプラテンガラス29から持ち上げられると、AD
F60の上動と共に前記レバー124の先端がスケール
120から離れ、スケール120はホルダ121の壁部
121aによって規制されるまで若干上方に回動する
(図3参照)。このときスケール120の先端はプラテ
ンガラス29の端面から僅かに上昇した位置にセットさ
れ、オペレータはこの状態のスケール120に付された
目盛を基準として原稿をプラテンガラス29上に載置す
る。
60がプラテンガラス29から持ち上げられると、AD
F60の上動と共に前記レバー124の先端がスケール
120から離れ、スケール120はホルダ121の壁部
121aによって規制されるまで若干上方に回動する
(図3参照)。このときスケール120の先端はプラテ
ンガラス29の端面から僅かに上昇した位置にセットさ
れ、オペレータはこの状態のスケール120に付された
目盛を基準として原稿をプラテンガラス29上に載置す
る。
【0023】一方、ADF60で原稿を自動搬送する
際、原稿先端を基準位置SPで正確に停止させるのに、
本実施例ではスケールモードとパルス制御モードとを有
している。スケールモードとは、搬送ベルト95で搬送
されてきた原稿の先端をスケール120に当接させて強
制的に停止させるモードである。この場合は、図5に示
すように、ソレノイドSL1をオンし、レバー124を
矢印eとは逆方向に回動させる。これによって、スケー
ル120がホルダ121の壁部121aによって規制さ
れる位置まで上昇し、プラテンガラス29上に露出す
る。搬送ベルト95によって矢印d方向に搬送されてき
た原稿Dは先端がスケール120に当接し、基準位置S
Pに正確に停止されることになる。
際、原稿先端を基準位置SPで正確に停止させるのに、
本実施例ではスケールモードとパルス制御モードとを有
している。スケールモードとは、搬送ベルト95で搬送
されてきた原稿の先端をスケール120に当接させて強
制的に停止させるモードである。この場合は、図5に示
すように、ソレノイドSL1をオンし、レバー124を
矢印eとは逆方向に回動させる。これによって、スケー
ル120がホルダ121の壁部121aによって規制さ
れる位置まで上昇し、プラテンガラス29上に露出す
る。搬送ベルト95によって矢印d方向に搬送されてき
た原稿Dは先端がスケール120に当接し、基準位置S
Pに正確に停止されることになる。
【0024】パルス制御モードとは、以下に説明するよ
うに、レジストローラ90と搬送ベルト95を単一のメ
インモータM3(ステッピングモータ)によって両者の
搬送速度が同一となるように駆動し、原稿の搬送長さL
(図15参照)を正確に制御するモードである。メイン
モータM3の駆動パルス数に対する原稿搬送量は予め判
明している。従って、レジストローラ90の直前で待機
している原稿が基準位置SPまで搬送される長さLに相
当するバルス数でメインモータM3を駆動することによ
り、原稿の停止位置を決める。このバルス制御モード実
行時には、ソレノイドSL1はオフ状態を維持し(図4
参照)、スケール120はプラテンガラス29の上面か
ら僅かに退避した位置を保持する。
うに、レジストローラ90と搬送ベルト95を単一のメ
インモータM3(ステッピングモータ)によって両者の
搬送速度が同一となるように駆動し、原稿の搬送長さL
(図15参照)を正確に制御するモードである。メイン
モータM3の駆動パルス数に対する原稿搬送量は予め判
明している。従って、レジストローラ90の直前で待機
している原稿が基準位置SPまで搬送される長さLに相
当するバルス数でメインモータM3を駆動することによ
り、原稿の停止位置を決める。このバルス制御モード実
行時には、ソレノイドSL1はオフ状態を維持し(図4
参照)、スケール120はプラテンガラス29の上面か
ら僅かに退避した位置を保持する。
【0025】スケールモードは原稿をスケール120に
当てて停止させるために、停止位置精度が高い利点を有
する。しかし、原稿が薄い場合、先端の折れや紙詰まり
が発生しやすいという問題を有している。パルス制御モ
ードは薄い原稿であっても停止時のトラブルが発生しな
い利点を有するが、原稿の滑りや駆動機構の応答ずれに
よって停止位置精度が必ずしもスケールモード程高くな
いという問題点を有している。
当てて停止させるために、停止位置精度が高い利点を有
する。しかし、原稿が薄い場合、先端の折れや紙詰まり
が発生しやすいという問題を有している。パルス制御モ
ードは薄い原稿であっても停止時のトラブルが発生しな
い利点を有するが、原稿の滑りや駆動機構の応答ずれに
よって停止位置精度が必ずしもスケールモード程高くな
いという問題点を有している。
【0026】本実施例では、長所短所が互いに相反して
いるスケールモードとパルス制御モードを選択可能とし
た。選択は複写機本体1内に設けたデイプスイッチSW
1,SW2(図39参照)にて行われる。次に、原稿給
紙部について説明する。図6において、原稿ガイド板1
31がトレイ61の先端からピックアップローラ65、
捌きローラ75の上部より若干低い位置に設置され、そ
の先端はレジストローラ90まで延長されている。ま
た、いまひとつの原稿ガイド板132が捌きローラ75
の上方からレジストローラ90の下流側まで設置されて
いる。先端規制板63は、支軸64に固定された状態で
ガイド板131の下側に設置され、先端がガイド板13
1から突出した規制位置と、ガイド板131の下方に退
避した退避位置との間で移動可能である。通常、先端規
制板63は規制位置にセットされ、トレイ61にセット
される原稿の先端を受け止めてオペレータにセット感覚
を与えると共に原稿の先端を揃える機能を有する。この
先端規制板63は原稿給紙開始信号が発せられると、ガ
イド板131の下方に退避し、最終原稿が給紙されるま
で、この退避位置に保持される。
いるスケールモードとパルス制御モードを選択可能とし
た。選択は複写機本体1内に設けたデイプスイッチSW
1,SW2(図39参照)にて行われる。次に、原稿給
紙部について説明する。図6において、原稿ガイド板1
31がトレイ61の先端からピックアップローラ65、
捌きローラ75の上部より若干低い位置に設置され、そ
の先端はレジストローラ90まで延長されている。ま
た、いまひとつの原稿ガイド板132が捌きローラ75
の上方からレジストローラ90の下流側まで設置されて
いる。先端規制板63は、支軸64に固定された状態で
ガイド板131の下側に設置され、先端がガイド板13
1から突出した規制位置と、ガイド板131の下方に退
避した退避位置との間で移動可能である。通常、先端規
制板63は規制位置にセットされ、トレイ61にセット
される原稿の先端を受け止めてオペレータにセット感覚
を与えると共に原稿の先端を揃える機能を有する。この
先端規制板63は原稿給紙開始信号が発せられると、ガ
イド板131の下方に退避し、最終原稿が給紙されるま
で、この退避位置に保持される。
【0027】原稿押圧板70は支軸71にホルダ72を
介して取り付けられている。図7に示すように、押圧板
70は2個のピックアップローラ65に対向して位置
し、ホルダ72に対してはピン73を支点として矢印f
方向に回動自在に装着されている(図11参照)。押圧
板70は、図6に示す上方の退避位置と、下方に回動し
て原稿の先端部をピックアップローラ65上に弾性的に
押し付ける押圧位置との間で移動可能である。通常は上
方で退避し、原稿が1枚ずつ給紙されるタイミングで下
方の押圧位置へ移動する。押圧板70のホルダ72にそ
れぞれピン73を支点として矢印f方向へ回動自在に装
着したのは、押圧時に押圧板70が積載されている原稿
の上面によくなじんで、均一に押圧力を作用させるため
である。このような押圧板70によって均一に付与され
る給紙圧によってピックアップローラ65の搬送力が最
下層の原稿に確実に作用する。
介して取り付けられている。図7に示すように、押圧板
70は2個のピックアップローラ65に対向して位置
し、ホルダ72に対してはピン73を支点として矢印f
方向に回動自在に装着されている(図11参照)。押圧
板70は、図6に示す上方の退避位置と、下方に回動し
て原稿の先端部をピックアップローラ65上に弾性的に
押し付ける押圧位置との間で移動可能である。通常は上
方で退避し、原稿が1枚ずつ給紙されるタイミングで下
方の押圧位置へ移動する。押圧板70のホルダ72にそ
れぞれピン73を支点として矢印f方向へ回動自在に装
着したのは、押圧時に押圧板70が積載されている原稿
の上面によくなじんで、均一に押圧力を作用させるため
である。このような押圧板70によって均一に付与され
る給紙圧によってピックアップローラ65の搬送力が最
下層の原稿に確実に作用する。
【0028】エンプティセンサSE1(図6参照)は透
過型のフォトセンサであり、その光軸に進退可能なアク
チュエータ138が支軸139を支点として回動自在に
設置されている。アクチュエータ138は自重で下方に
垂れ下がり、原稿がトレイ61上に存在しないとき、そ
の下端はガイド板131の下方に入り込んでいる。この
とき、アクチュエータ138の上端はセンサSE1の光
軸を遮蔽している。トレイ61上に原稿がセットされる
と、アクチュエータ138は上方に回動し、上端がセン
サSE1の光軸を開放する。レジストセンサSE2及び
幅センサSE10は反射型のフォトセンサであり、ガイ
ド板132の孔132aから原稿を検出する。
過型のフォトセンサであり、その光軸に進退可能なアク
チュエータ138が支軸139を支点として回動自在に
設置されている。アクチュエータ138は自重で下方に
垂れ下がり、原稿がトレイ61上に存在しないとき、そ
の下端はガイド板131の下方に入り込んでいる。この
とき、アクチュエータ138の上端はセンサSE1の光
軸を遮蔽している。トレイ61上に原稿がセットされる
と、アクチュエータ138は上方に回動し、上端がセン
サSE1の光軸を開放する。レジストセンサSE2及び
幅センサSE10は反射型のフォトセンサであり、ガイ
ド板132の孔132aから原稿を検出する。
【0029】ピックアップローラ65、捌きローラ75
は2個ずつ設置され、共に外周面にゴム層が被覆され、
単一の給紙モータM2(図39参照)によって回転駆動
され、高い摩擦力で原稿を最下層のものから給紙する。
捌きパッド80は、ゴム材からなり、プレート81に固
着され、プレート81はホルダ82に保持されている。
図12に示すように捌きパッド80は2個の捌きローラ
75に対して中央部に位置するコイルばね83によって
圧接されている。プレート81はホルダ82の凹所82
aに遊嵌されて両側の突起81aによって抜け止めが図
られ、上面の突起81bがホルダ82の凹部82bに突
入している。また、ホルダ82はガイド板132の切欠
き部132b(図6参照)にセットされ、図13に示す
ようにコイルばね83のばね力によって突起82cがガ
イド板132上に圧接する。即ち、捌きパッド80はプ
レート81の突起81bを支点として個々に小さなスト
ロークで上下左右に回動自在であり、かつ、ホルダ82
の突起82cを支点として全体的に小さなストロークで
上下左右に回動自在である。このような構成によってガ
イド板132の変形等による捌きローラ75に対するホ
ルダ82の傾き等を自動的に補正し、捌きパッド80を
均等に捌きローラ75に圧接させることができる。しか
も、捌き圧の調整はコイルばね83のばね圧を調整する
のみで済む。
は2個ずつ設置され、共に外周面にゴム層が被覆され、
単一の給紙モータM2(図39参照)によって回転駆動
され、高い摩擦力で原稿を最下層のものから給紙する。
捌きパッド80は、ゴム材からなり、プレート81に固
着され、プレート81はホルダ82に保持されている。
図12に示すように捌きパッド80は2個の捌きローラ
75に対して中央部に位置するコイルばね83によって
圧接されている。プレート81はホルダ82の凹所82
aに遊嵌されて両側の突起81aによって抜け止めが図
られ、上面の突起81bがホルダ82の凹部82bに突
入している。また、ホルダ82はガイド板132の切欠
き部132b(図6参照)にセットされ、図13に示す
ようにコイルばね83のばね力によって突起82cがガ
イド板132上に圧接する。即ち、捌きパッド80はプ
レート81の突起81bを支点として個々に小さなスト
ロークで上下左右に回動自在であり、かつ、ホルダ82
の突起82cを支点として全体的に小さなストロークで
上下左右に回動自在である。このような構成によってガ
イド板132の変形等による捌きローラ75に対するホ
ルダ82の傾き等を自動的に補正し、捌きパッド80を
均等に捌きローラ75に圧接させることができる。しか
も、捌き圧の調整はコイルばね83のばね圧を調整する
のみで済む。
【0030】ところで、捌きローラ75と原稿との摩擦
力μ1、捌きパッド80と原稿との摩擦力μ2、原稿相
互の摩擦力μ3とは、μ1>μ2>μ3となるように設
定されている。これにて、ピックアップローラ65にて
“つれ送り”された2,3枚の原稿のうち、最下層の1
枚が捌きローラ75と捌きパッド80との間を通り抜け
ていく。
力μ1、捌きパッド80と原稿との摩擦力μ2、原稿相
互の摩擦力μ3とは、μ1>μ2>μ3となるように設
定されている。これにて、ピックアップローラ65にて
“つれ送り”された2,3枚の原稿のうち、最下層の1
枚が捌きローラ75と捌きパッド80との間を通り抜け
ていく。
【0031】さらに、捌き性能向上のため、捌きパッド
80の直前に、前捌き板85とそれに貼り付けられた弾
性シート86とが設置されている(図6参照)。前捌き
板85は先端規制板63の上方から給紙方向に下り勾配
に設けられ、下端は捌きパッド80の直前で捌きローラ
75の表面に僅かな隙間を有して近接している。弾性シ
ート86の下端は捌きローラ75の表面に軽く接触して
いる。ピックアップローラ65によってつれ送りされた
複数枚の原稿は、先端が前捌き板85に当接し、ここで
下層の原稿ほど先行し、1枚ないし2枚の原稿のみが前
捌き板85の下端を通過していく。弾性シート86は前
捌き板85の前捌き作用を補助する。
80の直前に、前捌き板85とそれに貼り付けられた弾
性シート86とが設置されている(図6参照)。前捌き
板85は先端規制板63の上方から給紙方向に下り勾配
に設けられ、下端は捌きパッド80の直前で捌きローラ
75の表面に僅かな隙間を有して近接している。弾性シ
ート86の下端は捌きローラ75の表面に軽く接触して
いる。ピックアップローラ65によってつれ送りされた
複数枚の原稿は、先端が前捌き板85に当接し、ここで
下層の原稿ほど先行し、1枚ないし2枚の原稿のみが前
捌き板85の下端を通過していく。弾性シート86は前
捌き板85の前捌き作用を補助する。
【0032】次に、先端規制板63と押圧板70の駆動
機構について説明する。図7において先端規制板63が
固着されている支軸64は、端部にレバー140が一体
的に固定され、トーションばね141によって常時反時
計回り方向に付勢されている。この付勢力によって先端
規制板63はガイド板131から突出した規制位置にセ
ットされる。押圧板70のホルダ72が固着されている
支軸71は、端部にレバー142が一体的に固定され、
トーションばね143によって常時反時計回り方向に付
勢されている。この付勢力によって押圧板70はピック
アップローラ65上に原稿を弾性的に押圧する。
機構について説明する。図7において先端規制板63が
固着されている支軸64は、端部にレバー140が一体
的に固定され、トーションばね141によって常時反時
計回り方向に付勢されている。この付勢力によって先端
規制板63はガイド板131から突出した規制位置にセ
ットされる。押圧板70のホルダ72が固着されている
支軸71は、端部にレバー142が一体的に固定され、
トーションばね143によって常時反時計回り方向に付
勢されている。この付勢力によって押圧板70はピック
アップローラ65上に原稿を弾性的に押圧する。
【0033】レバー140,142の間には扇形状のカ
ム板145,146が設置され、このカム板145,1
46の支軸147は正逆回転可能なピックアップモータ
M1(図39参照)に連結されている。レバー140は
カム板145の外周面に対向し、レバー142はカム板
146の外周面に対向している。カム板145,146
の正転/逆転に基づいてレバー140,142が回動
し、先端規制板63及び押圧板70の位置が設定され
る。カム軸147には円板148,149が固定され、
これらの円板148,149の切欠きのエッジ148
a,148b,149a,149bが透過型のフォトセ
ンサSE11,SE12(発光素子x、受光素子y)の
光軸を通過する。これによるフォトセンサSE11,S
E12のオン、オフ動作によりカム板145,146の
回転が制御される。
ム板145,146が設置され、このカム板145,1
46の支軸147は正逆回転可能なピックアップモータ
M1(図39参照)に連結されている。レバー140は
カム板145の外周面に対向し、レバー142はカム板
146の外周面に対向している。カム板145,146
の正転/逆転に基づいてレバー140,142が回動
し、先端規制板63及び押圧板70の位置が設定され
る。カム軸147には円板148,149が固定され、
これらの円板148,149の切欠きのエッジ148
a,148b,149a,149bが透過型のフォトセ
ンサSE11,SE12(発光素子x、受光素子y)の
光軸を通過する。これによるフォトセンサSE11,S
E12のオン、オフ動作によりカム板145,146の
回転が制御される。
【0034】詳しくは、ADF60が待機状態におい
て、レバー140,142、カム板145,146は図
7、図8に示す位置(ホームポジション)にあり、先端
規制板63は規制位置にセットされ、押圧板70は退避
位置にセットされている。ADF動作開始信号が発せら
れると、ピックアップモータM1が正転駆動され、カム
軸147と共にカム板145,146及び円板148,
149が反時計回り方向に正転する。正転直後にセンサ
SE11が円板148のエッジ148aを検出してオン
し、これにてカム板145,146のホームポジション
が確認され、ピックアップモータM1が一旦オフされ
る。その後原稿交換信号が発せられると、ピックアップ
モータM1が正転駆動され、カム板145,146が9
0°反時計回り方向に正転したとき、図9に示すよう
に、レバー140はカム板145の大径部に当接し、ト
ーションばね141のばね力に抗して下方に回動すると
共に、先端規制板63がガイド板131の下方に退避す
る。一方、レバー142はカム板146の大径部に当接
した状態を維持し、押圧板70は上方での退避にセット
された状態を維持する。さらに、ピックアップモータM
1が正転駆動され、カム板145,146が160°反
時計回り方向に正転したとき(都合250°正転したと
き)、センサSE11が円板148のエッジ148bに
よりオンし、これにてピックアップモータM1がオフさ
れる。このとき、図10に示すように、レバー140は
カム板145の大径部に当接した状態を維持し、先端規
制板63は下方での退避位置を維持する。一方、レバー
142はカム板146の大径部から離れ、トーションば
ね143のばね力で下方に回動すると共に、押圧板70
が下方に回動し、原稿の先端部をピックアップローラ6
5に押さえ付け、給紙圧を付与する。
て、レバー140,142、カム板145,146は図
7、図8に示す位置(ホームポジション)にあり、先端
規制板63は規制位置にセットされ、押圧板70は退避
位置にセットされている。ADF動作開始信号が発せら
れると、ピックアップモータM1が正転駆動され、カム
軸147と共にカム板145,146及び円板148,
149が反時計回り方向に正転する。正転直後にセンサ
SE11が円板148のエッジ148aを検出してオン
し、これにてカム板145,146のホームポジション
が確認され、ピックアップモータM1が一旦オフされ
る。その後原稿交換信号が発せられると、ピックアップ
モータM1が正転駆動され、カム板145,146が9
0°反時計回り方向に正転したとき、図9に示すよう
に、レバー140はカム板145の大径部に当接し、ト
ーションばね141のばね力に抗して下方に回動すると
共に、先端規制板63がガイド板131の下方に退避す
る。一方、レバー142はカム板146の大径部に当接
した状態を維持し、押圧板70は上方での退避にセット
された状態を維持する。さらに、ピックアップモータM
1が正転駆動され、カム板145,146が160°反
時計回り方向に正転したとき(都合250°正転したと
き)、センサSE11が円板148のエッジ148bに
よりオンし、これにてピックアップモータM1がオフさ
れる。このとき、図10に示すように、レバー140は
カム板145の大径部に当接した状態を維持し、先端規
制板63は下方での退避位置を維持する。一方、レバー
142はカム板146の大径部から離れ、トーションば
ね143のばね力で下方に回動すると共に、押圧板70
が下方に回動し、原稿の先端部をピックアップローラ6
5に押さえ付け、給紙圧を付与する。
【0035】この状態でピックアップローラ65、捌き
ローラ75が回転駆動され、1枚目の原稿が給紙され
る。給紙された原稿の先端がレジストローラ90へ到達
すると、ピックアップモータM1が逆転駆動され、カム
板145,146が160°時計回り方向に逆転したと
き、センサSE12が円板149のエッジ149aによ
りオンし、これにてピックアップモータM1がオフされ
る。このときレバー140,142は図9に示す状態に
戻り、先端規制板63は退避位置に保持されると共に、
押圧板70が上方に退避し、原稿に対する押圧を解除す
る。2枚目以降の原稿は原稿交換信号が発せられるごと
にピックアップモータM1が160°の正転、逆転を繰
り返し、先端規制板63が退避した状態で押圧板70が
押圧位置及び退避位置への移動を繰り返す。
ローラ75が回転駆動され、1枚目の原稿が給紙され
る。給紙された原稿の先端がレジストローラ90へ到達
すると、ピックアップモータM1が逆転駆動され、カム
板145,146が160°時計回り方向に逆転したと
き、センサSE12が円板149のエッジ149aによ
りオンし、これにてピックアップモータM1がオフされ
る。このときレバー140,142は図9に示す状態に
戻り、先端規制板63は退避位置に保持されると共に、
押圧板70が上方に退避し、原稿に対する押圧を解除す
る。2枚目以降の原稿は原稿交換信号が発せられるごと
にピックアップモータM1が160°の正転、逆転を繰
り返し、先端規制板63が退避した状態で押圧板70が
押圧位置及び退避位置への移動を繰り返す。
【0036】即ち、本実施例では、先端規制板63と押
圧板70の駆動機構が単一の系統で簡略化され、しかも
カム板145,146により駆動するため駆動時に騒音
が発生することもない。また、先端規制板63は給紙動
作の開始から終了まで退避位置に保持されるため、原稿
の先端部を損傷したり、原稿のスキューが生じることも
ない。さらに、押圧板70は原稿の先端部が捌きローラ
75を通過中のみ原稿を押圧し、その後は上方へ退避す
るため、原稿のつれ送り等の給紙ミスが発生するおそれ
がなくなる。
圧板70の駆動機構が単一の系統で簡略化され、しかも
カム板145,146により駆動するため駆動時に騒音
が発生することもない。また、先端規制板63は給紙動
作の開始から終了まで退避位置に保持されるため、原稿
の先端部を損傷したり、原稿のスキューが生じることも
ない。さらに、押圧板70は原稿の先端部が捌きローラ
75を通過中のみ原稿を押圧し、その後は上方へ退避す
るため、原稿のつれ送り等の給紙ミスが発生するおそれ
がなくなる。
【0037】次に、レジストローラ90について説明す
る。レジストローラ90はピックアップローラ65、捌
きローラ75の回転によって給紙された原稿の先端をそ
のニップ部で一旦受け止めることにより、ニップ部で原
稿の先端を整合させて原稿のスキューを矯正する。給紙
された原稿の先端がセンサSE2で検出されてから所定
時間後に給紙モータM2がオフされ、ピックアップロー
ラ65、捌きローラ75の回転が停止される。このと
き、原稿の先端部はレジストローラ90のニップ部に当
接し、若干のループを形成する。
る。レジストローラ90はピックアップローラ65、捌
きローラ75の回転によって給紙された原稿の先端をそ
のニップ部で一旦受け止めることにより、ニップ部で原
稿の先端を整合させて原稿のスキューを矯正する。給紙
された原稿の先端がセンサSE2で検出されてから所定
時間後に給紙モータM2がオフされ、ピックアップロー
ラ65、捌きローラ75の回転が停止される。このと
き、原稿の先端部はレジストローラ90のニップ部に当
接し、若干のループを形成する。
【0038】その後、レジストローラ90は、複写機本
体1でのコピー動作とタイミングを合わせてメインモー
タM3がオンされることにより回転駆動され、原稿をプ
ラテンガラス29の入口部へと送り出す。このように、
本実施例ではピックアップローラ65と捌きローラ75
とは給紙モータM2で、レジストローラ90は搬送ベル
ト95と共にメインモータM3で別々に駆動する。ま
た、ピックアップローラ65とその駆動軸66及び捌き
ローラ75とその駆動軸76との間にはそれぞれ一方向
クラッチ67,77(図6参照)を設け、給紙モータM
2がオフ状態であっても原稿がレジストローラ90で送
り出されていくとき、ピックアップローラ65及び捌き
ローラ75が図6中時計回り方向へ空回転可能とされて
いる。
体1でのコピー動作とタイミングを合わせてメインモー
タM3がオンされることにより回転駆動され、原稿をプ
ラテンガラス29の入口部へと送り出す。このように、
本実施例ではピックアップローラ65と捌きローラ75
とは給紙モータM2で、レジストローラ90は搬送ベル
ト95と共にメインモータM3で別々に駆動する。ま
た、ピックアップローラ65とその駆動軸66及び捌き
ローラ75とその駆動軸76との間にはそれぞれ一方向
クラッチ67,77(図6参照)を設け、給紙モータM
2がオフ状態であっても原稿がレジストローラ90で送
り出されていくとき、ピックアップローラ65及び捌き
ローラ75が図6中時計回り方向へ空回転可能とされて
いる。
【0039】ここで、レジストローラ90と搬送ベルト
95の駆動機構について説明する。図14に示すよう
に、レジストローラ90と搬送ベルト95とはメインモ
ータM3によってクラッチを介することなく直結されて
いる。即ち、メインモータM3はパルス信号によって正
逆に回転駆動可能なステッピングモータが使用されてい
る。このメインモータM3の出力プーリ151と搬送ベ
ルト95の駆動ローラ96の支軸152に固定したプー
リ153との間にはタイミングベルト155が張り渡さ
れている。また、プーリ153と一体に設けたプーリ1
54とレジストローラ90の支軸91に固定したプーリ
156との間にはタイミングベルト157が張り渡され
ている。
95の駆動機構について説明する。図14に示すよう
に、レジストローラ90と搬送ベルト95とはメインモ
ータM3によってクラッチを介することなく直結されて
いる。即ち、メインモータM3はパルス信号によって正
逆に回転駆動可能なステッピングモータが使用されてい
る。このメインモータM3の出力プーリ151と搬送ベ
ルト95の駆動ローラ96の支軸152に固定したプー
リ153との間にはタイミングベルト155が張り渡さ
れている。また、プーリ153と一体に設けたプーリ1
54とレジストローラ90の支軸91に固定したプーリ
156との間にはタイミングベルト157が張り渡され
ている。
【0040】以上の構成においては、メインモータM3
が正転駆動(図14中反時計回り方向)されると、その
回転はプーリ151、ベルト155、プーリ153、支
軸152を介して駆動ローラ96へ伝達され、搬送ベル
ト95が矢印d方向に正転駆動される。同時に、ベルト
155の回転はプーリ154、ベルト157、プーリ1
56を介して支軸91へ伝達され、レジストローラ90
を回転させる。
が正転駆動(図14中反時計回り方向)されると、その
回転はプーリ151、ベルト155、プーリ153、支
軸152を介して駆動ローラ96へ伝達され、搬送ベル
ト95が矢印d方向に正転駆動される。同時に、ベルト
155の回転はプーリ154、ベルト157、プーリ1
56を介して支軸91へ伝達され、レジストローラ90
を回転させる。
【0041】次に、ADF60の原稿搬送モードについ
て説明する。本実施例において、原稿搬送モードは、従
来から行われている片面モード、両面モードの他に、プ
レステップモード、2イン1モード、カウントモードの
6種類があり、さらに原稿停止動作として前述のスケー
ルモードとパルス制御モードとがある。原稿の搬送にお
いて、原稿が先端を露光基準位置SPに合わせてセット
されているときを露光位置、中間位置IPに合わせてセ
ットされているときをプレステップ位置、レジストロー
ラ90のニップ部にセットされているときを先出し位置
という。また、原稿のサイズに関して、具体的にサイズ
を記載しないとき、小サイズとはA4横送り、大サイズ
とはA3縦送りを想定している。
て説明する。本実施例において、原稿搬送モードは、従
来から行われている片面モード、両面モードの他に、プ
レステップモード、2イン1モード、カウントモードの
6種類があり、さらに原稿停止動作として前述のスケー
ルモードとパルス制御モードとがある。原稿の搬送にお
いて、原稿が先端を露光基準位置SPに合わせてセット
されているときを露光位置、中間位置IPに合わせてセ
ットされているときをプレステップ位置、レジストロー
ラ90のニップ部にセットされているときを先出し位置
という。また、原稿のサイズに関して、具体的にサイズ
を記載しないとき、小サイズとはA4横送り、大サイズ
とはA3縦送りを想定している。
【0042】プレステップモードとは原稿サイズが露光
基準位置から原稿の先出し位置までの半分以下のサイズ
であるとき、図15、図16に示すように、先の原稿D
1を露光基準位置SPで停止させると共に、次の原稿D
2を中間位置IPにまで搬送しておき、さらに次の原稿
(3枚目)を先端がレジストローラ90に当接するまで
先出し給紙しておくモードをいう。このプレステップモ
ードではパルス制御モードと組み合わされたとき、原稿
交換時において、メインモータM3はレジストローラ9
0から基準位置SPまでの距離Lの1/2に相当する距
離だけ原稿を搬送するようにパルスP02だけ正転駆動
される(図15参照)。即ち、露光基準位置SPにセッ
トされた1枚目の原稿D1の露光が終了するごとに、メ
インモータM3がパルスP02だけ正転駆動され、2枚
目の原稿D2が露光基準位置SPへ搬送され、レジスト
ローラ90で待機していた3枚目の原稿が中間位置IP
へ搬送される。
基準位置から原稿の先出し位置までの半分以下のサイズ
であるとき、図15、図16に示すように、先の原稿D
1を露光基準位置SPで停止させると共に、次の原稿D
2を中間位置IPにまで搬送しておき、さらに次の原稿
(3枚目)を先端がレジストローラ90に当接するまで
先出し給紙しておくモードをいう。このプレステップモ
ードではパルス制御モードと組み合わされたとき、原稿
交換時において、メインモータM3はレジストローラ9
0から基準位置SPまでの距離Lの1/2に相当する距
離だけ原稿を搬送するようにパルスP02だけ正転駆動
される(図15参照)。即ち、露光基準位置SPにセッ
トされた1枚目の原稿D1の露光が終了するごとに、メ
インモータM3がパルスP02だけ正転駆動され、2枚
目の原稿D2が露光基準位置SPへ搬送され、レジスト
ローラ90で待機していた3枚目の原稿が中間位置IP
へ搬送される。
【0043】一方、プレステップモードがスケールモー
ドと組み合わされたとき、原稿交換時において、メイン
モータM3は(L/2)+(α/2)に相当する距離だ
け原稿を搬送するようにパルスP02’だけ正転駆動さ
れる(図16参照)。αとは原稿の先端をスケール12
0に確実に当接させるためのオーバーラン量である。従
って、2枚目の原稿D2はレジストローラ90から(L
/2)+(α/2)だけ搬送された中間位置IP’で待
機する。この2枚目の原稿D2は中間位置IP’から搬
送ベルト95によって(L/2)+(α/2)移動する
搬送力を付与されるが(L/2)−(α/2)だけ搬送
された時点で先端がスケール120に当接して露光基準
位置SPで停止し、距離α分だけ搬送ベルト95が原稿
に対してスリップすることとなる。
ドと組み合わされたとき、原稿交換時において、メイン
モータM3は(L/2)+(α/2)に相当する距離だ
け原稿を搬送するようにパルスP02’だけ正転駆動さ
れる(図16参照)。αとは原稿の先端をスケール12
0に確実に当接させるためのオーバーラン量である。従
って、2枚目の原稿D2はレジストローラ90から(L
/2)+(α/2)だけ搬送された中間位置IP’で待
機する。この2枚目の原稿D2は中間位置IP’から搬
送ベルト95によって(L/2)+(α/2)移動する
搬送力を付与されるが(L/2)−(α/2)だけ搬送
された時点で先端がスケール120に当接して露光基準
位置SPで停止し、距離α分だけ搬送ベルト95が原稿
に対してスリップすることとなる。
【0044】ところで、このようなスケールモードにお
いて、図4に示したように、通常、ソレノイドSL1は
オフされ、スケール120は下方に退避している。ソレ
ノイドSL1は原稿が露光基準位置SPに到達する直前
にオンされ、スケール120がプラテンガラス29上に
突出する(図5参照)。そして、原稿が露光基準位置S
Pにセットされ、メインモータM3がオフされるのと同
時にソレノイドSL1もオフされ、スケール120が下
方に退避する。
いて、図4に示したように、通常、ソレノイドSL1は
オフされ、スケール120は下方に退避している。ソレ
ノイドSL1は原稿が露光基準位置SPに到達する直前
にオンされ、スケール120がプラテンガラス29上に
突出する(図5参照)。そして、原稿が露光基準位置S
Pにセットされ、メインモータM3がオフされるのと同
時にソレノイドSL1もオフされ、スケール120が下
方に退避する。
【0045】図17、図18、図19はプレステップモ
ードでの原稿搬送状態を示す。図17(a)は原稿がト
レイ61にセットされた状態を示し、ここでは3枚の小
サイズ原稿D1,D2,D3がセットされたとする。ま
ず、先端規制板63が下方に退避し、押圧板70が下動
し、ピックアップローラ65、捌きローラ75が回転駆
動され、1枚目の原稿D1が給紙され、先端がレジスト
ローラ90に当接した状態で待機する(図17(b)参
照)。次に、メインモータM3がパルスP02だけ正転
駆動され、原稿D1は中間位置IPまで搬送される(図
17(c)参照)。次に、ピックアップローラ65、捌
きローラ75が回転駆動され、2枚目の原稿D2がレジ
ストローラ90で待機する(図17(d)参照)。さら
に、メインモータM3がパルスP02だけ正転駆動さ
れ、原稿D1が露光基準位置SPへ、原稿D2が中間位
置IPへ搬送される(図18(e)参照)。ここで、複
写機本体1においてコピー用紙の給紙、光学系20によ
る露光がコピー部数に応じた回数だけ行われる。露光中
に3枚目の原稿D3がレジストローラ90まで先出し給
紙される(図18(f)参照)。
ードでの原稿搬送状態を示す。図17(a)は原稿がト
レイ61にセットされた状態を示し、ここでは3枚の小
サイズ原稿D1,D2,D3がセットされたとする。ま
ず、先端規制板63が下方に退避し、押圧板70が下動
し、ピックアップローラ65、捌きローラ75が回転駆
動され、1枚目の原稿D1が給紙され、先端がレジスト
ローラ90に当接した状態で待機する(図17(b)参
照)。次に、メインモータM3がパルスP02だけ正転
駆動され、原稿D1は中間位置IPまで搬送される(図
17(c)参照)。次に、ピックアップローラ65、捌
きローラ75が回転駆動され、2枚目の原稿D2がレジ
ストローラ90で待機する(図17(d)参照)。さら
に、メインモータM3がパルスP02だけ正転駆動さ
れ、原稿D1が露光基準位置SPへ、原稿D2が中間位
置IPへ搬送される(図18(e)参照)。ここで、複
写機本体1においてコピー用紙の給紙、光学系20によ
る露光がコピー部数に応じた回数だけ行われる。露光中
に3枚目の原稿D3がレジストローラ90まで先出し給
紙される(図18(f)参照)。
【0046】原稿D1の露光が終了すると、メインモー
タM3がパルスP02だけ正転駆動されると共に、排出
モータM4が駆動されて反転ローラ100及び排出ロー
ラ110が回転する。これにて、原稿D1がトレイ11
5上へ排出されると共に、原稿D2が露光基準位置SP
へ、原稿D3が中間位置IPへ搬送される(図18
(g)参照)。ここで、原稿D2の露光が行われ、終了
するとメインモータM3がパルスP02だけ正転駆動さ
れ、排出モータM4も駆動される。従って、原稿D2が
トレイ115へ送り出され、原稿D3が露光基準位置S
Pへ搬送される(図18(h)参照)。原稿D3の露光
終了後、メインモータM3、排出モータM4が駆動さ
れ、原稿D3がトレイ115上へ排出される(図19
(i)参照)。
タM3がパルスP02だけ正転駆動されると共に、排出
モータM4が駆動されて反転ローラ100及び排出ロー
ラ110が回転する。これにて、原稿D1がトレイ11
5上へ排出されると共に、原稿D2が露光基準位置SP
へ、原稿D3が中間位置IPへ搬送される(図18
(g)参照)。ここで、原稿D2の露光が行われ、終了
するとメインモータM3がパルスP02だけ正転駆動さ
れ、排出モータM4も駆動される。従って、原稿D2が
トレイ115へ送り出され、原稿D3が露光基準位置S
Pへ搬送される(図18(h)参照)。原稿D3の露光
終了後、メインモータM3、排出モータM4が駆動さ
れ、原稿D3がトレイ115上へ排出される(図19
(i)参照)。
【0047】ところで、本実施例では、先出し給紙され
た原稿がレジストローラ90によってプラテンガラス2
9上に送り込まれ、その原稿の後端がレジストセンサS
E2によって検出されると、エンプティセンサSE1を
チェックし、原稿がトレイ61上に残っていれば、先出
し給紙を行い、原稿が無ければ、先端規制板63を上方
の規制位置へ復帰させる。
た原稿がレジストローラ90によってプラテンガラス2
9上に送り込まれ、その原稿の後端がレジストセンサS
E2によって検出されると、エンプティセンサSE1を
チェックし、原稿がトレイ61上に残っていれば、先出
し給紙を行い、原稿が無ければ、先端規制板63を上方
の規制位置へ復帰させる。
【0048】以上の如く、プレステップモードにあって
は、原稿は(L/2)の単位でステップ送りされるため
に、原稿交換時間が短くて済み、露光終了後光学系20
がホームポジションへリターンする時間内に原稿を交換
でき、コピー生産性が向上する。しかも、後続の原稿
(3枚目の原稿)はその先端がレジストローラ90に当
接するまで先出し給紙される。この先出し給紙は先の原
稿の露光中に行われ、コピー生産性の向上に寄与する。
は、原稿は(L/2)の単位でステップ送りされるため
に、原稿交換時間が短くて済み、露光終了後光学系20
がホームポジションへリターンする時間内に原稿を交換
でき、コピー生産性が向上する。しかも、後続の原稿
(3枚目の原稿)はその先端がレジストローラ90に当
接するまで先出し給紙される。この先出し給紙は先の原
稿の露光中に行われ、コピー生産性の向上に寄与する。
【0049】また、図14に示したように、レジストロ
ーラ90と搬送ベルト95とを単一のメインモータM3
でクラッチを介在させることなく駆動し、かつ、メイン
モータM3をステッピングモータとしてパルス駆動する
ようにしたため、レジストローラ90から送り出される
原稿をモータM3へ供給するパルス数を制御することに
より、正確に基準位置SPへ搬送/停止させることがで
きる。なお、モータM3はステッピングモータでなくと
も、回転軸にエンコーダを取り付け、回転数をパルス数
に換算してモータM3のオン、オフを制御することによ
り、同様の効果を得ることもできる。
ーラ90と搬送ベルト95とを単一のメインモータM3
でクラッチを介在させることなく駆動し、かつ、メイン
モータM3をステッピングモータとしてパルス駆動する
ようにしたため、レジストローラ90から送り出される
原稿をモータM3へ供給するパルス数を制御することに
より、正確に基準位置SPへ搬送/停止させることがで
きる。なお、モータM3はステッピングモータでなくと
も、回転軸にエンコーダを取り付け、回転数をパルス数
に換算してモータM3のオン、オフを制御することによ
り、同様の効果を得ることもできる。
【0050】ここで、コピー生産性について説明する。
複写機本体でマルチコピーが行われるときのコピー速度
に対して、ADFを使用して1対1(コピー部数1)の
コピーを作成する速度の比をADFのコピー生産性とい
う。コピー生産性が100%とはマルチコピーと同じ速
度でADFを使用して1対1のコピーを作成できること
を意味する。以下に示す表1は種々のコピースピードに
おけるスキャンスピード、1枚当たりのコピー時間、光
学系のスキャン時間、リターン時間を示す。
複写機本体でマルチコピーが行われるときのコピー速度
に対して、ADFを使用して1対1(コピー部数1)の
コピーを作成する速度の比をADFのコピー生産性とい
う。コピー生産性が100%とはマルチコピーと同じ速
度でADFを使用して1対1のコピーを作成できること
を意味する。以下に示す表1は種々のコピースピードに
おけるスキャンスピード、1枚当たりのコピー時間、光
学系のスキャン時間、リターン時間を示す。
【0051】
【表1】
【0052】複写機本体としてコピースピードで3機種
に分類されるとき、最大コピースピード(60cpm)
(cpm:copies per minute、以下同じ)の機種で光
学系のリターン時間は0.38秒であり、コピー生産性
を100%とするにはこのリターン時間内に原稿を交換
してしまう必要がある。本実施例においては、前述の如
く、レジストローラ90と搬送ベルト95を単一のモー
タM3にクラッチを介することなく結合してメカ的なず
れを解消し、かつ、モータM3をパルス数で制御し、そ
の制御をレジストローラ90から原稿を送り出すタイミ
ングを基準とすることにより、極めて短時間で、しかも
正確な原稿停止処理を伴って実現することができた。
に分類されるとき、最大コピースピード(60cpm)
(cpm:copies per minute、以下同じ)の機種で光
学系のリターン時間は0.38秒であり、コピー生産性
を100%とするにはこのリターン時間内に原稿を交換
してしまう必要がある。本実施例においては、前述の如
く、レジストローラ90と搬送ベルト95を単一のモー
タM3にクラッチを介することなく結合してメカ的なず
れを解消し、かつ、モータM3をパルス数で制御し、そ
の制御をレジストローラ90から原稿を送り出すタイミ
ングを基準とすることにより、極めて短時間で、しかも
正確な原稿停止処理を伴って実現することができた。
【0053】一方、種々のコピースピードの複写機本体
が存在する場合、ADFの原稿搬送スピードを必ずしも
最高コピースピードの機種に合わせる必要はない。コピ
ースピードの遅い複写機本体に対してADFのスピード
を速く設定したままにしておけば、その複写機本体に対
してはオーバースペックとなり、騒音、部品の寿命の点
でも不利である。そこで、本実施例では、ADF60の
原稿搬送スピードを複写機本体1のコピースピードに合
わせて変更可能とした。具体的には、複写機本体1の制
御部からコピースピード信号がADF60の制御部へ送
られ、ADF制御部では各モータの回転数をコピースピ
ード信号に合わせて制御する。
が存在する場合、ADFの原稿搬送スピードを必ずしも
最高コピースピードの機種に合わせる必要はない。コピ
ースピードの遅い複写機本体に対してADFのスピード
を速く設定したままにしておけば、その複写機本体に対
してはオーバースペックとなり、騒音、部品の寿命の点
でも不利である。そこで、本実施例では、ADF60の
原稿搬送スピードを複写機本体1のコピースピードに合
わせて変更可能とした。具体的には、複写機本体1の制
御部からコピースピード信号がADF60の制御部へ送
られ、ADF制御部では各モータの回転数をコピースピ
ード信号に合わせて制御する。
【0054】また、ADF60において、内蔵されたデ
ィップスイッチを用いて、複写機本体1とは独自に原稿
搬送スピードを種々の値に設定可能としてもよい。次
に、2イン1モードについて説明する。2イン1モード
とは2枚の原稿を1組としてプラテンガラス29上に並
べ1枚のコピー用紙に画像を形成するモードである。図
20、図21、図22は2イン1モードでの原稿搬送状
態を示す。
ィップスイッチを用いて、複写機本体1とは独自に原稿
搬送スピードを種々の値に設定可能としてもよい。次
に、2イン1モードについて説明する。2イン1モード
とは2枚の原稿を1組としてプラテンガラス29上に並
べ1枚のコピー用紙に画像を形成するモードである。図
20、図21、図22は2イン1モードでの原稿搬送状
態を示す。
【0055】図20(a)は原稿がトレイ61にセット
された状態を示し、ここでは4枚の小サイズ原稿D1,
D2,D3,D4がセットされたとする。まず、1枚目
の原稿D1が給紙され、先端がレジストローラ90に当
接した状態で待機する(図20(b)参照)。次に、メ
インモータM3を正転させ、原稿D1をプラテンガラス
29上に送り込む。原稿D1の後端がプラテンガラス2
9上に到達すると(図20(c)参照)、メインモータ
M3を逆転に切り換え、原稿D1を矢印dとは逆方向に
スイッチバックさせる。これによって原稿D1の後端部
はガイド板132の下方に入り込む(図20(d)参
照)。スイッチバック量は原稿の後端がレジストローラ
90のニップ部に到達するのと同じ長さに相当する。な
お、スイッチバック時において、原稿の後端部がレジス
トローラ90側へ戻らないように、ガイド板132に樹
脂フィルム133が貼着されている(図2参照)。2枚
目の原稿D2の給紙は、1枚目の原稿D1の後端がレジ
ストセンサSE2で検出されてから所定の時間後に開始
され、原稿D1のスイッチバックが終了した直後に原稿
D2の先端がレジストローラ90に当接して停止する
(図20(d)参照)。
された状態を示し、ここでは4枚の小サイズ原稿D1,
D2,D3,D4がセットされたとする。まず、1枚目
の原稿D1が給紙され、先端がレジストローラ90に当
接した状態で待機する(図20(b)参照)。次に、メ
インモータM3を正転させ、原稿D1をプラテンガラス
29上に送り込む。原稿D1の後端がプラテンガラス2
9上に到達すると(図20(c)参照)、メインモータ
M3を逆転に切り換え、原稿D1を矢印dとは逆方向に
スイッチバックさせる。これによって原稿D1の後端部
はガイド板132の下方に入り込む(図20(d)参
照)。スイッチバック量は原稿の後端がレジストローラ
90のニップ部に到達するのと同じ長さに相当する。な
お、スイッチバック時において、原稿の後端部がレジス
トローラ90側へ戻らないように、ガイド板132に樹
脂フィルム133が貼着されている(図2参照)。2枚
目の原稿D2の給紙は、1枚目の原稿D1の後端がレジ
ストセンサSE2で検出されてから所定の時間後に開始
され、原稿D1のスイッチバックが終了した直後に原稿
D2の先端がレジストローラ90に当接して停止する
(図20(d)参照)。
【0056】次に、メインモータM3を正転駆動し、原
稿D1,D2をプラテンガラス29上で搬送し、原稿D
1の先端が露光基準位置SPへ到達した時点でメインモ
ータM3をオフする。これにて、原稿D1,D2がプラ
テンガラス29上に並置されたこととなる(図21
(e)参照)。メインモータM3の回転は、原稿D1が
露光基準位置SPへ到達する直前に減速される。この減
速のタイミングと同期して3枚目の原稿D3の給紙が開
始される。そして、原稿D1,D2に対する露光が終了
するまでに原稿D3の先端がレジストローラ90に当接
して先出し給紙が完了する(図21(f)参照)。
稿D1,D2をプラテンガラス29上で搬送し、原稿D
1の先端が露光基準位置SPへ到達した時点でメインモ
ータM3をオフする。これにて、原稿D1,D2がプラ
テンガラス29上に並置されたこととなる(図21
(e)参照)。メインモータM3の回転は、原稿D1が
露光基準位置SPへ到達する直前に減速される。この減
速のタイミングと同期して3枚目の原稿D3の給紙が開
始される。そして、原稿D1,D2に対する露光が終了
するまでに原稿D3の先端がレジストローラ90に当接
して先出し給紙が完了する(図21(f)参照)。
【0057】原稿D1,D2の露光が終了すると、メイ
ンモータM3を正転駆動すると共に排出モータM4を駆
動する。原稿D1が反転ローラ100及び排出ローラ1
10によってトレイ115へ送られ、原稿D2が原稿D
1の後に続き、3枚目の原稿D3がプラテンガラス29
上に送り込まれる(図21(g)参照)。原稿D3の後
端がプラテンガラス29上に到達すると、メインモータ
M3が逆転に切り換えられ、原稿D3が前記原稿D1と
同様にスイッチバックされる。このとき、原稿D1は反
転ローラ100によって搬送力を付与されており、その
ままトレイ115上へ排出される。原稿D2はスイッチ
バック開始時にその先端が未だ反転ローラ100へ到達
していないため、原稿D3と共にスイッチバックする
(図21(h)参照)。4枚目の原稿D4はこのスイッ
チバックが終了した直後にレジストローラ90まで先出
し給紙される。
ンモータM3を正転駆動すると共に排出モータM4を駆
動する。原稿D1が反転ローラ100及び排出ローラ1
10によってトレイ115へ送られ、原稿D2が原稿D
1の後に続き、3枚目の原稿D3がプラテンガラス29
上に送り込まれる(図21(g)参照)。原稿D3の後
端がプラテンガラス29上に到達すると、メインモータ
M3が逆転に切り換えられ、原稿D3が前記原稿D1と
同様にスイッチバックされる。このとき、原稿D1は反
転ローラ100によって搬送力を付与されており、その
ままトレイ115上へ排出される。原稿D2はスイッチ
バック開始時にその先端が未だ反転ローラ100へ到達
していないため、原稿D3と共にスイッチバックする
(図21(h)参照)。4枚目の原稿D4はこのスイッ
チバックが終了した直後にレジストローラ90まで先出
し給紙される。
【0058】排出モータM4はそのまま駆動されてお
り、次にメインモータM3が正転駆動される。メインモ
ータM3は原稿D3の先端が露光基準位置SPへ到達す
るまで正転駆動され、これで原稿D3,D4がプラテン
ガラス29上に並置され原稿D2がトレイ115上へ排
出される。排出モータM4は原稿D2が排出されるとオ
フされる。このように、原稿D1,D2は排出途中で後
続の原稿D3が一旦スイッチバックされることで、その
間隔が開けられる。2枚の原稿が隙間なくトレイ115
上に押し出されると、後続の原稿が先行する原稿を突き
出してトレイ115上での整列が乱れたり、後続の原稿
が先行する原稿の下に潜り込んでページ順が乱れる。し
かし、本実施例の如く排出時に2枚の原稿の間隔を開け
ることにより、トレイ115上での原稿の乱れを解消す
ることができる。
り、次にメインモータM3が正転駆動される。メインモ
ータM3は原稿D3の先端が露光基準位置SPへ到達す
るまで正転駆動され、これで原稿D3,D4がプラテン
ガラス29上に並置され原稿D2がトレイ115上へ排
出される。排出モータM4は原稿D2が排出されるとオ
フされる。このように、原稿D1,D2は排出途中で後
続の原稿D3が一旦スイッチバックされることで、その
間隔が開けられる。2枚の原稿が隙間なくトレイ115
上に押し出されると、後続の原稿が先行する原稿を突き
出してトレイ115上での整列が乱れたり、後続の原稿
が先行する原稿の下に潜り込んでページ順が乱れる。し
かし、本実施例の如く排出時に2枚の原稿の間隔を開け
ることにより、トレイ115上での原稿の乱れを解消す
ることができる。
【0059】原稿D3,D4の露光が終了すると、メイ
ンモータM3を正転駆動すると共に排出モータM4を駆
動する。そして、原稿D3の後端が搬送ベルト95から
離れた時点でメインモータM3を一旦オフされる(図2
2(j)参照)。メインモータM3がオフされている時
間は、原稿D3,D4の間隔が、トレイ115での乱れ
を生じない程度に開けられる時間に相当する(図22
(k)参照)。ここでメインモータM3が正転駆動さ
れ、原稿D4がトレイ115上に排出されることとなる
(図22(l)参照)。
ンモータM3を正転駆動すると共に排出モータM4を駆
動する。そして、原稿D3の後端が搬送ベルト95から
離れた時点でメインモータM3を一旦オフされる(図2
2(j)参照)。メインモータM3がオフされている時
間は、原稿D3,D4の間隔が、トレイ115での乱れ
を生じない程度に開けられる時間に相当する(図22
(k)参照)。ここでメインモータM3が正転駆動さ
れ、原稿D4がトレイ115上に排出されることとなる
(図22(l)参照)。
【0060】ところで、前述した2イン1モードやプレ
ステップモードにおいて、原稿中にプラテンガラス29
の面積の1/2より大きいサイズの原稿が混在している
と、一時的に特殊な制御が必要となる。以下、このよう
な混在原稿をADF60で搬送する場合について説明す
る。図23、図24、図25は2イン1モードにおいて
大サイズ原稿が奇数枚目に混在している場合の原稿搬送
状態を示す。
ステップモードにおいて、原稿中にプラテンガラス29
の面積の1/2より大きいサイズの原稿が混在している
と、一時的に特殊な制御が必要となる。以下、このよう
な混在原稿をADF60で搬送する場合について説明す
る。図23、図24、図25は2イン1モードにおいて
大サイズ原稿が奇数枚目に混在している場合の原稿搬送
状態を示す。
【0061】図23(a)に示すように、原稿D1,D
2,D3(大サイズ),D4がセットされている場合、
1枚目の原稿D1の給紙(図23(b)参照)、レジス
トローラ90からの送り出し(図23(c)参照)、原
稿D1のスイッチバックと2枚目の原稿D2の給紙(図
23(d)参照)、原稿D1,D2の露光位置への搬送
/停止(図24(e)参照)は、前記図20(a)から
図21(e)までの原稿搬送と同様である。さらに、3
枚目の原稿D3をレジストローラ90まで給紙する点も
同様である(図24(f)参照)。原稿D1,D2の露
光終了後、メインモータM3、排出モータM4が駆動さ
れ、原稿D1が反転ローラ100及び排出ローラ110
で排出中に3枚目の原稿D3がプラテンガラス29上に
送り込まれるが、レジストセンサSE2とタイマとの組
み合わせにより、原稿D3が大サイズと判断されると、
原稿D1の後端が搬送ベルト95から離れた時点でメイ
ンモータM3をオフする(図24(g)参照)。排出モ
ータM4の駆動はそのまま継続され、原稿D1,D2の
間隔が開けられたときにメインモータM3が正転駆動さ
れる(図24(h)参照)。すると、原稿D1に引き続
いて原稿D2が所定の間隔を開けてトレイ115上に排
出され(メインモータM3を一時的に減速してもよ
い)、原稿D3の先端が露光基準位置SPに到達した時
点でメインモータM3がオフされる(図25(i)参
照)。即ち、大サイズの原稿D3はスイッチバックされ
ることなく、露光基準位置SPまで搬送され、その間に
4枚目の原稿D4がレジストローラ90まで先出し給紙
される。即ち、原稿D3が大サイズであると、次の原稿
D4の先出し給紙が一時禁止され、ワンテンポ遅れるこ
ととなる。
2,D3(大サイズ),D4がセットされている場合、
1枚目の原稿D1の給紙(図23(b)参照)、レジス
トローラ90からの送り出し(図23(c)参照)、原
稿D1のスイッチバックと2枚目の原稿D2の給紙(図
23(d)参照)、原稿D1,D2の露光位置への搬送
/停止(図24(e)参照)は、前記図20(a)から
図21(e)までの原稿搬送と同様である。さらに、3
枚目の原稿D3をレジストローラ90まで給紙する点も
同様である(図24(f)参照)。原稿D1,D2の露
光終了後、メインモータM3、排出モータM4が駆動さ
れ、原稿D1が反転ローラ100及び排出ローラ110
で排出中に3枚目の原稿D3がプラテンガラス29上に
送り込まれるが、レジストセンサSE2とタイマとの組
み合わせにより、原稿D3が大サイズと判断されると、
原稿D1の後端が搬送ベルト95から離れた時点でメイ
ンモータM3をオフする(図24(g)参照)。排出モ
ータM4の駆動はそのまま継続され、原稿D1,D2の
間隔が開けられたときにメインモータM3が正転駆動さ
れる(図24(h)参照)。すると、原稿D1に引き続
いて原稿D2が所定の間隔を開けてトレイ115上に排
出され(メインモータM3を一時的に減速してもよ
い)、原稿D3の先端が露光基準位置SPに到達した時
点でメインモータM3がオフされる(図25(i)参
照)。即ち、大サイズの原稿D3はスイッチバックされ
ることなく、露光基準位置SPまで搬送され、その間に
4枚目の原稿D4がレジストローラ90まで先出し給紙
される。即ち、原稿D3が大サイズであると、次の原稿
D4の先出し給紙が一時禁止され、ワンテンポ遅れるこ
ととなる。
【0062】原稿D3の露光が終了すると、メインモー
タM3、排出モータM4が駆動され、原稿D3がトレイ
115へ排出されると共に、原稿D4がレジストローラ
90からプラテンガラス29上へ送り込まれ、その先端
が露光基準位置SPへ到達するとメインモータM3がオ
フされる(図25(j)参照)。原稿D4の露光が終了
すると、同様にメインモータM3、排出モータM4が駆
動され、原稿D4がトレイ115上へ排出されることと
なる(図25(k)参照)。
タM3、排出モータM4が駆動され、原稿D3がトレイ
115へ排出されると共に、原稿D4がレジストローラ
90からプラテンガラス29上へ送り込まれ、その先端
が露光基準位置SPへ到達するとメインモータM3がオ
フされる(図25(j)参照)。原稿D4の露光が終了
すると、同様にメインモータM3、排出モータM4が駆
動され、原稿D4がトレイ115上へ排出されることと
なる(図25(k)参照)。
【0063】図26、図27、図28は2イン1モード
において大サイズ原稿が偶数枚目に混在している場合の
原稿搬送状態を示す。図26(a)に示すように、原稿
D1,D2(大サイズ),D3,D4がセットされてい
る場合、1枚目の原稿D1の給紙及びレジストローラ9
0からの送り出し、さらに原稿D1のスイッチバックと
2枚目の原稿D2の給紙までは前記図20(a)から
(e)までと同様である(図26(b)参照)。その
後、メインモータM3を正転駆動すると、原稿D1,D
2が隙間なく搬送され、原稿D1の先端が露光基準位置
SPに到達した時点でメインモータM3がオフされる。
このとき、原稿D2が大サイズであることはレジストセ
ンサSE2とタイマとの組み合わせで検出されており、
3枚目の原稿D3の先出し給紙は禁止される(図26
(c)参照)。さらに、偶数枚目の原稿D2が大サイズ
である場合は、紙詰まりの検出は行われない。
において大サイズ原稿が偶数枚目に混在している場合の
原稿搬送状態を示す。図26(a)に示すように、原稿
D1,D2(大サイズ),D3,D4がセットされてい
る場合、1枚目の原稿D1の給紙及びレジストローラ9
0からの送り出し、さらに原稿D1のスイッチバックと
2枚目の原稿D2の給紙までは前記図20(a)から
(e)までと同様である(図26(b)参照)。その
後、メインモータM3を正転駆動すると、原稿D1,D
2が隙間なく搬送され、原稿D1の先端が露光基準位置
SPに到達した時点でメインモータM3がオフされる。
このとき、原稿D2が大サイズであることはレジストセ
ンサSE2とタイマとの組み合わせで検出されており、
3枚目の原稿D3の先出し給紙は禁止される(図26
(c)参照)。さらに、偶数枚目の原稿D2が大サイズ
である場合は、紙詰まりの検出は行われない。
【0064】この状態では、原稿D1に対してのみコピ
ー処理が行われる。具体的には、光学系20のスキャン
長さを原稿D1の長さ分だけに制御するか、原稿D1の
画像と共に露光されてしまった原稿D2の前半領域の画
像をサブイレーサ13によって消去する。原稿D1の露
光が終了すると、メインモータM3、排出モータM4が
駆動される。そして、原稿D2の先端が露光基準位置S
Pへ到達した時点でメインモータM3がオフされる(図
26(d)参照)。このとき、3枚目の原稿D3に対す
る給紙が開始されており、原稿D3はレジストローラ9
0の直前で待機する(図27(e)参照)。また、原稿
D1がトレイ115上に排出されると、排出モータM4
はオフされる。
ー処理が行われる。具体的には、光学系20のスキャン
長さを原稿D1の長さ分だけに制御するか、原稿D1の
画像と共に露光されてしまった原稿D2の前半領域の画
像をサブイレーサ13によって消去する。原稿D1の露
光が終了すると、メインモータM3、排出モータM4が
駆動される。そして、原稿D2の先端が露光基準位置S
Pへ到達した時点でメインモータM3がオフされる(図
26(d)参照)。このとき、3枚目の原稿D3に対す
る給紙が開始されており、原稿D3はレジストローラ9
0の直前で待機する(図27(e)参照)。また、原稿
D1がトレイ115上に排出されると、排出モータM4
はオフされる。
【0065】原稿D2の露光が終了するとメインモータ
M3、排出モータM4が駆動され、原稿D3の後端がプ
ラテンガラス29上へ到達した時点でメインモータM3
が逆転に切り換えられる(図27(f)参照)。従っ
て、原稿D3は所定量スイッチバックすることとなり、
この時点で4枚目の原稿D4がレジストローラ90の直
前まで先出し給紙される(図27(g)参照)。一方、
原稿D2は反転ローラ100及び排出ローラ110によ
って排出され、メインモータM3が逆転に切り換えられ
た後も、反転ローラ100による搬送力で搬送ベルト9
5の逆転による搬送力に打ち勝って排出が継続される。
M3、排出モータM4が駆動され、原稿D3の後端がプ
ラテンガラス29上へ到達した時点でメインモータM3
が逆転に切り換えられる(図27(f)参照)。従っ
て、原稿D3は所定量スイッチバックすることとなり、
この時点で4枚目の原稿D4がレジストローラ90の直
前まで先出し給紙される(図27(g)参照)。一方、
原稿D2は反転ローラ100及び排出ローラ110によ
って排出され、メインモータM3が逆転に切り換えられ
た後も、反転ローラ100による搬送力で搬送ベルト9
5の逆転による搬送力に打ち勝って排出が継続される。
【0066】原稿D3のスイッチバック及び原稿D4の
給紙が終了した時点でメインモータM3が正転駆動さ
れ、原稿D3の先端が露光基準位置SPへ到達した時点
でメインモータM3がオフされる(図27(h)参
照)。この時点で原稿D2はトレイ115上へ排出され
ている。原稿D3,D4の露光が終了すると、メインモ
ータM3、排出モータM4が駆動され、原稿D3,D4
がトレイ115上へ排出される(図28(i)参照)。
このとき、原稿D3の後端が搬送ベルト95から離れた
時点でメインモータM3を一旦オフし、原稿D3,D4
の間隔を開け、トレイ115上での乱れを防止する。
給紙が終了した時点でメインモータM3が正転駆動さ
れ、原稿D3の先端が露光基準位置SPへ到達した時点
でメインモータM3がオフされる(図27(h)参
照)。この時点で原稿D2はトレイ115上へ排出され
ている。原稿D3,D4の露光が終了すると、メインモ
ータM3、排出モータM4が駆動され、原稿D3,D4
がトレイ115上へ排出される(図28(i)参照)。
このとき、原稿D3の後端が搬送ベルト95から離れた
時点でメインモータM3を一旦オフし、原稿D3,D4
の間隔を開け、トレイ115上での乱れを防止する。
【0067】図29、図30はプレステップモードにお
いて大サイズ原稿が混在している場合の原稿搬送状態を
示す。ここでは図29(a)に示すように、大サイズ原
稿D2が偶数枚目に混在している場合を例にとって説明
する。1枚目の原稿D1の給紙、中間位置IPへの搬
送、2枚目の原稿D2の給紙までは前記図17(a)か
ら(d)までと同様である(図29(b)参照)。次
に、メインモータM3がパルスP02だけ正転駆動さ
れ、原稿D1が露光基準位置SPへ搬送される。同時
に、原稿D2も先端が中間位置IPへ到達するが、原稿
D2は大サイズであるためにレジストローラ90を抜け
ることはなく、レジストセンサSE2とタイマとの組み
合わせにより、この時点で大サイズであると判断され、
3枚目の原稿の給紙は禁止される(図29(c)参
照)。また、紙詰まりの検出も禁止される。この状態で
原稿D1の露光が行われる。露光が終了すると、メイン
モータM3がパルスP02だけ正転駆動されると共に、
排出モータM4が駆動される。これにて、原稿D1がト
レイ115へ排出されていくと共に、原稿D2が露光基
準位置SPへ搬送される(図29(d)参照)。さら
に、3枚目の原稿D3が給紙され、レジストローラ90
の直前で待機する。
いて大サイズ原稿が混在している場合の原稿搬送状態を
示す。ここでは図29(a)に示すように、大サイズ原
稿D2が偶数枚目に混在している場合を例にとって説明
する。1枚目の原稿D1の給紙、中間位置IPへの搬
送、2枚目の原稿D2の給紙までは前記図17(a)か
ら(d)までと同様である(図29(b)参照)。次
に、メインモータM3がパルスP02だけ正転駆動さ
れ、原稿D1が露光基準位置SPへ搬送される。同時
に、原稿D2も先端が中間位置IPへ到達するが、原稿
D2は大サイズであるためにレジストローラ90を抜け
ることはなく、レジストセンサSE2とタイマとの組み
合わせにより、この時点で大サイズであると判断され、
3枚目の原稿の給紙は禁止される(図29(c)参
照)。また、紙詰まりの検出も禁止される。この状態で
原稿D1の露光が行われる。露光が終了すると、メイン
モータM3がパルスP02だけ正転駆動されると共に、
排出モータM4が駆動される。これにて、原稿D1がト
レイ115へ排出されていくと共に、原稿D2が露光基
準位置SPへ搬送される(図29(d)参照)。さら
に、3枚目の原稿D3が給紙され、レジストローラ90
の直前で待機する。
【0068】ここで、原稿D2の画像露光が行われる
が、原稿D2は大サイズであるため、いわゆるブック分
割コピーが行われる。ブック分割コピーとは大サイズ原
稿を前半のA領域と後方のB領域とに区分けし、それぞ
れの領域ごとに画像を形成するコピーモードをいう。次
に、メインモータM3をパルスP02だけ正転駆動する
と共に、排出モータM4を駆動する。ここで原稿D3が
中間位置IPへ搬送/停止される(図30(e)参
照)。原稿D2は反転ローラ100の搬送力によって搬
送ベルト95の回転が停止されても搬送され、トレイ1
15上へ排出される。さらに、4枚目の原稿D4が給紙
され、レジストローラ90の直前で待機する。
が、原稿D2は大サイズであるため、いわゆるブック分
割コピーが行われる。ブック分割コピーとは大サイズ原
稿を前半のA領域と後方のB領域とに区分けし、それぞ
れの領域ごとに画像を形成するコピーモードをいう。次
に、メインモータM3をパルスP02だけ正転駆動する
と共に、排出モータM4を駆動する。ここで原稿D3が
中間位置IPへ搬送/停止される(図30(e)参
照)。原稿D2は反転ローラ100の搬送力によって搬
送ベルト95の回転が停止されても搬送され、トレイ1
15上へ排出される。さらに、4枚目の原稿D4が給紙
され、レジストローラ90の直前で待機する。
【0069】次に、メインモータM3がパルスP02だ
け正転駆動され、原稿D3が露光基準位置SPへ、原稿
D4が中間位置IPへ搬送される(図30(f)参
照)。先の原稿D2の排出はそのまま継続され、排出終
了と共に排出モータM4がオフされる。これと並行して
原稿D3の露光が行われ、終了するとメインモータM3
がパルスP02だけ正転駆動されると共に排出モータM
4が駆動される。従って、原稿D3がトレイ115上へ
排出され、原稿D4が露光基準位置SPへ搬送される
(図30(g)参照)。原稿D1の露光終了後、メイン
モータM3、排出モータM4が駆動され、原稿D4がト
レイ115上へ排出される(図30(h)参照)。
け正転駆動され、原稿D3が露光基準位置SPへ、原稿
D4が中間位置IPへ搬送される(図30(f)参
照)。先の原稿D2の排出はそのまま継続され、排出終
了と共に排出モータM4がオフされる。これと並行して
原稿D3の露光が行われ、終了するとメインモータM3
がパルスP02だけ正転駆動されると共に排出モータM
4が駆動される。従って、原稿D3がトレイ115上へ
排出され、原稿D4が露光基準位置SPへ搬送される
(図30(g)参照)。原稿D1の露光終了後、メイン
モータM3、排出モータM4が駆動され、原稿D4がト
レイ115上へ排出される(図30(h)参照)。
【0070】なお、プレステップモード実行中に大サイ
ズ原稿D2が露光位置へセットされたとき(図29
(d)参照)、ブック分割コピーが行われる。それ以外
に、原稿D2の前半領域の画像露光が終了すると、原稿
D2を半分の長さだけ搬送し、即ち、原稿D2の中央を
露光基準位置SPへ位置させ、残りの後半領域の画像露
光を行ってもよい。
ズ原稿D2が露光位置へセットされたとき(図29
(d)参照)、ブック分割コピーが行われる。それ以外
に、原稿D2の前半領域の画像露光が終了すると、原稿
D2を半分の長さだけ搬送し、即ち、原稿D2の中央を
露光基準位置SPへ位置させ、残りの後半領域の画像露
光を行ってもよい。
【0071】ところで、これまでに説明した第1実施例
では、原稿排出のための反転ローラ100及び排出ロー
ラ110を、レジストローラ90及び搬送ベルト95を
駆動するメインモータM3とは別の排出モータM4にて
駆動するものを示した。これとは別に、反転ローラ10
0及び排出ローラ110をメインモータM3にてレジス
トローラ90及び搬送ベルト95と同期して駆動する第
2実施例について以下に説明する。
では、原稿排出のための反転ローラ100及び排出ロー
ラ110を、レジストローラ90及び搬送ベルト95を
駆動するメインモータM3とは別の排出モータM4にて
駆動するものを示した。これとは別に、反転ローラ10
0及び排出ローラ110をメインモータM3にてレジス
トローラ90及び搬送ベルト95と同期して駆動する第
2実施例について以下に説明する。
【0072】図31において、メインモータM3の出力
軸にはプーリ160が固定され、このプーリ160とプ
ーリ161との間にタイミングベルト162が張り渡さ
れている。プーリ161と同軸に固定したギヤ163
と、反転ローラ100の支軸166に装着したギヤ16
7との間にはギヤ164,165が介在されている。支
軸166の一端にはプーリ168が固定されている。こ
のプーリ168と、排出ローラ110の支軸170の一
端に固定したプーリ171と、ギヤ165の支軸174
の一端に装着したプーリ175とにタイミングベルト1
72が張り渡されている。タイミングベルト172はロ
ーラ173によってテンションを付与されている。
軸にはプーリ160が固定され、このプーリ160とプ
ーリ161との間にタイミングベルト162が張り渡さ
れている。プーリ161と同軸に固定したギヤ163
と、反転ローラ100の支軸166に装着したギヤ16
7との間にはギヤ164,165が介在されている。支
軸166の一端にはプーリ168が固定されている。こ
のプーリ168と、排出ローラ110の支軸170の一
端に固定したプーリ171と、ギヤ165の支軸174
の一端に装着したプーリ175とにタイミングベルト1
72が張り渡されている。タイミングベルト172はロ
ーラ173によってテンションを付与されている。
【0073】さらに、前記ギヤ167及びプーリ175
はそれぞれ一方向クラッチ181,182を介して支軸
166,174に装着されている。ギヤ167に取り付
けられた一方向クラッチ181は、ギヤ167が図31
中実線で示す矢印方向に回転したとき、その回転を支軸
166には伝達することなく、点線で示す矢印方向に回
転したときのみその回転を支軸166に伝達する。プー
リ175に取り付けられた一方向クラッチ182は、支
軸174が実線で示す矢印方向に回転したとき、その回
転をプーリ175に伝達し、点線で示す矢印方向に回転
したときはその回転をプーリ175に伝達することはな
い。
はそれぞれ一方向クラッチ181,182を介して支軸
166,174に装着されている。ギヤ167に取り付
けられた一方向クラッチ181は、ギヤ167が図31
中実線で示す矢印方向に回転したとき、その回転を支軸
166には伝達することなく、点線で示す矢印方向に回
転したときのみその回転を支軸166に伝達する。プー
リ175に取り付けられた一方向クラッチ182は、支
軸174が実線で示す矢印方向に回転したとき、その回
転をプーリ175に伝達し、点線で示す矢印方向に回転
したときはその回転をプーリ175に伝達することはな
い。
【0074】前記一方向クラッチ181,182は、2
イン1モード実行中にメインモータM3を逆転駆動して
搬送ベルト95を逆転させ、原稿をプラテンガラス29
上でスイッチバックさせる際にも、反転ローラ100及
び排出ローラ110が正転を維持するために設けられて
いる。即ち、反転ローラ100と排出ローラ110はメ
インモータM3の正転、逆転に拘らず常に原稿排出方向
に正転する。
イン1モード実行中にメインモータM3を逆転駆動して
搬送ベルト95を逆転させ、原稿をプラテンガラス29
上でスイッチバックさせる際にも、反転ローラ100及
び排出ローラ110が正転を維持するために設けられて
いる。即ち、反転ローラ100と排出ローラ110はメ
インモータM3の正転、逆転に拘らず常に原稿排出方向
に正転する。
【0075】詳しくは、メインモータM3が正転駆動さ
れるとき、各部材は実線で示す矢印方向に回転する。こ
の場合、ギヤ167が実線で示す矢印方向に回転する
が、一方向クラッチ181がオフ状態となりこの回転は
支軸166に伝達されることはない。一方、ギヤ165
の実線で示す矢印方向の回転は、一方向クラッチ182
がオン状態となるため、支軸174を介してプーリ17
5へ伝達され、プーリ175の回転がタイミングベルト
172へ伝達される。このタイミングベルト172の実
線で示す矢印方向の回転に基づいて、プーリ168、支
軸166を介して反転ローラ100が正転すると共に、
プーリ171、支軸170を介して排出ローラ110が
正転する。
れるとき、各部材は実線で示す矢印方向に回転する。こ
の場合、ギヤ167が実線で示す矢印方向に回転する
が、一方向クラッチ181がオフ状態となりこの回転は
支軸166に伝達されることはない。一方、ギヤ165
の実線で示す矢印方向の回転は、一方向クラッチ182
がオン状態となるため、支軸174を介してプーリ17
5へ伝達され、プーリ175の回転がタイミングベルト
172へ伝達される。このタイミングベルト172の実
線で示す矢印方向の回転に基づいて、プーリ168、支
軸166を介して反転ローラ100が正転すると共に、
プーリ171、支軸170を介して排出ローラ110が
正転する。
【0076】一方、メインモータM3が逆転駆動される
とき、プーリ160,161、タイミングベルト16
2、ギヤ163,164,165,167は点線で示す
矢印方向に回転する。また、ギヤ165の支軸174も
点線で示す矢印方向に回転するが、このとき一方向クラ
ッチ182がオフ状態となり、この回転はプーリ175
へ伝達されることはない。一方、ギヤ167の一方向ク
ラッチ181はオン状態となり、ギヤ167の回転が支
軸166へ伝達され、反転ローラ100が正転を維持す
る。支軸166の回転はプーリ168を介してタイミン
グベルト172へ伝達され、さらにプーリ171を介し
て支軸170へ伝達され、排出ローラ110も正転を維
持する。このとき、プーリ175はタイミングベルト1
72に従動して回転するが、前述の如く一方向クラッチ
182がオフ状態であるため、支軸174とプーリ17
5とは互いに逆方向に空回転する。
とき、プーリ160,161、タイミングベルト16
2、ギヤ163,164,165,167は点線で示す
矢印方向に回転する。また、ギヤ165の支軸174も
点線で示す矢印方向に回転するが、このとき一方向クラ
ッチ182がオフ状態となり、この回転はプーリ175
へ伝達されることはない。一方、ギヤ167の一方向ク
ラッチ181はオン状態となり、ギヤ167の回転が支
軸166へ伝達され、反転ローラ100が正転を維持す
る。支軸166の回転はプーリ168を介してタイミン
グベルト172へ伝達され、さらにプーリ171を介し
て支軸170へ伝達され、排出ローラ110も正転を維
持する。このとき、プーリ175はタイミングベルト1
72に従動して回転するが、前述の如く一方向クラッチ
182がオフ状態であるため、支軸174とプーリ17
5とは互いに逆方向に空回転する。
【0077】図32、図33、図34は第2実施例にお
ける2イン1モードでの原稿搬送状態を示す。この第2
実施例での2イン1モードは図20、図21、図22を
参照して説明した第1実施例での2イン1モードと基本
的には同様である。異なるのは、第2実施例では排出モ
ータM4のオン、オフ制御が不要である点である。図3
3(h)に示すように、メインモータM3を逆転させ、
3枚目の原稿D3をスイッチバックさせたとき、前記ク
ラッチ181,182の作用で反転ローラ100、排出
ローラ110は正転状態を維持し、1枚目の原稿D1は
排出されていく。しかし、2枚目の原稿D2は原稿D3
と共にスイッチバックされ、これにて2枚の原稿D1,
D2の排出時における間隔が開けられ、トレイ115上
での乱れが防止される。また、図34(k)に示すよう
に、原稿D3,D4の排出時においては、原稿D3の後
端が搬送ベルト95から離れた時点でメインモータM3
を所定時間逆転させ、その後正転させる。これによっ
て、原稿D1,D2と同様に原稿D3,D4の間隔を開
けられることとなる。
ける2イン1モードでの原稿搬送状態を示す。この第2
実施例での2イン1モードは図20、図21、図22を
参照して説明した第1実施例での2イン1モードと基本
的には同様である。異なるのは、第2実施例では排出モ
ータM4のオン、オフ制御が不要である点である。図3
3(h)に示すように、メインモータM3を逆転させ、
3枚目の原稿D3をスイッチバックさせたとき、前記ク
ラッチ181,182の作用で反転ローラ100、排出
ローラ110は正転状態を維持し、1枚目の原稿D1は
排出されていく。しかし、2枚目の原稿D2は原稿D3
と共にスイッチバックされ、これにて2枚の原稿D1,
D2の排出時における間隔が開けられ、トレイ115上
での乱れが防止される。また、図34(k)に示すよう
に、原稿D3,D4の排出時においては、原稿D3の後
端が搬送ベルト95から離れた時点でメインモータM3
を所定時間逆転させ、その後正転させる。これによっ
て、原稿D1,D2と同様に原稿D3,D4の間隔を開
けられることとなる。
【0078】図35、図36、図37は第2実施例にお
ける2イン1モードで大サイズ原稿が奇数枚目に混在し
ている場合を例にとって説明する。この場合の原稿搬送
処理は図23、図24、図25を参照して説明した原稿
搬送処理と基本的には同様である。異なるのは、原稿排
出時の処理である。即ち、図36(f)に示すように、
原稿D1,D2がプラテンガラス29上の露光位置に並
置され、露光が終了した後、3枚目の大サイズ原稿D3
を露光基準位置SPまで搬送する際、原稿D2の先端が
排出ローラ110を僅かに越えた時点でメインモータM
3の正転を一旦オフする(図36(g)参照)。そし
て、1枚目の原稿D1が確実にトレイ115上へ排出さ
れる時間が経過すると、メインモータM3を正転させ
る。このような制御によって原稿D2が原稿D1を突き
出したりしてトレイ115上での整列を乱すことが防止
される。3枚目の原稿D3の先端が露光基準位置SPに
到達すると、メインモータM3がオフされる(図36
(h)参照)。このとき、原稿D2は未だ完全には排出
ローラ110を抜けていないが、この状態で停止され
る。
ける2イン1モードで大サイズ原稿が奇数枚目に混在し
ている場合を例にとって説明する。この場合の原稿搬送
処理は図23、図24、図25を参照して説明した原稿
搬送処理と基本的には同様である。異なるのは、原稿排
出時の処理である。即ち、図36(f)に示すように、
原稿D1,D2がプラテンガラス29上の露光位置に並
置され、露光が終了した後、3枚目の大サイズ原稿D3
を露光基準位置SPまで搬送する際、原稿D2の先端が
排出ローラ110を僅かに越えた時点でメインモータM
3の正転を一旦オフする(図36(g)参照)。そし
て、1枚目の原稿D1が確実にトレイ115上へ排出さ
れる時間が経過すると、メインモータM3を正転させ
る。このような制御によって原稿D2が原稿D1を突き
出したりしてトレイ115上での整列を乱すことが防止
される。3枚目の原稿D3の先端が露光基準位置SPに
到達すると、メインモータM3がオフされる(図36
(h)参照)。このとき、原稿D2は未だ完全には排出
ローラ110を抜けていないが、この状態で停止され
る。
【0079】次に、原稿D3の露光が行われると共に、
4枚目の原稿D4が給紙され、レジストローラ90の直
前で待機する(図37(i)参照)。露光終了後、メイ
ンモータM3が正転駆動され、ここで原稿D2が完全に
トレイ115上へ排出され、原稿D4の先端が露光基準
位置SPへ到達した時点でメインモータM3がオフされ
る(図37(j)参照)。このとき原稿D3は未だ排出
途中であるがこの状態で停止され、原稿D4の露光が行
われる。露光終了後、メインモータM3が正転駆動さ
れ、原稿D3が完全にトレイ115上へ排出されるのに
続いて原稿D4が排出される。
4枚目の原稿D4が給紙され、レジストローラ90の直
前で待機する(図37(i)参照)。露光終了後、メイ
ンモータM3が正転駆動され、ここで原稿D2が完全に
トレイ115上へ排出され、原稿D4の先端が露光基準
位置SPへ到達した時点でメインモータM3がオフされ
る(図37(j)参照)。このとき原稿D3は未だ排出
途中であるがこの状態で停止され、原稿D4の露光が行
われる。露光終了後、メインモータM3が正転駆動さ
れ、原稿D3が完全にトレイ115上へ排出されるのに
続いて原稿D4が排出される。
【0080】なお、第2実施例における2イン1モード
で大サイズ原稿が偶数枚目に混在している場合について
は図示しない。しかし、この場合も、図26、図27、
図28を参照して説明した第1実施例での原稿搬送処理
と基本的に同様である。異なるのは、図27(e)に示
したように、2枚目の大サイズ原稿D2の先端が露光基
準位置SPに到達した時点でメインモータM3がオフさ
れると、1枚目の原稿D1の排出が途中で一旦停止され
る点である。
で大サイズ原稿が偶数枚目に混在している場合について
は図示しない。しかし、この場合も、図26、図27、
図28を参照して説明した第1実施例での原稿搬送処理
と基本的に同様である。異なるのは、図27(e)に示
したように、2枚目の大サイズ原稿D2の先端が露光基
準位置SPに到達した時点でメインモータM3がオフさ
れると、1枚目の原稿D1の排出が途中で一旦停止され
る点である。
【0081】次に、カウントモードについて説明する。
カウントモードとは、ADF60を使用してコピー処理
を開始する前に、予め原稿をコピー動作を伴うことなく
ADF60で一巡させ、原稿の枚数をカウントするモー
ドをいう。2イン1モードにおいて原稿が奇数枚である
と、最終ページから給紙を開始するADF60では、1
ページ目の画像が1枚のコピー用紙の半分に形成される
不具合、即ち、コピーの表紙の半分が白紙になる不具合
が生じる。従って、予めADF60が原稿枚数をカウン
トし、奇数枚であれば最初に給紙される最終ページ原稿
に関しては1枚のみプラテンガラス29上に搬送し、そ
の後の原稿は前述の2イン1モードで搬送することとす
る。また、両面コピー、合成コピーでも類似の不具合が
生じるため、カウントモードで予め原稿枚数をカウント
することが必要となる。
カウントモードとは、ADF60を使用してコピー処理
を開始する前に、予め原稿をコピー動作を伴うことなく
ADF60で一巡させ、原稿の枚数をカウントするモー
ドをいう。2イン1モードにおいて原稿が奇数枚である
と、最終ページから給紙を開始するADF60では、1
ページ目の画像が1枚のコピー用紙の半分に形成される
不具合、即ち、コピーの表紙の半分が白紙になる不具合
が生じる。従って、予めADF60が原稿枚数をカウン
トし、奇数枚であれば最初に給紙される最終ページ原稿
に関しては1枚のみプラテンガラス29上に搬送し、そ
の後の原稿は前述の2イン1モードで搬送することとす
る。また、両面コピー、合成コピーでも類似の不具合が
生じるため、カウントモードで予め原稿枚数をカウント
することが必要となる。
【0082】カウントモードではコピー動作を伴わない
ため、できるだけ高速(短時間)で処理することが好ま
しい。しかし、本ADF60では原稿の先端をプラテン
ガラス29の搬送方向下流側の基準位置SPで停止させ
る方式を採用しているため、カウントモードにおいても
この基準位置SPで停止させると、原稿と原稿の間隔が
大きくなってしまい、空送りしている時間が多くなる。
ため、できるだけ高速(短時間)で処理することが好ま
しい。しかし、本ADF60では原稿の先端をプラテン
ガラス29の搬送方向下流側の基準位置SPで停止させ
る方式を採用しているため、カウントモードにおいても
この基準位置SPで停止させると、原稿と原稿の間隔が
大きくなってしまい、空送りしている時間が多くなる。
【0083】そこで、カウントモードにあっては、原稿
の後端がプラテンガラス29上の位置X(図15参照)
に到達した時点を基準として原稿を一旦停止させること
とした。これによって、カウントモード実行中における
原稿の間隔が停止基準位置Xからレジストローラ90の
ニップ部までの長さとなり、処理時間が大きく短縮され
る。原稿の後端が基準位置Xに到達したことは、レジス
トセンサSE2で原稿の後端を検出してからメインモー
タM3を駆動するバルス数をカウントすることによって
検出することができる。
の後端がプラテンガラス29上の位置X(図15参照)
に到達した時点を基準として原稿を一旦停止させること
とした。これによって、カウントモード実行中における
原稿の間隔が停止基準位置Xからレジストローラ90の
ニップ部までの長さとなり、処理時間が大きく短縮され
る。原稿の後端が基準位置Xに到達したことは、レジス
トセンサSE2で原稿の後端を検出してからメインモー
タM3を駆動するバルス数をカウントすることによって
検出することができる。
【0084】なお、ここでの基準位置Xは図15に示し
た位置のみならず、任意に設定でき、コピー動作時の停
止基準位置SPよりも上流側であれば、カウントモード
時の処理時間の短縮に寄与する。また、基準位置Xはプ
ラテンガラス29上に設定する必要はなく、レジストロ
ーラ90のニップ部より下流側であればよい。基準位置
Xがレジストローラ90のニップ部に近付く程処理時間
が短縮されることとなる。
た位置のみならず、任意に設定でき、コピー動作時の停
止基準位置SPよりも上流側であれば、カウントモード
時の処理時間の短縮に寄与する。また、基準位置Xはプ
ラテンガラス29上に設定する必要はなく、レジストロ
ーラ90のニップ部より下流側であればよい。基準位置
Xがレジストローラ90のニップ部に近付く程処理時間
が短縮されることとなる。
【0085】さらに、カウントモードではADF60が
コピー処理時に原稿を搬送する基準スピードより速いス
ピードで原稿を搬送することが好ましい。さらに、カウ
ントモードのみならず、コピー動作を遅延させることと
なるADF60の動作、即ち、前述したコピー生産性1
00%を低下させる原因となる動作を実行する際には、
原稿搬送スピードを基準スピードより速めることが好ま
しい。コピー動作を遅延させる動作とは、両面原稿を反
転ローラ100で反転させるとき、最初に給紙される原
稿を露光基準位置SPまで搬送するとき、最後に給紙さ
れる原稿をプラテンガラス29からトレイ115へ排出
するときである。
コピー処理時に原稿を搬送する基準スピードより速いス
ピードで原稿を搬送することが好ましい。さらに、カウ
ントモードのみならず、コピー動作を遅延させることと
なるADF60の動作、即ち、前述したコピー生産性1
00%を低下させる原因となる動作を実行する際には、
原稿搬送スピードを基準スピードより速めることが好ま
しい。コピー動作を遅延させる動作とは、両面原稿を反
転ローラ100で反転させるとき、最初に給紙される原
稿を露光基準位置SPまで搬送するとき、最後に給紙さ
れる原稿をプラテンガラス29からトレイ115へ排出
するときである。
【0086】次に、ADF60の制御回路と制御手順に
ついて説明する。以下の説明では基本的に排出モータM
4を備えた第1実施例について説明する。その後、排出
モータをメインモータM3で並用した第2実施例につ
き、要点を説明する。制御は、複写機本体1を制御する
ためのCPU1(図38参照)、ADF60を制御する
ためのCPU2によって実行される。CPU1,CPU
2は必要なタイミングでそれぞれ情報を交換する。
ついて説明する。以下の説明では基本的に排出モータM
4を備えた第1実施例について説明する。その後、排出
モータをメインモータM3で並用した第2実施例につ
き、要点を説明する。制御は、複写機本体1を制御する
ためのCPU1(図38参照)、ADF60を制御する
ためのCPU2によって実行される。CPU1,CPU
2は必要なタイミングでそれぞれ情報を交換する。
【0087】ところで、以下の制御において、オンエッ
ジとはスイッチ、センサ、信号等がオフ状態からオン状
態に切り換わることを意味し、オフエッジとはスイッ
チ、センサ、信号等がオン状態からオフ状態に切り換わ
ることを意味する。また、前記センサSE1,SE2,
SE3,SE10,SE11,SE12は光軸が遮蔽さ
れたときオンし、開放されるとオフするものとする。フ
ラグの場合は「1」がオン、「0」がオフとする。
ジとはスイッチ、センサ、信号等がオフ状態からオン状
態に切り換わることを意味し、オフエッジとはスイッ
チ、センサ、信号等がオン状態からオフ状態に切り換わ
ることを意味する。また、前記センサSE1,SE2,
SE3,SE10,SE11,SE12は光軸が遮蔽さ
れたときオンし、開放されるとオフするものとする。フ
ラグの場合は「1」がオン、「0」がオフとする。
【0088】図40は複写機本体1を制御するCPU1
のメインルーチンを示す。電源が投入されてCPU1に
リセットが掛かり、プログラムがスタートすると、ステ
ップS1でRAMのクリア、各種レジスタのリセット及
び各種機器を初期モードに設定するための初期設定を行
う。続いて、ステップS2で内部タイマをスタートさせ
る。内部タイマはこのメインルーチンの1ルーチンの所
要時間を定めるもので、その値はステップS1でセット
される。また、この内部タイマは各サブルーチンで登場
する各種タイマのカウントの基準となる。
のメインルーチンを示す。電源が投入されてCPU1に
リセットが掛かり、プログラムがスタートすると、ステ
ップS1でRAMのクリア、各種レジスタのリセット及
び各種機器を初期モードに設定するための初期設定を行
う。続いて、ステップS2で内部タイマをスタートさせ
る。内部タイマはこのメインルーチンの1ルーチンの所
要時間を定めるもので、その値はステップS1でセット
される。また、この内部タイマは各サブルーチンで登場
する各種タイマのカウントの基準となる。
【0089】次に、ステップS3〜S6の各サブルーチ
ンを順次コールし、必要な処理を行い、ステップS7で
内部タイマの終了を待ってステップS2へリターンす
る。ステップS3はコピー用紙をタイミングローラ38
まで給紙するためのサブルーチンである。ステップS4
は感光体ドラム10の表面電荷をイレースするためのサ
ブルーチンである。ステップS5は光学系20をスキャ
ンさせて感光体ドラム10上に静電潜像を形成するため
のサブルーチンである。ステップS6はその他の処理、
即ち、感光体ドラム10やその周囲のエレメントの駆
動、コピー用紙の搬送、定着、紙詰まり検出等を処理す
る。
ンを順次コールし、必要な処理を行い、ステップS7で
内部タイマの終了を待ってステップS2へリターンす
る。ステップS3はコピー用紙をタイミングローラ38
まで給紙するためのサブルーチンである。ステップS4
は感光体ドラム10の表面電荷をイレースするためのサ
ブルーチンである。ステップS5は光学系20をスキャ
ンさせて感光体ドラム10上に静電潜像を形成するため
のサブルーチンである。ステップS6はその他の処理、
即ち、感光体ドラム10やその周囲のエレメントの駆
動、コピー用紙の搬送、定着、紙詰まり検出等を処理す
る。
【0090】また、CPU1はCPU2とシリアル通信
ラインを介して接続されており、その送受信は割込み処
理にてステップS8で行われる。図41はステップS4
で実行されるイレースのサブルーチンを示す。まず、ス
テップS11でフラグHERASEが「1」か否かを判
定する。フラグHERASEは2イン1モードで一対の
原稿のうち2枚目の原稿が大サイズの場合に「1」にセ
ットされ、CPU1に送信される。従って、フラグHE
RASEが「1」であればステップS12でスキャン領
域のうち後半部分の静電潜像を消去する。フラグHER
ASEが「0」であれば、通常の像間部分の電荷を消去
する。なお、ステップS12での処理に代えて光学系2
0によるスキャン領域を前半部分だけとしてもよい。
ラインを介して接続されており、その送受信は割込み処
理にてステップS8で行われる。図41はステップS4
で実行されるイレースのサブルーチンを示す。まず、ス
テップS11でフラグHERASEが「1」か否かを判
定する。フラグHERASEは2イン1モードで一対の
原稿のうち2枚目の原稿が大サイズの場合に「1」にセ
ットされ、CPU1に送信される。従って、フラグHE
RASEが「1」であればステップS12でスキャン領
域のうち後半部分の静電潜像を消去する。フラグHER
ASEが「0」であれば、通常の像間部分の電荷を消去
する。なお、ステップS12での処理に代えて光学系2
0によるスキャン領域を前半部分だけとしてもよい。
【0091】図42はステップS5で実行される光学系
20によるスキャンのサブルーチンを示す。まず、ステ
ップS21でプレステップモードか否かを判定し、ステ
ップS22でフラグLSIZEが「1」か否かを判定
し、ステップS23で既に小サイズ用紙が給紙されたか
否かを判定する。フラグLSIZEは大サイズの原稿が
露光位置にセットされた場合に「1」にセットされ、C
PU1に送信される。ステップS21,S22,S23
で全てYESと判定されると、ステップS24でブック
スキャンを処理する。ブックスキャンとは前述のプレス
テップモードでの原稿搬送で説明したブック分割コピー
処理における光学系20のスキャン形態をいう。そし
て、ステップS25でブックスキャンの後半スキャン時
に画像を転写するための用紙を先出し給紙する。
20によるスキャンのサブルーチンを示す。まず、ステ
ップS21でプレステップモードか否かを判定し、ステ
ップS22でフラグLSIZEが「1」か否かを判定
し、ステップS23で既に小サイズ用紙が給紙されたか
否かを判定する。フラグLSIZEは大サイズの原稿が
露光位置にセットされた場合に「1」にセットされ、C
PU1に送信される。ステップS21,S22,S23
で全てYESと判定されると、ステップS24でブック
スキャンを処理する。ブックスキャンとは前述のプレス
テップモードでの原稿搬送で説明したブック分割コピー
処理における光学系20のスキャン形態をいう。そし
て、ステップS25でブックスキャンの後半スキャン時
に画像を転写するための用紙を先出し給紙する。
【0092】次に、ADF60を制御するCPU2の制
御手順を説明するが、その前に、制御で使用されるカウ
ンタ、メインモータM3を制御するパルス、タイマにつ
いて説明する。 カウンタDCNT1:複写機本体1にコピー用紙を給紙
させるために使用され、その値はCPU1へ割込み処理
で送信される。原稿がトレイ61にセットされると(エ
ンプティセンサSE1がオンされると)「1」にセット
され、レジストセンサSE2のオフエッジでセンサSE
1がオンであればインクリメントされ、原稿の交換を要
求するフラグDCHGのオンエッジでデクリメントされ
る。複写機本体1ではDCNT1の値にコピー部数を乗
じた枚数の用紙を給紙するように制御する。
御手順を説明するが、その前に、制御で使用されるカウ
ンタ、メインモータM3を制御するパルス、タイマにつ
いて説明する。 カウンタDCNT1:複写機本体1にコピー用紙を給紙
させるために使用され、その値はCPU1へ割込み処理
で送信される。原稿がトレイ61にセットされると(エ
ンプティセンサSE1がオンされると)「1」にセット
され、レジストセンサSE2のオフエッジでセンサSE
1がオンであればインクリメントされ、原稿の交換を要
求するフラグDCHGのオンエッジでデクリメントされ
る。複写機本体1ではDCNT1の値にコピー部数を乗
じた枚数の用紙を給紙するように制御する。
【0093】カウンタDCNT2:カウントモードにお
いてADF60の搬送路内にある原稿の枚数をカウント
する。レジストセンサSE2のオンエッジでインクリメ
ントされ、原稿の排出が完了するとデクリメントされ
る。 カウンタDCNT3:プレステップモード及び2イン1
モードにおいて、原稿交換処理時に排出される枚数をカ
ウントするために使用される。原稿交換処理でプラテン
ガラス29上にセットされた原稿の枚数をセットされ、
原稿の排出が完了するとデクリメントされる。
いてADF60の搬送路内にある原稿の枚数をカウント
する。レジストセンサSE2のオンエッジでインクリメ
ントされ、原稿の排出が完了するとデクリメントされ
る。 カウンタDCNT3:プレステップモード及び2イン1
モードにおいて、原稿交換処理時に排出される枚数をカ
ウントするために使用される。原稿交換処理でプラテン
ガラス29上にセットされた原稿の枚数をセットされ、
原稿の排出が完了するとデクリメントされる。
【0094】カウンタGCNT:コピー処理中に原稿枚
数をカウントするために使用される。レジストセンサS
E2のオフエッジでインクリメントされ、コピー処理の
終了時にリセットされる。 カウンタPLSCNT1:メインモータM3がオンされ
てからのパルス数をカウントする。正転時はインクリメ
ントされ、逆転時はデクリメントされる。
数をカウントするために使用される。レジストセンサS
E2のオフエッジでインクリメントされ、コピー処理の
終了時にリセットされる。 カウンタPLSCNT1:メインモータM3がオンされ
てからのパルス数をカウントする。正転時はインクリメ
ントされ、逆転時はデクリメントされる。
【0095】カウンタPLSCNT2:レジストセンサ
SE2がオフされてからのメインモータM3のパルス数
をカウントする。正転時にインクリメントされ、逆転時
にデクリメントされる。 カウンタSIZCNT1:原稿のサイズを検出するため
に使用される。レジストセンサSE2がオフしたときP
LSCNT1の値がストアされる。
SE2がオフされてからのメインモータM3のパルス数
をカウントする。正転時にインクリメントされ、逆転時
にデクリメントされる。 カウンタSIZCNT1:原稿のサイズを検出するため
に使用される。レジストセンサSE2がオフしたときP
LSCNT1の値がストアされる。
【0096】パルスP01:プレステップモードで小サ
イズ原稿が搬送されるとき、メインモータM3が正転駆
動されてから減速されるまでのパルス数。また、このパ
ルス数の終了時点で次の原稿の先出し給紙が開始され
る。 パルスP02:プレステップモードで小サイズ原稿が搬
送されるとき、メインモータM3が正転駆動されてから
オフされるまでのパルス数であり、L/2に相当する。
イズ原稿が搬送されるとき、メインモータM3が正転駆
動されてから減速されるまでのパルス数。また、このパ
ルス数の終了時点で次の原稿の先出し給紙が開始され
る。 パルスP02:プレステップモードで小サイズ原稿が搬
送されるとき、メインモータM3が正転駆動されてから
オフされるまでのパルス数であり、L/2に相当する。
【0097】パルスP03:プレステップモードで小サ
イズ原稿以外のとき、メインモータM3が正転駆動され
てから減速されるまでのパルス数。また、このパルス数
の終了時点で次の原稿の先出し給紙が開始される。 パルスP04(Lに相当):プレステップモードで小サ
イズ原稿が搬送されるとき以外に、メインモータM3が
正転駆動されてからオフされるまでのパルス数。
イズ原稿以外のとき、メインモータM3が正転駆動され
てから減速されるまでのパルス数。また、このパルス数
の終了時点で次の原稿の先出し給紙が開始される。 パルスP04(Lに相当):プレステップモードで小サ
イズ原稿が搬送されるとき以外に、メインモータM3が
正転駆動されてからオフされるまでのパルス数。
【0098】パルスP05:2イン1モードでプラテン
ガラス29上に小サイズ原稿が2枚セットされており、
次に大サイズ原稿が搬送されるとき、メインモータM3
が正転駆動されてから減速されるまでのパルス数。 パルスP06(A4横送り+α、又はL/2に相当):
2イン1モードでプラテンガラス29上の小サイズ原稿
2枚に続いて大サイズ原稿が搬送されるとき、メインモ
ータM3が正転駆動されてからオフされるまでのパルス
数(前原稿排出のために一旦停止させる)。
ガラス29上に小サイズ原稿が2枚セットされており、
次に大サイズ原稿が搬送されるとき、メインモータM3
が正転駆動されてから減速されるまでのパルス数。 パルスP06(A4横送り+α、又はL/2に相当):
2イン1モードでプラテンガラス29上の小サイズ原稿
2枚に続いて大サイズ原稿が搬送されるとき、メインモ
ータM3が正転駆動されてからオフされるまでのパルス
数(前原稿排出のために一旦停止させる)。
【0099】パルスP07:2イン1モードで小サイズ
原稿が搬送されるとき、レジストセンサSE2がオフさ
れてからメインモータM3が逆転駆動されるまでのパル
ス数。 パルスP08:2イン1モードで小サイズ原稿がスイッ
チバックされるときのパルス数。
原稿が搬送されるとき、レジストセンサSE2がオフさ
れてからメインモータM3が逆転駆動されるまでのパル
ス数。 パルスP08:2イン1モードで小サイズ原稿がスイッ
チバックされるときのパルス数。
【0100】パルスP09:カウントモードでレジスト
センサSE2がオフされてからメインモータM3をオフ
するまでのパルス数。 タイマT101:ピックアップモータM1がオフされて
から給紙モータM2をオンするタイミングをとる。 タイマT102:レジストセンサSE2がオンされてか
ら給紙モータM2をオフするタイミングをとる。
センサSE2がオフされてからメインモータM3をオフ
するまでのパルス数。 タイマT101:ピックアップモータM1がオフされて
から給紙モータM2をオンするタイミングをとる。 タイマT102:レジストセンサSE2がオンされてか
ら給紙モータM2をオフするタイミングをとる。
【0101】タイマT201:メインモータM3がオフ
されてからストッパソレノイドSL1をオフするタイミ
ングをとる。 タイマT202:2イン1モードでレジストセンサSE
2がオフされてからピックアップモータM1をオンする
タイミングをとる。 タイマT301:排出センサSE3がオフされてから排
出モータM4をオフするタイミングをとる。
されてからストッパソレノイドSL1をオフするタイミ
ングをとる。 タイマT202:2イン1モードでレジストセンサSE
2がオフされてからピックアップモータM1をオンする
タイミングをとる。 タイマT301:排出センサSE3がオフされてから排
出モータM4をオフするタイミングをとる。
【0102】タイマT401:第2実施例において、2
イン1モードでラスト2枚の原稿を排出する際、メイン
モータM3がオンされてからオフするタイミングをと
る。 タイマT501:第2実施例において、2イン1モード
で原稿をスイッチバックさせる際、メインモータM3を
逆転駆動してからオフするタイミングをとる。図43は
ADF60を制御するCPU2のメインルーチンを示
す。
イン1モードでラスト2枚の原稿を排出する際、メイン
モータM3がオンされてからオフするタイミングをと
る。 タイマT501:第2実施例において、2イン1モード
で原稿をスイッチバックさせる際、メインモータM3を
逆転駆動してからオフするタイミングをとる。図43は
ADF60を制御するCPU2のメインルーチンを示
す。
【0103】電源が投入されてCPU2にリセットが掛
かり、プログラムがスタートすると、ステップS101
でRAMのクリア、各種レジスタのリセット及び各種機
器を初期モードに設定するための初期設定を行う。続い
て、ステップS102で内部タイマをスタートさせる。
内部タイマはこのメインルーチンの1ルーチンの所要時
間を定めるもので、その値はステップS101でセット
される。また、この内部タイマは以下に説明するサブル
ーチンで登場する各種タイマのカウントの基準ともな
る。
かり、プログラムがスタートすると、ステップS101
でRAMのクリア、各種レジスタのリセット及び各種機
器を初期モードに設定するための初期設定を行う。続い
て、ステップS102で内部タイマをスタートさせる。
内部タイマはこのメインルーチンの1ルーチンの所要時
間を定めるもので、その値はステップS101でセット
される。また、この内部タイマは以下に説明するサブル
ーチンで登場する各種タイマのカウントの基準ともな
る。
【0104】次に、ステップS103〜S106の各サ
ブルーチンを順次コールし、必要な処理を行い、ステッ
プS107で内部タイマの終了を待ってステップS10
2へリターンする。ステップS103はADF60の原
稿搬送速度を設定するサブルーチンである。ステップS
104はプラテンガラス29上で原稿を交換するサブル
ーチンである。ステップS105は各種タイマのカウン
トを行うサブルーチンである。ステップS105はその
他の処理、即ち、A/D変換、入力処理、出力処理、紙
詰まり検出等を処理する。
ブルーチンを順次コールし、必要な処理を行い、ステッ
プS107で内部タイマの終了を待ってステップS10
2へリターンする。ステップS103はADF60の原
稿搬送速度を設定するサブルーチンである。ステップS
104はプラテンガラス29上で原稿を交換するサブル
ーチンである。ステップS105は各種タイマのカウン
トを行うサブルーチンである。ステップS105はその
他の処理、即ち、A/D変換、入力処理、出力処理、紙
詰まり検出等を処理する。
【0105】CPU2に対する割込み処理は、図44に
示すように、ステップS111でメインモータM3を制
御する等の各種割込み処理、ステップS112,S11
3でCPU1とのデータ送信処理、データ受信処理が、
CPU2のメインルーチンでの処理と関係なく適宜行わ
れる。図45はステップS101で実行される初期設定
のサブルーチンを示す。
示すように、ステップS111でメインモータM3を制
御する等の各種割込み処理、ステップS112,S11
3でCPU1とのデータ送信処理、データ受信処理が、
CPU2のメインルーチンでの処理と関係なく適宜行わ
れる。図45はステップS101で実行される初期設定
のサブルーチンを示す。
【0106】ステップS121ではRAM内の各デー
タ、各カウンタをクリアする。ステップS122ではタ
イマT101,T102,T202,T301をリセッ
トする。ステップS123では各フラグをリセットす
る。ステップS124では各モータM1,M2,M3,
M4、スケールソレノイドSL1をオフにする。ステッ
プS125では内部タイマを所定の値にセットする。ス
テップS126では給紙ステータスKを「1」にセット
する。ステップS127ではその他の初期設定を処理す
る。
タ、各カウンタをクリアする。ステップS122ではタ
イマT101,T102,T202,T301をリセッ
トする。ステップS123では各フラグをリセットす
る。ステップS124では各モータM1,M2,M3,
M4、スケールソレノイドSL1をオフにする。ステッ
プS125では内部タイマを所定の値にセットする。ス
テップS126では給紙ステータスKを「1」にセット
する。ステップS127ではその他の初期設定を処理す
る。
【0107】図46はステップS103で実行される速
度設定のサブルーチンを示す。ここでは、搬送ベルト9
5による原稿搬送速度(ベルトスピード)をV0,V1,
V2,V3,V4の5種に設定する。ベルトスピードV1,
V2,V3は複写機本体の機種の相違によるコピースピー
ドを3種として、それぞれのコピースピードに対応した
値である。
度設定のサブルーチンを示す。ここでは、搬送ベルト9
5による原稿搬送速度(ベルトスピード)をV0,V1,
V2,V3,V4の5種に設定する。ベルトスピードV1,
V2,V3は複写機本体の機種の相違によるコピースピー
ドを3種として、それぞれのコピースピードに対応した
値である。
【0108】ベルトスピードV1は、A4横送りでコピ
ースピードが60cpmの機種との組み合わせでコピー
生産性100%を維持するスピードである。つまり、光
学系20のリターン時間内に原稿を交換可能となるスピ
ードを意味する。具体的には、複写機本体のシステムス
ピードが300mm/secとすると、A4横送りでの
スキャン長さは210mmである。光学系20のリター
ン時間は(60sec/60cpm)−(210mm/300mm
/sec)=0.3secとなる。図15に示したようにレ
ジストローラ90のニップ部から露光基準位置SPまで
の距離をLとすると、プレステップモードでの原稿交換
時の搬送距離はL/2であり、原稿交換時間は(L/2
V1)となる。
ースピードが60cpmの機種との組み合わせでコピー
生産性100%を維持するスピードである。つまり、光
学系20のリターン時間内に原稿を交換可能となるスピ
ードを意味する。具体的には、複写機本体のシステムス
ピードが300mm/secとすると、A4横送りでの
スキャン長さは210mmである。光学系20のリター
ン時間は(60sec/60cpm)−(210mm/300mm
/sec)=0.3secとなる。図15に示したようにレ
ジストローラ90のニップ部から露光基準位置SPまで
の距離をLとすると、プレステップモードでの原稿交換
時の搬送距離はL/2であり、原稿交換時間は(L/2
V1)となる。
【0109】そこで、 L/2V1≦0.3 V1≧L/2×0.3 となる。ベルトスピードV2はコピースピードが45c
pmの複写機本体、ベルトスピードV3はコピースピー
ドが30cpmの複写機本体に対応する。ここではV1
>V2>V3となる。
pmの複写機本体、ベルトスピードV3はコピースピー
ドが30cpmの複写機本体に対応する。ここではV1
>V2>V3となる。
【0110】ベルトスピードV0は1枚目の原稿を露光
基準位置SPへ搬送するときのスピードであり、コピー
生産性を低下させないため、前記ベルトスピードV1よ
りも大きな値に設定される。また、ベルトスピードは、
プレステップモード以外の場合、即ち、両面原稿搬送モ
ードや原稿枚数のカウントモード等の場合にも、V0に
設定される。
基準位置SPへ搬送するときのスピードであり、コピー
生産性を低下させないため、前記ベルトスピードV1よ
りも大きな値に設定される。また、ベルトスピードは、
プレステップモード以外の場合、即ち、両面原稿搬送モ
ードや原稿枚数のカウントモード等の場合にも、V0に
設定される。
【0111】ベルトスピードV4は最終原稿を排出する
際の搬送速度であり、ベルトスピードV0と同等であ
る。このサブルーチンでは、まず、ステップS131で
1枚目の原稿を露光位置にセットする処理が完了する前
か否かを判定する。完了前であれば、ステップS132
でベルトスピードをV0に設定する。完了していれば、
ステップS133でプレステップモードか否かを判定
し、プレステップモードでなければ前記ステップS13
2へ移行する。プレステップモードであればステップS
134でコピースピードをチェックする。コピースピー
ドはCPU1から送信された複写機本体1のコピースピ
ードデータに基づいてチェックする。コピースピードが
60cpmであれば、ステップS135でベルトスピー
ドをV1に設定し、45cpmであればステップS13
6でベルトスピードをV2に設定する。また、30cp
mであればステップS137でベルトスピードをV3に
設定する。
際の搬送速度であり、ベルトスピードV0と同等であ
る。このサブルーチンでは、まず、ステップS131で
1枚目の原稿を露光位置にセットする処理が完了する前
か否かを判定する。完了前であれば、ステップS132
でベルトスピードをV0に設定する。完了していれば、
ステップS133でプレステップモードか否かを判定
し、プレステップモードでなければ前記ステップS13
2へ移行する。プレステップモードであればステップS
134でコピースピードをチェックする。コピースピー
ドはCPU1から送信された複写機本体1のコピースピ
ードデータに基づいてチェックする。コピースピードが
60cpmであれば、ステップS135でベルトスピー
ドをV1に設定し、45cpmであればステップS13
6でベルトスピードをV2に設定する。また、30cp
mであればステップS137でベルトスピードをV3に
設定する。
【0112】次に、ステップS138で最終原稿の排出
か否かを判定し、YESであればステップS139でベ
ルトスピードをV4に設定する。なお、ベルトスピード
V1,V2,V3はCPU1からの送信されたデータに基
づいて設定する方法以外に、ADF60に内蔵されたデ
ィップスイッチによって設定可能としてもよい。あるい
は、ADF60の複写機本体1とのコンタクト部にこの
種のデータ検出手段を設けてもよい。具体的には、複写
機本体1の上面フレームにコピースピードを示すマグネ
ットを設置し、ADF60にはそのマグネットを検出す
るセンサを設置する。CPU2はこのセンサからのマグ
ネットが示す信号に基づいて、複写機本体1のコピース
ピードを読み取り、ベルトスピードを設定する。
か否かを判定し、YESであればステップS139でベ
ルトスピードをV4に設定する。なお、ベルトスピード
V1,V2,V3はCPU1からの送信されたデータに基
づいて設定する方法以外に、ADF60に内蔵されたデ
ィップスイッチによって設定可能としてもよい。あるい
は、ADF60の複写機本体1とのコンタクト部にこの
種のデータ検出手段を設けてもよい。具体的には、複写
機本体1の上面フレームにコピースピードを示すマグネ
ットを設置し、ADF60にはそのマグネットを検出す
るセンサを設置する。CPU2はこのセンサからのマグ
ネットが示す信号に基づいて、複写機本体1のコピース
ピードを読み取り、ベルトスピードを設定する。
【0113】図47はステップS104で実行される原
稿交換のサブルーチンを示す。このサブルーチンではス
テップS140でMODEをチェックし、その値に基づ
いて以下の処理を行う。MODEはオペレータによって
選択された原稿の搬送形態によって所定の値に設定され
る(図48、ステップS167〜S170参照)。
稿交換のサブルーチンを示す。このサブルーチンではス
テップS140でMODEをチェックし、その値に基づ
いて以下の処理を行う。MODEはオペレータによって
選択された原稿の搬送形態によって所定の値に設定され
る(図48、ステップS167〜S170参照)。
【0114】MODEが「0」のときはステップS14
1でスタートチェックを処理する。「1」のときはステ
ップS142で給紙、ステップS143でプレステップ
セット、ステップS144で排紙を処理する。「2」の
ときはステップS145で給紙、ステップS146で2
イン1セット、ステップS147で排紙を処理する。
「3」のときはステップS148で給紙、ステップS1
49で原稿枚数のカウント、ステップS150でカウン
ト排紙を処理する。また、MODEが前記以外の値のと
きは、ステップS151でその他の動作、例えば両面モ
ード等を処理する。
1でスタートチェックを処理する。「1」のときはステ
ップS142で給紙、ステップS143でプレステップ
セット、ステップS144で排紙を処理する。「2」の
ときはステップS145で給紙、ステップS146で2
イン1セット、ステップS147で排紙を処理する。
「3」のときはステップS148で給紙、ステップS1
49で原稿枚数のカウント、ステップS150でカウン
ト排紙を処理する。また、MODEが前記以外の値のと
きは、ステップS151でその他の動作、例えば両面モ
ード等を処理する。
【0115】図48はステップS141で実行されるス
タートチェックのサブルーチンを示す。このサブルーチ
ンは、MODEが「0」のとき、即ち、ADF60が待
機中の場合に処理される。まず、ステップS161でエ
ンプティセンサSE1がオンか否かを判定する。オンさ
れていなければ、未だ原稿がトレイ61へセットされて
いない状態であり、ステップS162でDCNT1を
「0」にリセットする。センサSE1がオンされると
(原稿がトレイ61へセットされると)、ステップS1
63でDCNT1を「1」にセットし、ステップS16
4でフラグDCHGが「1」か否かを判定する。フラグ
DCHGは、「1」のときに原稿の交換を要求するコマ
ンドであり、CPU1から送信される。このフラグDC
HGはプリントキーのオン及びコピー部数分のスキャン
終了時点で「1」にセットされる。従って、フラグDC
HGが「0」であれば直ちにリターンし、「1」であれ
ばステップS165でこのフラグDCHGを「0」にリ
セットし、ステップS166でステータスKを「3」に
セットする。ステータスKは給紙のサブルーチンで使用
され、「3」にセットされることで原稿を1枚ずつ給紙
する。
タートチェックのサブルーチンを示す。このサブルーチ
ンは、MODEが「0」のとき、即ち、ADF60が待
機中の場合に処理される。まず、ステップS161でエ
ンプティセンサSE1がオンか否かを判定する。オンさ
れていなければ、未だ原稿がトレイ61へセットされて
いない状態であり、ステップS162でDCNT1を
「0」にリセットする。センサSE1がオンされると
(原稿がトレイ61へセットされると)、ステップS1
63でDCNT1を「1」にセットし、ステップS16
4でフラグDCHGが「1」か否かを判定する。フラグ
DCHGは、「1」のときに原稿の交換を要求するコマ
ンドであり、CPU1から送信される。このフラグDC
HGはプリントキーのオン及びコピー部数分のスキャン
終了時点で「1」にセットされる。従って、フラグDC
HGが「0」であれば直ちにリターンし、「1」であれ
ばステップS165でこのフラグDCHGを「0」にリ
セットし、ステップS166でステータスKを「3」に
セットする。ステータスKは給紙のサブルーチンで使用
され、「3」にセットされることで原稿を1枚ずつ給紙
する。
【0116】次に、ステップS167で原稿モードをチ
ェックする。プレステップモードであればステップS1
68でMODEを「1」にセットし、2イン1モードで
あればステップS169でMODEを「2」にセット
し、カウントモードであればステップS170でMOD
Eを「3」にセットする。なお、それ以外の原稿モード
の場合は省略する。
ェックする。プレステップモードであればステップS1
68でMODEを「1」にセットし、2イン1モードで
あればステップS169でMODEを「2」にセット
し、カウントモードであればステップS170でMOD
Eを「3」にセットする。なお、それ以外の原稿モード
の場合は省略する。
【0117】カウントモードの場合はこのサブルーチン
を終了し、プレステップモードと2イン1モードの場合
は、ステップS171でDCNT1をデクリメントし、
ステップS172でディップスイッチSW1がオンか否
かを判定する。ディップスイッチSW1は原稿の停止モ
ードをスケールモードに設定するためのスイッチであ
り、このスイッチSW1がオンしていれば、ステップS
173でパルスP02にα/2を加え、ステップS17
4でパルスP04にαを加える(図16参照、αはオー
バーラン量)。パルス制御モードの場合はパルスP0
2、P04に対するこのような補正は不要である。
を終了し、プレステップモードと2イン1モードの場合
は、ステップS171でDCNT1をデクリメントし、
ステップS172でディップスイッチSW1がオンか否
かを判定する。ディップスイッチSW1は原稿の停止モ
ードをスケールモードに設定するためのスイッチであ
り、このスイッチSW1がオンしていれば、ステップS
173でパルスP02にα/2を加え、ステップS17
4でパルスP04にαを加える(図16参照、αはオー
バーラン量)。パルス制御モードの場合はパルスP0
2、P04に対するこのような補正は不要である。
【0118】図49〜図52はステップS142,S1
45,S148で実行される給紙のサブルーチンを示
す。このサブルーチンではステップS180で給紙ステ
ータスKをチェックし、その値「0」〜「8」に基づい
て以下の処理を行う。ステータスKが「1」のときは
(初期設定のステップS126参照)、先端規制板63
と押圧板70をホームポジションに移動させる。即ち、
ステップS181でピックアップモータM1を正転さ
せ、ステップS182でカムセンサSE11がオンエッ
ジか否かを判定する。図7に示したように先端規制板6
3のホームポジションは原稿に対する規制位置(上動)
であり、押圧板70のホームポジションは原稿に対する
押圧解除位置(上動)である。カム軸147に連結した
ピックアップモータM1を正転させ、カムセンサSE1
1が円板148のエッジ部148aで遮光されてオンす
ると両者がホームポジションにセットされたこととな
る。従って、ステップS182でカムセンサSE11の
オンエッジが確認されるとステップS183でピックア
ップモータM1をオフし、ステップS184でステータ
スKを「2」にセットする。
45,S148で実行される給紙のサブルーチンを示
す。このサブルーチンではステップS180で給紙ステ
ータスKをチェックし、その値「0」〜「8」に基づい
て以下の処理を行う。ステータスKが「1」のときは
(初期設定のステップS126参照)、先端規制板63
と押圧板70をホームポジションに移動させる。即ち、
ステップS181でピックアップモータM1を正転さ
せ、ステップS182でカムセンサSE11がオンエッ
ジか否かを判定する。図7に示したように先端規制板6
3のホームポジションは原稿に対する規制位置(上動)
であり、押圧板70のホームポジションは原稿に対する
押圧解除位置(上動)である。カム軸147に連結した
ピックアップモータM1を正転させ、カムセンサSE1
1が円板148のエッジ部148aで遮光されてオンす
ると両者がホームポジションにセットされたこととな
る。従って、ステップS182でカムセンサSE11の
オンエッジが確認されるとステップS183でピックア
ップモータM1をオフし、ステップS184でステータ
スKを「2」にセットする。
【0119】ステータスKが「2」のときは、何も処理
しない。ステータスKが「3」のときは(スタートチェ
ックのステップS166参照)、先端規制板63を退避
位置へ移動させると共に、押圧板70を下動させて原稿
に給紙圧を付与する。即ち、ステップS185でピック
アップモータM1を正転させ、ステップS186でカム
センサSE11がオフエッジか否かを判定する。ピック
アップモータM1の正転によって円板148,149が
図7中反時計回り方向に回転し、図7、図8の状態から
250°回転した時点でカムセンサSE11が円板14
8のエッジ部148bで開放されてオフする。このと
き、図10に示したように、先端規制板63は退避位置
を維持し、押圧板70は原稿の先端部をピックアップロ
ーラ65に押圧する。従って、ステップS186でカム
センサSE11のオンエッジが確認されると、ステップ
S187でピックアップモータM1をオフし、ステップ
S188でタイマT101をセットする。さらに、ステ
ップS189でステータスKを「4」にセットする。
しない。ステータスKが「3」のときは(スタートチェ
ックのステップS166参照)、先端規制板63を退避
位置へ移動させると共に、押圧板70を下動させて原稿
に給紙圧を付与する。即ち、ステップS185でピック
アップモータM1を正転させ、ステップS186でカム
センサSE11がオフエッジか否かを判定する。ピック
アップモータM1の正転によって円板148,149が
図7中反時計回り方向に回転し、図7、図8の状態から
250°回転した時点でカムセンサSE11が円板14
8のエッジ部148bで開放されてオフする。このと
き、図10に示したように、先端規制板63は退避位置
を維持し、押圧板70は原稿の先端部をピックアップロ
ーラ65に押圧する。従って、ステップS186でカム
センサSE11のオンエッジが確認されると、ステップ
S187でピックアップモータM1をオフし、ステップ
S188でタイマT101をセットする。さらに、ステ
ップS189でステータスKを「4」にセットする。
【0120】ステータスKが「4」のときは、ステップ
S190で前記タイマT101のカウント終了が確認さ
れると、ステップS191で給紙モータM2をオンす
る。これにて、ピックアップローラ65及び捌きローラ
75が回転駆動され、最下層の原稿が給紙される。さら
に、ステップS192でステータスKを「5」にセット
する。
S190で前記タイマT101のカウント終了が確認さ
れると、ステップS191で給紙モータM2をオンす
る。これにて、ピックアップローラ65及び捌きローラ
75が回転駆動され、最下層の原稿が給紙される。さら
に、ステップS192でステータスKを「5」にセット
する。
【0121】ステータスKが「5」のときは、ステップ
S193でレジストセンサSE2のオンエッジが確認さ
れると(原稿の先端がセンサSE2で検出されると)、
ステップS194でタイマT102をセットし、ステッ
プS195でDCNT2をインクリメントする。さら
に、ステップS196でステータスKを「6」にセット
する。
S193でレジストセンサSE2のオンエッジが確認さ
れると(原稿の先端がセンサSE2で検出されると)、
ステップS194でタイマT102をセットし、ステッ
プS195でDCNT2をインクリメントする。さら
に、ステップS196でステータスKを「6」にセット
する。
【0122】ステータスKが「6」のときは、ステップ
S197で前記タイマT102のカウント終了が確認さ
れると、ステップS198で幅センサSE10のオン、
オフを判定する。幅センサSE10は給紙された原稿の
幅寸法を検出するためのもので、オンであればステップ
S199で幅フラグを「1」にセットし、オフであれば
ステップS200で幅フラグを「0」にリセットする。
続いて、ステップS201で給紙モータM2をオフし、
ステップS202でピックアップモータM1を逆転す
る。これにて、カム板145,146が図10に示した
状態から時計回り方向に回転を開始する。さらに、ステ
ップS203でステータスKを「7」にセットする。
S197で前記タイマT102のカウント終了が確認さ
れると、ステップS198で幅センサSE10のオン、
オフを判定する。幅センサSE10は給紙された原稿の
幅寸法を検出するためのもので、オンであればステップ
S199で幅フラグを「1」にセットし、オフであれば
ステップS200で幅フラグを「0」にリセットする。
続いて、ステップS201で給紙モータM2をオフし、
ステップS202でピックアップモータM1を逆転す
る。これにて、カム板145,146が図10に示した
状態から時計回り方向に回転を開始する。さらに、ステ
ップS203でステータスKを「7」にセットする。
【0123】ステータスKが「7」のときは、押圧板7
0を上方の退避位置へ移動させる。カム板145,14
6が時計回り方向に160°逆転すると(図9参照)、
先端規制板63は下方での退避位置を維持する一方、押
圧板70が上方へ退避する。このとき、カムセンサSE
12が円板149のエッジ部149aで遮光されてオン
する。従って、ステップS204でカムセンサSE12
のオンエッジが確認されると、ステップS205でピッ
クアップモータM1をオフする。続いて、ステップS2
06でフラグDSETが「0」か否かを判定する。この
フラグDSETは原稿が露光位置にセットされると、
「1」にセットされる(プレステップモードのステップ
S241,S259、2イン1モードのステップS36
1参照)。フラグDSETが「0」のときのみステップ
S207でセットステータスSをインクリメントする。
さらに、ステップS208でステータスKを「8」にセ
ットする。
0を上方の退避位置へ移動させる。カム板145,14
6が時計回り方向に160°逆転すると(図9参照)、
先端規制板63は下方での退避位置を維持する一方、押
圧板70が上方へ退避する。このとき、カムセンサSE
12が円板149のエッジ部149aで遮光されてオン
する。従って、ステップS204でカムセンサSE12
のオンエッジが確認されると、ステップS205でピッ
クアップモータM1をオフする。続いて、ステップS2
06でフラグDSETが「0」か否かを判定する。この
フラグDSETは原稿が露光位置にセットされると、
「1」にセットされる(プレステップモードのステップ
S241,S259、2イン1モードのステップS36
1参照)。フラグDSETが「0」のときのみステップ
S207でセットステータスSをインクリメントする。
さらに、ステップS208でステータスKを「8」にセ
ットする。
【0124】これにて、原稿の給紙処理が終了する。ス
テータスKが「8」のときは、何も処理しない。図53
〜図59はステップS143で実行されるプレステップ
セットのサブルーチンを示す。このサブルーチンではス
テップS210でセットステータスSをチェックし、そ
の値を「0」〜「9」に基づいて以下の処理を行う。
テータスKが「8」のときは、何も処理しない。図53
〜図59はステップS143で実行されるプレステップ
セットのサブルーチンを示す。このサブルーチンではス
テップS210でセットステータスSをチェックし、そ
の値を「0」〜「9」に基づいて以下の処理を行う。
【0125】ステータスSが「0」のときは、何も処理
しない。ステータスSが「1」のときは(給紙完了、ス
テップS207参照)、ステップS211でメインモー
タM3を高速正転させる。これにて原稿がレジストロー
ラ90からプラテンガラス29上へ送り込まれる。そし
て、ステップS212でPLSCNT1がパルスP01
をカウントしたか否かを判定する。PLSCNT1がパ
ルスP01をカウントすると、ステップS213でレジ
ストセンサSE2がオフか否かを判定し、ステップS2
14でエンプティセンサSE1がオンか否かを判定す
る。パルスP01は小サイズ原稿に対応するパルス数で
あり、レジストセンサSE2がオフでエンプティセンサ
SE1がオンであれば、即ち、給紙された原稿が小サイ
ズで次の原稿がトレイ61上に残っていれば、ステップ
S215でステータスKを「3」にセットし、ステップ
S216でメインモータM3を減速し、ステップS21
7でステータスSを「2」にセットする。
しない。ステータスSが「1」のときは(給紙完了、ス
テップS207参照)、ステップS211でメインモー
タM3を高速正転させる。これにて原稿がレジストロー
ラ90からプラテンガラス29上へ送り込まれる。そし
て、ステップS212でPLSCNT1がパルスP01
をカウントしたか否かを判定する。PLSCNT1がパ
ルスP01をカウントすると、ステップS213でレジ
ストセンサSE2がオフか否かを判定し、ステップS2
14でエンプティセンサSE1がオンか否かを判定す
る。パルスP01は小サイズ原稿に対応するパルス数で
あり、レジストセンサSE2がオフでエンプティセンサ
SE1がオンであれば、即ち、給紙された原稿が小サイ
ズで次の原稿がトレイ61上に残っていれば、ステップ
S215でステータスKを「3」にセットし、ステップ
S216でメインモータM3を減速し、ステップS21
7でステータスSを「2」にセットする。
【0126】一方、レジストセンサSE2がオンしてい
れば、原稿は大サイズであるため、ステップS219で
フラグLSIZEを「1」にセットし、ステップS22
0でステータスSを「7」にセットする。また、エンプ
ティセンサSE1がオフであれば、次の原稿はないので
ステップS218でステータスKを「1」にセットし、
ステップS220でステータスSを「7」にセットす
る。
れば、原稿は大サイズであるため、ステップS219で
フラグLSIZEを「1」にセットし、ステップS22
0でステータスSを「7」にセットする。また、エンプ
ティセンサSE1がオフであれば、次の原稿はないので
ステップS218でステータスKを「1」にセットし、
ステップS220でステータスSを「7」にセットす
る。
【0127】PLSCNT1がパルスP01をカウント
中のときは(前記ステップS212でNO)、ステップ
S221でレジストセンサSE2のオフエッジが確認さ
れると、ステップS222で原稿のサイズを検出する。
さらに、ステップS223でエンプティセンサSE1が
オンか否かを判定し、オンしていれば(次の原稿があれ
ば)、ステップS224でDCNT1をインクリメント
する。
中のときは(前記ステップS212でNO)、ステップ
S221でレジストセンサSE2のオフエッジが確認さ
れると、ステップS222で原稿のサイズを検出する。
さらに、ステップS223でエンプティセンサSE1が
オンか否かを判定し、オンしていれば(次の原稿があれ
ば)、ステップS224でDCNT1をインクリメント
する。
【0128】ステータスSが「2」のときは、ステップ
S225でPLSCNT1がパルスP02をカウントし
たか否かを判定する。パルスP02は原稿を距離L/2
(図15参照)搬送するのに要するパルス数である。従
って、PLSCNT1がパルスP02をカウントすると
(原稿の先端が中間位置IPに到達すると)、ステップ
S226でメインモータM3をオフし、ステータスSを
「3」にセットする。PLSCNT1がパルスP02を
カウント中のときは、前述したステップS221〜S2
24を処理する。
S225でPLSCNT1がパルスP02をカウントし
たか否かを判定する。パルスP02は原稿を距離L/2
(図15参照)搬送するのに要するパルス数である。従
って、PLSCNT1がパルスP02をカウントすると
(原稿の先端が中間位置IPに到達すると)、ステップ
S226でメインモータM3をオフし、ステータスSを
「3」にセットする。PLSCNT1がパルスP02を
カウント中のときは、前述したステップS221〜S2
24を処理する。
【0129】ステータスSが「3」のときは、何も処理
しない。ステータスSが「4」のときは(次の原稿の先
出し給紙の完了、ステップS207参照、またはDCH
Gチェック1のステップS288参照)、ステップS2
28でメインモータM3を高速正転させる。これにて先
の原稿が露光位置へ、後の原稿がプレステップ位置へ搬
送されることとなる。そして、ステップS229でPL
SCNT1がパルスP01をカウントしたと判定する
と、ステップS230でレジストセンサSE2がオフか
否かを判定し、ステップS231でエンプティセンサS
E1がオンか否かを判定する。センサSE2がオフでセ
ンサSE1がオンであれば、即ち、後続の原稿が小サイ
ズで次の原稿がトレイ61上に残っていれば、ステップ
S232で給紙ステータスKを「3」にセットし、ステ
ップS235でメインモータM3を減速し、ステップS
236でスケール120を突出させ(スケールモードの
場合、図60参照)、ステップS237でステータスS
を「5」にセットする。
しない。ステータスSが「4」のときは(次の原稿の先
出し給紙の完了、ステップS207参照、またはDCH
Gチェック1のステップS288参照)、ステップS2
28でメインモータM3を高速正転させる。これにて先
の原稿が露光位置へ、後の原稿がプレステップ位置へ搬
送されることとなる。そして、ステップS229でPL
SCNT1がパルスP01をカウントしたと判定する
と、ステップS230でレジストセンサSE2がオフか
否かを判定し、ステップS231でエンプティセンサS
E1がオンか否かを判定する。センサSE2がオフでセ
ンサSE1がオンであれば、即ち、後続の原稿が小サイ
ズで次の原稿がトレイ61上に残っていれば、ステップ
S232で給紙ステータスKを「3」にセットし、ステ
ップS235でメインモータM3を減速し、ステップS
236でスケール120を突出させ(スケールモードの
場合、図60参照)、ステップS237でステータスS
を「5」にセットする。
【0130】一方、レジストセンサSE2がオンしてい
れば、後続の原稿は大サイズであるため、ステップS2
34で先出し禁止フラグを「1」にセットし、前述のス
テップS235〜S237を処理する。また、エンプテ
ィセンサSE1がオフであれば、次の原稿はないのでス
テップS233で給紙ステータスKを「1」にセット
し、前述のステップS235〜S237を処理する。
れば、後続の原稿は大サイズであるため、ステップS2
34で先出し禁止フラグを「1」にセットし、前述のス
テップS235〜S237を処理する。また、エンプテ
ィセンサSE1がオフであれば、次の原稿はないのでス
テップS233で給紙ステータスKを「1」にセット
し、前述のステップS235〜S237を処理する。
【0131】PLSCNT1がパルスP01をカウント
中のときは(前記ステップS229でNO)、前述のス
テップS221〜S224を処理し、後続の原稿のサイ
ズを検出する。ステータスSが「5」のときは、ステッ
プS238でPLSCNT1がパルスP02をカウント
したか否かを判定する。YESであれば、即ち、先の原
稿の先端が露光基準位置SPへ到達すると共に後続原稿
の先端が中間位置IPへ到達すると、ステップS239
でメインモータM3をオフする。続いて、ステップS2
40でタイマT201をセットし、ステップS241で
フラグDSETを「1」にセットし、ステップS242
でステータスSを「6」にセットする。フラグDSET
は「1」のとき原稿が露光位置にセットされたことを示
し、CPU1へ送信される。複写機本体1ではこのフラ
グDSETが「1」のとき、光学系20のスキャン動作
が可能となる。PLSCNT1がパルスP02をカウン
ト中のときは、前述したステップS221〜S224を
処理する。
中のときは(前記ステップS229でNO)、前述のス
テップS221〜S224を処理し、後続の原稿のサイ
ズを検出する。ステータスSが「5」のときは、ステッ
プS238でPLSCNT1がパルスP02をカウント
したか否かを判定する。YESであれば、即ち、先の原
稿の先端が露光基準位置SPへ到達すると共に後続原稿
の先端が中間位置IPへ到達すると、ステップS239
でメインモータM3をオフする。続いて、ステップS2
40でタイマT201をセットし、ステップS241で
フラグDSETを「1」にセットし、ステップS242
でステータスSを「6」にセットする。フラグDSET
は「1」のとき原稿が露光位置にセットされたことを示
し、CPU1へ送信される。複写機本体1ではこのフラ
グDSETが「1」のとき、光学系20のスキャン動作
が可能となる。PLSCNT1がパルスP02をカウン
ト中のときは、前述したステップS221〜S224を
処理する。
【0132】ステータスSが「6」のときは、ステップ
S243で前記タイマT201のカウント終了が確認さ
れると、ステップS244でスケールソレノイドSL1
をオフする。スケールモードにあってはここでスケール
120が下方に退避し、パルス制御モードにあってはス
ケール120は退避したままである。さらに、ステップ
S245でDCHGチェック1を処理する。DCHGチ
ェック1のサブルーチンについては図61で説明する。
S243で前記タイマT201のカウント終了が確認さ
れると、ステップS244でスケールソレノイドSL1
をオフする。スケールモードにあってはここでスケール
120が下方に退避し、パルス制御モードにあってはス
ケール120は退避したままである。さらに、ステップ
S245でDCHGチェック1を処理する。DCHGチ
ェック1のサブルーチンについては図61で説明する。
【0133】ステータスSが「7」のときは(DCHG
チェック1のステップS292参照)、ステップS24
6でメインモータM3を高速正転させる。これにて、大
サイズ原稿が中間位置IPから搬送される。そして、ス
テップS247でPLSCNT1がパルスP03をカウ
ントしたか否かを判定する。PLSCNT1がパルスP
03をカウントすると、ステップS248でレジストセ
ンサSE2がオフか否かを判定し、ステップS249で
エンプティセンサSE1がオンか否かを判定する。レジ
ストセンサSE2がオフでエンプティセンサSE1がオ
ンであれば、次の原稿の給紙のためにステップS250
でステータスKを「3」にセットする。さらに、ステッ
プS252でメインモータM3を減速し、ステップS2
53でスケール120を突出させ(スケールモードの場
合、図60参照)、ステップS254でステータスSを
「8」にセットする。
チェック1のステップS292参照)、ステップS24
6でメインモータM3を高速正転させる。これにて、大
サイズ原稿が中間位置IPから搬送される。そして、ス
テップS247でPLSCNT1がパルスP03をカウ
ントしたか否かを判定する。PLSCNT1がパルスP
03をカウントすると、ステップS248でレジストセ
ンサSE2がオフか否かを判定し、ステップS249で
エンプティセンサSE1がオンか否かを判定する。レジ
ストセンサSE2がオフでエンプティセンサSE1がオ
ンであれば、次の原稿の給紙のためにステップS250
でステータスKを「3」にセットする。さらに、ステッ
プS252でメインモータM3を減速し、ステップS2
53でスケール120を突出させ(スケールモードの場
合、図60参照)、ステップS254でステータスSを
「8」にセットする。
【0134】一方、レジストセンサSE2がオンしてお
れば、このとき、大サイズ原稿の後端が未だレジストロ
ーラ90を通過していないため、ステップS255で紙
詰まりを処理する。また、エンプティセンサSE1がオ
フであれば、次の原稿はないのでステップS251でス
テータスKを「1」にセットし、前述のステップS25
2〜S254を処理する。
れば、このとき、大サイズ原稿の後端が未だレジストロ
ーラ90を通過していないため、ステップS255で紙
詰まりを処理する。また、エンプティセンサSE1がオ
フであれば、次の原稿はないのでステップS251でス
テータスKを「1」にセットし、前述のステップS25
2〜S254を処理する。
【0135】PLSCNT1がパルスP03をカウント
中のときは(前記ステップS247でNO)、前述のス
テップS221〜S224を処理し、原稿のサイズを検
出する。ステータスSが「8」のときは、ステップS2
56でPLSCNT1がパルスP04をカウントしたか
否かを判定する。YESであれば、即ち、大サイズ原稿
の先端が露光基準位置SPへ到達すると、ステップS2
57でメインモータM3をオフする。続いて、ステップ
S258でタイマT201をセットし、ステップS25
9でフラグDSETを「1」にセットし、ステップS2
60でステータスSを「6」にセットする。PLSCN
T1がパルスP04をカウント中のときは、前述したス
テップS221〜S224を処理する。
中のときは(前記ステップS247でNO)、前述のス
テップS221〜S224を処理し、原稿のサイズを検
出する。ステータスSが「8」のときは、ステップS2
56でPLSCNT1がパルスP04をカウントしたか
否かを判定する。YESであれば、即ち、大サイズ原稿
の先端が露光基準位置SPへ到達すると、ステップS2
57でメインモータM3をオフする。続いて、ステップ
S258でタイマT201をセットし、ステップS25
9でフラグDSETを「1」にセットし、ステップS2
60でステータスSを「6」にセットする。PLSCN
T1がパルスP04をカウント中のときは、前述したス
テップS221〜S224を処理する。
【0136】ステータスSが「9」のときは(DCHG
チェック1のステップS293参照)、ステップS26
1でメインモータM3を高速正転させる。これにて、原
稿が露光位置から排出される。そして、ステップS26
2で排出センサSE3のオフエッジが確認されると、即
ち、原稿の後端が搬送ベルト95から離れると、ステッ
プS263でメインモータM3をオフする。続いて、ス
テップS264でMODEを「0」にリセットし、ステ
ップS265でステータスSを「0」にリセットする。
チェック1のステップS293参照)、ステップS26
1でメインモータM3を高速正転させる。これにて、原
稿が露光位置から排出される。そして、ステップS26
2で排出センサSE3のオフエッジが確認されると、即
ち、原稿の後端が搬送ベルト95から離れると、ステッ
プS263でメインモータM3をオフする。続いて、ス
テップS264でMODEを「0」にリセットし、ステ
ップS265でステータスSを「0」にリセットする。
【0137】ここで、プレステップモードでの紙詰まり
検出について説明する。ステータスSが「1」のとき
は、レジストセンサSE2がオンであっても(ステップ
S213でNOであっても)紙詰まりを処理しない。し
かし、ステータスSが「7」のときは、原稿をパルスP
03分搬送した後、レジストセンサSE2がオンしてい
れば(ステップS248でNO)、紙詰まりを処理す
る。即ち、パルスP03は距離L(図15参照)より若
干短く設定されており、ステップS248でNOと判定
されることは、原稿がL(500mm)以上の長さか、
搬送不良でレジストローラ90の付近に滞留している場
合である。このような場合、紙詰まりであると検出す
る。また、ステータスSが「4」のとき、レジストセン
サSE2がオンであっても(ステップS230でN
O)、先出し禁止フラグを「1」にセットするが、紙詰
まりは処理しない。
検出について説明する。ステータスSが「1」のとき
は、レジストセンサSE2がオンであっても(ステップ
S213でNOであっても)紙詰まりを処理しない。し
かし、ステータスSが「7」のときは、原稿をパルスP
03分搬送した後、レジストセンサSE2がオンしてい
れば(ステップS248でNO)、紙詰まりを処理す
る。即ち、パルスP03は距離L(図15参照)より若
干短く設定されており、ステップS248でNOと判定
されることは、原稿がL(500mm)以上の長さか、
搬送不良でレジストローラ90の付近に滞留している場
合である。このような場合、紙詰まりであると検出す
る。また、ステータスSが「4」のとき、レジストセン
サSE2がオンであっても(ステップS230でN
O)、先出し禁止フラグを「1」にセットするが、紙詰
まりは処理しない。
【0138】以上の処理によって、プレステップモード
において、大サイズ原稿が混在してトレイ61上にセッ
トされても、支障なく原稿の搬送が可能となる。図60
はステップS236,S253及び以下に説明するステ
ップS347で実行されるスケールのサブルーチンを示
す。ここでは、ステップS271でディップスイッチS
W1がオンか否かを判定し、オンであれば(スケールモ
ードが選択されていれば)、ステップS272でソレノ
イドSL1をオンし、スケール120をプラテンガラス
29上に若干突出させ、原稿を露光基準位置SPで強制
的に停止させる。
において、大サイズ原稿が混在してトレイ61上にセッ
トされても、支障なく原稿の搬送が可能となる。図60
はステップS236,S253及び以下に説明するステ
ップS347で実行されるスケールのサブルーチンを示
す。ここでは、ステップS271でディップスイッチS
W1がオンか否かを判定し、オンであれば(スケールモ
ードが選択されていれば)、ステップS272でソレノ
イドSL1をオンし、スケール120をプラテンガラス
29上に若干突出させ、原稿を露光基準位置SPで強制
的に停止させる。
【0139】図61はステップS245で実行されるD
CHGチェック1のサブルーチンを示す。ここでは、ス
テップS281でフラグDCHGが「1」か否かを判定
し、「1」のときのみ以下の処理を行う。フラグDCH
GはADF60に対して原稿交換を要求するために複写
機本体1のCPU1から送信される。
CHGチェック1のサブルーチンを示す。ここでは、ス
テップS281でフラグDCHGが「1」か否かを判定
し、「1」のときのみ以下の処理を行う。フラグDCH
GはADF60に対して原稿交換を要求するために複写
機本体1のCPU1から送信される。
【0140】フラグDCHGが「1」であれば、ステッ
プS282で給紙ステータスKの値をチェックする。こ
こではステータスKが「2」と「8」のときのみ以下の
処理を行う。ステータスKが「8」のときは(次の原稿
が先出し給紙済みのとき)、ステップS283でステー
タスKを「2」にセットし、ステップS284でフラグ
LSIZEが「1」か否かを判定する。フラグLSIZ
Eが「1」であれば(大サイズ原稿が給紙されたのであ
れば)、ステップS285でステータスSを「1」にセ
ットし、ステップS286でDCNT1をデクリメント
し、ステップS287で排出すべき原稿の枚数をカウン
トするためのDCNT3を「1」にセットする。フラグ
LSIZEが「0」であれば(小サイズ原稿が給紙され
たのであれば)、ステップS288でステータスSを
「4」にセットし、前述のステップS286,S287
を処理する。
プS282で給紙ステータスKの値をチェックする。こ
こではステータスKが「2」と「8」のときのみ以下の
処理を行う。ステータスKが「8」のときは(次の原稿
が先出し給紙済みのとき)、ステップS283でステー
タスKを「2」にセットし、ステップS284でフラグ
LSIZEが「1」か否かを判定する。フラグLSIZ
Eが「1」であれば(大サイズ原稿が給紙されたのであ
れば)、ステップS285でステータスSを「1」にセ
ットし、ステップS286でDCNT1をデクリメント
し、ステップS287で排出すべき原稿の枚数をカウン
トするためのDCNT3を「1」にセットする。フラグ
LSIZEが「0」であれば(小サイズ原稿が給紙され
たのであれば)、ステップS288でステータスSを
「4」にセットし、前述のステップS286,S287
を処理する。
【0141】一方、ステータスKが「2」のときは(次
の原稿が給紙されていない状態、つまり次の原稿がない
か、先出し状態のとき)、ステップS289でDCNT
1が「0」か否かを判定する。「0」であればステップ
S290で先出し禁止フラグが「1」か否かを判定す
る。先出し禁止フラグが「1」であれば、ステップS2
91でフラグLSIZEを「1」にセットし、ステップ
S292でステータスSを「1」にセットし、前述のス
テップS286,S287を処理する。先出し禁止フラ
グが「0」であれば、前述のステップS288,S28
6,S287を処理する。DCNTが「0」でなけれ
ば、ステップS293でステータスSを「9」にセット
し、ステップS287を処理する。
の原稿が給紙されていない状態、つまり次の原稿がない
か、先出し状態のとき)、ステップS289でDCNT
1が「0」か否かを判定する。「0」であればステップ
S290で先出し禁止フラグが「1」か否かを判定す
る。先出し禁止フラグが「1」であれば、ステップS2
91でフラグLSIZEを「1」にセットし、ステップ
S292でステータスSを「1」にセットし、前述のス
テップS286,S287を処理する。先出し禁止フラ
グが「0」であれば、前述のステップS288,S28
6,S287を処理する。DCNTが「0」でなけれ
ば、ステップS293でステータスSを「9」にセット
し、ステップS287を処理する。
【0142】図62はステップS211,S228,S
261,S246で実行されるメインモータM3の高速
正転のサブルーチンを示す。ここでは、ステップS30
1,S302でメインモータM3がオフされているか否
かを判定し、既にオンされていれば直ちにこのサブルー
チンを終了する。ステップS301でオフされていると
判定すると、即ち、セットステータスSが「1」,
「4」,「9」のときは、ステップS303でフラグL
SIZEを「0」にリセットし、ステップS304でP
LSCNT1を「0」にリセットし、ステップS305
でフラグHERASEを「0」にリセットする。続い
て、ステップS306で先出し禁止フラグを「0」にリ
セットし、ステップS307でフラグDCHGを「0」
にリセットし、ステップS308でフラグDSETを
「0」にリセットする。さらに、ステップS309で排
紙ステータスHを「1」にセットし、ステップS310
でメインモータM3を高速正転に設定し、割込みを許可
する。この割込みごとにメインモータM3が駆動され、
PLSCNT1,PLSCNT2でのカウントが行われ
る。
261,S246で実行されるメインモータM3の高速
正転のサブルーチンを示す。ここでは、ステップS30
1,S302でメインモータM3がオフされているか否
かを判定し、既にオンされていれば直ちにこのサブルー
チンを終了する。ステップS301でオフされていると
判定すると、即ち、セットステータスSが「1」,
「4」,「9」のときは、ステップS303でフラグL
SIZEを「0」にリセットし、ステップS304でP
LSCNT1を「0」にリセットし、ステップS305
でフラグHERASEを「0」にリセットする。続い
て、ステップS306で先出し禁止フラグを「0」にリ
セットし、ステップS307でフラグDCHGを「0」
にリセットし、ステップS308でフラグDSETを
「0」にリセットする。さらに、ステップS309で排
紙ステータスHを「1」にセットし、ステップS310
でメインモータM3を高速正転に設定し、割込みを許可
する。この割込みごとにメインモータM3が駆動され、
PLSCNT1,PLSCNT2でのカウントが行われ
る。
【0143】一方、ステップS302でメインモータM
3がオフされていると判定すると、即ち、セットステー
タスSが「7」のときは、前述のステップS306〜S
310を処理する。図63〜図70はステップS146
で実行される2イン1セットのサブルーチンを示す。
3がオフされていると判定すると、即ち、セットステー
タスSが「7」のときは、前述のステップS306〜S
310を処理する。図63〜図70はステップS146
で実行される2イン1セットのサブルーチンを示す。
【0144】このサブルーチンではステップS320で
セットステータスSをチェックし、その値「0」〜「1
1」に基づいて以下の処理を行う。ステータスSが
「0」のときは、何も処理しない。ステータスSが
「1」のときは(給紙完了、ステップS207参照)、
ステップS321でメインモータM3を高速正転させる
(図62参照)。これにて原稿がレジストローラ90か
らプラテンガラス29上へ送り込まれる。そして、ステ
ップS322でレジストセンサSE2がオフエッジか否
かを判定する。オフエッジであれば(原稿の後端がセン
サSE2の検出点を通過すれば)、ステップS323で
原稿のサイズを検出し、ステップS324でエンプティ
センサSE1がオンか否かを判定する。レジストセンサ
SE2がオンエッジでエンプティセンサSE1がオンで
あれば、即ち、給紙された原稿が小サイズで次の原稿が
トレイ61に残っていれば、ステップS325でタイマ
T202をセットし、ステップS326でメインモータ
M3を減速し、ステップS327でステータスSを
「2」にセットする。
セットステータスSをチェックし、その値「0」〜「1
1」に基づいて以下の処理を行う。ステータスSが
「0」のときは、何も処理しない。ステータスSが
「1」のときは(給紙完了、ステップS207参照)、
ステップS321でメインモータM3を高速正転させる
(図62参照)。これにて原稿がレジストローラ90か
らプラテンガラス29上へ送り込まれる。そして、ステ
ップS322でレジストセンサSE2がオフエッジか否
かを判定する。オフエッジであれば(原稿の後端がセン
サSE2の検出点を通過すれば)、ステップS323で
原稿のサイズを検出し、ステップS324でエンプティ
センサSE1がオンか否かを判定する。レジストセンサ
SE2がオンエッジでエンプティセンサSE1がオンで
あれば、即ち、給紙された原稿が小サイズで次の原稿が
トレイ61に残っていれば、ステップS325でタイマ
T202をセットし、ステップS326でメインモータ
M3を減速し、ステップS327でステータスSを
「2」にセットする。
【0145】一方、エンプティセンサSE1がオフであ
れば、次の原稿はないので、ステップS328でフラグ
HERASEを「1」にセットする。フラグHERAS
Eは2イン1モードでの光学系20の後半のスキャン領
域の感光体ドラム10上の電荷を消去することを指示す
る。続いて、ステップS329でDCNT3が「2」か
否かを判定し、「2」であれば、即ち、このとき排出す
べき原稿が2枚プラテンガラス29上にあれば、ステッ
プS330でメインモータM3を減速し、ステップS3
31でステータスSを「8」にセットする。DCNT3
が「2」でなければ、ステップS332でステータスS
を「5」にセットする。
れば、次の原稿はないので、ステップS328でフラグ
HERASEを「1」にセットする。フラグHERAS
Eは2イン1モードでの光学系20の後半のスキャン領
域の感光体ドラム10上の電荷を消去することを指示す
る。続いて、ステップS329でDCNT3が「2」か
否かを判定し、「2」であれば、即ち、このとき排出す
べき原稿が2枚プラテンガラス29上にあれば、ステッ
プS330でメインモータM3を減速し、ステップS3
31でステータスSを「8」にセットする。DCNT3
が「2」でなければ、ステップS332でステータスS
を「5」にセットする。
【0146】前記ステップS322でレジストセンサS
E2がオフエッジでないと判定すると、ステップS33
3でPLSCNT1がパルスP05をカウントしたか否
かを判定する。パルスP05は大サイズ原稿に対応する
パルス数であり、カウントすると、ステップS334で
フラグLSIZEを「1」にセットし、前述したステッ
プS329〜S331又はS332を処理する。
E2がオフエッジでないと判定すると、ステップS33
3でPLSCNT1がパルスP05をカウントしたか否
かを判定する。パルスP05は大サイズ原稿に対応する
パルス数であり、カウントすると、ステップS334で
フラグLSIZEを「1」にセットし、前述したステッ
プS329〜S331又はS332を処理する。
【0147】ステータスSが「2」のときは、ステップ
S335で前記タイマT202のカウントが終了したか
否かを判定する。カウントを終了した後、ステップS3
36で給紙ステータスKが「2」であると判定すると、
ステップS337でステータスKを「3」にセットし、
次の原稿の先出し給紙を開始させる。タイマT202の
カウントが終了していないか、終了してもステータスK
が「2」でなければ、ステップS338でPLSCNT
2がパルスP07をカウントしたか否かを判定する。P
LSCNT2がパルスP07をカウントすると、ステッ
プS339でメインモータM3を低速逆転に切り換え
る。ここで、原稿はスイッチバックを開始する。そし
て、ステップS340でステータスSを「3」にセット
する。
S335で前記タイマT202のカウントが終了したか
否かを判定する。カウントを終了した後、ステップS3
36で給紙ステータスKが「2」であると判定すると、
ステップS337でステータスKを「3」にセットし、
次の原稿の先出し給紙を開始させる。タイマT202の
カウントが終了していないか、終了してもステータスK
が「2」でなければ、ステップS338でPLSCNT
2がパルスP07をカウントしたか否かを判定する。P
LSCNT2がパルスP07をカウントすると、ステッ
プS339でメインモータM3を低速逆転に切り換え
る。ここで、原稿はスイッチバックを開始する。そし
て、ステップS340でステータスSを「3」にセット
する。
【0148】一方、PLSCNT2がパルスP07をカ
ウント中のときは、図70に示すように、ステップS3
81でレジストセンサSE2のオフエッジが確認される
と、ステップS382でそのときプラテンガラス29上
へ送り込まれる原稿のサイズを検出する。続いて、ステ
ップS383でエンプティセンサSE1がオンであると
判定すると(原稿がトレイ61上に残っていれば)、ス
テップS384でDCNT1をインクリメントする。
ウント中のときは、図70に示すように、ステップS3
81でレジストセンサSE2のオフエッジが確認される
と、ステップS382でそのときプラテンガラス29上
へ送り込まれる原稿のサイズを検出する。続いて、ステ
ップS383でエンプティセンサSE1がオンであると
判定すると(原稿がトレイ61上に残っていれば)、ス
テップS384でDCNT1をインクリメントする。
【0149】ステータスSが「3」のときは、ステップ
S341でPLSCNT2がパルスP08をカウントし
たか否かを判定する。カウントを終了すれば、ステップ
S342でメインモータM3をオフする。これにて、原
稿のスイッチバックが終了する。そして、ステップS3
43でステータスSを「4」にセットする。ステータス
Sが「4」のときは、何も処理しない。
S341でPLSCNT2がパルスP08をカウントし
たか否かを判定する。カウントを終了すれば、ステップ
S342でメインモータM3をオフする。これにて、原
稿のスイッチバックが終了する。そして、ステップS3
43でステータスSを「4」にセットする。ステータス
Sが「4」のときは、何も処理しない。
【0150】ステータスSが「5」のときは(次の原稿
のレジストローラ90からの送出し、ステップS20
7,S370,S412参照)、ステップS344でメ
インモータM3を高速正転させる(図62参照)。これ
にてスイッチバックされた先の原稿及び後続の原稿が露
光位置へ搬送されることとなる。そして、ステップS3
26でPLSCNT1がパルスP03をカウントしたと
判定すると、ステップS346でメインモータM3を減
速し、ステップS347でスケール120を突出させる
(スケールモードの場合、図60参照)。
のレジストローラ90からの送出し、ステップS20
7,S370,S412参照)、ステップS344でメ
インモータM3を高速正転させる(図62参照)。これ
にてスイッチバックされた先の原稿及び後続の原稿が露
光位置へ搬送されることとなる。そして、ステップS3
26でPLSCNT1がパルスP03をカウントしたと
判定すると、ステップS346でメインモータM3を減
速し、ステップS347でスケール120を突出させる
(スケールモードの場合、図60参照)。
【0151】次に、ステップS348でレジストセンサ
SE2がオフか否かを判定し、ステップS349でエン
プティセンサSE1がオンか否かを判定する。センサS
E2がオフでセンサSE1がオンであれば、即ち、後続
の原稿が小サイズで次の原稿がトレイ61上に残ってい
れば、ステップS350で給紙ステータスKを「3」に
セットし、ステップS351でステータスSを「6」に
セットする。エンプティセンサSE1がオフであれば、
次の原稿はないのでステップS352で給紙ステータス
Kを「1」にセットし、前述のステップS351を処理
する。
SE2がオフか否かを判定し、ステップS349でエン
プティセンサSE1がオンか否かを判定する。センサS
E2がオフでセンサSE1がオンであれば、即ち、後続
の原稿が小サイズで次の原稿がトレイ61上に残ってい
れば、ステップS350で給紙ステータスKを「3」に
セットし、ステップS351でステータスSを「6」に
セットする。エンプティセンサSE1がオフであれば、
次の原稿はないのでステップS352で給紙ステータス
Kを「1」にセットし、前述のステップS351を処理
する。
【0152】一方、レジストセンサSE2がオンしてい
れば、ステップS353でフラグLSIZEが「1」か
否かを判定し、YESであれば、後続の原稿は大サイズ
であるため、ステップS354で先の小サイズ原稿のみ
をコピーするためにフラグHERASEを「1」にセッ
トする。さらに、ステップS355で先出し禁止フラグ
を「1」にセットし、ステップS356でDCNT1を
インクリメントし、前述のステップS351を処理す
る。前記ステップS353でフラグLSIZEが「0」
であると判定すると、後続の原稿は小サイズであってこ
のときレジストローラ90の付近に滞留しているため、
ステップS357で紙詰まりを処理する。
れば、ステップS353でフラグLSIZEが「1」か
否かを判定し、YESであれば、後続の原稿は大サイズ
であるため、ステップS354で先の小サイズ原稿のみ
をコピーするためにフラグHERASEを「1」にセッ
トする。さらに、ステップS355で先出し禁止フラグ
を「1」にセットし、ステップS356でDCNT1を
インクリメントし、前述のステップS351を処理す
る。前記ステップS353でフラグLSIZEが「0」
であると判定すると、後続の原稿は小サイズであってこ
のときレジストローラ90の付近に滞留しているため、
ステップS357で紙詰まりを処理する。
【0153】PLSCNT1がパルスP03をカウント
中のときは(前記ステップS345でNO)、前述した
ステップS381〜S384(図70参照)を処理し、
後続の原稿のサイズを検出する。ステータスSが「6」
のときは、ステップS358でPLSCNT1がパルス
P04をカウントしたか否かを判定する。YESであれ
ば、即ち、原稿の先端が露光基準位置SPへ到達する
と、ステップS359でメインモータM3をオフする。
このとき、後続する原稿が大サイズであれば、原稿の後
半は給紙部に留まっている。続いて、ステップS360
でタイマT201をセットし、ステップS361でフラ
グDSETを「1」にセットし、ステップS362でス
テータスSを「7」にセットする。
中のときは(前記ステップS345でNO)、前述した
ステップS381〜S384(図70参照)を処理し、
後続の原稿のサイズを検出する。ステータスSが「6」
のときは、ステップS358でPLSCNT1がパルス
P04をカウントしたか否かを判定する。YESであれ
ば、即ち、原稿の先端が露光基準位置SPへ到達する
と、ステップS359でメインモータM3をオフする。
このとき、後続する原稿が大サイズであれば、原稿の後
半は給紙部に留まっている。続いて、ステップS360
でタイマT201をセットし、ステップS361でフラ
グDSETを「1」にセットし、ステップS362でス
テータスSを「7」にセットする。
【0154】ステータスSが「7」のときは、ステップ
S363で前記タイマT201のカウント終了が確認さ
れると、ステップS364でスケールソレノイドSL1
をオフする。スケールモードにあってはここでスケール
120が下方に退避し、パルス制御モードにあってはス
ケール120は退避したままである。さらに、ステップ
S365でDCHGチェック2を処理する。DCHGチ
ェック2のサブルーチンについては図71で説明する。
S363で前記タイマT201のカウント終了が確認さ
れると、ステップS364でスケールソレノイドSL1
をオフする。スケールモードにあってはここでスケール
120が下方に退避し、パルス制御モードにあってはス
ケール120は退避したままである。さらに、ステップ
S365でDCHGチェック2を処理する。DCHGチ
ェック2のサブルーチンについては図71で説明する。
【0155】ステータスSが「8」のときは(大サイズ
原稿の給紙、ステップS331参照)、ステップS36
6でPLSCNT1がパルスP06のカウント終了を確
認すると、ステップS367でメインモータM3をオフ
する。さらに、ステップS368でステータスSを
「9」にセットする。ステータスSが「9」のときは、
ステップS369でDCNT3が「1」であると判定し
たときのみ(1枚の原稿が排出されると)、ステップS
370でステータスSを「5」にセットする。
原稿の給紙、ステップS331参照)、ステップS36
6でPLSCNT1がパルスP06のカウント終了を確
認すると、ステップS367でメインモータM3をオフ
する。さらに、ステップS368でステータスSを
「9」にセットする。ステータスSが「9」のときは、
ステップS369でDCNT3が「1」であると判定し
たときのみ(1枚の原稿が排出されると)、ステップS
370でステータスSを「5」にセットする。
【0156】ステータスSが「10」のときには(DC
HGチェック2のステップS413参照)、ステップS
371でメインモータM3を高速回転させる(図62参
照)。これにて原稿が露光位置から排出される。そし
て、ステップS372で排出センサSE3にて排出させ
る原稿の後端が検出されると、即ち、原稿の後端が搬送
ベルト95から離れると、ステップS373でメインモ
ータM3をオフする。原稿が2枚同時に排出されると
き、ここで原稿の間隔が開けられる。続いて、ステップ
S374でDCNT3が「2」か否かを判定し、「2」
であればステップS375でステータスSを「11」に
セットし、「2」でなければ(排出される原稿は1枚の
み)、ステップS376でステータスSを「0」にリセ
ットする。
HGチェック2のステップS413参照)、ステップS
371でメインモータM3を高速回転させる(図62参
照)。これにて原稿が露光位置から排出される。そし
て、ステップS372で排出センサSE3にて排出させ
る原稿の後端が検出されると、即ち、原稿の後端が搬送
ベルト95から離れると、ステップS373でメインモ
ータM3をオフする。原稿が2枚同時に排出されると
き、ここで原稿の間隔が開けられる。続いて、ステップ
S374でDCNT3が「2」か否かを判定し、「2」
であればステップS375でステータスSを「11」に
セットし、「2」でなければ(排出される原稿は1枚の
み)、ステップS376でステータスSを「0」にリセ
ットする。
【0157】ステータスSが「11」のときは、ステッ
プS377でDCNT3が「1」か否かを判定し、
「1」であればステップS378でステータスSを「1
0」にセットする。これにて後続の原稿が排出される。
DCNT3が「1」でなければ、即ち、DCNT3が
「2」のときは先の原稿排出時であるため、何も処理し
ない。
プS377でDCNT3が「1」か否かを判定し、
「1」であればステップS378でステータスSを「1
0」にセットする。これにて後続の原稿が排出される。
DCNT3が「1」でなければ、即ち、DCNT3が
「2」のときは先の原稿排出時であるため、何も処理し
ない。
【0158】図71はステップS365で実行されるD
CHGチェック2のサブルーチンを示す。ここでは、ス
テップS401でフラグDCHGが「1」か否かを判定
し、「1」のときのみ以下の処理を行う。フラグDCH
Gが「1」であれば、ステップS402で給紙ステータ
スKの値をチェックする。ここでは、ステータスKが
「2」と「8」のときのみ以下の処理を行う。
CHGチェック2のサブルーチンを示す。ここでは、ス
テップS401でフラグDCHGが「1」か否かを判定
し、「1」のときのみ以下の処理を行う。フラグDCH
Gが「1」であれば、ステップS402で給紙ステータ
スKの値をチェックする。ここでは、ステータスKが
「2」と「8」のときのみ以下の処理を行う。
【0159】ステータスKが「8」のときは(次の原稿
が先出し給紙済みのとき)、ステップS403でステー
タスKを「2」にセットし、ステップS404でステー
タスSを「1」にセットする。さらに、ステップS40
5でDCNT1をデクリメントし、ステップS406で
フラグLSIZEが「1」か否かを判定する。フラグL
SIZEが「1」であれば(大サイズ原稿が給紙された
のであれば)、ステップS407で排出すべき原稿の枚
数をカウントするためのDCNT3をインクリメントす
る。フラグLSIZEが「0」であれば(大サイズ原稿
が給紙されたのであれば)、ステップS408でフラグ
HERASEが「1」か否かを判定する。フラグHER
ASEが「1」であれば(小サイズ原稿1枚がセット中
又は小サイズ原稿1枚と大サイズ原稿1枚がセット中で
あれば)、前述のステップS407を処理し、「0」で
あればステップS409でDCNT3をインクリメント
した後、前述のステップS407を処理する。
が先出し給紙済みのとき)、ステップS403でステー
タスKを「2」にセットし、ステップS404でステー
タスSを「1」にセットする。さらに、ステップS40
5でDCNT1をデクリメントし、ステップS406で
フラグLSIZEが「1」か否かを判定する。フラグL
SIZEが「1」であれば(大サイズ原稿が給紙された
のであれば)、ステップS407で排出すべき原稿の枚
数をカウントするためのDCNT3をインクリメントす
る。フラグLSIZEが「0」であれば(大サイズ原稿
が給紙されたのであれば)、ステップS408でフラグ
HERASEが「1」か否かを判定する。フラグHER
ASEが「1」であれば(小サイズ原稿1枚がセット中
又は小サイズ原稿1枚と大サイズ原稿1枚がセット中で
あれば)、前述のステップS407を処理し、「0」で
あればステップS409でDCNT3をインクリメント
した後、前述のステップS407を処理する。
【0160】一方、ステータスKが「2」のときは(次
の原稿が先出し給紙されていないとき)、ステップS4
10で先出し禁止フラグが「1」か否かを判定する。先
出し禁止フラグが「1」であれば、ステップS411で
フラグLSIZEを「1」にセットし、ステップS41
2でステータスSを「5」にセットし、前述のステップ
S405〜S409を処理する。先出し禁止フラグが
「0」であれば、ステップS413でステータスSを
「10」にセットし、前述のステップS406〜S40
9を処理する。
の原稿が先出し給紙されていないとき)、ステップS4
10で先出し禁止フラグが「1」か否かを判定する。先
出し禁止フラグが「1」であれば、ステップS411で
フラグLSIZEを「1」にセットし、ステップS41
2でステータスSを「5」にセットし、前述のステップ
S405〜S409を処理する。先出し禁止フラグが
「0」であれば、ステップS413でステータスSを
「10」にセットし、前述のステップS406〜S40
9を処理する。
【0161】図72、図73、図74はステップS14
4,S147で実行される排紙のサブルーチンを示す。
ここでの排紙はプレステップモード及び2イン1モード
での排紙である。このサブルーチンでは、ステップS4
20で排紙ステータスHをチェックし、その値「0」,
「1」,「2」に基づいて以下の処理を行う。
4,S147で実行される排紙のサブルーチンを示す。
ここでの排紙はプレステップモード及び2イン1モード
での排紙である。このサブルーチンでは、ステップS4
20で排紙ステータスHをチェックし、その値「0」,
「1」,「2」に基づいて以下の処理を行う。
【0162】ステータスHが「0」のときは、何も処理
しない。ステータスHが「1」のときは(モータ駆動の
ステップS309参照)、ステップS421で排出モー
タM4を高速駆動し、ステップS422でメインモータ
M3がオフか否かを判定し、ステップS423でDCN
T3が「0」か否かを判定する。メインモータM3がオ
フされており、DCNT3が「0」であれば、排出すべ
き原稿はなく、ステップS424で排出モータM4をオ
フし、ステップS425でステータスHを「0」にリセ
ットする。
しない。ステータスHが「1」のときは(モータ駆動の
ステップS309参照)、ステップS421で排出モー
タM4を高速駆動し、ステップS422でメインモータ
M3がオフか否かを判定し、ステップS423でDCN
T3が「0」か否かを判定する。メインモータM3がオ
フされており、DCNT3が「0」であれば、排出すべ
き原稿はなく、ステップS424で排出モータM4をオ
フし、ステップS425でステータスHを「0」にリセ
ットする。
【0163】メインモータM3がオンされているか、オ
フであってもDCNT3が「0」でなければ(原稿排出
中)、ステップS426で排出センサSE3がオフエッ
ジか否かを判定する。センサSE3がオフエッジであれ
ば、即ち、原稿の後端がセンサSE3の検出点を通過す
れば、ステップS427で排出モータM4を低速駆動に
切り換え、ステップS428でタイマT301をセット
する。さらに、ステップS429でステータスHを
「2」にセットする。
フであってもDCNT3が「0」でなければ(原稿排出
中)、ステップS426で排出センサSE3がオフエッ
ジか否かを判定する。センサSE3がオフエッジであれ
ば、即ち、原稿の後端がセンサSE3の検出点を通過す
れば、ステップS427で排出モータM4を低速駆動に
切り換え、ステップS428でタイマT301をセット
する。さらに、ステップS429でステータスHを
「2」にセットする。
【0164】ステータスHが「2」のときは、ステップ
S430で前記タイマT301のカウント終了が確認さ
れると、ステップS431でDCNT2をデクリメント
し、ステップS432でDCNT3をデクリメントす
る。続いて、ステップS433でDCNT3が「0」か
否かを判定する。DCNT3が「0」であれば、即ち、
排出される原稿が1枚の場合は、ステップS434で排
出モータM4をオフし、ステップS435でステータス
Hを「0」にリセットする。DCNT3が「0」でなけ
れば、即ち、排出する原稿が2枚の場合は、ステップS
436でステータスHを「1」にセットし、排出動作を
継続させる。
S430で前記タイマT301のカウント終了が確認さ
れると、ステップS431でDCNT2をデクリメント
し、ステップS432でDCNT3をデクリメントす
る。続いて、ステップS433でDCNT3が「0」か
否かを判定する。DCNT3が「0」であれば、即ち、
排出される原稿が1枚の場合は、ステップS434で排
出モータM4をオフし、ステップS435でステータス
Hを「0」にリセットする。DCNT3が「0」でなけ
れば、即ち、排出する原稿が2枚の場合は、ステップS
436でステータスHを「1」にセットし、排出動作を
継続させる。
【0165】図75、図76、図77はステップS14
9で実行されるカウントのサブルーチンを示す。ここで
は次に説明するカウント排紙のサブルーチンとで原稿を
一巡させてその枚数を自動的にカウントする。このサブ
ルーチンではステップS440でセットステータスSを
チェックし、その値「0」〜「4」に基づいて以下の処
理を行う。
9で実行されるカウントのサブルーチンを示す。ここで
は次に説明するカウント排紙のサブルーチンとで原稿を
一巡させてその枚数を自動的にカウントする。このサブ
ルーチンではステップS440でセットステータスSを
チェックし、その値「0」〜「4」に基づいて以下の処
理を行う。
【0166】ステータスSが「0」のときは、何も処理
しない。ステータスSが「1」のときは(給紙完了、ス
テップS207参照)、ステップS441で排紙ステー
タスHが「2」でないことを確認のうえ、即ち、排出モ
ータM4が減速されていなければ、ステップS442で
メインモータM3を高速正転させる。これにて原稿がレ
ジストローラ90からプラテンガラス29上に送り出さ
れる。さらに、ステップS443でPLSCNT1を
「0」にリセットし、ステップS444でステータスS
を「2」にセットし、ステップS445でステータスH
を「1」にセットする。
しない。ステータスSが「1」のときは(給紙完了、ス
テップS207参照)、ステップS441で排紙ステー
タスHが「2」でないことを確認のうえ、即ち、排出モ
ータM4が減速されていなければ、ステップS442で
メインモータM3を高速正転させる。これにて原稿がレ
ジストローラ90からプラテンガラス29上に送り出さ
れる。さらに、ステップS443でPLSCNT1を
「0」にリセットし、ステップS444でステータスS
を「2」にセットし、ステップS445でステータスH
を「1」にセットする。
【0167】ステータスSが「2」のときは、ステップ
S446でレジストセンサSE2のオフエッジが確認さ
れると(原稿の後端がセンサSE2の検出点を通過する
と)、ステップS447で原稿のサイズを検出する。続
いて、ステップS448でメインモータM3を減速し、
ステップS449で原稿枚数をカウントするGCNTを
インクリメントし、ステップS450でPLSCNT2
を「0」にリセットする。さらに、ステップS451で
エンプティセンサSE1がオンか否かを判定する。セン
サSE1がオンであれば、次の原稿を給紙するため、ス
テップS452でDCNT1をインクリメントし、ステ
ップS453で給紙ステータスKを「3」にセットし、
ステップS454でステータスSを「3」にセットす
る。センサSE1がオフしていれば、トレイ61上に次
の原稿がないのでステップS455で給紙ステータスK
を「1」にセットし、前述のステップS454を処理す
る。
S446でレジストセンサSE2のオフエッジが確認さ
れると(原稿の後端がセンサSE2の検出点を通過する
と)、ステップS447で原稿のサイズを検出する。続
いて、ステップS448でメインモータM3を減速し、
ステップS449で原稿枚数をカウントするGCNTを
インクリメントし、ステップS450でPLSCNT2
を「0」にリセットする。さらに、ステップS451で
エンプティセンサSE1がオンか否かを判定する。セン
サSE1がオンであれば、次の原稿を給紙するため、ス
テップS452でDCNT1をインクリメントし、ステ
ップS453で給紙ステータスKを「3」にセットし、
ステップS454でステータスSを「3」にセットす
る。センサSE1がオフしていれば、トレイ61上に次
の原稿がないのでステップS455で給紙ステータスK
を「1」にセットし、前述のステップS454を処理す
る。
【0168】ステータスSが「3」のときは、ステップ
S456でPLSCNT2がパルスP09のカウントを
終了したことを確認すると、ステップS457でメイン
モータM3をオフする。パルスP09は原稿を一旦プラ
テンガラス29上で停止させるためのもので、原稿の後
端がレジストセンサSE2で検出されてから少なくとも
レジストローラ90のニップ部を抜けるまでのメインモ
ータ駆動パルス数に相当する。このような制御によって
カウントモードでの処理時間が短縮される。
S456でPLSCNT2がパルスP09のカウントを
終了したことを確認すると、ステップS457でメイン
モータM3をオフする。パルスP09は原稿を一旦プラ
テンガラス29上で停止させるためのもので、原稿の後
端がレジストセンサSE2で検出されてから少なくとも
レジストローラ90のニップ部を抜けるまでのメインモ
ータ駆動パルス数に相当する。このような制御によって
カウントモードでの処理時間が短縮される。
【0169】次に、ステップS458で排出センサSE
3がオフか否かを判定し、ステップS459で排紙ステ
ータスHが「2」でないか否かを判定する。センサSE
3がオフでステータスHが「2」でなければ(原稿が排
出されていなければ)、ステップS460で排出モータ
M4をオフし、ステップS461でステータスHを
「0」にリセットする。そして、ステップS462でエ
ンプティセンサSE1のオン、オフを判定する。センサ
SE1がオンであれば、次の原稿の給紙の完了を待つた
めに、ステップS463でステータスSを「0」にリセ
ットし、センサSE1がオフであればステップS464
でステータスSを「4」にセットする。また、排出セン
サSE3がオンしているか、オフしていてもステータス
Hが「2」であれば、前記ステップS462を処理す
る。
3がオフか否かを判定し、ステップS459で排紙ステ
ータスHが「2」でないか否かを判定する。センサSE
3がオフでステータスHが「2」でなければ(原稿が排
出されていなければ)、ステップS460で排出モータ
M4をオフし、ステップS461でステータスHを
「0」にリセットする。そして、ステップS462でエ
ンプティセンサSE1のオン、オフを判定する。センサ
SE1がオンであれば、次の原稿の給紙の完了を待つた
めに、ステップS463でステータスSを「0」にリセ
ットし、センサSE1がオフであればステップS464
でステータスSを「4」にセットする。また、排出セン
サSE3がオンしているか、オフしていてもステータス
Hが「2」であれば、前記ステップS462を処理す
る。
【0170】ステータスSが「4」のときは、全ての原
稿をプラテンガラス29上に送り出した後であり、ステ
ップS465でメインモータM3を低速駆動する。そし
て、ステップS466でDCNT2が「0」であること
を確認すると、即ち、プラテンガラス29上に原稿が存
在しなくなれば、ステップS467でメインモータM3
をオフし、ステップS468でステータスSを「0」に
リセットする。
稿をプラテンガラス29上に送り出した後であり、ステ
ップS465でメインモータM3を低速駆動する。そし
て、ステップS466でDCNT2が「0」であること
を確認すると、即ち、プラテンガラス29上に原稿が存
在しなくなれば、ステップS467でメインモータM3
をオフし、ステップS468でステータスSを「0」に
リセットする。
【0171】図78はステップS150で実行されるカ
ウント排紙のサブルーチンを示す。このサブルーチンで
はステップS470で排紙ステータスHをチェックし、
その値「0」,「1」,「2」に基づいて以下の処理を
行う。ステータスHが「0」のときは、何も処理しな
い。ステータスHが「1」のときは(メインモータM3
の正転による原稿の搬送が開始されると、ステップS4
45参照)、ステップS471で排出モータM4を高速
駆動する。反転ローラ100及び排出ローラ110が回
転し、原稿がトレイ115へ送られる。ステップS47
2で排出センサSE3のオフエッジが確認されると(原
稿の後端がセンサSE3の検出点を通過すると)、ステ
ップS473で排出モータM4を減速する。さらに、ス
テップS474でタイマT301をセットし、ステップ
S475でステータスHを「2」にセットし、ステップ
S476でDCNT2をデクリメントする。
ウント排紙のサブルーチンを示す。このサブルーチンで
はステップS470で排紙ステータスHをチェックし、
その値「0」,「1」,「2」に基づいて以下の処理を
行う。ステータスHが「0」のときは、何も処理しな
い。ステータスHが「1」のときは(メインモータM3
の正転による原稿の搬送が開始されると、ステップS4
45参照)、ステップS471で排出モータM4を高速
駆動する。反転ローラ100及び排出ローラ110が回
転し、原稿がトレイ115へ送られる。ステップS47
2で排出センサSE3のオフエッジが確認されると(原
稿の後端がセンサSE3の検出点を通過すると)、ステ
ップS473で排出モータM4を減速する。さらに、ス
テップS474でタイマT301をセットし、ステップ
S475でステータスHを「2」にセットし、ステップ
S476でDCNT2をデクリメントする。
【0172】ステータスHが「2」のときは、ステップ
S477で前記タイマT301のカウント終了が確認さ
れると、ステップS478で排出モータM4をオフし、
ステップS479でDCNT2が「0」か否かを判定す
る。DCNT2が「0」であれば(プラテンガラス29
上に原稿がなければ)、ステップS480でステータス
Hを「0」にリセットする。DCNT2が「0」でなけ
れば(プラテンガラス29上に原稿があれば)、ステッ
プS481でステータスHを「1」にセットする。
S477で前記タイマT301のカウント終了が確認さ
れると、ステップS478で排出モータM4をオフし、
ステップS479でDCNT2が「0」か否かを判定す
る。DCNT2が「0」であれば(プラテンガラス29
上に原稿がなければ)、ステップS480でステータス
Hを「0」にリセットする。DCNT2が「0」でなけ
れば(プラテンガラス29上に原稿があれば)、ステッ
プS481でステータスHを「1」にセットする。
【0173】図79、図80はステップS222,S3
23,S382,S447で実行されるサイズ検出のサ
ブルーチンを示す。ここでは、ステップS500でサイ
ズ検出用カウンタSIZCNT1へPLSCNT1のパ
ルスカウント値をストアする。PLSCNT1はメイン
モータM3の正転駆動パルス数をカウントし、その値は
原稿の長さに対応する。次に、ステップS501で幅フ
ラグが「1」か否かを判定する。幅フラグは幅センサS
E10のオン、オフによって設定され、幅センサSE1
0は、B5横送り以上の幅寸法の原稿によってオンさ
れ、幅フラグが「1」にセットされる(ステップS19
8,S199,S200参照)。原稿のサイズはSIZ
CNT1の値と幅フラグとの組み合わせによって設定さ
れる。図79、図80において、Yは横送り、Tは縦送
りを意味する。
23,S382,S447で実行されるサイズ検出のサ
ブルーチンを示す。ここでは、ステップS500でサイ
ズ検出用カウンタSIZCNT1へPLSCNT1のパ
ルスカウント値をストアする。PLSCNT1はメイン
モータM3の正転駆動パルス数をカウントし、その値は
原稿の長さに対応する。次に、ステップS501で幅フ
ラグが「1」か否かを判定する。幅フラグは幅センサS
E10のオン、オフによって設定され、幅センサSE1
0は、B5横送り以上の幅寸法の原稿によってオンさ
れ、幅フラグが「1」にセットされる(ステップS19
8,S199,S200参照)。原稿のサイズはSIZ
CNT1の値と幅フラグとの組み合わせによって設定さ
れる。図79、図80において、Yは横送り、Tは縦送
りを意味する。
【0174】即ち、幅フラグが「1」のときは、ステッ
プS502でSIZCNT1の値をチェックし、その値
が182mmに相当すればステップS503でSIZE
をB5横送りに設定する。以下、同様にSIZCNT1
の値に従ってステップS504からS506でSIZE
に所定の原稿サイズを設定する。420mmよりも長け
れば、ステップS507で不明とする。その後、ステッ
プS508で幅フラグを「0」にリセットする。
プS502でSIZCNT1の値をチェックし、その値
が182mmに相当すればステップS503でSIZE
をB5横送りに設定する。以下、同様にSIZCNT1
の値に従ってステップS504からS506でSIZE
に所定の原稿サイズを設定する。420mmよりも長け
れば、ステップS507で不明とする。その後、ステッ
プS508で幅フラグを「0」にリセットする。
【0175】一方、幅フラグが「0」のときは、ステッ
プS510でSIZCNT1の値をチェックし、その値
に従ってステップS511〜S513でSIZEに所定
の原稿サイズを設定する。297mmよりも短ければス
テップS514で不明とする。なお、2イン1モードに
あっては、検出されたサイズをそれぞれ2倍のサイズと
して設定する。
プS510でSIZCNT1の値をチェックし、その値
に従ってステップS511〜S513でSIZEに所定
の原稿サイズを設定する。297mmよりも短ければス
テップS514で不明とする。なお、2イン1モードに
あっては、検出されたサイズをそれぞれ2倍のサイズと
して設定する。
【0176】図81〜図86は排出モータをメインモー
タM3で兼用した第2実施例における2イン1モードで
の原稿セットのサブルーチンを示す。このサブルーチン
は図63〜図71に示した2イン1セットのサブルーチ
ンと図72〜図74に示した排紙のサブルーチンに代わ
るものである。なお、大サイズ原稿が混在されている場
合については考慮されていない。
タM3で兼用した第2実施例における2イン1モードで
の原稿セットのサブルーチンを示す。このサブルーチン
は図63〜図71に示した2イン1セットのサブルーチ
ンと図72〜図74に示した排紙のサブルーチンに代わ
るものである。なお、大サイズ原稿が混在されている場
合については考慮されていない。
【0177】このサブルーチンではステップS600で
セットステータスSをチェックし、その値「0」〜「1
2」に基づいて以下の処理を行う。ステータスSが
「0」のときは、何も処理しない。ステータスSが
「1」のときは(給紙完了、ステップS207参照)、
ステップS601でメインモータM3を高速正転させる
(図62参照)。これにて原稿がレジストローラ90か
らプラテンガラス29上へ送り込まれる。そして、ステ
ップS602でレジストセンサSE2がオフエッジか否
かを判定する。オフエッジであれば(原稿の後端がセン
サSE2の検出点を通過すれば)、ステップS603で
原稿のサイズを検出し、ステップS604でエンプティ
センサSE1がオンか否かを判定する。レジストセンサ
SE2がオフエッジでエンプティセンサSE1がオンで
あれば、即ち、給紙された原稿が小サイズで次の原稿が
トレイ61に残っていれば、ステップS605でタイマ
T202をセットし、ステップS606でステータスS
を「2」にセットする。
セットステータスSをチェックし、その値「0」〜「1
2」に基づいて以下の処理を行う。ステータスSが
「0」のときは、何も処理しない。ステータスSが
「1」のときは(給紙完了、ステップS207参照)、
ステップS601でメインモータM3を高速正転させる
(図62参照)。これにて原稿がレジストローラ90か
らプラテンガラス29上へ送り込まれる。そして、ステ
ップS602でレジストセンサSE2がオフエッジか否
かを判定する。オフエッジであれば(原稿の後端がセン
サSE2の検出点を通過すれば)、ステップS603で
原稿のサイズを検出し、ステップS604でエンプティ
センサSE1がオンか否かを判定する。レジストセンサ
SE2がオフエッジでエンプティセンサSE1がオンで
あれば、即ち、給紙された原稿が小サイズで次の原稿が
トレイ61に残っていれば、ステップS605でタイマ
T202をセットし、ステップS606でステータスS
を「2」にセットする。
【0178】一方、エンプティセンサSE1がオフであ
れば、次の原稿はないのでステップS607でフラグH
ERASEを「1」にセットする。続いて、ステップS
608でステータスSを「5」にセットする。ステータ
スSが「2」のときは、ステップS609で前記タイマ
T202のカウントが終了したか否かを判別する。カウ
ントが終了すればステップS610でフラグHERAS
Eが「0」であると判定すると、ステップS611でス
テータスKを「3」にセットし、次の原稿の先出し給紙
を開始させる。タイマT202のカウントが終了してい
ないか、終了してもフラグHERASEが「1」であれ
ば、ステップS612でPLSCNT2がパルスP07
をカウントしたか否かを判定する。PLSCNT2がパ
ルスP07をカウントすると、ステップS613でメイ
ンモータM3を低速逆転に切り換える。ここで、原稿は
スイッチバックを開始する。そして、ステップS614
でステータスSを「3」にセットする。
れば、次の原稿はないのでステップS607でフラグH
ERASEを「1」にセットする。続いて、ステップS
608でステータスSを「5」にセットする。ステータ
スSが「2」のときは、ステップS609で前記タイマ
T202のカウントが終了したか否かを判別する。カウ
ントが終了すればステップS610でフラグHERAS
Eが「0」であると判定すると、ステップS611でス
テータスKを「3」にセットし、次の原稿の先出し給紙
を開始させる。タイマT202のカウントが終了してい
ないか、終了してもフラグHERASEが「1」であれ
ば、ステップS612でPLSCNT2がパルスP07
をカウントしたか否かを判定する。PLSCNT2がパ
ルスP07をカウントすると、ステップS613でメイ
ンモータM3を低速逆転に切り換える。ここで、原稿は
スイッチバックを開始する。そして、ステップS614
でステータスSを「3」にセットする。
【0179】ステータスSが「3」のときは、ステップ
S615でPLSCNT2がパルスP08をカウントし
たか否かを判定する。カウントを終了すれば、ステップ
S616でメインモータM3をオフする。これにて、原
稿のスイッチバックが終了する。そして、ステップS6
17でステータスSを「4」にセットする。ステータス
Sが「4」のときは、何も処理しない。
S615でPLSCNT2がパルスP08をカウントし
たか否かを判定する。カウントを終了すれば、ステップ
S616でメインモータM3をオフする。これにて、原
稿のスイッチバックが終了する。そして、ステップS6
17でステータスSを「4」にセットする。ステータス
Sが「4」のときは、何も処理しない。
【0180】ステータスSが「5」のときは(次の原稿
のレジストローラ90からの送出し、ステップS207
参照)、ステップS618でメインモータM3を高速正
転させる(図62参照)。これにてスイッチバックされ
た先の原稿及び後続の原稿が露光位置へ搬送されること
となる。そして、ステップS619でPLSCNT1が
パルスP03をカウントしたと判定すると、ステップS
620でスケール120を突出させる(スケールモード
の場合、図60参照)。
のレジストローラ90からの送出し、ステップS207
参照)、ステップS618でメインモータM3を高速正
転させる(図62参照)。これにてスイッチバックされ
た先の原稿及び後続の原稿が露光位置へ搬送されること
となる。そして、ステップS619でPLSCNT1が
パルスP03をカウントしたと判定すると、ステップS
620でスケール120を突出させる(スケールモード
の場合、図60参照)。
【0181】次に、ステップS621でレジストセンサ
SE2がオフか否かを判定し、ステップS622でエン
プティセンサSE1がオンか否かを判定する。センサS
E2がオフでセンサSE1がオンであれば、即ち、後続
の原稿が小サイズで次の原稿がトレイ61上に残ってい
れば、ステップS623で給紙ステータスKを「3」に
セットし、ステップS624でDCNT1をインクリメ
ントし、ステップS625でステータスSを「6」にセ
ットする。エンプティセンサSE1がオフであれば、次
の原稿はないのでステップS626で給紙ステータスK
を「1」にセットし、前述のステップS625を処理す
る。
SE2がオフか否かを判定し、ステップS622でエン
プティセンサSE1がオンか否かを判定する。センサS
E2がオフでセンサSE1がオンであれば、即ち、後続
の原稿が小サイズで次の原稿がトレイ61上に残ってい
れば、ステップS623で給紙ステータスKを「3」に
セットし、ステップS624でDCNT1をインクリメ
ントし、ステップS625でステータスSを「6」にセ
ットする。エンプティセンサSE1がオフであれば、次
の原稿はないのでステップS626で給紙ステータスK
を「1」にセットし、前述のステップS625を処理す
る。
【0182】ステータスSが「6」のときは、ステップ
S627でPLSCNT1がパルスP04をカウントし
たか否かを判定する。YESであれば、即ち、原稿の先
端が露光基準位置SPへ到達すると、ステップS628
でメインモータM3をオフする。続いて、ステップS6
29でタイマT201をセットし、ステップS630で
フラグDSETを「1」にセットし、ステップS631
でステータスSを「7」にセットする。
S627でPLSCNT1がパルスP04をカウントし
たか否かを判定する。YESであれば、即ち、原稿の先
端が露光基準位置SPへ到達すると、ステップS628
でメインモータM3をオフする。続いて、ステップS6
29でタイマT201をセットし、ステップS630で
フラグDSETを「1」にセットし、ステップS631
でステータスSを「7」にセットする。
【0183】ステータスSが「7」のときは、ステップ
S632で前記タイマT201のカウント終了が確認さ
れると、ステップS633でスケールソレノイドSL1
をオフする。スケールモードにあってはここでスケール
120が下方に退避し、パルス制御モードにあってはス
ケールは退避したままである。さらに、ステップS63
4でDCHGチェック3を処理する。DCHGチェック
3のサブルーチンについては図87で説明する。
S632で前記タイマT201のカウント終了が確認さ
れると、ステップS633でスケールソレノイドSL1
をオフする。スケールモードにあってはここでスケール
120が下方に退避し、パルス制御モードにあってはス
ケールは退避したままである。さらに、ステップS63
4でDCHGチェック3を処理する。DCHGチェック
3のサブルーチンについては図87で説明する。
【0184】ステータスSが「8」のときは、ステップ
S635でフラグHERASEが「1」か否かを判定
し、「1」であればステップS636でメインモータM
3を高速正転させる(図62参照)。これにて1枚の原
稿の排出が開始される。さらに、ステップS637でス
テータスSを「9」にセットする。一方、フラグHER
ASEが「0」であれば、ステップS638でメインモ
ータM3を高速正転させる(図62参照)。これにて2
枚の原稿の排出が開始される。さらに、ステップS63
9でタイマT401をセットし、ステップS640でス
テータスSを「11」にセットする。
S635でフラグHERASEが「1」か否かを判定
し、「1」であればステップS636でメインモータM
3を高速正転させる(図62参照)。これにて1枚の原
稿の排出が開始される。さらに、ステップS637でス
テータスSを「9」にセットする。一方、フラグHER
ASEが「0」であれば、ステップS638でメインモ
ータM3を高速正転させる(図62参照)。これにて2
枚の原稿の排出が開始される。さらに、ステップS63
9でタイマT401をセットし、ステップS640でス
テータスSを「11」にセットする。
【0185】ステータスSが「9」のときは、ステップ
S641で排出センサSE3のオフエッジを確認のうえ
(原稿後端がセンサSE3の検出点を通過)、ステップ
S642でタイマT301をセットし、ステップS64
3でステータスSを「10」にセットする。ステータス
Sが「10」のときは、ステップS644で前記タイマ
T301のカウント終了が確認されると、即ち、原稿が
トレイ115上へ排出されると、ステップS645でメ
インモータM3をオフし、ステップS646でステータ
スSを「0」にリセットする。
S641で排出センサSE3のオフエッジを確認のうえ
(原稿後端がセンサSE3の検出点を通過)、ステップ
S642でタイマT301をセットし、ステップS64
3でステータスSを「10」にセットする。ステータス
Sが「10」のときは、ステップS644で前記タイマ
T301のカウント終了が確認されると、即ち、原稿が
トレイ115上へ排出されると、ステップS645でメ
インモータM3をオフし、ステップS646でステータ
スSを「0」にリセットする。
【0186】ステータスSが「11」のときは、ステッ
プS647で前記タイマT401のカウント終了が確認
されると、ステップS648でメインモータM3を逆転
駆動する。これにて、搬送ベルト95が逆転して後続の
原稿がプラテンガラス29上で若干戻される。一方、反
転ローラ100と排出ローラ110は正転を継続し、先
の原稿はトレイ115上へ排出されていく。即ち、トレ
イ115上での原稿の乱れを防止するため、原稿の間隔
が開けられる。さらに、ステップS649でタイマT5
01をセットし、ステップS650でステータスSを
「12」にセットする。
プS647で前記タイマT401のカウント終了が確認
されると、ステップS648でメインモータM3を逆転
駆動する。これにて、搬送ベルト95が逆転して後続の
原稿がプラテンガラス29上で若干戻される。一方、反
転ローラ100と排出ローラ110は正転を継続し、先
の原稿はトレイ115上へ排出されていく。即ち、トレ
イ115上での原稿の乱れを防止するため、原稿の間隔
が開けられる。さらに、ステップS649でタイマT5
01をセットし、ステップS650でステータスSを
「12」にセットする。
【0187】ステータスSが「12」のときは、ステッ
プS651で前記タイマT501のカウント終了が確認
されると、ステップS652でメインモータM3を高速
正転させ(図62参照)、ステップS653でステータ
スSを「9」にセットする。以後、ステータスSが
[9],[10]のルーチンを処理し、2枚の原稿がト
レイ115上に排出されることとなる。
プS651で前記タイマT501のカウント終了が確認
されると、ステップS652でメインモータM3を高速
正転させ(図62参照)、ステップS653でステータ
スSを「9」にセットする。以後、ステータスSが
[9],[10]のルーチンを処理し、2枚の原稿がト
レイ115上に排出されることとなる。
【0188】図87はステップS634で実行されるD
CHGチェック3のサブルーチンを示す。ここでは、ス
テップS661でフラグDCHGが「1」か否かを判定
し、「1」のときのみ以下の処理を行う。フラグDCH
Gが「1」であれば、ステップS662で給紙ステータ
スKの値をチェックする。ここでは、ステータスKが
「2」と「8」のときのみ以下の処理を行う。
CHGチェック3のサブルーチンを示す。ここでは、ス
テップS661でフラグDCHGが「1」か否かを判定
し、「1」のときのみ以下の処理を行う。フラグDCH
Gが「1」であれば、ステップS662で給紙ステータ
スKの値をチェックする。ここでは、ステータスKが
「2」と「8」のときのみ以下の処理を行う。
【0189】ステータスKが「8」のときは(次の原稿
が先出し給紙済みのとき)、ステップS663でステー
タスKを「2」にセットし、ステップS664でステー
タスSを「1」にセットする。さらに、ステップS66
5でDCNT1をデクリメントする。一方、ステータス
Kが「2」のときは(次の原稿がないとき)、ステップ
S666でステータスSを「8」にセットする。
が先出し給紙済みのとき)、ステップS663でステー
タスKを「2」にセットし、ステップS664でステー
タスSを「1」にセットする。さらに、ステップS66
5でDCNT1をデクリメントする。一方、ステータス
Kが「2」のときは(次の原稿がないとき)、ステップ
S666でステータスSを「8」にセットする。
【0190】なお、本発明に係る自動原稿搬送装置は前
記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で
種々に変更することができる。特に、積載された原稿を
最上層のものから給紙する形態とすることもできる。あ
るいは、原稿をその後端をプラテンガラスの入口部側を
基準として停止させ、露光を行う形式であってもよい。
記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で
種々に変更することができる。特に、積載された原稿を
最上層のものから給紙する形態とすることもできる。あ
るいは、原稿をその後端をプラテンガラスの入口部側を
基準として停止させ、露光を行う形式であってもよい。
以下の各図は注意書きのない場合、本発明の第1実施例
を示す。
を示す。
【図1】本発明に係る自動原稿搬送装置(ADF)と複
写機本体の概略構成図。
写機本体の概略構成図。
【図2】ADFの内部構成を示す断面図。
【図3】露光基準位置付近の断面図、ADFを若干持ち
上げた状態を示す。
上げた状態を示す。
【図4】露光基準位置付近の断面図、スケールが退避し
ている状態を示す。
ている状態を示す。
【図5】露光基準位置付近の断面図、スケールがプラテ
ンガラス上に突出した状態を示す。
ンガラス上に突出した状態を示す。
【図6】ADFの給紙部を示す断面図。
【図7】先端規制板と押圧板の駆動機構を示す斜視図。
【図8】カム板の回転に対する先端規制板及び押圧板の
位置を示す説明図、ホームポジションを示す。
位置を示す説明図、ホームポジションを示す。
【図9】カム板の回転に対する先端規制板及び押圧板の
位置を示す説明図、給紙時に先端規制板及び押圧板が退
避位置に移動している状態を示す。
位置を示す説明図、給紙時に先端規制板及び押圧板が退
避位置に移動している状態を示す。
【図10】カム板の回転に対する先端規制板及び押圧板
の位置を示す説明図、給紙時に押圧板が押圧位置に移動
している状態を示す。
の位置を示す説明図、給紙時に押圧板が押圧位置に移動
している状態を示す。
【図11】押圧板の取り付け構造を示す断面図。
【図12】図6におけるP−P断面図。
【図13】図6におけるQ−Q断面図。
【図14】搬送ベルトとレジストローラの駆動機構を示
す斜視図。
す斜視図。
【図15】ステッピングモータによる原稿搬送の説明
図、パルス制御モードで原稿を停止させる場合を示す。
図、パルス制御モードで原稿を停止させる場合を示す。
【図16】ステッピングモータによる原稿搬送の説明
図、スケールモードで原稿を停止させる場合を示す。
図、スケールモードで原稿を停止させる場合を示す。
【図17】プレステップモードでの原稿搬送の説明図。
【図18】プレステップモードでの原稿搬送の説明図、
図17の続き。
図17の続き。
【図19】プレステップモードでの原稿搬送の説明図、
図18の続き。
図18の続き。
【図20】2イン1モードでの原稿搬送の説明図。
【図21】2イン1モードでの原稿搬送の説明図、図2
0の続き。
0の続き。
【図22】2イン1モードでの原稿搬送の説明図、図2
1の続き。
1の続き。
【図23】2イン1モードでの大サイズ混在原稿(奇数
枚目)の搬送説明図。
枚目)の搬送説明図。
【図24】2イン1モードでの大サイズ混在原稿(奇数
枚目)の搬送説明図、図23の続き。
枚目)の搬送説明図、図23の続き。
【図25】2イン1モードでの大サイズ混在原稿(奇数
枚目)の搬送説明図、図24の続き。
枚目)の搬送説明図、図24の続き。
【図26】2イン1モードでの大サイズ混在原稿(偶数
枚目)の搬送説明図。
枚目)の搬送説明図。
【図27】2イン1モードでの大サイズ混在原稿(偶数
枚目)の搬送説明図、図26の続き。
枚目)の搬送説明図、図26の続き。
【図28】2イン1モードでの大サイズ混在原稿(偶数
枚目)の搬送説明図、図27の続き。
枚目)の搬送説明図、図27の続き。
【図29】プレステップモードでの大サイズ混在原稿の
搬送説明図。
搬送説明図。
【図30】プレステップモードでの大サイズ混在原稿の
搬送説明図、図29の続き。
搬送説明図、図29の続き。
【図31】排出モータをメインモータで兼用した第2実
施例における反転ローラと排出ローラの駆動機構を示す
斜視図。
施例における反転ローラと排出ローラの駆動機構を示す
斜視図。
【図32】第2実施例における2イン1モードでの原稿
搬送の説明図。
搬送の説明図。
【図33】第2実施例における2イン1モードでの原稿
搬送の説明図、図32の続き。
搬送の説明図、図32の続き。
【図34】第2実施例における2イン1モードでの原稿
搬送の説明図、図33の続き。
搬送の説明図、図33の続き。
【図35】第2実施例における2イン1モードでの大サ
イズ混在原稿の搬送説明図。
イズ混在原稿の搬送説明図。
【図36】第2実施例における2イン1モードでの大サ
イズ混在原稿の搬送説明図、図35の続き。
イズ混在原稿の搬送説明図、図35の続き。
【図37】第2実施例における2イン1モードでの大サ
イズ混在原稿の搬送説明図、図36の続き。
イズ混在原稿の搬送説明図、図36の続き。
【図38】複写機本体の制御部を示すブロック図。
【図39】ADFの制御部を示すブロック図。
【図40】複写機本体を制御するCPU1のメインルー
チンを示すフローチャート図。
チンを示すフローチャート図。
【図41】CPU1におけるイレースのサブルーチンを
示すフローチャート図。
示すフローチャート図。
【図42】CPU1におけるスキャンのサブルーチンを
示すフローチャート図。
示すフローチャート図。
【図43】ADFを制御するCPU2のメインルーチン
を示すフローチャート図。
を示すフローチャート図。
【図44】CPU2における割込み処理のサブルーチン
を示すフローチャート図。
を示すフローチャート図。
【図45】CPU2における初期設定のサブルーチンを
示すフローチャート図。
示すフローチャート図。
【図46】CPU2における速度設定のサブルーチンを
示すフローチャート図。
示すフローチャート図。
【図47】CPU2における原稿交換のサブルーチンを
示すフローチャート図。
示すフローチャート図。
【図48】CPU2におけるスタートチェックのサブル
ーチンを示すフローチャート図。
ーチンを示すフローチャート図。
【図49】CPU2における給紙のサブルーチンを示す
フローチャート図。
フローチャート図。
【図50】CPU2における給紙のサブルーチンを示す
フローチャート図、図49の続き。
フローチャート図、図49の続き。
【図51】CPU2における給紙のサブルーチンを示す
フローチャート図、図50の続き。
フローチャート図、図50の続き。
【図52】CPU2における給紙のサブルーチンを示す
フローチャート図、図51の続き。
フローチャート図、図51の続き。
【図53】CPU2におけるプレステップセットのサブ
ルーチンを示すフローチャート図。
ルーチンを示すフローチャート図。
【図54】CPU2におけるプレステップセットのサブ
ルーチンを示すフローチャート図、図53の続き。
ルーチンを示すフローチャート図、図53の続き。
【図55】CPU2におけるプレステップセットのサブ
ルーチンを示すフローチャート図、図54の続き。
ルーチンを示すフローチャート図、図54の続き。
【図56】CPU2におけるプレステップセットのサブ
ルーチンを示すフローチャート図、図55の続き。
ルーチンを示すフローチャート図、図55の続き。
【図57】CPU2におけるプレステップセットのサブ
ルーチンを示すフローチャート図、図56の続き。
ルーチンを示すフローチャート図、図56の続き。
【図58】CPU2におけるプレステップセットのサブ
ルーチンを示すフローチャート図、図57の続き。
ルーチンを示すフローチャート図、図57の続き。
【図59】CPU2におけるプレステップセットのサブ
ルーチンを示すフローチャート図、図58の続き。
ルーチンを示すフローチャート図、図58の続き。
【図60】CPU2におけるスケールのサブルーチンを
示すフローチャート図。
示すフローチャート図。
【図61】CPU2におけるDCHGチェック1のサブ
ルーチンを示すフローチャート図。
ルーチンを示すフローチャート図。
【図62】CPU2におけるメインモータ高速正転のサ
ブルーチンを示すフローチャート図。
ブルーチンを示すフローチャート図。
【図63】CPU2における2イン1セットのサブルー
チンを示すフローチャート図。
チンを示すフローチャート図。
【図64】CPU2における2イン1セットのサブルー
チンを示すフローチャート図、図63の続き。
チンを示すフローチャート図、図63の続き。
【図65】CPU2における2イン1セットのサブルー
チンを示すフローチャート図、図64の続き。
チンを示すフローチャート図、図64の続き。
【図66】CPU2における2イン1セットのサブルー
チンを示すフローチャート図、図65の続き。
チンを示すフローチャート図、図65の続き。
【図67】CPU2における2イン1セットのサブルー
チンを示すフローチャート図、図66の続き。
チンを示すフローチャート図、図66の続き。
【図68】CPU2における2イン1セットのサブルー
チンを示すフローチャート図、図67の続き。
チンを示すフローチャート図、図67の続き。
【図69】CPU2における2イン1セットのサブルー
チンを示すフローチャート図、図68の続き。
チンを示すフローチャート図、図68の続き。
【図70】CPU2における2イン1セットのサブルー
チンを示すフローチャート図、図69の続き。
チンを示すフローチャート図、図69の続き。
【図71】CPU2におけるDCHGチェック2のサブ
ルーチンを示すフローチャート図。
ルーチンを示すフローチャート図。
【図72】CPU2における排紙のサブルーチンを示す
フローチャート図。
フローチャート図。
【図73】CPU2における排紙のサブルーチンを示す
フローチャート図、図72の続き。
フローチャート図、図72の続き。
【図74】CPU2における排紙のサブルーチンを示す
フローチャート図、図73の続き。
フローチャート図、図73の続き。
【図75】CPU2における原稿枚数カウントのサブル
ーチンを示すフローチャート図。
ーチンを示すフローチャート図。
【図76】CPU2における原稿枚数カウントのサブル
ーチンを示すフローチャート図、図75の続き。
ーチンを示すフローチャート図、図75の続き。
【図77】CPU2における原稿枚数カウントのサブル
ーチンを示すフローチャート図、図76の続き。
ーチンを示すフローチャート図、図76の続き。
【図78】CPU2におけるカウント排紙のサブルーチ
ンを示すフローチャート図。
ンを示すフローチャート図。
【図79】CPU2におけるサイズ検出のサブルーチン
を示すフローチャート図。
を示すフローチャート図。
【図80】CPU2におけるサイズ検出のサブルーチン
を示すフローチャート図、図79の続き。
を示すフローチャート図、図79の続き。
【図81】第2実施例において2イン1セットのサブル
ーチンを示すフローチャート図。
ーチンを示すフローチャート図。
【図82】第2実施例において2イン1セットのサブル
ーチンを示すフローチャート図、図81の続き。
ーチンを示すフローチャート図、図81の続き。
【図83】第2実施例において2イン1セットのサブル
ーチンを示すフローチャート図、図82の続き。
ーチンを示すフローチャート図、図82の続き。
【図84】第2実施例において2イン1セットのサブル
ーチンを示すフローチャート図、図83の続き。
ーチンを示すフローチャート図、図83の続き。
【図85】第2実施例において2イン1セットのサブル
ーチンを示すフローチャート図、図84の続き。
ーチンを示すフローチャート図、図84の続き。
【図86】第2実施例において2イン1セットのサブル
ーチンを示すフローチャート図、図85の続き。
ーチンを示すフローチャート図、図85の続き。
【図87】第2実施例においてDCHGチェック3のサ
ブルーチンを示すフローチャート図。
ブルーチンを示すフローチャート図。
1…複写機本体 60…ADF(自動原稿搬送装置) 61…原稿積載トレイ 65…ピックアップローラ 70…原稿押圧板 95…搬送ベルト 100…反転ローラ 115…排紙トレイ CPU1…マイクロコンピュータ CPU2…マイクロコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松尾 洋和 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社 内
Claims (4)
- 【請求項1】 複写処理速度の異なる複数の複写機本体
に装着可能な自動原稿搬送装置であって、 複写機本体の複写処理速度に基づいて原稿搬送速度を変
更する制御手段を備えたことを特徴とする自動原稿搬送
装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、複写機本体の制御手段
から発せられる複写処理速度信号を受け取ることを特徴
とする請求項1記載の自動原稿搬送装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、複数の複写処理速度に
対応した原稿搬送速度に選択的に設定可能なマニュアル
入力手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の
自動原稿搬送装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、複写機本体とのコンタ
クト部に複写処理速度情報を検出する検出手段を備えて
いることを特徴とする請求項1記載の自動原稿搬送装
置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4154566A JPH05346697A (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 自動原稿搬送装置 |
US08/377,139 US5506658A (en) | 1992-06-15 | 1995-01-23 | Sheet feeding apparatus and automatic document feeder |
US08/427,659 US5519482A (en) | 1992-06-15 | 1995-04-21 | Sheet feeding apparatus and automatic document feeder |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4154566A JPH05346697A (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 自動原稿搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05346697A true JPH05346697A (ja) | 1993-12-27 |
Family
ID=15587044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4154566A Pending JPH05346697A (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 自動原稿搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05346697A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4845407A (en) * | 1985-09-10 | 1989-07-04 | Futaba Denshi Kogyo K.K. | Front emission type fluorescent display device |
-
1992
- 1992-06-15 JP JP4154566A patent/JPH05346697A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4845407A (en) * | 1985-09-10 | 1989-07-04 | Futaba Denshi Kogyo K.K. | Front emission type fluorescent display device |
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